JP2011040011A - コンテンツ表示端末、コンテンツ表示支援装置、コンテンツ表示システム、及びコンテンツ表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】サムネイル表示されたコンテンツの中から興味を持ったコンテンツを選択したユーザに対して、このコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられる情報を提示することが可能なコンテンツ表示端末、コンテンツ表示支援装置、コンテンツ表示システム、及びコンテンツ表示方法を提供する。
【解決手段】情報提供サーバ3からサムネイル情報を受信するとともに、当該サムネイル情報を表示する第一表示部21と、サムネイル情報が示す複数のコンテンツのうちいずれかのコンテンツの選択を受け付けるとともに、選択された当該コンテンツを特定する特定情報を情報提供サーバ3に送信する第一選択部22と、特定情報を受信した情報提供サーバ3から、当該特定情報が特定するコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報を受信するとともに、当該リンク元情報を表示する第二表示部23と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】情報提供サーバ3からサムネイル情報を受信するとともに、当該サムネイル情報を表示する第一表示部21と、サムネイル情報が示す複数のコンテンツのうちいずれかのコンテンツの選択を受け付けるとともに、選択された当該コンテンツを特定する特定情報を情報提供サーバ3に送信する第一選択部22と、特定情報を受信した情報提供サーバ3から、当該特定情報が特定するコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報を受信するとともに、当該リンク元情報を表示する第二表示部23と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、コンテンツを表示するコンテンツ表示端末、当該コンテンツ表示端末と通信可能なコンテンツ表示支援装置、当該コンテンツ表示端末と当該コンテンツ表示支援装置とを有するコンテンツ表示システム、及び、当該コンテンツ表示システムで行なわれるコンテンツ表示方法に関する。
従来、通信ネットワークを介してサーバから移動端末に、ウェブページが有するコンテンツの要約情報を提供する情報提供技術が提案されている。例えば、特許文献1には、移動体通信端末で受信して表示するWEBコンテンツの要約情報に画像を含める情報提供方法が開示されている。この情報提供方法では、まず、WEBサーバが、RSSフィードといった要約情報の添付メディア記述部に、画像ファイルの取得先情報とサイズ情報とタイプ情報とを書き込み、その添付メディア記述部を含む要約情報を移動体通信端末に送信する。
そして、この要約情報を受信した移動体通信端末が、上記の取得先情報に基づいて、上記のサイズ情報及びタイプ情報で指定された画像のファイルを取得し、取得した画像ファイルを要約情報と関連付けて記憶する。そして、移動体通信端末が、この要約情報を表示するときに、上記の画像ファイルを読み出して要約情報の表示画面の一部にこの画像を表示する。
また、近年、インターネットにおけるYouTube(登録商標)といった動画コンテンツ共有サイトや、Flickr(登録商標)といった写真コンテンツ共有サイトを介して、数多くの動画像や静止画像を閲覧することが可能になってきている。これらの画像コンテンツは、インターネットに接続可能な環境を利用すれば誰でも、一般的なウェブブラウザを用いて視聴することができる。
上記の動画コンテンツ共有サイトであるYouTube(登録商標)では、ユーザによって選択された動画コンテンツの再生終了後、この動画コンテンツに関連する関連動画コンテンツのサムネイルを表示する。ここで、サムネイル表示された関連動画コンテンツのうちいずれかをユーザが選択すると、その関連動画コンテンツが再生される。これによりユーザは、動画コンテンツを渡り歩くこと、いわゆるネットサーフィンをすることが可能となる。
また、ダウンロード可能に公開されている画像検索用アドオンであるCooliris(登録商標)をウェブブラウザに用いることにより、Google(登録商標)やFlickr(登録商標)等の画像検索サービスによる検索結果の縮小画像が、三次元的に奥行きのある独特の画面形式で一覧表示(即ち、サムネイル表示)され、視認性が高められる。
上記のYouTube(登録商標)が動画コンテンツの再生終了後にサムネイル表示する関連動画コンテンツは、コンテンツ間の関連性を決める所定の手法に基づいて選択されて表示される。しかしながら、この手法の内容は明らかにされておらず、この関連動画コンテンツが選択された理由や根拠が不透明である。このため、選択したコンテンツを視聴した後にこのコンテンツに適切に関連した情報を望むユーザにとって、関連した情報であるとしてサムネイル表示されているコンテンツのうちいずれかを選択して本当に適切に関連した情報が得られるのか否かの判断を行うことは困難である。即ち、サムネイル表示されたコンテンツの中から興味を持ったコンテンツを選択したユーザに対して、このコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられる情報を提示することに関しては、なんら考慮されていないため、利便性が低い。
また、上記の画像検索用アドオンであるCooliris(登録商標)を用いることにより、画像検索サービスによる検索結果の画像コンテンツが縮小されて一覧表示されるが、縮小表示された画像コンテンツのうちいずれかがユーザに選択されることによりこの画像コンテンツに関連する別のコンテンツ等の情報がユーザに提示されることは無い。即ち、サムネイル表示されたコンテンツの中から興味を持ったコンテンツを選択したユーザに対して、このコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられる情報を提示することに関しては、なんら考慮されていないため、利便性が低い。
そこで本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、サムネイル表示されたコンテンツの中から興味を持ったコンテンツを選択したユーザに対して、このコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられる情報を提示することが可能なコンテンツ表示端末、コンテンツ表示支援装置、コンテンツ表示システム、及びコンテンツ表示方法を提供することを目的とする。
発明者は、上記した目的を達成するため鋭意検討し、サムネイル表示されたコンテンツの中から興味を持ったコンテンツを選択したユーザに対して、このコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられる情報を提示することが可能なコンテンツ表示端末、コンテンツ表示支援装置、コンテンツ表示システム、及びコンテンツ表示方法を発明した。
即ち、本発明に係るコンテンツ表示端末は、通信ネットワークにおける複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として生成するコンテンツ表示支援装置と通信可能なコンテンツ表示端末であって、コンテンツ表示支援装置からサムネイル情報を受信するとともに、受信した当該サムネイル情報を表示する第一端末受信手段と、第一端末受信手段により表示されたサムネイル情報が示す複数のコンテンツのうちいずれかのコンテンツの選択を受け付けるとともに、選択された当該コンテンツを特定する特定情報をコンテンツ表示支援装置に送信する第一端末選択手段と、第一端末選択手段により送信された特定情報を受信したコンテンツ表示支援装置から、当該特定情報が特定するコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報を受信するとともに、受信した当該リンク元情報を表示する第二端末受信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るコンテンツ表示端末では、まず、コンテンツ表示支援装置からサムネイル情報を受信するとともに、受信した当該サムネイル情報を表示する。次に、表示されたサムネイル情報が示す複数のコンテンツのうちいずれかのコンテンツの選択を受け付けるとともに、選択された当該コンテンツを特定する特定情報をコンテンツ表示支援装置に送信する。そして、送信された特定情報を受信したコンテンツ表示支援装置から、当該特定情報が特定するコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報を受信するとともに、受信したリンク元情報を表示する。このため、サムネイル情報が示すコンテンツの中からユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいて、このコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報が表示される。これにより、このコンテンツにリンクしているため適切に関連している可能性が高いと考えられるリンク元情報がユーザに提示されるため、利便性を高めることが可能になる。
また、第二端末受信手段は、特定情報を受信したコンテンツ表示支援装置から、当該特定情報が特定するコンテンツにリンクする複数のリンク元のそれぞれに関する複数のリンク元情報の一覧をダイジェスト情報として受信するとともに、受信した当該ダイジェスト情報を表示するのも好ましい。
この構成により、特定情報が特定するコンテンツにリンクする複数のリンク元のそれぞれに関する複数のリンク元情報の一覧が、ダイジェスト情報としてコンテンツ表示端末により受信されて表示される。このように、このコンテンツにリンクしているため適切に関連している可能性が高いと考えられるリンク元情報がユーザに複数提示されるため、利便性を高めることが可能になる。
また、本発明に係るコンテンツ表示支援装置は、通信ネットワークにおけるコンテンツを表示するコンテンツ表示端末と通信可能なコンテンツ表示支援装置であって、複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として生成する生成手段と、生成手段により生成されたサムネイル情報をコンテンツ表示端末に送信する第一装置送信手段と、第一装置送信手段により送信されたサムネイル情報を受信したコンテンツ表示端末から、当該サムネイル情報が示す複数のコンテンツのうち当該コンテンツ表示端末において選択されたコンテンツを特定する特定情報を受信する第一装置受信手段と、第一装置受信手段により受信された特定情報が特定するコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報を、コンテンツ表示端末に送信して当該リンク元情報を表示させる第二装置送信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るコンテンツ表示支援装置では、まず、複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として生成し、生成されたサムネイル情報をコンテンツ表示端末に送信する。次に、送信されたサムネイル情報を受信したコンテンツ表示端末から、当該サムネイル情報が示す複数のコンテンツのうち当該コンテンツ表示端末において選択されたコンテンツを特定する特定情報を受信する。そして、受信された特定情報が特定するコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報を、コンテンツ表示端末に送信して当該リンク元情報を表示させる。このため、サムネイル情報が示すコンテンツの中からユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいて、このコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報が表示される。これにより、このコンテンツにリンクしているため適切に関連している可能性が高いと考えられるリンク元情報がユーザに提示されるため、利便性を高めることが可能になる。
また、第一装置受信手段により受信された特定情報に基づいて、コンテンツ表示端末において選択されたコンテンツの重要度を算出する重要度算出手段を更に備え、第一装置送信手段は、重要度算出手段により算出された重要度に基づく表示順でコンテンツ表示端末において表示されるよう指示する重要度情報を含むサムネイル情報をコンテンツ表示端末に送信するのも好ましい。
この構成により、特定情報に基づいてコンテンツの重要度が算出され、算出された重要度に基づく表示順でコンテンツ表示端末において表示されるよう指示する重要度情報を含むサムネイル情報がコンテンツ表示端末に送信される。この結果、コンテンツ表示端末において選択された実績に基づく表示順でコンテンツ表示端末においてサムネイル情報が表示されるため、ユーザに対して提示されるサムネイル情報を、ユーザによって実際に選択されたという実績に基づいて並び替えて更新し、より適切なサムネイル情報をユーザに提示することが可能になる。
また、第二装置送信手段は、特定情報が特定するコンテンツにリンクする複数のリンク元のそれぞれに関する複数のリンク元情報の一覧をダイジェスト情報としてコンテンツ表示端末に送信して当該ダイジェスト情報を表示させ、第二装置送信手段により送信されたダイジェスト情報を受信したコンテンツ表示端末から、当該ダイジェスト情報が示す複数のリンク元情報のうち当該コンテンツ表示端末において選択されたリンク元情報を特定する選択情報を受信する第二装置受信手段と、第二装置受信手段により受信された選択情報が特定するリンク元情報によって示されるリンク元のコンテンツを特定するコンテンツ特定手段と、を更に備え、生成手段は、コンテンツ特定手段により特定されたコンテンツに基づいて、サムネイル情報を生成するのも好ましい。
