JP2011040712A - 固体撮像素子及び撮像装置 - Google Patents

固体撮像素子及び撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ドレイン領域等の不純物拡散領域からフローティングゲートに電荷が注入されてしまうことを防止でき、S/Nを向上できる固体撮像素子及び撮像装置を提供する。
【解決手段】半導体基板に配列された複数の画素部が配列され、画素部が、半導体基板に形成された光電変換部と半導体基板の上方に設けられた電荷蓄積領域と、電荷蓄積領域に電荷を蓄積させて、該電荷に応じた信号を読み出すトランジスタ構造とを備え、トランジスタ構造がソース領域及びドレイン領域を含み、ソース領域及びドレイン領域と光電変換部との間の半導体基板に、ソース領域及びドレイン領域と光電変換部との間で移動する電荷に対して電位勾配のポテンシャル障壁となる障壁層を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、固体撮像素子及び撮像装置に関する。
現在、フォトダイオードで生成された電荷をフローティングゲート等の電荷蓄積部を有する不揮発性のMOS型メモリトランジスタによって記録し、該電荷に応じた信号を読み出す構成の固体撮像素子が提案されている。この構成では、フォトダイオードからフローティングゲートへ注入される電荷量に応じてメモリトランジスタの閾値電圧を変化させ、閾値電圧の変化を撮像信号として読み出している。
下記特許文献1は、半導体基板に形成された各画素が、フォトダイオードと、該フォトダイオードで生成された電荷を取り込み、電荷に対応する信号電圧を発生する不揮発性メモリ構造とを備えた固体撮像装置に関する。
特許文献1の固体撮像装置は、半導体基板に複数の画素が設けられている。各画素は、半導体基板のウェル領域内に設けられた埋め込み型のフォトダイオードを含む。また、各画素は、第1のMOSトランジスタ構造と、第2のMOSトランジスタ構造とを有している。
この固体撮像装置において、第1のMOSトランジスタ構造は、フォトダイオードをソース領域とし、前記半導体基板上方に形成された第1のフローティングゲートと、該第1のフローティングゲートと容量結合する第1のコントロールゲートと、ウェル領域内に形成された第1のドレイン領域とを含む。第1のMOSトランジスタ構造は、フォトダイオードから電荷を第1のフローティングゲートへ注入する。
第2のMOSトランジスタ構造は、第1のMOSトランジスタ構造の近傍に配置され、ウェル領域内に形成された第2のソース領域と第2のドレイン領域と、半導体基板上方に形成され、第1のフローティングゲートと電気的に接続された第2のフローティングゲートと、該第2のフローティングゲートと容量結合する第2のコントロールゲートを有する。第2のMOSトランジスタ構造は、第2のフローティングゲートに蓄積した電荷に応じた撮像信号を読み出す。
特開2002−280537号公報
ところで、特許文献1の固体撮像装置では、第1のMOSトランジスタ構造や第2のMOSトランジスタ構造のドレイン領域が、ウェル領域の不純物とは逆の導電型を有する、高濃度の不純物拡散領域によって構成される。例えば、ウェル領域をP型の不純物領域で形成したとき、ドレイン領域は、高濃度のN型の不純物領域である。
第1のMOSトランジスタ構造で書き込みを行う際には、第1のコントロールゲートに電圧を印加してフォトダイオードに蓄積している電荷を第1のフローティングゲートに注入する。このとき、第1のドレイン領域から第1のフローティングゲートに電荷が注入され、S/Nを低下させるおそれがある点で改善の余地があった。
本発明は、ドレイン領域等の不純物拡散領域からフローティングゲートに電荷が注入されてしまうことを防止でき、S/Nを向上できる固体撮像素子及び撮像装置を提供する。
本発明は、半導体基板に複数の画素部が配列された固体撮像素子であって、
前記画素部が、前記半導体基板に形成された光電変換部と、前記光電変換部で発生した電荷が注入されるように前記半導体基板の上方に設けられた電荷蓄積領域と、前記電荷蓄積領域に電荷を蓄積させて、該電荷に応じた信号を読み出すトランジスタ構造と、を備え、
前記トランジスタ構造がソース領域及びドレイン領域を含み、前記ソース領域及び前記ドレイン領域と前記光電変換部との間の前記半導体基板に、前記ソース領域及び前記ドレイン領域と前記光電変換部との間で移動する電荷に対して電位勾配のポテンシャル障壁となる障壁層を備え、前記障壁層と前記光電変換部との間には前記ソース領域及び前記ドレイン領域が設けられていない固体撮像素子である。
