JP2011032926A - ガスタービンプラント及びこれを備えたガス化燃料発電設備 - Google Patents

ガスタービンプラント及びこれを備えたガス化燃料発電設備 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料ガスへ水分を効果的に投入し機器の健全性を維持しつつ、NOxの低減を図ることができるガスタービンプラント及びこれを備えたガス化燃料発電設備を提供することを目的とする。
【解決手段】燃料ガスを燃焼する燃焼器5aを備えるガスタービン5と、燃焼器5aに接続されて燃料ガスを希釈する希釈剤を供給する希釈剤供給装置31と、を備えているガスタービンプラント4において、希釈剤供給装置31は、希釈剤を圧縮する希釈剤圧縮機33と水分供給手段34とを備え、水分供給手段34は、希釈剤圧縮機33によって圧縮された希釈剤に水分を供給することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、ガスタービンプラント及びこれを備えたガス化燃料発電設備に関し、特に、燃料ガスへの水分の投入手段に関するものである。
ガスタービンの燃焼器から排出されるNOxの抑制方法として、燃焼器への蒸気の投入、燃焼器への直接水噴射、窒素や水や蒸気等を予め投入して希釈した燃料ガスの使用、特許文献1に開示されているように窒素を希釈剤として燃焼器に投入すること等が行われている。また、燃料ガスを燃焼させた後に発生する二酸化炭素を削減するために、燃料ガスに含まれている一酸化炭素を予め蒸気と反応させて二酸化炭素を生成し、生成された二酸化炭素を取除くことが行われている。
特許第3973772号公報
しかしながら、二酸化炭素を削減するために燃料ガス中の一酸化炭素に蒸気を供給し反応させて二酸化炭素を生成する場合には、多量の水素分が生成される。そのため、燃料ガス中の水素濃度が上昇しNOxが発生し易くなるという問題があった。また、燃焼器内に直接水噴射をする場合には、水分による機器の腐食、高温耐熱性、性能劣化等の問題があった。
特許文献1には、発電設備において熱交換により発生する蒸気や高圧空気を用いて機器を冷却する方法が開示されているが、水分を投入して効果的に二酸化炭素やNOxを低減することについては開示されていない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、燃料ガスへ水分を効果的に投入し機器の健全性を維持しつつ、効果的にNOxの低減を図ることができるガスタービンプラント及びこれを備えたガス化燃料発電設備を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のガスタービンプラント及びこれを備えたガス化燃料発電設備は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかるガスタービンプラントは、燃料ガスを燃焼する燃焼器を備えるガスタービンと、前記燃焼器に接続されて燃料ガスを希釈する希釈剤を供給する希釈剤供給装置と、を備えているガスタービンプラントにおいて、前記希釈剤供給装置は、希釈剤を圧縮する希釈剤圧縮機と水分供給手段とを備え、該水分供給手段は、前記希釈剤圧縮機によって圧縮された希釈剤に水分を供給することを特徴とする。
圧縮された希釈剤に水分を供給することとしたので、希釈剤圧縮機によって圧縮されて高温となった希釈剤の顕熱により水分がガス化される。燃焼器では、希釈剤及びガス化した水分と、燃料ガスとが混合されて燃焼される。そのため、燃料ガスの直接加湿や燃焼器へ直接水噴射する場合と比較して、機器の耐食性、高温耐熱性、機能劣化を防止することができると共に、効果的にNOxの発生を抑制することができる。
また、本発明にかかるガスタービンプラントによれば、前記希釈剤圧縮機は、多段式圧縮機であって、前記希釈剤圧縮機の中間段には、前記水分供給手段が設けられていることを特徴とする。
希釈剤圧縮機の中間段に水分が供給されるので、水分供給手段の後段に設けられている希釈剤圧縮機に導かれる希釈剤の温度を下げることができる。そのため、後段の希釈剤圧縮機の動力を減らすことができる。従って、NOxの発生を抑制することができると共に、消費される動力を削減することができる。