この構成により、特定情報が特定するコンテンツにリンクする複数のリンク元のそれぞれに関する複数のリンク元情報の一覧が、ダイジェスト情報としてコンテンツ表示端末により受信されて表示される。このように、このコンテンツにリンクしているため適切に関連している可能性が高いと考えられるリンク元情報がユーザに複数提示されるため、利便性を高めることが可能になる。また、コンテンツ表示端末から、当該コンテンツ表示端末において選択されたリンク元情報を特定する選択情報を受信し、受信された選択情報が特定するリンク元情報によって示されるリンク元のコンテンツを特定する。そして、特定されたコンテンツに基づいて、サムネイル情報が生成される。このように、コンテンツ表示端末において選択されたリンク元情報に基づいて、リンク元のコンテンツに関するサムネイル情報が生成される。この結果、ユーザによって選択されたリンク情報に基づいて、ユーザに対して提示されるサムネイル情報が生成されるため、ユーザに対して提示されるサムネイル情報を、対応するリンク元情報が選択されたという実績に基づいて更新し、より適切なサムネイル情報をユーザに提示することが可能になる。
また、本発明に係るコンテンツ表示システムは、通信ネットワークにおけるコンテンツを表示するコンテンツ表示端末と、当該コンテンツ表示端末と通信可能なコンテンツ表示支援装置と、を有するコンテンツ表示システムであって、コンテンツ表示支援装置は、複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として生成する生成手段と、生成手段により生成されたサムネイル情報をコンテンツ表示端末に送信する第一装置送信手段と、第一装置送信手段により送信されたサムネイル情報を受信したコンテンツ表示端末から、当該サムネイル情報が示す複数のコンテンツのうち当該コンテンツ表示端末において選択されたコンテンツを特定する特定情報を受信する第一装置受信手段と、第一装置受信手段により受信された特定情報が特定するコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報を、コンテンツ表示端末に送信して当該リンク元情報を表示させる第二装置送信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るコンテンツ表示システムでは、まず、複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として生成し、生成されたサムネイル情報をコンテンツ表示端末に送信する。次に、送信されたサムネイル情報を受信したコンテンツ表示端末から、当該サムネイル情報が示す複数のコンテンツのうち当該コンテンツ表示端末において選択されたコンテンツを特定する特定情報を受信する。そして、受信された特定情報が特定するコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報を、コンテンツ表示端末に送信して当該リンク元情報を表示させる。このため、サムネイル情報が示すコンテンツの中からユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいて、このコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報が表示される。これにより、このコンテンツにリンクしているため適切に関連している可能性が高いと考えられるリンク元情報がユーザに提示されるため、利便性を高めることが可能になる。
また、第二装置送信手段は、特定情報が特定するコンテンツにリンクする複数のリンク元のそれぞれに関する複数のリンク元情報の一覧をダイジェスト情報としてコンテンツ表示端末に送信して当該ダイジェスト情報を表示させ、コンテンツ表示支援装置は、第二装置送信手段により送信されたダイジェスト情報を受信したコンテンツ表示端末から、当該ダイジェスト情報が示す複数のリンク元情報のうち当該コンテンツ表示端末において選択されたリンク元情報を特定する選択情報を受信する第二装置受信手段と、第二装置受信手段により受信された選択情報が特定するリンク元情報によって示されるリンク元のコンテンツを特定するコンテンツ特定手段と、を更に備え、生成手段は、コンテンツ特定手段により特定されたコンテンツに基づいて、サムネイル情報を生成するのも好ましい。
この構成により、特定情報が特定するコンテンツにリンクする複数のリンク元のそれぞれに関する複数のリンク元情報の一覧が、ダイジェスト情報としてコンテンツ表示端末により受信されて表示される。このように、このコンテンツにリンクしているため適切に関連している可能性が高いと考えられるリンク元情報がユーザに複数提示されるため、利便性を高めることが可能になる。また、コンテンツ表示端末から、当該コンテンツ表示端末において選択されたリンク元情報を特定する選択情報を受信し、受信された選択情報が特定するリンク元情報によって示されるリンク元のコンテンツを特定する。そして、特定されたコンテンツに基づいて、サムネイル情報が生成される。このように、コンテンツ表示端末において選択されたリンク元情報に基づいて、リンク元のコンテンツに関するサムネイル情報が生成される。この結果、ユーザによって選択されたリンク情報に基づいて、ユーザに対して提示されるサムネイル情報が生成されるため、ユーザに対して提示されるサムネイル情報を、対応するリンク元情報が選択されたという実績に基づいて更新し、より適切なサムネイル情報をユーザに提示することが可能になる。
また、生成手段は、複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として予め生成し、第一装置送信手段は、生成手段により予め生成されたサムネイル情報をコンテンツ表示端末に送信するのも好ましい。
この構成により、複数のコンテンツの一覧がサムネイル情報として予め生成され、予め生成されたサムネイル情報がコンテンツ表示端末に送信される。このように、複数のコンテンツの一覧がサムネイル情報として予め生成されるため、サムネイル情報をコンテンツ表示端末に送信するのに必要な処理時間を短縮化することが可能になる。
また、第二装置送信手段は、第一装置受信手段により特定情報が受信されると、受信した当該特定情報に基づいてダイジェスト情報を生成してコンテンツ表示端末に送信し、当該ダイジェスト情報を表示させるのも好ましい。
この構成により、特定情報が受信されると、受信した当該特定情報に基づいてダイジェスト情報が生成されてコンテンツ表示端末に送信され、当該ダイジェスト情報が表示される。このように、ダイジェスト情報が予め生成されるのではなく、特定情報が受信されたタイミングでダイジェスト情報が生成されるため、より新しく適切なダイジェスト情報を生成してユーザに対して提示することが可能になる。
また、本発明に係るコンテンツ表示方法は、通信ネットワークにおけるコンテンツを表示するコンテンツ表示端末と、当該コンテンツ表示端末と通信可能なコンテンツ表示支援装置と、を備えるコンテンツ表示システムで行なわれるコンテンツ表示方法であって、複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報としてコンテンツ表示支援装置が生成する生成ステップと、生成ステップで生成されたサムネイル情報をコンテンツ表示端末にコンテンツ表示支援装置が送信する第一装置送信ステップと、第一装置送信ステップで送信されたサムネイル情報を受信したコンテンツ表示端末から、当該サムネイル情報が示す複数のコンテンツのうち当該コンテンツ表示端末において選択されたコンテンツを特定する特定情報をコンテンツ表示支援装置が受信する第一装置受信ステップと、第一装置受信ステップで受信された特定情報が特定するコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報を、コンテンツ表示端末にコンテンツ表示支援装置が送信して当該リンク元情報を表示させる第二装置送信ステップと、を有することを特徴とする。
本発明に係るコンテンツ表示方法では、まず、複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として生成し、生成されたサムネイル情報をコンテンツ表示端末に送信する。次に、送信されたサムネイル情報を受信したコンテンツ表示端末から、当該サムネイル情報が示す複数のコンテンツのうち当該コンテンツ表示端末において選択されたコンテンツを特定する特定情報を受信する。そして、受信された特定情報が特定するコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報を、コンテンツ表示端末に送信して当該リンク元情報を表示させる。このため、サムネイル情報が示すコンテンツの中からユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいて、このコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報が表示される。これにより、このコンテンツにリンクしているため適切に関連している可能性が高いと考えられるリンク元情報がユーザに提示されるため、利便性を高めることが可能になる。
また、第二装置送信ステップでは、特定情報が特定するコンテンツにリンクする複数のリンク元のそれぞれに関する複数のリンク元情報の一覧をダイジェスト情報としてコンテンツ表示端末にコンテンツ表示支援装置が送信して当該ダイジェスト情報を表示させ、第二装置送信ステップで送信されたダイジェスト情報を受信したコンテンツ表示端末から、当該ダイジェスト情報が示す複数のリンク元情報のうち当該コンテンツ表示端末において選択されたリンク元情報を特定する選択情報をコンテンツ表示支援装置が受信する第二装置受信ステップと、第二装置受信ステップで受信された選択情報が特定するリンク元情報によって示されるリンク元のコンテンツをコンテンツ表示支援装置が特定するコンテンツ特定ステップと、を更に有し、生成ステップでは、コンテンツ特定ステップで特定されたコンテンツに基づいて、サムネイル情報をコンテンツ表示支援装置が生成するのも好ましい。
この構成により、特定情報が特定するコンテンツにリンクする複数のリンク元のそれぞれに関する複数のリンク元情報の一覧が、ダイジェスト情報としてコンテンツ表示端末により受信されて表示される。このように、このコンテンツにリンクしているため適切に関連している可能性が高いと考えられるリンク元情報がユーザに複数提示されるため、利便性を高めることが可能になる。また、コンテンツ表示端末から、当該コンテンツ表示端末において選択されたリンク元情報を特定する選択情報を受信し、受信された選択情報が特定するリンク元情報によって示されるリンク元のコンテンツを特定する。そして、特定されたコンテンツに基づいて、サムネイル情報が生成される。このように、コンテンツ表示端末において選択されたリンク元情報に基づいて、リンク元のコンテンツに関するサムネイル情報が生成される。この結果、ユーザによって選択されたリンク情報に基づいて、ユーザに対して提示されるサムネイル情報が生成されるため、ユーザに対して提示されるサムネイル情報を、対応するリンク元情報が選択されたという実績に基づいて更新し、より適切なサムネイル情報をユーザに提示することが可能になる。
また、本発明に係るコンテンツ表示支援装置は、通信ネットワークにおける複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として表示するコンテンツ表示端末と通信可能であるとともに、当該サムネイル情報を生成して当該コンテンツ表示端末に送信可能なコンテンツ表示支援装置であって、当該コンテンツ表示支援装置から送信されたサムネイル情報を受信したコンテンツ表示端末から、当該サムネイル情報が示す複数のコンテンツのうち当該コンテンツ表示端末において選択されたコンテンツを特定する特定情報を受信する情報受信手段と、情報受信手段により受信された特定情報が特定するコンテンツにリンクするリンク元を特定するリンク元特定手段と、リンク元特定手段により特定されたリンク元に関連する関連ページを特定する関連特定手段と、関連特定手段により特定された関連ページのコンテンツを特定する関連コンテンツ特定手段と、を備え、サムネイル情報は、関連コンテンツ特定手段により特定されたコンテンツに基づいて生成される、ことを特徴とする。
本発明に係るコンテンツ表示支援装置では、まず、当該コンテンツ表示支援装置からのサムネイル情報を受信したコンテンツ表示端末から、当該サムネイル情報が示す複数のコンテンツのうち当該コンテンツ表示端末において選択されたコンテンツを特定する特定情報を受信する。そして、受信された特定情報が特定するコンテンツにリンクするリンク元を特定し、特定されたリンク元に関連する関連ページを特定した後で、特定された関連ページのコンテンツを特定し、特定されたコンテンツに基づいてサムネイル情報を生成する。このため、ユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいて、このコンテンツにリンクするリンク元が特定され、リンク元に関連する関連ページが特定された後で、関連ページのコンテンツが特定されてサムネイル情報が生成される。即ち、ユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいて生成された関連ページのコンテンツのサムネイル情報がコンテンツ表示端末に送信される。これにより、ユーザによって選択されたコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられるサムネイル情報がユーザに提示されるため、利便性を高めることが可能になる。
また、情報受信手段により受信された特定情報に基づいて、コンテンツ表示端末において選択されたコンテンツの重要度を算出する重要度算出手段を更に備え、サムネイル情報は、重要度算出手段により算出された重要度に基づく表示順でコンテンツ表示端末において表示されるよう指示する重要度情報を含むのも好ましい。
