JP2011044955A - ネットワークマネージャ機器による設定変更方法及びプログラム、ネットワーク機器の制御方法及びプログラム、ネットワークマネージャ機器及びネットワーク機器 - Google Patents

ネットワークマネージャ機器による設定変更方法及びプログラム、ネットワーク機器の制御方法及びプログラム、ネットワークマネージャ機器及びネットワーク機器 Download PDF

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Abstract

【課題】問題のある設定がなされているリンクパートナーであるネットワーク機器の通信方式設定を適切に変更できるようにする。
【解決手段】ネットワーク機器の設定変更方法は、ネットワークマネージャ機器に実行され、第1のネットワーク機器から、当該第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている第2のネットワーク機器との設定不整合の通知を受信するステップと、第2のネットワーク機器に対して、第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定を、第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定と一致するように変更させる設定変更ステップとを含む。
【選択図】図3

Description

本技術は、ネットワーク機器の設定変更技術に関する。
イーサネット(登録商標)に接続されるネットワーク機器(例えばレイヤ2スイッチやルータ)及び端末装置(例えばパーソナルコンピュータ(PC)やサーバ)間の通信方式としては、全二重通信又は半二重通信が可能である。このため、各機器のポートには、全二重固定、半二重固定又はオートネゴシエーション(オート又はAUTOと略する場合がある)という設定が行われる。しかしながら、ネットワーク機器の一方がオートに設定され、相手側(リンクパートナーとも呼ぶ)が全二重固定に設定されている場合、オートに設定されたポートは実際には半二重に設定されてしまい、全二重/半二重の不整合が発生することが知られている。
そのため、これまでいくつかの自動再設定方式が提案されている。しかし、それらの自動再設定方式は、自分の設定の変更などによる局所的なものであるため、例えば、相手側の設定が半二重固定の場合は、結果として半二重通信が選択されて、ロスの発生は無いが、非効率的な通信が強いられる。
特開2003−87355 特開2003−258939 特開2003−298603
従って、本技術の目的は、問題のある設定がなされているリンクパートナーであるネットワーク機器の通信方式設定を適切に変更できるようにするための技術を提供することである。
本技術における第1の態様に係る、ネットワーク機器の設定変更方法は、ネットワークマネージャ機器に実行され、第1のネットワーク機器から、当該第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている第2のネットワーク機器との設定不整合の通知を受信するステップと、第2のネットワーク機器に対して、第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定を、第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定と一致するように変更させる設定変更ステップとを含む。
本技術の第2の態様に係る、ネットワーク機器の制御方法は、他のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、自ネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定と他のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定とが不整合となっていることを表す現象を検出するステップと、他のネットワーク機器の第1のポートを特定する情報又は自ネットワーク機器及び第2のポートを特定する情報を含む設定不整合の通知を、ネットワークマネージャ機器に送信するステップとを含む。
本技術の第3の態様に係る、ネットワーク機器の設定変更方法は、ネットワークマネージャ機器により実行され、第1のネットワーク機器から、当該第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている第2のネットワーク機器との設定不整合の通知を受信するステップと、第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、第2のネットワーク機器の第2のポートを特定する特定ステップと、第2のネットワーク機器から、当該第2のネットワーク機器の全ポートの通信方式設定を取得するステップと、第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定が第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定及び第2のネットワーク機器の全ポートの通信方式設定の中で例外となっているという条件を満たしているか判断するステップと、上記条件を満たしていると判断された場合には、第2のネットワーク機器に対して、第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定を、第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定に変更させる設定変更ステップとを含む。
問題のある設定がなされているリンクパートナーであるネットワーク機器の通信方式設定を適切に変更できるようになる。
図1は、第1の実施の形態におけるネットワーク構成例を示す図である。 図2は、第1の実施の形態におけるネットワーク機器Aの構成例を示す図である。 図3は、第1の実施の形態におけるネットワークマネージャの構成例を示す図である。 図4は、リンクパートナー情報格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図5は、第1の実施の形態におけるネットワーク機器Bの構成例を示す図である。 図6は、通信方式設定格納部に格納されるデータの一例を示す図である。 図7は、第1の実施の形態に係る処理フローを示す図である。 図8は、第1の実施の形態に係る処理フローを示す図である。 図9は、第2の実施の形態に係るネットワーク機器Aの構成例を示す図である。 図10は、第2の実施の形態に係るネットワークマネージャの構成例を示す図である。 図11は、第2の実施の形態に係るネットワーク機器Bの構成例を示す図である。 図12は、第2の実施の形態に係る処理フローを示す図である。 図13は、第3の実施の形態に係るネットワーク構成図である。 図14は、第3の実施の形態に係る処理フローを示す図である。 図15は、第3の実施の形態に係る処理フローを示す図である。 図16は、第4の実施の形態に係る処理フローを示す図である。 図17は、コンピュータ装置として実施する場合の機能ブロック図である。 図18は、本技術の第1の態様に係る処理フローを示す図である。 図19は、本技術の第2の態様に係る処理フローを示す図である。 図20は、本技術の第3の態様に係る処理フローを示す図である。
[実施の形態1]
図1は、第1の実施の形態に係るネットワーク構成例を示す。ネットワーク1には、様々なネットワーク機器が接続されている。図1に示す例では、ネットワーク1は、ネットワークマネージャ100と、複数のネットワーク機器(ネットワーク機器A、ネットワーク機器B)とが接続されている。ネットワークマネージャ100は、本実施の形態における主要な処理を実施する。ネットワーク機器Aは、本実施の形態において新たに導入される機能を有する。また、ネットワーク機器Bは、従来からの機能のみを有する。さらに、今回、ネットワーク機器Aの特定のポートとネットワーク機器Bの特定のポートとを接続する場面を考察する。なお、本実施の形態においては、ネットワーク機器A及びBは、例えば、レイヤ2スイッチやルータであって、それらはIEEE802.3の規格に従って接続及び通信を行うものとする。なお、説明を簡単にするために、各機器は1台のみ記載しているが、複数台接続されていてもよい。
図2は、本実施の形態において新たに導入されるネットワーク機器Aの構成例を示す。ネットワーク機器Aは、通常のネットワーク機器が有する複数の通信ポート201、物理層203及びメディア層205に加えて、オートネゴシエーション処理部206と、CRC(巡回冗長検査:Cyclic Redundant Check)エラー検知部207と、マネージャ通知部208と、マネージャ情報格納部209と、通信方式確認部210とを有する。
オートネゴシエーション処理部206は、IEEE802.3uの規格に従って、リンクパートナーとの通信方式(全二重又は半二重)を自動的に設定する。また、CRCエラー検知部207は、レイトコリジョン(late collision)によるCRCエラーを検出する。late collisionは、ケーブル長やネットワーク機器の仕様の異常や、通信方式設定の不整合(例えば、接続された二つのネットワーク機器間で、一方のネットワーク機器の通信方式が全二重固定であり、もう一方のネットワーク機器の通信方式が半二重固定と設定されている場合)によって生ずる。
また、通信方式確認部210は、オートネゴシエーションの結果をオートネゴシエーション処理部206から取得し、CRCエラーの検出をCRCエラー検知部207から取得する。通信方式確認部210は、取得したオートネゴシエーションの結果及びCRCエラーの検出を、ネットワークマネージャ100に通知すべきか判断する。通信方式確認部210は、通知すべきと判断した場合には、マネージャ通知部208に通知を行わせる。また、マネージャ情報格納部209は、ネットワークマネージャ100のIPアドレスやMACアドレスなどを格納する。マネージャ通知部208は、通信方式確認部210からの指示に応じて、ネットワークマネージャ100に対してネットワーク機器Aの識別情報(IPアドレス、MACアドレス、ネットワーク名を含むその他の識別子)及びネットワーク機器Bが接続されている通信ポートの識別子を含む設定不整合通知をネットワークマネージャ100に送信する。
