JP2011045502A - 電子札サーバ、電子札端末、電子札サーバプログラム、及び電子札端末プログラム - Google Patents

電子札サーバ、電子札端末、電子札サーバプログラム、及び電子札端末プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子札の表示画面に多くの情報を表示する。
【解決手段】電子棚札システム1では、管理サーバ2から電子棚札5に画像データを送信し、電子棚札5で当該画像データによる画像を表示することにより、商品棚に設置された電子棚札5の表示内容を管理している。管理サーバ2と電子棚札5は、画像データに電子透かしを埋め込む機能を有しており、管理サーバ2は、例えば、商品の原産地や賞味期限などの販売促進情報や、在庫数量などの店舗管理情報を埋め込み、電子棚札5は、無線通信の品質などのシステム管理情報を埋め込む。このように、電子棚札5が表示する画像には、電子透かしによって付加的な情報が埋め込まれているが、これは、透かし端末13を用いて読み出すことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子札サーバ、電子札端末、電子札サーバプログラム、及び電子札端末プログラムに関し、例えば、電子札に表示する画像に電子透かしを埋め込むものに関する。
スーパーなどの店舗では、商品名や値段などの商品情報を記した棚札を商品棚に設置し、顧客の便宜を図っている。
従来は、これらの棚札は、手作業により設定されていたが、近年のIT技術の進展により、棚札の管理を電子化した電子棚札システムが用いられるようになってきている。
電子棚札システムは、電子棚札に通信機能や画像表示機能を備え、サーバから送信した画像データを電子棚札に表示させることにより、電子棚札の表示をサーバによって管理するシステムである。これによって、店舗側の棚札の管理負担を大幅に低減することができる。
また、電子棚札は、表示内容を柔軟に切り替えることができるため、特許文献1の「電子棚札システム」のように、顧客に商品情報を表示するのみならず、店舗の担当者(以下、店員)に対して売り上げ実績や在庫などの管理情報を表示する技術も提案されている。
この技術では、店員が電子棚札に赤外線などによるリモコン操作を行って、一時的に管理情報などを表示させている。
このように、電子棚札などの電子札では、商品情報のみならず、店員に対する情報など、より多くの情報を表示したいとの要望があったが、表示画面の大きさが限られているため、電子札の表示を切り替えるなど、電子札システムに何らかの操作を行う必要があった。
更に、電子札が電池で駆動する場合、表示切り替えによって電力を消費するという問題もあった。
特開2001−209861号公報
本発明は、電子札の表示画面に多くの情報を表示することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、電子札端末に表示する画像データを送信する電子札サーバであって、情報を表示する画像データを取得する画像データ取得手段と、特定の対象者に伝達する特定情報を取得する特定情報取得手段と、前記取得した特定情報に基づく電子透かしデータとして前記取得した画像データに埋め込む埋込手段と、前記電子透かしデータを埋め込んだ画像データを前記電子札端末に送信する送信手段と、を具備したことを特徴とする電子札サーバを提供する。
請求項2に記載の発明では、前記特定情報は、前記画像データによる表示対象となっている商品の管理情報、前記商品に付随する付随情報、前記画像データによる表示を行っている電子札端末の管理情報の3つのカテゴリのうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載の電子札サーバを提供する。
請求項3に記載の発明では、前記画像データによる画像は、前記特定情報のカテゴリによって電子透かしデータを埋め込む領域が規定されており、前記埋込手段は、前記取得した特定情報を、当該特定情報のカテゴリによって規定された領域に埋め込むことを特徴とする請求項2に記載の電子札サーバを提供する。
請求項4に記載の発明では、前記電子札端末は、グループ分けされており、前記電子札端末と、当該電子札端末の属するグループを対応づけて記憶するグループ記憶手段と、各電子札端末の動作状態を監視する監視手段と、を具備し、前記埋込手段は、前記1のグループに属する1の電子札端末の前記監視手段による監視結果を前記1のグループに属する所定の電子札端末に送信する画像データに埋め込み、前記送信手段は、前記監視結果を埋め込んだ画像データを前記所定の電子札端末に送信することを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の電子札サーバを提供する。
請求項5に記載の発明では、情報を表示する画像データを受信する画像データ受信手段と、電子透かしデータを取得する透かしデータ取得手段と、前記受信した画像データに前記取得した電子透かしデータを埋め込む埋込手段と、前記電子透かしデータを埋め込んだ画像データを用いて画像を表示する表示手段と、を具備したことを特徴とする電子札端末を提供する。
請求項6に記載の発明では、自己の動作状態を監視する監視手段と、前記監視手段による監視結果に基づいて電子透かしデータを生成する透かしデータ生成手段と、を具備し、前記透かしデータ取得手段は、前記生成した電子透かしデータを取得することを特徴とする請求項5に記載の電子札端末を提供する。
請求項7に記載の発明では、透かしデータを特定する特定情報を受信する特定情報受信手段と、前記受信した特定情報で特定される電子透かしデータを生成する透かしデータ生成手段と、を具備し、前記透かしデータ取得手段は、前記生成した電子透かしデータを取得することを特徴とする請求項5に記載の電子札端末を提供する。
請求項8に記載の発明では、前記埋込手段は、所定の表示領域に前記取得した電子透かしデータを埋め込むことを特徴とする請求項5、請求項6、又は請求項7に記載の電子札端末を提供する。
請求項9に記載の発明では、電子札端末に表示する画像データを送信する機能をコンピュータで実現する電子札サーバプログラムであって、情報を表示する画像データを取得する画像データ取得機能と、特定の対象者に伝達する特定情報を取得する特定情報取得機能と、前記取得した特定情報に基づく電子透かしデータとして前記取得した画像データに埋め込む埋込機能と、前記電子透かしデータを埋め込んだ画像データを前記電子札端末に送信する送信機能と、をコンピュータで実現する電子札サーバプログラムを提供する。
請求項10に記載の発明では、情報を表示する画像データを受信する画像データ受信機能と、電子透かしデータを取得する透かしデータ取得機能と、前記受信した画像データに前記取得した電子透かしデータを埋め込む埋込機能と、前記電子透かしデータを埋め込んだ画像データを用いて画像を表示する表示機能と、をコンピュータで実現する電子札端末プログラムを提供する。
本発明は、表示する画像に各種の情報を電子透かしとして埋め込むことにより、電子札の表示画面に多くの情報を表示する。
