JP2011031466A - 液体吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で印刷環境を効率よく加湿することのできる液体吐出装置を提供する。
【解決手段】「液体吐出装置」としてのインク吐出装置10は、インク吐出ヘッド22と、インク吐出ヘッド22と一体的に設けられ、加湿液を蒸発放散可能な状態で保持する加湿液放散部70と、複数のノズル20を覆うノズルキャップ74と、ノズルキャップ74が複数のノズル20を覆う「キャッピング状態」と複数のノズル20から離れた「アンキャッピング状態」とを取り得るように、ノズルキャップ74をインク吐出ヘッド22に対して近接離間する方向に移動させる「移動手段」としての昇降部80と、ノズルキャップ74と一体的に設けられ、ノズルキャップ74が「キャッピング状態」にあるときに加湿液放散部70と接触して加湿液放散部70に加湿液を供給する加湿液供給部76とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体を吐出するノズルが位置する環境を加湿することによってノズルの乾燥を防止する、液体吐出装置に関する。
ノズルから液体を吐出する「液体吐出装置」の1つとして「インク吐出装置」が周知である。一般的な「インク吐出装置」は、複数のノズルを有するインク吐出ヘッドを備えており、用紙に画像を印刷する際には、複数のノズルからインクが選択的に吐出される。したがって、画像の種類(色、サイズ、形状)に応じて印刷動作中の各ノズルの使用頻度が異なることになり、使用頻度の低いノズルや使用されないノズルにおいては、ノズルに伝わる熱等によってインクが蒸発し易く、インクの粘度が増加してしまうため、インクの吐出不良を生じるおそれがある。たとえば、カラー印刷用のインク吐出ヘッドを用いて白黒画像を印刷する際には、主として黒インクを吐出するノズルが使用されるため、他色のインクを吐出するノズルが乾燥し、乾燥したノズルにおいてインクの吐出不良を生じるおそれがある。
そこで、従来では、ノズルが位置する環境(すなわち印刷環境)を加湿することによってノズルの乾燥によるインクの吐出不良を防止するようにした「インク吐出装置」が種々開発されており、その1つが特許文献1に開示されている。特許文献1の「インク吐出装置」は、インク吐出ヘッドを搭載するキャリッジに蒸気排出口を形成するとともに、当該蒸気排出口にチューブおよびファンを介して加湿器を連通させたものであり、印刷環境を加湿する際には、加湿器で発生させた蒸気をファンで発生させた風によってチューブ内に送り込み、この蒸気を蒸気排出口から印刷環境に向けて排出するようにしていた。
特開2000−79696号公報
特許文献1に開示された「インク吐出装置」によれば、印刷環境を加湿することによってノズルの乾燥によるインクの吐出不良を防止することができるが、加湿器と蒸気排出口とを連通させるチューブや、蒸気を発生させる加湿器や、蒸気を送るファンが必要なため、構成が複雑になるとともに製造コストが高くなるという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、印刷環境を効果的に加湿することができるとともに、簡単な構成で安価に製造することができる、液体吐出装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る液体吐出装置は、吐出対象物に向けて液体を吐出する複数のノズルを有する液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドと一体的に設けられ、加湿液を蒸発放散可能な状態で保持する加湿液放散部と、前記複数のノズルを覆うノズルキャップと、前記ノズルキャップが前記複数のノズルを覆うキャッピング状態と前記複数のノズルから離れたアンキャッピング状態とを取り得るように、前記ノズルキャップおよび前記液体吐出ヘッドを近接離間する方向に相対移動させる移動手段と、前記ノズルキャップと一体的に設けられ、前記ノズルキャップが前記キャッピング状態にあるときに前記加湿液放散部と接触して前記加湿液放散部に加湿液を供給する加湿液供給部とを備える。
この構成では、ノズルキャップと一体的に加湿液供給部が設けられており、移動手段によってノズルキャップおよび前記液体吐出ヘッドを近接する方向に相対移動させたときにノズルキャップがキャッピング状態をとり、加湿液供給部と加湿液放散部とが接触して、加湿液供給部から加湿液放散部に加湿液が供給される。つまり、ノズルキャップがキャッピング状態を取り得る相対移動を利用して、加湿液放散部に加湿液が供給される。したがって、加湿液放散部に加湿液を供給する「チューブ」や、蒸気を発生させる「加湿器」や、「チューブ」に蒸気を送り込む「ファン」は不要であり、構成を簡素化することができる。
