JP2011030826A - 内視鏡装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】湾曲操作部における湾曲操作を補助する駆動部を備えた内視鏡装置において、湾曲部の保護を確実なものとする。
【解決手段】被検体内に挿入される挿入部10に湾曲部21が設けられた内視鏡装置1は、湾曲部21の湾曲操作がなされる湾曲操作部23と、湾曲操作部23における湾曲操作に応じて湾曲部21を湾曲させる機構部24と、機構部24を駆動する駆動部60と、湾曲操作部23に入力される操作力を検出する操作力検出部61と、操作力検出部61にて検出される操作力に基づいて湾曲操作部23における湾曲操作を補助するように駆動部60を制御する制御部62と、湾曲部21に作用する負荷を制限する負荷制限手段63と、を備え、制御部62は、操作力検出部61にて検出される操作力に基づいて操作力検出部61の異常を検出し、操作力検出部61の異常を検出した場合に負荷制限手段63を作動させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、内視鏡装置に関する。
一般に、内視鏡装置は、被検体内に挿入される挿入部に、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサなどの固体撮像素子を内包する先端部、及び先端部に連なる湾曲部が設けられている。また、挿入部に連なる操作部には、湾曲部の湾曲操作を行う湾曲操作ノブが設けられている。そして、湾曲操作ノブにはプーリが連結され、このプーリと湾曲部との間に操作ワイヤが架け渡されている。湾曲操作ノブの回転操作に伴ってプーリが回転し、プーリの回転に伴って操作ワイヤが牽引され、それにより、湾曲部が所定の方向に湾曲するようになっている。
近年では、トルクセンサ、及びモータを操作部に設け、湾曲操作ノブに入力される操作トルクをトルクセンサにて検出し、検出された操作トルクに基づいてモータを駆動し、このモータのトルクをプーリに作用させて湾曲操作ノブにおける湾曲操作を補助するようにした内視鏡装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2009−90087号公報
経年劣化などに起因してトルクセンサに異常が生じ、例えば、トルクセンサの出力が湾曲操作ノブに実際に入力される操作トルクにかかわらず最大となる状態が続く場合がある。その場合に、モータの制御に支障をきたし、湾曲部が最大に湾曲した後も過大なモータトルクがプーリ及び操作ワイヤを介して湾曲部に作用し続けることとなる。そうすると、湾曲部にストレスがかかり、湾曲部に損傷を生じる可能性がある。
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、その目的は、湾曲操作部における湾曲操作を補助する駆動部を備えた内視鏡装置において、湾曲部の保護を確実なものとすることにある。
被検体内に挿入される挿入部に湾曲部が設けられた内視鏡装置であって、前記湾曲部の湾曲操作がなされる湾曲操作部と、前記湾曲操作部における湾曲操作に応じて前記湾曲部を湾曲させる機構部と、前記機構部を駆動する駆動部と、前記湾曲操作部に入力される操作力を検出する操作力検出部と、前記操作力検出部にて検出される操作力に基づいて前記湾曲操作部における湾曲操作を補助するように前記駆動部を制御する制御部と、前記湾曲部に作用する負荷を制限する負荷制限手段と、を備え、前記制御部は、前記操作力検出部にて検出される操作力に基づいて該操作力検出部の異常を検出し、該操作力検出の異常を検出した場合に前記負荷制限手段を作動させる内視鏡装置。
本発明によれば、駆動部の制御に用いる操作力を検出する操作力検出部に異常が生じた場合に、負荷制限手段によって湾曲部に作用する負荷が制限されるので、駆動部の出力が過大となっても湾曲部を保護することができる。
本発明の実施形態を説明するための内視鏡装置の一例の概観斜視図である。 図1の内視鏡装置の湾曲部の断面図である。 図1の内視鏡装置の湾曲機構部の模式図である。 図1の内視鏡装置のブロック図である。 湾曲量と入力トルクとの関係を示すグラフである。 入力トルクと検出トルクとの関係を示すグラフである。 図1の内視鏡装置の制御部によって実行される制御プロセスを示すフロー図である。 図7の制御プロセスのタイミングチャートである。 図1の内視鏡装置の制御部によって実行される制御プロセスの変形例を示すフロー図である。 図9の制御プロセスのタイミングチャートである。 図1の内視鏡装置の制御部によって実行される制御プロセスの変形例を示すフロー図である。 図11の制御プロセスのタイミングチャートである。 本発明の実施形態を説明するための内視鏡装置の他の例のブロック図である。 図13の内視鏡装置の制御部によって実行される制御プロセスを示すフロー図である。 図14の制御プロセスのタイミングチャートである。 図13の内視鏡装置の制御部によって実行される制御プロセスの変形例を示すフロー図である。 図16の制御プロセスのタイミングチャートである。 本発明の実施形態を説明するための内視鏡装置の他の例のブロック図である。 湾曲量と設定トルクとの関係を示すグラフである。 検出トルクの遷移を示すグラフである。 図13の内視鏡装置の制御部によって実行される制御プロセスのタイミングチャートである。 図13の内視鏡装置の制御部によって実行される制御プロセスのタイミングチャートである。
図1に示す内視鏡装置1は、内視鏡本体2と、内視鏡本体2が接続される光源ユニット3及びプロセッサユニット4と、プロセッサユニット4に接続されるモニタ5とを備えている。
内視鏡本体2は、被検体に挿入される挿入部10と、挿入部10に連なる操作部11と、操作部11よりのびるユニバーサルコード12とを有している。ユニバーサルコード12の末端部にはコネクタ13が設けられており、内視鏡本体2は、このコネクタ13で、光源ユニット3及びプロセッサユニット4に接続される。
挿入部10は、先端部20、湾曲部21、軟性部22とで構成されている。湾曲部21は、先端部20の基端側に連なっており、上下左右に湾曲可能に構成されている。軟性部22は、湾曲部21と操作部11とを繋いでいる。
操作部11には、湾曲部21の湾曲操作を行う湾曲操作部23が設けられている。湾曲操作部23は、回転操作される湾曲操作ノブ23a、23bを有しており、一方の湾曲操作ノブ23aは湾曲部21の上下の湾曲操作を行い、他方の湾曲操作ノブ23bは湾曲部21の左右の湾曲操作を行う。これらの湾曲操作ノブ23a、23bは互いに重ねられて同軸に配置されている。
