JP2011030637A - 根管治療システム - Google Patents

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Abstract

【課題】根管治療前に根管の形状等の確認、基準位置から根尖部までの距離を正確に測定ができ、さらに、根管治療時において根管治療器具の先端が基準位置から移動した距離をリアルタイムに表示する。
【解決手段】画像表示手段61に治療対象となる歯牙7のCT画像を表示させ根管73の形状等の確認を行う。CT画像長さ測定手段24が、表示されたCT画像に基づき、基準位置から根尖部72までの距離の測定を行い、測定した長さを長さ表示手段62に表示させる。さらに、治療時には治療器具距離計測手段5が、根管治療器具3の先端32aの基準位置からの移動距離を計測し、計測距離を距離表示手段63に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、CT画像および根管治療器具を用いた根管治療システムに関する。
従来、歯科用根管治療において、根管の長さを測定する根管長測定器は、電気的に根管の長さを測定している。これは、例えば、根管内に挿入する測定電極と、口腔内に設置した口腔電極との間に電気的信号を与え、測定電極の先端が根尖部(根尖位置)に到達したことを検出するものである。このように、電気的に根管の長さを測定するものは、特許文献1等、多数公開されており周知の技術である。
しかし、この根管長測定器は、実際に根管の長さを測定するものではなく、根尖部を検出しているにすぎない。実際の根管の長さを測定するためには、根管長測定器により根尖部を検出した後に、予め測定電極に備えたストッパーを歯牙に当たるまで下げる。そして、一度、測定電極を根管から抜き出し、ストッパーから測定電極の先端までの距離を測ることで、根管の長さを測定していた。
特許文献2に開示されている根管長測定器は、根尖部を検出することができ、さらに、測定電極の先端が設定した基準位置に到達したことを表示する機能を備えている。そして、測定電極の先端が根尖部や基準位置に近づいているかどうかを指示ドットにより表示している。しかし、この表示はあくまで目安であって、測定電極の位置が具体的にわかるものではない。
ところで、根管の数は同一部位の歯でも人により異なる。例えば、第一小臼歯では、根管の数は1または2本であり、単数根の場合と複数根の場合とがある。第二大臼歯では、根管の数が2〜4本である。また、根管の形状は必ずしも直線的でなく、大きく湾曲するものも存在する。さらに、根管には側枝(根管の枝分かれ)が存在していることもあり、複雑な形状をなす場合がある。
上記のような、根管の長さ、根管の数、根管の形状などを正確に把握せずに、根管治療を行い、治療が不十分な個所を残してしまうことは、根尖病巣を引き起こす原因となり、結果、再び根管治療が必要となる、または、抜歯を余儀なくされる。
従って、根管治療では、あらかじめ根管の長さを正確に把握し、根管の数、側枝の有無、根管の幅、根管の湾曲など、根管の形状を把握する必要がある。さらには、根管治療時に根管治療器具の先端が根管のどこに存在しているのかを具体的に把握することが好ましい。
特開平6−181938号公報 特許3113095号公報
そこで本願発明は、上記問題点に鑑みて、根管治療前に根管の形状等の確認、基準位置から根尖部までの距離を正確に測定ができ、さらに、根管治療時において、根管治療器具の先端が基準位置から移動した距離をリアルタイムに表示できる根管治療システムを提供する。
上記課題を解決するために、本願発明に係る根管治療システムは、根管治療の対象となる歯牙のCT画像を表示する画像表示手段と、画像表示手段に表示されたCT画像に基づき、予め設定した基準位置から対象歯牙の根尖部までの長さを測定するCT画像長さ測定手段と、対象歯牙の根管の治療を行う根管治療器具と、対象歯牙の歯冠部上に設けられ、根管治療器具を根管に案内するための案内手段と、根管治療器具の先端が基準位置から移動した距離を計測する治療器具距離計測手段と、を備える。
好ましくは、治療器具距離計測手段は、一端が根管治療器具の上部に接続され、他端が案内手段を通じて外部に導かれた線状部材と、根管治療器具を上下動するに伴って移動する他端の移動量を検知する検知手段とを備える。