固体撮像素子の半導体基板には、トランジスタ構造のソース領域及びドレイン領域と前記光電変換部との間に障壁層が設けられている。障壁層は、電荷に対して電位勾配のポテンシャル障壁として機能する。すると、トランジスタ構造をオンして光電変換部から電荷蓄積領域に電荷を注入するときに、ソース領域及びドレイン領域から電荷蓄積領域に電荷が注入されることを防止できる。このため、固体撮像素子のS/Nの劣化を防止できる。
また、本発明は、上記固体撮像素子を備えた撮像装置である。
本発明によれば、ドレイン領域等の不純物拡散領域からフローティングゲートに電荷が注入されてしまうことを防止でき、S/Nを向上できる固体撮像素子及び撮像装置を提供できる。
固体撮像素子の構成例を示す図である。 図1に示す固体撮像素子の画素部の等価回路図である。 画素部を平面視した状態を示す図である。 図3のA−A’線の断面を模式的に示す図である。 画素部を平面視した状態を示す図である。 固体撮像素子の駆動を説明するためのタイミングチャートである。
以下、固体撮像素子について図面を参照して説明する。この固体撮像素子は、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置に搭載して用いられるものである。
図1は、固体撮像素子の構成例を示す図であり、図1(a)は平面視した状態を模式的に示し、図1(b)は読み出し回路の構成を示している。図2は、図1に示す画素部の等価回路図を示す。図3は、画素部を平面視した状態を示している。図4は、図3のA−A’線の断面を模式的に示している。
固体撮像素子10は、同一平面上の行方向とこれに直交する列方向にアレイ状(ここでは正方格子状)に配列された複数の画素部100を備える。
画素部100は、P型シリコン基板1とこの上に形成されたPウェル層2からなる半導体基板内に形成されたN型不純物層3を備える。N型不純物層3はPウェル層2内に形成され、このN型不純物層3とPウェル層2とのPN接合により、光電変換部として機能するフォトダイオード(PD)が形成される。以下では、N型不純物層3のことを光電変換部3と言う。光電変換部3は、その表面に完全空乏化や暗電流抑制のためにP型不純物層5が形成された、所謂、埋め込み型のフォトダイオードとなっている。
半導体基板の上面には、酸化シリコン等の絶縁膜7が形成されている。
半導体基板には、光電変換部3で発生した電荷に応じた電圧信号(以下、撮像信号ともいう)を発生させるトランジスタ構造が形成されている。
この構成例では、トランジスタ構造は、書き込みトランジスタWTと、読み出しトランジスタRTとを備える。書き込みトランジスタWTと読み出しトランジスタRTとは、光電変換部3の隣り合うように互いに並んで設けられている。また、Pウェル層2内の画素部100同士の構成要素は、素子分離層4によって互いに分離されている。
素子分離法には、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)法、STI(Shallow Trench Isolation)法、及び高濃度不純物イオン注入による方法等が適用できる。
書き込みトランジスタWTは、ソース領域及びドレイン領域として機能する光電変換部3と、絶縁膜7上に形成されたフローティングゲートFGとを備えている。この構成例では、フローティングゲートFGが電荷蓄積領域として機能する。また、書き込みトランジスタWTは、フローティングゲートFG上に絶縁膜9を介して設けられた書き込みコントロールゲートWCGを備えている。書き込みトランジスタWTは、図3に示すように、ソース(ドレインと兼用)が光電変換部3に接続された2端子構成のMOSトランジスタとなっている。
書き込みコントロールゲートWCGを構成する導電性材料は、例えばポリシリコンを用いることができる。リン(P)、砒素(As)、ボロン(B)を高濃度にドープしたドープドポリシコンでもよい。あるいは、チタン(Ti)やタングステン(W)等の各種金属とシリコンを組み合わせたシリサイド(Silicide)やサリサイド(Self-alingn Silicide)でもよい。
読み出しトランジスタRTは、素子分離層4に隣接して設けられた高濃度のN型不純物からなるドレイン領域RDと、ドレイン領域RDから少し離間して設けられたN型不純物からなるソース領域RSと、ドレイン領域RDとソース領域RSとの間の半導体基板上方に絶縁膜7を介して設けられたゲート電極である読み出しコントロールゲートRCGと、読み出しコントロールゲートRCGと酸化膜との間に設けられたフローティングゲートFGとを備えたMOSトランジスタ構造となっている。ドレイン領域RDとソース領域RSとの間の半導体基板には、読み出しトランジスタRTをオンしたときに電荷が移動するためのチャネル領域Cが形成される。ソース領域RS、ドレイン領域RD、チャネル領域Cを不純物拡散領域とする。