また、操作部11には、紺子等の処置具が挿入される処置具挿入口25が設けられている。処置具挿入口25には、処置具チャンネル26が接続しており、処置具チャンネル26は、処置具挿入口25から、挿入部10の軟性部22、湾曲部21を経て先端部20に達し、先端部20の突端に開口している。処置具挿入口25に挿入される処置具は、処置具チャンネル26に挿通されて、先端部20の突端から突出する。
図2に湾曲部21の構成例を示す。
図2に示すように、湾曲部21は、複数の円環状の節輪30を順次連結して構成されている。隣り合う一組の節輪30は、一対の連結ピン31で連結されており、連結ピン31を回転軸として相対的に回動可能である。そして、隣り合う一組の節輪30を連結する一対の連結ピン31は、上下方向、又は左右方向に交互に沿うように配置されている。それにより、湾曲部21は、上下左右に湾曲可能とされる。
図3に、湾曲部21を湾曲させる湾曲機構部24の構成例を示す。なお、説明を簡単にするために、湾曲部21の上下の湾曲に関する構成のみ図示している。
図3に示すように、湾曲機構部24は、プーリ32と、シャフト33と、操作ワイヤ34とを有している。プーリ32及びシャフト33は操作部11(図1参照)に設けられており、シャフト33は、プーリ32と湾曲操作部23の湾曲操作ノブ23aとを連結している。操作ワイヤ34はプーリ32に巻回され、その両端部は挿入部10(図1参照)の軟性部22(図1参照)を経て湾曲部21に達している。操作ワイヤ34の一方の端部は、湾曲部21の上側面に沿って配設され、他方の端部は、湾曲部21の下側面に沿って配設されている。
湾曲操作ノブ23aに加えられたトルクがシャフト33を介してプーリ32に伝達され、プーリ32が回転する。そして、プーリ32の回転に伴い、操作ワイヤ34の一方の端部側が牽引されると共に他方の端部側が送り出される。それにより、湾曲部21が上下に湾曲する。
以上が、湾曲部21の上下の湾曲に関する湾曲機構部24の構成であり、左右の湾曲に関しても同様に、湾曲機構部24は、プーリ、該プーリと湾曲操作ノブ23bとを連結するシャフト、及び該プーリに巻回されて両端部が湾曲部21の左右の側面に沿って配設される操作ワイヤとを有する。
図4に、内視鏡装置1のブロック図を示す。なお、湾曲操作部23、及び湾曲機構部24については、湾曲部21の上下の湾曲に関する構成のみ図示している。
図4に示すように、光源ユニット3は、光源40と、光源駆動部41と、CPU42とを有している。光源40としては、例えばキセノンランプやLEDなどが用いられる。CPU42は、内視鏡装置1の動作状況に応じて、光源40の射出光量を調節する制御信号を光源駆動部41に出力する。光源駆動部41は、CPU42から入力される制御信号に基づいて光源40に電力を供給する。光量の調節は、例えば光源40をパルス駆動し、光源40の点灯時間に相当するパルス幅を制御するパルス幅変調方式により行われる。また、絞りを設け、光源40は常時点灯しておき、CPU42によって絞りの開閉を制御して光量を調節するようにしてもよい。光源ユニット3から射出される光は、ライトガイド43の一端に入射する。ライトガイド43は、内視鏡本体2のユニバーサルコード12、操作部11、そして挿入部10の軟性部22及び湾曲部21を経て、先端部20に達している。
挿入部10の先端部20(図1参照)には、照明光学系44、対物光学系45、及びCCDイメージセンサなどの固体撮像素子47を含む撮像部46が設けられている。照明光学系44は、ライトガイド43の先端に接続しており、ライトガイド43により導光される光源ユニット3の射出光を、照明光として被検体に向け射出する。対物光学系45は、照明光により照らされる被検体からの戻り光を集光し、撮像部46の固体撮像素子47上に結像させる。撮像部46は、固体撮像素子47の各画素に光強度に応じて蓄積される電荷を順次読み出し、読み出された信号に対して、例えば相関二重サンプリングやゲイン補正を施し、これをA/D変換して撮像信号として出力する。固体撮像素子47からの電荷の読み出し、読み出された信号に対する種々の処理、及び撮像部46からの撮像信号の出力は、内視鏡本体2に搭載されたCPU48によって制御される。撮像部46から出力される撮像信号は、プロセッサユニット4に送られる。
プロセッサユニット4は、画像処理部49と、メモリ50と、CPU51とを有している。画像処理部49は、撮像部46から出力される撮像信号に対して適宜な処理を施して画像データを生成する。そして、画像処理部49は、生成した画像データに基づく画像をモニタ5に表示させ、また、画像データをメモリ50に記憶させる。CPU51は、画像処理部49における画像処理、モニタ5への表示、メモリ50への記憶、等を制御する。なお、プロセッサユニット4をLANなどのネットワークを経由してサーバに接続し、画像データをサーバにアップロードするよう構成してもよい。
内視鏡本体2、光源ユニット3、及びプロセッサユニット4にそれぞれ搭載されたCPUは、相互に通信して、照明、撮像、画像処理、画像表示のタイミングを制御している。
以上の基本構成を備える内視鏡装置1は、さらに、駆動部60と、操作力検出部61と、制御部62と、負荷制限手段63とを備えている。なお、これら駆動部60、操作力検出部61、制御部62、及び負荷制限手段63についても、湾曲部21の上下の湾曲に関する構成のみ図示している。
図3及び図4に示すように、駆動部60は、モータ71と、モータ駆動部72と、互いに噛み合う入力側ギヤ73a及び出力側ギヤ73bとを有している。入力側ギヤ73aはモータシャフトに固定されており、また、出力側ギヤ73bは湾曲機構部24のシャフト33に固定されている。モータ駆動部72は、後述する制御部62から入力されるモータ制御信号に基づいてモータ71に駆動電流を供給する。モータ71は、モータ駆動部72から供給される駆動電流に応じたモータトルクを発生させる。モータ71で発生したトルクは、入力側ギヤ73a、出力側ギヤ73bを介してシャフト33に伝達され、湾曲機構部24に作用する。
操作力検出部61は、トルクセンサ74を有している。トルクセンサ74は、湾曲機構部24のシャフト33において湾曲操作ノブ23aと出力側ギヤ73bとの間に取り付けられており、湾曲操作ノブ23aに入力される操作トルク、即ち、湾曲部21の上下の湾曲に関する操作トルクを検出する。