好ましくは、画像表示手段は、根管の数または根管の形状を確認するために、対象歯牙における根尖部までの複数の軸位断像を同時に表示する。
好ましくは、画像表示手段は、根管の数または根管の形状を確認するために、CT画像に基づき生成された、対象歯牙における根尖部までの仮想内視鏡画像を表示する。
好ましくは、画像表示手段は、根管治療器具の先端の位置を示すポイントをCT画像上に表示し、CT画像上に表示されたポイントは、治療器具距離計測手段により計測された距離に応じて、CT画像上を移動する。
好ましくは、電気的に根管治療器具の先端が根尖部に達したこと検出する根尖部検出手段を備える。
本発明に係る根管治療システムでは、画像表示手段に、根管治療の対象となる歯牙の軸位断像、冠状断像、矢状断像等、その他、任意の断面のCT画像を表示することで、根管の数、側枝の有無など、根管の形状を正確に確認することができる。さらに、CT画像により、基準位置(例えば根管口、歯冠部等)から根尖部までの距離を測定することができるので、従来のように、治療前に根管内に測定電極を挿入する必要がない。
そして治療時には、治療器具距離計測手段により、根管治療器具の先端が基準位置からどれだけ移動したかを計測ですることができ、さらに、CT画像により、根管治療器具の先端が根管のどの位置にあるのかが、リアルタイムに、かつ、正確にわかる。
本発明に係る根管治療システムの一実施形態を示す図である。 対象歯牙における複数の断面のCT画像を示す図である。 対象歯牙の根尖部までの等間隔おきの軸位断像を示す図である。 対象歯牙の仮想内視鏡画像を示す図である。図4Aから図4Hは、対象歯牙の根管の内側を通り、根尖部に達するまでの様子を示す。 対象歯牙の仮想内視鏡画像を示す図である。図Bは図Aから根管に向けて視点位置を進めた状態の図である。 CT画像に基づき、基準位置から根尖部までの長さを測定する様子を示す図である。 根管治療器具、案内手段および治療器具距離計測手段を示す図である。図7Aは基準位置(歯冠部)に根管治療器具の先端を合わせた様子を示す図であって、図7Bは、基準位置から根管治療器具の先端を根管に挿入した様子を示す図である。 検知手段の例を示す図であって、図8Aはロータリーエンコーダによる検知、図8Bはリニアエンコーダによる検知を示す。 検知手段の例を示す図であって、図9Aは可変抵抗器による検知、図9Bは光学的三角測距方式による検知を示す。 根管治療器具の先端の移動に伴って、CT画像上で先端の位置を示すポイントが移動する様子を表す図である。 画像表示手段に、根管治療器具の先端の位置を示したCT画像と、根管治療器具の先端の位置における根管の仮想内視鏡画像とを表示した様子を示す図である。 電気的に根尖部を検出する根尖部検出手段を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1に基づいて本発明の根管治療システム全体を説明する。根管治療システムは、治療対象となる歯牙7のCT撮影を行うためのコンビームCT装置(CBCT装置)10を備える。
根管治療システムは画像処理、長さ測定等、各処理を行うための制御部2を備えている。制御部2は、CBCT装置10からCT画像データを取得する画像データ取得手段21を備える。制御部2は、画像データを画像処理して、CT画像を再構成する画像再構成手段22を備えている。制御部2は、CT画像に基づき仮想内視鏡画像を生成する仮想内視鏡画像生成手段23を備えている。さらに、制御部2は、CT画像に基づき、基準位置から根管73を通り、根尖部72(根尖位置)までの長さを測定するCT画像長さ測定手段24を備えている。ここで、基準位置とは治療に際して術者が予め設定する位置であって、例えば歯冠部71や根管口などである。
根管治療システムは、根管73内の歯髄の除去、根管73の拡大を行う根管治療器具3を備えている。根管治療システムは、根管治療器具3を治療対象の根管73に案内するための案内手段4を備えている。
