JP2011034482A - コンピュータシステム、キーボード、コンピュータおよびコンピュータシステムにおける入/出力動作条件の変更方法 - Google Patents

コンピュータシステム、キーボード、コンピュータおよびコンピュータシステムにおける入/出力動作条件の変更方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来の技術とは異なる方式で、高齢者等の特定のユーザにとって、使い易いコンピュータシステム、コンピュータ、キーボード、および入/出力デバイスの入/出力動作条件の変更方法を提供する。
【解決手段】キーボードが、複数のキーのそれぞれの入力に対応したスキャンコードのうち、予め定められた、互いに異なるスキャンコードが連続したコードを、キーボード識別コードとして生成する。さらに、このキーボードが、生成したキーボード識別コードを、コンピュータに送信する。コンピュータが、送信されたキーボード識別コードを受信し、受信したキーボード識別コードを文字、数字、あるいは符号のコードに変換する。コンピュータが、キーボード識別コードの変換結果に基づいて、送信元のキーボードの種類を識別する。コンピュータは、キーボードの識別結果に応じて、入/出力デバイスの入/出力動作条件を変更する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンピュータと、少なくともキーボードを含む入/出力デバイスとを備えるコンピュータシステム、このシステムにおける入/出力デバイスの入/出力動作条件の変更方法、コンピュータ、およびキーボードに関する。
近年、キーボード、マウス、ディスプレイ、およびコンピュータを備えたパーソナルコンピュータシステム(以降、PCという)は、老若男女を問わずあらゆる世代に普及している。このようなPCは、人気のあるアプリケーションソフトウェアが予めインストールされて販売されている。アプリケーションソフトウェアは、例えば、Webブラウザ、メール通信ソフトウェア、年賀状作成ソフトウェア等を含む。
一方、PCには、標準品として標準キーボードが添付され、製品販売時には、一般成人に最適な設定(フォントサイズやユーザ補助の設定)が施され、一般成人に最適なランチャソフトウェアが組み込まれている。
近年のPCの普及率の上昇に伴い、高齢者のPC利用者が増加しているが、高齢者にとって、一般成人に最適に設定されたPCのディスプレイに表示される文字やカーソルの大きさは小さく、見え辛く、さらに、マウス操作の入力動作条件(例えばマウスのダブルクリック時のクリック動作の時間間隔)が適していない等の不具合がある。
この不具合に対する対策として、高齢者向けのPCには、高齢者向けにカスタマイズされたキーボードが添付され、製品販売時には、高齢者に最適な設定(フォントサイズやユーザ補助の設定)が施され、さらに、高齢者に最適なランチャソフトウェアが組み込まれている。これにより、高齢者にとって快適なユーザインターフェースが実現される。
しかし、PCの普及率のいっそうの上昇により、一世帯あたり2台以上のPCを所有する場合もある。この場合、高齢者が、家庭内で、高齢者用に設定されていないPCを操作しようとすることも多い。このとき、わざわざPCの設定を高齢者用に変更するために、設定画面を表示して各動作条件を種々設定しなければならない。
この問題は、高齢者だけにとどまらず、視覚障害者や聴覚障害者等の特定のユーザにとっても同様の問題である。
一方、使い慣れないPCでも手軽に扱うことができるコンピュータシステム及び、このコンピュータシステムで用いるキーボードが知られている。
この公知のコンピュータシステムでは、キーボードの設定をユーザが使用しやすいように変更しているので、いずれのコンピュータに接続しても、その変更後の設定でキーボードを利用することができる、とされている。また、キーボードには、ICメモリが備えられ、コンピュータの中央制御装置での処理でICメモリの起動命令を受けると、ICメモリがマウントするよう構成されている。従って、このコンピュータシステムを用いると、キーボードをコンピュータに接続するだけで、その使い慣れたキーボードでコンピュータを操作することが可能となり、また、ICメモリにより、使い慣れた状態に保存されたデータをいつでも利用することができるため、使い慣れないパソコンでも手軽に扱うことができる、とされている。
特開2006−309556号公報
しかし、上記コンピュータシステムは、キーボードにメモリ機能を備える構成であるので、キーボードの構成が複雑になり、さらにキーボードの製造コストがかかる、といった実用上の問題がある。
そこで、本発明は、従来の技術とは異なる方式で、高齢者等の特定のユーザにとって、使い易いコンピュータシステム、コンピュータ、キーボード、およびこのシステムにおける入/出力デバイスの入/出力の動作条件の変更方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する第1の態様は、コンピュータと、該コンピュータに接続された、少なくともキーボードを含む入/出力デバイスと、を備えるコンピュータシステムである。
当該コンピュータシステムの前記キーボードは、
(A)前記キーボードが備える複数のキーのそれぞれの入力に対応して生成されるスキャンコードのうち、予め定められた、互いに異なるスキャンコードが連続したコードを、キーボード識別コードとして生成する識別コード生成部と、
