JP2011041092A - 撮像装置及びレンズ鏡筒 - Google Patents

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【課題】アオリの方向や量を感覚的に把握可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】本発明の撮像装置は、アオリ機能付きレンズ鏡筒20が装着可能な撮像装置10であって、前記レンズ鏡筒20から入射した被写体光を撮像する撮像素子11と、前記アオリ機能付きレンズ鏡筒20のアオリ量がゼロの場合に前記被写体光が前記撮像素子11に形成する画像に基づく画像情報を第1画像情報Cとし、前記アオリ機能付きレンズ鏡筒20のアオリ量がゼロでない場合に前記被写体光が前記撮像素子11に形成する画像に基づく画像情報を第2画像情報Bf,Gとし、前記第1画像情報Cと前記第2画像情報Bf,Gとを同時に表示可能な表示部16と、を備えること、を特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、アオリ機能付きレンズ鏡筒が装着可能な撮像装置及びレンズ鏡筒に関するものである。
従来、撮影者がピントの位置を意図的にコントロールできるアオリ機能付きレンズがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−128995号公報
しかし、アオリ機能付きレンズを用いる際、光学ファインダーにおいて観察される画像やライブビューのスルー画像において、アオリの方向や量が感覚的に分かりづらい。
本発明の課題は、アオリの方向や量を感覚的に把握可能な撮像装置及びレンズ鏡筒を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1に記載の発明は、アオリ機能付きレンズ鏡筒(20)が装着可能な撮像装置(10)であって、前記レンズ鏡筒(20)から入射した被写体光を撮像する撮像素子(11)と、前記アオリ機能付きレンズ鏡筒(20)のアオリ量がゼロの場合に前記被写体光が前記撮像素子(11)に形成する画像に基づく画像情報を第1画像情報(C)とし、前記アオリ機能付きレンズ鏡筒(20)のアオリ量がゼロでない場合に前記被写体光が前記撮像素子(11)に形成する画像に基づく画像情報を第2画像情報(Bf,G)とし、前記第1画像情報(C)と前記第2画像情報(Bf,G)とを同時に表示可能な表示部(16)と、を備えること、を特徴とする撮像装置(10)である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置(10)であって、前記撮像素子(11)は、前記表示部(16)に前記第1画像情報(C)と前記第2画像情報(Bf,G)とが同時に表示されている際に、当該第2画像情報(Bf,G)を撮像可能であること、を特徴とする撮像装置(10)である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の撮像装置(10)であって、前記表示部(16)は、前記第1画像情報(C)と前記第2画像情報(Bf,G)の少なくとも一方を、前記アオリ機能付きレンズ鏡筒(20)のアオリ量に基づく焦点面の傾きを表示した焦点面画像として表示可能であること、を特徴とする撮像装置(10)である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置(10)であって、前記表示部(16)は、前記第1画像情報(C)と前記第2画像情報(Bf,G)とを、少なくとも一方が透過された状態で重ねて表示可能であること、を特徴とする撮像装置(10)である。
請求項5に記載の発明は、撮像装置(10)に装着可能なレンズ鏡筒(20)であって、被写体光を結像させる光学系(L)と、前記光学系の光軸を変化させるアオリ機構(23)と、前記アオリ機構による前記光軸のアオリ量に関するアオリ情報を前記撮像装置(10)に送信する送信部(21)と、を備えることを特徴とするレンズ鏡筒(20)である。
なお、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
本発明によれば、アオリの方向や量を感覚的に把握可能な撮像装置及びレンズ鏡筒を提供することができる。
本発明に係る撮像装置の一実施形態であるカメラのブロック構成図である。 アオリ操作しない状態における説明図であって、(a)は撮影状態を説明する平面図、(b)は撮像、(c)は被写界を斜視図で模式的に示した被写界図である。 アオリ操作した状態における説明図であって、(a)は撮影状態を説明する平面図、(b)は撮像、(c)は被写界を斜視図で模式的に示した被写界図である。 表示部における表示パターンを示す図である。