根管治療システムは、根管治療器具3の先端32aが基準位置から移動した距離を計測する治療器具距離計測手段5を備える。治療器具距離計測手段5は根管治療器具3の上下動を伝えるための線状部材51を備える。治療器具距離計測手段5は、根管治療器具3の上下動を検知する検知手段52を備える。さらに、治療器具距離計測手段5は、検知手段52からの検知信号に基づき、根管治療器具3の先端32aが基準位置から移動した距離の演算をする距離演算手段53を備える。
根管治療システムは、画像、計測距離などを表示する表示部6を備える。表示部6はCT画像および仮想内視鏡画像を表示する表示手段61を備える。表示部6は、CT画像長さ測定手段24により測定した長さを表示する長さ表示手段62を備える。表示部6は、治療器具距離計測手段5による計測距離を表示する距離表示手段63を備える。また、根管治療システムは、術者が画像表示手段61に表示する画像を選択する等の操作をするための操作手段11を備える。
根管治療をするにあたり術者は、予め根管治療の対象となる歯牙7の歯冠部71を切削することで、歯髄腔を確認できるまで歯冠部71を拡大形成する。そして、CBCT装置10により、歯冠部71を拡大形成した対象歯牙7にX線コンビームを照射し、対象歯牙7のCT撮影を行う。また上記とは別に、先にCT撮影を行い再構成した画像上で拡大形成を行うためのシミュレーションをするようにしてもよい。
再構成したCT画像において、術者の定めた基準位置が明確になるように、例えば歯冠部71を基準位置とするような場合、歯冠部71を拡大形成する際に、基準位置となる歯冠部71をフラットに切削しておいてもよい。術者はCT画像上の歯牙7のフラットに切削された箇所を見つけることにより、CT画像上の基準位置を容易に確認できる。また、基準位置に金属板などの板状のものを置いた状態でCT撮影を行うことで、CT画像上で基準位置を明確にすることもできる。ただし、金属板の場合、アーチファクトの問題が生じることもあるため、アーチファクトの影響が少ないような金属を使用することが好ましい。なお、再構成したCT画像において基準位置が明確になるようなものであれば、金属でなく他の物質であってもよい。この他に、案内手段4を歯冠部71上に予め設置してCT撮影を行うことで、再構成したCT画像において、基準位置が明確になるようにしてもよい。
CT撮影によって得られた画像データは、画像データ取得手段21により取得される。画像再構成手段22は、取得した画像データを画像処理して、CT画像を再構成する。画像再構成手段22は、軸位断像、矢状断像、冠状断像の他、任意の断面の二次元画像、および三次元画像を再構成する。このようにして再構成されたCT画像は、画像表示手段61に表示される。
術者は、画像表示手段61により表示されたCT画像から、対象歯牙7の根管73の数、根管73の形状を確認する。術者は、対象歯牙7が複数根である場合には、CT画像から治療する根管73を特定する。図2に示すように、画像表示手段61は一枚のCT画像を表示させるだけでなく、例えば対象となる歯牙7の任意の点における、軸位断像、矢状断像、冠状断像の他、任意の断面を同時に表示させることができる。また、図3に示すように基準位置から根尖部72までにわたり、等間隔おきの複数枚の軸位断像を同時に表示させることができる。軸位断像の間隔は、例えば0.5mm、1.0mmであったり、また、CT画像の分解能に合わせて、より細かい間隔で、複数枚の軸位断像を表示させてもよい。術者は、基準位置から根尖部72にかけて複数枚の軸位断像を連続して観察することで、根管73の幅の変化や、根管73の湾曲などの根管73の形状が理解しやすくなる。
また、根管73の形状を理解しやすいように、画像表示手段61に表示させたCT画像を、操作手段11により自由に回転できるようにしてもよい。
さらに、仮想内視鏡画像生成手段23がCT画像に基づき仮想内視鏡画像を生成して、画像表示手段61に仮想内視鏡画像を表示する。先に示したCT画像とは異なり、図4、および図5に示すように仮想内視鏡画像を用いることで、治療対象となる根管73を内側から観察できる。