この構成により、特定情報に基づいてコンテンツの重要度が算出され、算出された重要度に基づく表示順でコンテンツ表示端末において表示されるよう指示する重要度情報を含むサムネイル情報がコンテンツ表示端末に送信される。この結果、コンテンツ表示端末において選択された実績に基づく表示順でコンテンツ表示端末においてサムネイル情報が表示されるため、ユーザに対して提示されるサムネイル情報を、ユーザによって実際に選択されたという実績に基づいて並び替えて更新し、より適切なサムネイル情報をユーザに提示することが可能になる。
本発明によれば、サムネイル表示されたコンテンツの中から興味を持ったコンテンツを選択したユーザに対して、このコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられる情報を提示することが可能なコンテンツ表示端末、コンテンツ表示支援装置、コンテンツ表示システム、及びコンテンツ表示方法を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(1)第一実施形態に係るコンテンツ表示システムの構成
まず、第一実施形態に係るコンテンツ表示システムについて、図1を用いて説明する。図1は、このコンテンツ表示システム1の全体構成の概略を説明するための構成図である。コンテンツ表示システム1は、サムネイル表示されたコンテンツの中から興味を持ったコンテンツを選択したユーザに対して、このコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられる情報を提示するシステムである。
まず、第一実施形態に係るコンテンツ表示システムについて、図1を用いて説明する。図1は、このコンテンツ表示システム1の全体構成の概略を説明するための構成図である。コンテンツ表示システム1は、サムネイル表示されたコンテンツの中から興味を持ったコンテンツを選択したユーザに対して、このコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられる情報を提示するシステムである。
ここでは、コンテンツは、動画像データや静止画像データや音声データや音楽データのことを意味するとし、例えばMPEG、AVI、ASF、FLV等の形式による音声動画ファイルや、TIFF、JPEG、GIF、PNG等の形式による静止画像ファイル等である。コンテンツは動画像データや静止画像データや音声データや音楽データ等であれば特に限定されることはなく、例えばWMV形式の音声動画ファイルであってもよく、BMP形式の静止画像ファイルであってもよい。
コンテンツ表示システム1は、図1に示されるように、携帯電話機やPC(即ち、パーソナルコンピュータ)等の移動通信端末2(コンテンツ表示端末)、及び、ウェブサーバ等の情報提供サーバ3(コンテンツ表示支援装置)を有して構成されており、移動通信端末2及び情報提供サーバ3は、インターネット通信網や移動通信網等により構成されている通信ネットワーク4を介して互いに通信可能である。
コンテンツ表示システム1において行われる処理の概要として、まず、情報提供サーバ3が、通信ネットワーク4における複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として生成し、通信ネットワーク4を介して移動通信端末2に送信する。このサムネイル情報を受信した移動通信端末2は、ユーザによって選択されたコンテンツを特定する選択情報を、通信ネットワーク4を介して情報提供サーバ3に送信する。
サムネイル情報は、視認範囲の限られた移動通信端末2やPCのディスプレイ上で示される、コンテンツの概要の視認速度(即ち、視認の容易性)を向上させるための情報であり、例えばコンテンツの縮小画像等で表示されたものである。サムネイル情報は、通常、このサムネイル情報と対応するコンテンツに一意に関連付けられる。なお、コンテンツが音声ファイルや音楽ファイルである場合、このコンテンツに対応するサムネイル情報は、音声ファイルや音楽ファイルであることを示すアイコンか、音声ファイルや音楽ファイルに関連付けられる画像ファイルの縮小画像である。
次に、選択情報を受信した情報提供サーバ3は、このコンテンツにリンクする(即ち、このコンテンツを参照している)複数のリンク元ウェブページ(参照元ウェブページ)のそれぞれに関するテキストデータや画像データ等の情報(リンク元情報)を一部抜粋した要約を示すダイジェスト情報を、通信ネットワーク4を介して移動通信端末2に送信する。このダイジェスト情報を受信した移動通信端末2は、ユーザによって選択されたリンク元ウェブページを特定する選択情報を、通信ネットワーク4を介して情報提供サーバ3に送信する。
(2)移動通信端末の構成
次に、本実施形態に係る移動通信端末について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、移動通信端末2の機能構成を説明するための機能構成図であり、図3は、移動通信端末2の物理構成を説明するための物理構成図である。移動通信端末2は、図3に示されるように、物理的な構成要素としてCPU201、RAM202、ROM203、操作部204、無線通信部205、ディスプレイ206、及びアンテナ207等のハードウェアにより構成されている。これらの構成要素が動作することにより、以下に説明する各機能が発揮される。
次に、本実施形態に係る移動通信端末について、図2及び図3を用いて説明する。図2は、移動通信端末2の機能構成を説明するための機能構成図であり、図3は、移動通信端末2の物理構成を説明するための物理構成図である。移動通信端末2は、図3に示されるように、物理的な構成要素としてCPU201、RAM202、ROM203、操作部204、無線通信部205、ディスプレイ206、及びアンテナ207等のハードウェアにより構成されている。これらの構成要素が動作することにより、以下に説明する各機能が発揮される。
また、移動通信端末2は、図2に示されるように、機能的な構成要素として第一表示部21(第一端末受信手段)、第一選択部22(第一端末選択手段)、第二表示部23(第二端末受信手段)、及び第二選択部24(第二端末選択手段)を有している。
第一表示部21は、情報提供サーバ3からサムネイル情報を受信するとともに、このサムネイル情報を表示する通信部分及びディスプレイ部分である。
第一選択部22は、第一表示部21により表示されたサムネイル情報が示す複数のコンテンツのうちいずれかのコンテンツの、ユーザによる選択を受け付けるユーザインタフェース部分である。第一選択部22は、選択されたコンテンツを特定する特定情報を、情報提供サーバ3に送信する。
ここで、特定情報は、例えば、後述する情報提供サーバ3のサムネイル取得部31においてサムネイル情報が生成される際に割り振られてサムネイル情報と共に移動通信端末2に送信された、コンテンツのそれぞれを一意に特定するためのID又は通し番号等である。
第二表示部23は、第一選択部22により送信された特定情報を受信した情報提供サーバ3から、特定情報が特定するコンテンツにリンクする(即ち、このコンテンツを参照している)リンク元に関するリンク元情報を受信する通信部分である。第二表示部23は、受信したリンク元情報を表示する。
なお、第二表示部23は、第一選択部22により送信された特定情報を受信した情報提供サーバ3から、特定情報が特定するコンテンツにリンクする複数のリンク元のそれぞれに関する複数のリンク元情報の一覧を、ダイジェスト情報として受信する。即ち、ダイジェスト情報は、リンク元情報の要約が複数含まれている情報である。第二表示部23は、受信したダイジェスト情報を表示する。
第二選択部24は、第二表示部23により表示されたダイジェスト情報が示す複数のリンク元情報のうちいずれかのリンク元情報の、ユーザによる選択を受け付けるユーザインタフェース部分である。第二選択部24は、選択されたリンク元情報を特定する選択情報を、情報提供サーバ3に送信する。
ここで、選択情報は、例えば、後述する情報提供サーバ3の参照元特定部34においてリンク元ウェブページが特定される際に割り振られてダイジェスト情報と共に移動通信端末2に送信された、リンク元ウェブページのそれぞれを一意に特定するためのID又は通し番号等である。
(3)情報提供サーバの構成
次に、本実施形態に係る情報提供サーバについて、図4及び図5を用いて説明する。図4は、情報提供サーバ3の機能構成を説明するための機能構成図であり、図5は、情報提供サーバ3の物理構成を説明するための物理構成図である。情報提供サーバ3は、図5に示されるように、物理的な構成要素としてCPU301(Central Processing Unit)、主記憶装置であるRAM302(Random Access Memory)及びROM303(Read Only Memory)、通信を行うための通信モジュール304、並びにハードディスク等の補助記憶装置305等のハードウェアを備えるコンピュータとして構成される。これらの構成要素が動作することにより、情報提供サーバ3の機能が発揮される。
次に、本実施形態に係る情報提供サーバについて、図4及び図5を用いて説明する。図4は、情報提供サーバ3の機能構成を説明するための機能構成図であり、図5は、情報提供サーバ3の物理構成を説明するための物理構成図である。情報提供サーバ3は、図5に示されるように、物理的な構成要素としてCPU301(Central Processing Unit)、主記憶装置であるRAM302(Random Access Memory)及びROM303(Read Only Memory)、通信を行うための通信モジュール304、並びにハードディスク等の補助記憶装置305等のハードウェアを備えるコンピュータとして構成される。これらの構成要素が動作することにより、情報提供サーバ3の機能が発揮される。
また、情報提供サーバ3は、図4に示されるように、機能的な構成要素としてサムネイル取得部31(生成手段)、第一送信部32(第一装置送信手段)、第一受信部33(第一装置受信手段)、参照元特定部34(コンテンツ特定手段)、ダイジェスト情報取得部35(コンテンツ特定手段)、第二送信部36(第二装置送信手段)、第二受信部37(第二装置受信手段)、関連ページ特定部38(コンテンツ特定手段)、参照先特定部39(コンテンツ特定手段)、及び入力部40(生成手段)を有している。
サムネイル取得部31は、複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として生成する演算部分である。サムネイル取得部31は、複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として、予め生成しておいてもよく、また、入力部40からコンテンツに関する情報を入力されたときに、動的に生成してもよい。
第一送信部32は、サムネイル取得部31により予め生成された、または動的に生成されたサムネイル情報を、移動通信端末2に送信する通信部分である。
第一受信部33は、第一送信部32により送信されたサムネイル情報を受信した移動通信端末2から、このサムネイル情報が示す複数のコンテンツのうち移動通信端末2において選択されたコンテンツを特定する特定情報を受信する通信部分である。
参照元特定部34は、第一受信部33により受信された特定情報が特定するコンテンツにリンクする(即ち、このコンテンツを参照している)複数のリンク元ウェブページのそれぞれに関する情報(リンク元情報)を特定する演算部分である。リンク元ウェブページとは、例えば、このコンテンツを特定してリンクするためのURL等が記述されたHTML文書ファイルである。
ダイジェスト情報取得部35は、参照元特定部34により特定されたリンク元情報の一覧を、リンク元ウェブページのそれぞれの概要を示すダイジェスト情報として生成する演算部分である。ダイジェスト情報は、例えば、リンク元ウェブページのそれぞれに関するテキストデータ100文字分を上限として一部抜粋した情報である。
第二送信部36は、参照元特定部34により特定されたリンク元情報を、移動通信端末2に送信することによって、このリンク元情報を移動通信端末2において表示させる通信部分である。
なお、第二送信部36は、第一受信部33により特定情報が受信されると、受信されたこの特定情報に基づいて、ダイジェスト情報取得部35とともにダイジェスト情報を生成して移動通信端末2に送信することによって、このダイジェスト情報を移動通信端末2において表示させる。
第二受信部37は、第二送信部36により送信されたダイジェスト情報を受信した移動通信端末2から、このダイジェスト情報が示す複数のリンク元情報のうち移動通信端末2において選択されたリンク元情報を特定する選択情報を受信する通信部分である。
関連ページ特定部38は、第二受信部37により受信された選択情報が特定するリンク元情報によって示されるリンク元ウェブページに関連する関連ウェブページを特定する演算部分である。
参照先特定部39は、関連ページ特定部38により特定された関連ウェブページのコンテンツと、この関連ウェブページ内で参照されているコンテンツとを特定する演算部分である。関連ウェブページ内で参照されているコンテンツの特定は、例えば、HTML文書ファイルに埋め込まれて記述されている、コンテンツを特定してリンクするためのURL等を、参照先特定部39が検索して抽出することによって行なわれる。
入力部40は、参照先特定部39により特定されたコンテンツに関する情報(例えば、このコンテンツを特定する情報)を、サムネイル取得部31に入力することによって、サムネイル取得部31に、入力されたコンテンツに関する情報に基づいたサムネイル情報を生成させる演算部分である。
(4)コンテンツ表示処理の流れ
次に、本実施形態に係るコンテンツ表示システム1で実行されるコンテンツ表示処理の流れ(コンテンツ表示方法)について、図6を用いて説明する。図6は、コンテンツ表示システム1で実行されるコンテンツ表示処理の流れを示すシーケンス図である。