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る撮像装置の一実施形態であるカメラ1のブロック構成図である。
カメラ1は、カメラ本体10と、撮像光学系を構成するレンズ鏡筒20とにより構成されている。
カメラ本体10とレンズ鏡筒20とは、マウント部30を介して着脱可能となっている。これにより、カメラ本体10に対してレンズ鏡筒20が着脱可能となっており、撮影対象に応じて焦点距離や機能などの異なる種種のレンズ鏡筒を交換して用いることができる。
カメラ本体10は、撮像素子11と、AFE(Analog Front End)回路12と、画像処理部13と、バッファメモリ14と、記録インターフェイス15と、表示部16と、操作部17と、メモリ18と、当該カメラ本体10の動作を統括的に制御する制御部19と、を備えている。
撮像素子11は、受光面に受光素子が二次元的に配列されたCMOSイメージセンサなどによって構成されている。撮像素子11は、レンズ鏡筒20による被写体像を光電変換してアナログ画像信号を形成する。この撮像素子11によるアナログ画像信号は、AFE回路12に入力される。
AFE回路12は、撮像素子11から入力されたアナログ画像信号に対するゲイン調整(ISO感度に応じて信号増幅)を行う。具体的には、後述する制御部19からの感度設定指示に応じて、撮像感度を所定範囲内で変更する。AFE回路12は、さらに、内蔵するA/D変換回路によってアナログ処理後の画像信号をデジタル画像情報に変換する。変換されたデジタル画像情報は、画像処理部13に入カされる。
画像処理部13は、デジタル画像情報に対して、画像解析、画像合成処理などの画像処理を行う。
バッファメモリ14は、画像処理部13による画像処理の前工程や後工程での画像データを一時的に記録する。
記録インターフェイス15は、図示しないコネクタを有し、該コネクタにCFカードやSDカード等の記録媒体が接続され、接続された記録媒体に対して、データの書き込みや、記録媒体からのデータの読み込みを行う。
表示部16は、液晶パネル等によって構成され、制御部19からの指示に応じて画像や操作メニューなどを表示する。
操作部17は、詳細は図示しないが、レリーズボタン、モードダイヤル、十字キーおよび決定ボタン等を備え、各々の操作に応じた操作信号を制御部19へ送出する。
制御部19は、CPUを備え、図示しないROMに格納されたプログラムを実行することによって、当該カメラ1が行う動作を統括的に制御する。例えば、AF(オートフォーカス)動作制御、AE(自動露出)動作制御、オートホワイトバランス制御などを行う。また、制御部19には、レンズ鏡筒20が備える固有情報および操作状態情報等が、マウント部30の接点を介して入力されるようになっている。制御部19は、レンズ鏡筒20から入力される信号に基づいて演算を行う。また、制御部19は、外部モニタまたはPC等と接続可能となっている。
レンズ鏡筒20は、焦点調節レンズFLを含む複数の光学レンズLを備えて構成されている。レンズ鏡筒20は、マウント部30を介してカメラ本体10に装着され、被写体像を撮像素子11の受光面に結像させる。レンズ鏡筒20は、固有情報(当該レンズ鏡筒20のタイプや開放F値等)をメモリに格納しており、カメラ本体10に装着されると、その固有情報をカメラ本体10の制御部19にマウント部30を介して送出する。これによってカメラ本体10からの制御が可能となる。
レンズ鏡筒20は、アオリ機構23を備えている。アオリ機構23は、光軸回りに回転可能な回転機構と、光軸と直交する1軸回りに所定角度揺動可能な揺動機構と、光軸に対して平行移動するシフト機構と、を有している。これにより、回転機構による回転と、揺動機構による揺動とを組み合わせることで、チルトおよびスイング方向の任意のアオリ操作が可能となっている。また、平行移動を組み合わせることでシフトおよびライズ・フォールの操作も可能となっている。
レンズ鏡筒20は、アオリ機構23により行われたアオリ量を検出するアオリ量検出エンコーダ21(揺動角度検出エンコーダおよび回転角度検出エンコーダ)を備えている。アオリ量検出エンコーダ21による検出信号(揺動角度信号および回転角度信号)は、マウント部30を介してカメラ本体10の制御部19に送られるようになっている。
さらに、レンズ鏡筒20は、焦点調節レンズFLの位置を検出する焦点位置検出エンコーダ22を備えている。焦点位置検出エンコーダ22による検出信号(焦点位置信号)は、マウント部30を介してカメラ本体10の制御部19に送られるようになっている。
