JP2011040249A - 端子金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】相手側の端子金具との間の電気的な接続を確実に得ることが可能で、かつ、小型化を図ることが可能な端子金具を提供する。
【解決手段】相手側の端子金具2の挿入子8が挿入される筒状の端子本体部6の一つの壁61から、当該一つの壁61に相対する他の壁62に向かって延びた第1弾性片78、178と、前記他の壁62から前記一つの壁61に向かって延びた第2弾性片79、179と、を備え、前記第1弾性片78、178と、前記第2弾性片79、179との間に、前記挿入子8を挟持する端子金具1、101において、前記第1弾性片78、178の先端部78a、178aと、前記第2弾性片79、179の先端部79a、179aとが、前記挿入子8の侵入方向Xと、前記侵入方向Xと前記一つの壁61と前記他の壁62とが互いに相対する方向Zとの双方に対して交差する方向Yと、のいずれかに沿って、並ぶように設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電線と、ブスバー、リレーやヒューズなどの電気部品の接続端子などと、の接続に用いられる端子金具に関する。
電線と、ブスバー、リレーやヒューズなどの電気部品の接続端子などとの接続には、例えば端子金具(特許文献1乃至特許文献2参照。)が用いられてきた。前記端子金具は、前記電気部品の接続端子などと接続する電気接続部(図示しない)と、相手側の端子金具が接続する電気接触部と、を備えている。相手側の端子金具は、前記電気接触部に侵入する挿入子と、前記挿入子に連なる電線接続部と、を備えている。
例えば、特許文献1には、図8に示すような端子金具801が提案されている。図8は、従来の一形態を示す端子金具と、前記端子金具に侵入する相手側の端子金具を示す斜視図である。図8に示されているように、端子金具801の筒状の電気接触部805は、電気接触部805の底壁861から、当該底壁861に相対する天井壁862に向かって延びた第1弾性片878を備え、前記第1弾性片878と、前記天井壁862との間に、前記挿入子を挟持している。
また、特許文献2には、図9に示すような端子金具901が提案されている。図9は、従来の他の形態を示す端子金具と、前記端子金具に侵入する相手側の端子金具を一部断面で示す側面図である。図9に示されているように、端子金具901の筒状の電気接触部905は、電気接触部905の底壁961から、当該底壁961に相対する天井壁962に向かって延びた第1弾性片978と、前記天井壁962から前記底壁961に向かって延びた第2弾性片979と、を備え、前記第1弾性片978と、前記第2弾性片979との間に、前記挿入子を挟持している。前記第1弾性片978の前記電気接触部905の内方向の先端部978aと、前記第2弾性片979の前記電気接触部905の内方向の先端部979aとが、前記底壁961と前記天井壁962とが互いに相対する方向(図9中の矢印Z方向)に沿って設けられている。
特開2007−250362号公報 特願2009−158401号公報
しかしながら、前述した特許文献1に示された端子金具801においては、前記底壁861のみに前記第1弾性片878が設けられているため、相手側の端子金具に、相手側の端子金具の侵入方向に対して交差する方向に外力が作用すると、相手側の端子金具と、第1弾性片878(即ち、端子金具801)との電気的な接続が不安定になる傾向にあった。
また、前記端子金具801の問題点を解決するために提案された、特許文献2に示された端子金具901においては、前記第1弾性片978及び前記第2弾性片979を互いに相対する位置に設けることで、端子金具901は、相手側の端子金具と、確実に電気的に接続することができる。
しかしながら、前述した特許文献2に示された端子金具901においては、前記第1弾性片978と前記第2弾性片979とが、互いに相対する位置に設けられているので、前記端子金具901が大型化する傾向にあった。
したがって、本発明の目的は、相手側の端子金具との間の電気的な接続を確実に得ることが可能で、かつ、小型化を図ることが可能な端子金具を提供することを目的としている。
請求項1に記載された発明は、相手側の端子金具の挿入子が挿入される筒状の端子本体部の一つの壁から、当該一つの壁に相対する他の壁に向かって延びた第1弾性片と、
