JP2011041364A - ケーブル延線装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】線材引込み手段2により線材9を引込んでケーブル10を敷設するようにしたケーブル延線装置において、引込み中の線材9の張力を常時検出する張力検出手段5と、張力検出手段5で検出している線材張力に基いて線材引込み手段2を制御する制御装置6とを備えているとともに、制御装置6は、張力検出手段5で刻々検出している実際張力値が所定の低張力値まで小さくなったときに、直ちに線材引込み手段2を停止させる信号を発する機能を有していることにより、線材引込み作業中に何らかの原因で線材張力が急激に低下しても、直ちに線材引込み手段2を停止させることにより、線材の暴走を未然に防止できるようにした。
【選択図】 図4
Description
本願発明は、線材引込み手段により線材(牽引用ロープ及びケーブル)を引込んでケーブルを敷設するようにしたケーブル延線装置を対象にしている。尚、本願発明のケーブル延線装置は、ケーブル(例えば通信ケーブル)を主として地中に敷設するのに使用されるもので、車輌上に搭載して移動可能に使用されることが多い。従って、本願発明のケーブル延線装置は、一般にケーブル延線車としての使用形態が多い。
本願請求項2の発明は、上記請求項1のケーブル延線装置において、制御装置からの線材引込み手段への停止信号を、張力検出手段で刻々検出している張力値が所定の張力変動率まで大きくなったときに発するようにしている。尚、ここでいう張力変動率とは、時間当たりの張力変動値のことである。
本願請求項3の発明は、上記請求項2のケーブル延線装置において、張力検出手段で検出される張力値の大きさを複数のランクに分けて、制御装置から線材引込み手段への停止信号を、大きい張力値のランクほど小さい張力変動率で発するようにしている。
本願請求項4の発明は、上記請求項1から3のいずれか1項のケーブル延線装置において、制御装置からの信号で線材引込み手段を停止させた後、線材引込み手段を再駆動させたときに、線材引込み手段が停止したときの線材張力値に達するまでは線材を低速で引込むようにしている。
本願のケーブル延線装置でケーブルを敷設する(引込む)際に、線材張力が急激に低下した後にも線材引込み操作が継続していると、引込み中の線材が暴走する危険性があるが、本願請求項1のケーブル延線装置では、制御装置により、実際張力値が所定の低張力値(異常張力記憶値)まで小さくなったときに直ちに線材引込み手段を停止させる制御が行われる。尚、線材引込み手段を停止させると、その停止時点で直ちに線材張力はなくなる。
本願請求項2の発明では、上記請求項1のケーブル延線装置において、制御装置からの線材引込み手段への停止信号を、張力検出手段で刻々検出している張力値が所定の張力変動率まで大きくなったときに発するようにしているので、ケーブル敷設のための各種条件が異なっても、線材暴走現象が生じる虞れのある張力減少状態を的確に把握できる。
本願請求項3の発明では、上記請求項2のケーブル延線装置において、張力検出手段で検出される張力値の大きさを複数のランクに分けて、制御装置から線材引込み手段への停止信号を、大きい張力値のランクほど小さい張力変動率で発するようにしている。即ち、線材暴走危険度が高くなる大張力ランクの場合ほど小さい張力変動率で線材引込み手段を停止するようにしている。
本願請求項4の発明では、上記請求項1から3のいずれか1項のケーブル延線装置において、制御装置からの信号で線材引込み手段を停止させた後、線材引込み手段を再駆動させたときに、線材引込み手段が停止したときの線材張力値に達するまでは線材を低速で引込むようにしている。
図4に示す第1実施例の制御装置6は、線材引込みウインチ4に設けた張力検出手段5からの現状の張力値信号を受けて実際張力値を求める実際張力値演算手段61と、異常張力記憶値となる所定の低張力値を予め記憶した異常張力値記憶手段62と、実際張力値演算手段61で求められた実際張力値と異常張力値記憶手段62で記憶している異常張力記憶値とを比較する比較手段63と、比較手段63で実際張力値が異常張力記憶値まで小さくなったと判断したときに線材引込み手段2(線材巻取り装置3及び線材引込みウインチ4)に停止信号を発する出力手段64とを備えている。
図6に示す第2実施例の制御装置6は、要約すれば、線材引込み操作中に刻々変化する実際張力変動率の値と予め記憶している異常張力変動率記憶値とを比較して、実際張力変動率の値が異常張力変動率記憶値より大きくなったときに、線材引込み手段2に対して停止信号を発するようにしたものである。
図8に示す第3実施例の制御装置6は、要約すると、張力検出手段5で検出される張力値の大きさを複数のランクに分けて、線材引込み手段2(線材巻取り装置3及び線材引込みウインチ4)への停止信号を、大きい張力ランクほど小さい張力変動率で発するようにしたものである。
Claims (4)
- 線材引込み手段により線材を引込んでケーブルを敷設するようにしたケーブル延線装置であって、
引込み中の線材の張力を常時検出する張力検出手段と、該張力検出手段で検出している線材張力に基いて前記線材引込み手段を制御する制御装置とを備えているとともに、
前記制御装置は、前記張力検出手段で刻々検出している実際張力値が所定の低張力値まで小さくなったときに、直ちに前記線材引込み手段を停止させる信号を発する機能を有している、
ことを特徴とするケーブル延線装置。 - 請求項1において、
前記制御装置からの前記線材引込み手段への停止信号は、前記張力検出手段で刻々検出している張力値が所定の張力変動率まで大きくなったときに発するようにしている、
ことを特徴とするケーブル延線装置。 - 請求項2において、
前記張力検出手段で検出される張力値の大きさを複数のランクに分けて、前記制御装置から前記線材引込み手段への停止信号を、大きい張力値のランクほど小さい張力変動率で発するようにしている、
ことを特徴とするケーブル延線装置。 - 請求項1から3のいずれか1項において、
前記制御装置からの信号で前記線材引込み手段を停止させた後、該線材引込み手段を再駆動させたときに、該線材引込み手段が停止したときの線材張力値に達するまでは線材を低速で引込むようにしている、
ことを特徴とするケーブル延線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009184263A JP2011041364A (ja) | 2009-08-07 | 2009-08-07 | ケーブル延線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009184263A JP2011041364A (ja) | 2009-08-07 | 2009-08-07 | ケーブル延線装置 |
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JP2011041364A true JP2011041364A (ja) | 2011-02-24 |
Family
ID=43768530
Family Applications (1)
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JP2009184263A Pending JP2011041364A (ja) | 2009-08-07 | 2009-08-07 | ケーブル延線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011041364A (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0638326A (ja) * | 1992-07-16 | 1994-02-10 | Showa Electric Wire & Cable Co Ltd | ケーブル布設方法 |
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-
2009
- 2009-08-07 JP JP2009184263A patent/JP2011041364A/ja active Pending
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