次に、本実施形態に係るコンテンツ表示システム1で実行されるコンテンツ表示処理の流れ(コンテンツ表示方法)について、図6を用いて説明する。図6は、コンテンツ表示システム1で実行されるコンテンツ表示処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、情報提供サーバ3のサムネイル取得部31が、複数のコンテンツの一覧に基づいて、サムネイル情報を生成して取得する(ステップS01、生成ステップ)。そして、情報提供サーバ3の第一送信部32が、サムネイル取得部31により生成されたサムネイル情報を、移動通信端末2に送信する(ステップS02、第一装置送信ステップ)。
次に、移動通信端末2の第一表示部21が、情報提供サーバ3からサムネイル情報を受信して、このサムネイル情報をユーザに対して表示する(ステップS03)。これにより、移動通信端末2のユーザは、このサムネイル情報を視認することが可能になる。そして、移動通信端末2の第一選択部22が、第一表示部21により表示されたサムネイル情報が示す複数のコンテンツのうちいずれかのコンテンツの、ユーザによる選択を受け付ける。
次に、移動通信端末2の第一選択部22が、ユーザにより選択されたコンテンツを特定する特定情報を、情報提供サーバ3に送信する(ステップS04)。そして、情報提供サーバ3の第一受信部33が、移動通信端末2から特定情報を受信して(第一装置受信ステップ)、参照元特定部34が、この特定情報が特定するコンテンツにリンクする(即ち、このコンテンツを参照している)複数のリンク元ウェブページ(参照元ウェブページ)のそれぞれに関する情報(リンク元情報)を特定する(ステップS05)。
次に、情報提供サーバ3のダイジェスト情報取得部35及び第二送信部36が、参照元特定部34により特定されたリンク元情報の一覧に基づいて、リンク元ウェブページのそれぞれの概要を示すダイジェスト情報を生成する(ステップS06)。そして、第二送信部36が、生成されたダイジェスト情報を移動通信端末2に送信する(ステップS07、第二装置送信ステップ)ことによって、このダイジェスト情報を移動通信端末2において表示させる。
次に、移動通信端末2の第二表示部23が、情報提供サーバ3からダイジェスト情報を受信して、このダイジェスト情報をユーザに対して表示する(ステップS08)。これにより、移動通信端末2のユーザは、このダイジェスト情報を視認することが可能になる。そして、移動通信端末2の第二選択部24が、第二表示部23により表示されたダイジェスト情報が示す複数のリンク元情報のうちいずれかのリンク元情報の、ユーザによる選択を受け付ける。
次に、移動通信端末2の第二選択部24が、ユーザにより選択されたリンク元情報を特定する選択情報を、情報提供サーバ3に送信する(ステップS09)。そして、情報提供サーバ3の第二受信部37が、移動通信端末2から選択情報を受信して(第二装置受信ステップ)、関連ページ特定部38が、受信された選択情報が特定するリンク元情報によって示されるリンク元ウェブページに関連する関連ウェブページを特定する(ステップS10)。
次に、情報提供サーバ3の参照先特定部39が、特定された関連ウェブページのコンテンツと、この関連ウェブページ内で参照されているコンテンツとを特定する(ステップS11、コンテンツ特定ステップ)。そして、入力部40が、特定されたコンテンツに関する情報(例えば、このコンテンツを特定する情報)を、サムネイル取得部31に入力する(ステップS12)。これによって、再度、ステップS01から始まる一連の処理への移行が行なわれ、サムネイル取得部31は、入力されたコンテンツに基づいたサムネイル情報を生成する。
(5)本発明による作用及び効果
サムネイル情報が示すコンテンツの中から興味を持った又は共感を覚えたユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいて、このコンテンツにリンクするリンク元ウェブページに関するリンク元情報が表示される。これにより、このコンテンツにリンクしていることから何らかの説明又は評価がされていて信頼性を有すると考えられ、適切に関連している可能性が高いと考えられるリンク元情報がユーザに提示されるため、利便性を高めることが可能になる。
サムネイル情報が示すコンテンツの中から興味を持った又は共感を覚えたユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいて、このコンテンツにリンクするリンク元ウェブページに関するリンク元情報が表示される。これにより、このコンテンツにリンクしていることから何らかの説明又は評価がされていて信頼性を有すると考えられ、適切に関連している可能性が高いと考えられるリンク元情報がユーザに提示されるため、利便性を高めることが可能になる。
また、特定情報が特定するコンテンツにリンクする複数のリンク元ウェブページのそれぞれに関する複数のリンク元情報の一覧が、ダイジェスト情報として移動通信端末2により受信されて表示される。このように、このコンテンツにリンクしているため適切に関連している可能性が高いと考えられるリンク元情報がユーザに複数提示されるため、利便性を高めることが可能になる。この結果、関連した情報であるとしてサムネイル表示されているコンテンツのうちいずれかをユーザが選択することにより、適切に関連した情報を得ることが容易になる。このため、膨大な数のコンテンツを効率的に閲覧することも可能になる。
また、移動通信端末2において選択されたリンク元情報に基づいて、リンク元のコンテンツに関するサムネイル情報が生成される。この結果、ユーザによって選択されたリンク情報に基づいて、ユーザに対して提示されるサムネイル情報が生成されるため、ユーザに対して提示されるサムネイル情報を、対応するリンク元情報がユーザによって選択されたという実績に基づいて更新し、より適切なサムネイル情報をユーザに提示することが可能になる。
また、複数のコンテンツの一覧がサムネイル情報として予め生成されるため、サムネイル情報を移動通信端末2に送信するのに必要な処理時間を短縮化することが可能になる。
また、特定情報が受信されたタイミングでダイジェスト情報が生成されるため、より新しく適切なダイジェスト情報を生成してユーザに対して提示することが可能になる。
(6)変形例
上記の実施例では、移動通信端末2及び情報提供サーバ3はそれぞれ一つであるとして説明したが、これらの数は特に限定されず、例えばこれらは複数であってもよい。また、上記の実施例では、コンテンツ表示端末として移動通信端末2とする構成としたが、移動通信端末2の代わりにPCであってもよい。
上記の実施例では、移動通信端末2及び情報提供サーバ3はそれぞれ一つであるとして説明したが、これらの数は特に限定されず、例えばこれらは複数であってもよい。また、上記の実施例では、コンテンツ表示端末として移動通信端末2とする構成としたが、移動通信端末2の代わりにPCであってもよい。
(7)第二実施形態に係るコンテンツ表示システムの構成
次に、第二実施形態に係るコンテンツ表示システムについて、図7を用いて説明する。図7は、このコンテンツ表示システム11の全体構成の概略を説明するための構成図である。コンテンツ表示システム11は、サムネイル表示されたコンテンツの中から興味を持ったコンテンツを選択したユーザに対して、このコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられる情報を提示するシステムである。このコンテンツは、第一実施形態におけるコンテンツと同じものであり説明を割愛する。
次に、第二実施形態に係るコンテンツ表示システムについて、図7を用いて説明する。図7は、このコンテンツ表示システム11の全体構成の概略を説明するための構成図である。コンテンツ表示システム11は、サムネイル表示されたコンテンツの中から興味を持ったコンテンツを選択したユーザに対して、このコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられる情報を提示するシステムである。このコンテンツは、第一実施形態におけるコンテンツと同じものであり説明を割愛する。
コンテンツ表示システム11は、図7に示されるように、携帯電話機やPC(即ち、パーソナルコンピュータ)等の移動通信端末2(コンテンツ表示端末)、及び、ウェブサーバ等の情報提供サーバ13(コンテンツ表示支援装置)を有して構成されており、移動通信端末2及び情報提供サーバ13は、インターネット通信網や移動通信網等により構成されている通信ネットワーク4を介して互いに通信可能である。
コンテンツ表示システム11において行われる処理の概要として、まず、情報提供サーバ13が、通信ネットワーク4における複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として生成し、通信ネットワーク4を介して移動通信端末2に送信する。このサムネイル情報を受信した移動通信端末2は、ユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報を、通信ネットワーク4を介して情報提供サーバ13に送信する。このサムネイル情報は、第一実施形態におけるサムネイル情報と同じものであり説明を割愛する。
次に、特定情報を受信した情報提供サーバ13は、この特定情報に基づいてコンテンツの重要度を算出する。また、情報提供サーバ13は、このコンテンツにリンクする(即ち、このコンテンツを参照乃至言及している)複数のリンク元ウェブページ(参照元ウェブページ)のそれぞれに関連する関連ウェブページを特定する。そして、情報提供サーバ13は、この関連ウェブページによって参照されているコンテンツを特定して、上記のサムネイル情報が上記の重要度に基づく表示順で表示されるよう上記のサムネイル情報を生成する。
即ち、ユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいて生成された関連ウェブページのコンテンツがサムネイル情報として生成され、移動通信端末2に送信されて上記の表示順で表示される。これにより、ユーザによって選択されたコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられるサムネイル情報が、ユーザによって実際に選択されたという実績に基づいて適切に並び替えられてユーザに提示されるようになるため、利便性を高めることが可能になる。
なお、以下では、リンク元ウェブページや関連ウェブページといった「ウェブページ」は、単にウェブページだけを意味するのではなく、ウェブページの集合体としてのウェブサイトも意味することとする。
(8)情報提供サーバの構成
次に、本実施形態に係る情報提供サーバについて、図8及び図5を用いて説明する。図8は、情報提供サーバ13の機能構成を説明するための機能構成図であり、図5は、情報提供サーバ13の物理構成を説明するための物理構成図である。情報提供サーバ13は、図5に示されるように、物理的な構成要素としてCPU301(Central Processing Unit)、主記憶装置であるRAM302(Random Access Memory)及びROM303(Read Only Memory)、通信を行うための通信モジュール304、並びにハードディスク等の補助記憶装置305等のハードウェアを備えるコンピュータとして構成される。これらの構成要素が動作することにより、情報提供サーバ7の機能が発揮される。
次に、本実施形態に係る情報提供サーバについて、図8及び図5を用いて説明する。図8は、情報提供サーバ13の機能構成を説明するための機能構成図であり、図5は、情報提供サーバ13の物理構成を説明するための物理構成図である。情報提供サーバ13は、図5に示されるように、物理的な構成要素としてCPU301(Central Processing Unit)、主記憶装置であるRAM302(Random Access Memory)及びROM303(Read Only Memory)、通信を行うための通信モジュール304、並びにハードディスク等の補助記憶装置305等のハードウェアを備えるコンピュータとして構成される。これらの構成要素が動作することにより、情報提供サーバ7の機能が発揮される。
また、情報提供サーバ13は、図8に示されるように、機能的な構成要素としてサムネイル取得部131(生成手段)、第一送信部132(第一装置送信手段)、第一受信部133(第一装置受信手段)、参照元特定部134(コンテンツ特定手段)、ダイジェスト情報取得部135(コンテンツ特定手段)、第二送信部136(第二装置送信手段)、第二受信部137(第二装置受信手段)、関連ページ特定部138(コンテンツ特定手段)、参照先特定部139(コンテンツ特定手段)、入力部140(生成手段)、及び重要度算出部141(重要度算出手段)を有している。
サムネイル取得部131は、複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として生成する演算部分である。サムネイル取得部131は、複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として、予め生成しておいてもよく、また、入力部140からコンテンツに関する情報を入力されたときに、動的に生成してもよい。また、サムネイル取得部131は、重要度算出部141により算出された後述の第二重要度に基づく第二重要度情報を含むサムネイル情報を生成することが可能である。
第一送信部132は、サムネイル取得部131により予め生成された、または動的に生成されたサムネイル情報を、移動通信端末2に送信する通信部分である。第一送信部132は、重要度算出部141により算出された後述の第二重要度に基づく第二重要度情報を含むサムネイル情報を、移動通信端末2に送信することが可能である。これにより、この第二重要度の大きい順に基づく表示順に従った複数のコンテンツの表示一覧から生成されたサムネイル情報が、移動通信端末2において表示される。
第一受信部133は、第一送信部132により送信されたサムネイル情報を受信した移動通信端末2から、このサムネイル情報が示す複数のコンテンツのうち移動通信端末2において選択されたコンテンツを特定する特定情報を受信する通信部分である。