読み出しコントロールゲートRCGを構成する導電性材料は、書き込みコントロールゲートWCGと同じものを用いることができる。ドレイン領域RDには列信号線12が接続されている。ソース領域RSにはグランド線が接続されている。ドレイン領域RDは、列信号線12とオーミック接触が取れるように不純物濃度が調整されている。ソース領域RSは、グランド線とオーミック接触が取れるように不純物濃度が調整されている。
フローティングゲートFGは、半導体基板上方に絶縁膜7を介して設けられた電気的に浮遊した電極である。フローティングゲートFG上には酸化シリコン等の絶縁膜9を介して書き込みコントロールゲートWCG及び読み出しコントロールゲートRCGが設けられている。フローティングゲートFGを構成する導電性材料は、書き込みコントロールゲートWCGや読み出しコントロールゲートRCGと同じものを用いることができる。
この構成例では、書き込みトランジスタWT側の半導体基板上方に設けられた絶縁膜7の膜厚が、読み出しトランジスタRT側の半導体基板上方に設けられた絶縁膜7の膜厚よりも薄い構成である。例えば、書き込みトランジスタWT側の半導体基板上方に設けられた絶縁膜7の膜厚を5nm未満とし、読み出しトランジスタRT側の半導体基板上方に設けられた絶縁膜7の膜厚を5nm以上とする。この構成によれば、光電変換部3から書き込みトランジスタWT側のフローティングゲートFGに電荷を注入しやすく、読み出しトランジスタRTの不純物拡散領域に存在する電荷(ノイズとなる)を注入し難くなるため、S/Nが向上する。
本実施形態の固体撮像素子の構造は、書き込みトランジスタWTと読み出しトランジスタRTとを備え、それぞれのトランジスタ構造がフローティングゲートFGを共有した構造である。書き込みトランジスタは、書き込み動作、及び、FG蓄積電荷の基板への排出動作の2つの動作を受け持っている。これら動作は2端子構造で実現することが可能である。このため、本実施形態の固体撮像素子10では、書き込みトランジスタWTを2端子構造とすることで、構成の簡略化を図っている。
書き込みトランジスタWTは、コントロールゲートWCGに例えば7V〜20Vの書き込みコントロール電圧を印加することで、光電変換部3で発生した電荷をフローティングゲートFGに注入し、記録させることができる。
読み出しトランジスタRTは、フローティングゲートFGと、ソース領域RSと、ドレイン領域RDと、コントロールゲートRCGとを備えた3端子構造のトランジスタとなっている。読み出しトランジスタRTは、ドレイン領域RDに例えば0.7Vのドレイン電圧を印加した状態で、連続的又は階段状に増加する読み出しコントロール電圧をコントロールゲートRCGに印加し、読み出しトランジスタRTのチャネル領域が導通したときのコントロールゲートRCGの電圧値(閾値電圧)を検出することで、この検出したRCGの値を、フローティングゲートFGに蓄積された電荷に応じた撮像信号として外部に読み出すことが可能になっている。
フローティングゲートFGは、書き込みトランジスタWTと読み出しトランジスタRTとで共通の一枚構成に限らず、書き込みトランジスタWTと読み出しトランジスタRTとでそれぞれ分離して設け、分離した2つのフローティングゲートFGを配線によって電気的に接続した構成としてもよい。また、光電変換部3からフローティングゲートFGへの電荷注入が起こり易いように、書き込みコントロールゲートWCGと光電変換部3を一部オーバーラップさせてもよい。
画素部100は、半導体基板の光が入射する側の上方に図示しない遮光膜を設け、遮光膜に形成した開口を通過する光を光電変換部3で受光することで、光電変換部3の一部以外の領域に光が入射しない構造になっている。
固体撮像素子10は、書き込みトランジスタWT及び読み出しトランジスタRTの制御を行う制御部40と、読み出しトランジスタRTの閾値電圧を検出する読み出し回路20と、読み出し回路20で検出された1ライン分の閾値電圧を撮像信号として信号線70に順次読み出す制御を行う水平シフトレジスタ50と、信号線70に接続された出力アンプ60とを備える。
読み出し回路20は、列方向に並ぶ複数の画素部100で構成される各列に対応して設けられており、対応する列の各画素部100の読み出しドレインRDに列信号線12を介して接続されている。又、読み出し回路20は制御部40にも接続されている。
読み出し回路20は、図1(b)に示すように、読み出し制御部20aと、センスアンプ20bと、プリチャージ回路20cと、ランプアップ回路20dと、トランジスタ20e,20fとを備えた構成となっている。
読み出し制御部20aは、画素部100から信号を読み出す際、トランジスタ20fをオンしてプリチャージ回路20cから画素部100の読み出しドレインRDに列信号線12を介してドレイン電圧を供給する(プリチャージ)。次に、トランジスタ20eをオンして画素部100の読み出しドレインRDとセンスアンプ20bを導通させる。