本実施の形態に係る電子棚札システムのシステム構成の一例を示した図である。 管理サーバなどのハードウェア的な構成の一例を示した図である。 管理サーバが記憶するグループDB(database)の論理的な構成の一例や電子棚札5の設置例を示した図である。 画像データを構成するデータと、その生成元を示した表である。 電子棚札の表示画面を説明するための図である。 管理サーバの機能的な構成の一例を説明するための図である。 電子棚札の機能的な構成の一例を説明するための図である。 電子棚札が画像を表示する手順を説明するためのフローチャートである。 変形例を説明するための図である。 物流への適用例を説明するための図である。
(1)実施形態の概要
電子棚札システム1(図1)では、管理サーバ2から商品棚に設置された電子棚札5に画像データを送信し、電子棚札5で当該画像データによる画像を表示することにより電子棚札5の表示内容を管理している。
管理サーバ2と電子棚札5は、それぞれ画像データに電子透かしを埋め込む機能を有しており、管理サーバ2は、例えば、商品の原産地や賞味期限などの販売促進情報や、在庫数量などの店舗管理情報を埋め込み、電子棚札5は、無線通信の品質などのシステム管理情報を埋め込む。
このように、電子棚札5が表示する画像には、電子透かしによって付加的な情報が埋め込まれているが、これは、透かし端末13を用いて読み出すことができる。
電子棚札5の表示画面は面積が限られているため表示できる情報量が制限されるが、電子透かしを用いると、より多くの情報を表示させることができ、電子棚札5の表示画面を有効利用することができる。
また、透かし情報を読み取る際に電子棚札5の表示を切り替えるなど、電子棚札5を操作する必要がなく、電子棚札5の電池消費量を節約することができる。
(2)実施形態の詳細
本実施の形態では、電子札システムの一例として電子棚札システム1について説明する。
図1は、本実施の形態に係る電子棚札システム1のシステム構成の一例を示した図である。
電子棚札システム1は、事務所などに設けられたバックヤードシステム10と売り場に設けられた店舗システム11から構成されている。
バックヤードシステム10は、管理サーバ2などから構成され、店舗システム11は、中継機3、3、・・・(以下、中継機3)、アクセスポイント6、電子棚札5、5、・・・(以下、電子棚札5)、携帯端末7、透かし端末13などから構成されている。
また、バックヤードシステム10には、POSサーバ4が接続しており、店舗システム11側には、POSレジスタ9、9、・・・(以下、POSレジスタ9)が接続しており、電子棚札システム1は、POS(point of sales)システムと協働して動作するようになっている。
管理サーバ2、POSサーバ4、中継機3、アクセスポイント6、POSレジスタ9は、有線LAN(Local Area Network)又は無線LANを用いて接続しており、中継機3と電子棚札5は、無線通信により接続している。
管理サーバ2は、中継機3を介して電子棚札5と通信し、これらの表示内容を設定するサーバであり、例えば、「特売 ○○ビール150円」などと、電子棚札5に表示させる画像データを電子棚札5ごとに生成して電子棚札5に送信する。
更に、管理サーバ2は、電子棚札5に送信する画像データに店舗管理情報など、顧客に肉眼で視認させる可視情報以外の情報を電子透かしとして埋め込むことができる。
POSサーバ4は、POSレジスタ9などと協働してPOSシステムとしての機能を発揮するサーバであり、POSレジスタ9から送信されてくる販売データを集計したり、これによって、各商品の在庫や販売情報を記録したりし、商品の在庫管理などを行う。
また、POSサーバ4は、WAN(Wide Area Network)と接続して、店舗を運営する本部のサーバと通信することもできる。
また、POSサーバ4は、電子棚札システム1にPOSによるデータを提供する。
中継機3は、例えば、店舗の天井や柱などに設置され、管理サーバ2と通信すると共に、無線通信によって電子棚札5と通信し、管理サーバ2と電子棚札5の通信を中継する。
このように、管理サーバ2と電子棚札5の通信を中継機3に中継させるのは、電子棚札5に中継機3との近距離無線通信を行わせたほうが、電子棚札5に遠距離の無線通信を行わせる場合よりも電子棚札5の消費電力を低減することができるためである。
アクセスポイント6は、管理サーバ2と通信すると共に、無線通信によって携帯端末7と通信し、管理サーバ2と携帯端末7の通信を中継する。
また、有線LANに接続していない中継機3と無線通信することにより、中継機3と管理サーバ2の通信を中継することもできる。
電子棚札5は、電子棚札端末を構成する無線端末であって、店舗の商品棚などで商品に対応して設置され、表示画面に管理サーバ2から送信されてきた画像データによる画像を表示する。
この画像によって、商品の名称や価格などの肉眼で視認可能な可視情報が表示されると共に、肉眼で視認が困難な透かし情報が目立たないように表示される。
電子棚札5には、表示画面の大きさに伴って大、中、小などの各種サイズが存在し、静止画のみならず動画を表示するものもある。
電子棚札5は、商品棚に設置された後に管理サーバ2に対して参加と呼ばれる処理を行うことにより、図1に示したように、通信状況がよい中継機3と対応づけられて電子棚札システム1の一部として機能するようになる。
参加処理以降、電子棚札5は、対応づけられた中継機3を介して管理サーバ2と通信する。
また、電子棚札5は、このように、中継機3との対応によってグループ化される他、管理サーバ2で電子棚札5を任意にグループ化することにより、例えば、野菜売り場、雑貨売り場などのように、中継機3と電子棚札5の対応に関係なく、店舗側の運用に沿った論理的なグループに区分することもできる。
このように、電子棚札5は、中継機3の対応に基づく物理的なグループと、店舗側の管理に基づく論理的なグループを設けることにより、例えば、無線通信などのハードウェア的な事項に関しては、物理的なグループに基づいて通信制御などの情報処理を行い、電子棚札5の表示内容の管理などに関しては、論理的なグループに基づいて情報処理を行うなど、状況に応じた柔軟な運用が可能となる。
透かし端末13は、電子棚札5に表示された画像を撮影し、当該撮影した画像から透かし情報を抽出して表示する携帯端末である。画像に埋め込まれた透かし情報は肉眼では読めないため、透かし端末13を用いて読み取る。
このため、透かし端末13は、電子棚札5の表示画面を光学系を用いて撮影する撮影部と、撮影した画像から透かしデータを抽出する透かしデータ抽出部と、抽出した透かしデータに基づいて、ユーザが内容を認識することができる透かし情報を復元して表示装置に表示する表示部を有している。
なお、透かし情報は、例えば、「通信状態が良」などの論理的な情報を意味し、透かし情報が所定のデータ形式で具体的に画像データに埋め込まれたものを透かしデータと呼ぶことにする。
即ち、透かし情報を表す透かしデータを画像データに埋め込むことにより、透かし情報が画像、あるいは画像データに埋め込まれる。
透かし端末13の活用方法としては、例えば、店員が使用する場合と顧客が使用する場合の2通りが考えられる。
店員が用いる場合、電子棚札5に表示する画像には、例えば、在庫や無線通信の品質などのシステム管理用情報や、商品在庫数量、販売数量などの店舗間利用情報、といったような業務上の情報を電子透かしとして埋め込んでおく。
そして、店員が透かし端末13を携帯して店舗内を巡回し、透かし端末13で電子棚札5の表示画面を撮影して透かし情報による情報を取得する。
