JP2011030021A - 撮像装置及び画像記録再生装置 - Google Patents

撮像装置及び画像記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】映像が撮影された場所までの移動状況を正確に確認できるようにする。
【解決手段】画像を記録媒体に記録する画像記録部107と、画像記録動作時及び画像記録動作時以外の期間である非画像記録期間における位置情報を取得する位置情報取得部108と、前記位置情報取得部108により取得された位置情報を記録媒体に記録する位置情報記録部109と、前記位置情報記録部109により前記記録媒体に記録された位置情報を、前記画像記録部107により記録される画像の付加情報として記録する位置情報付加部110とを設け、撮影中以外の位置情報を記録することにより、撮影者の移動経路を判別することができるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置及び画像記録再生装置に関し、特に、画像に対して画像記録動作時及び画像記録動作時以外の期間である非画像記録期間における位置情報を付加して記録することのできる撮像装置に関する。
近年、ハードディスクやフラッシュメモリ等のランダムアクセス可能な記録媒体に動画や静止画を記録するデジタルビデオカメラやデジタルカメラ等の撮像装置が数多く製品化されている。ユーザは、これらの装置を用いて、好みの映像を撮影、記録することができる。また、撮影した映像データを記録するための記録メディアの低価格化・大容量化が進み、ユーザは気軽に多くの映像を撮影することが可能になってきている。このためユーザの手元には多量の映像データが蓄積されていくことになる。
このように多量の蓄積されている映像データの中から所望の映像データを探す場合には、映像データに付随する情報を活用し、映像データを検索したり、映像データを再生することなくその内容を把握したりすることが必要である。この映像データに付随する情報の例としては、従来から用いられていた撮影時刻・撮影時間に加え、その映像が撮影された場所を表す位置情報などがある。
例えば、特許文献1では、位置情報としてGPS(Global Positioning System)から取得した位置情報を、映像データに関連づけて記録する記録システムを提案している。
また、例えば特許文献2では、同様にGPSによる位置情報を、その位置情報が所定量変化した場合に、映像データに関連づけて記録する撮像装置を提案している。位置情報を取得することができる撮像装置を用いて撮影することにより、ユーザは撮影した映像の位置情報を確認することができる。さらに、地図などの位置を表す情報と共に映像を表示することができる。これにより、再生時において、映像が撮影された場所を容易に確認することが可能となっている。
さらに、記録した映像はユーザの所望の映像から容易に再生を開始し、視聴することができる。これらの撮像装置の中には、単に映像を再生するだけではなく、再生画像のカットとカットのつなぎ目にエフェクトと呼ばれる特殊効果を挿入する機能が備わっている装置がある。代表的な特殊効果としては、フェードやワイプといった特殊効果がある。このような特殊効果挿入機能を利用することにより、例えば、静止画のスライドショー再生時や動画のプレイリスト再生時において、より演出効果の高い再生方法で視聴することが可能となっている。
このような特殊効果を挿入する機能において、最適な特殊効果を自動的に挿入する技術が特許文献3に開示されている。特許文献3に記載の画像再生装置では、撮影した映像が持つ撮影日時やカメラ情報といった属性情報に応じて、最適な特殊効果を自動的に選択している。
特開2003−018506号公報 特開2007−135067号公報 特開2008−61032号公報
前述のように、ユーザは、位置情報を取得することができる撮像装置を用いて撮影を行うことにより、映像が撮影された場所を容易に確認することができる。しかしながら、前述の方法では、映像が撮影された場所までの移動状況を確認することは困難な場合がある。この問題について、図9を参照して説明をする。
ある撮影者が、撮影場所A及び撮影場所Bで撮影を行ったとする。最初の撮影場所Aで撮影された画像の位置情報と、次の撮影場所Bで撮影された映像の位置情報の差分から、撮影場所Aと撮影場所Bの間の距離は確認することができる。しかし、撮影場所Aで撮影された映像の位置情報と撮影場所Bで撮影された映像の位置情報だけでは、例えば、経路1で行ったのか、経路2で行ったのか判断することは極めて困難である。