センスアンプ20bは、画素部100の読み出しドレインRDの電圧を監視し、この電圧が変化したことを検出し、ランプアップ回路20dにその旨を通知する。例えば、プリチャージ回路20cによってプリチャージされたドレイン電圧が降下したことを検出しセンスアンプ出力を反転させる。
ランプアップ回路20dは、N−bit(例えばN=8〜12)カウンタを内蔵しており、制御部40を介して画素部100の読み出しコントロールゲートRCGに漸増又は漸減するランプ波形電圧を供給すると共に、ランプ波形電圧の値に対応するカウント値(N個の1、0の組み合わせ)を出力する。
読み出しコントロールゲートRCGの電圧が読み出しトランジスタRTの閾値電圧を越えると読み出しトランジスタRTが導通し、プリチャージされていた列信号線12の電位が降下する。これがセンスアンプ20bによって検出されて反転信号が出力される。ランプアップ回路20dは、この反転信号を受けた時点におけるランプ波形電圧の値に対応するカウント値を保持(ラッチ)する。これにより、デジタル値(1,0の組み合わせ)として閾値電圧の変化(撮像信号)を読み出すことができる。
水平シフトレジスタ50により1つの水平選択トランジスタ30が選択されると、その水平選択トランジスタ30に接続されたランプアップ回路20dで保持されているカウンタ値が信号線70に出力され、これが撮像信号として出力アンプ60から出力される。
なお、読み出し回路20による読み出しトランジスタRTの閾値電圧の変化を読み出す方法としては上述したものに限らない。例えば、読み出しコントロールゲートRCGと読み出しドレインRDに一定の電圧を印加した場合の読み出しトランジスタRTのドレイン電流を撮像信号として読み出してもよい。
画素部100の半導体基板には、撮像信号を読み出した後、光電変換部3に蓄積した電荷を排出するためのリセットトランジスタRSTが設けられている。リセットトランジスタRSTは、ソース領域として機能する光電変換部3と、素子分離層4に隣接して設けられた高濃度のN型不純物からなるリセットドレイン領域RSDと、光電変換部3とリセットドレイン領域RSDとの間の半導体基板上には、絶縁膜7を介してリセットコントロールゲートRSGが設けられている。リセットコントロールゲートRSGは、上記の書き込みコントロールゲートWCGや読み出しコントロールゲートRCGと同じ導電性材料で構成することができる。リセットドレインRSDには、ドレイン電圧VCCが予め印加されている。
制御部40は、行方向に並ぶ複数の画素部100からなる各ラインの各画素部100の書き込みコントロールゲートWCG、読み出しコントロールゲートRCG、及びリセットトランジスタRSTに、それぞれ書き込み制御線、読み出し制御線、リセット線を介して接続されている。
制御部40は、書き込みトランジスタWTを制御して、光電変換部3で発生した電荷をフローティングゲートFGに注入して蓄積させる駆動を行う。フローティングゲートFGに電荷を注入する方法としては、ファウラ−ノルドハイム(F−N)トンネル電流を用いて電荷を注入するFNトンネル注入、ダイレクトトンネル注入、ホットエレクトロン注入等がある。
制御部40は、上述した方法で読み出しトランジスタRTを制御して、フローティングゲートFGに蓄積された電荷に応じた撮像信号を読み出す駆動を行う。
制御部40は、リセットトランジスタRSTを制御して、光電変換部3に蓄積された電荷を引き抜いて消去するリセット駆動を行う。具体的には、リセットトランジスタRSTのリセットコントロールゲートRSGはリセット線を介して制御部40に接続され、制御部40からリセットパルスが入力されると、リセットトランジスタRSTがON状態となり、光電変換部3の電荷がリセットドレイン領域RSDへ移動し、排出される。このように光電変換部3の電荷を排出する期間をリセット期間とする。
固体撮像素子では、光電変換部3の電荷のリセット期間に、フローティングゲートFGに蓄積された電荷を消去する駆動を行う。フローティングゲートFGに蓄積された電荷を消去する駆動については後述する。
なお、読み出しドレインRDへの電圧の印加は、読み出し制御部20aとプリチャージ回路20cを制御することで行う。電荷消去時には、書き込みトランジスタ及び読み出しトランジスタのうち少なくとも一方のコントロールゲートをLOWにする動作、又は、基板の電圧をHIGHにする動作のどちらかの動作が行われることで、フローティングゲートFGからフォトダイオードPDへ電荷が排出される。その後(又は同時に)、フォトダイオードPDのリセットゲートをONにしてリセットドレインに電荷を排出する。なお、電荷をフローティングゲートFGからフォトダイオードPDへ排出する動作の前にリセットゲートをONにしてもよい。ここで、絶縁膜7は、読み出しドレインRDの電圧を制御しても読み出しトランジスタRT側からトンネル電流が流れないように厚く構成されている。