上記のように構成されたカメラ1は、レンズ鏡筒20が被写体像をカメラ本体10の撮像素子11(受光面)に結像させる。そして、撮影者による操作部17の操作(レリーズボタンの押圧操作)によって、撮像素子11が電気信号に変換した被写体像のアナログ画像情報から、画像処理部13がデジタル画像情報を形成し、記録インターフェイス15に接続された記憶媒体に記録(撮影)する。表示部16は、撮像素子11が撮像したリアルタイムの被写体像(スルー画像)や記憶媒体に記録された撮像を表示する。また、表示部16は、アオリ撮影時においてアオリ操作情報を含む表示を行うが、これについては後述する。
上記の撮影を含むカメラ1における全ての動作制御は、前述したように制御部19によって行われる。
つぎに、本発明の特徴部分であるレンズ鏡筒20をアオリ操作した際の、カメラ本体10の表示部16における表示について、前述した図1に加えて、図2〜図4を参照して詳細に説明する。
図2は、アオリ操作しない状態における説明図であって、(a)は撮影状態を説明する平面図、(b)は撮像画像、(c)は被写界を斜視図で模式的に示した被写界図である。図3は、アオリ操作した状態における説明図であって、(a)は撮影状態を説明する平面図、(b)は撮像画像、(c)は被写界を斜視図で模式的に示した被写界図である。図4は、表示部16における表示画面を示す図である。
前述したように、レンズ鏡筒20は固有情報を保持しており、カメラ本体10に装着されると、その固有情報がカメラ本体10(制御部19)に認識される。すなわち、
レンズ鏡筒20がカメラ本体10に装着されると、カメラ本体10(制御部19)は、装着されたレンズ鏡筒20がアオリ機能を有するものであることを認識できる。
また、カメラ本体10(制御部19)は、アオリ量検出エンコーダ21(揺動角度検出エンコーダおよび回転角度検出エンコーダ)の検出信号(揺動角度信号および回転角度信号)によって、レンズ鏡筒20のアオリ操作の状態を把握できる。
制御部19によるアオリ操作状態の把握は、アオリ量検出エンコーダ21の検出信号に基づいて揺動または回転角度を算出することで行う。または、検出信号と揺動または回転角度との対応テーブルを予め備えてこれを参照する構成としても良い。
さらに、カメラ本体10(制御部19)は、焦点調節レンズFLの位置を検出する焦点位置検出エンコーダ22からの検出信号(焦点位置信号)によって、レンズ鏡筒20における焦点面の位置を把握できる。
まず、図2および図3を参照して、アオリ操作による作用について説明する。
図2(a)に示すように、中央に位置するメイン被写体Mを挟んで、左側に遠距離の被写体F、右側に近距離の被写体Nが配列している場合、アオリ操作しない状態でメイン被写体Mに合焦すると、図2(b)に示すように、その撮像において左右の被写体F,Nには合焦しない(ボケる)。なお、絞りによる被写界深度については、本明細書において考慮しない。
ここで、レンズ鏡筒20における三次元の被写界域を、直方体を斜視したように模式的に表す(三次元空間を二次元上に表す。以下、これを被写界図と呼ぶ)と、たとえば、図2(c)に示すようになる。図2(c)は、図中に示すように、Z軸方向が被写体に向かう方向(カメラ本体10の光軸方向)であり、被写体側の枠が無限遠の写角(∞面)を示し、カメラ側の枠が最短撮影距離の写角(至近面)を示す。∞面と至近面とは、それぞれカメラ本体10の光軸と直交する平面である。そして、アオリ操作しない場合、焦点面Aは、∞面と至近面の間に、∞面および至近面と平行に表される。焦点面Aの、∞面と至近面との間における位置は、焦点位置検出エンコーダ22からの検出信号(焦点位置信号)に基づいて設定することができる。
図2に示す状態から、アオリ機構23により、焦点面が被写体の配列と平行となる方向にアオリ操作した状態を図3に示す。この場合、揺動中心は光軸と直交する鉛直線であって、アオリはスイングである。これにより、図3(b)に示すように、その撮像において左右の被写体F,Nにも合焦させることができる。この状態を被写界図に表すと、図3(c)に示すようになる。すなわち、焦点面Aを光軸中心における合焦位置を通る鉛直軸を中心として、上側から見て時計回りにアオリ操作と対応した角度回転させた、アオリ焦点面Bが表される。
なお、上記説明は、アオリ軸を光軸と直交する鉛直線としてアオリ操作したスイングの例であるが、たとえば、揺動軸を光軸と直交する水平軸としてアオリ操作したチルトであっても、同様にして被写界図に表すことができる。
つぎに、アオリ操作を行った際における、カメラ本体10の表示部16における表示を説明する。
制御部19は、表示部16(または接続された外部モニタ等)に、
1)レンズ鏡筒20におけるアオリ操作状況に応じた画像(アオリ操作表示画像)と、
2)アオリ操作を行う前の状態における画像(アオリ前撮像)と、
3)アオリ操作を行った後の状態における画像(操作後撮像)と、
を同時または選択的に表示する。