トルクセンサ74としては、例えば歪ゲージを用いることができる。歪ゲージを用いた場合に、歪ゲージはシャフト33に貼り付けられる。湾曲操作ノブ23aに入力される操作トルクに応じてシャフト33に捻れが生じ、シャフト33の捻れに応じて歪ゲージの抵抗値が増減する。操作力検出部61は、この歪ゲージの抵抗値の変化量を検出し、この抵抗値の変化量から操作トルクを検出する。歪ゲージを用いた検出方式としては、ゲージ1枚を用いた2線式のブリッジ回路方式、ゲージ1枚を用い、温度変化の影響を軽減できる3線式のブリッジ回路方式、ゲージ2枚を用い、うち1枚は温度補償用のダミーとして用いるブリッジ回路方式を例示することができる。また、トルクセンサ74としては、歪ゲージ以外に例えば磁歪式センサなども用いることができる。
制御部62は、プロセッサユニット4のCPU51内で構成される。制御部62は、操作力検出部61にて検出された操作トルクを取得し、検出トルクに基づいて湾曲操作ノブ23aにおける湾曲操作を補助するように駆動部60を制御する。また、制御部62は、後述する負荷制限手段63の動作を制御する。
負荷制限手段63は、湾曲機構部24に係合して該湾曲機構部24を機械的にロックすることにより湾曲部21に作用する負荷を制限する。この負荷制限手段63は、ロック用ギヤ75と、プランジャ76と、プランジャ駆動部77とを有している。ロック用ギヤ75は、湾曲機構部24のシャフト33の端部に固定されている。プランジャ76は、平面視略Z字状の棒状部材であり、一方の端部にはロック用ギヤ75に係合する係合部78が設けられ、他方の端部には永久磁石79が設けられている。このプランジャ76は、軸80によって揺動可能に支持され、係合部78がロック用ギヤ75に接近し又は離反するように揺動する。プランジャ駆動部77は、電磁石81と、駆動回路82とで構成されている。駆動回路82は、制御部62から出力されるプランジャ制御信号によりON/OFFされるスイッチ83を含み、スイッチ83が閉じられることで、電磁石81に電流を供給する。電磁石81は、プランジャ76の永久磁石79に対向して配置されており、駆動回路82から電流が供給されることで、永久磁石79に対して引力を作用させる磁界を発生させる。
スイッチ83をONにするプランジャ制御信号が制御部62からプランジャ駆動部77に入力され、駆動回路82から電磁石81に電流が供給されると、電磁石81が永久磁石79を吸引し、それに伴ってプランジャ76が揺動する。それにより、プランジャ76の係合部78がロック用ギヤ75に係合し、シャフト33の回転がロックされる。以後、湾曲機構部24を介した湾曲部21へのトルクの伝達は遮断される。
スイッチ83をOFFにするプランジャ制御信号が制御部62からプランジャ駆動部77に入力されると、駆動回路82から電磁石81への電流の供給が遮断され、永久磁石79を吸引する電磁石81の磁力が消滅し、プランジャ76はバネ84によって初期位置に引き戻される。それにより、ロック用ギヤ75とプランジャ76との係合が解消され、シャフト33のロックが解除される。尚、電磁石81に供給する電流の向きをロック時とは反転させ、永久磁石79に対して斥力を作用させる磁界を電磁石81に発生させることで、バネ84によらずプランジャ76を初期位置に戻すようにしてもよい。
以下に、制御部62における駆動部60の制御の一例を説明する。
制御部62は、操作力検出部61にて検出される操作トルク(以下、検出トルクという)に所定の係数を乗したトルクをモータ71にて発生させるように駆動部60を制御する。ここで、湾曲部21の湾曲に必要なトルクをT、湾曲操作ノブ23aに入力される操作トルク(以下、入力トルクという)をTθ、モータ71にて発生するモータトルクをTとすると、T=Tθ+Tの関係が成立する。ここで、操作力検出部61が正常に動作している限りにおいて検出トルクは入力トルクTθに等しいことから、検出トルクに乗する係数をkとして、制御部62は、T=kTθとなるようにモータ71を駆動する。そうすると、T=(1+k)Tθとなり、Tθ=(1/(1+k))Tとなるので、入力トルクTθは、係数kに応じてトルクTの1/(1+k)に軽減される。
図5に湾曲量θと入力トルクTθとの関係の一例を示す。一般に、湾曲量θが大きくなるのに従って湾曲部21をさらに所定量湾曲させるのに必要となるトルクTの増分もまた大きくなる。よって、駆動部60による補助がない場合や、駆動部60による補助が検出トルクに所定の係数kを乗したモータトルクTを付加するものである場合に、入力トルクTθは、図5に示すように湾曲量θの増大に伴って増大する。図5において、湾曲量θmaxは湾曲部21を最大に湾曲させた際の湾曲量であり、また、入力トルクTθmaxは湾曲部21を最大に湾曲させる際の入力トルクである。
図6に、入力トルクTθと検出トルクTとの関係を示す。検出トルクTは、操作力検出部61が正常に動作している限りにおいて、図6に示すように入力トルクTθに等しくなる。図6において、検出トルクTSθmaxは入力トルクTθmaxに対応する検出トルクであり、検出トルクTSmaxは操作力検出部61から出力される最大値であり、入力トルクTimaxは検出トルクTSmaxに対応する入力トルクである。
ここで、操作力検出部61に異常が生じ、検出トルクTが入力トルクTθに依らず最大値TSmaxとなる場合を想定する。このような場合として、操作力検出部61のトルクセンサ74に歪ゲージを用いた場合に、歪ゲージに断線が生じ、その抵抗値が無限大となる場合が例示される。制御部62は、操作力検出部61のかかる異常を検出し、負荷制限手段63を作動させる。図7に、制御部62によって実行される制御プロセスを示す。
図7に示すように、制御部62は、検出トルクTに対する閾値TSlimitを保持している。閾値として、例えば駆動部60による補助の下で湾曲部21を最大に湾曲させた際の検出トルクTを予め測定しておき、これを閾値とすることができる。制御部62は、検出トルクTが閾値TSlimitを超えているか否かを判定する(ステップSa1)。制御部62は、検出トルクが閾値TSlimitを超えた場合に、操作力検出部61の異常を検出する。
制御部62は、操作力検出部61の異常を検出した場合に、まず湾曲機構部24のシャフト33をロックするよう負荷制限手段63を制御する(ステップSa2)。また、制御部62は、モータ71を停止させるよう駆動部60を制御する(ステップSa3)。
その後、制御部62は、内視鏡装置1の操作者による解除操作があった後、又は所定時間経過後に(ステップSa4)、湾曲機構部24のシャフト33のロックを解除するよう負荷制限手段63を制御する(ステップSa5)。