前記他の壁から前記一つの壁に向かって延びた第2弾性片と、を備え、前記第1弾性片と、前記第2弾性片との間に、前記挿入子を挟持する端子金具において、前記第1弾性片の先端部と、前記第2弾性片の先端部とが、前記挿入子の侵入方向と、前記侵入方向と前記一つの壁と前記他の壁とが互いに相対する方向との双方に対して交差する方向と、のいずれかに沿って、並ぶように設けられていることを特徴とする端子金具である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1弾性片及び第2弾性片のいずれかが設けられ、かつ、互いの間に前記挿入子が侵入する一対の基板部と、前記基板部の前記侵入方向の両端部に設けられ、かつ、前記一対の基板部を互いに連結する複数の連結部と、を備え、前記端子本体部の内側に組み付けられるばね部材をさらに備えていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記連結部の外方向に立設された突出片と、前記端子本体部に設けられ、かつ、前記突出片が係止する係止受け部と、を備えていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項3に記載の発明において、前記突出片は、前記連結部の前記侵入方向の両端部に一対設けられていることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、請求項1乃至請求項4のうちいずれか一項に記載の発明において、前記第1弾性片及び前記第2弾性片は、前記侵入方向に沿って互いに間隔をあけて複数並設されていることを特徴とするものである。
請求項6に記載された発明は、請求項1乃至請求項5のうちいずれか一項に記載の発明において、前記第1弾性片の先端部及び前記第2弾性片の先端部は、前記端子本体部の内表面から突出する突部の先端部よりも、内方向に突出していることを特徴とするものである。
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、前記第1弾性片の先端部と、前記第2弾性片の先端部とが、前記挿入子の侵入方向と、前記侵入方向と前記一つの壁と前記他の壁とが互いに相対する方向との双方に対して交差する方向と、のいずれかに沿って、並ぶように設けられているので、前記第1弾性片の先端部と、前記第2弾性片の先端部とが、前記一つの壁と前記他の壁とが互いに相対する方向(即ち、端子金具の高さ方向)に互いに重ならないように位置をずらされて配置されていることとなり、そのために、端子金具の高さ方向の高さを低くすることとなり、よって、小型化された端子金具を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、一対の基板部を互いに連結する複数の連結部は、前記基板部の前記侵入方向の両端部に設けられている。即ち、互いに間隔をあけて設けられた連結部間は、開口しているので、前記一対の基板部を撓ませることとなり、ばね部材を、端子本体部に容易に組み付けることができる。
請求項3に記載の発明によれば、連結部の外方向に立設された突出片と、端子本体部に設けられ、かつ、前記突出片が係止する係止受け部と、を備えているので、前記突出片を撓ませて、係止受け部に侵入させる作業で、ばね部材を端子本体部に容易に組み付ける(即ち、係止する)ことができる。また、前記係止受け部に侵入した突出片を、係止受け部の端面に当接させて、ばね部材が端子本体部に組付けられているので、相手側の端子金具を電気接触部内で強く挿抜した際においても、ばね部材が端子本体部内から外れ難くなり、不具合発生率を低減した端子金具を提供することができる。
請求項4記載の発明によれば、突出片は、連結部の前記侵入方向の両端部に一対設けられているので、各連結部の一対の突出片が、係止受け部の侵入方向の奥側と手前側との両側の端面に当接することとなり、よって、ばね部材を端子本体部により確実に固定させる。そして、相手側の端子金具を強く挿抜した際にも、ばね部材が端子本体部内から外れ難くなり、より一層不具合発生率を低減した端子金具を提供することができる。
請求項5記載の発明によれば、前記第1弾性片及び前記第2弾性片は、前記侵入方向に沿って互いに間隔をあけて複数並設されているので、相手側の端子金具を挿抜する際に、相手側の端子金具の挿入子に接触する第1弾性片及び第2弾性片が、1つ分ずつ順次増減することとなり、よって、相手側の端子金具の挿抜を比較的小さな力で行うことができる。