アオリ操作表示画像は、たとえば前述した被写界図のような揺動した焦点面を表す画像であって、レンズ鏡筒20におけるアオリ量検出エンコーダ21(揺動角度検出エンコーダおよび回転角度検出エンコーダ)からの検出信号(揺動角度信号および回転角度信号)に基づいて、制御部19が形成する。
アオリ前撮像は、制御部19が、アオリ操作を行う撮影であると判別すると、直ちにその時点における画像をアオリ前撮像としてメモリに保持する。
操作後撮像は、アオリ操作に伴って変化するライブビュー画像をそのまま用いることができる。
なお、アオリ操作を行う撮影であるとの制御部19における判別は、たとえば、アオリ機能を有するレンズ鏡筒が装着されて、且つ、ライブビューが設定された場合とすることができる。また、レンズ鏡筒20からアオリ量検出エンコーダ21(揺動角度検出エンコーダおよび回転角度検出エンコーダ)から検出信号(パルス)が入力されたことで判別しても良い。
表示部16による表示は、複数の表示パターンが用意され、操作部17の操作に応じて任意に切り替え可能とされる。
以下に、表示パターンを例示する。
[表示パターン1]
表示パターン1は、図4(a)に示すように、表示部16における表示画面に、前述した被写界図をワイヤフレームで表示すると共に、その内部に焦点面Aをワイヤフレームで表示(焦点面フレームAf)する。表示された焦点面フレームAfは、アオリ操作角度が0°の場合には、光軸と直交する面として表される。この焦点面フレームAfの前後方向における位置は、焦点位置検出エンコーダ22からの検出信号(焦点位置信号)に応じて逐次前後に移動し、実際の焦点面の位置と対応する。
また、焦点面フレームAfはそのままとして、アオリ量検出エンコーダ21(揺動角度検出エンコーダおよび回転角度検出エンコーダ)からの検出信号(揺動角度信号および回転角度信号)に応じて、焦点面フレームAfが揺動(実際には揺動を示すような形状に変形)したアオリ焦点面フレームBfを想定する。アオリ焦点面フレームBfは、ワイヤフレームとして重ねて表示しても、表示しなくても何れでも良い。
アオリ焦点面フレームBfの内側(囲まれた範囲)は、アオリ操作揺動中心(合焦位置)を挟んで被写体側∞面側と、至近面側とで色彩を変えて(たとえば∞面側を青色、至近面側を赤色等)半透明で塗り潰して、アオリ彩色面Bf′を形成する。これにより、アオリ焦点面フレームBfをワイヤフレームで表示しなくてもアオリ焦点面が視認可能となると共に遠近逆転の錯視を防ぐことができる。この色彩は、アオリ操作揺動中心(焦点面の位置)からの距離に応じて色相や明度、彩度を変化させても良く、そうすれば、視覚的に一層解り易くなる。以上の表示が、本表示パターン1におけるアオリ操作表示画像である。
さらに、アオリ彩色面Bf′に、半透過の撮像画面Cを重ねて表示する。撮像画面Cは、アオリ前撮像、または、操作後撮像の何れかを、操作部17の操作によって任意に切り替え可能とする。このアオリ彩色面Bf′に重ねて表示した撮像画面Cは、アオリ操作に応じたアオリ焦点面フレームBf(すなわちアオリ彩色面Bf′)の揺動に伴って揺動(変形)させる。
撮像画面Cとして操作後撮像が選択されている場合には、操作後撮像はアオリ操作に伴って(または操作部17の適宜操作によって)、逐次更新される。
このような表示画面では、ワイヤフレームで表示された被写界図の内部に焦点面フレームAfおよびアオリ焦点面フレームBf(アオリ彩色面Bf′)と、撮像画面Cとが表示されるため、被写界空間内における焦点面の位置関係を視覚的に一目瞭然で理解することができる。
また、アオリ彩色面Bf′に重ねて表示する撮像画面Cとして、操作後撮像を選択すれば、アオリ操作に対応したアオリ焦点面フレームBf(アオリ彩色面Bf′)の揺動(変形)に伴って、画像(撮像画面C)におけるボケが変化するため、アオリ操作の効果が直感的に解る。
[表示パターン2]
表示パターン2は、図4(b)に示すように、前述した表示パターン1における表示から、被写界図および焦点面フレームAfおよびアオリ焦点面フレームBf(ワイヤフレーム表示)を除いて表示するものである。アオリ焦点面フレームBfと対応する半透明で塗り潰したアオリ彩色面Bf′と、半透過の撮像画面Cは表示される。このアオリ彩色面Bf′と撮像画面Cは、表示パターン1の場合と同様に、アオリ操作に対応して揺動(変形)する。
さらに、アオリ操作に対応して揺動(変形)したアオリ彩色面Bf′を縮小したグラフィックG(ただし不透過)を、画面中右下に表示する。
アオリ彩色面Bf′と、これを縮小した図中右下のグラフィックGとが、本表示パターン2におけるアオリ操作表示画像である。
このような表示画面では、画像のみに単純化されるため、見易くなる。色彩面を縮小したグラフィックGは、小さいが明瞭で、焦点面の角度変化を理解する助けとなる。
[表示パターン3]
表示パターン3は、図4(c)に示すように、前述した表示パターン1における表示(アオリ前撮像と重ねて表示)と、ライブビュー表示LVとを併せて表示するものである。