(B)生成した前記キーボード識別コードを、コンピュータに送信するインターフェース部と、を有する。
一方、前記コンピュータは、
(C)送信された前記キーボード識別コードを受信する通信部と、
(D)受信した前記キーボード識別コードを文字、数字、あるいは符号のコードに変換するコード変換部と、
(E)前記キーボード識別コードの変換結果に基づいて、送信元のキーボードの種類を識別するキーボード識別部と、
(F)前記キーボードの種類の識別結果に応じて、前記コンピュータに接続された入/出力デバイスの入/出力の動作条件を変更する動作条件制御部と、を有する。
第2の態様は、操作者のキー入力に応じてスキャンコードをコンピュータに送信するキーボードである。当該キーボードは、
(G)キーボードが備える複数のキーのそれぞれの入力に対応して生成されるスキャンコードのうち、予め定められた互いに異なるスキャンコードが連続したコードを、キーボード識別コードとして生成するスキャンコード生成部と、
(H)生成したスキャンコードおよび生成したキーボード識別コードを、コンピュータに送信するインターフェース部と、を有する。
第3の態様は、キーボードを少なくとも含む入/出力デバイスと接続されるコンピュータである。当該コンピュータは、
(I)キーボードの種類を識別するために予め定められた、互いに異なるスキャンコードが連続したキーボード識別コードを受信する通信部と、
(J)受信した前記キーボード識別コードを文字、数字、あるいは符号のコードに変換するコード変換部と、
(K)前記キーボード識別コードの変換結果に基づいて、送信元のキーボードの種類を識別するキーボード識別部と、
(L)前記キーボードの識別結果に応じて、前記コンピュータに接続される入/出力デバイスの動作条件を変更する動作条件制御部と、を有する。
第4の態様は、コンピュータと、該コンピュータに接続され、少なくともキーボードを含む入/出力デバイスと、を備えるコンピュータシステムにおいて、前記入/出力デバイスの入/出力の動作条件を変更する方法である。
当該方法は、
(M)キーボードが備える複数のキーのそれぞれの入力に対応したスキャンコードのうち、予め定められた、互いに異なるスキャンコードが連続したコードを、前記キーボードが、該キーボード識別コードとして生成するステップと、
(N)前記キーボードが、生成した前記キーボード識別コードを、コンピュータに送信するステップと、
(O)前記コンピュータが、送信された前記キーボード識別コードを受信し、受信した前記キーボード識別コードを文字、数字、あるいは符号のコードに変換するステップと、
前記コンピュータが、前記キーボード識別コードの変換結果に基づいて、送信元のキーボードの種類を識別するステップと、
(P)前記コンピュータが、前記キーボードの識別結果に応じて、前記入/出力デバイスの入/出力の動作条件を変更するステップと、を有する。
上述のコンピュータシステム、キーボード、コンピュータおよびコンピュータシステムにおける入/出力動作条件の変更方法は、高齢者等の特定のユーザにとって、使い易いコンピュータシステム、コンピュータおよびキーボードを実現するとともに、入/出力デバイスの入/出力動作条件の変更を容易に実現する。
本実施形態のコンピュータシステムの概要を説明する機能ブロック図である。 図1に示すコンピュータのハードウェア構成を示す構成図である。 (a)は、図1に示すコンピュータシステムで用いるキーボードの概略構成図であり、(b)は、図1に示すコンピュータシステムにおけるPCIバスの一例を示す図である。 図1に示すコンピュータシステムで用いる入/出力デバイスの入/出力動作条件の変更方法の流れを説明する図である。 (a)および(b)は、図1に示すコンピュータシステムのディスプレイで表示される画面の例を示す図である。 (a)および(b)は、図1に示すコンピュータシステムのディスプレイで表示される画面の他の例を示す図である。 図1に示すコンピュータシステムにおけるPCIバスの他の例を示す図である。
以下、本発明のコンピュータシステム、キーボード、コンピュータおよびコンピュータシステムにおける入/出力動作条件の変更方法について詳細に説明する。
(システムの概要)
図1は、コンピュータシステム10の概要を説明する機能ブロック図である。
コンピュータシステム10は、コンピュータ12と、キーボード14と、ディスプレイ18と、スピーカ20と、マウス21と、を有する。キーボード14と、ディスプレイ18と、スピーカ20と、マウス21は、コンピュータ12に接続された入/出力デバイスである。
コンピュータシステム10は、キーボード14がコンピュータ12に接続されると、キーボード14が送信するキーボード識別コードを用いて、キーボード14の種類を識別し、識別結果に応じて、キーボード14、ディスプレイ18、スピーカ20、およびマウス21の入/出力の動作条件を変更する。
図1に示すように、キーボード14は高齢者用のキーボードであり、成人用のキーボード16と自在に交換することできる。なお、キーボード14はキーボード識別コードをコンピュータ12に送信する一方、キーボード16はキーボード識別コードを生成せず、送信しない。
(コンピュータの構成)