また、本発明にかかるガスタービンプラントによれば、前記希釈剤圧縮機は、多段式圧縮機であって、前記希釈剤圧縮機の中間段には、希釈剤を冷却する熱交換器を備え、前記水分供給手段は、前記希釈剤圧縮機の後流に設けられている希釈剤流路に接続されていることを特徴とする。
希釈剤圧縮機の中間段に希釈剤を冷却する熱交換器が設けられることによって、後段の希釈剤圧縮機を駆動する動力を低減することができる。また、燃料ガスを移送する管や燃焼器などは、水分が直接接触した場合には高温表面が熱衝撃で損傷することがある。希釈剤圧縮機の後流に設けられている希釈剤流路に水分供給手段を設けて燃料ガスと水分とが直接混合されないようにしたので、燃料ガスに水分を混合させる場合や燃焼器内に燃料ガスと水分とを噴射させる場合と比較して、より安全に燃料ガスと水分を含んだ希釈剤とを燃焼させ、NOxの発生を抑制することができる。
また、本発明にかかるガスタービンプラントによれば、前記希釈剤圧縮機は、多段式圧縮機であって、前記希釈剤圧縮機の中間段には、希釈剤を冷却する熱交換器を備え、前記水分供給手段は、前記熱交換器の希釈剤の後流でかつ前記希釈剤圧縮機の後段の圧縮機の上流に接続されていることを特徴とする。
希釈剤圧縮機の中間段には希釈剤を冷却する熱交換器と水分供給手段とが設けられている。そのため、熱交換器によって温度を十分に下げることができなかった希釈剤の温度を下げることができる。また、希釈剤圧縮機により圧縮されて温度が高くなった希釈剤の顕熱により、供給された水分をガス化できる。従って、水分供給手段を設けなかった場合に比べて、熱交換器の容量を小さくすることができ、かつ、NOxの発生を抑制することができる。
また、従来の一般的な設備構造に水分供給手段を追設することで済むため、設備設置コストを削減することができる。
また、本発明にかかるガス化燃料発電設備は、上記のいずれかに記載の前記ガスタービンプラントと、前記ガスタービンの前記燃焼器に供給される燃料ガスを生成するガス化設備と、前記ガスタービンプラントから排出された排ガスが導入される排ガスボイラにより生成された蒸気によって駆動される蒸気タービンと、前記ガスタービンと前記蒸気タービンとによって発電を行う発電機と、を備えたことを特徴とする。
燃料ガスの直接加湿や燃焼器へ直接水噴射する場合と比較して、機器の耐食性、高温耐熱性、機能劣化を防止することができるので、ガス化燃料発電設備の健全性の維持を図ると共に、効果的にNOxの発生を抑制することができる。
なお、ガス化設備としては、典型的には、石炭をガス化する石炭ガス化設備が挙げられる。
本発明によると、圧縮された希釈剤に水分を供給することとしたので、希釈剤圧縮機によって圧縮されて高温になった希釈剤の顕熱により水分がガス化される。燃焼器では、希釈剤及びガス化した水分と、燃料ガスとが混合されて燃焼される。そのため、燃料ガスの直接加湿や燃焼器へ直接水噴射する場合と比較して、機器の耐食性、高温耐熱性、機能劣化を防止することができると共に、効果的にNOxの発生を抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係るガス化燃料発電設備の概略構成図である。 図1に示したガス化燃料発電設備のガスタービンプラントの要部を示す概略構成図である。 第2実施形態に係る図1に示したガス化燃料発電設備のガスタービンプラントの要部を示す概略構成図である。 第3実施形態に係る図1に示したガス化燃料発電設備のガスタービンプラントの要部を示す概略構成図である。 第4実施形態に係る図1に示したガス化燃料発電設備のガスタービンプラントの要部を示す概略構成図である。
[第1実施形態]
以下、本発明に係る石炭ガス化複合発電設備(ガス化燃料発電設備)の第1実施形態を図1及び図2に基づいて説明する。
図1に示されているように、石炭を燃料とする石炭ガス化複合発電設備(IGCC;Integrated Coal Gasification Combined Cycle)1は、主として、石炭ガス化炉(ガス化設備)3と、ガスタービンプラント4と、蒸気タービン設備7とを備えている。