参照元特定部134は、第一受信部133により受信された特定情報が特定するコンテンツにリンクする(即ち、このコンテンツを参照している)複数のリンク元ウェブページのそれぞれに関する情報(リンク元情報)を特定する演算部分である。リンク元ウェブページとは、例えば、このコンテンツを特定してリンクするためのURL等が記述されたHTML文書ファイルである。
ダイジェスト情報取得部135は、参照元特定部134により特定されたリンク元情報の一覧を、リンク元ウェブページのそれぞれの概要を示すダイジェスト情報として生成する演算部分である。ダイジェスト情報は、例えば、リンク元ウェブページのそれぞれに関するテキストデータ100文字分を上限として一部抜粋した情報である。ダイジェスト情報取得部135は、重要度算出部141により生成された後述の第一重要度情報に基づく第一重要度情報を含むダイジェスト情報を生成することが可能である。
第二送信部136は、ダイジェスト情報取得部135により生成されたダイジェスト情報を、移動通信端末2に送信することによって、このダイジェスト情報を移動通信端末2において表示させる通信部分である。なお、第二送信部136は、第一受信部133により特定情報が受信されると、受信されたこの特定情報に基づいて、ダイジェスト情報取得部135とともにダイジェスト情報を生成して移動通信端末2に送信することによって、このダイジェスト情報を移動通信端末2において表示させる。これにより、上記の第一重要度の大きい順に基づく表示順に従った複数のリンク元ウェブページの表示一覧から生成されるダイジェスト情報(及びサムネイル情報)が、移動通信端末2において表示される。
第二受信部137は、第二送信部136により送信されたダイジェスト情報を受信した移動通信端末2から、このダイジェスト情報が示す複数のリンク元情報のうち移動通信端末2において選択されたリンク元情報を特定する選択情報を受信する通信部分である。
関連ページ特定部138は、第二受信部137により受信された選択情報が特定するリンク元情報によって示されるリンク元ウェブページに関連する関連ウェブページを特定する演算部分である。選択情報とリンク元ウェブページとは、関連ページ特定部138によって関連付けられて記憶される。
参照先特定部139は、関連ページ特定部138により特定された関連ウェブページのコンテンツと、この関連ウェブページ内で参照されているコンテンツとを特定する演算部分である。関連ウェブページ内で参照されているコンテンツの特定は、例えば、HTML文書ファイルに埋め込まれて記述されている、コンテンツを特定してリンクするためのURL等を、参照先特定部139が検索して抽出することによって行なわれる。
入力部140は、参照先特定部139により特定されたコンテンツに関する情報(例えば、このコンテンツを特定する情報)を、サムネイル取得部131に入力することによって、サムネイル取得部131に、入力されたコンテンツに関する情報に基づいたサムネイル情報を生成させる演算部分である。入力部140は、重要度算出部141により生成された後述の第二重要度情報に基づいてサムネイル情報を生成させる。
重要度算出部141は、第一受信部133により受信された特定情報に基づいて、移動通信端末2において選択されたコンテンツの第一重要度を算出する演算部分である。第一重要度は、移動通信端末2において選択された実績としての選択回数に基づいて推測される重要性の度合いを示す数値である。重要度算出部141は、この第一重要度の大きい順に基づく表示順に従った複数のリンク元情報の表示一覧から生成されるダイジェスト情報(及びサムネイル情報)が移動通信端末2において表示されるよう指示する第一重要度情報を生成することが可能である。この第一重要度情報は、移動通信端末2において選択されたコンテンツと関連付けられて重要度算出部141により記憶される。
また、重要度算出部141は、第二受信部137により受信された選択情報に基づいて、移動通信端末2において選択されたリンク元情報の第二重要度を算出する。第二重要度は、移動通信端末2において選択された実績としての選択回数に基づいて推測される重要性の度合いを示す数値である。重要度算出部141は、この第二重要度の大きい順に基づく表示順に従った複数のコンテンツの表示一覧から生成されたサムネイル情報が移動通信端末2において表示されるよう指示する第二重要度情報を生成することが可能である。この第二重要度情報は、移動通信端末2において選択されたリンク元情報と関連付けられて重要度算出部141により記憶される。
(9)重要度算出部による第一重要度及び第二重要度の算出方法の第一例
次に、重要度算出部141による、特定情報に基づく第一重要度の算出方法及び、選択情報に基づく第二重要度の算出方法の第一例について説明する。ここでの第一重要度及び第二重要度の算出方法は、多くの良質な(即ち、利用者であるユーザから信頼されて、コンテンツを選択する際に参考にして閲覧されている)ウェブページから参照されている(即ち、リンクされている)コンテンツは、良質なコンテンツであるとみなすことができるという考えに基づいている。ここでの第一重要度及び第二重要度の算出には、参照元ウェブページの質(即ち、第一重要度や第二重要度)、及び参照元ウェブページの参照数(即ち、参照元ウェブページがリンクするコンテンツの数)という二要素が変数として用いられる。
次に、重要度算出部141による、特定情報に基づく第一重要度の算出方法及び、選択情報に基づく第二重要度の算出方法の第一例について説明する。ここでの第一重要度及び第二重要度の算出方法は、多くの良質な(即ち、利用者であるユーザから信頼されて、コンテンツを選択する際に参考にして閲覧されている)ウェブページから参照されている(即ち、リンクされている)コンテンツは、良質なコンテンツであるとみなすことができるという考えに基づいている。ここでの第一重要度及び第二重要度の算出には、参照元ウェブページの質(即ち、第一重要度や第二重要度)、及び参照元ウェブページの参照数(即ち、参照元ウェブページがリンクするコンテンツの数)という二要素が変数として用いられる。
まず、重要度算出部141による、特定情報に基づく第一重要度の算出方法について説明する。最初に、ユーザが、移動通信端末2において表示されたリンク元ウェブページのそれぞれの概要を示すダイジェスト情報を経由(即ち、参照)した後で、これら複数のリンク元ウェブページのそれぞれが参照している(即ち、リンクしている)コンテンツに基づいて生成されたサムネイル情報が示す複数のコンテンツのうち何れかを選択する。次に、ユーザが利用する移動通信端末2から、このサムネイル情報が示す複数のコンテンツのうち移動通信端末2において選択されたコンテンツを特定する特定情報を受信する。
そして、特定されたこのコンテンツを参照する(即ち、このコンテンツにリンクしている)リンク元ウェブページが保有する(即ち、関連ページ特定部138によってこのリンク元ウェブページと関連付けられて記憶されている)第一重要度が所定度数分、加算される。これにより、ユーザが参照元ウェブサイトとしてのリンク元ウェブページを参考にしてコンテンツ情報を選択したとみなされる。ここでは、リンク元情報としての参照元ウェブページW1の第一重要度が9点から10点に増加したとする。
次に、重要度算出部141による、選択情報に基づく第二重要度の算出方法について説明する。ここで、参照元ウェブページW1の第一重要度は10点であり、参照元ウェブページW1がリンクするコンテンツはコンテンツC1,C2の二つであるとする。同様に、参照元ウェブページW2の第一重要度は1点であって参照元ウェブページW2がリンクするコンテンツはコンテンツC2の一つであり、参照元ウェブページW3の第一重要度は5点であって参照元ウェブページW3がリンクするコンテンツはコンテンツC2〜C6の五つであり、参照元ウェブページW4の第一重要度は3点であって参照元ウェブページW4がリンクするコンテンツはコンテンツC1,C2の二つであり、参照元ウェブページW5の第一重要度は12点であって参照元ウェブページW5がリンクするコンテンツはコンテンツC1の一つであるとする。
このとき、第二送信部136により送信されたダイジェスト情報を受信した移動通信端末2から、このダイジェスト情報が示す複数のリンク元情報のうち移動通信端末2において選択されたリンク元情報を特定する選択情報を受信すると、上記の参照元ウェブページW1〜W5のそれぞれの第一重要度に基づいて、上記のコンテンツC1,C2のそれぞれに関する第二重要度が重要度算出部141によって算出される。例えば、コンテンツC1に関する第二重要度は、コンテンツC1にリンクする参照元ウェブページW1,W4,W5のそれぞれにおけるコンテンツC1に対する重み(即ち、重要度)の総和である。参照元ウェブページW1におけるコンテンツC1(,C2のそれぞれ)に対する重みは、参照元ウェブページW1に付与された第一重要度(即ち、10点)を、この参照元ウェブページW1がリンク(参照)するコンテンツの総数(即ち、2)で除して得られる数値(即ち、5点)である。
同様に、参照元ウェブページW4におけるコンテンツC1(,C2のそれぞれ)に対する重みは、参照元ウェブページW4に付与された第一重要度(即ち、3点)を、参照元ウェブページW4がリンクするコンテンツの総数(即ち、2)で除して得られる数値(即ち、1.5点)である。また、参照元ウェブページW5におけるコンテンツC1に対する重みは、参照元ウェブページW5に付与された第一重要度(即ち、12点)を、参照元ウェブページW5がリンクするコンテンツの総数(即ち、1)で除して得られる数値(即ち、12点)である。このため、コンテンツC1に関する第二重要度は、コンテンツC1にリンクする参照元ウェブページW1,W4,W5のそれぞれにおけるコンテンツC1に対する重み(即ち、5点、1.5点、12点)の総和である18.5点であるとして算出される。
同様に、参照元ウェブページW2におけるコンテンツC2に対する重みは、参照元ウェブページW2に付与された第一重要度(即ち、1点)を、参照元ウェブページW2がリンクするコンテンツの総数(即ち、1)で除して得られる数値(即ち、1点)である。また、参照元ウェブページW3におけるコンテンツC2に対する重みは、参照元ウェブページW3に付与された第一重要度(即ち、5点)を、参照元ウェブページW3がリンクするコンテンツの総数(即ち、5)で除して得られる数値(即ち、1点)である。このため、コンテンツC2に関する第二重要度は、コンテンツC2にリンクする参照元ウェブページW1,W2,W3,W4のそれぞれにおけるコンテンツC2に対する重み(即ち、5点、1点、1点、1.5点)の総和である8.5点であるとして算出される。
(10)重要度算出部による第二重要度の算出方法の第二例
次に、重要度算出部141による、選択情報に基づく第二重要度の算出方法の第二例について説明する。なお、特定情報に基づく第一重要度の算出方法については、前述のとおりとする。ここでの第二重要度の算出方法も、前述したように、多くの良質なウェブページから参照されているコンテンツは、良質なコンテンツであるとみなすことができるという考えに基づいている。ここでの第二重要度の算出には、参照元ウェブページの質、及び参照元ウェブページの参照数に加えて、いずれの参照元ウェブページを経由していずれのコンテンツが何回視聴されたかを示す実際の視聴回数という三要素が変数として用いられる。
次に、重要度算出部141による、選択情報に基づく第二重要度の算出方法の第二例について説明する。なお、特定情報に基づく第一重要度の算出方法については、前述のとおりとする。ここでの第二重要度の算出方法も、前述したように、多くの良質なウェブページから参照されているコンテンツは、良質なコンテンツであるとみなすことができるという考えに基づいている。ここでの第二重要度の算出には、参照元ウェブページの質、及び参照元ウェブページの参照数に加えて、いずれの参照元ウェブページを経由していずれのコンテンツが何回視聴されたかを示す実際の視聴回数という三要素が変数として用いられる。
ここで、参照元ウェブページW1〜W5のそれぞれの第一重要度と、参照元ウェブページW1〜W5のそれぞれがリンクするコンテンツ及びその数は、前述のとおりとする。なお、参照元ウェブページW1の第一重要度(10点)は、参照元ウェブページW1を経由してコンテンツC1が視聴された回数である5点と、参照元ウェブページW1を経由してコンテンツC2が視聴された回数である5点とによって構成されているとする。また、参照元ウェブページW2の第一重要度(1点)は、参照元ウェブページW2を経由してコンテンツC2が視聴された回数である1点によって構成されているとする。
また、参照元ウェブページW3の第一重要度(5点)は、参照元ウェブページW3を経由してコンテンツC2が視聴された回数である1点と、参照元ウェブページW3を経由してコンテンツC3が視聴された回数である1点と、参照元ウェブページW3を経由してコンテンツC4が視聴された回数である1点と、参照元ウェブページW3を経由してコンテンツC5が視聴された回数である1点と、参照元ウェブページW3を経由してコンテンツC6が視聴された回数である1点とによって構成されているとする。また、参照元ウェブページW4の第一重要度(3点)は、参照元ウェブページW4を経由してコンテンツC1が視聴された回数である2点と、参照元ウェブページW4を経由してコンテンツC2が視聴された回数である1点とによって構成されているとする。また、参照元ウェブページW5の第一重要度(12点)は、参照元ウェブページW5を経由してコンテンツC1が視聴された回数である12点によって構成されているとする。
このとき、第二送信部136により送信されたダイジェスト情報を受信した移動通信端末2から、このダイジェスト情報が示す複数のリンク元情報のうち移動通信端末2において選択されたリンク元情報を特定する選択情報を受信すると、上記の参照元ウェブページW1〜W5のそれぞれの第一重要度とこの内訳構成に基づいて、上記のコンテンツC1,C2等のそれぞれに関する第二重要度が重要度算出部141によって算出される。例えば、コンテンツC1に関する第二重要度は、コンテンツC1にリンクする参照元ウェブページW1,W4,W5のそれぞれにおけるコンテンツC1に対する重み平均(即ち、平均された重要度)の合計値と、参照元ウェブページW1,W4,W5のそれぞれを経由してコンテンツC1が視聴された実際の回数(即ち、実際の重要度)の合計値との総和である。