コンピュータ12は、キーボードドライバ22、ユーザインターフェース24、およびランチャ26をソフトウェアモジュールとして備える。これにより、アプリケーション1、アプリケーション2等が、高齢者用モードで、あるいは成人用モードで、オペレーティングシステム(OS)上で立ち上がる。高齢者モードとは、入/出力デバイスの入/出力の動作条件が高齢者に適するように設定されたモードである。高齢者モードは、入/出力の動作条件が一般成人に適した成人用モードから変更される。入/出力の動作条件は、OS上のデスクトップ画面をディスプレイ18で表示するときに表示される文字のサイズ、ポインタの大きさ、ポインタの移動速度、ポインタの位置、画面の色、および、画面の明度のうちの少なくとも1つの表示条件を含む。また、入/出力動作条件は、マウス21のクリック動作を識別する判定条件を含む。
キーボードドライバ22は、OS上で設定されたドライバであり、コード変換部22aと、キーボード識別部22bと、動作条件制御部22cと、を有する。
コード変換部22aは、キーボード14から、ユーザのキー入力により生成されて送信されたスキャンコードおよびキーボード14で生成されたキーボード識別コードを文字・数字・符号のコードに変換する。キーボード識別コードは、キーボード14が備える複数のキーのそれぞれの入力に対応して生成されるスキャンコードのうち、予め定められた、互いに異なるスキャンコードが連続したコードである。したがって、コード変換部22aは、ユーザのキー入力によるスキャンコードから文字・数字・記号等のコードに変換し、さらに、キーボード識別コードから連続した文字・数字・記号等のコードに変換する。
キーボード識別部22bは、キーボード識別コードから変換された文字・数字・記号等のコードに基づいて、キーボード14の種類が高齢者用か否かを識別する。
動作条件制御部22cは、キーボード14の種類が高齢者用キーボードである場合、このキーボードの識別結果(高齢者用キーボード)に応じて、コンピュータ12に接続された入/出力デバイスの入/出力の動作条件を自動的に変更する。例えば、キーボード14の識別結果、キーボード14が高齢者用キーボードである場合、一般成人の入力動作に適したキーボード14およびマウス21の入力動作条件から高齢者の入力動作に適したキーボード14およびマウス21の入力動作条件に変更する。
このような入/出力の各種動作条件は、高齢者モード、あるいは一般成人用モードとして1つのモードに纏められている。動作条件制御部22cは、キーボード14の識別結果に応じて高齢者用モードを選択する。
なお、キーボードドライバ22がキーボード識別コードを受信しない場合、デフォルト設定として予め設定されて立ち上がっている成人用モードがそのまま維持される。成人用モードは、一般成人に適した入/出力の動作条件を1つに纏めたモードである。
キーボードドライバ22のキーボード識別部22bおよび動作条件制御部22cは、ユーザのマニュアル入力による問い合わせやアプリケーションソフトウェアからの問い合わせに応じて、キーボード14の接続の有無、キーボードの種類、あるいは現在設定されているモードの情報を提供してもよい。また、動作条件制御部22cは、ユーザが希望するモードのマニュアル入力、あるいはアプリケーションソフトウェアからのモード設定の指示に応じて、現在設定されているモードを強制的に変更してもよい。
ユーザインターフェース24は、キーボードドライバ22で選択されたモードに応じて、OS上のデスクトップ画面の表示、スピーカ20による音声出力、あるいは、マウス21のクリック動作の判定条件あるいはキーボード14の入力の判定条件等を、高齢者モードに設定する。
ランチャ26は、キーボードドライバ22で選択されたモードで、アプリケーション1、アプリケーション2等を立ち上げる。この場合、アプリケーションでは、高齢者モードで起動して、高齢者に適した動作条件が自動設定される。
図2は、コンピュータ12のハードウェア構成を示す構成図である。
コンピュータ12は、CPU30と、チップセット32と、RAM34と、ハードディスクドライブ装置36と、DVDドライブ装置38と、BIOS ROM40と、グラフィック機能部42と、サウンド機能部44と、LAN機能部46と、USB機能部48と、キーボードコントローラ50と、を備える。グラフィック機能部42には、ディスプレイ18が接続され、サウンド機能部44には、スピーカ20が接続される。LAN機能部46は、ローカルエリアネットワーク52に接続され、USB機能部48には、USBメモリ等のUSB機器54が接続される。
キーボードコントローラ50には、キーボード14およびマウス21が接続される。キーボードコントローラ50は、キーボード14から送信されるスキャンコードおよびキーボード識別コードを受信し、さらに、制御信号をキーボード14に送信する通信部である。
ハードディスクドライブ装置36は、ユーザインターフェース24およびランチャ26を含んだOS等のソフトウェア、アプリケーション1、アプリケーション2等のアプリケーションソフトウェアを記憶する。RAM34は、アプリケーション1,2等による処理結果を記憶する。DVDドライブ装置38は、DVD記録媒体に記録されているデータを読み出し、コンピュータ12を通してディスプレイ18による画面表示およびスピーカ20による音声出力をする。
(キーボードの構成)