石炭ガス化炉3の上流側には、石炭ガス化炉3へと微粉炭を供給する石炭供給設備10が設けられている。この石炭供給設備10は、原料炭を粉砕して数μm〜数百μmの微粉炭とする粉砕機(図示せず)を備えており、この粉砕機によって粉砕された微粉炭が複数のホッパ11,11…に貯留されるようになっている。
各ホッパ11に貯留された微粉炭は、一定流量ずつ空気分離装置15から供給される窒素とともに石炭ガス化炉3へと搬送される。
石炭ガス化炉3は、下方から上方へとガスが流されるように形成された石炭ガス化部3aと、石炭ガス化部3aの下流側に接続されて、上方から下方へとガスが流されるように形成された熱交換部3bとを備えている。
石炭ガス化部3aには、下方から、コンバスタ13及びリダクタ14が設けられている。コンバスタ13は、微粉炭及びチャーの一部分を燃焼させ、残りは熱分解により揮発分(一酸化炭素,水素,低級炭化水素)として放出させる部分である。コンバスタ13には噴流床が採用されている。しかし、流動床式や固定床式であっても構わない。
コンバスタ13及びリダクタ14には、それぞれ、コンバスタバーナー13a及びリダクタバーナー14aが設けられており、これらバーナー13a,14aに対して石炭供給設備10から微粉炭が供給される。
コンバスタバーナー13aには、空気昇圧機17からの空気が、空気分離装置15において分離された酸素とともに供給されるようになっている。このようにコンバスタバーナー13aには酸素濃度が調整された空気が供給されるようになっている。
リダクタ14では、コンバスタ13からの高温ガスによって微粉炭がガス化される。これにより、石炭から一酸化炭素や水素等の可燃性ガス(燃料ガス)が生成される。石炭ガス化反応は、微粉炭及びチャー中の炭素が高温ガス中の二酸化炭素及び水分と反応して一酸化炭素や水素を生成する吸熱反応である。
石炭ガス化炉3の熱交換部3bには、複数の熱交換器が設置されており、リダクタ14から導かれる燃料ガスから顕熱を得て蒸気を発生させるようになっている。熱交換器において発生した蒸気は、主として、蒸気タービン7bの駆動用蒸気として用いられる。
熱交換部3bを通過した燃料ガスは、チャー回収装置20へと導かれる。このチャー回収装置20は、ポーラスフィルタを備えており、ポーラスフィルタを通過させることによって燃料ガスに混在するチャーを捕捉して回収する。このように回収されたチャーは、空気分離装置15において分離された窒素とともに石炭ガス化炉3のコンバスタバーナー13aへと返送されてリサイクルされる。
チャー回収装置20を通過した燃料ガスは、配管25によってガスタービン5の燃焼器5aへと送られる。
チャー回収装置20とガスタービン5の燃焼器5aとの間を接続している配管25には、分岐路22が設けられており、この分岐路22の下流には、開閉弁23を介してグランドフレア24が設けられている。グランドフレア24は、ガスタービン5に導入しない燃料ガスを完全燃焼し、無害なクリーンガスとして大気中に放出する設備である。
ガスタービンプラント4は、ガスタービン5と、希釈剤供給装置31とを備えている。
ガスタービン5は、燃焼器5aと、燃料ガスによって駆動されるガスタービン5bと、燃焼器5aへと高圧空気を送り出すターボ圧縮機5cとを備えている。燃焼器5aでは、配管25によって導かれる燃料ガスと、希釈剤供給装置31から供給される希釈剤である窒素及びガス化した水分とが燃焼させられる。ガスタービン5bとターボ圧縮機5cとは同一の回転軸5dによって接続されている。ターボ圧縮機5cにおいて圧縮された空気は、燃焼器5aとは別に、空気昇圧機17へも導かれるようになっている。ガスタービン5bを通過した排ガスは、排ガスボイラ30へと導かれる。
蒸気タービン設備7の蒸気タービン7bは、ガスタービン5と同じ回転軸5dに接続されており、いわゆる一軸式のコンバインドシステムとなっている。蒸気タービン7bには、石炭ガス化炉3及び排ガスボイラ30から高圧蒸気が供給される。なお、一軸式のコンバインドシステムに限らず、別軸式のコンバインドシステムであっても構わない。
ガスタービン5b及び蒸気タービン7bによって駆動される回転軸5dから電気を出力する発電機Gが、蒸気タービン7bを介してガスタービン5bの反対側に設けられている。なお、発電機Gの配置位置については、この位置に限られず、回転軸5dから電力が得られるようであればどの位置であっても構わない。