本発明に係る液体吐出装置によれば、複数のノズルを有する液体吐出ヘッドに加湿液放散部が一体的に設けられているので、ノズルが位置する環境(印刷環境等)を加湿液放散部から蒸発放散される加湿液によって効率よく加湿することができ、ノズルの乾燥を防止して液体の吐出不良を防止することができる。また、ノズルキャップのキャッピング動作を利用して、加湿液放散部に加湿液を供給することができるので、簡単な構成で安価に製造することができる。
図1は第1実施形態に係るインク吐出装置の構成(アンキャッピング状態)を示す平面図である。 図2は第1実施形態に係るインク吐出装置の構成(アンキャッピング状態)を示す断面図である。 図3はノズルキャップおよび加湿液供給部の構成を示す平面図である。 図4は液体吐出ヘッド、キャリッジ、加湿液放散部およびルーバーの構成を示す断面図である。 図5は第1実施形態に係るインク吐出装置の構成(キャッピング状態)を示す断面図である。 図6は第2実施形態に係るインク吐出装置の要部の構成を示す断面図である。 図7は第3実施形態に係るインク吐出装置の構成(キャッピング状態)を示す断面図である。 図8は第4実施形態に係るインク吐出装置の構成(キャッピング状態)を示す断面図である。 図9は第5実施形態に係るインク吐出装置の構成(キャッピング状態)を示す断面図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態に係る「液体吐出装置」について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施形態に係る「液体吐出装置」は、「液体」としてのインクを用紙に吐出する「インク吐出装置」であるが、本発明は、フィルタ基材等に着色液を吐出する「着色液吐出装置」や、絶縁基板に導電液を吐出する「導電液吐出装置」等のような他の「液体吐出装置」にも適用可能であり、本発明を「着色液吐出装置」または「導電液吐出装置」に適用する場合には、以下の説明で記載した「インク」を「着色液」または「導電液」に読み替えるものとする。また、以下の説明で記載した「下方」とは、インクを吐出する方向を意味し、「上方」とは、その反対の方向を意味する。
(第1実施形態)
図1に示すように、第1実施形態に係るインク吐出装置10は、「吐出対象物」としての用紙Pを印刷領域Qに搬送する用紙搬送部Aと、印刷領域Qに搬送された用紙Pに画像を印刷する印刷部Bと、印刷領域Qを含む印刷環境(すなわち、ノズル20が位置する環境)を加湿する加湿部Cと、これらを制御する制御部Dとを備えている。「用紙搬送部A」、「印刷部B」、「加湿部C」および「制御部D」は、説明の便宜上、機能面に着目して付けた名称であり、これらの部分は、具体的には以下のように構成されている。
[用紙搬送部Aの構成]
図1に示すように、用紙搬送部Aは、用紙Pを印刷領域Qに導く搬送経路12と、搬送経路12において印刷領域Qよりも上流側に配置された上流側搬送ローラ14aと、搬送経路12において印刷領域Qよりも下流側に配置された下流側搬送ローラ14bと、搬送ローラ14a,14bを所定のタイミングで回転させる駆動モータ16とを有している。駆動モータ16で搬送ローラ14a,14bを回転させることによって、用紙Pを印刷領域Qに搬送すると、用紙Pの上面が後述するインク吐出ヘッド22のノズル形成面20a(図2)に対向し、用紙Pの上面に対する印刷が可能になる。なお、以下の説明では、用紙Pの搬送方向を「副走査方向Y」といい、副走査方向Yに対して直交する方向を「主走査方向X」という。
[印刷部Bの構成]
図1に示すように、印刷部Bは、インクを吐出する複数のノズル20を有するインク吐出ヘッド22と、インク吐出ヘッド22にインクを供給するインク供給部24と、インク吐出ヘッド22を搭載するキャリッジ26と、キャリッジ26を往復移動させる走査部28とを有している。
インク吐出ヘッド22は、図2に示すように、複数のノズル20が形成されたノズル形成面20aを有する流路ユニット30と、流路ユニット30に接合され、複数のノズル20からインクを選択的に吐出させるための吐出圧を付与する駆動ユニット32とを有している。流路ユニット30は、インクを色ごとに収容する複数のマニホールド(図示省略)を有しており、各マニホールドに対して複数のノズル20が連通されている。駆動ユニット32は、複数のノズル20のそれぞれに個別に対応する駆動部(図示省略)を有しており、駆動ユニット32には、「駆動信号供給手段」としてのドライバIC34を介して制御部D(図1)が電気的に接続されている。