図3(a)は、キーボード14の概略構成図である。キーボード14は、キーボードマトリクス14aと、キーボードマイコン(以降、MCU:Micro Control Unitという)14bと、LED14cと、インターフェース14dとを有する。MCU14bは、識別コード生成部14eおよびタイマ14fを備える。
キーボードマトリクス14aは、配線が格子状に配置され、各格子位置にスイッチであるキーが配置されたものである。ユーザのキー入力に応じて、対応した位置にあるスイッチがONとなって導通し、スイッチがOFFとなって導通を遮断する。
MCU14bは、スイッチがONあるいはOFFとなった位置を特定して、この位置に対応したスキャンコードを生成するとともに、識別コード生成部14eは、タイマ14fが測る経過時間が予め定められた時間を経過したとき、キーボード識別コードを自動生成する。生成されたキーボード識別コードは、インターフェース14dを通してコンピュータ12のキーボードコントローラ50に送信される。
キーボード識別コードは、スキャンコードのうち、予め定められた、互いに異なるスキャンコードが連続したコードである。キーボード識別コードは、特に、ユーザがキー入力をするとき、連続してキー入力することがあり得ない組み合わせのキーのスキャンコードが用いられる。例えば、「Right-Shift Make」、「Right-Shift Break」、「Right-Ctrl Make」、「Right-Ctrl Make」、「Left-Shift Make」、「Left-Shift Break」、「Left-Ctrl Make」、「Left-Ctrl Make」の連続した8つのキー入力に対応したコードが挙げられる。ここで、「Right-Shift Make」とは、キーボード14の右側「shift」キーを押し下げたときのキー入力を表し、「Right-Shift Break」とは、キーボード14の右側「shift」キーの押し下げを解除したときのキー入力を表す。この例では、PS/2キーボードの場合、キーボード14の出力は、59 / F0 59 / E0 14 / E0 F0 14 / 12 / F0 12 / 14 / F0 14となる。
タイマ14fは、インターフェース14dを介して、コンピュータ12からキーボード14を初期化する制御信号を受けた時点から経過時間を測る。具体的には、MCU14bで生成されるクロックパルスをカウントする。この経過時間が予め定められた時間を経過したとき、例えば、カウントしたクロックパルス数が設定されたカウント数を超えたとき、キーボード識別コードが生成され、インターフェース14dを介してコンピュータ12に送信される。
LED14cは、キーボード14に電源が供給され、キーボードマイコン14bが動作を開始したとき、発光する。
インターフェース14dは、キーボードマイコン14bが生成するスキャンコードおよびキーボード識別コードを、コンピュータ12へ送信する送信形式に変換し、変換したコードを送信する通信機能を備える。また、インターフェース14dは、コンピュータ12から、制御信号、例えば、キーボード14の初期化の制御信号を受信する。この他に、インターフェース14dを介して、キーボード14全体の電力の供給を受ける。
インターフェース14dでは、送信されるスキャンコードが、例えば、PS/2インターフェース形式の信号に変換される。このとき、コンピュータ12内では、図3(b)に示すようなPS/2キーボードコントローラ(Super I/O)、およびLPC(Low Pin Count)インターフェースコントローラにより形成される送信経路(PCIバス)が用いられる。
(入/出力デバイスの入/出力動作条件の変更方法)
図4は、入/出力デバイスの入/出力動作条件の変更方法の流れを説明する図である。
まず、コンピュータ12の電源がON状態となり、CPU30、チップセット32、BIOS ROM40等を搭載したマザーボード56(図2参照)の各種コントローラのリセットが行われる(ステップS10)。さらに、リセットの制御信号がキーボードコントローラ50、インターフェース14dを介してキーボードマイコン(MCU)14bに送信され、キーボードマイコン(MCU)14bのリセットが行われる(ステップS20)。
次に、マザーボード56(図2参照)の初期化が行われる(ステップS30)。この初期化の時点で、BIOS ROM40からBIOSが呼び出され、各入/出力デバイスの設定が行われる。
一方、マザーボード56(図2参照)の初期化(ステップS30)のタイミングでキーボードマイコン(MCU)14bに初期化の制御信号が送られる。キーボードマイコン(MCU)14bは、この制御信号に基づいてキーボードマイコン(MCU)14bの初期化を行う(ステップS40)。この初期化では、キーボードマイコン(MCU)14bのレジスタの値が所定の値に設定される。キーボードマイコン(MCU)14bの初期化が開始すると、この開始のタイミングで、タイマ14fの起動が始まる(ステップS50)。タイマ14fの起動は、キーボード識別コードをコンピュータ12へ送信するタイミングを適性にするためである。すなわち、コンピュータ12のOS上で、ユーザインターフェース24およびランチャ26がソフトウェアモジュールとして立ち上がったときに、キーボード14がキーボード識別コードを送信するように、タイマ14fは送信のタイミングを制御する。