このため、特許文献1及び特許文献2のような、撮影時に取得される位置情報を映像データに関連づけて記録する方法では、映像が撮影された場所までの移動状況を正確に確認することが困難である。
本発明は、前述の問題点に鑑みてなされたものであり、画像が撮影された場所までの移動状況が確認できるような情報を映像データに関連付けて記録できるようにすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、画像を記録媒体に記録する画像記録手段と、画像記録動作時及び画像記録動作時以外の期間である非画像記録期間における位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段により取得された位置情報を記録媒体に記録する位置情報記録手段と、前記位置情報記録手段により前記記録媒体に記録された位置情報を、前記画像記録手段により記録される画像の付加情報として記録する位置情報付加手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮影及び画像記録が行われていない期間の位置情報を、画像と関連付けて記録するようにしたので、撮影した場所だけではなく、撮影場所までの移動状況や撮影場所間の移動状況も正確に確認することが可能となる。
また、本発明の他の特徴によれば、画像再生時において、撮影及び画像記録が行われていない期間の位置情報に応じて、撮影場所までの移動状況を表す特殊効果を挿入することができ、撮影した画像だけではなく、撮影場所までの移動状況も確認することができる。
第1の実施形態を示し、撮像装置の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態を示し、位置情報取得部の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態を示し、(a)はGPSユニットの出力データフォーマットの第1の例を示す図、(b)はGPSユニットの出力データフォーマットの第2の例を示す図である。 第1の実施形態を示し、位置情報記録部により記録されるデータの例を示す図である。 第1の実施形態を示し、画像ファイルのフォーマットの一例を示す図である。 第1の実施形態を示し、撮影時及び撮影を行っていない期間の位置情報を記録される画像の付加情報として記録する撮像装置で行われる処理手順の一例を説明するフローチャートである。 第2の実施形態を示し、撮像装置の構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態を示し、画像ファイルの位置情報の連続性を維持するための処理手順の一例を示すフローチャートである。 撮影場所Aから撮影場所Bへの移動経路の一例を示す図である。 第3の実施形態を示し、画像記録再生装置の構成例を示すブロック図である。 第3の実施形態を示し、符号化部の構成例を説明するブロック図である。 第3の実施形態を示し、復号化部の構成例を説明するブロック図である。 第3の実施形態を示し、画像記録或いは非画像記録の状況と位置座標IDを時系列的に表した図である。 第3の実施形態を示し、(a)は撮影及び画像記録を行ったときに、位置情報記録部1112に記録された位置座標ID及び位置座標情報を表した図であり、(b)はカット2とカット3のつなぎ目に特殊効果を挿入する様子を説明する図である。 第3の実施形態を示し、非画像記録期間の位置情報に応じて特殊効果を付加する処理手順について説明するフローチャートである。 第4の実施形態を示し、画像記録再生装置の構成例を示すブロック図である。 第4の実施形態を示し、画像記録或いは非画像記録の状況と位置座標IDを時系列的に表した図である。 第4の実施形態を示し、(a)は撮影及び画像記録を行ったときに、位置情報記録部1112に記録された位置座標ID及び位置座標情報を表した図であり、(b)は特殊効果用画像選択部によりカット2とカット3の間の非画像記録期間における位置情報に対応した画像が2つ選択された例を示す図である。 第4の実施形態を示し、再生時において、非画像記録期間の位置情報に応じて特殊効果を付加する処理手順の一例について説明するフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明する。
<第1の実施形態>
第1の実施形態においては、本発明による撮像装置を撮影した映像をデジタルデータとして記録媒体に記録するデジタルカメラとした場合を例にして説明する。