請求項6記載の発明によれば、前記第1弾性片の先端部及び前記第2弾性片の先端部は、基板部に相対する端子本体部の内表面から突出する突部の先端部よりも、内方向に突出しているので、挿入子の侵入方向に対して交差する方向に外力が作用した場合でも、相手側の端子金具の挿入子が、突部に当接するので、それ以上の移動が阻止され、かつ、弾性片と、相手側の端子金具の挿入子と、が接触した状態を確実に維持することとなり、よって、端子金具と相手側の端子金具との電気的な接続の信頼性が向上する。
本発明の第1の実施形態にかかる端子金具と、前記端子金具に侵入する相手側の端子金具を一部断面で示す側面図である。 図1に示された端子金具を構成するばね部材を示す斜視図である。 図2に示されたばね部材のI−I線に沿う断面図である。 図3に示されたばね部材の一部拡大説明図である。 第2の実施形態にかかる端子金具を構成するばね部材を示す斜視図である。 図5に示されたばね部材のII−II線に沿う断面図である。 図5に示されたばね部材のIII−III線に沿う断面図である。 従来の一形態を示す端子金具と、前記端子金具に侵入する相手側の端子金具を示す斜視図である。 従来の他の形態を示す端子金具と、前記端子金具に侵入する相手側の端子金具を一部断面で示す側面図である。
以下、本発明の第1の実施形態にかかる端子金具を、図1乃至図4を参照して説明する。本発明の第1の実施形態にかかる端子金具1は、相手側の端子金具2に侵入されると、図示しない電線と、例えば、ブスバーなどの雄タブやリレー及びヒューズなどの電気部品とを、相互に電気的に接続するために用いられる。また、図2中の矢印Xは、相手側の端子金具2が端子金具1に侵入する侵入方向、及び、端子金具1の長手方向と平行であり、矢印Yは、端子金具1の幅方向と平行であり、矢印Zは、端子金具1の高さ方向と平行である。
相手側の端子金具2は、導電性を有する平板状の板金に、曲げ加工などが施されてなるものである。相手側の端子金具2は、端子金具1の後述する電気接触部5内に挿入される挿入子8と、電線に接続される電線接続部9と、を備えている。
平板状の挿入子8は、その先端部8aに向かうにしたがって、徐々に厚みが薄く形成されたブレード状に形成されている。
電線接続部9は、前記挿入子8に連なる底板91と、一対のかしめ片92と、を備えている。底板91は、平坦に形成され、かつ、平面形状が矩形状に形成されている。底板91は、その表面に芯線が露出した状態の電線の端部が載置される。一対のかしめ片92は、底板91の幅方向に沿った両端に位置する縁それぞれに連なっている。
電線接続部9は、底板91の表面上に芯線が露出した状態の電線の端部を載置された後、この電線の端部を底板91に向かって押し付ける方向にかしめ片92を曲げて、即ち、かしめ片92で電線をかしめて、電線と電気的に接続される。
端子金具1は、前記相手側の端子金具2と電気的に接続する電気接触部5と、図示しない電気接続部と、を備えている。前記電気接続部は、例えば、ブスバーなどの雄タブやリレー及びヒューズなどの電気部品の接続端子に接続される。
電気接触部5は、相手側の端子金具2の挿入子8が挿入される筒状の端子本体部6と、前記端子本体部6内に組み付けられるばね部材7と、を備えている。
端子本体部6は、底壁61と、この底壁61に間隔をあけて相対する天井壁62と、前記底壁61と天井壁62とを連ねる一対の側壁63と、を備えている。端子本体部6は、中空角柱状の筒状に形成されている。なお、前記底壁61は、特許請求項の範囲に示された「一つの壁」に相当し、かつ、天井壁62は、特許請求項の範囲に示された「他の壁」に相当する。
底壁61は、平面形状が矩形状に形成されている。底壁61は、天井壁62寄りの表面に、第1突部64を2つ設けている。
第1突部64は、底壁61の長手方向(矢印X方向)の両端部から、天井壁62に向かって凸に設けられている。これら第1突部64は、底壁61をプレスで打ち出されることによって、形成されている。
天井壁62は、その平面形状が、前記底壁61とほぼ等しい矩形状に形成されている。天井壁62は、底壁61寄りの表面に、第2突部65を2つ設けている。
第2突部65は、前記第1突部64と互いに相対する位置に設けられている。即ち、第2突部65は、天井壁62の長手方向(矢印X方向)の両端部から、底壁61に向かって凸に設けられている。これら第2突部65は、天井壁62をプレスで打ち出されることによって、形成されている。そして、挿入子8を前記第1突部64と、前記第2突部65との間に侵入させた(挟み込まれた)状態で、挿入子8の侵入方向(矢印X方向)に対して交差する方向に外力が作用すると、前記第1突部64及び前記第2突部65と、前記挿入子8とは、当接可能に設けられている。