タイマ14fにより測られる経過時間が予め定めた時間が経過するまえに、コンピュータ12のOSが起動する(ステップS60)。その後、コンピュータ12内のキーボードドライバ22が起動する(ステップS70)。さらに、キーボードドライバ22を通してキーボード14の接続が認識される。これにより、ユーザインターフェース24およびランチャ26は、成人用モードでデフォルト設定される。この状態の時点で、識別コード生成部14eは、キーボード識別コードを生成する(ステップS80)。生成されたキーボード識別コードは、インターフェース14dを介して、コンピュータ12に送信される。
コンピュータ12内では、すでにOSが起動状態である。コンピュータ12内のキーボードドライバ22のコード変換部22aは、送信されたキーボード識別コードを文字・数字・符号のコードに変換する(ステップS90)。次に、キーボード識別コードの変換結果に基づいて、キーボード14の種類が高齢者用であるか否かを識別する(ステップS100)。キーボード識別コードは、ユーザがキー入力したときに生成されるスキャンコードのうち、複数のスキャンコードを組み合わせたコードである。しかし、この組み合わせたコードは、通常のキー入力の操作によって入力される可能性があり得ないキー入力に対応したスキャンゴードの組み合わせである。したがって、キーボード識別部22bは、キーボード14の種類が高齢者用であるか否かを容易に識別することができる。
次に、キーボード14が高齢者用である場合、動作条件制御部22cは、高齢者に適した入/出力の動作条件を定めた高齢者用モードを選択する。選択された高齢者用モードの情報は、ユーザインターフェース24およびランチャ26に送られる。ユーザインターフェース24およびランチャ26は、デフォルト設定された成人用モードから高齢者用モードに変更する(ステップS110,S120)。
こうして、ディスプレイ18に表示されるOSのデスクトップ画面の表示およびスピーカ20から出力される音声出力等は、高齢者に適した画面表示および音声出力が実現される。また、マウス21のクリック動作の判定条件およびキーボード14の入力動作の判定条件も高齢者に適した条件となる。
さらに、アプリケーションソフトウェアについても、高齢者用モードで起動する(ステップS120)。具体的には、ランチャ26で設定された高齢者用モードで起動されて、アプリケーションソフトウェア上で、高齢者に適した画面表示、音声出力、あるいはマウスの判定条件等が定められる。
このような、キーボード14の種類に対応して、コンピュータ12を高齢者モードに切り替える処理は、コンピュータ12に電源が入れられた立ち上げ段階のほか、あるユーザ名でログオンしたコンピュータ12がこのユーザ名でログオフされ、新たなユーザ名でログオンされる場合や、キーボード16からキーボード14の接続交換時であってもよい。この時、キーボード識別コードがコンピュータ12に送信される。
図5(a)は、高齢者モードで表示された画面の例を示している。図5(b)は、成人用モードで表示された画面の例を示している。図6(a)は、OS上のデスクトップ画面の左下に位置する「スタート」バーを開いたときの、高齢者用モードの画面を示している。図6(b)は、OS上のデスクトップ画面の「スタート」バーを開いたときの、成人用モードの画面を示している。これらから判るように、文字およびアイコンのサイズが高齢者用モードでは大きくなっている。文字およびアイコンのサイズの他に、アプリケーションソフトウェアを立ち上げたとき、画面をズーム表示してもよい。
高齢者用モードの入/出力の動作条件は、文字およびアイコンのサイズの変更および画面のズーム表示の他に、ポインタの大きさ、ポインタの移動速度、ポインタの位置、画面の色、および、画面の明度のうちの少なくとも1つが成人用モードと異なった設定であるとよい。高齢者用モードでは、例えば、成人用モードに対してポインタの大きさが大きく、ポインタの移動速度が遅く、ポインタの位置が異なっている。さらに、キーボード14による単一のキー入力を識別する判定条件、あるいはマウス21のクリック動作を識別する判定条件が成人用モードと異なっていてもよい。例えば、高齢者用モードでは、1つのキーを長めに押しても1つのキーによる単一の入力と判定されるように、キー入力の時間が長めに設定される。また、ダブルクリック動作を判定するためのクリック動作の時間間隔が広めに設定される。
なお、高齢者用モードとして、レベルを複数設けたモード、すなわち、高齢者レベル1用モード、高齢者レベル2用モード、高齢者レベル3用モード等のような複数のモードを定めてもよい。この場合、例えば、文字サイズの大きさを特大、大きめ、少し大きめ等の3段階に定め、ポインタの移動速度も遅め、少し遅め、標準の3段階に定めてもよい。また、アプリケーションソフトウェア上で行うズーム表示についても、特大、大きめ、少し大きめの3段階に定めてもよい。
また、高齢者用モードの他に、視覚障害者用モードあるいは聴覚障害者用モード等を設定してもよい。視覚障害者用モードでは、文字のサイズ、ポインタの大きさ、ポインタの移動速度のほかに、ポインタの位置、画面の色、および、画面の明度の表示条件を変更してもよい。ポインタの移動速度の表示条件とは、ユーザがマウス21をクリックすることによって表示画面内のポインタが一定速度で移動する動作状況において、表示画面上でポインタが移動する速度の条件(遅め、少し遅め、標準、速め等)をいう。ポインタの位置の表示条件とは、例えば、「Ctrl」キーを押すことにより、ポインタの位置を画面表示するか否かの条件をいう。