本実施の形態では、ネットワーク機器Aの各通信ポートには、ネットワーク管理者により適切に通信方式設定がなされているものとする。すなわち、オート又は全二重固定が設定されているものとする。
図3は、ネットワークマネージャ100の構成例を示す。ネットワークマネージャ100は、通常のネットワーク機器が有する1又は複数の通信ポート111、物理層113及びメディア層115に加えて、通知受信部117と、通信方式再設定部119と、リンクパートナー情報取得部121と、リンクパートナー情報格納部123と、通信方式設定ポリシー取得部125と、通信方式設定ポリシー格納部127とを有する。
通知受信部117は、通信ポート111、物理層113及びメディア層115を介して、ネットワーク機器Aから設定不整合通知を受信して、通信方式再設定部119に出力する。また、リンクパートナー情報格納部123は、ネットワーク1における隣接ノードのトポロジを格納するデータベースであり、例えば、図4に示すようなデータを保持している。図4の例では、ネットワーク機器の識別子(IPアドレス、MACアドレスその他の識別子)とポート識別情報(具体的にはポート番号)との組み合わせごとに、リンクパートナーの識別子(IPアドレス、MACアドレス、ネットワーク名を含むその他の識別子)が登録されている。これによって、設定不整合通知の送信元ネットワーク機器の指定ポートに接続されているネットワーク機器を特定することができる。例えば、ネットワーク機器Aのポート番号1にはネットワーク機器Cが接続されており、ネットワーク機器Cのポート番号4にはネットワーク機器Aが接続されていることがわかる。
リンクパートナー情報取得部121は、通信方式再設定部119からの指示に従って、リンクパートナー情報格納部123からネットワーク機器Bの情報を抽出して通信方式再設定部119に出力する。
通信方式設定ポリシー格納部127には、ネットワーク管理者によって設定されるべき通信方式設定が登録されている。本実施の形態では、オートネゴシエーション又は全二重固定が通信方式設定ポリシー(以下、単にポリシーと呼ぶこともある)として登録されるものとする。また、通信方式設定ポリシー格納部127に格納されているポリシーは、ネットワーク機器Aには設定済みであるものとする。
通信方式設定ポリシー取得部125は、通信方式再設定部119からの指示に従って通信方式設定ポリシー格納部127からポリシーデータを読み出し、通信方式再設定部119に出力する。
通信方式再設定部119は、ネットワーク機器Aから通知受信部117を介して、設定不整合通知を受信すると、リンクパートナー情報(すなわちネットワーク機器Bの情報)をリンクパートナー情報取得部121から取得すると共に、通信方式設定ポリシーを通信方式設定ポリシー取得部125から取得する。そして、通信方式再設定部119は、リンクパートナー情報に従って、ネットワーク機器Bの該当ポートの設定状態を表すデータをネットワーク機器Bから取得して、ポリシーに従って設定変更を行うべきか判断する。通信方式再設定部119は、設定変更を行うべきと判断した場合には、ネットワーク機器Bに対してポリシーに従った、設定変更を実施させる。
図5は、従来から存在しているネットワーク機器Bの構成例を示す。ネットワーク機器Bは、通常のネットワーク機器が有する複数の通信ポート301、物理層303及びメディア層305に加えて、オートネゴシエーション処理部307と、通信方式設定部309と、通信方式設定格納部311とを有する。
オートネゴシエーション処理部307は、IEEE802.3uの規格に従って、通信方式設定格納部311においてオートと設定された通信ポート301については、リンクパートナーとの通信方式(全二重又は半二重)をオートネゴシエーションにて自動的に設定する。なお、オートネゴシエーションの結果についても通信方式設定格納部311に格納する。
通信方式設定部309は、例えば、装置外部からCLI(Command Line Interface)などに従って読み出し指示される通信方式を、通信方式設定格納部311から読み出して要求元に送信したり、CLIなどによって設定指示される通信方式を、通信方式設定格納部311に設定する。
また、図6は、通信方式設定格納部311に格納されるデータの一例を示す。図6の例では、各通信ポートについて、設定(オートネゴシエーション(AUTO)、半二重固定、全二重固定)と、AUTOの場合には実際に設定された通信方式(「現状」と表す)とが登録されるようになっている。なお、図2には示していないが、通信方式設定格納部311及び通信方式設定部309は、ネットワーク機器Aについても用意されている。
次に、このようなネットワーク機器A及びB並びにネットワークマネージャ100で、どのような処理が行われるのかについて、図7及び図8を用いて説明する。ここでは、ネットワーク機器Aのポート番号1のポートと、ネットワーク機器Bのポート番号2のポートとをケーブルにて接続して、リンクアップした場面について説明する。
まず、ネットワーク機器A及びネットワーク機器Bは、接続されているポートの設定がオートネゴシエーションであれば、それぞれオートネゴシエーション処理部206及びオートネゴシエーション処理部307がオートネゴシエーションを実施する。又は、ネットワーク機器A及びネットワーク機器Bは、接続されているポートの設定が全二重固定又は半二重固定であれば、通信を開始する(ステップS1及びS3)。上でも述べたように、互いにオートネゴシエーションが設定されていれば、通常であれば全二重が互いに設定される。一方、ネットワーク機器Aのポート番号1のポートの通信方式設定がオートであるにもかかわらず、ネットワーク機器Bのポート番号2のポートの通信方式設定が全二重固定又は半二重固定となっていると、ネットワーク機器Aのポート番号1のポートには半二重が設定される。また、互いに全二重固定又は半二重固定が設定されていれば、問題なく全二重固定又は半二重固定で通信が行われる。半二重固定では、通信効率が低くなってしまうが、ネットワーク機器Aでも半二重固定が設定されているということは、ネットワーク管理者がポリシーとして半二重固定を設定しているため、ここでは問題ないものとする。一方、ネットワーク機器A及びネットワーク機器Bに、オートネゴシエーション以外で互いに異なる設定がなされているとすると、通信が開始され、late collisionが発生してしまう。この状況は、ネットワーク機器Aの設定が全二重固定で、ネットワーク機器Bの設定がオートネゴシエーションであっても生ずる。
本実施の形態では、オートネゴシエーション処理部206がオートネゴシエーションの結果として半二重設定を行い通信方式確認部210に通知したか、又は、CRCエラー検知部207がlate collisionによるCRCエラーを検出して通信方式確認部210に通知したものとする。そうすると、通信方式確認部210は、オートネゴシエーションにおける半二重設定を検出するか又はCRCエラーの発生を検出する(ステップS5)。
そうすると、通信方式確認部210は、マネージャ通知部208に設定不整合通知を送信するように指示する。マネージャ通知部208は、マネージャ情報格納部209に格納されているネットワークマネージャ100の例えばIPアドレス又はMACアドレスを読み出して、当該IPアドレス又はMACアドレス宛に、ネットワーク機器Aの識別情報(例えばIPアドレス、MACアドレス又はネットワーク名など)とリンクアップした通信ポート201のポート識別情報(例えばポート番号)とを含む設定不整合通知を送信する(ステップS7)。
ネットワークマネージャ100の通知受信部117は、ネットワーク機器Aの識別情報とリンクアップした通信ポート201のポート識別情報とを含む設定不整合通知を受信し、通信方式再設定部119に出力する(ステップS9)。そうすると、通信方式再設定部119は、通信方式設定ポリシー取得部125に対してポリシーを要求する。この要求に応じて、通信方式設定ポリシー取得部125は、通信方式設定ポリシー格納部127から設定されているポリシーを読み出し、通信方式再設定部119に出力する。通信方式再設定部119は、通信方式設定ポリシー取得部125からポリシーを受け取る(ステップS11)。なお、設定不整合通知に、ネットワーク機器Aのポート1の設定情報を含むようにして、ステップS9及びS11を省略すると共に、通信方式設定ポリシー取得部125及び通信方式設定ポリシー格納部127を設けないようにしてもよい。
さらに、ネットワークマネージャ100の通信方式再設定部119は、リンクパートナー情報取得部121に、設定不整合通知に含まれるネットワーク機器Aの識別情報及びリンクアップした通信ポート201のポート識別子に対応するリンクパートナーの情報(隣接ノード情報とも呼ぶ)を要求する。リンクパートナー情報取得部121は、この要求に応じて、リンクパートナー情報格納部123から該当するリンクパートナーの情報(ここではネットワーク機器Bの識別情報(IPアドレス、MACアドレス、ネットワーク名などの他の識別子)及びネットワーク機器Aの第1のポートに接続されており且つリンクアップしたポートの識別情報(ここではポート番号2))を読み出し、通信方式再設定部119に出力する。通信方式再設定部119は、リンクパートナー情報取得部121からリンクパートナーの情報を受け取る(ステップS13)。
そうすると、通信方式再設定部119は、ステップS13において取得したリンクパートナー情報に含まれるネットワーク機器Bの識別情報を用いて、同じくリンクパートナー情報に含まれるポート識別情報(上で述べた例ではポート番号2)で特定されるポートの設定情報を、ネットワーク機器Bに対して要求する(ステップS15)。例えば、CLIやSNMP(Simple Network Management Protocol)などを用いて要求を行う。ネットワーク機器Bの通信方式設定部309は、ネットワークマネージャ100からポート設定情報の要求を受信し(ステップS17)、通信方式設定格納部311から該当するポートの設定情報(AUTOの場合には現状の設定も含む)を読み出し、ネットワークマネージャ100にポート設定情報を返信する(ステップS19)。なお、本発明の記述では設定変更の場合には認証を行うが、設定情報の読み出しの場合には認証を実施しないものとするが、設定情報の読み出しの場合にも認証を実施するようにしてもよい。ネットワークマネージャ100の通信方式再設定部119は、ネットワーク機器Bからポート設定情報を受信して、例えばメインメモリやワークメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS21)。そして、処理は端子Aを介して図8の処理に移行する。