排ガスボイラ30は、ガスタービン5bからの排ガスによって蒸気を発生するものである。この排ガスボイラ30で発生された蒸気は、蒸気タービン7bに供給される。
図2には、ガスタービンプラント4の構成が示されている。
ガスタービンプラント4は、ガスタービン5と、希釈剤供給装置31とを備えている。
ガスタービン5は、燃焼器5aと、燃料ガスによって駆動されるガスタービン5bと、燃焼器5aへと高圧空気を送り出すターボ圧縮機5cとを備えている。燃焼器5aでは、配管25によって導かれる燃料ガスと、希釈剤供給装置31から配管35によって供給される希釈剤である窒素及びガス化した水分とが燃焼させられる。ガスタービン5bとターボ圧縮機5cとは同一の回転軸5dによって接続されている。ターボ圧縮機5cにおいて圧縮された空気は、燃焼器5aとは別に、空気昇圧機17(図1参照)へも導かれるようになっている。ガスタービン5bを通過した排ガスは、排ガスボイラ30(図1参照)へと導かれる。
希釈剤供給装置31は、希釈剤圧縮機32と、水分供給手段34とを備えている。
希釈剤圧縮機32は、単段式圧縮機32aである。希釈剤圧縮機32は、圧縮機32aと、モーターMと、モーターMによって駆動される回転軸32bとを備えている。希釈剤圧縮機32には、空気分離装置15(図1参照)から希釈剤である窒素が供給される。モーターMによって回転軸32bが駆動されることによって、回転軸32bに設けられている圧縮機32aが回転駆動され、窒素を圧縮する。
水分供給手段34は、希釈剤圧縮機32の後流に接続されている配管35(希釈剤流路)上に設けられている。水分供給手段34は、配管35に導出された窒素に水分を供給する。
配管35は、希釈剤圧縮機32と配管25との間に設けられている。
次に、石炭ガス化複合発電設備1及びガスタービンプラント4の運転方法について図1および図2に基づいて説明する。
原料炭は粉砕機で粉砕された後、ホッパ11へと導かれて貯留される。ホッパ11に貯留された微粉炭は、空気分離装置15において分離された窒素とともに、リダクタバーナー14a及びコンバスタバーナー13aへと供給される。さらに、コンバスタバーナー13aには、微粉炭だけでなく、チャー回収装置20において回収されたチャーが供給される。
コンバスタバーナー13aの燃焼用空気としては、ターボ圧縮機5cから抽気した圧縮空気をさらに空気昇圧機17によって昇圧した圧縮空気に、空気分離装置15により分離された酸素が添加された空気が使用される。コンバスタ13では、微粉炭及びチャーが燃焼用空気によって部分燃焼させられ、残部は揮発分(一酸化炭素,水素,低級炭化水素)へと熱分解させられる。
リダクタ14では、リダクタバーナー14aから供給された微粉炭及びコンバスタ13内で揮発分を放出したチャーが、コンバスタ13から上昇してきた高温ガスによりガス化され、一酸化炭素や水素等の可燃性ガス(燃料ガス)が生成される。
リダクタ14を通過した燃料ガスは、石炭ガス化炉3の熱交換部3bを通過しつつ各熱交換器にその顕熱を与え、蒸気を発生させる。熱交換部3bで発生させた蒸気は、主として、蒸気タービン7bの駆動のために用いられる。
熱交換部3bを通過した燃料ガスは、チャー回収装置20へと導かれ、チャーが回収される。回収されたチャーは、石炭ガス化炉3へと返送される。
チャー回収装置20を通過した燃料ガスは、流量調節弁23により流量が調節され、一部がグランドフレア24へと導かれグランドフレア24により完全燃焼される。チャー回収装置20を通過した燃料ガスの残りは、配管25からガスタービン5の燃焼器5aに供給される。
空気分離装置15により分離された窒素の一部は、希釈剤圧縮機32に導入される。希釈剤圧縮機32に導入された窒素は、モーターMによって駆動される圧縮機32aによって圧縮される。圧縮されて高温になった窒素は、配管35に導出される。導出された窒素には、配管35上に設けられている水分供給手段34より水分が供給される。供給された水分は、高温になった圧縮窒素の顕熱によってガス化される。また、配管35へ導出された高温の圧縮窒素は、供給された水分によって冷却される。冷却された圧縮窒素と、ガス化した水分とは、配管35を経て配管25へと導かれる。