以上のように、コンピュータシステム10のキーボード14は、複数のキーのそれぞれの入力に対応して生成されるスキャンコードを組み合わせたキーボード識別コードを生成し、このキーボード識別コードを、インターフェース14dを介してコンピュータ12に送信する。コンピュータ12は、受信したキーボード識別コードを文字、数字、あるいは符号のコードに変換し、この変換結果に基づいて、送信元のキーボードの種類を識別し、高齢者等の特定のユーザに適したディスプレイ18、スピーカ20、マウス21およびキーボード14等の入/出力デバイスの入/出力の動作条件に変更する。したがって、ユーザに使い易いコンピュータシステム、コンピュータ、およびキーボードを実現する。
また、コンピュータ12は、キーボード14の識別結果に応じて、ランチャソフトウェアに、複数の動作モードの中の1つの動作モードの選択を指示するので、アプリケーションソフトウェアを起動した場合でも、アプリケーションソフトウェア上で高齢者等の特定のユーザに適したディスプレイ18、スピーカ20およびマウス21等の入/出力デバイスの入/出力の動作条件に変更する。
上記入/出力の動作条件は、コンピュータ12のOS上のデスクトップ画面をディスプレイ18で画面表示するときに表示される文字のサイズ、ポインタの大きさ、ポインタの移動速度、ポインタの位置、画面の色、および、画面の明度のうちの少なくとも1つの表示条件を含むので、高齢者等の特定のユーザに適した表示を実現する。また、上記入/出力動作条件は、マウス21のクリック動作を識別するための判定条件を含むので、ダブルクリック動作時のクリック時間間隔が長くなっても、コンピュータ12はダブルクリック動作を識別することができる。
キーボード14は、PS/2インターフェースを用いて通信する他、USBインターフェースを介して通信を行うキーボードであってもよい。この場合も、同様に、コンピュータ12とキーボード14とが用いられるが、キーボード14のインターフェース14dは、USBインターフェースが用いられる。このとき、図2に示すUSB機器54としてキーボード14が接続される。例えば、スキャンコードおよびキーボード識別コードの通信には、図7に示すように形成される送信経路が用いられる。コンピュータ12上の、USBユニバーサルホストコントローラおよびUSBルートハブと、MCU14b上の、USB複合デバイス、USBヒューマンインターフェースデバイスおよびHID(ヒューマンインターフェースデバイス)キーボードデバイスにより形成される経路が用いられる。あるいは、コンピュータ12上の、USBユニバーサルホストコントローラおよびUSBルートハブと、キーボード14のMCU14b上の、USBヒューマンインターフェースデバイス、HID(ヒューマンインターフェースデバイス)準拠コンシューマ制御デバイスおよびHID(ヒューマンインターフェースデバイス)準拠デバイスにより形成される通信経路が用いられる。
この場合においても、ユーザに使い易いコンピュータシステム、コンピュータ、およびキーボードを実現する。
以上の実施形態に関し、以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータと、該コンピュータに接続された、少なくともキーボードを含む入/出力デバイスと、を備えるコンピュータシステムであって、
前記キーボードは、
前記キーボードが備える複数のキーのそれぞれの入力に対応して生成されるスキャンコードのうち、予め定められた、互いに異なるスキャンコードが連続したコードを、キーボード識別コードとして生成する識別コード生成部と、
生成した前記キーボード識別コードを、コンピュータに送信するインターフェース部と、を有し、
前記コンピュータは、
送信された前記キーボード識別コードを受信する通信部と、
受信した前記キーボード識別コードを文字、数字、あるいは符号のコードに変換するコード変換部と、
前記キーボード識別コードの変換結果に基づいて、送信元のキーボードの種類を識別するキーボード識別部と、
前記キーボードの種類の識別結果に応じて、前記コンピュータに接続された入/出力デバイスの入/出力の動作条件を変更する動作条件制御部と、を有することを特徴とするコンピュータシステム。
(付記2)
前記コンピュータは、前記動作条件の異なる複数の動作モードを備え、前記複数の動作モードの中の1つを選択して前記コンピュータが保持するアプリケーションソフトウェアを起動するランチャソフトウェアを備え、
前記動作条件制御部は、前記キーボードの識別結果に応じて、前記ランチャソフトウェアに、前記複数の動作モードの中の1つの動作モードの選択を指示する、付記1に記載のコンピュータシステム。
(付記3)
前記入/出力デバイスは、画面表示を行うディスプレイを含み、
前記動作条件は、前記コンピュータのオペレーティングシステム上のデスクトップ画面を前記ディスプレイに画面表示するときに表示される文字のサイズ、アイコンのサイズ、ポインタの大きさ、ポインタの移動速度、ポインタの位置、画面の色、および、画面の明度のうちの少なくとも1つの表示条件を含む、付記1または2に記載のコンピュータシステム。
(付記4)
前記入/出力デバイスは、前記コンピュータへの入力のために操作者からクリック動作を受けるマウスを含み、
前記動作条件は、前記マウスのクリック動作を識別する判定条件を含む、付記1〜3のいずれか1つに記載のコンピュータシステム。