一方、顧客が用いる場合、電子棚札5には、例えば、商品の原産国や原材料などの商品に関する付加的な情報やクーポン情報など、顧客の利益や便宜を図る情報を電子透かしとして埋め込んでおく。
そして、顧客は、入店時に貸与を受けるなどして透かし端末13を携帯して店舗内を巡回し、透かし端末13で電子棚札5の表示画面を撮影して透かし情報による情報を取得する。
また、透かし端末13の代わりに、顧客のカメラ付き携帯電話に透かし情報を読み取るアプリケーションをインストールしておき、顧客の携帯電話で透かし情報を読み取るように構成してもよい。
携帯端末7は、店員が携帯するハンディターミナルであり、アクセスポイント6を介して(中継機3を介するように構成することも可能である)管理サーバ2と通信する。
携帯端末7は、例えば、電子棚札5と商品を対応づけるために用いられる。
この場合、店員は、携帯端末7で、電子棚札5の棚札ID(例えば、バーコードなどが粘付されている)を読み取り、更に、対応づける商品の商品ID(例えば、商品に付されたバーコード)を読み取って管理サーバ2に送信する。すると、管理サーバ2は、当該棚札IDと当該商品IDを対応づけて記憶する。
また、携帯端末7は、店舗で電子棚札5の表示を切り替えるためにも用いられる。
この場合、店員は、電子棚札5に表示させる内容を携帯端末7に入力すると共に、携帯端末7で電子棚札5の棚札IDを読み取って、これらを管理サーバ2に送信する。
これに対し、管理サーバ2は、携帯端末7から送信されてきた内容を表す画像データを生成し、当該電子棚札5に送信する。
そして、電子棚札5は、管理サーバ2から送信された画像データを受信すると、これを用いて画像を更新する。
なお、携帯端末7に透かし端末13の機能を付加して、携帯端末7でも透かし情報を読み取れるように構成することもできる。
この場合、携帯端末7と透かし端末13は、兼用(同一筐体)とすることができる。両者を1台の筐体で兼用すると、在庫を確認して在庫が少ない場合に容易に商品を発注することができる。
POSレジスタ9は、店舗の会計エリアに備えられており、LANを介してPOSサーバ4と通信する。
POSレジスタ9は、顧客が商品の代金を清算する際に、商品のバーコードを読み取って販売情報を生成してPOSサーバ4に送信する他、金銭の出納作業を支援する。
図2は、管理サーバ2、中継機3、及び電子棚札5のハードウェア的な構成の一例を示した図である。
管理サーバ2は、CPU21、RAM22、記憶媒体23、クロック24、表示部25、操作部26、LAN接続I/F(インターフェース)27などから構成されている。
CPU21は、記憶媒体23などに記憶されたプログラムを実行して各種演算や管理サーバ2の各部を制御する中央処理装置である。
RAM22は、CPU21に対してワーキングメモリを提供するランダムアクセスメモリである。
記憶媒体23は、例えば、ハードディスクや半導体装置などによって構成されており、各種のプログラムやデータを記憶している。
本実施の形態では、画像データに電子透かしを埋め込んで電子棚札5に送信する電子棚札サーバプログラムや、電子棚札5をグループ分けして登録したグループDB(データベース)などが記憶されている。
クロック24は、例えば、水晶発振器などによって構成され、クロック信号を生成する。
表示部25は、例えば、液晶ディスプレイなどによって構成されており、店員が管理サーバ2を操作する際の操作画面などの各種画面を表示する。
操作部26は、例えば、キーボードやマウスなどの操作端末を備えており、店員から管理サーバ2の操作を受け付ける。
LAN接続I/F27は、有線、又は無線LANであり、中継機3や図示しないがアクセスポイント6との通信を行う。
中継機3は、CPU31、RAM32、記憶媒体33、クロック34、LAN接続I/F35、近距離無線I/F36などを備えている。
CPU31は、記憶媒体33などに記憶されたプログラムを実行して中継機能を発揮したり中継機3の各部を制御する中央処理装置である。
RAM32は、CPU31に対してワーキングメモリを提供するランダムアクセスメモリであり、管理サーバ2と電子棚札5の通信を中継する処理に際して、必要な情報を一時的に記憶したりする。
記憶媒体33は、例えば、半導体装置などによって構成されており、各種のプログラムやデータを記憶しており、本実施の形態では、管理サーバ2と電子棚札5の通信を中継するためのプログラムや、自己の固有情報である中継機IDなどを記憶している。
クロック34は、例えば、水晶発振器などによって構成され、クロック信号を生成する。
LAN接続I/F35は、有線、又は無線LANであり、管理サーバ2との通信を行う。
近距離無線I/F36は、電子棚札5と近距離の無線通信を行う。
電子棚札5は、CPU51、RAM52、記憶媒体53、クロック54、表示部55、近距離無線I/F56、バッテリ57などから構成されている。
CPU51は、記憶媒体53などに記憶された電子棚札端末プログラムを実行して電子棚札機能を発揮したり電子棚札5の各部を制御する中央処理装置であり、例えば、管理サーバ2から送信されてきた画像データを用いて表示部55に画像を表示したり、後述するように通信状況などを検出してこれを透かし情報として画像に埋め込んだりする。
RAM52は、CPU51に対してワーキングメモリを提供するランダムアクセスメモリであり、例えば、管理サーバ2から送信されてきた画像データを記憶する。
記憶媒体53は、例えば、半導体装置などによって構成されており、各種のプログラムやデータ、自己が対応づけられている中継機3の中継機IDなどを記憶している。
本実施の形態では、中継機3を介して管理サーバ2と通信し、表示部55に画像データに基づく表示を行う機能や通信状況を監視して、その結果を透かし情報として画像に埋め込む機能をCPU51に発揮させる電子棚札端末プログラムや、自己固有情報である棚札IDなどを記憶している。
クロック54は、例えば、水晶発振器などによって構成されており、電子棚札5が各種処理を行うためのタイミングをとったり時間を計測したりするのに用いられる。
表示部55は、例えば、液晶による表示画面を有しており、画像データによる画像を表示する。
この液晶は、例えば、メモリ性液晶表示装置によって構成することができ、この場合、画像の書き換え時には電力を消費するが、その他は、電力を供給せずとも画像の表示状態を維持するため、電池の消耗を抑制することができる。
表示画面には、例えば、大(320×480ドット)、中(240×96ドット)、小(160×96ドット)の3サイズが存在し、また、モノクロ表示用、及びカラー表示用のものが存在し、表示部55は、画像データに基づく画像をビットマップに展開して表示画面に表示する。
なお、この表示画面のサイズは一例であって、例えば、更に大きい1280×1024ドットなど、各種のサイズが可能である。
近距離無線I/F56は、中継機3と近距離の無線通信を行う。
バッテリ57は、例えば、所謂ボタン電池などで構成されており、電子棚札5が駆動するための電力を供給する。
図3(a)は、管理サーバ2が記憶するグループDBの論理的な構成の一例を示した図である。
グループDBは、電子棚札5の論理的なグループ構成などを規定したデータベースであって、「グループID」、「棚札ID」、「部門」、「中継機ID」、「サイズ」、「代表」、その他の項目から構成されている。