インク供給部24は、図1に示すように、ブラック(BK)、イエロー(Y)、シアン(C)およびマゼンダ(M)の4色のインクを収容する4つのインクタンク40a〜40dと、インクタンク40a〜40dのそれぞれのインクをインク吐出ヘッド22の流路ユニット30(図2)に供給する4本のインクチューブ42a〜42dとを有している。画像の種類(色、サイズ、形状)に応じた制御信号が制御部DからドライバIC34に付与されると、ドライバIC34から各駆動部に対して駆動信号が付与され、各駆動部に対応するノズル20からインクが選択的に吐出される。
キャリッジ26は、図1に示すように、副走査方向Yへ長く延びる略直方体状の部材であり、インク吐出ヘッド22を保持するホルダー部50と、ホルダー部50と一体に形成され、後述するガイドレール60a,60bのそれぞれに摺動自在に取り付けられる摺動部52a,52bとを有している。そして、ホルダー部50の外側面には、後述する加湿液放散部70が取り付けられる取付部54が形成されている。
走査部28は、図1に示すように、キャリッジ26を搬送経路12を横断する方向(すなわち主走査方向X)に往復移動させるものであり、キャリッジ26をガイドする2つの長尺板状のガイドレール60a,60bと、一方のガイドレール60bの長手方向一方端部に設けられた主動プーリ62aと、一方のガイドレール60bの長手方向他方端部に設けられた従動プーリ62bと、主動プーリ62aと従動プーリ62bとの間に掛け渡された環状の駆動ベルト64と、主動プーリ62aを回転させる駆動モータ66とを有しており、駆動ベルト64に対してキャリッジ26が固定されている。したがって、駆動モータ66によって主動プーリ62aを回転させると、主動プーリ62aの回転に伴って駆動ベルト64が回転され、駆動ベルト64に固定されたキャリッジ26がガイドレール60a,60bに沿って主走査方向Xに往復移動される。
なお、本実施形態の印刷部Bは、インク吐出ヘッド22をキャリッジ26で移動させるとともに用紙Pを搬送ローラ14a,14bで移動させながら印刷を行う「シリアル方式」であるが、これに代えて、固定されたライン式のインク吐出ヘッドに対して用紙Pを移動させながら印刷を行う「ライン方式」を採用してもよい。
[加湿部Cの構成]
図1および図2に示すように、加湿部Cは、キャリッジ26に取り付けられた加湿液放散部70と、キャリッジ26に取り付けられた2つのルーバー72と、キャリッジ26の停止時にインク吐出ヘッド22のノズル形成面20aを覆うノズルキャップ74と、加湿液放散部70に加湿液S(図2)を供給する加湿液供給部76と、加湿液供給部76に加湿液Sを供給する給液ユニット78と、「移動手段」としての昇降部80とを有している。
なお、本実施形態で使用される「加湿液」は、水を主成分とする廃インクから高分子等の固形成分を取り除いたものであり、後述するように、廃インクをフィルタ100eで濾過することによって得られるものである。
加湿液放散部70は、加湿液Sを蒸発放散可能な状態で保持しつつ、キャリッジ26と共に往復移動されるものであり、キャリッジ26の取付部54に対して、ネジ、接着剤、嵌合構造および挾持構造等の取付手段を用いて一体的に取り付けられている。つまり、加湿液放散部70は、キャリッジ26を介して複数のノズル20を有するインク吐出ヘッド22に一体的に設けられている。加湿液放散部70の形状、サイズおよび位置は、後述する加湿液保持部90に接触可能である限り、特に限定されるものではないが、図1に示すように、本実施形態では、ホルダー部50を取り囲むようにして平面視略U状に形成されている。また、加湿液放散部70の材質は、加湿液Sを蒸発放散可能な状態で保持可能である限り、特に限定されるものではなく、スポンジ、不織布、紐、中空糸等を任意に選択して用いることが可能であり、本実施形態では、スポンジが用いられている。そして、本実施形態では、加湿液放散部70の「保湿効果」を高めるために、加湿液放散部70に対して酸化チタン光触媒が付着されている。
なお、「蒸発放散可能」とは、「加湿液放散部70に保持された加湿液が加湿液放散部70の表面から自然に蒸発してノズル20が位置する印刷環境に放散され得ること」をいい、加湿液Sを効率よく蒸発放散させるためには、印刷環境に露出する加湿液放散部70の表面積をできるだけ大きくすることが望ましい。また、「ライン方式」の印刷部Bを採用する場合には、ライン式のインク吐出ヘッドに対して加湿液放散部70を長さ方向に沿って一体的に設けることが望ましい。