なお、図1では、制御部40が固体撮像素子10に内蔵されているが、制御部40の機能を、固体撮像素子10を搭載する撮像装置側に持たせてもよい。
図4に示すように、光電変換部3は、遮光膜の開口部下方に形成された本体部3aと、光電変換部3の一部である延在部3bとを有し、延在部3bが、本体部3aからフローティングゲートFGの下方まで延びる。図4では、本体部3aと延在部3bとを区別するために両者の間に破線で境界を示している。
平面視した状態では、光電変換部3の延在部3bとフローティングゲートFGとが重なり合う領域が存在する。この重なり合う領域をトンネル注入領域とし、図4においてTで示している。
次に、フローティングゲートFGに電荷を注入するときの状態を説明する。この構成例では、光電変換部3の延在部3bがフローティングゲートFGと重なり合う構成とした。すると、コントロールゲートWCGに印加した電圧によって、図4中矢印で示すように、ほぼ垂直方向に光電変換部3からフローティングゲートFGに電界を加えることができる。ここで、トンネル効率は、ポテンシャル障壁(ここでは絶縁膜7)に対して垂直方向の電子の運動エネルギーの大きさにも依存する。フォトダイオードPDがトランジスタ構造の直下まで張り出ている構成では、電界による加速によって効率よく絶縁膜7に対して垂直方向に電子の運動エネルギーを大きくすることができる。このため、効率よく電荷をトンネルさせることができ、書き込みコントロールゲートWTの電圧を小さくすることができる。
光電変換部3を形成する際に、イオン注入のマスクパターンの制御によって、半導体基板表面に対して平行の長さ寸法を設定できる。イオン注入のエネルギーの制御によって、半導体基板表面に対して垂直の長さ寸法を設定できる。これら両方の制御によって、光電変換部3の本体部3aと延在部3bを所望の寸法で形成することができる。
書き込みコントロールゲートWCGに電圧を印加すると、不純物拡散領域と光電変換部3との間の半導体基板中に電子をドリフトさせるための電位勾配が形成される。不純物拡散領域にはほぼ無限に電荷が存在するソース領域RS及びドレイン領域RDが含まれる。光電変換部3からフローティングゲートFGに電荷が注入されるとともに、ソース領域RS及びドレイン領域RDから電子がフローティングゲートFGに注入される現象が生じる。ソース領域RS及びドレイン領域RDからの電子の注入はS/Nを劣化させる要因となる。
そこで、この構成例の固体撮像素子10は、電荷に対して電位勾配のポテンシャル障壁となる障壁層22を備えた構成とする。
具体的には、図3及び図4に示すように、不純物拡散領域と光電変換部3との間の半導体基板に、高濃度でかつ導電型がP型の不純物拡散層からなる障壁層22を設けている。ここで、高濃度とは、周囲のウェル領域を構成するP型の不純物の濃度と比較して十分に濃度が高いことを意味する。障壁層22と光電変換部3との間には、不純物拡散領域であるソース領域RS、ドレイン領域RD及びチャネル領域Cのいずれも設けられていない。こうすれば、不純物拡散領域からフローティングゲートFGに電荷が注入されることを障壁層22で防止できる。
この構成例では、撮像信号として取り出す電荷が電子の場合を想定し、各不純物の領域の導電型を設定している。撮像信号が正孔の場合には、各不純物の導電型のN型をP型とし、P型をN型として入れ替えればよい。つまり、障壁層22はP型の不純物拡散層に限らず、ソース領域RS及びドレイン領域RDそれぞれの導電型に対して異なる導電型を有する高濃度不純物拡散層で形成してもよい。
この構成例では、既に述べたように、半導体基板の表面の絶縁膜7のうち、フローティングゲートFGの下方のうち光電変換部3に近い部分が他の部分に比べて該絶縁膜7の厚みが薄い構成である。絶縁膜7の膜厚が厚い領域が障壁層22の上方を覆う構成であることが好ましい。絶縁膜7は厚い領域の膜厚が5nm以上であることが好ましい。こうすることで、不純物拡散領域からフローティングゲートFGに電荷が注入されることをより確実に防止できる。
固体撮像素子10は、トランジスタ構造をオンして光電変換部3からフローティングゲートFGに電荷を注入するときに、不純物拡散領域からフローティングゲートFGに電荷が注入されることを防止できる。このため、固体撮像素子10のS/Nの劣化を防止できる。
上記構成例では、トランジスタ構造として、フローティングゲートFGを有するトランジスタを例に説明した。しかし、トランジスタ構造には、本構造以外の構造も採用することができる。例えば、フローティングゲートFGを窒化膜で形成し、コントロールゲートを窒化膜上に直接形成したMNOS型のトランジスタ構造や、フローティングゲートを窒化膜で形成したMONOS型のトランジスタ構造であってもよい。いずれの場合も、窒化膜が電荷を蓄積する電荷蓄積領域として機能する。