図8に示すタイミングチャートを参照して、上述の制御プロセスを詳細に説明する。図8は、検出トルクT、制御部62から負荷制限手段63に出力されるプランジャ制御信号、駆動部60のモータ71に供給される駆動電流、及び湾曲部21の湾曲量θの遷移の一例を示している。
時刻t1において操作力検出部61に異常が生じ、検出トルクTが急激な上昇傾向に転じている。そして、時刻t2において検出トルクTが閾値TSlimitを超え、時刻t3において検出トルクTが最大値TSmaxに達している。操作力検出部61に異常が生じた時刻t1から検出トルクTが最大値TSmaxに達する時刻t3までの時間は、例えば操作力検出部61のトルクセンサ74に歪ゲージを用いた場合に、歪ゲージの配線に絞りが生じて破断に至るまでの時間であり、典型的には極短時間である。
制御部62は、時刻t2において検出トルクTが閾値TSlimitを超えたことを検出し、プランジャ駆動部77の駆動回路82に含まれるスイッチ83をONするプランジャ制御信号を負荷制限手段63に出力する。負荷制限手段63は、このプランジャ制御信号を受けてプランジャ76の係合部78をロック用ギヤ75に係合させ、湾曲機構部24のシャフト33をロックする。
検出トルクTに対する閾値TSlimitを、駆動部60による補助の下で湾曲部21を最大に湾曲させた際の検出トルクTとした場合に、検出トルクTが閾値TSlimitを超えた時刻t2において、湾曲部21の湾曲量θはその最大値θmaxに達していることとなる。しかしながら、時刻t2において、負荷制限手段63によって湾曲機構部24のシャフト33がロックされており、湾曲機構部24を介した湾曲部21へのトルクの伝達が遮断される。そのため、検出トルクTが閾値TSlimitを超えて最大値TSmaxまで上昇し、それに伴ってモータ71の出力トルクが過大となった場合にも、その出力が湾曲部21に負荷されることはない。それにより、湾曲部21が保護される。さらに、負荷制限手段63によって湾曲機構部24のシャフト33がロックされていることで、例えば湾曲操作ノブ23aが解放されるなどして入力トルクTθが変動しても、湾曲部21を時刻t2における湾曲量θに確実に維持することができる。
なお、図示の例では、制御部62は、上記のプランジャ制御信号を出力すると同時に、モータ71を停止させるためのモータ制御信号を駆動部60に出力する。駆動部60は、このモータ制御信号を受けてモータ駆動部72からモータ71への駆動電流の供給を遮断し、モータ71を停止させる。モータ71を停止させることで、湾曲部21に加えて湾曲機構部24をも保護することができる。
その後、制御部62は、内視鏡装置1の操作者による解除操作があった後、又は所定時間経過後に、プランジャ駆動部77の駆動回路82に含まれるスイッチ83をONするプランジャ制御信号を負荷制限手段63に出力する。負荷制限手段63は、このプランジャ制御信号を受けてプランジャ76とロック用ギヤ75との係合を解消させ、湾曲機構部24のシャフト33のロックを解除する。それにより、湾曲部21は、自身の剛性により直線状(θ=0)に復元する。
なお、制御部62が、操作力検出部61の異常を検出したら、モニタ5に操作力検出部61の異常を示すメッセージを表示させ、それにより、操作力検出部61の異常を操作者に伝えるようにしてもよい。モニタ5での表示に限らず、例えばスピーカでの音声案内や非常灯の点灯など、他の警報手段を用いて操作力検出部61の異常を操作者に伝えることもできる。
次に、図9及び図10を参照して、上述した内視鏡装置1の制御部62によって実行される制御プロセスの変形例を説明する。
図9は制御部62によって実行される制御プロセスを示し、図10は図9の制御プロセスにおける検出トルクT、制御部62から負荷制限手段63に出力されるプランジャ制御信号、駆動部60のモータ71に供給される駆動電流、及び湾曲部21の湾曲量θの遷移の一例を示す。
制御部62は、検出トルクTが閾値TSlimitを超えているか否かを判定する(ステップSb1)。制御部62は、検出トルクが閾値TSlimitを超えた場合に、操作力検出部61の異常を検出する。
制御部62は、操作力検出部61の異常を検出した場合に、まず湾曲機構部24のシャフト33をロックするよう負荷制限手段63を制御する(ステップSb2)。また、制御部62は、その際のモータ71の駆動電流を維持するように駆動部60を制御する(ステップSb3)。
その後、制御部62は、内視鏡装置1の操作者による解除操作があった後、又は所定時間経過後に(ステップSb4)、内視鏡装置1の操作者によるロック解除操作に応じ、又は所定時間経過後に自動で、湾曲機構部24のシャフト33のロックを解除するよう負荷制限手段63を制御する(ステップSb5)。そして、ロック解除と同時に、制御部62は、モータ71の駆動電流を漸減させつつモータ71を停止させるよう駆動部60を制御する(ステップSb6)。
以上の制御プロセスによれば、図10に示すように、モータ71の駆動電流の漸減と共に湾曲部21が緩やかに直線状に復元する。湾曲部21の緩やかな復元は、例えば被検体内の狭所にて湾曲部21を復元させる際などに有用であり、操作者が湾曲操作ノブ23aを手で固定するなどして湾曲部21及び先端部20と被検体との接触を回避するといった対応が可能となる。
次に、図11及び図12を参照して、上述した内視鏡装置1の制御部62によって実行される制御プロセスの変形例を説明する。
図11は制御部62にて実行される制御プロセスの変形例を示し、図12は図11の制御プロセスにおける検出トルクT、制御部62から負荷制限手段63に出力されるプランジャ制御信号、駆動部60のモータ71に供給される駆動電流、及び湾曲部21の湾曲量θの遷移の一例を示す。
制御部62は、検出トルクTの単位時間当たりの変化量、即ち時間微分値dT/dtを常時算出し、また、この時間微分値dT/dtに対する閾値dT/dtlimitを保持しており、時間微分値dT/dtが閾値dT/dtlimitを超えているか否かを判定する(ステップSc1)。操作力検出部61の異常に伴う出力は、湾曲操作ノブ23aにおける通常の湾曲操作では起こりえない程に瞬間的に上昇する。そこで制御部62は、時間微分値dT/dtが閾値dT/dtlimitを超えた場合に、操作力検出部61の異常を検出する。
制御部62は、操作力検出部61の異常を検出した場合に、まず湾曲機構部24のシャフト33をロックするよう負荷制限手段63を制御する(ステップSc2)。また、制御部62は、モータ71を停止させるよう駆動部60を制御する(ステップSc3)。
その後、制御部62は、内視鏡装置1の操作者による解除操作があった後、又は所定時間経過後に(ステップSc4)、湾曲機構部24のシャフト33のロックを解除するよう負荷制限手段63を制御する(ステップSc5)。