仮想内視鏡画像では、操作手段11により視点位置や視線方向を任意に変えることができる。図4に示すように、対象歯牙7を外側から確認できる画像(図4A)から、根管73に向かって視点位置、視線方向を変えながら、根管73の内側に入り(図4B、図4C)、根尖部72を確認できるまで進めて(図4D〜図4H)、根管73の入口から根尖部72までの根管73の形状を、内側から把握することができる。さらに、このような仮想内視鏡画像から、対象歯牙7の外側から根管73の内側に進み、根尖部72に達するまでの動画を作製し、動画によって根管73の幅、根管73の湾曲等、根管73の形状を確認することも可能である。
また、術者が操作手段11で、図5Aに示す仮想内視鏡画像から根管73aに向かって視点位置を移動させていくと、図5Bに示す仮想内視鏡画像が表示され、別の根管73bを確認できる。術者は、仮想内視鏡画像から根管の数を確認でき、さらに治療する根管73を特定し、視点位置を根尖部72まで進めて、根管73の形状を確認することがきる。
図6に示すように、術者は、CT画像から治療対象となる根管73の形状を確認した後に、治療対象となる根管73の根尖部72までが現れているCT画像を画像表示手段61に表示させておく。そして、例えば、CT画像上には、操作手段11によりCT画像上に重畳してライン91を描けるようにしておき、術者は、基準位置(例えば、歯冠部71)から治療対象となる根管73を通って根尖部72にまでライン91を描く。CT画像長さ測定手段24は、このCT画像上に描かれたライン91の基準位置側91aから根尖部側91bまでの長さから、実際の基準位置からの根尖部72までの長さを演算する。この長さの演算は、CBCT装置10によるCT撮影の撮影領域、表示されたCT画像の拡大倍率等が予めわかっていることから、これらに基づいて行われる。
上記の方法では、根管73が3次元に大きく湾曲している場合、CT画像上で現れていない根管73の奥行を考慮して測定することできない。そこで図6に示すように、画像表示手段61に、垂直軸81aおよび水平軸81bを表示させておき、操作手段11により、垂直軸81aまたは水平軸81bを中心軸として自由に画像を回転させ、異なる断面のCT画像を表示できるようにする。
そして、術者は操作手段11により、基準位置(例えば、歯冠部71)をプロットし、治療対象となる根管73の位置を根管73の湾曲に沿って根尖部72に至るまでプロットしていく。途中、CT画像に現れていない湾曲部分に近づくと、操作手段11により、垂直軸81a又は水平軸81bを中心軸として画像を回転させ、先に表示されたCT画像に現れていなかった根管73の湾曲部分を現したCT画像を表示し、根管73の位置をプロットする。必要であれば、その都度、画像を回転し表示するCT画像を変え、プロットを根尖部72に達するまで行う。CT画像長さ測定手段24は、基準位置から根尖部72までプロットした位置を順次通って描かれるラインの長さから、実際の基準位置から根尖部72までの長さの演算を行う。このように、根管73の奥行を考慮して基準位置から根尖部72までの長さの測定をすることで、根管73が3次元に大きく湾曲している場合でも正確な長さを測定することができる。
この他に、図3に示すような、基準位置から根尖部72にわたる複数枚の軸位断像において、術者が、基準位置と各軸位断像に表示された治療対象となる根管73の位置をプロットする。そして、CT画像長さ測定手段24が、基準位置から根尖部72までの各軸位断像にプロットした位置を順次通る実際の長さを、軸位断像の間隔(例えば、0.5mm)とプロット位置とに基づいて演算し、測定をすることもできる。
このCT画像長さ測定手段24は、基準位置から根尖部72までの測定だけでなく、例えば、CT画像上で側枝が確認されたようなときには、基準位置から側枝までの距離を測定することができる。その他、根管73の長さ、根管73の幅など、CT画像上の任意の距離を計測することができる。
制御部2はCT画像長さ測定手段24により測定された長さを、長さ表示手段62に表示させる。
次に、図7に基づいて、根管治療器具3、案内手段4、および治療器具距離計測手段5について説明する。根管治療器具3は、リーマー、ファイル等である。根管治療器具3は、術者が根管治療器具3を操作するための柄部31を備えている。術者は柄部31を把持することで、根管治療器具3を上下動、水平動、回転運動させたりする。また、根管治療器具3は、歯髄を除去し、根管73の拡大するための切削部32を備えている。切削部32は、テーパー状に形成されている。切削部32の長さは20mm〜25mm程度であり、切削部32の太さも様々である。