例えば、参照元ウェブページW1におけるコンテンツC1(,C2のそれぞれ)に対する重み平均は、参照元ウェブページW1に付与された第一重要度(即ち、10点)を、この参照元ウェブページW1がリンク(参照)するコンテンツの総数(即ち、2)で除して得られる数値(即ち、5点)である。同様に、参照元ウェブページW4におけるコンテンツC1(,C2のそれぞれ)に対する重み平均は、参照元ウェブページW4に付与された第一重要度(即ち、3点)を、参照元ウェブページW4がリンクするコンテンツの総数(即ち、2)で除して得られる数値(即ち、1.5点)である。また、参照元ウェブページW5におけるコンテンツC1に対する重み平均は、参照元ウェブページW5に付与された第一重要度(即ち、12点)を、参照元ウェブページW5がリンクするコンテンツの総数(即ち、1)で除して得られる数値(即ち、12点)である。
このため、コンテンツC1に関する第二重要度は、コンテンツC1にリンクする参照元ウェブページW1,W4,W5のそれぞれにおけるコンテンツC1に対する重み平均(即ち、5点、1.5点、12点)の合計値(18.5点)と、参照元ウェブページW1,W4,W5のそれぞれを経由してコンテンツC1が視聴された実際の回数(即ち、5点、2点、12点)の合計値(19点)との総和である37.5点であるとして算出される。
同様に、参照元ウェブページW2におけるコンテンツC2に対する重み平均は、参照元ウェブページW2に付与された第一重要度(即ち、1点)を、参照元ウェブページW2がリンクするコンテンツの総数(即ち、1)で除して得られる数値(即ち、1点)である。また、参照元ウェブページW3におけるコンテンツC2に対する重み平均は、参照元ウェブページW3に付与された第一重要度(即ち、5点)を、参照元ウェブページW3がリンクするコンテンツの総数(即ち、5)で除して得られる数値(即ち、1点)である。
このため、コンテンツC2に関する第二重要度は、コンテンツC2にリンクする参照元ウェブページW1,W2,W3,W4のそれぞれにおけるコンテンツC2に対する重み平均(即ち、5点、1点、1点、1.5点)の合計値(8.5点)と、参照元ウェブページW1,W2,W3,W4のそれぞれを経由してコンテンツC2が視聴された実際の回数(即ち、5点、1点、1点、1点)の合計値(8点)との総和である16.5点であるとして算出される。
(11)コンテンツ表示処理の流れ
次に、本実施形態に係るコンテンツ表示システム11で実行されるコンテンツ表示処理の流れ(コンテンツ表示方法)について、図9を用いて説明する。図9は、コンテンツ表示システム11で実行されるコンテンツ表示処理の流れを示すシーケンス図である。
次に、本実施形態に係るコンテンツ表示システム11で実行されるコンテンツ表示処理の流れ(コンテンツ表示方法)について、図9を用いて説明する。図9は、コンテンツ表示システム11で実行されるコンテンツ表示処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、情報提供サーバ13のサムネイル取得部131が、複数のコンテンツの一覧に基づいて、サムネイル情報を生成して取得する(ステップS101、生成ステップ)。そして、情報提供サーバ13の第一送信部132が、サムネイル取得部131により生成されたサムネイル情報を、移動通信端末2に送信する(ステップS102、第一装置送信ステップ)。
次に、移動通信端末2の第一表示部21が、情報提供サーバ13からサムネイル情報を受信して、このサムネイル情報をユーザに対して表示する(ステップS103)。これにより、移動通信端末2のユーザは、このサムネイル情報を視認することが可能になる。そして、移動通信端末2の第一選択部22が、第一表示部21により表示されたサムネイル情報が示す複数のコンテンツのうちいずれかのコンテンツの、ユーザによる選択を受け付ける。
次に、移動通信端末2の第一選択部22が、ユーザにより選択されたコンテンツを特定する特定情報を、情報提供サーバ13に送信する(ステップS104)。そして、情報提供サーバ13の第一受信部133が、移動通信端末2から特定情報を受信して(第一装置受信ステップ)、参照元特定部134が、この特定情報が特定するコンテンツにリンクする(即ち、このコンテンツを参照している)複数のリンク元ウェブページ(参照元ウェブページ)のそれぞれに関する情報(リンク元情報)を特定する(ステップS105)。
次に、情報提供サーバ13の重要度算出部141が、第一受信部133により受信された特定情報に基づいて、移動通信端末2において選択されたコンテンツの第一重要度を算出して、第一重要度情報を生成する(ステップS106)。第一重要度情報は、この第一重要度の大きい順に基づく表示順に従った複数のリンク元情報の表示一覧から生成されるダイジェスト情報が、移動通信端末2において表示されるよう指示する情報である。
次に、情報提供サーバ13のダイジェスト情報取得部135及び第二送信部136が、参照元特定部134により特定されたリンク元情報の一覧に基づいて、リンク元ウェブページのそれぞれの概要を示すダイジェスト情報を生成する(ステップS107)。このダイジェスト情報は、重要度算出部141により生成された前述の第一重要度情報に基づいて生成されている。そして、第二送信部136が、生成されたダイジェスト情報を移動通信端末2に送信する(ステップS108、第二装置送信ステップ)ことによって、第一重要度の大きい順に基づく表示順に従って並べ替えられたダイジェスト情報を移動通信端末2において表示させる。
次に、移動通信端末2の第二表示部23が、情報提供サーバ13からダイジェスト情報を受信して、このダイジェスト情報をユーザに対して表示する(ステップS109)。これにより、移動通信端末2のユーザは、第一重要度の大きい順に基づく表示順に従って並べ替えられたダイジェスト情報を視認することが可能になる。そして、移動通信端末2の第二選択部24が、第二表示部23により表示されたダイジェスト情報が示す複数のリンク元情報のうちいずれかのリンク元情報の、ユーザによる選択を受け付ける。
次に、移動通信端末2の第二選択部24が、ユーザにより選択されたリンク元情報を特定する選択情報を、情報提供サーバ13に送信する(ステップS110)。そして、情報提供サーバ13の第二受信部137が、移動通信端末2から選択情報を受信して(第二装置受信ステップ)、関連ページ特定部138が、受信された選択情報が特定するリンク元情報によって示されるリンク元ウェブページに関連する関連ウェブページを特定する(ステップS111)。選択情報とリンク元ウェブページとは、関連ページ特定部138によって関連付けられて記憶される。
次に、情報提供サーバ13の重要度算出部141が、第二受信部137により受信された選択情報に基づいて、移動通信端末2において選択されたリンク元情報の第二重要度を算出して、第二重要度情報を生成する(ステップS112)。第二重要度情報は、この第二重要度の大きい順に基づく表示順に従った複数のコンテンツの表示一覧から生成されたサムネイル情報が、移動通信端末2において表示されるよう指示する情報である。
次に、情報提供サーバ13の参照先特定部139が、特定された関連ウェブページのコンテンツと、この関連ウェブページ内で参照されているコンテンツとを特定する(ステップS113、コンテンツ特定ステップ)。そして、入力部140が、特定されたコンテンツに関する情報(例えば、このコンテンツを特定する情報)を、サムネイル取得部131に入力する(ステップS114)。これによって、再度、ステップS101から始まる一連の処理への移行が行なわれ、サムネイル取得部131は、入力されたコンテンツに基づいたサムネイル情報を生成する。このサムネイル情報は、重要度算出部141により算出された前述の第二重要度に基づいて生成されている。このため、移動通信端末2のユーザは、第二重要度の大きい順に基づく表示順に従って並べ替えられたサムネイル情報を視認することが可能になる。
(12)本発明による作用及び効果
本発明による作用及び効果は、第一実施形態における作用及び効果を有するものである。その他の作用及び効果を以下に説明する。ユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいてコンテンツの重要度が算出され、算出された重要度の多寡に基づく表示順で移動通信端末2においてサムネイル情報が表示されるよう指示する重要度情報を含むサムネイル情報が、移動通信端末2に送信される。この結果、移動通信端末2において選択された実績に基づく表示順に並べ替えられて移動通信端末2においてサムネイル情報が表示されるため、ユーザに対して提示されるサムネイル情報を、ユーザによって実際に選択されたという実績に基づいて適切に並び替えて更新し、より適切なサムネイル情報をユーザに効率的に提示することが可能になる。
本発明による作用及び効果は、第一実施形態における作用及び効果を有するものである。その他の作用及び効果を以下に説明する。ユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいてコンテンツの重要度が算出され、算出された重要度の多寡に基づく表示順で移動通信端末2においてサムネイル情報が表示されるよう指示する重要度情報を含むサムネイル情報が、移動通信端末2に送信される。この結果、移動通信端末2において選択された実績に基づく表示順に並べ替えられて移動通信端末2においてサムネイル情報が表示されるため、ユーザに対して提示されるサムネイル情報を、ユーザによって実際に選択されたという実績に基づいて適切に並び替えて更新し、より適切なサムネイル情報をユーザに効率的に提示することが可能になる。
(13)第三実施形態に係るコンテンツ表示システムの構成
次に、第三実施形態に係るコンテンツ表示システムについて、図7を用いて説明する。図7は、このコンテンツ表示システム5の全体構成の概略を説明するための構成図である。コンテンツ表示システム5は、サムネイル表示されたコンテンツの中から興味を持ったコンテンツを選択したユーザに対して、このコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられる情報を提示するシステムである。
次に、第三実施形態に係るコンテンツ表示システムについて、図7を用いて説明する。図7は、このコンテンツ表示システム5の全体構成の概略を説明するための構成図である。コンテンツ表示システム5は、サムネイル表示されたコンテンツの中から興味を持ったコンテンツを選択したユーザに対して、このコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられる情報を提示するシステムである。
ここでは、コンテンツは、動画像データや静止画像データや音声データや音楽データのことを意味するとし、例えばMPEG、AVI、ASF、FLV等の形式による音声動画ファイルや、TIFF、JPEG、GIF、PNG等の形式による静止画像ファイル等である。コンテンツは動画像データや静止画像データや音声データや音楽データ等であれば特に限定されることはなく、例えばWMV形式の音声動画ファイルであってもよく、BMP形式の静止画像ファイルであってもよい。
コンテンツ表示システム5は、図7に示されるように、携帯電話機やPC(即ち、パーソナルコンピュータ)等の移動通信端末6(コンテンツ表示端末)、及び、ウェブサーバ等の情報提供サーバ7(コンテンツ表示支援装置)を有して構成されており、移動通信端末6及び情報提供サーバ7は、インターネット通信網や移動通信網等により構成されている通信ネットワーク4を介して互いに通信可能である。
コンテンツ表示システム5において行われる処理の概要として、まず、情報提供サーバ7が、通信ネットワーク4における複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として生成し、通信ネットワーク4を介して移動通信端末6に送信する。このサムネイル情報を受信した移動通信端末6は、ユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報を、通信ネットワーク4を介して情報提供サーバ7に送信する。
サムネイル情報は、視認範囲の限られた移動通信端末6やPCのディスプレイ上で示される、コンテンツの概要の視認速度(即ち、視認の容易性)を向上させるための情報であり、例えばコンテンツの縮小画像等で表示されたものである。サムネイル情報は、通常、このサムネイル情報と対応するコンテンツに一意に関連付けられる。なお、コンテンツが音声ファイルや音楽ファイルである場合、このコンテンツに対応するサムネイル情報は、音声ファイルや音楽ファイルであることを示すアイコンか、音声ファイルや音楽ファイルに関連付けられる画像ファイルの縮小画像である。
次に、特定情報を受信した情報提供サーバ7は、このコンテンツにリンクする(即ち、このコンテンツを参照乃至言及している)複数のリンク元ウェブページ(参照元ウェブページ)のそれぞれに関連する関連ウェブページを特定した後で、この関連ウェブページのコンテンツを特定して上記のサムネイル情報を生成する。即ち、ユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいて生成された関連ウェブページのコンテンツがサムネイル情報として生成され、移動通信端末6に送信されて表示される。これにより、ユーザによって選択されたコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられるサムネイル情報がユーザに提示されるようになるため、利便性を高めることが可能になる。
なお、以下では、リンク元ウェブページや関連ウェブページといった「ウェブページ」は、単にウェブページだけを意味するのではなく、ウェブページの集合体としてのウェブサイトも意味することとする。
(14)移動通信端末の構成
