JP2011035188A - 差動駆動回路 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】非反転信号側のテブナン終端回路を、電源端子VCCと非反転信号端子TPとの間に接続した抵抗R1と、該非反転信号端TPと接地GNDとの間に接続した抵抗R2とで構成し、反転信号側のテブナン終端回路を、電源端子VCCと反転信号端子TNとの間に接続した抵抗R3と、該反転信号端子TNと接地GNDとの間に接続した抵抗R4とで構成したレーザの差動駆動回路において、抵抗R2と接地GNDとの間および抵抗R4と接地GNDとの間に、レーザ駆動時は動作し、レーザ駆動のスタンバイ時は非動作となる共通の電流源J1を挿入接続した。
【選択図】図1
Description
図1に本発明の第1の実施例の差動駆動回路のテブナン終端回路を示す。本実施例のテブナン終端回路は、非反転信号伝送線路に接続される非反転信号端子TPに、電源端子VCC側との間に抵抗R1を、共通端子TBとの間に抵抗R2を接続するとともに、反転信号伝送線路に接続される反転信号端子TNに、電源端子VCC側との間に抵抗R3を、共通端子TBとの間に抵抗R4を接続し、その共通端子TBと接地GNDとの間に電流源J1を接続して構成される。
図2に本発明の第2の実施例の差動駆動回路のテブナン終端回路を示す。本実施例のテブナン終端回路は、図1における端子TBと接地GNDとの間にノーマリオフ型のNMOSトランジスタMN1(スイッチング素子)を接続したものである。このトランジスタMN1は、レーザ駆動時は、電圧端子VCSがハイレベルになってオンし、抵抗R1,R2の経路と抵抗R3,R4の経路に電流を流し、テブナン終端回路を機能させる。また、レーザ駆動のスタンバイ時は、電圧端子VCSがロウレベルになってオフし、抵抗R1,R2の経路と抵抗R3,R4の経路に流れる電流を遮断する。
図3に本発明の第3の実施例の差動駆動回路のテブナン終端回路を示す。本実施例のテブナン終端回路は、抵抗R2と接地GNDとの間に電流源J2を、抵抗R4と接地GNDとの間に電流源J3を、それぞれ接続したものである。それら電流源J2,J3は、レーザ駆動時は電圧端子VCSがイネーブルになることで電流を流し、レーザ駆動のスタンバイ時は電圧VCSがディスイネーブルになることで電流を遮断する。なお、この電流源J2,J3は、図2で説明したNMOSトランジスタMN1と同様なトランジスタに置き換えることができる。
図5に第1の実施例(図1)の端子TP,TNのレーザ駆動の電圧波形を、図6に第2の実施例(図2)の端子TP,TNのレーザ駆動の電圧波形を、図7に第3の実施例(図3)の端子TP,TNのレーザ駆動の電圧波形を、図8に従来例(図4)の端子TP,TNのレーザ駆動の電圧波形を、それぞれ示す。従来例のテブナン終端回路の電圧波形と比べて、電流源J1〜J3やトランジスタMN1を接続したテブナン終端回路の電圧波形は、0.1V程度の波形の暴れが見られるが、レーザ駆動動作に悪影響は無い。
なお、以上の各実施例では、抵抗R2と接地GNDの間、抵抗R4と接地GNDの間に電流源J1〜J3やトランジスタMN1を接続して、レーザ駆動のスタンバイ時は、それら電流源J1〜J3やトランジスタMN1を遮断することで、テブナン終端回路をシャットダウンさせるようにしたが、抵抗R1と電源端子VCC、抵抗R3と電源端子VCCの間に別の電流源や別のトランジスタを接続し、レーザ駆動のスタンバイ時は、それら別の電流源や別のトランジスタを遮断することで、テブナン終端回路をシャットダウンさせるようにすることもできる。すなわち、テブナン終端回路は、レーザ駆動のスタンバイ時は、接地GNDへの接続と電源端子VCCへの接続のすくなとも一方が遮断されるようにすればよい。
TN:反転信号端子
TB:共通端子
VCS:電圧端子
J1〜J3:電流源
R1〜R4:抵抗
VCC:電源端子
GND:接地
Claims (5)
- 非反転信号側のテブナン終端回路を、電源端子と非反転信号端子との間に接続した第1の抵抗と、該非反転信号端子と接地との間に接続した第2の抵抗とで構成し、反転信号側のテブナン終端回路を、前記電源端子と反転信号端子との間に接続した第3の抵抗と、該反転信号端子と接地との間に接続した第4の抵抗とで構成したレーザの差動駆動回路において、
前記非反転信号側のテブナン終端回路および前記反転信号側のテブナン終端回路は、レーザ駆動のスタンバイ時は、前記接地への接続と前記電源端子への接続のすくなとも一方が遮断されるようにしたことを特徴とする差動駆動回路。 - 請求項1に記載の差動駆動回路において、
前記第2の抵抗と前記接地との間および前記第4の抵抗と前記接地との間に、レーザ駆動時は動作し、レーザ駆動のスタンバイ時は非動作となる個々の又は共通の電流源を挿入接続したことを特徴とする差動駆動回路。 - 請求項1に記載の差動駆動回路において、
前記第2の抵抗と前記接地との間および前記第4の抵抗と前記接地との間に、レーザ駆動時はオンし、レーザ駆動のスタンバイ時はオフする個々の又は共通のスイッチング素子を挿入接続したことを特徴とする差動駆動回路。 - 請求項1に記載の差動駆動回路において、
前記第1の抵抗と前記電源端子との間および前記第3の抵抗と前記電源端子との間に、レーザ駆動時は動作し、レーザ駆動のスタンバイ時は非動作となる個々の又は共通の電流源を挿入接続したことを特徴とする差動駆動回路。 - 請求項1に記載の差動駆動回路において、
前記第1の抵抗と前記電源端子との間および前記第3の抵抗と前記電源端子との間に、レーザ駆動時はオンし、レーザ駆動のスタンバイ時はオフする個々の又は共通のスイッチング素子を挿入接続したことを特徴とする差動駆動回路。
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JP2009180462A JP2011035188A (ja) | 2009-08-03 | 2009-08-03 | 差動駆動回路 |
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Citations (4)
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JPH06181417A (ja) * | 1992-12-15 | 1994-06-28 | Fujitsu Ltd | 終端装置 |
JPH08298526A (ja) * | 1995-04-27 | 1996-11-12 | Fujitsu Ltd | 信号線の終端回路 |
JPH10268992A (ja) * | 1997-03-24 | 1998-10-09 | Nec Corp | バス終端回路 |
JP2004304146A (ja) * | 2003-03-20 | 2004-10-28 | Ricoh Co Ltd | 光源駆動装置及び画像形成装置 |
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2009
- 2009-08-03 JP JP2009180462A patent/JP2011035188A/ja active Pending
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