図12に示すタイミングチャートを参照して、上述の制御プロセスを詳細に説明する。
時刻t1において操作力検出部61に異常が生じ、検出トルクTは急激な上昇傾向に転じており、時間微分値dT/dtはその閾値dT/dtlimitを超えている。そして、時刻t2において検出トルクTはその閾値TSlimitを超え、時刻t3において検出トルクTは最大値TSmaxに達している。
検出トルクTが急激な上昇傾向に転じた直後(t1+Δt(Δt:制御部62のサンプリング周期))に、制御部62は、時間微分値dT/dtがその閾値dT/dtlimitを超えたことを検出し、プランジャ駆動部77の駆動回路82に含まれるスイッチ83をONするプランジャ制御信号を負荷制限手段63に出力する。負荷制限手段63は、このプランジャ制御信号を受けてプランジャ76の係合部78をロック用ギヤ75に係合させ、湾曲機構部24のシャフト33をロックする。
また、制御部62は、上記のプランジャ制御信号を出力すると同時に、モータ71を停止させるためのモータ制御信号を駆動部60に出力する。駆動部60は、このモータ制御信号を受けてモータ駆動部72からモータ71への駆動電流の供給を遮断し、モータ71を停止させる。
このように、検出トルクTの時間微分値dT/dtを監視することで、操作力検出部61の異常を速やかに検出することができ、検出トルクTがその閾値TSlimitに達する時刻t2以前に操作力検出部61の異常を検出することができる。それにより、モータ71の出力が過大となること、及びその出力が湾曲機構部24や湾曲部21に負荷されることを、より確実に防止することができる。
なお、制御部62が、操作力検出部61の異常を検出したら、モニタ5での表示やスピーカでの音声案内や非常灯の点灯といった警報手段を作動させ、それにより、操作力検出部61の異常を操作者に伝えるようにしてもよい。
図13は、本発明の実施形態を説明するための内視鏡装置の他の例のブロック図である。なお、上述した内視鏡装置1と共通する要素には同一符号を付し、説明を省略ないし簡略する。
図13に示すように、内視鏡装置101は、湾曲部21に作用する負荷を制限する負荷制限手段の構成が、上述した内視鏡装置1とは異なっており、その他の構成は上述した内視鏡装置1と共通する。内視鏡装置101は、その負荷制限手段163が駆動部60とされており、駆動部60によって湾曲部21に作用する負荷を制限するよう構成されている。
操作力検出部61に異常が生じ、検出トルクTが入力トルクTθに依らず最大値TSmaxとなる場合を想定する。制御部62は、操作力検出部61のかかる異常を検出し、負荷制限手段163を作動させる。図14に、制御部62によって実行される制御プロセスを示す。
図14に示すように、制御部62は、検出トルクTに対する閾値TSlimitを保持しており、検出トルクTが閾値TSlimitを超えているか否かを判定する(ステップSd1)。制御部62は、検出トルクTが閾値TSlimitを超えた場合に、操作力検出部61の異常を検出する。
制御部62は、操作力検出部61の異常を検出した場合に、その時点におけるモータ71の駆動電流を維持するよう駆動部60を制御する(ステップSd2)。
その後、制御部62は、内視鏡装置101の操作者による解除操作があった後、又は所定時間経過後に(ステップSd3)、モータ71の駆動電流の維持を解除し、駆動電流を漸減させつつモータ71を停止させるよう駆動部60を制御する(ステップSd4)。
図15に示すタイミングチャートを参照して、上述の制御プロセスを詳細に説明する。図15は、検出トルクT、駆動部60のモータ71に供給される駆動電流、及び湾曲部21の湾曲量θの遷移の一例を示している。
時刻t1において操作力検出部61に異常が生じ、検出トルクTが急激な上昇傾向に転じている。そして、時刻t2において検出トルクTが閾値TSlimitを超え、時刻t3において検出トルクTが最大値TSmaxに達している。
制御部62は、時刻t2において検出トルクTが閾値TSlimitを超えたことを検出し、モータ71の駆動電流を維持するモータ制御信号を駆動部60に出力する。駆動部60のモータ駆動部72は、このモータ制御信号を受けて、時刻t2においてモータ71に供給していた駆動電流を維持する。
検出トルクTに対する閾値TSlimitを、駆動部60による補助の下で湾曲部21を最大に湾曲させた際の検出トルクTとした場合に、検出トルクTが閾値TSlimitを超えた時刻t2において、湾曲部21の湾曲量θはその最大値θmaxに達していることとなる。しかしながら、時刻t2以降の検出トルクTの上昇にかかわらず、モータ71のトルクは時刻t2における値に保たれるので、湾曲部21及び湾曲機構部24には、最大値θmaxを超えて更に湾曲部21を湾曲させるような過大なモータトルクが負荷されることがない。それにより、湾曲部21及び湾曲機構部24が保護される。
その後、制御部62は、内視鏡装置1の操作者によるロック解除操作に応じ、又は所定時間経過後に自動で、モータ71を停止させるモータ制御信号を駆動部60に出力する。駆動部60のモータ駆動部72は、このモータ制御信号を受けてモータ71への駆動電流の供給を遮断し、モータ71を停止させる。ここで、モータ駆動部72からモータ71に供給される駆動電流を瞬間的に0にしてもよいが、図示の例では、モータ駆動部72からモータ71に供給される駆動電流を漸減させており、モータ71の駆動電流の漸減と共に湾曲部21は緩やかに直線状に復元する。湾曲部21の緩やかな復元は、例えば被検体内の狭所にて湾曲部21を復元させる際などに有用であり、操作者が湾曲操作ノブ23aを手で固定するなどして湾曲部21及び先端部20と被検体との接触を回避するといった対応が可能となる。
なお、制御部62が、操作力検出部61の異常を検出したら、モニタ5での表示やスピーカでの音声案内や非常灯の点灯といった警報手段を作動させ、それにより、操作力検出部61の異常を操作者に伝えるようにしてもよい。
次に、図16及び図17を参照して、上述した内視鏡装置101の制御部62によって実行される制御プロセスの変形例を説明する。
図16は制御部62によって実行される制御プロセスの変形例を示し、図17は図16の制御プロセスにおける検出トルクT、駆動部60のモータ71に供給される駆動電流、及び湾曲部21の湾曲量θの遷移の一例を示す。
