JP2011043589A - 双安定液晶表示パネル及びその駆動方法 - Google Patents

双安定液晶表示パネル及びその駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】低温の環境においても適切に画像を表示することが出来る双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの提供。
【解決手段】コモンライン及びセグメントラインを有する双安定液晶表示パネル10と、コモンラインを駆動するコモン駆動部11と、セグメントラインを駆動するセグメント駆動部12と、駆動電位を生成する電源回路13と、コモン駆動部11とセグメント駆動部12と電源回路13を制御する制御回路14からなり、コモン駆動部11またはセグメント駆動部12から出力される書き込みパルスの直前に励起用の交流電圧パルスを印加するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、双安定液晶表示パネル及びその駆動方法に関し、特に双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネル及びその駆動方法に関する。
現在製造されている液晶ディスプレイのほとんどは単安定タイプである。単安定タイプでは、液晶を狭持する電極に電気信号を与えて何らかの表示をさせた後、その電気信号を切ると液晶は特定の状態に戻り、表示は消える。一方双安定の液晶は、電気信号が切れた状態で2種類の安定状態を有し、表示は消えない。また、その2種類の安定状態は適当な電気信号を加える事によってスイッチングする事ができる。
2種類の安定状態は、それぞれ光の透過状態が異なるので偏光素子と組み合わせて画像を表示する事ができる。また、特定の電気信号を加える事によって画像を変更することもできる。その表示画像は電気信号を切っても安定状態にあるので、画像を記憶することが出来る。そのため、双安定の液晶ディスプレイは多くの用途に応用することができ、有益である。さらに、表示画像を維持するのに電力が不要である。その結果、携帯デバイスの消費電力を抑えるのにも有効である。
そのような2種類の安定状態を持つ双安定液晶パネルがBiNem(登録商標)と呼ばれるスクリーンとして提唱されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1において、記憶された表示を変更するときの電気信号の加え方についても提唱されている。
特開2004−4552号公報
本発明が解決しようとする課題は、双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動方法及び駆動デバイスにおいて、極低温での書き換えを可能にすることである。
現在、市販されている一般的なSTN液晶を通常駆動するための(SA駆動方式ではない)ドライバでは、ICの耐圧が40Vのものが一般的で液晶に印加できる最大電圧も40Vとなる。前述したように双安定液晶パネルの書き換えではネマチック液晶の分子の配向の安定状態を一度破壊する必要があるが、低温になると破壊するための電圧が上がり40Vを超えてしまう。
図5に双安定液晶表示パネルを駆動するための波形の各パラメータの温度特性を示す。
低温になるに従って、V0電圧も上がりパルス幅も5度くらいから急激に広がる。V0電圧が上限に達した後はパルス幅を大きくする必要があるが、パルス幅が大きくなると誘電緩和現象によって液晶層に加わる電圧が時間とともに下がり、配向の安定状態を一度破壊することが出来なくなる。従って、従来の駆動波形では−5度程度で書き換えが出来なくなる。
上記課題を解決するために、書き込みパルスの直前に励起用の交流電圧パルスを加えることにより低温時でも書き換えが出来るようにした。
構成としては、コモンライン及びセグメントラインを有する双安定液晶表示パネルと、コモンラインを駆動するコモン駆動部と、セグメントラインを駆動するセグメント駆動部と、駆動電位を生成する電源回路と、コモン駆動部とセグメント駆動部と電源回路を制御する制御回路からなる。
第1の発明は、双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルまたは、その駆動方法において、書き込みパルスの直前に励起用の交流電圧パルスを印加すること。
第2の発明は、上記第1の発明において、温度センサからの温度情報を元にして、励起用の交流電圧パルスを書き込みパルスの直前に印加するモードと、書き込みパルスの直前に励起用の交流電圧パルスを印加しないモードとを切り替えること。
第3の発明は、上記第2の発明において、モードの切り替えは、−20度〜0度の範囲内の予め設定した温度に達した時に切り替わること。