流量調節弁23によって流量が調節され配管25へと導かれた燃料ガスと、配管35から導出された圧縮窒素およびガス化した水分と、ターボ圧縮機5cから供給される圧縮空気とが、ガスタービン5の燃焼器5aへと導かれ燃焼させられる。これらを燃料することによって発生する排ガスによりガスタービン5bが回転させられ、回転軸5dが駆動させられる。
ガスタービン5bを通過した排ガスは、排ガスボイラ30へと導かれ、この排ガスの顕熱を利用することによって蒸気が発生させられる。排ガスボイラ30において発生した蒸気は、主として、蒸気タービン7bの駆動のために用いられる。
蒸気タービン7bは、石炭ガス化炉3からの蒸気及び排ガスボイラ30からの蒸気によって回転させられ、ガスタービン5と同一の回転軸5dを駆動させる。回転軸5dの回転力は、発電機Gによって電力へと変換される。
排ガスボイラ30を通過した排ガスは、煙突38から大気へと放出される。
以上の通り、本実施形態に係るガスタービンプラント4によれば、以下の作用効果を奏する。
圧縮された窒素に水分を供給することとしたので、希釈剤圧縮機32(32a)によって圧縮されて高温となった窒素の顕熱により水分がガス化される。燃焼器5aでは、圧縮窒素及びガス化した水分と、燃料ガスとが混合されて燃焼される。そのため、燃料ガスの直接加湿や燃焼器5aへ直接水噴射する場合と比較して、機器の耐食性、高温耐熱性、機能劣化を防止することができると共に、効果的にNOxの発生を抑制することができる。
また、燃料ガスの直接加湿や燃焼器5aへ直接水噴射する場合と比較して、機器の耐食性、高温耐熱性、機能劣化を防止することができるので、石炭ガス化複合発電設備1の健全性の維持を図ると共に、効果的にNOxの発生を抑制することができる。
なお、本実施形態において、燃料ガスとして石炭ガス化ガスを用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、重質油ガス化ガスなどであっても良い。
また、本実施形態において、石炭ガス化複合発電設備1を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、燃料ガスとして一酸化炭素や水素を燃焼する燃焼器5aを有するガスタービン5を用いて発電を行う設備であれば良い。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について図3に基づいて説明する。本実施形態の石炭ガス化複合発電設備及びガスタービンプラントの構成は、希釈剤圧縮機として2段式圧縮機が用いられ、水分供給手段が2段式圧縮機の中間段に設けられている点において第1実施形態と相違し、その他は同様である。
また、石炭ガス化複合発電設備及びガスタービンプラントの運転方法は、希釈剤圧縮機が窒素を2段階にわたって圧縮する点において相違し、その他は同様である。
したがって、同一の構成及び運転方法については、同一の符号を付してその説明を省略する。
希釈剤圧縮機33は、2段式圧縮機33a,33bである。希釈剤圧縮機33は、前段の圧縮機33aと、後段の圧縮機33bと、モーターMと、モーターMによって駆動される回転軸33cとを備えている。希釈剤圧縮機33には、空気分離装置15(図1参照)から希釈剤である窒素が供給される。モーターMによって回転軸33cが駆動されることによって、回転軸33cに設けられている圧縮機33a,33bが回転駆動され、窒素を2段階にわたって圧縮する。
水分供給手段34は、希釈剤圧縮機33の前段の圧縮機33aと後段の圧縮機33bとの間の中間段に設けられている。
水分供給手段34と前段の圧縮機33aとの間には、配管36が接続されている。また、水分供給手段34と後段の圧縮機33bとの間には、水分をガス化させるために十分な配管長を有している配管37が接続されている。希釈剤圧縮機33と配管25との間には、配管35が設けられている。
