JP2011036731A - コアレッサカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】コアレッサカートリッジの廃棄処理作業を容易化する。
【解決手段】コアレッサカートリッジ1が、流体に含まれる固形物を捕捉除去する固形物除去部5と、固形物除去部5の外周側面に取り付けられ、流体に含まれる水分を凝集させて水滴化させる水凝集部6とからなる濾材部8を有し、固形物除去部5を通過して固形物除去部5の外周側に流入した流体を水凝集部6を通過させることにより遊離した水分が除去されるように構成される。固形物除去部5および水凝集部6が、ポリエチレンテレフタレート30を主材料として成形され、また、固形物除去部5および水凝集部6が、ポリエチレンテレフタレート30およびガラス繊維40で構成されるハイブリッド型繊維成形体からなる。また、固形物除去部5および水凝集部6を構成するポリエチレンテレフタレート40の繊維同士がエポキシ樹脂50により架橋結合されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、固形物除去部と水凝集部とからなる濾材部を有して構成されるコアレッサカートリッジに関する。
従来から、石油精製工場等では、石油中に混入される水分や固形物をコアレッサカートリッジにより分離除去することが一般的になっている(例えば、特許文献1参照)。このようなコアレッサカートリッジとして、側面に多数の貫通孔を有した円筒状の金属性コア部材に濾材や凝集材を巻き付け、軸方向両端面に金属製のエンドプレートが取り付けられて構成されたものが知られている。コア部材の内部空間に流入したオイルは、濾紙により固形物が捕捉されるとともに凝集濾材により水分が凝集されて分離され、清浄化されてカートリッジの外部空間に流出する。このようなコアレッサカートリッジは、所定期間使用されると濾材に目詰まりが生じるなどして分離除去性能が低下するため、着脱交換可能に設けられる。使用後のコアレッサカートリッジは、材料ごとに分別されて廃棄処分される。
実公平4−6801号公報
従来のコアレッサカートリッジは、成形性がよいことなどからコア部材が金属製になっている一方、濾材や凝集材として濾紙やグラスファイバ等を材質として成形する方法が用いられている。このように、従来においては製品の一部が金属からなるため、重量が大きくなって取り扱いしにくく、また、廃棄処分時には、金属製の部品からオイルを含んだ濾紙やグラスファイバ等からなる凝集材を分別しなければならず、分別するのに多大な手間が掛かっていた。また、従来のコアレッサカートリッジは、内部の骨格をなすコア部材が金属製であるため、簡単に容積を小さくできず、大きな処理コストを必要としていた。
このような課題に鑑み、本発明は、廃棄処理作業を容易化できる環境保全型のコアレッサカートリッジを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明に係るコアレッサカートリッジは、流体に含まれる固形物を捕捉除去する略円筒状の固形物除去部と、固形物除去部の外周側面に取り付けられ、筒状に成形された多孔性のコア部材を有し流体に含まれる水分を凝集させて水滴化させる水凝集部とからなる濾材部を有し、固形物除去部を通過して固形物除去部の外周側に流入した流体を水凝集部を通過させることにより遊離した水分が除去されるように構成され、固形物除去部および水凝集部が、同一材料で成形される。
また、上記構成のコアレッサカートリッジにおいて、固形物除去部および水凝集部が、熱可塑性樹脂(例えば、実施形態におけるポリエチレンテレフタレート30)を主材料として成形され、また、固形物除去部および水凝集部が、熱可塑性樹脂および親水性繊維(例えば、実施形態におけるガラス繊維40)で構成されるハイブリッド型繊維成形体からなるのが好ましい。
また、上記構成のコアレッサカートリッジにおいて、固形物除去部および水凝集部を構成する熱可塑性樹脂の繊維同士が架橋結合されているのが好ましい。