案内手段4は、歯冠部71上に設置するベース44を備える。ベース44は、根管治療器具3の切削部32が根管73に挿入されるように案内するための案内穴41を備える。この案内穴41はテーパー状に形成され、上面側から下面側に向かって、穴の径が小さくなっており、切削部32を根管73に挿入しやすくなっている。
治療器具距離計測手段5は次のように構成される。線状部材51の一端51aは、根管治療器具3の柄部31の下に設けられた支持部材33に取り付けられる。使用する根管治療器具3は、切削部32の長さ、太さの異なるものが用意されて、治療対象となる根管73の長さ、形状に合わせて使い分けられるので、線状部材51は、根管治療器具3対して着脱可能に取り付けられることが好ましい。ベース44には、その上面から側面に通じる貫通孔42が形成されている。そして、線状部材51の他端51bは、貫通孔42を通って外部に導かれる。外部に導かれた他端51bは、他端51bの移動量を検知する検知手段52に接続される。距離演算手段53が、検知手段52からの検知信号に基づき、基準位置から根管治療器具の先端32aまでの距離を演算する。
なお、線状部材51は、断面が円状のものであっても、断面が帯状のものであってもよい。線状部材51は、例えばSUS線材、形状記憶合金、ニッケルチタン合金線材、チタン線材、チタン合金線材等のようなものである。
術者が根管73を治療するため根管治療器具3を上下動するに伴って、支持部材33に取り付けられた線状部材51全体が案内手段4を介して移動する。すなわち、根管治療器具3の上下動により、一端51aが上下動するとともに他端51bが進退移動するので、根管治療器具3の移動が他端51bに伝わる。これによって、例えば、歯冠部71を基準位置とした場合、図7Aに示すように根管治療器具3の先端32aが歯冠部71(基準位置)にあるときの他端51bから、図7Bに示されるように根管治療器具3の先端32aが根管73に挿入されたときの他端51bの距離を計測することで、先端32aが基準位置から侵入した位置までの距離を計測することができる。
貫通孔42の側面側の入口にチューブ43を取り付け、線状部材51の他端51bが貫通孔42およびチューブ43を通って外部に導かれるようにしてもよい。チューブ43は、貫通孔42の側面側の入口から検出手段52にまで伸び、線状部材51を検知手段52まで導く。チューブ43はゴム状のもの、コイルばね、プラスチック製などであって、フレキシブルなものであり、チューブ43により線状部材51が途中で折れ曲がることなく円滑に外部に導かれる。チューブ43には、例えば、医療分野で使用されているカテーテル(マイクロカテーテル含)に用いられている材料を利用することも選択肢として好ましい。
支持部材33は、切削部32を回転自在に支持する。これにより、支持部材33は、根管治療器具3の上下動に伴って上下動するが、根管治療器具3の回転運動に対しては回転しないようにできる。従って、術者が柄部31を把持して、切削部32を回転させても、線上部材51は回転運動しないので、回転運動により誤った距離を計測することを防止できる。
検知手段52は、例えば、図8に示すようなエンコーダがある。図8Aのように、ロータリーエンコーダ12に他端51bを接続する。他端51bが移動することにより回転する変位量から他端51bの移動量を検知する。また、図8Bはリニアエンコーダ13であり、他端51bをスケールに13aに接続する。スケール13aの変位量からの他端51bの移動量を検知する。
また、図9Aに示すように可変抵抗器14を用いてもよい。線状部材の他端51bが、可変抵抗器14の可動端子14aに接続される。そして、根管治療器具3が上下動に伴い、他端51aに接続された可動端子14aが移動するので、抵抗値が変化する。この変化する抵抗値から他端51bの移動量を検知することができる。
図9Bに示すような光学的三角測距の原理により他端51bの移動量を検出することもできる。投光素子15からの光は、投光レンズ16を通って、他端51bに取り付けた検出体17に照射される。検出体17に照射された光は反射し、その反射光は受光レンズ18を通って、位置検出素子19上にスポットを作る。他端51bに取り付けられた検出体17の位置が17aから17bに移動すると、位置検出素子19上のスポットの位置は19aから19bまで移動する。従って、位置検出素子19のスポットの位置変化を検出することで、他端51bの移動量を検知することができる。