2つのルーバー72のそれぞれは、キャリッジ26が往復移動される際に、キャリッジ26の周囲を流れる空気を加湿液放散部70の表面に沿わせてインク吐出ヘッド22の下方に導くものであり、主走査方向Xにおけるキャリッジ26の両側に配置されている。また、図2に示すように、ルーバー72のそれぞれは、加湿液放散部70から所定の間隔を隔てて、かつ、上下方向に互いに間隔を隔てて配置された複数(本実施形態では3枚)の整流板72aを有しており、これらの整流板72aは、加湿液放散部70に近接する側から離間する側に向かって低くなるように傾斜した状態で、取付部72b(図1)を介してホルダー部50に取り付けられている。
ノズルキャップ74は、図2に示すように、キャリッジ26の停止時に複数のノズル20に対向して位置する平面視略四角形の底部82と、底部82の周縁部から立ち上がって形成された側壁部84と、側壁部84の上端部に形成された断面略三角形のリップ部86とを有しており、底部82の中央部には、ノズルキャップ74内の空気および廃インクを排出するための排出孔88が形成されている。ノズルキャップ74のうち少なくともリップ部86は、ノズル形成面20aに密着可能なようにゴム弾性を有する材料で形成されている。
なお、本実施形態では、ノズル形成面20aに形成された全てのノズル20に対応する1つの開口部74aを有するノズルキャップ74を用いているが、ノズルキャップの種類は、既存のものから適宜選択可能であり、たとえば、ブラック(BK)インクを吐出する複数のノズル20に対応する第1開口部と、他色のインクを吐出する複数のノズル20に対応する第2開口部とを有するノズルキャップを用いるようにしてもよい。また、「ライン方式」の印刷部Bを採用する場合には、ライン式のインク吐出ヘッドに対応する長尺のノズルキャップを用いるようにしてもよい。
加湿液供給部76は、図2に示すように、ノズルキャップ74と一体的に設けられ、加湿液放散部70に接触されたときに、加湿液放散部70に加湿液Sを供給するものであり、加湿液保持部90と保持部ホルダー92とを有している。
加湿液保持部90は、キャリッジ26の停止時における加湿液放散部70に対向する位置において加湿液Sを蒸発放散可能な状態で保持するものであり、図3に示すように、ノズルキャップ74を取り囲むようにして平面視略四角形の環状に形成されている。加湿液保持部90の最上部の高さは、リップ部86の最上部がノズル形成面20aに接触したときに、加湿液保持部90の最上部が加湿液保持部90に確実に接触するように設計されている。加湿液保持部90の材質としては、加湿液放散部70と同様に、スポンジ、不織布、紐、中空糸等を任意に選択して用いることが可能であり、本実施形態では、スポンジが用いられている。また、本実施形態では、「保湿効果」や「防汚効果」を高めるために、加湿液保持部90に対して酸化チタン光触媒が付着されている。
図5に示すように、加湿液Sを保持した加湿液保持部90が加湿液放散部70に接触すると、「毛細管現象」によって加湿液保持部90から加湿液放散部70に加湿液Sが移行され、加湿液放散部70に加湿液Sが供給される。ここで、加湿液保持部90から加湿液放散部70に加湿液Sを効率よく移行させるためには、加湿液保持部90の吸液力が加湿液放散部70の吸液力よりも大きくなっていることが望ましい。そこで、本実施形態では、加湿液保持部90における「毛細管直径」または「隙間幅」が、加湿液放散部70における「毛細管直径」または「隙間幅」よりも小さくなるように、加湿液放散部70および加湿液保持部90の材質や密度が選択されている。これによれば、加湿液放散部70は、加湿液保持部90に保持された加湿液Sを吸引することができる。なお、加湿液放散部70は、加湿液保持部90から加湿液Sを吸引することから「吸液体(第1吸収体)」である。
保持部ホルダー92は、図2および図3に示すように、加湿液保持部90を保持するとともに、加湿液保持部90に保持された加湿液Sが液漏れしないように受けるものであり、平面視略四角形の環状の底部94と、底部94の内周縁から立ち上がって側壁部84に沿って形成された内壁部96と、底部94の外周縁から立ち上がって加湿液放散部70(図2)の外側に位置するように形成された外壁部98とを有しており、底部94と内壁部96と外壁部98とによって構成された環状の溝V内に加湿液保持部90が収容されている。また、内壁部96の最上部の高さは、リップ部86の最上部の高さよりも低く設計されており、外壁部98の最上部の高さは、リップ部86の最上部の高さおよび加湿液保持部90の最上部の高さよりも高く設計されている。したがって、リップ部86をノズル形成面20aに密着させるときには、内壁部96および外壁部98が障害になることがなく、また、加湿液保持部90から加湿液Sが溢れ出したときには、加湿液Sをノズルキャップ74の内部に取り込むことが可能であり、液漏れを防止することができる。