第4の発明は、上記第1〜3のいずれか1つに記載の発明において、温度センサからの温度情報を元にして、励起用の交流電圧パルスを書き込みパルスの直前に印加する期間及び交流電圧パルスの電圧の少なくとも1要素を決定すること。
第5の発明は、上記第4の発明において、温度情報に応じて交流電圧パルスの印加する期間または交流電圧パルスの電圧の少なくとも1要素を予め設定した参照テーブルから決定すること。
第6の発明は、上記第5の発明において、参照テーブルは、測定する温度が低くなるにつれ交流電圧パルスの印加する期間が長くなるよう特長付けられていること。
第7の発明は、上記第1〜6のいずれか1つに記載の発明において、交流電圧パルスのパルス幅は書き込みパルスのパルス幅よりも小さいこと。
第8の発明は、上記第7の発明において、パルス幅は、温度センサからの温度情報を元にして決定されること。
第9の発明は、上記第1〜8のいずれか1つに記載の発明において、交流電圧パルスは矩形波であること。
第10の発明は、上記1〜9のいずれか1つに記載の発明において、交流電圧パルスの電圧は書き込みパルスの電圧以上であること。
本発明により、双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動方法において、−20度での書き換えが可能になった。
双安定液晶表示パネルを表示制御する一般的な機能ブロック図である。 双安定液晶表示パネルのスイッチングを模式的に示した説明図である。 双安定液晶表示パネルのコモン端子とセグメント端子を2次元状に示した図である。 双安定液晶表示パネルのコモン端子とセグメント端子にそれぞれ印加される電圧、及びコモン・セグメント間電圧の波形を示す図である。 駆動モードのコモン電圧、セグメント電圧及びコモン・セグメント間電圧の波形を示す図である。 従来の駆動波形の各パラメータの温度特性を示すグラフである。 セグメント駆動部の入出力テーブルを示す真理値表である。 コモン駆動部の入出力テーブルを示す真理値表である。 従来の低温用の駆動モードで駆動されたときの双安定液晶表示パネルのコモン・セグメント間電圧のコモン・セグメント間電圧の波形を示す図である。 従来の選択波形の駆動信号で駆動した場合の波形図である。 本発明の実施例1の選択波形の駆動信号で駆動した場合の波形図である。 本発明の実施例2の選択波形の駆動信号で駆動した場合の波形図である。
本発明の双安定液晶表示パネルの極低温表示方法は、双安定液晶表示パネルの駆動デバイスのハードウエアを変更することなく駆動波形を変更することにより実施できるものである。
実施例の説明をする前に、双安定液晶表示パネルの従来技術について説明を行なう。
図1は、双安定液晶表示パネル10を表示制御するための一般的な機能ブロック図である。双安定液晶表示パネル10は、水平方向のコモンラインを駆動するコモン駆動部(COM−IC)11、垂直方向のセグメントラインを駆動するセグメント駆動部(SEG−IC)12、駆動電位(V0、V12、V34、V5、VCX)を生成する電源回路13、及びコモン駆動部11とセグメント駆動部12及び電源回路13を制御する制御回路(MPU)14から構成される駆動デバイスで駆動される。
制御回路14がコモン駆動部11とセグメント駆動部12を制御するための信号と役割は、通常のSTN駆動ドライバ回路と同様である。コモン駆動部11に対しては、初期化信号RESETXがあり、スキャンタイミングを決めるCOM−Dataと書き込み用クロックのCLがあり、交流化信号FRCOMや表示消去のDispOffxがある。セグメント駆動部12に対しては、初期化信号RESETXがあり、表示画像データを与えるDIO(8)と書き込み用クロックXCKがあり、交流化信号FRSEGや表示消去のDispOffxがある。
図2は、双安定ネマチック液晶の状態の切り替えであるスイッチングを説明する図で、双安定液晶表示パネル10のコモンとセグメントに特定の信号を印加して、ネマチック液晶分子のねじれ方向をツイスト状態(Twisted)とユニフォーム状態(Uniform)と呼ばれる2種類の状態に切り替える様子を示している。図2(a)はツイスト状態を生成させる場合における波形である。図2(b)はツイスト状態のイメージ図であり、ネマチック液晶の分子20がツイストしている。続いて、図2(c)はユニフォーム状態を生成させる場合における波形である。図2(d)はユニフォーム状態のイメージ図であり、ネマチック液晶の分子20が整列している、ユニフォームの状態であることがわかる。
なお、本願に添付する図面において、COMはコモン電極に印加されるコモン信号を、COM−Scanは選択時のコモン信号即ち選択信号を、COM−No Scanは非選択時のコモン信号即ち非選択信号を、SEGはセグメント電極に印加されるセグメント信号を、更に、COM−SEGはコモン・セグメント間電圧即ちコモン電極とセグメント電極で挟持された交点画素に印加される表示電圧を示す。そして、書込み信号は白書込み信号と黒書込み信号の2種類であり、また表示信号は白表示電圧と黒表示電圧の2種類である。