さらに、上記構成のコアレッサカートリッジにおいて、コア部材が、融点の異なる熱可塑性樹脂からなる複合繊維を熱接着して成形されるのが好ましい。
また、上記構成のコアレッサカートリッジにおいて、固形物除去部および水凝集部の長手軸方向両端面を挟持するエンドプレートが熱可塑性樹脂からなるのが好ましい。
本発明に関するコアレッサカートリッジによれば、固形物除去部および水凝集部が、同一材料で成形されるため、従来とは異なり廃棄の際に分別することが不要である。また、これらが熱可塑性樹脂からなる繊維を主材料として成形されているため、軽量化することが可能で取り扱い易く、金属を材質とするものに比べて潰し易く廃棄の際に容易に減容することが可能であり、熱可塑性樹脂として再生利用することも可能である。
また、固形物除去部および水凝集部が、親油性の熱可塑性樹脂からなる繊維と親水性のガラス繊維とからなるハイブリッド型繊維成形体で構成されているため、高い油水分離性能を有し、しかも高い油水分離性能を保持した状態で長期間使用することができる。さらに、固形物除去部や水凝集部を構成する熱可塑性樹脂を構成する繊維の複数の繊維同士が架橋結合されているため、実用上耐油性や強度を十分確保している。
また、水凝集部を構成するコア部材として、融点の異なる熱可塑性樹脂からなるポリエチレンテレフタレート等の複合繊維が使用されており、これらを熱接着して成形するためコア部材の透気度が確保され(多孔質からなり)、固形物除去部側から水凝集部側へと流体を流入させ易くなっている。さらに、固形物除去部側および水凝集部を挟持するエンドプレートが、固形物除去部や水凝集部と同じ熱可塑性樹脂を材質としているため、エンドプレートを樹脂により接着もしくは熱溶着により固形物除去部等に接合させることが可能である。
本発明に係るコアレッサカートリッジが設けられたフィルタセパレータの構成を示す概要図である。 上記コアレッサカートリッジの縦断面図を含む側面図である。 上記コアレッサカートリッジの図3におけるA―A断面図を含む平面図である。 上記コアレッサカートリッジの濾紙部を構成するハイブリッド型繊維成形体の様子を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。ここではまず、図1を用いて本発明に係るコアレッサカートリッジ20が設けられたフィルタセパレータ1の構成について説明する。なお、図1に示す矢印Uの方向を流体の流れ方向として説明する。そして、外形が略円筒状に形成されるコアレッサカートリッジ20の長手軸方向を上下方向とする。図1に全体構成を示すフィルタセパレータ1は、ケーシング2と、ケーシング2の内部に収容されるコアレッサカートリッジ20(凝集層)とセパレータカートリッジ10とから構成される。このフィルタセパレータ1は、例えば石油精製工場や石油化学工場の製品出荷ラインに設けられている。
ケーシング2は、例えば上下の半体を組み付けることにより構成され、組付状態において上下に延びる円筒状に成形され、内部に閉じた空間2Cが形成される。ケーシング2には、内部空間2Cとケーシング2の外部とを連通させるオイル流入孔2aおよびオイル流出孔2bが形成されている。
ケーシング2には、内部空間2Cを上下に区画し、上方内部空間2Dと下方内部空間2Eとを形成させる仕切壁2cが設けられている。下部内部空間2Eは、さらに、オイル流入孔2a側の汚油室2Fと、オイル流出孔2b側の清浄油室2Gとに区画される。仕切壁2cには、中心部とその外側の適宜位置との3箇所にそれぞれ、上下に貫通する開口2d,2e,2fが形成されている。開口2eは、上下に延びてコアレッサカートリッジ20を取り付ける垂直管2gを介してコアレッサカートリッジ20内部に連通し、開口2fは、上下に延びてセパレータカートリッジ10を取り付ける垂直管2hを介してセパレータカートリッジ10内部に連通する。また、仕切壁2cの中心部に設けられた開口2dおよび上下に延びる凝集水排出配管2iを介して、上方内部空間2Dとケーシング2の外部とが汚油室2Fおよび清浄油室2Gとは遮蔽された状態に連通される。