給液ユニット78は、図2に示すように、「廃液タンク」としての廃インクタンク100と、ノズルキャップ74の排出孔88と廃インクタンク100の入口100aとを連通する廃インク回収路102と、廃インクタンク100の出口100bと保持部ホルダー92に形成された溝Vの入口98aとを連通する加湿液供給路104と、廃インク回収路102の途中に設けられた吸引ポンプ106と、加湿液供給路104の途中に設けられた供給ポンプ108とを有している。そのため、廃インクを加湿液Sとして再利用することができるので、廃インクを有効利用できる。
廃インクタンク100は、廃インクを濾過して加湿液Sを得るものであり、廃インクタンク100の上部には、廃インクを溜める廃インク室100cが設けられており、廃インク室100cの上面に上記入口100aが形成されている。また、廃インクタンク100の下部には、加湿液Sを溜める加湿液室100dが設けられており、加湿液室100dの側面に上記出口100bが形成されている。そして、廃インク室100cと加湿液室100dとの間には、フィルタ100eが配置されており、フィルタ100eで濾過された廃インクが、加湿液Sとして加湿液室100dに溜まるようになっている。この構成によれば、廃インクに含まれる溶質が取り除かれた加湿液Sを生成することができる。そのため、加湿液Sが、加湿液放散部70に含まれた状態で乾燥されたときに、インク等に含まれる溶質が加湿液放散部70に残るのを防ぐことができる。これにより、溶質が加湿液放散部70に残留することに起因する加湿液放散部70における吸液力の低下を防ぐことができる。
昇降部80は、図2に示すように、ノズルキャップ74が複数のノズル20を覆う「キャッピング状態」と複数のノズル20から離れた「アンキャッピング状態」とを取り得るように、インク吐出ヘッド22に対してノズルキャップ74を近接離間する方向に移動させるものであり、ノズルキャップ74の底面から下方に突出して形成された操作棒110と、ノズルキャップ74を下方に向けて付勢するコイルバネ112と、ノズルキャップ74をコイルバネ112の付勢に抗して持ち上げるカム114と、ピニオンギア116と、ピニオンギア116を回転させる駆動モータ118とを有している。
カム114は、インク吐出ヘッド22にノズルキャップ74を近接させた状態(キャッピング状態;図5)において操作棒110の下端部を受ける第1面114aと、インク吐出ヘッド22からノズルキャップ74を離間させた状態(アンキャッピング状態;図2)において操作棒110の下端部を受ける第2面114bと、第1面114aと第2面114bとを滑らかに連続させる傾斜面114cとを有する略三角形の板状またはブロック状の部材であり、カム114の底面には、ピニオンギア116と噛み合うラックギア114dが形成されている。したがって、駆動モータ118でピニオンギア116を回転させると、カム114が上下方向に対して直交する方向に移動され、ピニオンギア116の回転方向に応じて、操作棒110の下端部が第1面114aから第2面114bに相対移動され、或いは、第2面114bから第1面114aに相対移動される。
ノズルキャップ74、加湿液供給部76、「移動手段」としての昇降部80、吸引ポンプ106、「廃液タンク」としての廃インクタンク100および供給ポンプ108は、搬送経路12を横断する方向(すなわち主走査方向X)の両側の領域のうちの一方の領域に配置されている。したがって、印刷環境を加湿する「加湿部C」をコンパクトに構成することができる。
なお、本実施形態では、ノズルキャップ74を昇降させることによって、ノズルキャップ74およびインク吐出ヘッド22を近接離間する方向に相対移動させているが、インク吐出ヘッド22を昇降させることによって、或いは、ノズルキャップ74およびインク吐出ヘッド22の両方を昇降させることによって、ノズルキャップ74およびインク吐出ヘッド22を近接離間する方向に相対移動させるようにしてもよい。これらの場合には、各昇降動作に適した昇降部が「移動手段」として用いられる。
[制御部Dの構成]
図1に示すように、制御部Dは、「用紙搬送部A」の駆動モータ16、「印刷部B」のドライバIC34(図2)および駆動モータ66、「加湿部C」の吸引ポンプ106、供給ポンプ108および駆動モータ118(図2)等の駆動部品を制御するものであり、図示していないが、各種の演算処理を実行する中央演算処理装置(CPU)および各種のプログラムまたはデータを記憶する記憶装置(RAM、ROM)等を有している。そして、中央演算処理装置(CPU)および記憶装置(RAM、ROM)等に対して、上記駆動部品のそれぞれが電気配線120a〜120fを介して電気的に接続されている。
[インク吐出装置の動作]