先ず、双安定液晶表示パネル10のコモン電極とセグメント電極の交点画素で白(White)を表示する場合について説明する。コモン端子に印加される選択信号の電圧波形は、図2の左側の最上段に示す如く、選択期間Tの最初の時間間隔aはレベル0、時間間隔bとcは負のレベル−V、続く時間間隔dとeは正のレベル+V、続く時間間隔fは正のレベル+VCX、そして残りの時間間隔gはレベル0となる波形である。
セグメント端子に印加される白書込み信号の電圧波形は、図2の左側の2段目に示す如く、選択期間Tの最初の時間間隔aからeはレベル0、続く時間間隔fは負のレベル−v、そして残りの時間間隔gはレベル0となる波形である。
上述の如く時間と共に変移する選択信号と白書込み信号が印加されると、コモン端子とセグメント端子の間の差の電圧である白表示電圧の波形は、時間と共に変移する波形となる。即ち、図2の左側の3段目に示す如く、白表示電圧波形は、選択期間Tの最初の時間間隔aはレベル0、続く時間間隔bとcは負のレベル−V、続く時間間隔dからeは正のレベル+V、そして残りの時間間隔gはレベル0となる波形である。このように、白表示電圧の波形は、負のレベル−Vボルトと正のレベル+Vの間で電圧遷移を行うものである。 このような波形の白表示電圧をネマチック液晶に印加するのは、まず負のレベル−Vの電圧でネマチック液晶の分子の配向の安定状態を破壊し、ネマチック液晶の分子を縦方向に吊り上げ(図2の左側の最下段の左方の模式図)、その後に正のレベル+Vの電圧をレベル0の電圧へと開放してネマチック液晶の分子を配向方向へ寝かし(図2の左側の最下段の右方の模式図)、ツイスト状態(Twisted)にするためである。このようにして、図2の左側の三段目に示す波形の白表示電圧が印加された双安定液晶表示パネル10の交点画素は白を表示する。
次に、双安定液晶表示パネル10のコモン電極とセグメント電極の交点画素で黒を表示する場合について説明する。コモン端子に印加される選択信号の電圧波形は、図2の左側最上段の波形と同じである。
黒書込み信号の電圧波形は、図2の右側の2段目に示す如く、選択期間Tの最初の時間間隔aからcはレベル0、続く時間間隔dは負のレベル−v、そして残りの時間間隔eからgはレベル0となる波形である。
上述の如く時間と共に変移する選択信号と黒書込み信号が印加されると、コモン端子とセグメント端子の間の差の電圧である黒表示電圧の波形は、時間と共に変移する波形となる。即ち、図2の右側の3段目に示す如く、黒表示電圧の波形は、選択期間Tの最初の時間間隔aはレベル0、続く時間間隔bとcは負のレベル−V、続く時間間隔dは正のレベル+(V+v)、続く時間間隔eは正のレベル+V、続く時間間隔fは正のレベル+V−v、そして残りの時間間隔gはレベル0となる波形である。このように、黒表示電圧は、−Vと+(V+v)の間で電圧遷移を行うものである。
このような波形の黒表示電圧をネマチック液晶に印加するのは、まず負のレベル−Vでネマチック液晶の分子の配向の安定状態を破壊し、ネマチック液晶の分子を縦方向に吊り上げ(図2の右側の最下段の左方の模式図)、その後に正のレベル+(V+v)を正のレベル+Vに、正のレベル+Vを正のレベル+V−vに、最後に正のレベル+V−vをレベル0へと順に段階的に低下させてネマチック液晶の分子をほぼ平行に配向し(図2の右側の最下段の右方の模式図)、ユニフォーム状態(Uniform)とするためである。このようにして、図2の右側の三段目に示す黒表示電圧が印加された双安定液晶表示パネル10の交点画素は、黒を表示する。
図3は、双安定液晶表示パネル10のコモン端子とセグメント端子に印加される電圧波形の例を示す図であり、その左側にはn行目のコモン端子COM[n]、(n+1)行目のコモン端子COM[n+1]及び(n+2)行目のコモン端子COM[n+2]の連続する3行と、これらと交差する3列のセグメント端子、即ちm列目のセグメント端子SEG[m]、(m+1)列目のセグメント端子SEG[m+1]及び(m+2)列目のセグメント端子SEG[m+2]とからなる双安定液晶表示パネル10の一部が模式的に示されている。
また、図4には、双安定液晶表示パネル10の図4(a)のコモン端子COM[n]、図4(b)のCOM[n+1]及び図4(c)のCOM[n+2]とこれらと交差するm列目のセグメント端子SEG[m](図4(d)参照。)に印加される電圧波形を時間の経過に従って示されている。なお、破線の円で囲った部分は、選択信号の電圧波形を示す。
選択(Scan)時にコモン端子に印加される選択信号の電圧波形は、図4(a)〜図4(c)に示す如くで、選択期間Tの最初の時間間隔aはレベル0、続く時間間隔bは正のレベル+V2、続く時間間隔cとdは正のレベル+V3、そして残りの時間間隔eとfはレベル0となる波形である。但し、V3>V2である。