空気分離装置15(図1参照)によって分離された窒素の一部は、希釈剤圧縮機33に導入される。希釈剤圧縮機33に導入された窒素は、モーターMによって駆動されている前段の圧縮機33aによって圧縮される。圧縮されて高温になった窒素は、配管36に導出される。配管36に導出された圧縮窒素には、水分供給手段34より水分が供給される。水分供給手段34から供給される水分は、配管25から燃焼器5aに供給される燃料ガスの成分や希釈剤圧縮機33の後流における窒素の温度によって供給量が制御される。供給された水分は、圧縮されて高温になった窒素の顕熱および水分をガス化させるために十分な配管長を有している配管37を通過することによってガス化される。また、前段の圧縮機33aによって圧縮されて高温になった窒素は、供給された水分によって冷却される。冷却された圧縮窒素と、ガス化した水分とは、配管37から後段の圧縮機33bへと導入される。導入された窒素は、後段の圧縮機33bにより更に高圧に圧縮される。後段の圧縮機33bによって圧縮された窒素と、ガス化した水分とは、配管35を経て配管25に導かれる。
以上の通り、本実施形態に係るガスタービンプラント4によれば、以下の作用効果を奏する。
希釈剤圧縮機33の中間段に水分が供給されるので、水分供給手段34の後段に設けられている圧縮機33bに導かれる窒素の温度を下げることができる。そのため、後段の圧縮機33bの動力を減らすことができる。従って、NOxの発生を抑制することができると共に、消費される動力を削減することができる。
なお、本実施形態では、希釈剤圧縮機33を2段式圧縮機33a,33bとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく3段以上の多段式圧縮機であっても良い。
また、希釈剤供給手段34の後流に設けられている配管37は、水分をガス化させるために十分な管路長を有するものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、配管37上に気水分離器を設け配管37の配管長を短くしても良い。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態について図4に基づいて説明する。本実施形態の石炭ガス化複合発電設備及びガスタービンプラントの構成は、希釈剤圧縮機として2段式圧縮機が用いられ、窒素を冷却する熱交換器が2段式圧縮機の中間段に設けられている点において第1実施形態と相違し、その他は同様である。
また、石炭ガス化複合発電設備及びガスタービンプラントの運転方法は、希釈剤圧縮機が窒素を2段階にわたって圧縮し、圧縮されて高温になった窒素が熱交換器により冷却される点において相違し、その他は同様である。
したがって、同一の構成及び運転方法については、同一の符号を付してその説明を省略する。
希釈剤圧縮機33は、2段式圧縮機33a,33bである。希釈剤圧縮機33は、前段の圧縮機33aと、後段の圧縮機33bと、モーターMと、モーターMによって駆動される回転軸33cとを備えている。希釈剤圧縮機33には、空気分離装置15(図1参照)から希釈剤である窒素が供給される。モーターMによって回転軸33cが駆動されることによって、回転軸33cに設けられている圧縮機33a,33bが回転駆動され、窒素を2段階にわたって圧縮する。
熱交換器38は、冷媒として水が用いられ導入される窒素を冷却する。熱交換器38は、希釈剤圧縮機33の前段の圧縮機33aと後段の圧縮機33bとの間の中間段に設けられている。
熱交換器38と前段の圧縮機33aとの間には、配管36が接続されている。また、熱交換器38と後段の圧縮機33bとの間には、配管39が接続されている。希釈剤圧縮機33と配管25との間には、配管35が設けられている。
空気分離装置15(図1参照)によって分離された窒素の一部は、希釈剤圧縮機33に導入される。希釈剤圧縮機33に導入された窒素は、モーターMによって駆動されている前段の圧縮機33aによって圧縮される。圧縮されて高温になった窒素は、配管36に導出される。配管36に導出された圧縮窒素は、熱交換器38へと導入される。熱交換器38に導入された高温の窒素は、水と熱交換し冷却される。冷却された圧縮窒素は、熱交換器38から配管39へと導出され後段の圧縮機33bへと導入される。後段の圧縮機33bによって更に高圧に圧縮された窒素は、配管35に導出される。配管35へ導出された高圧の窒素には、配管35上に設けられている水分供給手段34より水分が供給される。供給された水分は、圧縮されて高温になった窒素の顕熱によってガス化される。また、希釈剤圧縮機33によって圧縮されて高温になった窒素は、供給された水分によって冷却される。冷却された圧縮窒素と、ガス化した水分とは、配管35を経て配管25へと導かれる。