図1に示すように、インク吐出装置10の印刷動作が開始されると、搬送ローラ14a,14bが回転されることによって、用紙Pが印刷領域Qに所定のタイミングで搬送される。また、駆動ベルト64が回転されることによって、キャリッジ26が主走査方向Xに往復移動される。そして、「駆動信号供給手段」としてのドライバIC34からインク吐出ヘッド22の複数の駆動部に駆動信号が与えられ、当該駆動部に対応する複数のノズル20からインクが選択的に吐出され、用紙Pの上面に画像が印刷される。
このような印刷動作においては、加湿液Sを保持した加湿液放散部70がキャリッジ26と共に印刷環境を移動するため、図4に示すように、キャリッジ26の周囲を流れる空気がルーバー72によって整流され、加湿液放散部70の表面に沿ってインク吐出ヘッド22の下方に向けて流れる。したがって、加湿液放散部70から蒸発放散される加湿液Sによって印刷環境を効率よく加湿でき、ノズル20の乾燥を防止してインクの吐出不良を防止することができる。なお、図4中の白抜き矢印は、キャリッジ26の進行方向を示している。
図5に示すように、印刷動作を中止する際には、キャリッジ26がノズルキャップ74に対向する位置に停止される。続いて、昇降部80によってノズルキャップ74が上昇され、ノズルキャップ74のリップ部86がインク吐出ヘッド22のノズル形成面20aに密着されるとともに、加湿液供給部76の加湿液保持部90が加湿液放散部70に密着される。すると、「毛細管現象」によって加湿液保持部90から加湿液放散部70に加湿液Sが移行され、加湿液放散部70に加湿液Sが供給される。つまり、ノズルキャップ74のキャッピング動作を利用して、加湿液保持部90から加湿液放散部70に加湿液Sが供給される。なお、このようなキャッピング動作は、印刷部Bに「ライン方式」を採用した場合にも同様に行われる。
インク吐出装置10においては、インク吐出ヘッド22のインク吐出性能を保持するために、各ノズル20からインクを連続的に吐出させる「フラッシング動作」や、各ノズル20からインクを強制的に吸引する「吸引動作」が必要に応じて実行される。「フラッシング動作」では、各ノズル20からフラッシングフォーム(図示省略)にインクが連続的に吐出されるとともに、吸引ポンプ106が駆動され、ノズルキャップ74内に溜まった廃インクが空気と共に廃インクタンク100の廃インク室100cに排出される。一方、「吸引動作」では、吸引ポンプ106が駆動されることによって、各ノズル内のインクが強制的に吸引され、当該インク(廃インク)がノズルキャップ74内の空気と共に廃インクタンク100の廃インク室100cに排出される。つまり、本実施形態では、印刷環境を加湿する加湿部Cが、インク吐出性能を保持する「メンテナンス部」としても機能する。
供給ポンプ108の停止状態では、廃インク室100cに溜まった廃インクは、フィルタ100eを通って濾過されながら自然落下し、加湿液Sとして加湿液室100dに溜められる。一方、吸引ポンプ106の運転状態では、廃インク室100cに溜まった廃インクは、吸引ポンプ106によって吸引され、フィルタ100eを通って濾過されながら加湿液Sとして加湿液室100dに溜められる。加湿液室100dに加湿液Sが溜まった状態で供給ポンプ108を運転すると、供給ポンプ108で吸引された加湿液Sが加湿液供給路104を通って加湿液保持部90に供給される。つまり、ノズル20から排出された廃インクが加湿液Sとして再利用される。したがって、本実施形態では、加湿液Sを溜める加湿液タンクを廃インクタンク100とは別に設ける必要がなく、加湿部Cを簡単かつ安価に製造することができる。
(第2実施形態)
図6に示す第2実施形態に係るインク吐出装置130は、第1実施形態に係るインク吐出装置10(図1、図2)に対して、ドライバIC34で発生した熱を放熱する放熱部材(ヒートシンク)132を取り付けたものであり、放熱部材132以外の部分は、インク吐出装置10と同様に構成されている。なお、図6では、放熱部材132およびその周辺部分だけを示しており、他の部分は省略している。また、図6では、インク吐出装置10の各部分に対応する箇所に当該部分と同じ参照番号を付している。
放熱部材132は、アルミまたは銅等のような伝熱性の高い材料からなる板状または棒状の部材を折り曲げること等によって略L状に構成されており、放熱部材132の一方の片132aがドライバIC34に接触されており、他方の片132bが加湿液保持部90に挿し込まれている。
したがって、インク吐出装置130によれば、キャリッジ26の移動時には、加湿液放散部70が風を受けて冷却されることによって、放熱部材132の熱を効率よく放熱することができる。一方、キャリッジ26の停止時には、加湿液供給部76の加湿液保持部90と加湿液放散部70とが接触し、放熱部材132の冷却に寄与する部位の総体積が大きくなることによって、放熱部材132の熱を効率よく放熱することができる。つまり、キャリッジ26の移動時および停止時の両方において、ドライバIC34からの熱を放熱部材32を通して効率よく放熱することができる。なお、放熱部材132の形状は、特に限定されるものではなく、ドライバIC34および加湿液放散部70の位置または形状等に応じて適宜変更可能である。