非選択時にコモン端子に印加される非選択信号の電圧波形は、図4(a)〜図4(c)に示す如く、選択期間Tの最初の時間間隔aはレベル0、続く時間間隔bからdは正のレベル+V2、そして残りの時間間隔eとfはレベル0となる波形である。
コモン端子に印加される信号の電圧波形は、図2と図4では大きく異なっている。即ち、図2に示す選択信号の電圧波形は、正負に大きく変移する電圧波形であるのに対して、図4に示す選択信号の電圧波形は正側のみにおいて大きく変移する波形である。なお、図2には非選択信号は示されていないが、図4に示す非選択信号も正側のみにおいて大きく変移する波形である。
n行目のコモン端子COM[n]には、図4(a)に示す如く、スキャン時間区間t1において選択信号が、スキャン時間区間t2とt3において非選択信号がそれぞれ印加されている。続くn+1行目のコモン端子COM[n+1]には、図4(b)に示す如く、スキャン時間区間t1において非選択信号が、スキャン時間区間t2において選択信号が、更にスキャン時間区間t3において非選択信号がそれぞれ印加されている。更にそれに続くn+2行目のコモン端子COM[n+2]には、図4(c)に示す如くスキャン時間区間t1とt2において非選択信号が、スキャン時間区間t3において選択信号がそれぞれ印加されている。
セグメント端子に印加されるセグメント電圧、即ち、白書込み信号と黒書込み信号の電圧波形は、図4(d)に示す如くである。ここでは、スキャン時間区間t1において白書込み信号が、スキャン時間区間t2において黒書き込み信号が、そして、スキャン時間区間t3において白書き込み信号がそれぞれ印加されている。
白書込み信号の電圧波形は、選択期間Tの最初の時間間隔aとbはレベル0、続く時間間隔cとdは正のレベル+V2、続く時間間隔eは正のレベル+V1、そして残りの時間間隔fはレベル0となる波形である。
また、黒書込み信号の電圧波形は、選択期間Tの最初の時間間隔aとbはレベル0、続く時間間隔cは正のレベル+V1、続く時間間隔dとeは正のレベル+V2、そして残りの時間間隔fはレベル0となる波形である。
上述の如く、コモン端子に選択信号または非選択信号が、セグメント端子に白書込み信号または黒書込み信号が印加されると、コモン端子とセグメント端子間のコモン・セグメント間電圧、即ち白表示電圧と黒表示電圧は、図4(e)から図4(g)にそれぞれ示す如くとなる。
即ち、n行目のコモン端子COM[n]とm列目のセグメント端子SEG[m]の交点画素には、図4(e)に示す如く、スキャン時間区間t1においては、選択期間Tの最初の時間間隔aはレベル0、続く時間間隔bは正のレベル+V2、続く時間間隔cとdは負のレベル−V2、続く時間間隔eは負のレベル−V3、そして残りの時間間隔fの時間はレベル0となる波形の白表示電圧が印加されている。
スキャン時間区間t2においては、選択期間Tの最初の時間間隔aとbはレベル0、続く時間間隔cは負のレベル−V4、そして残りの時間間隔dからfはレベル0となる電圧波形の第1の寄生信号が印加されている。更に、スキャン時間区間t3においては、選択期間Tの最初の時間間隔aからdはレベル0、続く時間間隔eは負のレベル−V4、そして残りの時間間隔fはレベル0となる電圧波形の第2の寄生信号が印加されている。
次に(n+1)行目のコモン端子COM[n+1]とm列目のセグメント端子SEG[m]の交点画素には、図4(f)に示す如く、スキャン時間区間t1においては第2の寄生信号が、スキャン時間区間t2においては黒表示電圧が、そしてスキャン時間区間t3においては第1の寄生信号がそれぞれ印加されている。黒表示電圧は、選択期間Tの最初の時間間隔aはレベル0、続く時間間隔bは正のレベル+V2、続く時間間隔cは負のレベル−V1、続く時間間隔dは負のレベル−V2、続く時間間隔eは負のレベル−V3、そして残りの時間間隔fの時間はレベル0となる波形の電圧である。
更に(n+2)行目のコモン端子COM[n+1]とm列目のセグメント端子SEG[m]の交点画素には、図4(g)に示す如く、スキャン時間区間t1においては第1の寄生信号が、スキャン時間区間t2においては第2の寄生信号が、そしてスキャン時間区間t3においては白表示電圧がそれぞれ印加されている。
上述した如く、双安定液晶表示パネル10の表示は、選択信号の電圧波形を出力する1本のコモンと、全セグメントの信号状態によって1ライン分の白黒が決定し、1画面分の全コモンを順次スキャンする事により画面全体の表示が決定する。スキャンを行うのはその瞬間においては画面全体のうちの1本のコモンのみであり、残りの大多数のコモンは非選択信号の電圧波形を出力する。双安定液晶表示パネル10の充放電電荷量を考える時は、コモンの大多数が出力する非選択信号の電圧とセグメント端子に印加された白書込み信号または黒書込み信号の電圧の電位差に着目する必要がある。つまり、コモン端子とセグメント端子間のコモン・セグメント間電圧の波形における寄生信号が双安定液晶表示パネル10を駆動する上での充放電電荷量に大きく寄与し、消費電流の大きさに影響を与える。