側壁63は、後述するばね部材7の突出片76が、係止(侵入)可能な係止受け部(図示しない)を2つ設けている。係止受け部は、側壁63の長手方向(矢印X方向)の端部から間隔をあけて設けられている。係止受け部は、平面形状が略矩形状に形成され、かつ、側壁63を貫通した孔である。係止受け部は、後述するばね部材7の突出片76が係止(侵入)することにより、端子本体部6内に後述するばね部材7を組み付ける。
ばね部材7は、導電性を有する平板状の板金で構成されている。ばね部材7は、互いに相対する一対の基板部72、73と、前記一対の基板部72、73を連結する連結部74と、第1弾性片78と、第2弾性片79と、前記係止受け部に係止(侵入)する突出片76と、を備えている。
一対の基板部72、73は、前記端子本体部6内にばね部材7が組み付けられると、前記壁61、62の内側に設けられ、かつ、互いの間に相手側の端子金具2の挿入子8が侵入する。また、前記天井壁62寄りの他方の基板部73には、ばね部材7が組み立てられる際に、後述する連結部74の重なり代77の係合受け部(図示しない)に係合する係合片70(図7に示す)が設けられている。
連結部74は、前記基板部72、73の長手方向(矢印X方向)の両端部、及び、前記基板部72、73の幅方向(矢印Y方向)の両端部それぞれに2つずつ、合計4つ設けられている。連結部74は、平面形状が矩形状に形成されている。前記基板部72、73の長手方向(矢印X方向)の両端部に設けられた2つの連結部74は、互いに間隔をあけて設けられているので、これら連結部74間は、開口している。このため、ばね部材7は、高さ方向(矢印Z方向)に撓むことが可能である。また、これら4つの連結部74のうち、前記基板部72、73の幅方向(矢印Y方向)の一方の端部に設けられた2つの連結部74には、ばね部材7が組み立てられる際に、前記係合片70(図7に示す)に係合される係合受け部(図示しない)を設けた重なり代77が連なっている。
第1弾性片78は、前記一対の基板部72、73のうち、一方の基板部72のみに設けられている。また、第2弾性片79は、前記一対の基板部72、73のうち、他方の基板部73のみに設けられている。これら弾性片78、79は、挿入子8が侵入する侵入方向(矢印X方向)に沿って、互いに間隔をあけて、複数並設されている。弾性片78、79は、各基板部72、73に切り起こし(切り下げ)形成が施されて得られるものであり、弾性片78、79は、基板部72、73との接続部を支点として、弾性的に、ばね部材7の高さ方向(矢印Z方向)に、回動可能となっている。弾性片78、79は、正面視が略台形に形成されており、即ち、弾性片78、79のばね部材7の内方向の先端部78a、79aに向かうにしたがって、徐々に幅狭に形成されている。
第1弾性片78の先端部78aから離れた基端部は、相手側の端子金具2寄りに設けられていて、底壁61に接触するように近付けられている。第1弾性片78の先端部78aは、前記基端部から離れるに従って前記侵入方向(矢印X方向)の奥側に向かって、天井壁62に近付くように、底壁61に対して傾いて形成されている。このように、第1弾性片78は、底壁61から天井壁62に向かって延びている。挿入子8を前記端子本体部6内に侵入させると、挿入子8が、第1弾性片78を一方の基板部72に向かって押し付ける。そして、前記第1弾性片78は、その弾性復元力により、挿入子8を一方の基板部72から天井壁62寄りの他方の基板部73(即ち、第2弾性片79)に向かって付勢して、前記第1弾性片78は、後述する第2弾性片79との間に挿入子8を挟持する。
第2弾性片79の先端部79aから離れた基端部は、相手側の端子金具2寄りに設けられていて、天井壁62に接触するように近付けられている。第2弾性片79の先端部79aは、前記基端部から離れるに従って前記侵入方向(矢印X方向)の奥側に向かって、底壁61に近付くように、天井壁62に対して傾いて形成されている。このように、第2弾性片79は、天井壁62から底壁61に向かって延びている。挿入子8を前記端子本体部6内に侵入させると、挿入子8が、第2弾性片79を他方の基板部73に向かって押し付ける。そして、前記第2弾性片79は、その弾性復元力により、挿入子8を他方の基板部73から底壁61寄りの一方の基板部72(即ち、第1弾性片78)に向かって付勢して、前記第2弾性片79は、前記第1弾性片78との間に挿入子8を挟持する。