制御部62は、検出トルクTの単位時間当たりの変化量、即ち時間微分値dT/dtを常時算出しており、この時間微分値dT/dtに対する閾値dT/dtlimitを保持し、この時間微分値dT/dtが閾値dT/dtlimitを超えているか否かを判定する(ステップSe1)。制御部62は、検出トルクTの時間微分値dT/dtが閾値dT/dtlimitを超えた場合に、操作力検出部61の異常を検出する。
制御部62は、操作力検出部61の異常を検出した場合に、その時点におけるモータ71の駆動状態を維持するよう駆動部60を制御する(ステップSe2)。
その後、制御部62は、内視鏡装置101の操作者による解除操作があった後、又は所定時間経過後に(ステップSe3)、モータ71の駆動電流を漸減させつつモータ71を停止させるよう駆動部60を制御する(ステップSe4)。
図17に示すタイミングチャートを参照して、上述の制御プロセスを詳細に説明する。
時刻t1において操作力検出部61に異常が生じ、検出トルクTは急激な上昇傾向に転じており、その時間微分値dT/dtはその閾値dT/dtlimitを超えている。そして、時刻t2において検出トルクTはその閾値TSlimitを超え、時刻t3において検出トルクTは最大値TSmaxに達している。
検出トルクTが急激な上昇傾向に転じた直後(t1+Δt(Δt:制御部62のサンプリング周期))に、制御部62は、検出トルクTの時間微分値dT/dtがその閾値dT/dtlimitを超えたことを検出し、モータ71の駆動状態を維持するモータ制御信号を駆動部60に出力する。駆動部60のモータ駆動部72は、このモータ制御信号を受けて、時刻t1+Δtの時点でモータ71に供給していた駆動電流を維持する。
このように、検出トルクTの時間微分値dT/dtを監視することで、操作力検出部61の異常を速やかに検出することができ、検出トルクTがその閾値TSlimitに達する時刻t2以前に操作力検出部61の異常を検出することができる。それにより、モータ71のトルクが過大となること、及びそのモータトルクが湾曲機構部24や湾曲部21に負荷されることを、より確実に防止することができる。
なお、モータ71のトルクが時刻t2における値に保たれることから、湾曲操作ノブ23aの操作感に変化が起こり、内視鏡装置101の操作者は操作感の変化によって操作力検出部61に異常が生じたことを認識することができるが、制御部62が、操作力検出部61の異常を検出したら、モニタ5での表示やスピーカでの音声案内や非常灯の点灯といった警報手段を作動させ、それにより、操作力検出部61の異常を操作者に伝えるようにしてもよい。
図18は、本発明の実施形態を説明するための内視鏡装置の他の例のブロック図である。なお、上述した内視鏡装置1と共通する要素には同一符号を付し、説明を省略ないし簡略する。
図18に示す内視鏡装置201は、上述した内視鏡装置1の構成に加えて、湾曲量検出部264を更に備えている。
湾曲量検出部264は、ロータリーエンコーダ285を有している。ロータリーエンコーダ285は、湾曲機構部24のプーリ32の近傍に設けられており、プーリ32の回転角を検出し、プーリ32の回転角に基づいて湾曲部21の湾曲量を検出する。なお、操作ワイヤ34の牽引量を検出し、操作ワイヤ34の牽引量に基づいて湾曲部21の湾曲量を検出する構成としてもよい。
制御部62は、湾曲部21の任意の湾曲量に対して、その湾曲量に湾曲部21を湾曲させる際に必要とする操作トルクを定めた操作トルク特性を保持している。操作トルク特性は、適宜な関数によって定義されてもよいし、また、湾曲量に関して複数の特徴点を選定し、これらの特徴点に対して操作トルクをそれぞれ設定したテーブルによって定義されてもよい。テーブルによって定義される場合に、特徴点以外の湾曲量に対する操作トルクは、例えば、この湾曲量を間に挟む二つの特徴点を適宜補完して与えられる。以下で、操作トルク特性によって与えられる操作トルクを設定トルクという。
図19に、操作トルク特性の一例を示す。操作トルク特性は内視鏡装置201の操作者等が任意に設定可能であり、図19に示す操作トルク特性では、設定トルクTが湾曲量θの増大に伴って線形に増大している。
そして、制御部62は、操作トルク特性から、湾曲量検出部264にて検出された湾曲量に対応する設定トルクTを求め、入力トルクTθが設定トルクTに等しくなるように、換言すれば、検出トルクTが設定トルクTに等しくなるように、駆動部60をフィードバック制御する。
図20に、駆動部60のフィードバック制御による検出トルクTの遷移の一例を示す。図20は、図19に示す操作トルク特性において湾曲量θ1に対応する設定トルクをT1、湾曲量θ2(>θ1)に対応する設定トルクをT2として、湾曲部21を湾曲量θ1から湾曲量θ2まで湾曲させ、また、湾曲部21を湾曲量θ2から湾曲量θ1まで湾曲させた際の検出トルクTの遷移である。
フィードバック制御によれば、一般に、目標値に対する制御量のオーバーシュート又はアンダーシュートが生じ得る。検出トルク(制御量)Tを設定トルク(目標値)Tに等しくするような駆動部60のフィードバック制御によれば、図20に示すように、湾曲部21を湾曲量θ1から湾曲量θ2まで湾曲させる際には、一旦オーバーシュート+ΔTが生じた後に、検出トルクTが設定トルクT2に収束する。また、湾曲部21を湾曲量θ2から湾曲量θ1まで湾曲させる際には、一旦アンダーシュート−ΔTが生じた後に、検出トルクTが設定トルクT1に収束する。
駆動部60のフィードバック制御系は、フィードバックゲインを最適化するなどして、オーバーシュート・アンダーシュート量が、目標値である設定トルクTに対して所定の割合r(<1)に収まるように設計される。よって、検出トルクTは、設定トルクTを基準とする所定の許容範囲に収まることとなる。許容範囲の上限・下限は、例えば図19に示すように、上限TS+limit=T×(1+r)、下限TS−limit=T×(1−r)と定義することができる。また、許容範囲の上限・下限は、設定トルクTに一定のトルクを加算・減算して定義することもでき、その場合に、設定トルクに加算・減算される一定のトルクは、例えば設定トルクTが最大値であるときの検出トルクTのオーバーシュート・アンダーシュート量を考慮して定められる。
ここで、操作力検出部61に異常が生じ、検出トルクTが、ある時点における湾曲量θに対応する設定トルクTでの許容範囲の上限TS+limitを上回る場合を想定する。そのような場合として、操作力検出部61のトルクセンサ74に歪ゲージを用いた場合に、歪ゲージに断線が生じ、その抵抗値が無限大となる場合が例示される。制御部62は、検出トルクTが上限TS+limitを上回った場合に、操作力検出部61の異常を検出し、負荷制限手段63を作動させる。