このような表示画面では、被写界空間内における焦点面の位置関係を理解できると共に、実際の撮像を確認できる。このため、アオリ操作に応じた各部のボケの変化が直接的に解り、極めて実用的である。
[表示パターン4]
表示パターン4は、図4(d)に示すように、略全面ライブビュー表示LVとし、その片隅(画面中右下)に、表示パターン2の場合と同様に、アオリ操作に応じて揺動(変形)したアオリ彩色面Bf′を縮小した不透過のグラフィックGを表示する。この図中右下のグラフィックGが、本表示パターン4におけるアオリ操作表示画像である。
このような表示画面では、実際の撮像(ライブビュー)が大きく表示されるため、各部のボケ具合のチェックが容易となる。このため、概略のアオリ操作角度が決定した後の微調整の際等に、特に有効である。
上記の表示パターン1〜4の切り替えは、それぞれを操作部17における操作ボタン(たとえば十字キー)に割付ても、また、1つの操作ボタンを押圧操作する毎に順次切り替わるように構成しても、何れでも良いものである。
以上、本実施形態によると、以下の効果を有する。
(1)カメラ本体10は、アオリ機能を有するレンズ鏡筒20が装着された状態において、表示部16に、レンズ鏡筒20におけるアオリ量検出エンコーダ21からの検出信号に基づいて制御部19が形成した焦点面を表すアオリ操作表示画像と、アオリ操作を行う前のアオリ前撮像(またはアオリ前撮像加工画像)と、アオリ操作を行った後の操作後撮像(または操作後撮像加工画像)とを、同時または選択的に表示する。
これにより、アオリ操作によって解り難くなる焦点面が直感的に理解し易くなり、撮影を迅速且つ正確に行うことが可能となる。
(2)表示部16に、アオリ操作表示画像と、アオリ前撮像または操作後撮像等を選択的に重ねて表示することにより、アオリ操作と被写体に対する焦点面との関係が一層解りやすくなる。
(変形形態)
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態では、本発明をスイング方向のアオリ操作を例として説明したが、アオリ操作方向はこれに限定されるものではない。すなわち、チルト方向についても適用可能である。さらに、シフトおよびライズ・フォールに適用しても良い。
(2)また、表示部16における表示パターンは、上記実施形態に限らず、適宜変更可能である。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
1:カメラ、10:カメラ本体、11:撮像素子、16:表示部、19:制御部、20:レンズ鏡筒、21:アオリ量検出エンコーダ、30:マウント部、A:焦点面、B:アオリ焦点面、C:撮像画面、G:グラフィック、L:光学レンズ

Claims (5)

  1. アオリ機能付きレンズ鏡筒が装着可能な撮像装置であって、
    前記レンズ鏡筒から入射した被写体光を撮像する撮像部と、
    前記アオリ機能付きレンズ鏡筒のアオリ量がゼロの場合に前記被写体光が前記撮像部に形成する画像に基づく画像情報を第1画像情報とし、前記アオリ機能付きレンズ鏡筒のアオリ量がゼロでない場合に前記被写体光が前記撮像部に形成する画像に基づく画像情報を第2画像情報とし、前記第1画像情報と前記第2画像情報とを同時に表示可能な表示部と、を備えること、
    を特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記撮像部は、前記表示部に前記第1画像情報と前記第2画像情報とが同時に表示されている際に、当該第2画像情報を撮像可能であること、
    を特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1または2に記載の撮像装置であって、
    前記表示部は、前記第1画像情報と前記第2画像情報の少なくとも一方を、前記アオリ機能付きレンズ鏡筒のアオリ量に基づく焦点面の傾きを表示した焦点面画像として表示可能であること、
    を特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置であって、
    前記表示部は、前記第1画像情報と前記第2画像情報とを、少なくとも一方が透過された状態で重ねて表示可能であること、
    を特徴とする撮像装置。
  5. 撮像装置に装着可能なレンズ鏡筒であって、
    被写体光を結像させる光学系と、
    前記光学系の光軸を変化させるアオリ機構と、
    前記アオリ機構による前記光軸のアオリ量に関するアオリ情報を前記撮像装置に送信する送信部と、
    を備えることを特徴とするレンズ鏡筒。
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