JP2011033297A - バーナ用燃焼プレート - Google Patents

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英朗 小川
Toshihiro Furuhashi
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Abstract

【課題】バーナ本体1内の混合気を通過させる多数の分布孔を開設した板金製の分布板21と、分布板の表面に担持される耐熱繊維製の通気性を有するプレート本体22とから成るバーナ用燃焼プレート2であって、混合気が透過するプレート本体の燃焼部の寸法を正確に管理でき、且つ、排ガス中の未燃成分の増加も防止できるようにした低コストのものを提供する。
【解決手段】分布板21の外縁部に、プレート本体22の外縁部を挟み込むヘミング加工部24を形成し、このヘミング加工部24でプレート本体22を分布板21に固定する。ヘミング加工部24を、プレート本体22の外縁部表面に接する裏板部24aと、裏板部24aの内縁から外方に折り返される表板部24bとを有する2重板構造に構成する。また、表板部24bの外縁からバーナ本体1に対する結合板部24cを一体に延出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、バーナ本体内の混合気を透過させて燃焼させるバーナ用燃焼プレートに関する。
従来、この種の燃焼プレートとして、バーナ本体内の混合気を通過させる多数の分布孔を開設した板金製の分布板と、分布板の表面に担持される耐熱繊維製の通気性を有するプレート本体とから成り、分布孔を通過した混合気がプレート本体を透過してその表面で燃焼するようにしたものは知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、分布板に対するプレート本体の固定は、一般的に、プレート本体の外縁部を分布板の外縁部にシーム溶接することで行われる。然し、この固定方法では、プレート本体を構成する繊維がシーム溶接中にほつれて動くため、溶接部の幅が一定にならず、溶接部の内側の混合気が透過する燃焼部の寸法を正確に管理することができなくなる。また、溶接部において、繊維同士が密着せずに通気性が残ってしまう部分ができ、この部分からの混合気の放出で排ガス中の未燃成分が増加することもある。
この場合、溶接部の表面を覆う化粧板を設けて、燃焼部の寸法を管理すると共に溶接部からの混合気の放出を防止することも考えられる。然し、これでは部品点数が増加してコストが高くなってしまう。
特開平8−49809号公報
本発明は、以上の点に鑑み、燃焼部の寸法を正確に管理でき、且つ、排ガス中の未燃成分の増加も防止できるようにした低コストのバーナ用燃焼プレートを提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、バーナ本体内の混合気を通過させる多数の分布孔を開設した板金製の分布板と、分布板の表面に担持される耐熱繊維製の通気性を有するプレート本体とから成るバーナ用燃焼プレートにおいて、分布板の外縁部に、プレート本体の外縁部を挟み込むヘミング加工部を形成し、このヘミング加工部でプレート本体を分布板に固定することを特徴とする。
本発明によれば、混合気が透過するプレート本体の燃焼部の外縁がヘミング加工部によって一定形状にはっきりと画定され、燃焼部の寸法を正確に管理できる。また、燃焼部以外の部分からの混合気の放出はヘミング加工部により阻止されるため、排ガス中の未燃成分の増加を防止できる。そして、分布板とは別体の化粧板が不要になるため、部品点数を削減してコストダウンを図ることができる。
また、本発明において、ヘミング加工部は、プレート本体の外縁部表面に接する裏板部と、裏板部の内縁から外方に折り返される表板部とを有する2重板構造に構成されることが望ましい。これによれば、ヘミング加工部の内縁が裏板部から表板部への折り返し部になってエッジが形成されず、エッジによるプレート本体の傷付きを防止できる。
また、折り返し部によって燃焼部の外縁が画定されるため、表板部の外縁は自由に使用でき、例えば他部品との溶接部として利用することができる。特に、表板部の外縁からバーナ本体に対する結合板部を一体に延出しておけば、燃焼プレートをバーナ本体に結合するため押え板等の別途の部品が不要となり、一層のコストダウンを図ることができる。
本発明の実施形態の燃焼プレートを具備するバーナの断面図。 図1のバーナの要部の拡大断面図。 実施形態の燃焼プレートの斜視図。
図1は、スターリングエンジンの加熱ヘッドといった被加熱体を径方向外方から加熱するバーナを示している。このバーナは、筒状のバーナ本体1と、バーナ本体1の内周に装着した筒状の燃焼プレート2とを備えており、バーナ本体1内に流入口1aから流入する混合気(燃料ガスと一次空気の混合気体)が燃焼プレート2を透過して燃焼するように構成されている。
バーナ本体1は、流入口1aを開設した外筒11と、外筒11の下端に結合した環状の底板12と、底板12の内周縁に結合した、外筒11よりも高さの低い内筒13とを備えている。外筒11の上端には、径方向内方に屈曲する上フランジ部14が曲成され、また、内筒13の上端には、径方向外方に屈曲する下フランジ部15が曲成されている。そして、上フランジ部14の内周縁部と下フランジ部15の外周縁部との間に燃焼プレート2を装着している。また、バーナ本体1内には、断面L字状の仕切り板16が設けられており、流入口1aから流入した混合気が仕切り板16の下端の水平部に形成した透孔17を介して燃焼プレート2に供給されるようにしている。