汚油室2Fは上下に延びる汚油排出配管2jと連通しており、汚油室2F内の清掃時等において、汚油室2F内の油を汚油排出配管2jを介してケーシング2の外部へ排出させることが可能である。また、清浄油室2Gは上下に延びる清浄油排出配管2kと連通しており、清浄油室2F内の清掃時等において、清浄油室2F内の油を清浄油排出配管2kを介してケーシング2の外部へ排出させることが可能である。
コアレッサカートリッジ20は、油中に含まれる固形夾雑物を捕捉して微小な水滴を凝集分離する機能を有している。一方、セパレータカートリッジ10は、コアレッサカートリッジ20により分離除去しきれない水滴を撥水除去する機能を有している。すなわち、図1に示すように、オイル流入孔2aからケーシング2内に区画された汚油室2Fを介してコアレッサカートリッジ20に流入することによりコアレッサカートリッジ20で微小な水滴が凝集分離された油は、セパレータカートリッジ10を通過することにより水滴を撥水除去され、ケーシング2内に区画された清浄油室2Gを介してオイル流出孔2bから外部へと流出するようになっている。
ここで、本発明に係るコアレッサカートリッジ20の構成について図2乃至図4を用いて説明する。コアレッサカートリッジ20は、略円筒状の固形物除去部5と、固形物除去部5の外周側に固形物除去部5に巻かれるように設けられた略円筒状の水凝集部6とからなる濾材部8を有して構成され、水凝集部6の外周面が多孔性のソックス7により覆われている。水凝集部6は固形物除去部5の外周側に配設されたコア部材となる略円筒状の第1の濾材6a、第1の濾材6aの外周面に密接して巻かれた第2の濾材6b及び第2の濾材6bの外周面に密接して巻かれた第3の濾材6c、さらに、第3の濾材6cの外周面に密接して設けられ不織布からなる第4の濾材6dで構成される。ソックス7は、この第4の濾材6dを覆うようにして水凝集部6に設けられている。
そして、コアレッサカートリッジ20は、固形物除去部5および水凝集部6からなる濾材部8とソックス7とが、円筒軸方向両端に配設され断面略コの字状であって平面視略円形状のエンドプレート11,11により挟持されている。エンドプレート11には、その中心位置に略円形の開口11a(直径90mm程度であるが、この寸法に限られない)が形成されており、この開口11aが、濾材部8を構成する固形物除去部5の内周面で囲まれた内周空間12に連通している。エンドプレート11を上下に取り付けた状態において、コアレッサカートリッジ20の長手軸方向の長さは700mm程度であるが、必ずしもこの寸法に限られない。また、エンドプレート11を上下に取り付けた状態のコアレッサカートリッジ20の直径は、150mm程度であるが、必ずしもこの寸法に限られない。
濾材部8は、固形物の捕捉性能及び遊離水分の分離性能を高めるために、さらには濾層の剛性を高めることを目的として次のような素材及び形状からなる。まず、固形物除去部5は、100μ以下の濾過精度を有するハイブリッド型繊維からなる湿式不織布を蛇腹状に折り畳んで環状にし、断面菊花状に形成して構成する。このハイブリッド型繊維の材質として、例えばポリエチレンテレフタレート30と親水性繊維であるガラス繊維40とからなるものが挙げられる。図4に示すように、ポリエチレンテレフタレート繊維は低融点の樹脂30aを高融点繊維30bの外周に溶着させた2重の構成となっており、ろ紙成型時に100〜120℃でカレンダー処理することにより低融点部が溶着して繊維同士が接合される。更に固形物除去5に使用する濾材は低温架橋性のエポキシ樹脂50(フェノール樹脂等でもよい)をディッピング処理(含浸処理)することにより、折り加工時の成型性を向上している。このように繊維全体を架橋硬化させることで、固形物除去部5全体の剛性を上げている。これにより固形物捕捉性能や強度が向上して性能が劣化することなく長期間の使用にも耐え得るようになっている。