図8の処理の説明に移行して、ネットワークマネージャ100の通信方式再設定部119は、ステップS11で取得したポリシーと、ステップS21で取得したポート設定情報とが一致しているか確認する。それらが一致している場合には設定変更は必要ない。但し、別の問題(例えばケーブルなどの異常)が発生していることとなる。このため一致している場合には、別途ネットワーク管理者に警告をメールなどで発するようにしてもよい。
一方、ステップS11で取得したポリシーと、ステップS21で取得したポート設定情報が不一致である場合には、通信方式再設定部119は、ネットワーク機器Bに対してログイン処理を実施し(ステップS23)、ネットワーク機器Bの例えば通信方式設定部309は、ネットワークマネージャ100の認証処理を実施する(ステップS25)。当然ながら、認証処理に失敗すれば以後の処理は行われない。ここでは、認証処理に成功するものとする。また、ログイン処理及び認証処理については従来と同じであるからこれ以上述べない。
そして、通信方式再設定部119は、ポリシーに従って、ネットワーク機器Bのポート番号2のポートの設定変更を、ネットワーク機器Bに指示する(ステップS27)。ネットワーク機器Bの通信方式設定部309は、ネットワークマネージャ100からポリシーに従った設定変更指示を受信し、当該設定変更指示に従って、ポート番号2のポートの通信方式設定を、ポリシーに従ってオートネゴシエーション又は全二重固定に設定変更を行う(ステップS29)。すなわち、通信方式設定格納部311において該当ポートについて新たな設定を登録する。設定変更の指示及び設定変更指示に応じた設定変更自体は、CLIなどに従って行うものは従来から存在しているので、これ以上述べない。
ここで、ポリシーが全二重固定であって、全二重固定がリンクパートナーであるネットワーク機器Bに設定されると、ネットワーク機器Bのポート番号2のポート自体はキャリブレーションが実施されるかもしれないが、そのまま通信を開始することになる。一方、オートネゴシエーションに設定された場合には、設定変更完了時点でリンクアップしたものとして、ネットワーク機器Aのオートネゴシエーション処理部206とネットワーク機器Bのオートネゴシエーション処理部307との間でオートネゴシエーションを実施して、全二重を設定する(ステップS31及びS33)。
これによってネットワーク機器Aは、ネットワーク機器Aのリンクパートナーであるネットワーク機器Bの設定をポリシーに従って変更することによって、効率的な通信を行うことができるようになる。
[実施の形態2]
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態でも、第1の実施の形態と同様のネットワーク構成を想定する。但し、ネットワーク機器Aについては、図9に示すような構成を採用する。なお、第1の実施の形態におけるネットワーク機器Aの機能と同じものについては同じ参照符号を付す。
ネットワーク機器Aは、通常のネットワーク機器が有する複数の通信ポート201、物理層203及びメディア層205に加えて、オートネゴシエーション処理部206と、CRCエラー検知部207と、リンクパートナー情報取得部221と、マネージャ通知部223と、マネージャ情報格納部209と、通信方式確認部225とを有する。
リンクパートナー情報取得部221は、通信方式確認部225からの指示に応じて、リンクアップした通信ポート201に接続されたリンクパートナーであるネットワーク機器Bの識別情報(IPアドレス、MACアドレス、ネットワーク名等その他の識別子)及びポート番号などのポート識別情報を、例えば、LLDP(Link Layer Discovery Protocol)や独自プロトコルなどによりネットワーク機器Bに対して要求して、その情報を取得する。
通信方式確認部225は、オートネゴシエーションの結果をオートネゴシエーション処理部206から、CRCエラーの検出をCRCエラー検知部207から取得する。通信方式確認部225は、取得したネゴシエーションの結果及びCRCエラーの検出を、ネットワークマネージャ100に通知すべきか判断する。通信方式確認部225は、通知すべきと判断した場合には、リンクパートナー情報取得部221からリンクパートナーであるネットワーク機器Bの情報を取得して、マネージャ通知部223に通知を行わせる。
また、マネージャ情報格納部209は、ネットワークマネージャ100のIPアドレスやMACアドレスなどを格納する。マネージャ通知部223は、通信方式確認部225からの指示に応じて、ネットワークマネージャ100に対してネットワーク機器Aの識別情報(IPアドレス、MACアドレス、ネットワーク名を含むその他の識別子)及びネットワーク機器Bが接続されている通信ポートの識別子と、リンクパートナーであるネットワーク機器Bの識別情報及びネットワーク機器Aが接続されているポートの識別情報を含む設定不整合通知をネットワークマネージャ100に送信する。
本実施の形態でも、ネットワーク機器Aの各通信ポートには、ネットワーク管理者により適切に通信方式設定がなされているものとする。すなわち、オート又は全二重固定が設定されているものとする。
次に、図10に、本実施の形態におけるネットワークマネージャ100bの構成例を示す。なお、第1の実施の形態におけるネットワークマネージャ100の機能と同じものについては同じ参照符号を付す。
ネットワークマネージャ100bは、通常のネットワーク機器が有する1又は複数の通信ポート111、物理層113及びメディア層115に加えて、通知受信部117と、通信方式再設定部131と、通信方式設定ポリシー取得部125と、通信方式設定ポリシー格納部127とを有する。第1の実施の形態では存在していたリンクパートナー情報取得部121及びリンクパートナー情報格納部123が、本実施の形態の処理では不要となっている。
通知受信部117は、通信ポート111、物理層113及びメディア層115を介してネットワーク機器Aから設定不整合通知を受信して、通信方式再設定部131に出力する。
通信方式設定ポリシー格納部127には、ネットワーク管理者によって設定されるべき通信方式設定が登録されている。本実施の形態では、オートネゴシエーション又は全二重固定が通信方式設定ポリシーとして登録されるものとする。また、通信方式設定ポリシー格納部127に格納されているポリシーは、ネットワーク機器Aには設定済みであるものとする。
通信方式設定ポリシー取得部125は、通信方式再設定部131からの指示に従って通信方式設定ポリシー格納部127からポリシーデータを読み出し、通信方式再設定部131に出力する。
通信方式再設定部131は、ネットワーク機器Aから通知受信部117を介して受信した設定不整合通知に応じて、当該設定不整合通知からリンクパートナーの情報(すなわちネットワーク機器Bの情報)を抽出すると共に、通信方式設定ポリシーを通信方式設定ポリシー取得部125から取得する。そして、リンクパートナー情報に従ってネットワーク機器Bの該当ポートの設定状態を表すデータをネットワーク機器Bから取得して、ポリシーに従って設定変更を行うべきか判断し、設定変更を行うべきと判断した場合には、ネットワーク機器Bに対してポリシーに従った設定変更を実施させる。
図11は、ネットワーク機器Bの構成例を示す。ネットワーク機器Bは、通常のネットワーク機器が有する複数の通信ポート301、物理層303及びメディア層305に加えて、オートネゴシエーション処理部307と、通信方式設定部309と、通信方式設定格納部311と、リンクパートナー情報返信部321とを有する。
また、オートネゴシエーション処理部307、通信方式設定部309及び通信方式設定格納部311については、第1の実施の形態と同じであるから、これ以上の説明は省略する。
また、リンクパートナー情報返信部321は、例えばネットワークマネージャ100bのリンクパートナー情報取得部221からLLDP等に従ってリンクパートナー情報を要求された場合に、該当するデータ(具体的にはネットワーク機器Bの識別情報及びネットワーク機器Aと接続している通信ポートのポート番号などの識別情報)を返信する。
次に、このようなネットワーク機器A及びB並びにネットワークマネージャ100bでどのような処理が行われるのかについて、図12を用いて説明する。ここでは、ネットワーク機器Aのポート番号1のポートと、ネットワーク機器Bのポート番号2のポートとをケーブルにて接続してリンクアップする場面について説明する。
まず、ネットワーク機器A及びネットワーク機器Bは、接続されているポートの設定がオートネゴシエーションであれば、それぞれのオートネゴシエーション処理部206及びオートネゴシエーション処理部307がオートネゴシエーションを実施するか、又は全二重固定又は半二重固定であれば通信を開始する(ステップS41及びS43)。上でも述べたように、互いにオートネゴシエーションが設定されていれば、通常であれば全二重が互いに設定される。一方、ネットワーク機器Aのポート番号1のポートの通信方式設定がオートであるにもかかわらず、ネットワーク機器Bのポート番号2のポートの通信方式設定が全二重固定又は半二重固定となっていると、ネットワーク機器Aのポート番号1のポートには半二重が設定される。また、互いに全二重固定又は半二重固定が設定されていれば、問題なく全二重固定又は半二重固定で通信が行われる。半二重固定では、通信効率が低くなってしまうが、ネットワーク機器Aでも半二重固定が設定されているということは、ネットワーク管理者がポリシーとして半二重固定が設定されているため、ここでは問題ないものとする。一方、ネットワーク機器A及びBに、オートネゴシエーション以外で互いに異なる設定がなされているとすると、通信が開始され、late collisionが発生してしまう。この状況は、ネットワーク機器Aの設定が全二重固定で、ネットワーク機器Bの設定がオートネゴシエーションであっても生ずる。
本実施の形態では、オートネゴシエーション処理部206がオートネゴシエーションの結果として半二重設定を行い通信方式確認部225に通知したか、又はCRCエラー検知部207がlate collisionによるCRCエラーを検出して通信方式確認部225に通知したものとする。そうすると、通信方式確認部225は、オートネゴシエーションにおける半二重設定を検出するか又はCRCエラーの発生を検出する(ステップS45)。