(第3実施形態)
図7に示す第3実施形態に係るインク吐出装置140は、第1実施形態に係るインク吐出装置10(図1、図2)における給液ユニット78を、廃液回収ユニット142および給液ユニツト144に置き換えたものであり、他の部分はインク吐出装置10と同様に構成されている。なお、図7では、インク吐出装置10の各部分に対応する箇所に当該部分と同じ参照番号を付している。
廃液回収ユニット142は、「廃液タンク」としての廃インクタンク146と、ノズルキャップ74の排出孔88と廃インクタンク146の入口146aとを連通する廃インク回収路102と、廃インク回収路102の途中に設けられた吸引ポンプ106とを有している。一方、給液ユニット144は、加湿液タンク148と、加湿液タンク148の出口148aと保持部ホルダー92に形成された溝Vの入口98aとを連通する加湿液供給路104と、加湿液供給路104の途中に設けられた供給ポンプ108とを有している。そして、加湿液タンク148には、水等の加湿専用の加湿液S´が収容されている。
したがって、インク吐出装置140によれば、廃液回収ユニット142による廃インクの回収量にかかわらず、加湿液保持部90に対して加湿液S´を安定して供給することができる。
(第4実施形態)
図8に示す第4実施形態に係るインク吐出装置150は、第3実施形態に係るインク吐出装置140(図7)における給液ユニット144を給液ユニツト152に変更したものであり、他の部分はインク吐出装置140と同様に構成されている。なお、図8では、インク吐出装置140の各部分に対応する箇所に当該部分と同じ参照番号を付している。
給液ユニット152は、加湿液タンク154と、加湿液タンク154の出口154aと保持部ホルダー92に形成された溝Vの入口98aとを連通する加湿液供給路104とを有しており、加湿液タンク154には、水等の加湿専用の加湿液S´が収容されている。そして、インク吐出ヘッド22からノズルキャップ74を最も離間させた状態(図示省略)における加湿液保持部90の最上部の高さH1は、加湿液タンク154に溜められた加湿液S´の最高液面高さH2よりも高くなるように設計されており、加湿液保持部90が、加湿液タンク154内の加湿液S´を加湿液供給路104を通して吸引するとともに吸引した加湿液S´を保持する「吸液体(第2吸液体)」として機能するように構成されている。
したがって、インク吐出装置150によれば、供給ポンプ108(図7)を用いることなく、加湿液保持部90に加湿液S´を供給することができる。また、「吸液体(第2吸液体)」としての加湿液保持部90の最上部が、加湿液タンク154に溜められた加湿液S´の最高液面高さH2よりも常に上方に位置しているので、加湿液タンク154から加湿液供給部76の加湿液保持部90に加湿液S´が過剰に供給されるのを防止することができる。なお、加湿液S´の最低水位は、加湿液保持部90の最下部の高さよりも高くなることが望ましい。
(第5実施形態)
図9に示す第5実施形態に係るインク吐出装置160は、第1実施形態に係るインク吐出装置10(図1、図2)における給液ユニット78を給液ユニット162に変更したものであり、他の部分はインク吐出装置10と同様に構成されている。なお、図9では、インク吐出装置10の各部分に対応する箇所に当該部分と同じ参照番号を付している。
給液ユニット162は、給液ユニット78(図2)から供給ポンプ108を取り除いたものである。換言すると、第4実施形態に係るインク吐出装置150(図8)の加湿液タンク154を、廃インクを回収する機能を有する「加湿液タンク」すなわち廃インクタンク100に置き換えたものである。そして、インク吐出ヘッド22からノズルキャップ74を最も離間させた状態(図示省略)における加湿液保持部90の最上部の高さH1は、加湿液室100dに溜められた加湿液Sの最高液面高さH3よりも高くなるように設計されており、「吸液体(第2吸液体)」としての加湿液保持部90によって加湿液室100dに溜められた加湿液Sを吸引できるようになっている。
したがって、インク吐出装置160によれば、廃インクをフィルタ100eで濾過することによって得られた加湿液Sを、供給ポンプ108を用いることなく加湿液保持部90に供給することができる。
A… 用紙搬送部
B… 画像形成部
C… 加湿部
D… 制御部
P… 用紙(吐出対象物)
Q… 印刷領域
S,S´… 加湿液
V… 溝
X… 主走査方向