項目「グループID」は、電子棚札5の論理的なグループを識別するための識別情報である。
項目「棚札ID」は、グループIDで規定されるグループに属する電子棚札5の棚札IDである。
項目「部門」は、電子棚札5が店舗で設置されている売り場を表す部門である。「菓子」の他、「雑貨」、「生鮮食料品」など、各種の値が存在する。
項目「中継機ID」は、電子棚札5が無線通信を行うに際して対応づけられている中継機3の中継機IDである。
項目「サイズ」は、電子棚札5の表示画面の大きさであり、「大」、「中」、「小」が存在するが、この他に、「特大」や「超特大」などのサイズの電子棚札5を用いることも可能である。
項目「代表」は、各電子棚札5に対して「0」か「1」が設定されており、「1」が設定されている電子棚札5は、このグループを代表する電子棚札5に設定されていることを表している。
代表となる電子棚札5は、各グループに対して単数、又は複数設定されており、通常は、最も表示画面が大きい電子棚札5が代表に設定される。
代表に設定されている電子棚札5は、商品情報や広告などの販売促進情報などの可視情報を表示する他、グループ内の電子棚札5に関する情報(例えば、不具合に関する情報)をまとめて透かし情報にて表示するのに用いられる。
これにより、例えば、管理サーバ2は、電子棚札5との通信状態や電池残量などを監視しており、その監視結果を透かし情報として代表に設定されている電子棚札5にまとめて送信する。
このように、論理グループに代表となる電子棚札5を設けたのは、各電子棚札5の状態を代表となる電子棚札5でまとめて確認できると店員にとって便利だからである。
また、電子棚札5は、商品棚において設置位置を変更されたりする場合もあるため、店員が目的とする電子棚札5がどこに設置されているか探す必要がある場合もあり、このような場合に、代表となる電子棚札5を確認して、目的とする電子棚札5が対応づけられている商品、例えば、「○○チョコレート」を特定することにより容易に目的とする電子棚札5を発見することができる。
代表となる電子棚札5は、各グループに1台設ければよいが、論理グループが設定されている売り場の面積が大きい場合には、代表となる電子棚札5を複数台設けることにより店舗側の利便性をより高めることができる。
図3(b)は、電子棚札5の棚50への設置例を示した図である。
代表電子棚札5aは、代表に設定されている電子棚札5であり、通常電子棚札5bは、代表に設定されていない電子棚札5である。
このように代表電子棚札5aは、例えば、棚50の中程度の高さの見やすいところに設置されており、店員は、代表電子棚札5aによって、周囲の通常電子棚札5bに関する情報をまとめて確認することができる。
図4は、画像データを構成するデータと、その生成元を示した表である。
画像データを構成するデータには、大きく分けて、販売促進情報、店舗管理情報、システム管理情報がある。
販売促進情報は、顧客などが肉眼で視認して認識するための可視情報と、電子透かしとして画像に埋め込まれる透かし情報から構成されている。
販売促進情報の可視情報は、販売価格、商品名、商品バーコード、広告用の文言や絵柄など、電子棚札5の表示画面に明示的に表示する情報から構成されている。
一方、販売促進情報の透かしデータには、原産国、産地、単価、原材料、アレルギー物質、賞味期限、食品の各種成分表示情報、クーポン、割引券、くじ引き、景品など、商品に付随した情報から構成されており、顧客が商品の内容をより詳細に確認するための情報から構成されている。
例えば、「トマト」などの可視情報はビットマップに展開するなどして可視画像データに変換され、「原産国日本」などの透かし情報は可視画像データに埋め込む形式の透かしデータに変換され、両者を合成することにより透かし情報が埋め込まれた画像データが形成される。
店舗管理情報は、店舗側が商品管理を行うための情報であり、顧客が見る必要がないため、通常可視情報はなく、透かし情報から構成されている。
店舗管理情報の透かし情報は、前日の販売数量、在庫数量などPOSサーバ4が管理する情報によって構成されており、これらの情報は、POSサーバ4から管理サーバ2に送信され、管理サーバ2が画像データに透かし情報として埋め込む。
システム管理情報は、電子棚札5の状態を管理するための情報であり、顧客が見る必要がないため、通常可視情報はなく、透かし情報から構成されている。
電子棚札5は、自己の状態を監視しており、透かし情報は、その監視結果、例えば、無線通信の状態、表示書き換え成功数及び失敗数、最終通信成功日時刻及び失敗日時刻などから構成されている。
電子棚札5は、この透かし情報を透かしデータに変換し、管理サーバ2から送信されてきた画像データに埋め込んで表示する。
このように、電子棚札5側で監視結果を電子透かしにより画像に埋め込む主な理由は、次の通りである。
電子棚札5の表示画面がメモリ性液晶表示装置を用いて構成されている場合、電源がなくても表示状態が維持される。
このため、無線通信に障害が発生して画面の書き換えができなかった場合でも、画面表示が正常に行われているため、外観上からは不具合がわかりにくい。
そこで、顧客にわからないように監視結果を電子透かしとして表示しておき、店員が透かし端末13で確認できるようにしたものである。
以上のようにして、電子棚札5の表示する画像は、商品価格などの通常の可視情報を表示するのに加えて、顧客の便宜、あるいは店舗側の便宜を図る情報を透かし情報として表示することができる。
これにより、次のような具体的運用形態が可能である。
(1)顧客に対しては、商品情報(商品名、メーカ名、価格)を可視情報として表示し、店員に対しては、店舗管理情報(在庫数、前日売り上げ数など)を透かし情報として表示し、夜間や休日などの営業時間外には、システム保守員用のシステム管理情報を透かし情報として表示する。
(2)顧客に対しては、商品情報(商品名、メーカ名、価格)を可視情報として表示し、店員に対しては、店舗管理情報(在庫数、前日売り上げ数など)を透かし情報として表示し、電池切れや通信不良(異常)時に限り、システム保守員用のシステム管理情報を透かし情報として表示する。
また、その際、異常を示す目立たないマークを表示画面に可視情報として表示することで、保守員の作業性を向上させることも可能である。
(3)顧客に対しては、商品情報(商品名、メーカ名、価格)を可視情報として表示し、正常に動作している電子棚札5は、店員に対して、店舗管理情報(在庫数、前日売り上げ数など)を透かし情報として表示し、異常状態の電子棚札5はシステム管理情報を透かし情報として表示する。
(4)顧客に対しては、商品情報(商品名、メーカ名、価格)を可視情報として表示し、店員に対しては、店舗管理情報(在庫数、前日売り上げ数など)を透かし情報として表示し、システム保守員に対しては、システム管理情報を通常の電子棚札5と代表としてリンクされた大型の電子棚札5に透かし情報として表示する。保守員は商品棚にある電子棚札5のシステム情報を大型の電子棚札1台の画面を読むだけで把握できる。
(5)顧客に対しては、商品情報(商品名、メーカ名、価格)を可視情報として表示し、システム保守員に対しては、システム管理情報を透かし情報として表示し、店員に対しては、店舗管理情報(在庫数、前日売り上げ数など)を通常の電子棚札5と代表としてリンクされた大型の電子棚札5に透かし情報として表示する。店員は、商品棚にある商品の店舗管理情報を大型の電子棚札1台の画面を読むだけで把握できる。