そうすると、通信方式確認部225は、リンクパートナー情報取得部221に対して、半二重設定を検出したか又はCRCエラーの発生を検出した通信ポート201について、隣接ノード情報を取得するように要求する。リンクパートナー情報取得部221は、半二重設定を検出したか又はCRCエラーの発生を検出した通信ポート201についてリンクパートナーであるネットワーク機器Bに対して、リンクパートナー情報(具体的にはネットワーク機器Bの識別情報及びネットワーク機器Aと接続している通信ポートのポート番号などの識別情報)を要求する(ステップS47)。上でも述べたように、例えばLLDP等を用いて要求する。これに対して、ネットワーク機器Bのリンクパートナー情報返信部321は、リンクパートナー情報の要求を受信すると(ステップS49)、自ネットワーク機器Bの識別情報(IPアドレス、MACアドレス又はネットワーク名などのその他の識別子)及びリンクアップしたポートのポート番号などのポート識別情報をリンクパートナー情報として要求元のネットワーク機器Aに対して返信する(ステップS51)。
ネットワーク機器Aのリンクパートナー情報取得部221は、ネットワーク機器Bから、リンクパートナー情報を受信すると、通信方式確認部225に出力する(ステップS53)。
そして、通信方式確認部225は、マネージャ通知部223に、リンクパートナー情報を出力すると共に設定不整合通知を送信するように指示する。マネージャ通知部223は、マネージャ情報格納部209に格納されているネットワークマネージャ100の例えばIPアドレス又はMACアドレスを読み出して、当該IPアドレス又はMACアドレス宛に、リンクパートナー情報を含む設定不整合通知を送信する(ステップS55)。なお、ネットワーク機器Aの識別情報(例えばIPアドレス、MACアドレス又はネットワーク名など)とリンクアップした通信ポート201のポート識別情報(例えばポート番号)とをさらに含むようにしてもよい。
ネットワークマネージャ100bの通知受信部117は、リンクパートナー情報を含む設定不整合通知を受信し、通信方式再設定部131に出力する(ステップS57)。そうすると、通信方式再設定部131は、通信方式設定ポリシー取得部125に対してポリシーを要求する。この要求に応じて、通信方式設定ポリシー取得部125は、通信方式設定ポリシー格納部127から設定されているポリシーを読み出し、通信方式再設定部131に出力する。通信方式再設定部131は、通信方式設定ポリシー取得部125からポリシーを受け取る(ステップS59)。なお、設定不整合通知に、ネットワーク機器Aのポート1の設定情報を含むようにして、ステップS57及びS59を省略すると共に、通信方式設定ポリシー取得部125及び通信方式設定ポリシー格納部127を設けないようにしてもよい。
さらに、ネットワークマネージャ100bの通信方式再設定部131は、設定不整合通知に含まれるリンクパートナー情報内のネットワーク機器Bの識別情報を用いて、同じくリンクパートナー情報に含まれるポート識別情報(上で述べた例ではポート番号2)で特定されるポートの設定情報を、ネットワーク機器Bに対して要求する(ステップS61)。例えば、CLIなどを用いて要求を行う。ネットワーク機器Bの通信方式設定部309は、ネットワークマネージャ100からポート設定情報の要求を受信し(ステップS63)、通信方式設定格納部311から該当するポートの設定情報(AUTOの場合には現状の設定も含む)を読み出し、ネットワークマネージャ100にポート設定情報を返信する(ステップS65)。なお、設定変更の場合には認証を行うが、設定情報の読み出しの場合には認証を実施しないものとする。設定情報の読み出しの場合にも認証を実施するようにしてもよい。ネットワークマネージャ100bの通信方式再設定部131は、ネットワーク機器Bからポート設定情報を受信して、例えばメインメモリやワークメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS67)。また、処理は端子Aを介して図8の処理に移行する。すなわち、以下の処理については、第1の実施の形態と同じである。
以上のような処理を実施すれば、ネットワークマネージャの構成を簡単なものにすることができる。また、第1の実施の形態と同様に、リンクパートナーの設定を変更して、通信効率を向上させることができるようになる。
[実施の形態3]
図13は、実施の形態3におけるネットワーク構成例を示す。本実施の形態においては、第1の実施の形態と同様に、ネットワーク1には、様々なネットワーク機器が接続されている。ネットワークマネージャ100は、本実施の形態における主要な処理を実施する。また、ネットワーク機器Aは、本実施の形態において新たに導入される機能を有する。ネットワーク機器Bは、従来から存在する機能を有する。さらに、今回、ネットワーク機器Aの特定のポートとネットワーク機器Bの特定のポートとを接続する場面を考察する。なお、本実施の形態においては、ネットワーク機器A及びBは、レイヤ2スイッチやルータであって、それらはIEEE802.3の規格に従って接続及び通信を行うものとする。
さらに、ネットワーク機器Bの他のポートには、図13の例では、ネットワーク機器B2乃至B4が接続されているものとする。ネットワーク機器Bには、それぞれのポートについて、通信方式の設定がなされており、図6に示すようなデータを通信方式設定格納部311に保持している。
また、ネットワーク1には、図示しないメールサーバと管理者端末400も接続されている。管理者端末400は、例えばネットワーク管理者により操作されるパーソナルコンピュータであって、メールクライアントプログラムを実行できるようになっている。
また、ネットワークマネージャ100並びにネットワーク機器A及びBの構成については、基本的に第1の実施の形態と同じであり、以下で述べるように処理内容が一部異なっている。
以下、本実施の形態の処理内容について図14及び図15を用いて説明する。ここでも、ネットワーク機器Aのポート番号1のポートと、ネットワーク機器Bのポート番号2のポートとをケーブルにて接続してリンクアップする場面について説明する。
まず、ネットワーク機器A及びネットワーク機器Bは、接続されているポートについての設定がオートネゴシエーションであれば、それぞれのオートネゴシエーション処理部206及びオートネゴシエーション処理部307がオートネゴシエーションを実施するか、又は全二重固定又は半二重固定であれば通信を開始する(ステップS71及びS73)。本ステップは、第1の実施の形態と同様である。
また、本実施の形態でも、オートネゴシエーション処理部206がオートネゴシエーションの結果として半二重設定を行い通信方式確認部210に通知したか、又は、CRCエラー検知部207がlate collisionによるCRCエラーを検出して通信方式確認部210に通知したものとする。そうすると、通信方式確認部210は、オートネゴシエーションにおける半二重設定を検出するか又はCRCエラーの発生を検出する(ステップS75)。
そうすると、通信方式確認部210は、マネージャ通知部208に設定不整合通知を送信するように指示する。マネージャ通知部208は、マネージャ情報格納部209に格納されているネットワークマネージャ100の例えばIPアドレス又はMACアドレスを読み出して、当該IPアドレス又はMACアドレス宛に、ネットワーク機器Aの識別情報(例えばIPアドレス、MACアドレス又はネットワーク名など)とリンクアップした通信ポート201のポート識別情報(例えばポート番号)とを含む設定不整合通知を送信する(ステップS77)。
ネットワークマネージャ100の通知受信部117は、ネットワーク機器Aの識別情報とリンクアップした通信ポート201のポート識別情報とを含む設定不整合通知を受信し、通信方式再設定部119に出力する(ステップS79)。そうすると、通信方式再設定部119は、通信方式設定ポリシー取得部125に対してポリシーを要求する。この要求に応じて、通信方式設定ポリシー取得部125は、通信方式設定ポリシー格納部127から設定されているポリシーを読み出し、通信方式再設定部119に出力する。通信方式再設定部119は、通信方式設定ポリシー取得部125からポリシーを受け取る(ステップS81)。なお、設定不整合通知に、ネットワーク機器Aのポート1の設定情報を含むようにして、ステップS79及びS81を省略すると共に、通信方式設定ポリシー取得部125及び通信方式設定ポリシー格納部127を設けないようにしてもよい。
さらに、ネットワークマネージャ100の通信方式再設定部119は、リンクパートナー情報取得部121に、設定不整合通知に含まれるネットワーク機器Aの識別情報及びリンクアップした通信ポート201のポート識別子に対応するリンクパートナーの情報を要求する。リンクパートナー情報取得部121は、この要求に応じて、リンクパートナー情報格納部123から該当するリンクパートナーの情報(ここではネットワーク機器Bの識別情報(IPアドレス、MACアドレス、ネットワーク名などの他の識別子)及びネットワーク機器Aの第1のポートに接続されており且つリンクアップしたポートの識別情報(ここではポート番号2))を読み出し、通信方式再設定部119に出力する。通信方式再設定部119は、リンクパートナー情報取得部121からリンクパートナーの情報を受け取る(ステップS83)。
そうすると、通信方式再設定部119は、ステップS83において取得したリンクパートナー情報に含まれるネットワーク機器Bの識別情報を用いて、全ポートの設定情報を、ネットワーク機器Bに対して要求する(ステップS85)。例えば、CLIなどを用いて要求を行う。ネットワーク機器Bの通信方式設定部309は、ネットワークマネージャ100からポート設定情報の要求を受信し(ステップS87)、通信方式設定格納部311から全ポートのポート設定情報(AUTOの場合には現状の設定も含む)を読み出し、ネットワークマネージャ100にポート設定情報を返信する(ステップS89)。なお、本発明の記述では設定変更の場合には認証を行うが、設定情報の読み出しの場合には認証を実施しないものとするが、設定情報の読み出しの場合にも認証を実施するようにしてもよい。ネットワークマネージャ100の通信方式再設定部119は、ネットワーク機器Bから全ポートのポート設定情報を受信し、例えばメインメモリやワークメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS91)。また、処理は端子Bを介して図15の処理に移行する。