固体撮像素子の他の構成例を説明する。図5を参照し、固体撮像素子の画素部の1つを例に構成例を説明する。なお、以下に説明する構成例において、すでに説明した部材などと同等な構成・作用を有する部材等については、図中に同一符号又は相当符号を付すことにより、説明を簡略化或いは省略する。
この構成例の固体撮像素子は、半導体基板に複数の画素部100が配列された構成である点で基本的に上記構成例と同じである。また、各画素部100が、半導体基板に形成された光電変換部3と、光電変換部3で発生した電荷が注入されるように半導体基板の上方に設けられたフローティングゲートFGと、フローティングゲートFGに電荷を蓄積させて、該電荷に応じた信号を読み出すトランジスタ構造とを備えている。トランジスタ構造は、上記構成例と同様に、1つの画素部について、書き込みトランジスタWTと、読み出しトランジスタRTとの2つが設けられた構成である。
この構成例では、フローティングゲートFGは、平面視した状態で、障壁層22と光電変換部3の間の上方を覆う領域が、障壁層22と不純物拡散領域との間の上方を覆う領域より、面積が広い構成である。
フローティングゲートFGの容量が小さいほど、電荷注入前後におけるフローティングゲートFGの電位振幅が大きくなるため、S/Nは高くなる。つまり、フローティングFGを製造プロセスの許容範囲内で小さく構成することが好ましい。一方で、光電変換部3からフローティングゲートFGへの電荷を注入する領域では、電荷の注入効率を大きくするため、フローティングゲートFGを大きくすることが好ましい。
書き込みコントロールゲートWCGは、読み出しコントロールゲートRCGより平面視の面積が大きい。障壁層22と光電変換部3の間の上方を覆う領域のフローティングゲートFGは、書き込みコントロールゲートWCGと平面視において略同じ形状に形成されている。障壁層22と不純物拡散領域との間の上方を覆う領域のフローティングゲートFGは、読み出しコントロールゲートRCGと平面視において略同じ形状に形成されている。書き込みコントロールゲートWCG及び読み出しコントロールゲートRCGは、図5に示したものに限らず任意に選択してもよい。
障壁層22と光電変換部3の間の上方を覆う領域のフローティングゲートFGの平面視の面積を大きくすることで、光電変換部3からの電荷の注入効率を大きくすることができる。
同様に、障壁層22と光電変換部3の間の上方を覆う領域の絶縁膜7の膜厚を薄くすることで、光電変換部3からの電荷の注入効率を大きくすることができる。また、障壁層22と不純物拡散領域との間の上方を覆う領域の絶縁膜7の膜厚保を厚くすることで、不純物拡散領域から光電変換部3への電荷の注入を抑制することができ、S/Nをより改善することができる。
固体撮像素子の他の構成例としては、障壁層22をSTI(Shallow Trench Isolation)で形成してもよい。STIは、半導体基板に素子を作りこむ際の素子分離法の一種である。例えばシリコンなどの表面に異方性エッチングで溝を形成し、そこに酸化膜などの絶縁膜を埋め込む手法がある。障壁層22は、上記構成例のように高濃度の不純物拡散層かSTIで形成する層のいずれでもよい。
上記構成例の固体撮像素子の構成では、各画素部に書き込みトランジスタと読み出しトランジスタとの2つのトランジスタが設けられたトランジスタ構造とした。しかし、トランジスタ構造は、画素部ごとに1つのトランジスタのみが設けられていてもよい。画素部ごとに1つのトランジスタを設ける構成としては、フローティングゲートの上に絶縁膜を介して単一のコントロールゲートを設ける。そして、上記構成例の読み出しトランジスタのソース領域及びドレイン領域を構成すればよい。そして、ソース領域、ドレイン領域及びチャネル領域を不純物拡散領域とし、不純物拡散領域と光電変換部との間の前記半導体基板に、障壁層を形成すればよい。
次に、図6に基づいて固体撮像素子の駆動を説明する。以下では、図1(a)に示す固体撮像素子を用いたデジタルカメラ等の撮像装置による静止画撮像時の駆動を例に説明する。
最初に、使用者によって撮像指示が入力されると、シャッタートリガが生成される。制御部40は、リセットトランジスタRSTをON状態に設定し、同時に、書き込みトランジスタWTの書き込みコントロールゲートWCGと読み出しトランジスタRTのコントロールゲートRTの読み出しコントロールゲートRCGにパルス信号を印加し、撮像開始前に光電変換部3に蓄積されていた電荷を全てリセットトランジスタRSTのリセットドレインへ排出するリセット駆動が行われる。このリセット駆動によって、全画素部100の各光電変換部3には電荷が存在していない状態となる。同時に、フローティングゲートFGに蓄積されている電荷が存在する場合には、該電荷も光電変換部3を経由してリセットドレインへ排出される。