図1は、第1の実施形態における撮像装置の構成例を示すブロック図である。本実施形態における撮像装置100は、撮影時及び撮影を行っていない期間の位置情報を、記録される画像の付加情報として記録する撮像装置である。以下、第1の実施形態の撮像装置100の構成例について、図1を参照して説明する。
レンズ101は、後述するカメラ制御部105から出力される制御信号に対応して、ズーム動作や焦点整合動作などを行う。撮像部102は、CCDやCMOS等を使って被写体を撮像し、得られた被写体光を電気信号に変換してA/D変換部103に出力する。A/D変換部103は、入力されたアナログ信号をディジタル信号に変換して出力する。
信号処理部104は、A/D変換部103より出力されたディジタル信号に対して、露出調整、γ補正、ホワイトバランス等の画像処理を行う。また、後述する画像記録部107に記録するためのデータ形式への変換処理を行う。例えば、画像記録部107がフラッシュメモリであった場合には、フラッシュメモリの規格に準じたJPEGのデータ形式に変換する。
カメラ制御部105は、レンズ101、撮像部102、A/D変換部103、信号処理部104の動作を制御する。表示部106は、例えばLCDや有機ELディスプレイであり、信号処理部104もしくは後述する画像記録部107の画像を表示する。時系列的に連続撮影した画像を表示部106に逐次表示することで、表示部106を電子ビューファインダ(EVF)として機能させることができる。
画像記録部107は、信号処理部104及び後述する位置情報付加部110のデータを画像ファイルとして記録媒体に記録する。位置情報取得部108は、画像記録動作時及び画像記録動作時以外の期間である非画像記録期間において、撮像装置100の現在の位置情報を取得する。例えば、位置情報としては、緯度・経度を示すGPS情報がある。取得された位置情報は、位置情報記録部109に出力する。位置情報取得部108の詳細に関しては、後述する。
位置情報記録部109は、位置情報取得部108による出力される撮影期間及び非画像記録期間の撮像装置100の位置情報を記録する。記録されている位置情報は、位置情報付加部110により画像ファイルに記録されれば、消去される。つまり、前回の撮影時から現在の撮影時までの非画像記録期間を含む位置情報が位置情報記録部109に記録される。位置情報記録部109の詳細に関しては、後述する。
位置情報付加部110は、位置情報記録部109に記録されている位置情報を、画像記録部107の記録時に画像データの付加情報として記録する。位置情報付加部110の詳細に関しては、後述する。尚、本実施形態の撮像装置100は、図1に示す構成要素に加えて、一般的なデジタルカメラ等の撮影装置に搭載されるCPU、RAM、ROM、シャッターボタン、再生手段などの構成要素が構成されているものとする。
(位置情報取得部108の詳細)
次に、位置情報取得部108について、詳しく説明する。位置情報取得部108の構成例を図2に示す。
図2に示すように、本実施形態の位置情報取得部108は、GPSユニット201及びGPS制御部205により構成されている。GPSユニット201は、撮像装置100の緯度・経度・高度・対地速度・移動方向・測位時刻を出力する。GPSユニット201は、アンテナ部202、GPS RF処理部203、GPSベースバンド処理部204により構成されている。
GPS制御部205は、GPSユニット201を制御する。GPSユニット201によるデータの出力間隔は任意に設定可能であり、本実施形態では5分とする。アンテナ部202はGPS衛星からの信号を受信するための構成要素である。GPS RF処理部203はアンテナ部202により受信されたGPS衛星の信号(RF信号)からノイズ等を取り除き、周波数の高いRF信号を処理に適した低い周波数(ベースバンド)に変換して出力する。
GPSベースバンド処理部204は、GPS RF処理部203が出力するベースバンド信号をデコードし、緯度・経度などの情報を算出する。GPS衛星の信号からこれらの情報を算出するための方法は、例えば非特許文献である「GPS―理論と応用(ISDN:4431711589)」などによりすでに公知である。
また、GPSベースバンド処理部204は、GPS制御部205と通信するためのインターフェースを具備し、GPS制御部205からの要求に応じてGPSにかかわる情報を出力する。本実施形態のGPSベースバンド処理部204は、情報を複数のフォーマットで出力することが可能であり、図3(a)〜図3(b)はそのフォーマットの例である。