図15の処理の説明に移行して、通信方式再設定部119は、ネットワーク機器Aと接続しており且つ今回リンクアップした、ネットワーク機器Bのポートの通信方式設定が、ステップS81で取得した登録ポリシー(=ネットワーク機器Aのポート番号1のポートの通信方式設定)と、ステップS91で取得した全ポートのポート設定情報との中で例外となっているか判断する(ステップS93)。
例えば、ポリシーがAUTOであり、ネットワーク機器B2乃至B4が接続されているポートの通信方式設定がAUTOであるのに、ネットワーク機器Bのポート番号2のポートの通信方式設定が全二重固定又は半二重固定であれば、これは例外と判断できる。同様に、ポリシーが全二重固定であり、ネットワーク機器B2乃至B4が接続されているポートの通信方式設定が全二重固定であるのに、ネットワーク機器Bのポート番号2のポートの通信方式がAUTO又は半二重固定であれば、これも例外と判断できる。
一方、ネットワーク機器Bの各ポートの通信方式設定がばらばらであったり、例えばネットワーク機器Bの全ポートがAUTOに設定されているがポリシーが全二重固定であるような場合又はネットワーク機器の全ポートが全二重固定に設定されているがポリシーがAUTOであるような場合には、ネットワーク機器Bのポート番号2のポートの通信方式設定は「例外」とは言えない。
本実施の形態では、「例外」であれば自動的に設定変更を行っても影響はほぼないので、例外となっていると判断された場合、ネットワークマネージャ100の通信方式再設定部119は、ネットワーク機器Bに対してログイン処理を実施し(ステップS95)、ネットワーク機器Bの例えば通信方式設定部309は、ネットワークマネージャ100の認証処理を実施する(ステップS97)。当然ながら、認証処理に失敗すれば以後の処理は行われない。ここでは、認証処理に成功するものとする。また、ログイン処理及び認証処理については従来と同じであるからこれ以上述べない。
そして、通信方式再設定部119は、ポリシーに従って、ネットワーク機器Bのポート番号2のポートの設定変更を、ネットワーク機器Bに指示する(ステップS99)。ネットワーク機器Bの通信方式設定部309は、ネットワークマネージャ100からポリシーに従った設定変更指示を受信し、当該設定変更指示に従ってポート番号2のポートの通信方式設定を、ポリシーに従ってオートネゴシエーション又は全二重固定に設定変更を行う(ステップS101)。
ここで、ポリシーが全二重固定であって、全二重固定がリンクパートナーであるネットワーク機器Bに設定されると、ネットワーク機器Bのポート番号2のポート自体はキャリブレーションが実施されるかもしれないが、そのまま通信を開始することになる。一方、オートネゴシエーションに設定された場合には、設定変更完了時点でリンクアップしたものとして、ネットワーク機器Aのオートネゴシエーション処理部206とネットワーク機器Bのオートネゴシエーション処理部307との間でオートネゴシエーションを実施して、全二重を設定する(ステップS103及びS105)。
これによってネットワーク機器Aは、ネットワーク機器Aのリンクパートナーであるネットワーク機器Bの設定をポリシーに従って変更することによって、効率的な通信を行うことができるようになる。なお、ネットワーク機器Bの設定変更を行うのは、ネットワーク機器Aと接続されているポートの通信方式設定が例外となっている場合に限定されるので、設定変更の影響を最小限に抑えることができる。
一方、ステップS93で例外でないと判断されると、自動的に設定変更を行うのは適切ではないとして、ネットワークマネージャ100の通信方式再設定部119は、例えば予めメモリなどの記憶装置に登録されている管理者のメールアドレス宛に設定確認通知を送信する(ステップS107)。設定確認通知には、例えばネットワーク機器Bの識別情報と全ポートのポート設定情報を含む。これによって、管理者は、ネットワーク機器Bの設定を見直すことができるようになる。
以上のような処理を行うことによって、非効率な通信を行うことになることを表す現象を検出した場合には、ネットワーク機器Bの特定のポートの通信方式設定を自動的に変更するか、管理者に検討させることができるようになる。
[実施の形態4]
本実施の形態におけるネットワーク構成は第3の実施の形態と同じで図13に示すようなものである。また、ネットワークマネージャ100(第2の実施の形態であれば100b)並びにネットワーク機器A及びBの構成については、基本的に第2の実施の形態と同じであり、以下で述べるように処理内容が一部異なっている。
以下、本実施の形態の処理内容について図16を用いて説明する。ここでも、ネットワーク機器Aのポート番号1のポートと、ネットワーク機器Bのポート番号2のポートとをケーブルにて接続してリンクアップする場面について説明する。
まず、ネットワーク機器A及びネットワーク機器Bは、接続されているポートについての設定がオートネゴシエーションであれば、それぞれのオートネゴシエーション処理部206及びオートネゴシエーション処理部307がオートネゴシエーションを実施するか、又は全二重固定又は半二重固定であれば通信を開始する(ステップS111及びS113)。この処理は、第2の実施の形態と同様である。
本実施の形態では、オートネゴシエーション処理部206がオートネゴシエーションの結果として半二重設定を行い通信方式確認部225に通知したか、又は、CRCエラー検知部207がlate collisionによるCRCエラーを検出して通信方式確認部225に通知したものとする。そうすると、通信方式確認部225は、オートネゴシエーションにおける半二重設定を検出するか又はCRCエラーの発生を検出する(ステップS115)。
そうすると、通信方式確認部225は、リンクパートナー情報取得部221に対して、半二重設定を検出したか又はCRCエラーの発生を検出した通信ポート201について、隣接ノード情報を取得するように要求する。リンクパートナー情報取得部221は、半二重設定を検出したか又はCRCエラーの発生を検出した通信ポート201についてリンクパートナーであるネットワーク機器Bに対して、リンクパートナー情報(具体的にはネットワーク機器Bの識別情報及びネットワーク機器Aと接続している通信ポートのポート番号などの識別情報)を要求する(ステップS117)。上でも述べたように、例えばLLDP等を用いて要求する。これに対して、ネットワーク機器Bのリンクパートナー情報返信部321は、リンクパートナー情報の要求を受信すると(ステップS119)、自ネットワーク機器Bの識別情報(IPアドレス、MACアドレス又はネットワーク名などのその他の識別子)及びリンクアップしたポートのポート番号などのポート識別情報をリンクパートナー情報として要求元のネットワーク機器Aに対して返信する(ステップS121)。
ネットワーク機器Aのリンクパートナー情報取得部221は、ネットワーク機器Bから、リンクパートナー情報を受信すると、通信方式確認部225に出力する(ステップS123)。
そして、通信方式確認部225は、マネージャ通知部223に、リンクパートナー情報を出力すると共に設定不整合通知を送信するように指示し、マネージャ通知部223は、マネージャ情報格納部209に格納されているネットワークマネージャ100の例えばIPアドレス又はMACアドレスを読み出して、当該IPアドレス又はMACアドレス宛に、リンクパートナー情報を含む設定不整合通知を送信する(ステップS125)。なお、ネットワーク機器Aの識別情報(例えばIPアドレス、MACアドレス又はネットワーク名など)とリンクアップした通信ポート201のポート識別情報(例えばポート番号)とをさらに含むようにしてもよい。
ネットワークマネージャ100bの通知受信部117は、リンクパートナー情報を含む設定不整合通知を受信し、通信方式再設定部131に出力する(ステップS127)。そうすると、通信方式再設定部131は、通信方式設定ポリシー取得部125に対してポリシーを要求する。この要求に応じて、通信方式設定ポリシー取得部125は、通信方式設定ポリシー格納部127から設定されているポリシーを読み出し、通信方式再設定部131に出力する。通信方式再設定部131は、通信方式設定ポリシー取得部125からポリシーを受け取る(ステップS129)。なお、設定不整合通知に、ネットワーク機器Aのポート1の設定情報を含むようにして、ステップS127及びS129を省略すると共に、通信方式設定ポリシー取得部125及び通信方式設定ポリシー格納部127を設けないようにしてもよい。
さらに、ネットワークマネージャ100bの通信方式再設定部131は、設定不整合通知に含まれるリンクパートナー情報内のネットワーク機器Bの識別情報を用いて、全ポートのポート設定情報を、ネットワーク機器Bに対して要求する(ステップS131)。例えば、CLIなどを用いて要求を行う。ネットワーク機器Bの通信方式設定部309は、ネットワークマネージャ100から全ポートのポート設定情報の要求を受信し(ステップS133)、通信方式設定格納部311から全ポートのポート設定情報(AUTOの場合には現状の設定も含む)を読み出し、ネットワークマネージャ100に全ポートのポート設定情報を返信する(ステップS135)。なお、設定変更の場合には認証を行うが、設定情報の読み出しの場合には認証を実施しないものとする。設定情報の読み出しの場合にも認証を実施するようにしてもよい。ネットワークマネージャ100bの通信方式再設定部131は、ネットワーク機器Bからポート設定情報を受信して、例えばメインメモリやワークメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS137)。
以降の処理は、端子Bを介して図15の処理に移行する。すなわち、以下の処理については、第3の実施の形態と同じである。
以上のような処理を実施すれば、ネットワークマネージャの構成を簡単なものにすることができる。また、第3の実施の形態と同様に、ネットワーク機器Aのリンクパートナーの設定を、例外であるならば自動的に変更して、通信効率を向上させることができるようになる。また、例外といえない場合には、管理者に確認させることができるようになる。