以上の通り、本実施形態に係るガスタービンプラント4によれば、以下の作用効果を奏する。
希釈剤圧縮機33の中間段に窒素を冷却する熱交換器38が設けられることによって、後段の圧縮機33bを駆動する動力を低減することができる。また、燃料ガスを移送する管25や燃焼器5aなどは、水分が直接接触した場合には高温表面が熱衝撃で損傷することがある。希釈剤圧縮機33の後流に設けられている配管(希釈剤流路)35に水分供給手段34を設けて燃料ガスと水分とが直接混合されないようにしたので、燃料ガスに水分を混合させる場合や燃焼器5a内に燃料ガスと水分とを噴射させる場合と比較して、より安全に燃料ガスと水分を含んだ窒素とを燃焼させ、NOxの発生を抑制することができる。
なお、本実施形態において、水分供給手段34を希釈剤圧縮機33と配管25との間に接続されている配管35上に設けることとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、希釈剤圧縮機33と配管25との間に接続されている配管35上に後段の圧縮機33bによって圧縮された窒素と熱交換する冷媒を有する熱交換器と、水分供給手段34とをこの順に設けてもよい。この場合には、希釈剤圧縮機33と配管25との間に接続されている配管35上に設けられる熱交換器から導出される窒素と同じ温度を有する水分(例えば、蒸気)を水分供給手段34から供給することによって、石炭ガス化複合発電設備1の冷態状態における起動運転を容易にすることができる。
また、本実施形態では、希釈剤圧縮機33を2段式圧縮機33a、33bとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく3段以上の多段式圧縮器であっても良い。
[第4実施形態]
以下、本発明の第4実施形態について図5に基づいて説明する。本実施形態の石炭ガス化複合発電設備及びガスタービンプラントの構成は、希釈剤圧縮機として2段式圧縮機が用いられ、2段式圧縮機の中間段には窒素を冷却する熱交換器と水分供給手段とが設けられている点において第1実施形態と相違し、その他は同様である。
また、石炭ガス化複合発電設備及びガスタービンプラントの運転方法は、希釈剤圧縮機が窒素を2段階にわたって圧縮し、圧縮されて高温になった窒素が熱交換器によって冷却され、熱交換器から導出された窒素に水分供給装置から水分が供給される点において相違し、その他は同様である。
したがって、同一の構成及び運転方法については、同一の符号を付してその説明を省略する。
希釈剤圧縮機33は、2段式圧縮機33a,33bである。希釈剤圧縮機33は、前段の圧縮機33aと、後段の圧縮機33bと、モーターMと、モーターMによって駆動される回転軸33cとを備えている。希釈剤圧縮機33には、空気分離装置15(図1参照)から窒素が供給される。モーターMによって回転軸33cが駆動されることによって、回転軸33cに設けられている圧縮機33a,33bが回転駆動され、窒素を2段階にわたって圧縮する。
熱交換器38は、冷媒として水が用いられ、導入される窒素を冷却する。熱交換器38は、希釈剤圧縮機33の前段の圧縮機33aと後段の圧縮機33bとの間の中間段に設けられている。
水分供給手段34は、希釈剤圧縮機33の前段の圧縮機33aと後段の圧縮機33bとの間の中間段であり、かつ、熱交換器38の後流に設けられている。
前段の圧縮機33aと熱交換器38との間には、配管36が接続されている。また、熱交換器38と後段の圧縮機33bとの間には、水分をガス化させるために十分な管路長を有している配管37が接続されている。水分供給手段34は、配管37の上流に設けられている。希釈剤圧縮機33と配管25との間には、配管35が設けられている。