上記のようにして治療器具距離計測手段5により計測された距離は、制御部2が距離表示手段63に表示させる。つまり、図7Aのように根管治療器具3の先端32aを基準位置(この場合は歯冠部71)にあわせている状態では0mmと表示されており、先端32aが根尖部72に近づくにつれて次第に表示距離が増えていき、先端32aが根尖部72から遠ざかると表示距離は次第に減っていく。このようにして、術者は根管治療時に、根管治療器具3の先端32aが基準位置から侵入した位置までの距離をリアルタイムに、かつ、正確に把握することが可能となる。そして、長さ表示手段62により表示された基準位置から根尖部72までの長さと、距離表示手段63により表示された距離とから、先端32aがどれだけ根尖部72に近づいているかがわかる。
次に、図10に基づいて、根管73の治療時に、根管治療器具3の先端32aの位置をCT画像上にリアルタイムに表示させる例について説明する。
まず、実際の根管治療器具3の先端32aを基準位置に合わせた状態で、CT画像上に描かれたライン91の基準位置側91aにポイント92を重畳して表示させる。そして、根管治療器具3を上下動することで治療器具距離計測手段5が距離を計測し、制御部2が、基準位置側91aから計測距離に対応する分だけ進んだライン上の位置に、ポイント92を表示させる。このようにすれば、実際の根管治療器具3の先端32aの位置と、CT画像上のポイント92の位置が一致する。そして、先端32aを根尖部72に近づけると、測定距離が増加するので、表示したポイント92が根尖部側91bに向かって増加量に対応する分だけライン91上を移動する。先端32aを根尖部72から遠ざけると、計測距離が減少するので、表示したポイント92が減少量に対応する分だけ基準位置側91aに向かってライン91上を移動する。
以上のようにして、CT画像上に先端32aの位置を示すポイント92を表示させておき、根管治療器具3の上下動に対応してポイント92を基準位置から、根管73を通って根尖部72まで、CT画像上を移動させることができる。これにより、術者は、治療時に根管治療器具3の先端32aが根管73のどの位置に存在しているかをリアルタイムに理解することができる。このように先端32aの位置がわかることで、例えば、術者は根管73の湾曲している付近に先端32aが近づいたことを確認したら、根管治療器具3に作用させる力加減を調節する等して、切削部32を根管73の湾曲へ円滑に挿入することが可能となる。
また、図11に示すように、根管73の治療時に一つの画像表示手段61に、根管治療器具3の先端32aの位置をリアルタイムに示している対象歯牙7のCT画像と、先端32aの位置における根管73をリアルタイムに示している仮想内視鏡画像とを同時に表示してもよい。図11において、画像Aは、治療対象の根管73を表した対象歯牙7の断面のCT画像であって、先端32aの位置をリアルタイムに表示している。ライン93は、先端32aが存在している高さ示すものであり、ライン91とライン93の交点94が、先端32aの位置を示している。画像Bは、対象歯牙7のCT画像であり、根管治療器具3の先端32aの位置を、ポイント92によりリアルタイムに表示している。画像Cは、治療対象の根管73の仮想内視鏡画像である。
画像Cの仮想内視鏡画像の視点位置は、根管治療器具3の先端32aの位置であり、視線方向は、根尖部72側へ進む方向である。視点位置を先端32aにすることは、上述したように、治療器具距離計測手段5等により、先端32aの位置をリアルタイムに計測できることに基づいて行われる。さらに、視線方向を、根尖部72側へ進む方向とすることは、術者がCT画像上において、基準位置から根尖部72まで描いたライン91に基づいて行われる。すなわち、視線方向とは、ライン91のポイント92における接線方向であり、かつ、ライン91上のポイント92が根尖部72側へ移動する方向である。