図4に示すように、前記第1弾性片78の先端部78aと、前記第2弾性片79の先端部79aとは、挿入子8の侵入方向(矢印X方向)に沿って、交互に並ぶように設けられている。そして、前記第1弾性片78と、前記第2弾性片79との間に、挿入子8を挟持する。
また、前記弾性片78、79の大きさ及び、形状は同一であり、ばね力(弾性復元力)もそれぞれ等しい。本発明の第1弾性片78及び第2弾性片79の数は、各3つずつであるが、通電する電流値の大小に応じて、例えば各2つとしたり、例えば各4つとしたり、各1つとすることも可能である。(即ち、前記電流値が大きいほど、前記第1弾性片78及び前記第2弾性片79の数は増加する。)
突出片76は、各連結部74に一対設けられている。突出片76は、連結部74の長手方向(矢印X方向)の両端部の縁から外方向に立設されている。この一対の突出片76のうち一方の突出片76が、係止受け部の矢印X方向の手前側に位置する端面に当接し、かつ、他方の突出片76が、係止受け部の矢印X方向の奥側に位置する端面に当接して、ばね部材7が位置ずれ(ガタつき)なく端子本体部6に組み付けられる。
次に、上述した構成の端子金具1を組み立てる手順を説明する。まず、基板部72、73と、連結部74と、突出片76と、を平面的に展開した状態で、基板部72、73に、切り起こし(切り下げ)形成を施して弾性片78、79を形成後、連結部74と重なり代77とを直角に曲げて、そして、基板部72、73と連結部74とを直角に曲げて、重なり代77と他方の基板部73の端部とを重ねて、係合片70を係合受け部に係止させた後、各突出片76を外方向に曲げて立設させる。こうして、ばね部材7が組み立てられる。次に、底壁61と、天井壁62と、側壁63と、を平面的に展開した状態の底壁61と側壁63とを直角に曲げた後、側壁63と天井壁62とを直角に曲げて、側壁63と天井壁62と、を接合する。こうして、端子本体部6が組み立てられる。次に、基板部72、73を内方向に撓ませた状態の前記ばね部材7を、筒状に形成された前記端子本体部6内に、挿入させる。そして、突出片76を撓ませて、係止受け部に係止(侵入)させて、端子本体部6とばね部材7とを、互いに係止する(組み付ける)。この際、弾性片78、79の基端部が、壁61、62の内表面に弾性的に当接(接触)して、ばね部材7を端子本体部6の高さ方向(矢印Z方向)に調心(求心)する。そして、突出片76が、各係止受け部の前記端面に当接するとともに、弾性片78、79の基端部が、壁61、62の内表面に当接しているので、ばね部材7と端子本体部6とが、電気的に接続する。こうして、電気接触部5が組み立てられて、端子金具1が完成する。
次に、上述した構成の端子金具1に、相手側の端子金具2を組み付ける手順を説明する。挿入子8の先端部8aを、電気接触部5内に侵入させると、挿入子8の先端部8aが、挿入子8の侵入方向(矢印X方向)の手前側に位置する第2弾性片79の先端部79aに接触し、さらに、挿入子8を侵入方向の奥側に動かすと、挿入子8の侵入方向の手前側に位置する第1弾性片78の先端部78aに接触する。このように、挿入子8を侵入方向(矢印X方向)の奥側に動かすと、第1弾性片78と、第2弾性片79とが交互に挿入子8に接触する。この際、挿入子8の先端部8aは、第2弾性片79の先端部79aを、外向きに回動させて(押し広げて)、侵入方向(矢印X方向)の奥側に侵入し、そして、第1弾性片78の先端部78aを、外向きに回動させて(押し広げて)、侵入方向(矢印X方向)の奥側に侵入する。こうして、端子金具1は、相手側の端子金具2に組み付けられる。
上述した本発明によれば、前記第1弾性片78の先端部78aと、前記第2弾性片79の先端部79aとは、挿入子8の侵入方向(矢印X方向)に沿って、交互に並ぶように設けられているので、第1弾性片78の先端部78aと、第2弾性片79の先端部79aとが、ばね部材7の高さ方向(矢印Z方向)に互いに重ならないように位置をずらされて配置されていることとなり、そのために、電気接触部5の高さ方向(矢印Z方向)の高さを低くすることとなり、よって、小型化された端子金具1(即ち、電気接触部5)を提供することができる。
また、一対の基板部72、73を互いに連結する複数の連結部74は、挿入子8の侵入方向(矢印X方向)の両端部に互いに間隔をあけて設けられている。即ち、互いに間隔をあけて設けられた連結部74間は、開口しているので、前記一対の基板部72、73を撓ませることとなり、ばね部材7を、端子本体部6に容易に組み付けることができる。