図5は、双安定液晶表示パネル10の特定の駆動モード(Mode−C)の波形を示している。双安定液晶表示パネル10に印加される4種類の波形は、図4(a)においてコモン端子に選択時に印加される選択信号、コモン端子に非選択時に印加される非選択信号、図4(b)においてセグメント端子に印加される白書込み信号、セグメント端子に印加される黒書込み信号である。これらの電圧波形は図4に示したものと同じである。また、前記電圧の差を取ったものが図4(c)のCOM-SEGの駆動電圧となる。
また、図5には、コモン端子とセグメント端子の交点画素に印加された4種類の電圧、即ち白表示電圧、黒表示電圧、第1の寄生信号及び第2の寄生信号が示されている。これらの電圧波形は図4に示したものと同じである。
図5の下方に記した「1」と「0」の数字は、コモン端子に印加されるコモン電圧の波形とセグメント端子に印加されるセグメント電圧の波形の制御信号である。コモン電圧の波形はCCX、C−Data、FR、DispOffxの4つの信号で制御される。セグメント電圧の波形S−Data、FR、DispOffxの3つの信号で制御される。セグメント駆動デバイスとして、既に市販されている一般的なSTN液晶を通常駆動するための(SA駆動方式ではない)ドライバを用いた場合、図7に示すセグメント駆動ドライバ(SEG−Drv.)の入出力テーブルで出力電圧は3つの制御信号により制御されるので、図7に示すようなセグメント制御信号とセグメント電圧波形の対応が成立する。
双安定液晶表示パネル10を駆動するコモン電圧の波形には、一般的なSTN液晶の通常駆動には存在しないVCXなる電位があるので、その電位を出力させるための制御信号をCCXとしている。図8に示すコモン駆動ドライバ(COM−Drv.)の入出力テーブルで駆動モード(Mode−C)の欄に示すようにコモン出力を制御すれば、図5に示すようなコモン制御信号とコモン電圧波形の対応が成立する。
このようにして双安定液晶表示パネル10に画像を書き込んだ後に、コモン電圧とセグメント電圧をGNDにして双安定液晶表示パネル10を無印加状態にしても書き込んだ表示画像は保持されている。すなわち画像書き込み後に電源を切っても双安定液晶表示パネル10の画像は表示されている。
書き込み時に電力は必要であるが、その後は無電力で表示できる。
本発明に係る駆動方法が適用される駆動デバイス、即ち正極駆動または負極駆動のみで白黒を選択できる双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動デバイスは、従来のハードウエア構成は同じである。即ち、図1に示す如く、双安定液晶表示パネル10は、水平方向のコモンラインを駆動するコモン駆動部(COM−IC)11、垂直方向のセグメントラインを駆動するセグメント駆動部(SEG−IC)12、駆動電位(V0、V12、V34、V5、VCX)を生成する電源回路13、及びコモン駆動部11とセグメント駆動部12及び電源回路13を制御する制御回路(MPU)14から構成される駆動デバイスで駆動される。
制御回路14がコモン駆動部11とセグメント駆動部12を制御するための信号と役割は、通常のSTN駆動ドライバ回路と同様である。コモン駆動部11に対しては、初期化信号RESETXがあり、スキャンタイミングを決めるCOM−Dataと書き込み用クロックのCLがあり、交流化信号FRCOMや表示消去のDispOffxがある。セグメント駆動部12に対しては、初期化信号RESETXがあり、表示画像データを与えるDIO(8)と書き込み用クロックXCKがあり、交流化信号FRSEGや表示消去のDispOffxがある。電源回路13をコモン駆動部(COM−IC)11の中に取り込む事、さらにセグメント駆動部(SEG−IC)12をも取り込んで1つのICにする事は当然可能である。
次に、図9から図11を参照しながら、双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動方法を説明する。理解を容易にするために、本発明に係る双安定液晶表示パネルの駆動方法と従来の駆動方法と対比させて説明する。
図9は、正極駆動または負極駆動のみで白黒を選択できる双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの従来の駆動方法で低温に適した駆動モード(Mode−G)でドライバICの最大電圧のパルスが出せるように工夫したものである。図9の電圧波形は、上から順にセグメント端子に印加される白書込み信号23と黒書込み信号24、コモン端子に印加される選択信号25、非選択信号26、選択時のコモン・セグメント間電圧である黒表示電圧33と白表示電圧34、及び非選択時のコモン・セグメント間電圧である寄生信号40の電圧波形をそれぞれ示す。