(6)顧客に対して、商品情報(商品名、メーカ名、価格)などの基本的な情報を可視情報として表示し、原産国、アレルギー物質、賞味期限などの付随的な情報を透かし情報として表示する。
図5の各図は、電子棚札5の表示画面41を説明するための図である。
図5(a)は、電子棚札5の表示画面41に画像が表示されているところを示している。
表示画面41は、所定のドット数の画素から構成されており、これら画素の階調を調節したり、あるいは、表示・非表示の2値により文字や図柄などを画像として表示する。
図5(a)の例では、「ABCトマトソース」が「通常価格421円」であるところ、「期限8月30まで」は、「398円」である旨が表示されており、「398円」が文字サイズを他の文字よりも大きくすることにより強調表示されている。
これら文字は、画像データによって表示されているため、画像データの構成により、フォントやサイズを自由に設定することができる。
表示画面41の表示には目立たないように透かしデータが埋め込まれており、視認が困難であるため図示していない。
電子透かし方式には、置換法、周波数領域変換法、拡散法、統計的方法、ベクトル量子化法など各種の方式が一般に知られており、本実施の形態では何れの方式を用いてもよい。
ここでは、置換法、周波数領域変換法について説明する。
置換法は、画素の階調を利用して透かしデータを埋め込む方式である。
例えば、表示画面41が8ビットの白黒画像とした場合、8枚のビットプレーンからなる256階調の画面となる。
各ビットプレーンの画素は、0か1の2値をとるため、何れかのビットプレーンの画素を、透かしデータ(透かし情報をビットプレーンで0か1の2値で表現したもの)で置き換えることにより画像データに透かしデータを埋め込むことができる。
これに対して透かし端末13は、表示画面41を撮影すると、撮影した画像データから透かしデータが埋め込まれているビットプレーンを抽出することにより透かしデータを読み取る。
次に、周波数領域変換法は、周波数空間において定義した透かしデータを埋め込む方式である。
周波数空間で定義した透かしデータは、例えば、逆フーリエ変換を施すことにより実空間の画像となり、これを可視情報に上書きすることにより透かしデータを埋め込むことができる。
これに対して透かし端末13は、表示画面41を撮影すると、撮影した画像データをフーリエ変換し、透かしデータを復元してこれを読み取る。
商品の価格などを表示する可視情報は、周波数領域に変換すると通常低周波側に現れるため、高周波側に透かしデータを定義しておくと、可視情報から透かしデータを効率よく分離することができる。
また、透かしデータを逆フーリエ変換すると、一定のパターンを繰り返す模様状の画像となるが、一部が欠損しても他の部分から透かしデータが復元することができるため、透かしデータを逆フーリエ変換した画像が可視情報によってつぶれても、地紋(背景の模様)から透かしデータを復元することができる。
なお、透かしデータは、静止画に埋め込むのみならず、動画に埋め込むことも可能である。
このため、画面サイズが大の電子棚札5に透かしデータが埋め込まれた広告用の動画を再生するといったような使用方法も可能である。
更に、透かしデータを逆フーリエ変換した画像は可視情報の背景として埋め込まれるため、表示画面41は、階調を要せず、2値画像によって画像を表示することもできる。
又は、表示画面41が階調を有する場合、透かしデータを逆フーリエ変換した画像を目立たない階調で埋め込むように構成することもできる。
以上のように、画像データに透かしデータを重畳することにより、画像データに透かし情報を埋め込むことができるが、例えば、透かし情報を符号化すると少ないデータ数で多くの情報を伝達することができる。
例えば、透かし情報「原産国日本」をある符号に対応させておき、この符号を透かし情報として画像データに埋め込む。
透かし端末13でも、「原産国日本」とこの符号の対応を記憶しておき、透かし端末13で画像からこの符号が読み出された場合には透かし端末13の表示画面に「原産国日本」と表示する。
図5(b)は、表示画面41の全領域42に1の透かし情報に基づく透かしデータを埋め込む場合を表した図である。
このように、表示画面41の全体を用いて透かしデータを埋め込むことができる。
図5(c)は、表示画面41を左側の領域42aと右側の領域42bに区分し、領域42aに透かし情報1に基づく透かしデータを埋め込み、領域42bに透かし情報2に基づく透かしデータを埋め込む場合である。
この場合、領域42aは、管理サーバ2が透かしデータを埋め込むのに用い、領域42bは、電子棚札5が透かしデータを埋め込むのに用いるといったように、異なる透かしデータの埋め込み主体が領域を分けて利用するように構成することができる。
また、例えば、領域42aには、店員が利用する透かしデータを埋め込み、領域42bには、顧客が利用する透かしデータを埋め込むといったように、透かしデータの利用者に対応して領域を使い分けるように構成することもできる。
この場合には、店員用の透かし端末13は、領域42aから透かしデータを読み取り、顧客用の透かし端末13は、領域42bから透かしデータを読み取るように構成する。
更には、領域42a、領域42bに顧客用の透かしデータであるか、あるいは店員用の透かしデータであるかを判別する情報を埋め込んでおき、透かし端末13は、これを用いて顧客用の透かしデータであるか店員用の透かしデータであるかを判別して、所定の(即ち、顧客用又は店員用)の透かしデータを選択して読み取るように構成することもできる。
図5(d)は、表示画面41を上下左右の4つの領域42c〜領域42fに区分し、それぞれに、透かし情報1に基づく透かしデータ〜透かし情報4に基づく透かしデータを埋め込む場合である。
この場合、例えば、領域42cは、販売促進情報用、領域42dは、店舗管理情報用、領域42eは、システム管理情報用、領域42fは、予備といったような、透かし情報の種類に応じて透かしデータを埋め込むことができる。
図6は、管理サーバ2の機能的な構成の一例を説明するための図である。
管理サーバ2は、商品情報入力部61、表示フォーマット入力部62、透かし情報入力部63、棚札ID入力部64、透かしデータ生成部65、可視画像データ生成部66、サーバ側画像データ合成部67、画像データ送信部68などを備えている。
これら各構成要素は、記憶媒体23(図2)に記憶された電子棚札サーバプログラムをCPU21で実行することにより構成される。
商品情報入力部61は、電子棚札5が対応づけられた商品の商品情報(例えば、商品コード)の入力を受け付ける。
表示フォーマット入力部62は、可視情報を表示する表示フォーマットを特定するフォーマット特定情報の入力を受け付ける。
可視情報を表示する表示フォーマットにはいくつかの種類が存在し、表示フォーマット入力部62から入力される表示フォーマット特定情報により何れかが特定される。
棚札ID入力部64は、画像データの表示対象となっている電子棚札5の棚札IDの入力を受け付ける。
この棚札IDにより、管理サーバ2は、電子棚札5の表示画面のサイズやその他のスペックを特定することができる。
可視画像データ生成部66は、商品情報入力部61から入力された商品情報に対応づけられている販売促進情報(図4)の可視情報を読み出し、表示フォーマット入力部62で入力された表示フォーマット特定情報で特定される表示フォーマットを読み出す。