リセット駆動後から書き込みトランジスタWTのコントロールゲートWCGに書き込みパルスが入力されるまで露光が実行され、この露光期間に全画素部100の光電変換部3で電荷が生成される。
露光期間終了時には、書き込みトランジスタWTの書き込みコントロールゲートWCGに書き込みパルスが入力され、露光期間中に全画素部100の光電変換部3で生成された電荷が絶縁膜7を通過してフローティングゲートFGへと注入される。露光期間中には、全画素部100で同時に電荷の蓄積が行われる。このとき、読み出しトランジスタRTのソース領域RS、ドレイン領域RD及びチャネル領域Cを含む不純物拡散領域と光電変換部3との間の半導体基板に設けられた障壁層22が、不純物拡散領域と光電変換部3との間で移動する電荷に対して電位勾配のポテンシャル障壁として機能する。
光電変換部3からフローティングゲートFGへと電荷を注入する蓄積期間が終了した後、撮像信号の読み出しを実行する。撮像信号の読み出し期間には、読み出しトランジスタRTの読み出しドレインRDを所定の電位に設定し、各ラインに各画素部100の読み出しトランジスタRTの読み出しコントロールゲートRCGへのランプ波形電圧の印加を行う。そして、読み出しドレインRDの電位が降下した時点でのランプ波形電圧の値に対応するカウント値が各読み出し回路20内で保持され、このカウント値が撮像信号として出力アンプ60から出力される。
制御部40は、撮像信号の読み出し駆動を各ラインにタイミングをずらして実施する。全ての画素部100から撮像信号を順次読み出した後、制御部40は、リセットトランジスタRSTをON状態として、光電変換部3に蓄積した電荷を消去するリセット期間を開始する。このリセット期間に書き込みコントロールゲートWCGと読み出しコントロールゲートRCGに消去パルスを印加し、フローティングゲートFGに蓄積した電荷を、光電変換部3側へ引き抜く。そして、静止画撮像終了フラグを設定し、静止画撮像を終了する。
以上の説明では、下記事項を開示している。
(1)半導体基板に複数の画素部が配列された固体撮像素子であって、
前記画素部が、前記半導体基板に形成された光電変換部と、前記光電変換部で発生した電荷が注入されるように前記半導体基板の上方に設けられた電荷蓄積領域と、前記電荷蓄積領域に電荷を蓄積させて、該電荷に応じた信号を読み出すトランジスタ構造と、を備え、
前記トランジスタ構造がソース領域及びドレイン領域を含み、前記ソース領域及び前記ドレイン領域と前記光電変換部との間の前記半導体基板に、前記ソース領域及び前記ドレイン領域と前記光電変換部との間で移動する電荷に対して電位勾配のポテンシャル障壁となる障壁層を備え、前記障壁層と前記光電変換部との間には前記ソース領域及び前記ドレイン領域が設けられていない固体撮像素子。
(2)上記(1)に記載の固体撮像素子であって、
前記障壁層が高濃度の不純物拡散層である固体撮像素子。
(3)上記(1)又は(2)に記載の固体撮像素子であって、
前記半導体基板上にウェル領域が形成され、該ウェル領域に前記光電変換部と、前記ソース領域及び前記ドレイン領域が形成され、前記障壁層が、前記ソース領域及び前記ドレイン領域それぞれの導電型に対して異なる導電型を有する高濃度不純物拡散層で形成されている固体撮像素子。
(4)上記(1)から(3)のうちいずれか1つに記載の固体撮像素子であって、
前記障壁層の導電型がP型である固体撮像素子。
(5)上記(1)から(4)のうちいずれか1つに記載の固体撮像素子であって、
前記障壁層がSTIで形成されている固体撮像素子。
(6)上記(1)から(5)のうちいずれか1つに記載の固体撮像素子であって、
前記半導体基板の表面に酸化膜が形成され、前記酸化膜が前記電荷蓄積領域の下方のうち前記光電変換部に近い部分が他の部分に比べて該酸化膜の厚みが薄い固体撮像素子。
(7)上記(6)に記載の固体撮像素子であって、
前記酸化膜の膜厚が厚い領域が前記障壁層の上方を覆う固体撮像素子。
(8)上記(6)又は(7)に記載の固体撮像素子であって、
前記酸化膜は厚い領域の膜厚が5nm以上である固体撮像素子。
(9)上記(1)から(8)のうちいずれか1つに記載の固体撮像素子であって、
前記電荷蓄積領域は、平面視した状態で、前記障壁層と前記光電変換部の間の上方を覆う領域が、前記障壁層と前記ソース領域及び前記ドレイン領域との間の上方を覆う領域より、面積が広い固体撮像素子。
(10)上記(1)から(9)のうちいずれか1つに記載の固体撮像素子であって、
前記光電変換部が埋め込み型のフォトダイオードである固体撮像素子。