以上本技術の実施の形態について説明したが、本技術はこのような実施の形態に限定されるものではない。例えば、処理結果が変わらない限り処理の順番を入れ替えたり、並列に実行するようにしてもよい。また、ネットワーク機器A及びB、並びにネットワークマネージャ100は、ハードウエアのみで実施するようにしてもよいし、ハードウエアとソフトウエアの組み合わせで実施するようにしてもよい。
なお、上で述べたネットワーク機器A及びB並びにネットワークマネージャ100及び100bは、コンピュータ装置として実施される場合もあり、図17に示すように、メモリ2501とCPU2503とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信部2517(図では、2517a乃至2517c)とがバス2519で接続されている。なお、場合によっては、表示制御部2507、表示装置2509、ドライブ装置2513、入力装置2515は含まれない場合もある。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。なお、通信部2517のいずれかを介して入力されたデータは、他の通信部2517を介して出力される。CPU2503は、通信部2517を制御して、適切に出力先を切り替える。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。本技術の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
例えば、CPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、ネットワーク機器A及びB並びにネットワークマネージャ100及び100bの各機能が実現される。また、ネットワーク機器A及びB並びにネットワークマネージャ100及び100bで保持されるデータは、メモリ2501又はHDD2505に格納される。
以上本実施の形態をまとめると以下のようになる。
本技術における第1の態様に係る、ネットワーク機器の設定変更方法は、ネットワークマネージャ機器に実行され、第1のネットワーク機器から、当該第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている第2のネットワーク機器との設定不整合の通知を受信するステップ(図18:ステップS201)と、第2のネットワーク機器に対して、第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定を、第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定と一致するように変更させる設定変更ステップ(図18:ステップS203)とを含む。
このように、正しく設定されている第1のネットワーク機器のリンクパートナーである第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定を、第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定と整合するように設定変更することができるようになる。すなわち、効率的な通信が可能となる。なお、このようなネットワークマネージャ機器及び第1のネットワーク機器をネットワーク中に設置することによって、特別な機能のない第2のネットワーク機器についても自動的に通信方式設定を適切に変更させることができるようになる。
また、本技術の第1の態様において、第2のネットワーク機器に対して、第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定についての情報を要求するステップと、第2のネットワーク機器から、第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定についての情報を受信するステップと、第2のポートの通信方式設定についての情報が、第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定と不整合であるか判断する判断ステップとをさらに含むようにしてもよい。その際、上で述べた判断ステップによって不整合が確認された場合に、上で述べた設定変更ステップを実施するようにしてもよい。これによって設定不整合が存在することを確認の上、設定変更を行うことができるようになる。
さらに、ネットワークに接続されているネットワーク機器の各ポートに接続されている機器の情報を格納する記憶部(例えば実施の形態におけるリンクパートナー情報格納部)から、設定不整合の通知に含まれる第1のネットワーク機器の識別情報と第1ポートの識別情報とを用いて第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている第2のネットワーク機器の情報を特定する場合もあれば、設定不整合の通知が第2のネットワーク機器の情報を含んでおり、当該設定不整合の通知から第2のネットワーク機器の情報を特定する場合もある。上で述べたような記憶部を用意すれば高速に第2のネットワーク機器の情報を特定することができるが、設定不整合の通知に第2のネットワーク機器の情報が含まれていれば、記憶部を設けずにすむ。
また、上で述べた判断ステップが、第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定をポリシーとして格納しているポリシーデータ格納部から第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定を特定するステップを含むようにしてもよい。第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定を、設定不整合の通知に含むようにしてもよい。
本技術の第2の態様に係る、ネットワーク機器の制御方法は、他のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、自ネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定と他のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定とが不整合となっていることを表す現象を検出するステップ(図19:ステップS211)と、他のネットワーク機器の第1のポートを特定する情報又は自ネットワーク機器及び第2のポートを特定する情報を含む設定不整合の通知を、ネットワークマネージャ機器に送信するステップ(図19:ステップS213)とを含む。
このようなネットワーク機器を導入することによって、リンクパートナーである他のネットワーク機器の通信方式設定を適切に変更して、効率的な通信が可能となる。
また、本技術の第2の態様において、他のネットワーク機器の第1のポートを特定する情報を、他のネットワーク機器から取得するステップをさらに含むようにしてもよい。このようにすれば、ネットワークマネージャ機器ではネットワークのデータを予め保持しておく必要はない。
さらに、上で述べた現象が、通信方式設定のオートネゴシエーションの結果における半二重の設定又は巡回冗長検査エラーの検出を含むようにしてもよい。前者は明らかな設定不整合を表しており、後者は他の理由で発生することもあるが例えば全二重設定と半二重設定がなされているような場合にも発生する。
本技術の第3の態様に係る、ネットワーク機器の設定変更方法は、ネットワークマネージャ機器により実行され、第1のネットワーク機器から、当該第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている第2のネットワーク機器との設定不整合の通知を受信するステップ(図20:ステップS221)と、第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、第2のネットワーク機器の第2のポートを特定する特定ステップ(図20:ステップS223)と、第2のネットワーク機器から、当該第2のネットワーク機器の全ポートの通信方式設定を取得するステップ(図20:ステップS225)と、第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定が第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定及び第2のネットワーク機器の全ポートの通信方式設定の中で例外となっているという条件を満たしているか判断するステップ(図20:ステップS227)と、上記条件を満たしていると判断された場合には、第2のネットワーク機器に対して、第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定を、第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定に変更させる設定変更ステップ(図20:ステップS229)とを含む。
オートネゴシエーション設定を行うか全二重設定を行うかは、管理者のポリシー等によることが多い。従って、上で述べたような例外に該当する場合であれば、単なる設定ミスであることがわかるので、自動的に設定変更を行うことが適切である。
また、本技術の第3の態様において、上で述べた条件を満たしていないと判断された場合には、第2のネットワーク機器を特定する情報を含む設定確認通知を、管理者宛に送信するステップをさらに含むようにしてもよい。このような場合には、設定が混在している又は機器によって設定ポリシーが異なるような場合に相当するので、管理者に確認させるためである。
また、上で述べた特定ステップにおいて、ネットワークに接続されているネットワーク機器の各ポートに接続されている機器の情報を格納する記憶部から、設定不整合の通知に含まれる第1のネットワーク機器の識別情報と第1ポートの識別情報とを用いて第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている第2のネットワーク機器の情報を特定する場合もあれば、設定不整合の通知が第2のネットワーク機器の情報を含んでおり、当該設定不整合の通知から第2のネットワーク機器の情報を特定する場合もある。
なお、上で述べたような処理をネットワーク機器又はネットワークマネージャ機器に実施させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリ等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