次に、本実施形態に係る移動通信端末について、図8及び図3を用いて説明する。図8は、移動通信端末6の機能構成を説明するための機能構成図であり、図3は、移動通信端末6の物理構成を説明するための物理構成図である。移動通信端末6は、図3に示されるように、物理的な構成要素としてCPU201、RAM202、ROM203、操作部204、無線通信部205、ディスプレイ206、及びアンテナ207等のハードウェアにより構成されている。これらの構成要素が動作することにより、以下に説明する各機能が発揮される。
次に、本実施形態に係る移動通信端末について、図8及び図3を用いて説明する。図8は、移動通信端末6の機能構成を説明するための機能構成図であり、図3は、移動通信端末6の物理構成を説明するための物理構成図である。移動通信端末6は、図3に示されるように、物理的な構成要素としてCPU201、RAM202、ROM203、操作部204、無線通信部205、ディスプレイ206、及びアンテナ207等のハードウェアにより構成されている。これらの構成要素が動作することにより、以下に説明する各機能が発揮される。
また、移動通信端末6は、図8に示されるように、機能的な構成要素として一覧表示部61(受信表示手段)及び選択部62(表示選択手段)を有している。
一覧表示部61は、情報提供サーバ7からサムネイル情報と、このサムネイル情報が示す複数のコンテンツのそれぞれにリンクする(即ち、コンテンツのそれぞれを参照している)複数のリンク元ウェブページのそれぞれに関するテキストデータや画像データやURLやタイトル等の情報(リンク元情報)とを受信するとともに、受信したこのサムネイル情報をリンク元ウェブページ毎に一覧表示する通信部分及びディスプレイ部分である。
ここで、リンク元ウェブページとは、例えば、このコンテンツを特定してリンクするためのURL等が記述されたHTML文書ファイルであり、ブログの一つのブログエントリやニュースサイトの一つの記事等、個別のURLが割り振られたWebページのことである。
なお、一覧表示部61は、一覧表示するサムネイル情報の情報量が膨大になるのを防ぐため、ブログ等の1つのページが有する複数のコンテンツに関しては、1つのページが有するコンテンツ群として1つにまとめてコンテンツとして表示することによって情報量を制限することが可能である。即ち、一覧表示部61は、ブログ等の1つのページ内の複数の記事を別々のコンテンツとして表示せず、このページを管理するオーナー1人につき1つのページをコンテンツとして表示することによって情報量を制限することが可能である。
選択部62は、一覧表示部61により表示されたサムネイル情報が示す複数のコンテンツのうちいずれかのコンテンツの、ユーザによる選択を受け付けるユーザインタフェース部分である。選択部62は、選択されたコンテンツを特定する特定情報を、情報提供サーバ7に送信する。
ここで、特定情報は、例えば、後述する情報提供サーバ7のサムネイル取得部71においてサムネイル情報が生成される際に割り振られてサムネイル情報と共に移動通信端末6に送信された、コンテンツのそれぞれを一意に特定するためのID又は通し番号等である。
なお、一覧表示部61は、選択部62により選択されたコンテンツにリンクする(即ち、このコンテンツを参照している)複数のリンク元ウェブページのそれぞれに関するテキストデータや画像データやURLやタイトル等の情報(リンク元情報)の一覧をリンク元サムネイル情報として表示する。
(15)情報提供サーバの構成
次に、本実施形態に係る情報提供サーバについて、図9及び図5を用いて説明する。図9は、情報提供サーバ7の機能構成を説明するための機能構成図であり、図5は、情報提供サーバ7の物理構成を説明するための物理構成図である。情報提供サーバ7は、図5に示されるように、物理的な構成要素としてCPU301(Central Processing Unit)、主記憶装置であるRAM302(Random Access Memory)及びROM303(Read Only Memory)、通信を行うための通信モジュール304、並びにハードディスク等の補助記憶装置305等のハードウェアを備えるコンピュータとして構成される。これらの構成要素が動作することにより、情報提供サーバ7の機能が発揮される。
次に、本実施形態に係る情報提供サーバについて、図9及び図5を用いて説明する。図9は、情報提供サーバ7の機能構成を説明するための機能構成図であり、図5は、情報提供サーバ7の物理構成を説明するための物理構成図である。情報提供サーバ7は、図5に示されるように、物理的な構成要素としてCPU301(Central Processing Unit)、主記憶装置であるRAM302(Random Access Memory)及びROM303(Read Only Memory)、通信を行うための通信モジュール304、並びにハードディスク等の補助記憶装置305等のハードウェアを備えるコンピュータとして構成される。これらの構成要素が動作することにより、情報提供サーバ7の機能が発揮される。
また、情報提供サーバ7は、図9に示されるように、機能的な構成要素としてサムネイル取得部71(生成手段)、送信部72(情報送信手段)、受信部73(情報受信手段)、参照元特定部74(リンク元特定手段)、関連ページ特定部75(関連特定手段)、参照先特定部76(関連コンテンツ特定手段)、及び入力部77(生成手段)を有している。
サムネイル取得部71は、複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として生成する演算部分である。サムネイル取得部71は、複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として、予め生成しておいてもよく、また、入力部77からコンテンツに関する情報を入力されたときに、動的に生成してもよい。
更に、サムネイル取得部71は、例えば、情報提供サーバ7において予め登録された特定のジャンルでリンクを辿って(即ち、特定のジャンルに分類分けされるコンテンツにリンクするリンク元ウェブページが有するコンテンツを検索して)サムネイル情報として生成してもよい。また、サムネイル取得部71は、例えば、情報提供サーバ7において予め登録された特定のキーワードでコンテンツを検索して、この検索結果をサムネイル情報として生成してもよい。
送信部72は、サムネイル取得部71により予め生成された、または動的に生成されたサムネイル情報を、移動通信端末6に送信する通信部分である。
受信部73は、送信部72により送信されたサムネイル情報を受信した移動通信端末6から、このサムネイル情報が示す複数のコンテンツのうち移動通信端末6において選択されたコンテンツを特定する特定情報を受信する通信部分である。
参照元特定部74は、受信部73により受信された特定情報が特定するコンテンツにリンクする(即ち、このコンテンツを参照している)複数のリンク元ウェブページを特定する演算部分である。なお、リンク元ウェブページとは、上述したように、例えば、このコンテンツを特定してリンクするためのURL等が記述されたHTML文書ファイルであり、ブログの一つのブログエントリやニュースサイトの一つの記事等、個別のURLが割り振られたWebページのことである。
関連ページ特定部75は、参照元特定部74により特定されたリンク元ウェブページに関連する関連ウェブページを特定する演算部分である。なお、関連ウェブページとは、上述したように、例えば、リンク元ウェブページがブログエントリやニュースサイト記事である場合、このブログ内の他のブログエントリやこのニュースサイト内の他のニュース記事を指し示すHTML文書ファイルである。このように、リンク元ウェブページと関連ウェブページとは、例えば機能面で互いに関連している。
参照先特定部76は、関連ページ特定部75により特定された関連ウェブページのコンテンツを特定する演算部分である。関連ウェブページのコンテンツの特定は、例えば、HTML文書ファイルに埋め込まれて記述されている、コンテンツを特定してリンクするためのURL等を、参照先特定部76が検索して抽出することによって行なわれる。
入力部77は、参照先特定部76により特定されたコンテンツに関する情報(例えば、このコンテンツを特定する情報)を、サムネイル取得部71に入力することによって、サムネイル取得部71に、入力されたコンテンツに関する情報に基づいたサムネイル情報を生成させる演算部分である。
(16)コンテンツ表示処理の流れ
次に、本実施形態に係るコンテンツ表示システム5で実行されるコンテンツ表示処理の流れ(コンテンツ表示方法)について、図10を用いて説明する。図10は、コンテンツ表示システム5で実行されるコンテンツ表示処理の流れを示すシーケンス図である。
次に、本実施形態に係るコンテンツ表示システム5で実行されるコンテンツ表示処理の流れ(コンテンツ表示方法)について、図10を用いて説明する。図10は、コンテンツ表示システム5で実行されるコンテンツ表示処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、情報提供サーバ7のサムネイル取得部71が、複数のコンテンツの一覧に基づいて、サムネイル情報を生成して取得する(ステップS21、生成ステップ)。そして、情報提供サーバ7の送信部72が、サムネイル取得部71により生成されたサムネイル情報を、移動通信端末6に送信する(ステップS22、情報送信ステップ)。
次に、移動通信端末6の一覧表示部61が、情報提供サーバ7からサムネイル情報を受信して、このサムネイル情報をユーザに対して表示する(ステップS23)。これにより、移動通信端末6のユーザは、このサムネイル情報を視認することが可能になる。そして、移動通信端末6の選択部62が、一覧表示部61により表示されたサムネイル情報が示す複数のコンテンツのうちいずれかのコンテンツの、ユーザによる選択を受け付ける。
次に、移動通信端末6の選択部62が、ユーザにより選択されたコンテンツを特定する特定情報を、情報提供サーバ7に送信する(ステップS24)。そして、情報提供サーバ7の受信部73が、移動通信端末6から特定情報を受信して(情報受信ステップ)、参照元特定部74が、この特定情報が特定するコンテンツにリンクする(即ち、このコンテンツを参照している)複数のリンク元ウェブページ(参照元ウェブページ)を特定し、特定結果を関連ページ特定部75に出力する(ステップS25、リンク元特定ステップ)。
なお、リンク元ウェブページとは、上述したように、例えば、このコンテンツを特定してリンクするためのURL等が記述されたHTML文書ファイルであり、ブログの一つのブログエントリやニュースサイトの一つの記事等、個別のURLが割り振られたWebページのことである。
次に、情報提供サーバ7の関連ページ特定部75が、参照元特定部74により特定された複数のリンク元ウェブページに関連する関連ウェブページを特定し、特定結果を参照先特定部76に出力する(ステップS26、関連特定ステップ)。そして、参照先特定部76が、関連ページ特定部75により特定された関連ウェブページが含む(即ち、関連ウェブページにおいて参照されている)コンテンツを特定し、特定結果を入力部77に出力する(ステップS27、関連コンテンツ特定ステップ)。
なお、関連ウェブページとは、上述したように、例えば、リンク元ウェブページがブログエントリやニュースサイト記事である場合、このブログ内の他のブログエントリやこのニュースサイト内の他のニュース記事を指し示すHTML文書ファイルである。
次に、入力部77が、参照先特定部76により特定されたコンテンツに関する情報(例えば、このコンテンツを特定する情報)を、サムネイル取得部71に入力する(ステップS21)。これによって、再度、ステップS21から始まる一連の処理への移行が行なわれ、サムネイル取得部71は、入力されたコンテンツに基づいたサムネイル情報を生成する。即ち、ユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいて生成された関連ウェブページのコンテンツがサムネイル情報として生成され、移動通信端末6に送信されて表示される。これにより、ユーザによって選択されたコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられるサムネイル情報がユーザに提示されるようになるため、利便性を高めることが可能になる。
(17)本発明による作用及び効果
サムネイル情報が示すコンテンツの中から興味を持った又は共感を覚えたユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいて、このコンテンツにリンクするリンク元ウェブページに関するリンク元情報が表示される。これにより、このコンテンツにリンクしていることから何らかの説明又は評価がされていて信頼性を有すると考えられ、適切に関連している可能性が高いと考えられる膨大なリンク元情報がユーザに効率的に提示されるため、利便性を高めることが可能になる。
サムネイル情報が示すコンテンツの中から興味を持った又は共感を覚えたユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいて、このコンテンツにリンクするリンク元ウェブページに関するリンク元情報が表示される。これにより、このコンテンツにリンクしていることから何らかの説明又は評価がされていて信頼性を有すると考えられ、適切に関連している可能性が高いと考えられる膨大なリンク元情報がユーザに効率的に提示されるため、利便性を高めることが可能になる。
また、ユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいて、このコンテンツにリンクするリンク元ウェブページが特定され、リンク元ウェブページに関連する関連ウェブページが特定された後で、関連ウェブページのコンテンツ群が特定されてサムネイル情報が生成される。即ち、ユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいて生成された関連ウェブページのコンテンツのサムネイル情報が移動通信端末6に送信されて一覧表示される。