水凝集部6のコア部材である第1の濾材6aは、従来の金属製のものに代わるものとして、乾式製法による5デニールの太さの融点が異なるポリエチレンテレフタレート等を材質とする2層構造繊維のシートを成型機にて一定の圧力(2KPa〜10KPa)を掛けながら100〜120°の加熱条件下で巻き込むことにより低融点部を熱溶し層を形成させる。また、ポアを多く形成させて多孔性とすることにより透気度を確保しつつ強度を持たせている。水凝集部6の第2・第3の濾材6b・6cは、固形物除去部5と同様に100μ以下の濾過精度の異なるハイブリッド型繊維で構成されている。このハイブリッド型繊維の材質として、ポリエチレンテレフタレートに15%のガラス繊維を混抄したものが挙げられ、シート状に形成された濾材を第1の濾材aで加熱しながら巻き込んで筒状に形成している。そして第4の濾材4dはポリエチレンテレフタレートを材質とする筒状の乾式不織布で構成される。
コアレッサカートリッジ20の上下をシールするエンドプレート11,11は、主として固形物除去部5や水凝集部6と同一の材質からなり、例えば、ポリエチレンテレフタレートに対して25%のマイクロガラスを混ぜたものを射出成形によりプレート型に成形される。このようにして成形されたプレート型のエンドプレート11,11が、濾材部8およびソックス7の両端部を各々被せるような状態にエポキシ樹脂等の接着剤により接着される。また、エンドプレート11は、母材として固形物除去部5や水凝集部6と同じ熱可塑性のポリエチレンテレフタレートからなるため、エンドプレート11の固形物除去部5等への取り付けに当たっては、エンドプレート11,11を各々固形物除去部5や水凝集部6等の上下に被せた状態で、熱溶着により固形物除去部5、水凝集部6およびエンドプレート11を一体成形することも可能である。
このように構成されるコアレッサカートリッジ20の両端面には、コアレッサカートリッジ20の内周空間12に連通するように略円形の開口が中心に形成された略円板状のガスケット9が設けられている。そして、コアレッサカートリッジ20の上部に設けられた上部ガスケット9aにより、コアレッサカートリッジ20の上部に載置される図示しない蓋部材とエンドプレート11との隙間から内周空間12の流体が外部に漏れ出さないようになっている。また、コアレッサカートリッジ20の下部に設けられた下部ガスケット9bにより、コアレッサカートリッジ20を取り付ける垂直管2g(図1参照)とエンドプレート11との隙間から内周空間12の流体が外部に漏れ出さないようになっている。
次に、以上のように構成されたコアレッサカートリッジ20を有するフィルタセパレータ1により灯油、軽油、ガソリン等の燃料としての油の濾過や潤滑油等を濾過する場合について説明する。まず、油はオイル流入孔2aよりフィルタセパレータ1の汚油室2F内に導入される。汚油室2F内に導入された燃料は垂直管2gを通ってコアレッサエレメント20の下部側から内周空間12に流入する。内周空間12に流入した油は、固形物除去部5を通過の際に油に含まれる固形物が捕捉されて除去される。固形物除去部5を通過した油は、水凝集部6を構成する多孔性の第1の濾材6aを通過した後、第2の濾材6b、第3の濾材6c、第4の濾材6dの順に略水平方向に放射状に通過するように流れる。
油が第1の濾材6a〜第4の濾材6dを順に流れる過程で、以下のようにして油に混入する遊離水分が凝集して水滴化する。まず、遊離水分により乳化した状態で第1の濾材6aに流入した油は、図4に示すような繊維を通過することで、微小な水滴が破壊される。破壊された微小な水滴は、親水性のガラス繊維40により水滴同士が徐々に凝集して粗粒化される。粗粒化した水滴は、第1の濾材6aから第4の濾材6dに向かって流れるとともに凝集が繰り返されて、最終的には2mm乃至6mm程度の径の水滴に成長する。