(11)上記(1)から(10)のうちいずれか1つに記載の固体撮像素子であって、
前記光電変換部に蓄積した電荷を排出するためのリセットトランジスタを備える固体撮像素子。
(12)上記(1)から(11)のうちいずれか1つに記載の固体撮像素子であって、
平面視した状態で、前記光電変換部の一部と前記電荷蓄積領域とが重なり合う領域が存在する固体撮像素子。
(13)上記(1)から(12)のうちいずれか1つに記載の固体撮像素子を備える撮像装置。
3 光電変換部
10 固体撮像素子
20 読み出し回路
22 障壁層
100 画素部
FG フローティングゲート(電荷蓄積領域)
RT 読み出しトランジスタ
WT 書き込みトランジスタ

Claims (13)

  1. 半導体基板に複数の画素部が配列された固体撮像素子であって、
    前記画素部が、前記半導体基板に形成された光電変換部と、前記光電変換部で発生した電荷が注入されるように前記半導体基板の上方に設けられた電荷蓄積領域と、前記電荷蓄積領域に電荷を蓄積させて、該電荷に応じた信号を読み出すトランジスタ構造と、を備え、
    前記トランジスタ構造がソース領域及びドレイン領域を含み、前記ソース領域及び前記ドレイン領域と前記光電変換部との間の前記半導体基板に、前記ソース領域及び前記ドレイン領域と前記光電変換部との間で移動する電荷に対して電位勾配のポテンシャル障壁となる障壁層を備え、前記障壁層と前記光電変換部との間には前記ソース領域及び前記ドレイン領域が設けられていない固体撮像素子。
  2. 請求項1に記載の固体撮像素子であって、
    前記障壁層が高濃度の不純物拡散層である固体撮像素子。
  3. 請求項1又は2に記載の固体撮像素子であって、
    前記半導体基板上にウェル領域が形成され、該ウェル領域に前記光電変換部と、前記ソース領域及び前記ドレイン領域が形成され、前記障壁層が、前記ソース領域及び前記ドレイン領域それぞれの導電型に対して異なる導電型を有する高濃度不純物拡散層で形成されている固体撮像素子。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の固体撮像素子であって、
    前記障壁層の導電型がP型である固体撮像素子。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の固体撮像素子であって、
    前記障壁層がSTIで形成されている固体撮像素子。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の固体撮像素子であって、
    前記半導体基板の表面に酸化膜が形成され、前記酸化膜が前記電荷蓄積領域の下方のうち前記光電変換部に近い部分が他の部分に比べて該酸化膜の厚みが薄い固体撮像素子。
  7. 請求項6に記載の固体撮像素子であって、
    前記酸化膜の膜厚が厚い領域が前記障壁層の上方を覆う固体撮像素子。
  8. 請求項6又は7に記載の固体撮像素子であって、
    前記酸化膜は厚い領域の膜厚が5nm以上である固体撮像素子。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の固体撮像素子であって、
    前記電荷蓄積領域は、平面視した状態で、前記障壁層と前記光電変換部の間の上方を覆う領域が、前記障壁層と前記ソース領域及び前記ドレイン領域との間の上方を覆う領域より、面積が広い固体撮像素子。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の固体撮像素子であって、
    前記光電変換部が埋め込み型のフォトダイオードである固体撮像素子。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の固体撮像素子であって、
    前記光電変換部に蓄積した電荷を排出するためのリセットトランジスタを備える固体撮像素子。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の固体撮像素子であって、
    平面視した状態で、前記光電変換部の一部と前記電荷蓄積領域とが重なり合う領域が存在する固体撮像素子。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の固体撮像素子を備える撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107180844A (zh) * 2017-06-26 2017-09-19 南京大学 一种复合介质栅电容耦合变增益光敏探测器及其工作方法

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