白書込み信号23の電圧波形は、図9(a)に示す如く、選択期間Tの最初の時間間隔aとbは正のレベル+V5、続く時間間隔cは正のレベル+V12、続く時間間隔dとeは正のレベル+V0、そして残りの時間間隔fは正のレベル+V5となる波形である。
黒書込み信号24の電圧波形は、図9(a)に示す如く、選択期間Tの最初の時間間
隔aとbは正のレベル+V5、続く時間間隔cとdは正のレベル+V0、続く時間間隔eは正のレベル+V12、そして残りの時間間隔fは正のレベル+V5となる波形である。
選択信号25の電圧波形は、図9(b)に示す如く、選択期間Tの最初の時間
間隔aは正のレベル+V5、続く時間間隔bは正のレベル+V0、続く時間間隔cとdは正のレベル+V5、続く時間間隔eは正のレベル+VCX、そして残りの時間間隔fは正のレベル+V5となる波形である。
非選択信号26の電圧波形は、図9(c)に示す如く、選択期間Tの最初の時
間間隔aとbは正のレベル+V5、続く時間間隔cからeは正のレベル+V0、そして残りの時間間隔fは正のレベル+V5となる波形である。
選択時にコモン端子とセグメント端子に上述の如き電圧が印加されると、コモン端子とセグメント端子間のコモン・セグメント間電圧は、図9(d)に示す如くとなる。なお、図9(d)において、消去パルス31は正のレベル+5の矩形波であり、これに続いて印加される消去パルスの直流分消去用パルス32は負のレベル−5の矩形波である。
選択信号25と白書込み信号23がそれぞれ印加されたときの白表示電圧33は、選択期間Tの最初の時間間隔aはレベル0、続く時間間隔bは正のレベル+5、続く時間間隔cは負のレベル−4、続く時間間隔dは負のレベル−5、続く時間間隔eは負のレベル−3、そして残りの時間間隔fの時間は正のレベル0となる波形の電圧である。
また、選択信号25と黒書込み信号24がそれぞれ印加されたときの白表示電圧34は
、選択期間Tの最初の時間間隔aはレベル0、続く時間間隔bは正のレベル+5、続く時間間隔cとdは負のレベル−5、続く時間間隔eは負のレベル−2、そして残りの時
間間隔fの時間はレベル0となる波形の電圧である。
非選択時にコモン端子とセグメント端子に上述の如き電圧が印加されると、コモン端子とセグメント端子間のコモン・セグメント間電圧は、図9(e)に示す如くとなる。なお、図9(e)において、消去パルス31は正のレベル+5の矩形波であり、これに続いて印加される消去パルスの直流分消去用パルス32は負のレベル−5の矩形波である。
非選択信号26と白書込み信号23がそれぞれ印加されたときには、選択期間Tの最初の時間間隔aとbはレベル0、続く時間間隔cは正のレベル+1、そして残りの時間間隔eとfの時間はレベル0となる波形の電圧である。前述の正のレベル+1の矩形波パルスは寄生信号40である。
非選択信号26と黒書込み信号24がそれぞれ印加されたときには、選択期間Tの最初の時間間隔aからdはレベル0、続く時間間隔eは正のレベル+1、そして残りの時間間隔fはレベル0となる波形の電圧である。前述の正のレベル+1の矩形波パルスは寄生信号40である。
図10は、図9の従来の駆動モードで駆動されたときの双安定液晶表示パネルのコモン・セグメント間電圧の波形を示す図である。図10から明らかな如く、従来の駆動モードで駆動されたときには、一ライン選択期間内では、プラスパルスとマイナスパルスが一回ずつ印加されるだけである。
(極低温で書き換える駆動方法)
次に、図9の従来の駆動モード(Mode−G)に交流電圧パルスを加えて極低温で書き換えられる駆動方法を、図10を参照して説明する。
図11は、前述した従来の駆動モード(Mode−G)と同じ書き込みパルス33を用いその直前に正のレベル+5と負のレベル−5を繰り返す交流矩形波50を加えたものである。交流矩形波50は、図7と図8の真理値表に従って、図9の時間間隔bとdを用いることにより選択波形にだけ加え、非選択時には交流矩形波50が加わらないように出来る。
交流矩形波50の電圧値とパルス幅と回数は、温度により変化させる。本実施例では電圧値は書き込みパルスの最大の電圧値V0と同じにして、パルス幅と回数を変えた。
−20度では書き換えパルス33の幅は40mSで正のレベル+5で20mSと負のレベル−5で20mSを20回繰り返した交流矩形波50を加えることにより書き換えが出来た。
また、書き換えの前におこなわれる全画面の消去は、全信号線を同時に変化させる図9の消去パルス31,32によっておこなわれるが、極低温になると消去しにくくなるので今回は交流矩形波50の回数分繰り返して消去するようにした。