Y… 副走査方向
10,130,140,150,160… インク吐出装置
12… 搬送経路
14a,14b… 搬送ローラ
20a… ノズル形成面
20… ノズル
22… インク吐出ヘッド
24… インク供給部
26… キャリッジ
28… 走査部
30… 流路ユニット
32… 駆動ユニット
34… ドライバIC
70… 加湿液放散部(第1吸液体)
72… ルーバー
74… ノズルキャップ
76… 加湿液供給部
78… 給液ユニット
80… 昇降部(移動手段)
88… 排出孔
90… 加湿液保持部(第2吸液体)
92… 保持部ホルダー
100… 廃インクタンク(廃液タンク)
100e… フィルタ
102… 廃インク回収路
104… 加湿液供給路
106… 吸引ポンプ
108… 供給ポンプ
110… 操作棒
112… コイルバネ
114… カム
132… 放熱部材
142… 廃液回収ユニット
144… 給液ユニツト
148… 加湿液タンク

Claims (8)

  1. 吐出対象物に向けて液体を吐出する複数のノズルを有する液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッドと一体的に設けられ、加湿液を蒸発放散可能な状態で保持する加湿液放散部と、
    前記複数のノズルを覆うノズルキャップと、
    前記ノズルキャップが前記複数のノズルを覆うキャッピング状態と前記複数のノズルから離れたアンキャッピング状態とを取り得るように、前記ノズルキャップおよび前記液体吐出ヘッドを近接離間する方向に相対移動させる移動手段と、
    前記ノズルキャップと一体的に設けられ、前記ノズルキャップが前記キャッピング状態にあるときに前記加湿液放散部と接触して前記加湿液放散部に加湿液を供給する加湿液供給部とを備える、液体吐出装置。
  2. 前記加湿液放散部は、前記加湿液供給部と接触したときに前記加湿液供給部から加湿液を吸引するとともに、吸引した液体を保持する第1吸液体を含む、請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記液体吐出ヘッド内の液体を吸引する吸引ポンプと、
    前記吸引ポンプで吸引された液体を溜める廃液タンクと、
    前記廃液タンク内の液体を前記加湿液供給部に与える供給ポンプとをさらに備える、請求項1に記載の液体吐出装置。
  4. 吐出対象物を導く搬送経路と、
    前記液体吐出ヘッドおよび前記加湿液放散部を搭載し、前記搬送経路を横断する方向に往復移動されるキャリッジとをさらに備え、
    前記移動手段は、前記ノズルキャップを前記液体吐出ヘッドに対して近接離間させるものであり、
    前記ノズルキャップ、前記加湿液供給部、前記移動手段、前記吸引ポンプ、前記廃液タンクおよび前記供給ポンプは、前記搬送経路を横断する方向の両側の領域のうちの一方の領域に全て配置されている、請求項3に記載の液体吐出装置。
  5. 前記廃液タンクは、吸引ポンプで吸引された液体を濾過するフィルタを有しており、
    前記供給ポンプは、前記フィルタで濾過された液体を前記加湿液供給部に与える、請求項3または4に記載の液体吐出装置。
  6. 加湿液を溜める加湿液タンクと、
    前記加湿液タンクと前記加湿液供給部とを連通する加湿液供給路とをさらに備え、
    前記加湿液供給部は、前記加湿液タンク内の加湿液を前記加湿液供給路を通して吸引するとともに吸引した加湿液を保持する第2吸液体を有しており、
    前記液体吐出ヘッドから前記ノズルキャップを最も離間させた状態における前記第2吸液体の最上部の高さは、前記加湿液タンクに溜められた加湿液の最高液面高さよりも高くなるように設計されている、請求項1に記載の液体吐出装置。
  7. 前記液体吐出ヘッド内の液体を吸引する吸引ポンプを備え、
    前記吸引ポンプで吸引された液体が加湿液として前記加湿液タンクに与えられる、請求項6に記載の液体吐出装置。
  8. 前記複数のノズルから液体を吐出させるための駆動信号を前記液体吐出ヘッドに与える駆動信号供給手段と、
    前記駆動信号供給手段からの熱を放熱する放熱部材とをさらに備え、
    前記放熱部材は、前記加湿液放散部に接触されるように配置されている、請求項1ないし7のいずれかに記載の液体吐出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013154587A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Seiko Epson Corp 記録装置
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