JP2011038220A - 和服 - Google Patents

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Yukari Ouchi
ゆかり 大内
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Abstract

【課題】着用時に巾着やポーチ、鞄等の小物入れを携帯することなく、両手を自由にした状態で小物を肌身離さず簡単に所持し、利便性の向上を図る。
【解決手段】本発明に係る和服10は、袖11の内側にポケット12が設けられ、前袖13と後袖21の少なくともいずれか一方側にポケット12の出し入れ口14が設けられていることを特徴とし、出し入れ口14は、袖付15側から外側斜め下方に向って設けられたファスナー16により構成され、また、ポケット12は、内袋18の一端19を前袖13に縫着し、内袋18の他端20を後袖21に縫着することにより袖11の内側に取り付けられているのが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、長着、浴衣、甚平、作務衣等の和服に関し、特に、袖の内側にポケットが設けられた和服に関するものである。
近年、夏の風情豊かな行事とされてきた花火大会は年中行事となり、浴衣を着る機会が増加しており、アミューズメント施設や商業複合施設では浴衣着用者へプレゼントを進呈したり、様々な割引を設定したりしている。また、浴衣や甚平は温泉施設や旅館・ホテルにまで浸透し、お客が好みの柄や色を選べるサービスも広まっている。また、日常着となった洋服から和服への着替えは粋を表し、新鮮さを増す効果もあり、心理的な部分においても人々に良い影響を与えている。
一方、和服には着用に技術を要するといった欠点がある。そこで、最近では、二部式の和服や、ワンピースに上衣をジャケットのように羽織るだけの略式の和服などが考えられ、進化を遂げている。また、企業によっては無料で着用技術を伝授するサービスを行っている。さらに、若い女性が兵児帯をアレンジ結びで使用し、ヘアアレンジをし、キラキラした小物を帯締めのように使用したりして、オシャレ度も高まってきている。
このような背景により、最近特に、人々の和服への関心が高まり、和服が身近になってきている。
(例えば、非特許文献1参照)。
YAHOOショッピング、きもの町ウェブサイト http://store.shopping.yahoo.co.jp/kimonomachi/004692.html
しかしながら、上記した従来の和服には、ポケット等の小物を収納するスペースがないため、和服の着用時には巾着やポーチ、鞄等の小物入れを携帯する必要があり、面倒であった。
特に、男性や子供は、小物入れを携帯することを好まない傾向があり、例え小物入れを持ったとしても、その習慣がないため、貴重品等を入れた小物入れをどこかに置き忘れたりするおそれがあった。
一方、女性が温泉施設や旅館において浴場に行く際には、生理用ナプキンや下り物シート、高齢者の場合の尿漏れシート等、他人に見られたくないものを携帯したい場合にわざわざ小物入れに入れて持って行く必要があり、非常に煩わしかった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、小物を肌身離さず簡単に所持することができるため、利便性を高めることができ、大人子供を問わずに安心して過ごせると共に子供の所持品管理能力を育て、自立心の育成にも繋げることができる和服を提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するため、本発明に係る和服は、袖の内側にポケットが設けられ、前袖と後袖の少なくともいずれか一方側にポケットの出し入れ口が設けられていることを特徴とする。
そして、本発明の和服において、前記出し入れ口は、袖付側から外側斜め下方に向って設けられたファスナーにより構成されているのが好ましい。
また、本発明の和服において、前記ポケットは、内袋の一端を前袖に縫着し、内袋の他端を後袖に縫着することにより袖の内側に取り付けられているのが好ましい。
本発明によれば、着用時に巾着やポーチ、鞄等の小物入れを携帯することなく、両手を自由にした状態で小物を肌身離さず簡単に所持することができるため、利便性の向上を図ることができる等、種々の優れた効果を得ることができる。
本発明の実施の形態に係る和服を示す平面図である。 図1のA−A矢視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態に係る和服を示す平面図、図2は図1のA−A矢視図である。なお、以下の説明では、本発明を長着に適用した場合について例示して説明する。
本実施の形態に係る和服10には、袖11の内側にポケット12が設けられており、前袖13側には、ポケット12の出し入れ口14が取り付けられている。この出し入れ口14は、袖付15側から外側斜め下方に向って直線状に内付けされた線ファスナー16により構成されており、線ファスナー16には2個のスライダー17a,17bが取り付けられている。なお、袖11に鋏を入れることは、成人式の振袖を切って式服等にして永く使用できるように工夫してきた日本人にとって違和感なく受け入れられることである。