そして、可視画像データ生成部66は、電子棚札5のスペックに適合し、可視情報を表示フォーマットに従って表示されるように可視画像データを生成する。
透かし情報入力部63は、商品情報に対応する透かし情報(販売促進情報、店舗管理情報)など、電子透かしとして埋め込む情報の入力を受け付ける。
透かしデータ生成部65は、棚札IDにより電子棚札5のサイズやカラーなどのスペックを取得し、当該スペックに適合するように透かし情報から透かしデータを生成する。
この透かしデータは、例えば、置換法の場合は、あるビットプレーンの画素が透かし情報を表すように設定した画像データであり、周波数領域変換法の場合は、透かし情報を逆フーリエ変換などによって変換した画像である。
サーバ側画像データ合成部67は、可視画像データ生成部66が生成した可視画像データと、透かしデータ生成部65が生成した透かしデータを合成して可視画像データに透かしデータが埋め込まれた画像データを生成する。
この合成は、例えば、置換法の場合は、可視画像データを構成するビットプレーンのうち、透かしデータを埋め込むビットプレーンを、透かしデータ生成部65が生成した透かしデータで置換し、周波数領域変換法の場合は、透かしデータ生成部65が生成した透かしデータを可視画像データ生成部66が生成した可視画像データで上書きすることにより行われる。
画像データ送信部68は、サーバ側画像データ合成部67が生成した画像データを棚札ID入力部64で入力された棚札IDの電子棚札5に送信する。
以上のようにして、管理サーバ2は、可視情報から生成された可視画像データと透かし情報から生成した透かしデータを合成することにより、可視画像データに透かしデータが埋め込まれた画像データを生成し、電子棚札5に送信することができる。
図7は、電子棚札5の機能的な構成の一例を説明するための図である。
電子棚札5は、受信部71、画像データ抽出部72、通信状況検出部73、透かしデータ生成部74、端末側画像データ合成部75、画像表示部76などを備えている。
これら各構成要素は、記憶媒体53(図2)に記憶された電子棚札端末プログラムをCPU51で実行することにより構成される。
受信部71は、中継機3と無線通信を行い、画像データや制御信号など、各種の情報を受信する。
また、図示しないが、電子棚札5は、送信部も備えており、電子棚札システム1に参加する場合の参加信号を送信したり、管理サーバ2からの問い合わせに応じて電池残量を送信したりなど、各種の情報を送信する。
画像データ抽出部72は、受信部71が受信したデータから画像データを抽出する。
通信状況検出部73は、電子棚札5が中継機3と行う通信の状況を検出する。
通信状況検出部73は、通信状態としてRSSI(Received Signal Strength Indicator:受信信号強度)やLQI(Link Quality Indication:リンク品質通知)を監視する他、表示画面41の表示書き換えに成功した回数、及び失敗した回数、更に、最終通信成功日時刻、及び失敗日時刻などを監視している。
透かしデータ生成部74は、通信状況検出部73が監視した監視結果を透かし情報として透かしデータを生成する。
端末側画像データ合成部75は、画像データ抽出部72が抽出した画像データに透かしデータ生成部74が生成した電子透かしデータを埋め込む。
この場合、例えば、図5(c)の領域42aに管理サーバ2による電子透かしデータが埋め込まれており、電子棚札5は、領域42bに電子透かしデータを埋め込むなど、管理サーバ2と電子棚札5の電子透かしデータが干渉しないようにする。
画像表示部76は、以上のようにして電子透かしデータが埋め込まれた画像データを用いて表示画面41に画像を表示する。
なお、変形例として、管理サーバ2は、透かしデータが埋め込まれた画像データの代わりに、透かしデータが埋め込まれていない画像データと透かしコードを電子棚札5に送信するように構成することもできる。
この場合、電子棚札5は、透かしコードと対応させて透かし情報を記憶しており、管理サーバ2から画像データと透かしコードを受信すると、当該透かしコードに対応する透かし情報から透かしデータを生成して管理サーバ2から受信した画像データに埋め込む。
また、電子棚札5は、透かしコードに対応して透かしデータを記憶しておき、受信した透かしコードに対応する透かしデータを記憶装置から読み出すように構成することもできる。
図8は、電子棚札5が画像を表示する手順を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、管理サーバ2のCPU21と電子棚札5のCPU51が所定のプログラムに従って行うものである。
まず、管理サーバ2は、可視情報が表示フォーマットに従って表示されるように、電子棚札5のスペック(サイズなど)に適合した可視画像データを生成する(ステップ5)。
次に、管理サーバ2は、透かし情報を取得し、電子棚札5のスペックに適合した透かしデータを生成する(ステップ15)。
そして、管理サーバ2は、可視画像データに透かしデータを合成することにより、可視画像データに透かしデータが埋め込まれた画像データを生成し、電子棚札5に送信する(ステップ20)。
これに対し、電子棚札5は、管理サーバ2から画像データを受信する(ステップ25)。
電子棚札5は、常時通信状況を監視しており、画像データを受信すると、最新の監視結果を取得し(ステップ30)、当該監視結果に基づく透かしデータを生成する(ステップ35)。
次に、電子棚札5は、当該生成した透かしデータを管理サーバ2から受信した画像データを合成することにより、管理サーバ2の生成した透かしデータと、電子棚札5の生成した透かしデータが埋め込まれた画像データを合成して生成し(ステップ40)、当該画像データによる画像を表示画面41に表示する(ステップ45)。
以上では、管理サーバ2が電子棚札5で表示する画像データを生成して電子棚札5に送信したが、管理サーバ2は、表示データ(電子棚札5で表示する内容であって画像データでないもの)を電子棚札5に送信すると共に、電子棚札5がこれを用いて表示用の画像データを生成し、当該画像データに透かしデータを埋め込むように構成することもできる。
以下、この変形例について図9の各図を用いて説明する。
図9(a)は、本変形例に係る管理サーバ2の機能的な構成を示した図である。
管理サーバ2は、表示データ入力部81、及び表示データ送信部82を備えている。
表示データ入力部81は、例えば、商品名、価格、商品バーコードなどの表示データの入力を受け付ける。この表示データは、例えば、テキストデータなどの画像データ以外のデータで構成されている。
表示データ送信部82は、表示データ入力部81で入力された表示データを電子棚札5に送信する。
表示データは、例えば、テキストデータなど、画像データに比べてデータ量が小さいデータで構成されており、管理サーバ2から電子棚札5へのデータ送信量を低減することができる。
図9(b)は、本変形例に係る電子棚札5の機能的な構成を示した図である。
図7に示した電子棚札5と同じ構成には同じ符号を付して示しており、その機能は、図7で説明したものと同じため説明は簡略化する。