図12は、前述した従来の駆動モード(Mode−D)と同じ書き込みパルス33を用いその直前に正のレベル+5と負のレベル−5を繰り返す交流矩形波50を加えたものである。交流矩形波50は、図7と図8の真理値表に従って、図3の時間間隔bとdを用いることにより選択波形にだけ加え、非選択時には交流矩形波50が加わらないように出来る。
交流矩形波50の電圧値とパルス幅と回数は、温度により変化させる。本実施例では電圧値は書き込みパルスの最大の電圧値V0と同じにして、パルス幅と回数を変えた。
−15度では書き換えパルス33の幅は20mSで正のレベル+4で10mSと負のレベル−4で10mSを3回繰り返した交流矩形波50を加えることにより書き換えが出来た。
また、書き換えの前におこなわれる全画面の消去は、全信号線を同時に変化させる図8の消去パルス31,32によっておこなわれるが、極低温になると消去しにくくなるので今回は交流矩形波50の回数分繰り返して消去するようにした。
また、異なる駆動モードの書き込み波形であっても、直前に励起用の交流電圧パルスを加えることにより低温時でも書き換えが出来ることは言うまでもない。
また、直前に加える交流電圧パルスは矩形波以外でも可能であるが、波形の立下りが急峻であることが望ましく、書き込みパルス33の幅よりも短いことが望ましい。
本発明により、双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動方法において、極低温で画面書き換えが実現できた。また、本発明により、双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネル駆動デバイスにおいて、従来の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動デバイスを大幅に変更することなく、極低温の環境で書き換えが可能な双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動デバイスを提供することができた。
10 双安定液晶表示パネル
11 コモン駆動部(COM−IC)
12 セグメント駆動部(SEG−IC)
13 電源回路
14 制御回路(MPU)
20 ネマチック液晶の分子
21 全コモン印加信号
22 全セグメント印加信号
23 白書込み信号
24 黒書込み信号
25 選択信号
26 非選択信号
31 コモン・セグメント間電圧波形
32 コモン・セグメント間電圧波形
33 黒表示電圧信号
34 白表示電圧信号
40 寄生信号
50 交流矩形波
COM コモン信号
COM−Scan 選択信号
COM−No Scan 非選択信号
SEG セグメント信号
COM−SEG コモン・セグメント間電圧または表示電圧

Claims (20)

  1. 書き込みパルス印加の直前に励起用の交流電圧パルスを印加する双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動方法。
  2. 前記双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動方法において、温度センサからの温度情報を元にして、前記励起用の交流電圧パルスを書き込みパルスの直前に印加するモードと、前記書き込みパルスの直前に励起用の交流電圧パルスを印加しないモードとを切り替える請求項1に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動方法。
  3. 前記モードの切り替えは、−20度〜0度の範囲内の予め設定した温度に達した時に切り替わる請求項2に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動方法。
  4. 前記双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動方法において、温度センサからの温度情報を元にして、励起用の交流電圧パルスを書き込みパルスの直前に印加する期間または前記交流電圧パルスの電圧の少なくとも1要素を決定する請求項1から3のいずれか1項に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動方法。
  5. 前記双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動方法において、前記温度情報に応じて前記交流電圧パルスの印加する期間または前記交流電圧パルスの電圧の少なくとも1要素を予め設定した参照テーブルから決定する請求項4に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動方法。