燃焼プレート2は、図2、図3に示す如く、筒状に形成されたNCA−1等の板金製の分布板21と、分布板21の表面(内周面)に担持される耐熱繊維製の通気性を有するプレート本体22とで構成されている。分布板21には、スリット状の多数の分布孔23が形成されており、分布孔23を通過した混合気がプレート本体22を透過してその表面で燃焼する。
プレート本体22用の耐熱繊維としては、鉄―クロム系合金等の耐熱金属繊維や、炭化シリコン等の耐熱無機繊維を用いることができる。そして、これら耐熱繊維をニット状に編織し、或いは、耐熱繊維を編織せずにフェルト状に積層加圧して、プレート本体22を作成する。
ここで、プレート本体22は、その上下各側の外縁部で分布板21に固定する必要がある。この固定をシーム溶接で行ったのでは、上述したように溶接部の幅が一定にならず、溶接部の内側の混合気が透過する燃焼部の寸法を正確に管理することができなくなり、また、溶接部において、繊維同士が密着せずに通気性が残ってしまう部分ができ、この部分からの混合気の放出で排ガス中の未燃成分が増加することもある。この場合、溶接部の表面を覆う化粧板を設けて、燃焼部の寸法を管理すると共に溶接部からの混合気の放出を防止することも考えられるが、これでは部品点数が増加してコストが高くなってしまう。
そこで、本実施形態では、分布板21の上下各側の外縁部に、プレート本体22の上下各側の外縁部を挟み込むヘミング加工部24を形成し、このヘミング加工部24でプレート本体22を分布板21に固定している。尚、燃焼プレート2の製造に際しては、先ず、帯板状の分布板21の表面にプレート本体22を載置した後、分布板21の外縁部にヘミング加工部24を形成して、分布板21にプレート本体22を固定する。次に、分布板21をプレート本体22と一緒に筒状に丸めて、分布板21の長手方向両端を突合せ溶接し、筒状の燃焼プレート2を得る。
本実施形態の如くヘミング加工部24でプレート本体22を分布板21に固定すれば、混合気が透過するプレート本体22の燃焼部の外縁がヘミング加工部24によって一定形状にはっきりと画定される。そのため、燃焼部の寸法を正確に管理できる。また、燃焼部以外の部分からの混合気の放出はヘミング加工部24により阻止されるため、排ガス中の未燃成分の増加を防止できる。そして、分布板21とは別体の化粧板が不要になるため、部品点数を削減してコストダウンを図ることができる。
尚、ヘミング加工部24の内縁がエッジになっていると、ヘミング加工に際し、エッジがプレート本体22に食い込んで、プレート本体22に傷が付く。そこで、本実施形態では、ヘミング加工部24を、プレート本体22の外縁部表面に接する裏板部24aと、裏板部24aの内縁から外方に折り返される表板部24bとを有する2重板構造に構成している。これによれば、ヘミング加工部24の内縁が裏板部24aから表板部24bへの折り返し部になってエッジが形成されず、エッジによるプレート本体22の傷付きを防止できる。
また、ヘミング加工部24の折り返し部で燃焼部の外縁が画定されるため、表板部24bの外縁は自由に使用でき、例えば他部品との溶接部として利用することができ、設計の自由度が増す。特に、本実施形態では、表板部24bの外縁からバーナ本体1に対する結合板部24cを一体に延出している。そして、上側のヘミング加工部24の表板部24bから上方に延出される結合板部24cの上縁をバーナ本体1の上フランジ部14の内周縁に溶接すると共に、下側のヘミング加工部24の表板部24bから下方に延出される結合板部24cの下縁をバーナ本体1の下フランジ部15の外周縁に溶接して、燃焼プレート2をバーナ本体1に結合している。これによれば、燃焼プレート2をバーナ本体1に結合するため押え板等の別途の部品が不要になり、一層のコストダウンを図ることができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態は、筒状のバーナ本体1の内周面に装着する筒状の燃焼プレート2に本発明を適用したものであるが、筒状のバーナ本体の外周面に装着する筒状の燃焼プレートや、皿状のバーナ本体の開放面に装着する燃焼プレートといった他のバーナ用燃焼プレートにも広く本発明を適用できる。
1…バーナ本体、2…燃焼プレート、21…分布板、22…プレート本体、23…分布孔、24…ヘミング加工部、24a…裏板部、24b…表板部、24c…結合板部。

Claims (3)

  1. バーナ本体内の混合気を通過させる多数の分布孔を開設した板金製の分布板と、分布板の表面に担持される耐熱繊維製の通気性を有するプレート本体とから成るバーナ用燃焼プレートにおいて、
    分布板の外縁部に、プレート本体の外縁部を挟み込むヘミング加工部を形成し、このヘミング加工部でプレート本体を分布板に固定することを特徴とするバーナ用燃焼プレート。
  2. 前記ヘミング加工部は、前記プレート本体の外縁部表面に接する裏板部と、裏板部の内縁から外方に折り返される表板部とを有する2重板構造に構成されることを特徴とする請求項1記載のバーナ用燃焼プレート。
  3. 前記表板部の外縁から前記バーナ本体に対する結合板部が一体に延出されることを特徴とする請求項2記載のバーナ用プレート。
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