本変形例に係る電子棚札5は、図7の電子棚札5の画像データ抽出部72を表示データ抽出部78、及び表示画像生成部79に置き換えたものである。
表示データ抽出部78は、受信部71が管理サーバ2と通信したデータから表示データを抽出する。
表示画像生成部79は、表示データ抽出部78が抽出した表示データを用いて画像データを生成する。
電子棚札5では、予め、商品名、価格、商品バーコードなどを表示させる箇所や大きさなどが決まっており、これらのデータを受信すれば、電子棚札5でこのフォーマットに従った画像データが生成できるようになっている。
このようにして画像データが生成されると、端末側画像データ合成部75は、表示画像生成部79が生成した画像データと通信状況透かし画像データ生成部74が生成した透かしデータを合成する。
以上では、電子棚札システム1を店舗で商品の販売や管理に利用する場合について説明したが、これは、電子棚札システム1を棚札に限定するものではなく、広く電子札を管理する電子札システムとして利用することができる。
ここでは、一例として、電子札システムを倉庫に設置することにより物流の分野において利用する場合について説明する。
なお、以下で代表電子札5a1、5a2は、電子棚札システム1における代表電子棚札5aに対応し、通常電子札5b1は、電子棚札システム1における電子棚札5bに対応するものである。
図10(a)は、倉庫60を上から見たところを示している。
倉庫60には、複数の在庫棚51が設置されており、出入口から入ったところには、代表電子札5a1が設置されている。このように代表電子札5a1は、棚に設置されておらず、電子札として機能している。
代表電子札5a1には、在庫品が置かれている在庫棚51が電子透かしによって指定されている。
更に、代表電子札5a1で指定された在庫棚51には、側面に代表電子札5a2が設置してあり、在庫品が在庫棚51のどの位置におかれているかが電子透かしによって指定されている。
以上のように、代表電子札5a1、5a2が設置された倉庫60において、倉庫担当者は、矢線で示したように、出入口から入ると代表電子札5a1によって在庫棚51を確認して当該在庫棚51に向かい、ついで、代表電子札5a2によって在庫品の位置を確認して在庫品の置かれている場所に向かう。
図10(b)は、在庫棚51の斜視図である。
在庫棚51は、在庫品ごとに通常電子札5b1が設置してあり、倉庫担当者は、代表電子札5a2で確認した位置に向かった後、更に、通常電子札5b1で在庫品を特定してこれを取り出すことができる。
倉庫に設置された場合、通常電子札5b1は、汚れやすいが、透かしデータを透かし端末13で読み取るため、倉庫担当者が肉眼で確認する必要がない。
以上、本実施の形態について説明したが、これは一例であって、各種の変形が可能である。
例えば、本実施の形態では、管理サーバ2と電子棚札5の双方が画像データに電子透かしを埋め込んだが、何れか一方のみが電子透かしを埋め込む機能を有するように構成することができる。
また、管理サーバ2は、埋め込む透かし情報がない場合には、透かしデータを埋め込まずに画像データを送信し、電子棚札5は、埋め込む透かし情報がない場合には、管理サーバ2から送信されてきた画像データをそのまま用いて画像を表示する。
以上に説明した本実施の形態により、次の構成を得ることができる。
管理サーバ2は、電子棚札5(電子札端末)に表示する画像データを送信する電子札サーバとして機能しており、情報(可視情報)から画像データ(可視画像データ)を生成するため、情報を表示する画像データを取得する画像データ取得手段を備えている。
更に、管理サーバ2は、顧客や店員などの特定の対象者に伝達する特定情報(透かし情報)を取得する特定情報取得手段と、当該取得した特定情報(透かし情報)に基づく電子透かしデータ(透かしデータ)として前記取得した画像データ(可視画像データ)に埋め込む埋込手段と、当該透かしデータを埋め込んだ画像データを電子棚札5に送信するため、前記電子透かしデータを埋め込んだ画像データを前記電子札端末に送信する送信手段を備えている。
販売促進情報は、商品に付随する付随情報として機能し、店舗管理情報は、商品の管理情報として機能し、システム管理情報は、電子札端末の管理情報として機能しているため、透かし情報は、3つのカテゴリを有している。
そのため、前記特定情報は、前記画像データによる表示対象となっている商品の管理情報、前記商品に付随する付随情報、前記画像データによる表示を行っている電子札端末の管理情報の3つのカテゴリのうちの少なくとも1つである。
また、図5(d)のように、画像に複数の領域を設けて、それぞれの透かし情報のカテゴリに割り当てることができるため、前記画像データによる画像は、前記特定情報のカテゴリによって電子透かしデータを埋め込む領域が規定されており、前記埋込手段は、前記取得した特定情報を、当該特定情報のカテゴリによって規定された領域に埋め込むことができる。
また、管理サーバ2は、電子棚札5をグループに分け、これをグループDBに記録して記憶しているため、前記電子札端末は、グループ分けされており、前記電子札端末と、当該電子札端末の属するグループを対応づけて記憶するグループ記憶手段を備えている。
そして、管理サーバ2は、電子棚札5との通信状態などの動作状態や電池残量などを監視しており、その監視結果を透かし情報として当該電子棚札5のグループの代表に設定されている電子棚札5にまとめて送信するため、各電子札端末の動作状態を監視する監視手段を備え、前記埋込手段は、前記1のグループに属する1の電子札端末の前記監視手段による監視結果を前記1のグループに属する所定の(即ち、代表に設定されている)電子札端末に送信する画像データに埋め込み、前記送信手段は、前記監視結果を埋め込んだ画像データを前記所定の電子札端末に送信する。
一方、電子棚札5は、電子札端末として機能し、管理サーバ2から画像データを受信するため、情報を表示する画像データを受信する画像データ受信手段を備えており、また、通信状況を監視してその結果から透かしデータを生成するため、電子透かしデータ(透かしデータ)を取得する透かしデータ取得手段を備えている。
そして、電子棚札5は、画像データに透かしデータを埋め込んで表示画面に表示するため、前記受信した画像データに前記取得した電子透かしデータを埋め込む埋込手段と、前記電子透かしデータを埋め込んだ画像データを用いて画像を表示する表示手段を備えている。
なお、本実施の形態では、管理サーバ2が可視画像データに透かしデータを埋め込んだが、電子棚札5が管理サーバ2から可視画像データと透かしデータを受信して、可視画像データに透かしデータを埋め込むように構成することもできる。
また、電子棚札5は、通信状況などを監視し、監視結果から透かしデータを生成するため、自己の動作状態を監視する監視手段と、前記監視手段による監視結果に基づいて電子透かしデータを生成する透かしデータ生成手段を備え、前記透かしデータ取得手段は、前記生成した電子透かしデータを取得している。
また、電子棚札5は、管理サーバ2から画像データと透かしコードを受信して、透かしコードに対応する透かしデータを生成して、これを画像データに埋め込むように構成することができる。
この場合、電子棚札5は、透かしコードに対応して透かし情報を記憶しており、受信した透かしコードに対応する透かし情報から透かしデータを生成する。