  6. 前記参照テーブルは、測定する温度が低くなるにつれ前記交流電圧パルスの印加する期間が長くなるよう特長付けられている請求項5に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動方法。
  7. 前記交流電圧パルスのパルス幅は前記書き込みパルスのパルス幅よりも小さい請求項1〜6のいずれか1項に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動方法。
  8. 前記交流電圧パルスのパルス幅は、温度センサからの温度情報を元にして決定される請求項7に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動方法。
  9. 前記交流電圧パルスは矩形波である請求項1〜8のいずれか1項に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動方法。
  10. 前記交流電圧パルスの電圧は前記書き込みパルスの電圧以上である請求項1〜9のいずれか1項に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動方法。
  11. コモンライン及びセグメントラインを有する双安定液晶表示パネルと、
    前記コモンラインを駆動するコモン駆動部と、
    前記セグメントラインを駆動するセグメント駆動部と、
    駆動電位を生成する電源回路と、
    前記コモン駆動部と前記セグメント駆動部と前記電源回路を制御する制御回路からなり、
    前記コモン駆動部または前記セグメント駆動部から出力される書き込みパルスの直前に励起用の交流電圧パルスを印加する双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネル。
  12. 双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動デバイスは、温度センサを備え、前記温度センサから得られた温度情報を元にして、前記コモン駆動部または前記セグメント駆動部から出力される書き込みパルスの直前に励起用の交流電圧パルスを印加するモードと、前記書き込みパルスの直前に励起用の交流電圧パルスを印加しないモードとを切り替える機能を前記制御回路に有する請求項11に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネル。
  13. 前記モードの切り替えは、−20度〜0度の範囲内の予め設定した温度に達した時に切り替わる請求項12に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネル。
  14. 前記温度センサからの温度情報を元にして、励起用の交流電圧パルスを書き込みパルスの直前に印加する期間または前記交流電圧パルスの電圧の少なくとも1要素を決定する請求項12に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネル。
  15. 前記双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネルの駆動デバイスにおいて、前記温度情報に応じて前記交流電圧パルスの印加する期間または前記交流電圧パルスの電圧の少なくとも1要素を予め設定した参照テーブルから決定する請求項14に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネル。
  16. 前記参照テーブルは、測定する温度が低くなるにつれ前記交流電圧パルスの印加する期間が長くなるよう特長付けられている請求項15に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネル。
  17. 前記交流電圧パルスのパルス幅は前記書き込みパルスのパルス幅よりも小さい請求項11〜16のいずれか1項に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネル。
  18. 前記交流電圧パルスのパルス幅は、温度センサからの温度情報を元にして決定される請求項17に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネル。
  19. 前記交流電圧パルスは矩形波である請求項11〜18のいずれか1項に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネル。
  20. 前記交流電圧パルスの電圧は前記書き込みパルスの電圧以上である請求項11〜19のいずれか1項に記載の双安定ネマチックのドットマトリクス液晶表示パネル。
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