第1のネットワーク機器から、当該第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている第2のネットワーク機器との設定不整合の通知を受信するステップと、
前記第2のネットワーク機器に対して、前記第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、前記第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定を、前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定と一致するように変更させる設定変更ステップと、
を、ネットワークマネージャ機器に実行させるためのプログラム。
(付記2)
前記第2のネットワーク機器に対して、前記第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、前記第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定についての情報を要求するステップと、
前記第2のネットワーク機器から、前記第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定についての情報を受信するステップと、
前記第2のポートの通信方式設定についての情報が、前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定と不整合であるか判断する判断ステップと、
をさらに前記ネットワークマネージャ機器に実行させ、
前記判断ステップによって不整合が確認された場合に、前記設定変更ステップを実施する
付記1記載のプログラム。
(付記3)
ネットワークに接続されているネットワーク機器の各ポートに接続されている機器の情報を格納する記憶部から、前記設定不整合の通知に含まれる前記第1のネットワーク機器の識別情報と前記第1ポートの識別情報とを用いて前記第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている前記第2のネットワーク機器の情報を特定する、又は、
前記設定不整合の通知が前記第2のネットワーク機器の情報を含んでおり、当該設定不整合の通知から前記第2のネットワーク機器の情報を特定する
付記1又は2記載のプログラム。
(付記4)
前記判断ステップが、
前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定をポリシーとして格納しているポリシーデータ格納部から前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定を特定するステップ
を含む付記2記載のプログラム。
(付記5)
他のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、自ネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定と前記他のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定とが不整合となっていることを表す現象を検出するステップと、
前記他のネットワーク機器の第1のポートを特定する情報又は前記自ネットワーク機器及び第2のポートを特定する情報を含む設定不整合の通知を、ネットワークマネージャ機器に送信するステップと、
をネットワーク機器に実行させるためのプログラム。
(付記6)
前記他のネットワーク機器の第1のポートを特定する情報を、前記他のネットワーク機器から取得するステップ
をさらに前記ネットワーク機器に実行させるための付記5記載のプログラム。
(付記7)
前記現象が、通信方式設定のオートネゴシエーションの結果における半二重の設定又は巡回冗長検査エラーの検出を含む
付記5又は6記載のプログラム。
(付記8)
第1のネットワーク機器から、当該第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている第2のネットワーク機器との設定不整合の通知を受信するステップと、
前記第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、前記第2のネットワーク機器の第2のポートを特定する特定ステップと、
前記第2のネットワーク機器から、当該第2のネットワーク機器の全ポートの通信方式設定を取得するステップと、
前記第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定が前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定及び前記第2のネットワーク機器の全ポートの通信方式設定の中で例外となっているという条件を満たしているか判断するステップと、
前記条件を満たしていると判断された場合には、前記第2のネットワーク機器に対して、前記第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定を、前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定に変更させる設定変更ステップと、
を、ネットワークマネージャ機器に実行させるためのプログラム。
(付記9)
前記条件を満たしていないと判断された場合には、前記第2のネットワーク機器を特定する情報を含む設定確認通知を、管理者宛に送信するステップ
をさらに前記ネットワークマネージャ機器に実行させるための付記8記載のプログラム。
(付記10)
前記特定ステップにおいて、
ネットワークに接続されているネットワーク機器の各ポートに接続されている機器の情報を格納する記憶部から、前記設定不整合の通知に含まれる前記第1のネットワーク機器の識別情報と前記第1ポートの識別情報とを用いて前記第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている前記第2のネットワーク機器の情報を特定する、又は、
前記設定不整合の通知が前記第2のネットワーク機器の情報を含んでおり、当該設定不整合の通知から前記第2のネットワーク機器の情報を特定する
付記8又は9記載のプログラム。
(付記11)
第1のネットワーク機器から、当該第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている第2のネットワーク機器との設定不整合の通知を受信するステップと、
前記第2のネットワーク機器に対して、前記第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、前記第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定を、前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定と一致するように変更させる設定変更ステップと、
を含み、ネットワークマネージャ機器に実行されるネットワーク機器の設定変更方法。
(付記12)
他のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、自ネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定と前記他のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定とが不整合となっていることを表す現象を検出するステップと、
前記他のネットワーク機器の第1のポートを特定する情報又は前記自ネットワーク機器及び第2のポートを特定する情報を含む設定不整合の通知を、ネットワークマネージャ機器に送信するステップと、
を含み、ネットワーク機器に実行されるネットワーク機器制御方法。
(付記13)
第1のネットワーク機器から、当該第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている第2のネットワーク機器との設定不整合の通知を受信するステップと、
前記第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、前記第2のネットワーク機器の第2のポートを特定する特定ステップと、
前記第2のネットワーク機器から、当該第2のネットワーク機器の全ポートの通信方式設定を取得するステップと、
前記第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定が前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定及び前記第2のネットワーク機器の全ポートの通信方式設定の中で例外となっているという条件を満たしているか判断するステップと、
前記条件を満たしていると判断された場合には、前記第2のネットワーク機器に対して、前記第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定を、前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定に変更させる設定変更ステップと、
を含み、ネットワークマネージャ機器に実行されるネットワーク機器の設定変更方法。
(付記14)
第1のネットワーク機器から、当該第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている第2のネットワーク機器との設定不整合の通知を受信する受信部と、
前記第2のネットワーク機器に対して、前記第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、前記第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定を、前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定と一致するように変更させる設定変更部と、
を有するネットワークマネージャ機器。
(付記15)
他のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、自ネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定と前記他のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定とが不整合となっていることを表す現象を検出する検出部と、
前記他のネットワーク機器の第1のポートを特定する情報又は前記自ネットワーク機器及び第2のポートを特定する情報を含む設定不整合の通知を、ネットワークマネージャ機器に送信する送信部と、
を有するネットワーク機器。
(付記16)
第1のネットワーク機器から、当該第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている第2のネットワーク機器との設定不整合の通知を受信する受信部と、
前記第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、前記第2のネットワーク機器の第2のポートを特定する特定部と、
前記第2のネットワーク機器から、当該第2のネットワーク機器の全ポートの通信方式設定を取得する取得部と、
前記第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定が前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定及び前記第2のネットワーク機器の全ポートの通信方式設定の中で例外となっているという条件を満たしているか判断する判断部と、
前記条件を満たしていると判断された場合には、前記第2のネットワーク機器に対して、前記第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定を、前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定に変更させる設定変更部と、
を有するネットワークマネージャ機器。
100,100b ネットワークマネージャ
111 通信ポート 113 物理層 115 メディア層
117 通知受信部 119,131 通信方式再設定部
121 リンクパートナー情報取得部
123 リンクパートナー情報格納部
125 通信方式設定ポリシー取得部
127 通信方式設定ポリシー格納部
201 通信ポート 203 物理層 205 メディア層
206 オートネゴシエーション処理部
207 CRCエラー検知部 208,223 マネージャ通知部
209 マネージャ情報格納部 210,225 通信方式確認部
221 リンクパートナー情報取得部
301 通信ポート 303 物理層 305 メディア層
307 オートネゴシエーション処理部 309 通信方式設定部
311 通信方式設定格納部 321 リンクパートナー情報返信部

Claims (9)

  1. 第1のネットワーク機器から、当該第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている第2のネットワーク機器との設定不整合の通知を受信するステップと、
    前記第2のネットワーク機器に対して、前記第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、前記第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定を、前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定と一致するように変更させる設定変更ステップと、
    を、ネットワークマネージャ機器に実行させるためのプログラム。
  2. ネットワークに接続されているネットワーク機器の各ポートに接続されている機器の情報を格納する記憶部から、前記設定不整合の通知に含まれる前記第1のネットワーク機器の識別情報と前記第1ポートの識別情報とを用いて前記第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている前記第2のネットワーク機器の情報を特定する、又は、
    前記設定不整合の通知が前記第2のネットワーク機器の情報を含んでおり、当該設定不整合の通知から前記第2のネットワーク機器の情報を特定する
    請求項1記載のプログラム。
  3. 他のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、自ネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定と前記他のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定とが不整合となっていることを表す現象を検出するステップと、
    前記他のネットワーク機器の第1のポートを特定する情報又は前記自ネットワーク機器及び第2のポートを特定する情報を含む設定不整合の通知を、ネットワークマネージャ機器に送信するステップと、
    をネットワーク機器に実行させるためのプログラム。
  4. 第1のネットワーク機器から、当該第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている第2のネットワーク機器との設定不整合の通知を受信するステップと、
    前記第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、前記第2のネットワーク機器の第2のポートを特定する特定ステップと、
    前記第2のネットワーク機器から、当該第2のネットワーク機器の全ポートの通信方式設定を取得するステップと、
    前記第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定が前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定及び前記第2のネットワーク機器の全ポートの通信方式設定の中で例外となっているという条件を満たしているか判断するステップと、
    前記条件を満たしていると判断された場合には、前記第2のネットワーク機器に対して、前記第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定を、前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定に変更させる設定変更ステップと、
    を、ネットワークマネージャ機器に実行させるためのプログラム。
  5. 前記条件を満たしていないと判断された場合には、前記第2のネットワーク機器を特定する情報を含む設定確認通知を、管理者宛に送信するステップ
    をさらに前記ネットワークマネージャ機器に実行させるための請求項4記載のプログラム。
  6. 前記特定ステップにおいて、
    ネットワークに接続されているネットワーク機器の各ポートに接続されている機器の情報を格納する記憶部から、前記設定不整合の通知に含まれる前記第1のネットワーク機器の識別情報と前記第1ポートの識別情報とを用いて前記第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている前記第2のネットワーク機器の情報を特定する、又は、
    前記設定不整合の通知が前記第2のネットワーク機器の情報を含んでおり、当該設定不整合の通知から前記第2のネットワーク機器の情報を特定する
    請求項4又は5記載のプログラム。
  7. 第1のネットワーク機器から、当該第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている第2のネットワーク機器との設定不整合の通知を受信する受信部と、
    前記第2のネットワーク機器に対して、前記第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、前記第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定を、前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定と一致するように変更させる設定変更部と、
    を有するネットワークマネージャ機器。
  8. 他のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、自ネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定と前記他のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定とが不整合となっていることを表す現象を検出する検出部と、
    前記他のネットワーク機器の第1のポートを特定する情報又は前記自ネットワーク機器及び第2のポートを特定する情報を含む設定不整合の通知を、ネットワークマネージャ機器に送信する送信部と、
    を有するネットワーク機器。
  9. 第1のネットワーク機器から、当該第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている第2のネットワーク機器との設定不整合の通知を受信する受信部と、
    前記第1のネットワーク機器の第1のポートに接続されている、前記第2のネットワーク機器の第2のポートを特定する特定部と、
    前記第2のネットワーク機器から、当該第2のネットワーク機器の全ポートの通信方式設定を取得する取得部と、
    前記第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定が前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定及び前記第2のネットワーク機器の全ポートの通信方式設定の中で例外となっているという条件を満たしているか判断する判断部と、
    前記条件を満たしていると判断された場合には、前記第2のネットワーク機器に対して、前記第2のネットワーク機器の第2のポートの通信方式設定を、前記第1のネットワーク機器の第1のポートの通信方式設定に変更させる設定変更部と、
    を有するネットワークマネージャ機器。
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