ここで、透かしコードは、透かしデータを特定する特定情報として機能しており、この場合、電子棚札5は、透かしデータを特定する特定情報を受信する特定情報受信手段と、前記受信した特定情報で特定される電子透かしデータを生成する透かしデータ生成手段を備えており、前記透かしデータ取得手段は、前記生成した電子透かしデータを取得している。
また、電子棚札5は、例えば、領域42b(図5(c))など、所定の表示領域に透かしデータを埋め込むため、前記埋込手段は、所定の表示領域に前記取得した電子透かしデータを埋め込んでいる。
以上に説明した電子棚札システム1では、次のような効果を得ることができる。
(1)表示面積の小さい電子棚札5の表示画面を有効活用するために、表示する画像に透かし情報を埋め込むことができ、また、透かし情報は肉眼では目立たないという特性を利用して、顧客に対する情報のみならず、業務上の情報も埋め込むことができる。
(2)管理サーバ2と電子棚札5の両方で透かし情報を入力できるように構成することにより、電子棚札システム1の利便性をより高めている。
(3)電子棚札5のグループに代表となる電子棚札5を設定して、当該代表となる電子棚札5にグループに属する他の電子棚札5に関する情報を透かし情報として一括して表示することにより、店舗側の利便性を高めることができる。
(4)電子棚札5の表示画面を複数の領域に分割して、各区分に異なる情報を透かし情報として埋め込むことができる。このため、管理サーバ2が透かし情報を埋め込む領域と電子棚札5が透かし情報を埋め込む領域を設けることにより、1つの画像データに管理サーバ2による透かし情報と電子棚札5による透かし情報を埋め込むことができる。
(5)電子棚札5において、営業時間中は、店員に対して店舗管理情報を透かし情報として表示し、営業時間外には、システム管理情報を透かし情報として表示するなど、時分割による透かし情報の埋込みが可能である。
(6)食品成分や、クーポンなどの販売促進情報も透かし情報として埋め込むことができ、顧客の利便性を高めることができる。
(7)従来技術では、電子棚札の表示内容変更をリモートコントロールを用いて行っており、表示切替までの待ち時間がある、表示切替後、元の売価情報に戻す必要がある、リモコンで元の売価情報に戻す場合は、戻し忘れがある、タイマーで一定時間後自動的に元の表示に戻す場合、店員が見ていても切り替わってしまう、店舗の管理情報を顧客にも見られてしまう、などの問題があったが、電子棚札システム1では、電子棚札5に表示されている画像に、必要な情報が透かし情報として埋め込まれているため、これらの問題を解消することができる。
(8)売価情報などと同時に電子透かしで店舗管理情報なども表示し、専用読取り機(透かし端末13)を持つ店員だけが店舗管理情報を読むことができるため、従来のように店員がリモコンなどを使い表示内容を切り替える必要がなく、作業効率とセキュリティを同時に向上させることができる。
1 電子棚札システム
2 管理サーバ
3 中継機
4 POSサーバ
5 電子棚札
6 アクセスポイント
7 携帯端末
9 POSレジスタ
10 バックヤードシステム
11 店舗システム
13 透かし端末

Claims (10)

  1. 電子札端末に表示する画像データを送信する電子札サーバであって、
    情報を表示する画像データを取得する画像データ取得手段と、
    特定の対象者に伝達する特定情報を取得する特定情報取得手段と、
    前記取得した特定情報に基づく電子透かしデータとして前記取得した画像データに埋め込む埋込手段と、
    前記電子透かしデータを埋め込んだ画像データを前記電子札端末に送信する送信手段と、
    を具備したことを特徴とする電子札サーバ。
  2. 前記特定情報は、前記画像データによる表示対象となっている商品の管理情報、前記商品に付随する付随情報、前記画像データによる表示を行っている電子札端末の管理情報の3つのカテゴリのうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載の電子札サーバ。
  3. 前記画像データによる画像は、前記特定情報のカテゴリによって電子透かしデータを埋め込む領域が規定されており、
    前記埋込手段は、前記取得した特定情報を、当該特定情報のカテゴリによって規定された領域に埋め込むことを特徴とする請求項2に記載の電子札サーバ。
  4. 前記電子札端末は、グループ分けされており、
    前記電子札端末と、当該電子札端末の属するグループを対応づけて記憶するグループ記憶手段と、
    各電子札端末の動作状態を監視する監視手段と、
    を具備し、
    前記埋込手段は、前記1のグループに属する1の電子札端末の前記監視手段による監視結果を前記1のグループに属する所定の電子札端末に送信する画像データに埋め込み、
    前記送信手段は、前記監視結果を埋め込んだ画像データを前記所定の電子札端末に送信することを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の電子札サーバ。
  5. 情報を表示する画像データを受信する画像データ受信手段と、
    電子透かしデータを取得する透かしデータ取得手段と、
    前記受信した画像データに前記取得した電子透かしデータを埋め込む埋込手段と、
    前記電子透かしデータを埋め込んだ画像データを用いて画像を表示する表示手段と、
    を具備したことを特徴とする電子札端末。
  6. 自己の動作状態を監視する監視手段と、
    前記監視手段による監視結果に基づいて電子透かしデータを生成する透かしデータ生成手段と、
    を具備し、
    前記透かしデータ取得手段は、前記生成した電子透かしデータを取得することを特徴とする請求項5に記載の電子札端末。
  7. 透かしデータを特定する特定情報を受信する特定情報受信手段と、
    前記受信した特定情報で特定される電子透かしデータを生成する透かしデータ生成手段と、
    を具備し、
    前記透かしデータ取得手段は、前記生成した電子透かしデータを取得することを特徴とする請求項5に記載の電子札端末。
  8. 前記埋込手段は、所定の表示領域に前記取得した電子透かしデータを埋め込むことを特徴とする請求項5、請求項6、又は請求項7に記載の電子札端末。
  9. 電子札端末に表示する画像データを送信する機能をコンピュータで実現する電子札サーバプログラムであって、
    情報を表示する画像データを取得する画像データ取得機能と、
    特定の対象者に伝達する特定情報を取得する特定情報取得機能と、
    前記取得した特定情報に基づく電子透かしデータとして前記取得した画像データに埋め込む埋込機能と、
    前記電子透かしデータを埋め込んだ画像データを前記電子札端末に送信する送信機能と、
    をコンピュータで実現する電子札サーバプログラム。
  10. 情報を表示する画像データを受信する画像データ受信機能と、
    電子透かしデータを取得する透かしデータ取得機能と、
    前記受信した画像データに前記取得した電子透かしデータを埋め込む埋込機能と、
    前記電子透かしデータを埋め込んだ画像データを用いて画像を表示する表示機能と、
    をコンピュータで実現する電子札端末プログラム。
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