空気分離装置15(図1参照)によって分離された希釈剤である窒素の一部は、希釈剤圧縮機33に導入される。希釈剤圧縮機33に導入された窒素は、モーターMによって駆動されている前段の圧縮機33aによって圧縮される。圧縮されて高温になった窒素は、配管36に導出される。配管36に導出された圧縮窒素は、熱交換器38に導入される。熱交換器38に導入された高温の窒素は、水と熱交換し冷却される。冷却された圧縮窒素は、熱交換器38から配管37に導出される。配管37に導出された窒素には、配管37に設けられている水分冷却手段34より水分が供給される。供給された水分は、圧縮されて高温になった窒素の顕熱および供給された水分をガス化させるために十分な管路長を有している配管37を通過することによってガス化される。また、前段の圧縮機33aによって圧縮されて高温になった窒素は、熱交換器38と水分供給手段34から供給される水分とによって温度が更に下げられる。温度が下げられた圧縮窒素とガス化された水分とは、配管37から後段の圧縮機33bへと導入される。後段の圧縮機33bによって更に圧縮された窒素とガス化した水分とは、配管35を経て配管25に導かれる。
以上の通り、本実施形態に係るガスタービンプラント4によれば、以下の作用効果を奏する。
希釈剤圧縮機33の中間段には、窒素を冷却する熱交換器38と水分供給手段34とが設けられている。そのため、熱交換器38によって温度を十分に下げることできなかった窒素の温度を下げることができる。また、希釈剤圧縮機33により圧縮されて温度が高くなった窒素の顕熱により、供給された水分をガス化することができる。従って、水分供給手段34を設けなかった場合と比べて、熱交換器38の容量を小さくすることができ、かつ、NOxの発生を抑制することができる。
また、従来の一般的な設備構造に水分供給手段34を追設することで済むため、設備設置コストを削減することができる。
なお、本実施形態では、希釈剤圧縮機33を2段式圧縮機33a、33bとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく3段以上の多段式圧縮器であっても良い。
4 ガスタービンプラント
5 ガスタービン
5a 燃焼器
31 希釈剤供給装置
32,33 希釈剤圧縮機
34 水分供給手段

Claims (5)

  1. 燃料ガスを燃焼する燃焼器を備えているガスタービンと、
    前記燃焼器に接続されて燃料ガスを希釈する希釈剤を供給する希釈剤供給装置と、を備えるガスタービンプラントにおいて、
    前記希釈剤供給装置は、希釈剤を圧縮する希釈剤圧縮機と水分供給手段とを備え、
    該水分供給手段は、前記希釈剤圧縮機によって圧縮された希釈剤に水分を供給することを特徴とするガスタービンプラント。
  2. 前記希釈剤圧縮機は、多段式圧縮機であって、
    前記希釈剤圧縮機の中間段には、前記水分供給手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のガスタービンプラント。
  3. 前記希釈剤圧縮機は、多段式圧縮機であって、
    前記希釈剤圧縮機の中間段には、希釈剤を冷却する熱交換器を備え、
    前記水分供給手段は、前記希釈剤圧縮機の後流に設けられている希釈剤流路に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のガスタービンプラント。
  4. 前記希釈剤圧縮機は、多段式圧縮機であって、
    前記希釈剤圧縮機の中間段には、希釈剤を冷却する熱交換器を備え、
    前記水分供給手段は、前記熱交換器の希釈剤の後流でかつ前記希釈剤圧縮機の後段の圧縮機の上流に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のガスタービンプラント。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のガスタービンプラントと、
    前記ガスタービンの前記燃焼器に供給される燃料ガスを生成するガス化設備と、
    前記ガスタービンプラントから排出された排ガスが導入される排ガスボイラにより生成された蒸気によって駆動される蒸気タービンと、
    前記ガスタービンと前記蒸気タービンとによって発電を行う発電機と、を備えたことを特徴とするガス化燃料発電設備。
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