これにより、ユーザによって選択されたコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられるサムネイル情報がユーザに提示されるため、ユーザが望んでいると思われる情報を提示でき、ユーザにとっての利便性を高めることが可能になる。また、リンク元ウェブページの文脈(即ち、ユーザによって選択されたコンテンツに基づいて、リンク元ウェブページに関連する関連ウェブページのコンテンツが一覧表示された背景となる理由)を、関連ウェブページのコンテンツをサムネイル表示することによって視覚化することにより、ユーザが自身の文脈(即ち、このコンテンツを選択した背景)と照らし合わせることが可能になり、この結果、このユーザの意図に沿ったコンテンツの選択を支援して助長することが可能になる。
(18)変形例
上記の実施例では、移動通信端末6及び情報提供サーバ7はそれぞれ一つであるとして説明したが、これらの数は特に限定されず、例えばこれらは複数であってもよい。また、上記の実施例では、コンテンツ表示端末として移動通信端末6とする構成としたが、移動通信端末6の代わりにPCであってもよい。
上記の実施例では、移動通信端末6及び情報提供サーバ7はそれぞれ一つであるとして説明したが、これらの数は特に限定されず、例えばこれらは複数であってもよい。また、上記の実施例では、コンテンツ表示端末として移動通信端末6とする構成としたが、移動通信端末6の代わりにPCであってもよい。
また、ユーザによって選択されたコンテンツを特定する特定情報に基づいてコンテンツの重要度が上記の第二実施形態に示されるように算出され、算出された重要度の多寡に基づく表示順で移動通信端末2においてサムネイル情報が表示されるよう指示する重要度情報を含むサムネイル情報が、移動通信端末2に送信されるようにしてもよい。この結果、移動通信端末2において選択された実績に基づく表示順に並べ替えられて移動通信端末2においてサムネイル情報が表示されるため、ユーザに対して提示されるサムネイル情報を、ユーザによって実際に選択されたという実績に基づいて適切に並び替えて更新し、より適切なサムネイル情報をユーザに効率的に提示することが可能になる。
本発明によれば、サムネイル表示されたコンテンツの中から興味を持ったコンテンツを選択したユーザに対して、このコンテンツに適切に関連している可能性が高いと考えられる情報を提示することができる。
1,5,11…コンテンツ表示システム、2,6…移動通信端末、3,7,13…情報提供サーバ、4…通信ネットワーク、21…第一表示部、22…第一選択部、23…第二表示部、24…第二選択部、31,71,131…サムネイル取得部、32,132…第一送信部、33,133…第一受信部、34,74,134…参照元特定部、35,135…ダイジェスト情報取得部、36,136…第二送信部、37,137…第二受信部、38,75,138…関連ページ特定部、39,76,139…参照先特定部、40,140…入力部、141…重要度算出部、61…一覧表示部、62…選択部、72…送信部、73…受信部、77…入力部、201…CPU、202…RAM、203…ROM、204…操作部、205…無線通信部、206…ディスプレイ、207…アンテナ、301…CPU、302…RAM、303…ROM、304…通信モジュール、305…補助記憶装置。
Claims (13)
- 通信ネットワークにおける複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として生成するコンテンツ表示支援装置と通信可能なコンテンツ表示端末であって、
前記コンテンツ表示支援装置から前記サムネイル情報を受信するとともに、受信した当該サムネイル情報を表示する第一端末受信手段と、
前記第一端末受信手段により表示された前記サムネイル情報が示す前記複数のコンテンツのうちいずれかのコンテンツの選択を受け付けるとともに、選択された当該コンテンツを特定する特定情報を前記コンテンツ表示支援装置に送信する第一端末選択手段と、
前記第一端末選択手段により送信された前記特定情報を受信した前記コンテンツ表示支援装置から、当該特定情報が特定するコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報を受信するとともに、受信した当該リンク元情報を表示する第二端末受信手段と、
を備えることを特徴とするコンテンツ表示端末。 - 前記第二端末受信手段は、前記特定情報を受信した前記コンテンツ表示支援装置から、当該特定情報が特定するコンテンツにリンクする複数のリンク元のそれぞれに関する複数のリンク元情報の一覧をダイジェスト情報として受信するとともに、受信した当該ダイジェスト情報を表示する、
ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ表示端末。 - 通信ネットワークにおけるコンテンツを表示するコンテンツ表示端末と通信可能なコンテンツ表示支援装置であって、
複数の前記コンテンツの一覧をサムネイル情報として生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された前記サムネイル情報を前記コンテンツ表示端末に送信する第一装置送信手段と、
前記第一装置送信手段により送信された前記サムネイル情報を受信した前記コンテンツ表示端末から、当該サムネイル情報が示す前記複数のコンテンツのうち当該コンテンツ表示端末において選択されたコンテンツを特定する特定情報を受信する第一装置受信手段と、
前記第一装置受信手段により受信された前記特定情報が特定するコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報を、前記コンテンツ表示端末に送信して当該リンク元情報を表示させる第二装置送信手段と、
を備えることを特徴とするコンテンツ表示支援装置。 - 前記第一装置受信手段により受信された前記特定情報に基づいて、前記コンテンツ表示端末において選択された前記コンテンツの重要度を算出する重要度算出手段を更に備え、
前記第一装置送信手段は、前記重要度算出手段により算出された前記重要度に基づく表示順で前記コンテンツ表示端末において表示されるよう指示する重要度情報を含む前記サムネイル情報を前記コンテンツ表示端末に送信する、
ことを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ表示支援装置。 - 前記第二装置送信手段は、前記特定情報が特定するコンテンツにリンクする複数のリンク元のそれぞれに関する複数のリンク元情報の一覧をダイジェスト情報として前記コンテンツ表示端末に送信して当該ダイジェスト情報を表示させ、
前記第二装置送信手段により送信された前記ダイジェスト情報を受信した前記コンテンツ表示端末から、当該ダイジェスト情報が示す前記複数のリンク元情報のうち当該コンテンツ表示端末において選択されたリンク元情報を特定する選択情報を受信する第二装置受信手段と、
前記第二装置受信手段により受信された前記選択情報が特定するリンク元情報によって示されるリンク元のコンテンツを特定するコンテンツ特定手段と、を更に備え、
前記生成手段は、前記コンテンツ特定手段により特定された前記コンテンツに基づいて、前記サムネイル情報を生成する、
ことを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ表示支援装置。 - 通信ネットワークにおけるコンテンツを表示するコンテンツ表示端末と、当該コンテンツ表示端末と通信可能なコンテンツ表示支援装置と、を有するコンテンツ表示システムであって、
前記コンテンツ表示支援装置は、
複数の前記コンテンツの一覧をサムネイル情報として生成する生成手段と、
前記生成手段により生成された前記サムネイル情報を前記コンテンツ表示端末に送信する第一装置送信手段と、
前記第一装置送信手段により送信された前記サムネイル情報を受信した前記コンテンツ表示端末から、当該サムネイル情報が示す前記複数のコンテンツのうち当該コンテンツ表示端末において選択されたコンテンツを特定する特定情報を受信する第一装置受信手段と、
前記第一装置受信手段により受信された前記特定情報が特定するコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報を、前記コンテンツ表示端末に送信して当該リンク元情報を表示させる第二装置送信手段と、
を備えることを特徴とするコンテンツ表示システム。 - 前記第二装置送信手段は、前記特定情報が特定するコンテンツにリンクする複数のリンク元のそれぞれに関する複数のリンク元情報の一覧をダイジェスト情報として前記コンテンツ表示端末に送信して当該ダイジェスト情報を表示させ、
前記コンテンツ表示支援装置は、
前記第二装置送信手段により送信された前記ダイジェスト情報を受信した前記コンテンツ表示端末から、当該ダイジェスト情報が示す前記複数のリンク元情報のうち当該コンテンツ表示端末において選択されたリンク元情報を特定する選択情報を受信する第二装置受信手段と、
前記第二装置受信手段により受信された前記選択情報が特定するリンク元情報によって示されるリンク元のコンテンツを特定するコンテンツ特定手段と、を更に備え、
前記生成手段は、前記コンテンツ特定手段により特定された前記コンテンツに基づいて、前記サムネイル情報を生成する、
ことを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ表示システム。 - 前記生成手段は、前記複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として予め生成し、
前記第一装置送信手段は、前記生成手段により予め生成された前記サムネイル情報を前記コンテンツ表示端末に送信する、
ことを特徴とする請求項5又は6に記載のコンテンツ表示システム。 - 前記第二装置送信手段は、前記第一装置受信手段により前記特定情報が受信されると、受信した当該特定情報に基づいて前記ダイジェスト情報を生成して前記コンテンツ表示端末に送信し、当該ダイジェスト情報を表示させる、
ことを特徴とする請求項6又は7に記載のコンテンツ表示システム。 - 通信ネットワークにおけるコンテンツを表示するコンテンツ表示端末と、当該コンテンツ表示端末と通信可能なコンテンツ表示支援装置と、を備えるコンテンツ表示システムで行なわれるコンテンツ表示方法であって、
複数の前記コンテンツの一覧をサムネイル情報として前記コンテンツ表示支援装置が生成する生成ステップと、
前記生成ステップで生成された前記サムネイル情報を前記コンテンツ表示端末に前記コンテンツ表示支援装置が送信する第一装置送信ステップと、
前記第一装置送信ステップで送信された前記サムネイル情報を受信した前記コンテンツ表示端末から、当該サムネイル情報が示す前記複数のコンテンツのうち当該コンテンツ表示端末において選択されたコンテンツを特定する特定情報を前記コンテンツ表示支援装置が受信する第一装置受信ステップと、
前記第一装置受信ステップで受信された前記特定情報が特定するコンテンツにリンクするリンク元に関するリンク元情報を、前記コンテンツ表示端末に前記コンテンツ表示支援装置が送信して当該リンク元情報を表示させる第二装置送信ステップと、
を有することを特徴とするコンテンツ表示方法。 - 前記第二装置送信ステップでは、前記特定情報が特定するコンテンツにリンクする複数のリンク元のそれぞれに関する複数のリンク元情報の一覧をダイジェスト情報として前記コンテンツ表示端末に前記コンテンツ表示支援装置が送信して当該ダイジェスト情報を表示させ、
前記第二装置送信ステップで送信された前記ダイジェスト情報を受信した前記コンテンツ表示端末から、当該ダイジェスト情報が示す前記複数のリンク元情報のうち当該コンテンツ表示端末において選択されたリンク元情報を特定する選択情報を前記コンテンツ表示支援装置が受信する第二装置受信ステップと、
前記第二装置受信ステップで受信された前記選択情報が特定するリンク元情報によって示されるリンク元のコンテンツを前記コンテンツ表示支援装置が特定するコンテンツ特定ステップと、
を更に有し、
前記生成ステップでは、前記コンテンツ特定ステップで特定された前記コンテンツに基づいて、前記サムネイル情報を前記コンテンツ表示支援装置が生成する、
ことを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ表示方法。 - 通信ネットワークにおける複数のコンテンツの一覧をサムネイル情報として表示するコンテンツ表示端末と通信可能であるとともに、当該サムネイル情報を生成して当該コンテンツ表示端末に送信可能なコンテンツ表示支援装置であって、
当該コンテンツ表示支援装置から送信された前記サムネイル情報を受信した前記コンテンツ表示端末から、当該サムネイル情報が示す前記複数のコンテンツのうち当該コンテンツ表示端末において選択されたコンテンツを特定する特定情報を受信する情報受信手段と、
前記情報受信手段により受信された前記特定情報が特定するコンテンツにリンクするリンク元を特定するリンク元特定手段と、
前記リンク元特定手段により特定された前記リンク元に関連する関連ページを特定する関連特定手段と、
前記関連特定手段により特定された前記関連ページのコンテンツを特定する関連コンテンツ特定手段と、
を備え、前記サムネイル情報は、前記関連コンテンツ特定手段により特定された前記コンテンツに基づいて生成される、
ことを特徴とするコンテンツ表示支援装置。 - 前記情報受信手段により受信された前記特定情報に基づいて、前記コンテンツ表示端末において選択された前記コンテンツの重要度を算出する重要度算出手段を更に備え、
前記サムネイル情報は、前記重要度算出手段により算出された前記重要度に基づく表示順で前記コンテンツ表示端末において表示されるよう指示する重要度情報を含む、
ことを特徴とする請求項12に記載のコンテンツ表示支援装置。
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2009
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