また、操作力検出部61に異常が生じ、検出トルクTが、ある時点での湾曲量θに対応する設定トルクTでの許容範囲の下限TS−limitを下回る場合を想定する。そのような場合として、操作力検出部61のトルクセンサ74に歪ゲージを用いた場合に、歪ゲージが湾曲機構部24のシャフト33から剥がれ落ちる場合が例示される。制御部62は、検出トルクTが下限TS−limitを下回った場合にも操作力検出部61の異常を検出し、負荷制限手段63を作動させる。
図21に、検出トルクTが上限TS+limitを上回った場合の制御プロセスのタイミングチャートを示す。
時刻t1において、操作力検出部61に異常が生じ、検出トルクTが急激な上昇傾向に転じている。そして、時刻t2において、検出トルクTがその時点における湾曲量θt2に対応する設定トルクTでの許容範囲の上限TS+limitを上回り、時刻t3において、検出トルクTが最大値TSmaxに達している。
制御部62は、時刻t2において、検出トルクTが上限TS+limitを超えたことを検出し、プランジャ駆動部77の駆動回路82に含まれるスイッチ83をONするプランジャ制御信号を負荷制限手段63に出力する。負荷制限手段63は、このプランジャ制御信号を受けてプランジャ76の係合部78をロック用ギヤ75に係合させ、湾曲機構部24のシャフト33をロックする。
制御部62は、上記のプランジャ制御信号を出力すると同時に、モータ71を停止させるためのモータ制御信号を駆動部60に出力する。駆動部60は、このモータ制御信号を受けてモータ駆動部72からモータ71への駆動電流の供給を遮断し、モータ71を停止させる。
その後、制御部62は、内視鏡装置201の操作者によるロック解除操作があった後、又は所定時間経過後に、プランジャ駆動部77の駆動回路82に含まれるスイッチ83をONするプランジャ制御信号を負荷制限手段63に出力する。負荷制限手段63は、このプランジャ制御信号を受けてプランジャ76とロック用ギヤ75との係合を解消させ、湾曲機構部24のシャフト33のロックを解除する。それにより、湾曲部21は、自身の剛性により直線状(θ=0)に復元する。
図22に、検出トルクTが下限TS−limitを下回った場合の制御プロセスのタイミングチャートを示す。
操作力検出部61に異常が生じ、検出トルクTが急激な下降傾向に転じている。そして、時刻t2において、検出トルクTがその時点における湾曲量θt2に対応する設定トルクTでの許容範囲の下限TS−limitを下回り、時刻t3において、検出トルクTが0となっている。
制御部62は、時刻t2において検出トルクTが下限TS−limitを下回ったことを検出し、プランジャ駆動部77の駆動回路82に含まれるスイッチ83をONするプランジャ制御信号を負荷制限手段63に出力する。負荷制限手段63は、このプランジャ制御信号を受けてプランジャ76の係合部78をロック用ギヤ75に係合させ、湾曲機構部24のシャフト33をロックする。
制御部62は、上記のプランジャ制御信号を出力すると同時に、モータ71を停止させるためのモータ制御信号を駆動部60に出力する。駆動部60は、このモータ制御信号を受けてモータ駆動部72からモータ71への駆動電流の供給を遮断し、モータ71を停止させる。
その後、制御部62は、内視鏡装置1の操作者によるロック解除操作があった後、又は所定時間経過後に、プランジャ駆動部77の駆動回路82に含まれるスイッチ83をONするプランジャ制御信号を負荷制限手段63に出力する。負荷制限手段63は、このプランジャ制御信号を受けてプランジャ76とロック用ギヤ75との係合を解消させ、湾曲機構部24のシャフト33のロックを解除する。それにより、湾曲部21は、自身の剛性により直線状(θ=0)に復元する。
このように、湾曲量θを検出し、検出トルクTが湾曲量θに対応する設定トルクTとなるように駆動部60を制御し、そこにおいて、検出トルクTに対して設定トルクTを基準とする許容範囲を定め、検出トルクTが許容範囲から外れる場合に操作力検出部61の異常を検出するようにすれば、操作力検出部61の異常によって検出トルクTが上昇する場合に、一定の閾値を用いて検出トルクTがこの閾値を超える場合に操作力検出部61の異常を検出するのに比べて、操作力検出部61の異常を速やかに検出することができる。また、検出トルクTが下降して0となる場合に、それが湾曲操作部23における湾曲操作によるものか、操作力検出部61の異常によるものかを区別して、操作力検出部61の異常を適切に検出することができる。
なお、負荷制限手段63に含むプランジャ76よって湾曲機構部24のシャフト33をロックし、湾曲部21に作用する負荷を制限するものとして説明したが、上述した内視鏡装置101と同様に、操作力検出部61の異常を検出した時点で駆動部60のモータ71への駆動電流の供給を維持し、それによって湾曲部21に作用する負荷を制限するようにしてもよい。
以上、説明したように、本明細書に開示された内視鏡装置は、被検体内に挿入される挿入部に湾曲部が設けられた内視鏡装置であって、前記湾曲部の湾曲操作がなされる湾曲操作部と、前記湾曲操作部における湾曲操作に応じて前記湾曲部を湾曲させる機構部と、前記機構部を駆動する駆動部と、前記湾曲操作部に入力される操作力を検出する操作力検出部と、前記操作力検出部にて検出される操作力に基づいて前記湾曲操作部における湾曲操作を補助するように前記駆動部を制御する制御部と、前記湾曲部に作用する負荷を制限する負荷制限手段と、を備え、前記制御部は、前記操作力検出部にて検出される操作力に基づいて該操作力検出部の異常を検出し、該操作力検出の異常を検出した場合に前記負荷制限手段を作動させる。
また、本明細書に開示された内視鏡装置は、前記制御部は、前記操作力検出部にて検出される操作力が所定の閾値を越えた場合に該操作力検出部の異常を検出する。
また、本明細書に開示された内視鏡装置は、前記制御部は、前記操作力検出部にて検出される操作力の単位時間当たりの変化量が所定の閾値を超えた場合に該操作力検出部の異常を検出する。
また、本明細書に開示された内視鏡装置は、前記湾曲部の湾曲量を検出する湾曲量検出部をさらに備え、前記制御部は、前記湾曲量検出部にて検出される湾曲量に応じた所望の操作力が前記操作力検出部にて検出されるように前記駆動部を制御し、前記操作力検出部にて検出される操作力が前記所望の操作力を基準とする所定の許容範囲から外れた場合に該操作力検出部の異常を検出する。
また、本明細書に開示された内視鏡装置は、前記負荷制限手段は、前記機構部に係合して該機構部を機械的にロックする。