また、前記連結部74の外方向に立設された突出片76と、端子本体部6に設けられ、かつ、前記突出片76が係止(侵入)する係止受け部と、を備えているので、前記突出片76を、係止受け部に侵入させる容易な作業で、ばね部材7を端子本体部6に容易に組み付ける(即ち、係止する)ことができる。また、前記係止受け部に係止(侵入)した突出片76を、係止受け部の端面に当接させることにより、ばね部材7を端子本体部6に組付けているので、相手側の端子金具2を電気接触部5内で強く挿抜した際においても、ばね部材7が端子本体部6内から外れ難くなり、不具合発生率を低減した端子金具1を提供することができる。
また、前記突出片76は、前記連結部74の前記侵入方向(矢印X方向)の両端部に一対設けられているので、各連結部74の一対の突出片76が、係止受け部の挿入子8の侵入方向(矢印X方向)の奥側と手前側との両側の端面に当接することとなり、よって、ばね部材7を端子本体部6により確実に固定させる。そして、相手側の端子金具2を強く挿抜した際にも、ばね部材7が端子本体部6内から外れ難くなり、より一層不具合発生率を低減した端子金具1を提供することができる。
また、弾性片78、79は、前記侵入方向(矢印X方向)に沿って互いに間隔をあけて複数並設されているので、相手側の端子金具2を挿抜する際に、相手側の端子金具2の挿入子8に接触する弾性片78、79が、1つ分ずつ順次増減することとなり、よって、相手側の端子金具2の挿抜を比較的小さな力で行うことができる。
また、前記弾性片78、79の先端部78a、79aは、基板部72、73に相対する端子本体部6の内表面から突出する突部64、65の先端部よりも、内方向に突出しているので、挿入子8の侵入方向(矢印X方向)に対して交差する方向に外力が作用した場合でも、相手側の端子金具2の挿入子8が、突部64、65に当接するので、それ以上の移動が阻止され、かつ、弾性片78、79と、相手側の端子金具2の挿入子8と、が接触した状態を確実に維持することとなり、よって、端子金具1と相手側の端子金具2との電気的な接続の信頼性が向上する。
続いて、本発明の第2の実施形態を図5乃至図7に基づいて説明する。なお、第2の実施形態に示された端子金具101において、前述した第1の実施形態に示された端子金具1と同一部分には、同一符号を付して説明する。
端子金具101は、前記相手側の端子金具2と電気的に接続する電気接触部5と、図示しない電気接続部と、を備えている。電気接触部5は、相手側の端子金具2の挿入子8が挿入される筒状の端子本体部6と、前記端子本体部6内に組み付けられるばね部材7と、を備えている。端子本体部6は、底壁61と、この底壁61に間隔をあけて相対する天井壁62と、前記底壁61と天井壁62とを連ねる一対の側壁63と、を備えている。ばね部材7は、互いに相対する一対の基板部72、73と、前記一対の基板部72、73を連結する連結部74と、第1弾性片178と、第2弾性片179と、前記係止受け部に係止(侵入)する突出片76と、を備えている。
第1弾性片178のばね部材7の内方向の先端部178aと、第2弾性片179のばね部材7の内方向の先端部179aとが、挿入子8が侵入する侵入方向(矢印X方向)と前記底壁61と前記天井壁62とが互いに相対する方向(矢印Z方向)との双方に対して交差する方向(矢印Y方向)に沿って、交互に並ぶように設けられている。即ち、第1弾性片178の先端部178aと、第2弾性片179の先端部179aとが、ばね部材7(端子金具101)の幅方向(矢印Y方向)に沿って、交互に並ぶように設けられている。
次に、上述した構成の端子金具101に、相手側の端子金具2を組み付ける手順を説明する。挿入子8の先端部8aを、電気接触部5内に侵入させると、挿入子8の先端部8aが、挿入子8の侵入方向(矢印X方向)の手前側に位置する第1弾性片178の先端部178aに接触するとともに、第2弾性片179の先端部179aに接触する。このように、挿入子8を侵入方向の奥側に動かすと、第1弾性片178と、第2弾性片179とが同時に挿入子8に接触する。そして、相手側の端子金具2と、端子金具101とが電気的に接続する。この際、挿入子8の先端部8aは、第2弾性片179の先端部179aを、外向きに回動させる(押し広げる)とともに、第1弾性片178の先端部178aを、外向きに回動させ(押し広げ)て、侵入方向(矢印X方向)の奥側に侵入する。こうして、端子金具101は、相手側の端子金具2に組み付けられる。