このようにすることで、術者は、根管73の治療の際、仮想内視鏡画像により、先端32aの位置における根管73の内側の形状をリアルタイムに確認することができる。視線方向を根尖部72側へ進む方向としているので、術者は、根管治療器具3の先端32aを根尖部72に向けて挿入していくために、どのように根管治療器具3を操作すればよいかが、把握しやすくなる。さらに、根管73のCT画像と仮想内視鏡画像とを同時に表示することにより、術者は、より正確に根管73の形状を理解しながら治療を行うことが可能である。
根管治療システムでは、さらに、図12に示すような従来からある電気的に根尖部を検出する根尖部検出手段95を備えるようにしてもよい。根管治療器具3に測定電極95aを、口腔内に口腔電極95bを設ける。そして測定電極95aおよび口腔電極95bの間のインピーダンス値など電気的特性を、検知手段95cが測定する。検知手段95cは測定するインピーダンス値が所定値になることから、測定電極95aの先端が根尖部72に達したことを検出する。
実際の根管治療器具3の先端32aの位置とCT画像上に表示したポイント92の位置とが、何らかの原因でずれが生じた場合、実際の先端32aが既に根尖部72に達しているが、CT画像上のポイント92がCT画像上の根尖部72に達していない虞がある。この際、術者は、まだ先端32aが根尖部72に達していないと判断して、根管治療器具3を無理に挿入すれば、根尖部72を傷付ける。そこで、上記の根尖部検出手段95が根管治療器具3の先端32aが根尖部72に達したことを検出し、検出したことを表示部6に表示させることで、術者が根尖部を傷つけることがないようにすることができる。なお、先端32aが根尖部72に達したことを音声で聴覚的に術者に知らせてもよい。
24 CT画像長さ測定手段
3 根管治療器具
32a 根管治療器具の先端
4 案内手段
5 治療器具距離計測手段
51 線状部材
51a 線状部材の一端
51b 線状部材の他端
52 検知手段
61 画像表示手段
7 歯牙
71 歯冠部
72 根尖部
73 根管
92 ポイント
95 根尖部検出手段

Claims (6)

  1. 根管治療の対象となる歯牙のCT画像を表示する画像表示手段と、
    前記画像表示手段に表示された前記CT画像に基づき、予め設定した基準位置から前記対象歯牙の根尖部までの長さを測定するCT画像長さ測定手段と、
    前記対象歯牙の根管の治療を行う根管治療器具と、
    前記対象歯牙の歯冠部上に設けられ、前記根管治療器具を前記根管に案内するための案内手段と、
    前記根管治療器具の先端が前記基準位置から移動した距離を計測する治療器具距離計測手段と、
    を備えたことを特徴とする根管治療システム。
  2. 前記治療器具距離計測手段は、
    一端が前記根管治療器具の上部に接続され、他端が前記案内手段を通じて外部に導かれた線状部材と、
    前記根管治療器具を上下動するに伴って移動する前記他端の移動量を検知する検知手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の根管治療システム。
  3. 前記画像表示手段は、前記根管の数または前記根管の形状を確認するために、前記対象歯牙における前記根尖部までの複数の軸位断像を同時に表示することを特徴とする請求項1または請求項2記載の根管治療システム。
  4. 前記画像表示手段は、前記根管の数または前記根管の形状を確認するために、前記CT画像に基づき生成された、前記対象歯牙における前記根尖部までの仮想内視鏡画像を表示することを特徴とする請求項1から請求項3記載の根管治療システム。
  5. 前記画像表示手段は、前記根管治療器具の先端の位置を示すポイントを前記CT画像上に表示し、
    前記CT画像上に表示された前記ポイントは、前記治療器具距離計測手段により計測された距離に応じて、前記CT画像上を移動することを特徴とする請求項1から請求項4記載の根管治療システム。
  6. 電気的に前記根管治療器具の前記先端が前記根尖部に達したこと検出する根尖部検出手段を備えたことを特徴とする請求項1記載から請求項5記載の根管治療システム。
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