(付記5)
操作者のキー入力に応じてスキャンコードをコンピュータに送信するキーボードであって、
キーボードが備える複数のキーのそれぞれの入力に対応して生成されるスキャンコードのうち、予め定められた互いに異なるスキャンコードが連続したコードを、キーボード識別コードとして生成するスキャンコード生成部と、
生成したスキャンコードおよび生成したキーボード識別コードを、コンピュータに送信するインターフェース部と、を有することを特徴とするキーボード。
(付記6)
前記インターフェース部は、前記コンピュータから制御信号を受信し、
前記キーボードは、前記コンピュータからキーボードを初期化する制御信号を受けた時点から経過時間を測るタイマを有し、
前記経過時間が予め定められた時間を経過したとき、前記インターフェース部は、前記キーボード識別コードを送信する、付記5に記載のキーボード。
(付記7)
キーボードを少なくとも含む入/出力デバイスと接続されるコンピュータであって、
キーボードの種類を識別するために予め定められた、互いに異なるスキャンコードが連続したキーボード識別コードを受信する通信部と、
受信した前記キーボード識別コードを文字、数字、あるいは符号のコードに変換するコード変換部と、
前記キーボード識別コードの変換結果に基づいて、送信元のキーボードの種類を識別するキーボード識別部と、
前記キーボードの識別結果に応じて、前記コンピュータに接続される入/出力デバイスの動作条件を変更する動作条件制御部と、を有することを特徴とするコンピュータ。
(付記8)
前記コンピュータは、前記動作条件の異なる複数の動作モードを備え、前記複数の動作モードの中の1つを選択して前記コンピュータが保持するアプリケーションソフトウェアを起動するランチャソフトウェアを備え、
前記動作条件制御部は、前記キーボードの識別結果に応じて、前記ランチャソフトウェアに、前記複数の動作モードの中の1つの動作モードの選択を指示する、付記7に記載のコンピュータ。
(付記9)
前記入/出力デバイスは、画面表示を行うディスプレイを含み、
前記動作条件は、前記コンピュータのオペレーティングシステム上のデスクトップ画面を前記ディスプレイに画面表示するときに表示される文字のサイズ、アイコンのサイズ、ポインタの大きさ、ポインタの移動速度、ポインタの位置、画面の色、および、画面の明度のうちの少なくとも1つの表示条件を含む、付記7または8に記載のコンピュータ。
(付記10)
前記入/出力デバイスは、前記コンピュータへの入力のために操作者からクリック動作を受けるマウスを含み、
前記動作条件は、前記マウスのクリック動作を識別する判定条件を含む、付記7〜9のいずれか1つに記載のコンピュータ。
(付記11)
コンピュータと、該コンピュータに接続され、少なくともキーボードを含む入/出力デバイスと、を備えるコンピュータシステムにおいて、前記入/出力デバイスの入/出力の動作条件を変更する方法であって、
キーボードが備える複数のキーのそれぞれの入力に対応したスキャンコードのうち、予め定められた、互いに異なるスキャンコードが連続したコードを、前記キーボードが、該キーボード識別コードとして生成するステップと、
前記キーボードが、生成した前記キーボード識別コードを、コンピュータに送信するステップと、
前記コンピュータが、送信された前記キーボード識別コードを受信し、受信した前記キーボード識別コードを文字、数字、あるいは符号のコードに変換するステップと、
前記コンピュータが、前記キーボード識別コードの変換結果に基づいて、送信元のキーボードの種類を識別するステップと、
前記コンピュータが、前記キーボードの識別結果に応じて、前記入/出力デバイスの入/出力の動作条件を変更するステップと、を有することを特徴とする入/出力動作条件の変更方法。
(付記12)
前記キーボードが、前記コンピュータからキーボードを初期化する制御信号を受けた時点から経過時間を測るステップを有し、
前記経過時間が予め定められた時間を経過したとき、前記キーボードは、前記コンピュータに前記キーボード識別コードを送信する、付記11に記載の入/出力動作条件の変更方法。
以上、本発明のコンピュータシステム、キーボード、コンピュータおよびコンピュータシステムにおける入/出力の動作条件の変更方法について詳細に説明したが、本発明のコンピュータシステム、キーボード、コンピュータおよびコンピュータシステムにおける入/出力の動作条件の変更方法は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
10 コンピュータシステム
12 コンピュータ
14,16 キーボード
14a キーボードマトリクス
14b キーボードマイコン
14c LED
14d インターフェース
14e 識別コード生成部
14f タイマ
18 ディスプレイ
20 スピーカ
21 マウス
22 キーボードドライバ
22a コード変換部
22b キーボード識別部
22c 動作条件制御部
24 ユーザインターフェース
26 ランチャ
30 CPU
32 チップセット
34 RAM
36 ハードディスクドライブ装置
38 DVDドライブ装置
40 BIOS ROM
42 グラフィック機能部
44 サウンド機能部
46 LAN機能部
48 USB機能部
50 キーボートコントローラ
52 ローカルエリアネットワーク