上述した本発明によれば、前記第1弾性片178のばね部材7の内方向の先端部178aと、前記第2弾性片179のばね部材7の内方向の先端部179aとが、挿入子8が侵入する侵入方向(矢印X方向)と、前記底壁61と前記天井壁62とが互いに相対する方向(矢印Z方向)と、の双方に対して交差する方向(矢印Y方向)に沿って、交互に並ぶように設けられているので、第1弾性片178の先端部178aと、第2弾性片179の先端部179aとが、ばね部材7の高さ方向(矢印Z方向)に互いに重ならないように位置をずらされて配置されていることとなり、そのために、電気接触部5の高さ方向(矢印Z方向)の高さを低くすることとなり、よって、小型化された端子金具101(即ち、電気接触部5)を提供することができる。
なお、前述した第1及び第2の実施形態においては、第1弾性片78、178と底壁61とは別体に設けられている。しかしながら、本発明ではこれに限ったものではなく、第1弾性片78、178と底壁61とは一体に設けられていても良い。本明細書においては、第1弾性片78、178と底壁61とが別体に設けられている場合、及び、第1弾性片78、178と底壁61とが一体に設けられている場合とを総称して、「第1弾性片78、178が底壁61(一つの壁)から天井壁62(他の壁)に向かって延びている」と記す。また、第2弾性片79、179と天井壁62とは別体に設けられている。しかしながら、本発明ではこれに限ったものではなく、第2弾性片79、179と天井壁62とは一体に設けられていても良い。本明細書においては、第2弾性片79、179と天井壁62とが別体に設けられている場合、及び、第2弾性片79、179と天井壁62とが一体に設けられている場合とを総称して、「第2弾性片79、179が天井壁62(他の壁)から底壁61(一つの壁)に向かって延びている」と記す。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1、101 端子金具
2 相手側の端子金具
6 端子本体部
7 ばね部材
8 挿入子
61 底壁(一つの壁)
62 天井壁(他の壁)
64 第1突部(突部)
65 第2突部(突部)
72、73 一対の基板部
74 連結部
76 突出片
78、178 第1弾性片
78a、178a 先端部
79、179 第2弾性片
79a、179a 先端部

Claims (6)

  1. 相手側の端子金具の挿入子が挿入される筒状の端子本体部の一つの壁から、当該一つの壁に相対する他の壁に向かって延びた第1弾性片と、
    前記他の壁から前記一つの壁に向かって延びた第2弾性片と、を備え、
    前記第1弾性片と、前記第2弾性片との間に、前記挿入子を挟持する端子金具において、
    前記第1弾性片の先端部と、前記第2弾性片の先端部とが、
    前記挿入子の侵入方向と、
    前記侵入方向と前記一つの壁と前記他の壁とが互いに相対する方向との双方に対して交差する方向と、のいずれかに沿って、並ぶように設けられていることを特徴とする端子金具。
  2. 前記第1弾性片及び第2弾性片のいずれかが設けられ、かつ、互いの間に前記挿入子が侵入する一対の基板部と、
    前記基板部の前記侵入方向の両端部に設けられ、かつ、前記一対の基板部を互いに連結する複数の連結部と、を備え、前記端子本体部の内側に組み付けられるばね部材をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の端子金具。
  3. 前記連結部の外方向に立設された突出片と、
    前記端子本体部に設けられ、かつ、前記突出片が係止する係止受け部と、
    を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の端子金具。
  4. 前記突出片は、前記連結部の前記侵入方向の両端部に一対設けられていることを特徴とする請求項3に記載の端子金具。
  5. 前記第1弾性片及び前記第2弾性片は、前記侵入方向に沿って互いに間隔をあけて複数並設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか一項に記載の端子金具。
  6. 前記第1弾性片の先端部及び前記第2弾性片の先端部は、前記端子本体部の内表面から突出する突部の先端部よりも、内方向に突出していることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれか一項に記載の端子金具。
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