図2に良く示されているように、ポケット12は、内袋18の一方の上端19を前袖13に縫着し、内袋18の他方の上端20を後袖21に縫着すると共に、出し入れ口14が開放可能なように内袋18を出し入れ口14の近傍部分22,23に縫着することにより、袖11の内側に取り付けられている。また、内袋18の上端部分の袖付15側と袖口24には、袖付15と袖口24との間に着用者の腕が通り易いように非縫着部分25が形成されている。さらに、内袋18は、袖口24等から内袋18が見えても目立たなくするため、袖11の布と同色の布を使用するのが好ましい。
上記した構成を備えた和服を着用し、ポケット12に対して小物を出し入れするために出し入れ口14を開放する時に線ファスナー16の2個のスライダー17a,17bが図2に示すように上側の位置にある場合には、下側のスライダー17bを外側斜め下方に向かってスライドさせる。その後、出し入れ口14を閉鎖する時には、袂26の外側部分を袖口24から出ている手で摘んだ上でこのスライダー17bを袖付15側に向かってスライドさせる。
一方、敢えて説明する迄もないが、出し入れ口14を開放する時に線ファスナー16の2個のスライダー17a,17bが下側の位置にある場合には、出し入れ口14の開放動作と閉鎖動作を上記した動作と反対に行う。
このように、本発明の実施の形態に係る和服によれば、袖11の内側にポケット12が設けられているため、着用時に巾着やポーチ、鞄等の小物入れを携帯する必要がなく、両手を自由に使用することができ、利便性の向上を図ることができると共に、万一、内袋18が破れたとしても、ポケット12に収納されている小物を袂26が受け止めてくれるため、着用者に安心感を与えることができる。
特に、男性や子供が小物入れを携帯する必要がないため、貴重品等を入れた小物入れをどこかに置き忘れたりすることもない。また、女性が温泉施設や旅館において浴場に行く際に、生理用ナプキンや下り物シート、高齢者の場合の尿漏れシート等、他人に見られたくないものをポケット12に収納することができるため、浴場にわざわざ小物入れに入れて持って行く煩わしさを取り除くことができる。さらに、子供に対しては、所持品管理能力を養い、自立心の育成にも繋げることができる。
また、出し入れ口14の線ファスナー16が袖付側から外側斜め下方に向って設けられているため、着用時の線ファスナー16の操作性が向上し、ポケット12に対する小物の出し入れ動作を円滑且つ容易に行うことができるようになる。
さらに、ポケット12の内袋18の一方の上端19が前袖13に縫着され、内袋18の他方の上端20が後袖21に縫着されているため、ポケット12に収納される小物によって袖11に掛かる負荷が前袖13と後袖21に分散され、着崩れを防止することができると共に、見た目の美しさを保持することができる。
なお、上記した実施の形態では、出し入れ口14に2個のスライダー17a,17bを備えた線ファスナー16を設けているが、これは単なる例示に過ぎず、出し入れ口14には、1個のスライダーのみを備えた線ファスナーを設けたり、或いは線ファスナーの代わりに面ファスナーを設けたりしてもよい。
また、ポケット12は両袖に設けてもよく、ポケット12の出し入れ口14は、前袖13側の代わり又は前袖13側と共に後袖21側に設けてもよい。さらに、出し入れ口14に線ファスナー16を内付けではなく外付けとすることにより、デザイン的にあえて目立たせてもよい。
さらに、上記した実施の形態では、本発明を長着に適用した場合について例示して説明したが、本発明はこの場合に限定されるものではなく、浴衣、甚平、作務衣等の他の和服にも適用可能であることは言う迄もない。
10 和服
11 袖
12 ポケット
13 前袖
14 出し入れ口
15 袖付
16 ファスナー
18 内袋
19 一方の上端
20 他方の上端
21 後袖

Claims (3)

  1. 袖の内側にポケットが設けられ、前袖と後袖の少なくともいずれか一方側にポケットの出し入れ口が設けられていることを特徴とする和服。
  2. 前記出し入れ口は、袖付側から外側斜め下方に向って設けられたファスナーにより構成されている請求項1に記載の和服。
  3. 前記ポケットは、内袋の一端を前袖に縫着し、内袋の他端を後袖に縫着することにより袖の内側に取り付けられている請求項1又は2に記載の和服。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6293301U (ja) * 1985-11-27 1987-06-15
JP2005089939A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Sugiura Kiyoko 着物の改良
JP2005146498A (ja) * 2003-10-21 2005-06-09 Takehisa Numata ハーフコート

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