54 USB機器
56 マザーボード

Claims (8)

  1. コンピュータと、該コンピュータに接続された、少なくともキーボードを含む入/出力デバイスと、を備えるコンピュータシステムであって、
    前記キーボードは、
    前記キーボードが備える複数のキーのそれぞれの入力に対応して生成されるスキャンコードのうち、予め定められた、互いに異なるスキャンコードが連続したコードを、キーボード識別コードとして生成する識別コード生成部と、
    生成した前記キーボード識別コードを、コンピュータに送信するインターフェース部と、を有し、
    前記コンピュータは、
    送信された前記キーボード識別コードを受信する通信部と、
    受信した前記キーボード識別コードを文字、数字、あるいは符号のコードに変換するコード変換部と、
    前記キーボード識別コードの変換結果に基づいて、送信元のキーボードの種類を識別するキーボード識別部と、
    前記キーボードの種類の識別結果に応じて、前記コンピュータに接続された入/出力デバイスの入/出力の動作条件を変更する動作条件制御部と、を有することを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 前記コンピュータは、前記動作条件の異なる複数の動作モードを備え、前記複数の動作モードの中の1つを選択して前記コンピュータが保持するアプリケーションソフトウェアを起動するランチャソフトウェアを備え、
    前記動作条件制御部は、前記キーボードの識別結果に応じて、前記ランチャソフトウェアに、前記複数の動作モードの中の1つの動作モードの選択を指示する、請求項1に記載のコンピュータシステム。
  3. 前記入/出力デバイスは、画面表示を行うディスプレイを含み、
    前記動作条件は、前記コンピュータのオペレーティングシステム上のデスクトップ画面を前記ディスプレイに画面表示するときに表示される文字のサイズ、アイコンのサイズ、ポインタの大きさ、ポインタの移動速度、ポインタの位置、画面の色、および、画面の明度のうちの少なくとも1つの表示条件を含む、請求項1または2に記載のコンピュータシステム。
  4. 前記入/出力デバイスは、前記コンピュータへの入力のために操作者からクリック動作を受けるマウスを含み、
    前記動作条件は、前記マウスのクリック動作を識別する判定条件を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンピュータシステム。
  5. 操作者のキー入力に応じてスキャンコードをコンピュータに送信するキーボードであって、
    キーボードが備える複数のキーのそれぞれの入力に対応して生成されるスキャンコードのうち、予め定められた互いに異なるスキャンコードが連続したコードを、キーボード識別コードとして生成するスキャンコード生成部と、
    生成したスキャンコードおよび生成したキーボード識別コードを、コンピュータに送信するインターフェース部と、を有することを特徴とするキーボード。
  6. 前記インターフェース部は、前記コンピュータから制御信号を受信し、
    前記キーボードは、前記コンピュータからキーボードを初期化する制御信号を受けた時点から経過時間を測るタイマを有し、
    前記経過時間が予め定められた時間を経過したとき、前記インターフェース部は、前記キーボード識別コードを送信する、請求項5に記載のキーボード。
  7. キーボードを少なくとも含む入/出力デバイスと接続されるコンピュータであって、
    キーボードの種類を識別するために予め定められた、互いに異なるスキャンコードが連続したキーボード識別コードを受信する通信部と、
    受信した前記キーボード識別コードを文字、数字、あるいは符号のコードに変換するコード変換部と、
    前記キーボード識別コードの変換結果に基づいて、送信元のキーボードの種類を識別するキーボード識別部と、
    前記キーボードの識別結果に応じて、前記コンピュータに接続される入/出力デバイスの動作条件を変更する動作条件制御部と、を有することを特徴とするコンピュータ。
  8. コンピュータと、該コンピュータに接続され、少なくともキーボードを含む入/出力デバイスと、を備えるコンピュータシステムにおいて、前記入/出力デバイスの入/出力の動作条件を変更する方法であって、
    キーボードが備える複数のキーのそれぞれの入力に対応したスキャンコードのうち、予め定められた、互いに異なるスキャンコードが連続したコードを、前記キーボードが、該キーボード識別コードとして生成するステップと、
    前記キーボードが、生成した前記キーボード識別コードを、コンピュータに送信するステップと、
    前記コンピュータが、送信された前記キーボード識別コードを受信し、受信した前記キーボード識別コードを文字、数字、あるいは符号のコードに変換するステップと、
    前記コンピュータが、前記キーボード識別コードの変換結果に基づいて、送信元のキーボードの種類を識別するステップと、
    前記コンピュータが、前記キーボードの識別結果に応じて、前記入/出力デバイスの入/出力の動作条件を変更するステップと、を有することを特徴とする入/出力動作条件の変更方法。

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