また、本明細書に開示された内視鏡装置は、前記負荷制限手段は、前記駆動部の出力を前記操作力検出部の異常が検出された時点での出力に維持する。
また、本明細書に開示された内視鏡装置は、前記制御部は、前記負荷制限手段が解除された後に前記駆動部の出力を漸減させる。
また、本明細書に開示された内視鏡装置は、前記操作力検出部の異常を報知する警報手段をさらに備え、前記制御部は、前記操作力検出部の異常が検出された場合に、前記警報手段を作動させる。
また、本明細書に開示された内視鏡装置の制御方法は、被検体内に挿入される挿入部に湾曲部が設けられ、前記湾曲部の湾曲操作がなされる湾曲操作部と、前記湾曲操作部における湾曲操作に応じて前記湾曲部を湾曲させる機構部と、前記機構部を駆動する駆動部と、前記湾曲操作部に入力される操作力を検出する操作力検出部と、前記操作力検出部にて検出される操作力に基づいて前記湾曲操作部における湾曲操作を補助するように前記駆動部を制御する制御部と、前記湾曲部に作用する負荷を制限する負荷制限手段と、を備えた内視鏡装置の制御方法であって、前記制御部は、前記操作力検出部にて検出される操作力に基づいて該操作力検出部の異常を検出し、該操作力検出の異常を検出した場合に前記負荷制限手段を作動させる。
また、本明細書に開示された内視鏡装置の制御方法は、前記操作力検出部の異常を報知する警報手段をさらに備え、前記制御部は、前記操作力検出部の異常が検出された場合に、前記警報手段を作動させる。
1、101、201 内視鏡装置
2 内視鏡本体
3 光源ユニット
4 プロセッサユニット
5 モニタ
10 挿入部
11 操作部
12 ユニバーサルコード
13 コネクタ
20 先端部
21 湾曲部
22 軟性部
23 湾曲操作部
23a、23b 湾曲操作ノブ
24 湾曲機構部
25 処置具挿入口
26 処置具チャンネル
30 節輪
31 連結ピン
32 プーリ
33 シャフト
34 操作ワイヤ
40 光源
41 光源駆動部
42 CPU
43 ライトガイド
44 照明光学系
45 対物光学系
46 撮像部
47 固体撮像素子
48 CPU
49 画像処理部
50 メモリ
51 CPU
60 駆動部
61 操作力検出部
62 制御部
63 負荷制限手段
71 モータ
72 モータ駆動部
73a 入力側ギヤ
73b 出力側ギヤ
74 トルクセンサ
75 ロック用ギヤ
76 プランジャ
77 プランジャ駆動部
78 係合部
79 永久磁石
80 軸
81 電磁石
82 駆動回路
83 スイッチ
84 バネ
264 湾曲量検出部
285 ロータリーエンコーダ

Claims (10)

  1. 被検体内に挿入される挿入部に湾曲部が設けられた内視鏡装置であって、
    前記湾曲部の湾曲操作がなされる湾曲操作部と、
    前記湾曲操作部における湾曲操作に応じて前記湾曲部を湾曲させる機構部と、
    前記機構部を駆動する駆動部と、
    前記湾曲操作部に入力される操作力を検出する操作力検出部と、
    前記操作力検出部にて検出される操作力に基づいて前記湾曲操作部における湾曲操作を補助するように前記駆動部を制御する制御部と、
    前記湾曲部に作用する負荷を制限する負荷制限手段と、
    を備え、
    前記制御部は、前記操作力検出部にて検出される操作力に基づいて該操作力検出部の異常を検出し、該操作力検出の異常を検出した場合に前記負荷制限手段を作動させる内視鏡装置。
  2. 請求項1に記載の内視鏡装置であって、
    前記制御部は、前記操作力検出部にて検出される操作力が所定の閾値を越えた場合に該操作力検出部の異常を検出する内視鏡装置。
  3. 請求項1に記載の内視鏡装置であって、
    前記制御部は、前記操作力検出部にて検出される操作力の単位時間当たりの変化量が所定の閾値を超えた場合に該操作力検出部の異常を検出する内視鏡装置。
  4. 請求項1に記載の内視鏡装置であって、
    前記湾曲部の湾曲量を検出する湾曲量検出部をさらに備え、
    前記制御部は、前記湾曲量検出部にて検出される湾曲量に応じた所望の操作力が前記操作力検出部にて検出されるように前記駆動部を制御し、前記操作力検出部にて検出される操作力が前記所望の操作力を基準とする所定の許容範囲から外れた場合に該操作力検出部の異常を検出する内視鏡装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の内視鏡装置であって、
    前記負荷制限手段は、前記機構部に係合して該機構部を機械的にロックする内視鏡装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の内視鏡装置であって、
    前記負荷制限手段は、前記駆動部の出力を前記操作力検出部の異常が検出された時点での出力に維持する内視鏡装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の内視鏡装置であって、
    前記制御部は、前記負荷制限手段が解除された後に前記駆動部の出力を漸減させる内視鏡装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の内視鏡装置であって、
    前記操作力検出部の異常を報知する警報手段をさらに備え、
    前記制御部は、前記操作力検出部の異常が検出された場合に、前記警報手段を作動させる内視鏡装置。
  9. 被検体内に挿入される挿入部に湾曲部が設けられ、前記湾曲部の湾曲操作がなされる湾曲操作部と、
    前記湾曲操作部における湾曲操作に応じて前記湾曲部を湾曲させる機構部と、
    前記機構部を駆動する駆動部と、
    前記湾曲操作部に入力される操作力を検出する操作力検出部と、
    前記操作力検出部にて検出される操作力に基づいて前記湾曲操作部における湾曲操作を補助するように前記駆動部を制御する制御部と、
    前記湾曲部に作用する負荷を制限する負荷制限手段と、
    を備えた内視鏡装置の制御方法であって、
    前記制御部は、前記操作力検出部にて検出される操作力に基づいて該操作力検出部の異常を検出し、該操作力検出の異常を検出した場合に前記負荷制限手段を作動させる内視鏡装置の制御方法。
  10. 請求項9に記載の内視鏡装置の制御方法であって、
    前記操作力検出部の異常を報知する警報手段をさらに備え、
    前記制御部は、前記操作力検出部の異常が検出された場合に、前記警報手段を作動させる内視鏡装置の制御方法。
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