水凝集部6で凝集されて水滴化した水は、油の流れに押し出されるようにしてソックス7を介してコアレッサカートリッジ20の外周表面から離脱し、水と油との比重差により沈降する。沈降した水滴は、ケーシング2の上方内部空間2Dの下部の底面に水Wとして貯留する。
コアレッサエレメント20の固形物除去部5および水凝集部6を通過してケーシング2の上方内部空間2Dに流出した油は、ケーシング2内をセパレータエレメント10方向に流れ、セパレータエレメント10を通過することにより、ケーシング2内で自重沈降しきれなかった水分が撥水除去され、遊離水分が完全に分離除去された清浄な油として清浄油室2Gを通ってフィルタセパレータ1の外部へと流出する。
これまで、本発明に係るコアレッサカートリッジの実施形態を説明したが、必ずしも上記構成に限られない。上記実施例では、石油から水分を除去するためのフィルタセパレータ1のコアレッサカートリッジとして用いる例を示したが、本発明に係るコアレッサカートリッジは、石油以外の他の液体の液分離装置(すなわち、液−液分離装置)に用いられてもよい。また、石油から水分を除去するためのフィルタセパレータ1としての利用についても、石油精製工場の製品出荷ラインに設けるだけに限らず、他の用途であっても同様にして実施でき、同様の効果を得ることができる。また、水に侵入する油分を分離する液−液分離装置や、ガス(気体)に混入する油や水のミスト等を分離する気−液分離装置に用いることもできる。
1 フィルタセパレータ
2 ケーシング
5 固形物除去部(濾材部)
6 水凝集部(濾材部)
6a 第1の濾材(コア部材、水凝集部)
6b 第2の濾材(水凝集部)
6c 第3の濾材(水凝集部)
6d 第4の濾材(水凝集部)
7 ソックス
8 濾材部
9 ガスケット
10 セパレータカートリッジ
11 エンドプレート
11a 上部エンドプレート
11b 下部エンドプレート
20 コアレッサカートリッジ
30 ポリエチレンテレフタレート(熱可塑性樹脂)
40 ガラス繊維(親水性繊維)
50 エポキシ樹脂

Claims (6)

  1. 流体に含まれる固形物を捕捉除去する略円筒状の固形物除去部と、前記固形物除去部の外周側面に取り付けられ、筒状に成形された多孔性のコア部材を有し流体に含まれる水分を凝集させて水滴化させる水凝集部とからなる濾材部を有し、
    前記固形物除去部を通過して前記固形物除去部の外周側に流入した流体を前記水凝集部を通過させることにより遊離した水分が除去されるように構成されたコアレッサカートリッジであって、
    前記固形物除去部および前記水凝集部が、同一材料で成形されることを特徴とするコアレッサカートリッジ。
  2. 前記固形物除去部および前記水凝集部が、熱可塑性樹脂を主材料として成形されることを特徴とする請求項1に記載のコアレッサカートリッジ。
  3. 前記固形物除去部および前記水凝集部が、前記熱可塑性樹脂および親水性繊維で構成されるハイブリッド型繊維成形体からなることを特徴とする請求項2に記載のコアレッサカートリッジ。
  4. 前記固形物除去部および前記水凝集部を構成する前記熱可塑性樹脂の繊維同士が架橋結合されていることを特徴とする請求項2もしくは3に記載のコアレッサカートリッジ。
  5. 前記コア部材が、融点の異なる前記熱可塑性樹脂からなる複合繊維を熱接着して成形されることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のコアレッサカートリッジ。
  6. 前記固形物除去部および前記水凝集部の長手軸方向両端面を挟持するエンドプレートが熱可塑性樹脂からなることを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のコアレッサカートリッジ。
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