図3(a)において、301は測位した時刻の世界協定時(UTC)を示している。302は測位データが有効か無効かを示すステータス、303は緯度、304は経度、305は地面に対する移動速度、306は真北を基準とした地面に対する進行方向を示している。また、307は測位した日付を世界協定時(UTC)で示したもの、308は301〜307のデータが破損していないかどうかを検査するためのチェックサムである。
図3(b)において、401は測位した時刻の世界協定時(UTC)を示している。402は緯度、403は経度、404は受信不能・単独測位・相対測位(DGPS)の3つで示される測位状態、405はGPS信号を受信している衛星の数を示している。406はHDOP(Horizontal Dilution of precision)と呼ばれる水平誤差を表す値である。407は海抜高度、408はジオイド体を基準とした高度、409は401〜408のデータが破損していないかどうかを検査するためのチェックサムである。
前述したような構成により、位置情報取得部108では、撮影期間及び非画像記録期間において、撮像装置100の位置情報を定期的に取得する。なお、本実施形態では、この位置情報取得は、例えば5分毎といったように定期的に取得するものとして説明するが、不定期に取得するようにしてもよい。
(位置情報記録部109の詳細)
位置情報記録部109について、詳しく説明する。
図4に、位置情報記録部109により記録されるデータの例を示す。本実施形態では、図4に示すように、位置情報取得部108により出力される5分毎の緯度・経度・高度・時刻が記録されるとする。位置情報記録部109の記録データは位置情報付加部110により画像ファイルに記録されれば、消去される。つまり、図4において時刻2008/11/13 10:50:00以前に撮影があり、時刻2008/11/13 10:50:00以降から時刻2008/11/13 11:50:00までは、非画像記録期間である。
位置情報記録部109では、非画像記録期間が長いほど、記録データの容量は大きくなる。位置情報記録部109の記録可能な容量は有限であるため、データ記録の効率化を図る必要がある。そこで、取得された位置情報と位置情報記録部109に記録されている時刻の最も近い位置情報とにおいて、所定の変化がある場合のみ取得された位置情報を記録するものとする。
所定の変化とは、例えば、2つの位置情報の緯度及び経度から算出される距離が10m以上である場合とする。また、位置情報記録部109に記憶されている位置情報において、前後の時刻で取得及び記録された位置情報により、直線補間可能と判定された位置情報は、位置情報記録部109の記録データから削除する。なお、非画像記録期間の記録データの効率化方法は、様々な方法が考えられるので、本実施形態の方法は、ほんの一例であり、本発明が、この効率化方法にとらわれるものではない。
(位置情報付加部110の詳細)
位置情報付加部110について、詳しく説明する。位置情報記録部109に記録されている位置情報を、画像記録部107が画像を記録媒体に記録する時に画像データとともに画像ファイルとして記録する。この際に、非画像記録期間における位置情報が取得された直前に、画像記録部107により記録された画像と関連付けて記録する。
図5に、画像ファイルのフォーマットの例を示す。
図5に示すように、記録媒体500に記録されている画像ファイルのフォーマットは、付加情報部501、及び画像データ部502から構成されている。ここで、付加情報部501とは、図示のように、カメラ情報503、絞り値504、シャッター速度等505などの画像データに関連する一連の情報を記録する部分である。一方、画像データ部502とは、撮像画像データそのものを記録する部分である。記録媒体500は、図1に示した撮像装置100と一体的に、或いは着脱自在に取り付けられている。
画像データ部502に記録するデータの種類に関しては、特に限定するものではない。データの種類としては、例えば、JPEG等の非可逆圧縮符号化データ、及び/或いはJPEG−LS等の可逆符号化データ、及び/或いはビットマップデータ等の圧縮が施されていないデータ等を用いることが可能である。
付加情報部501に、位置情報記録部109に記録されている位置情報506を記録する。位置情報506は、前回の画像ファイルID507、前回撮影時の位置情報508、複数の非画像記録期間の位置情報509、今回撮影時の位置情報510により構成されている。前回撮影した時の画像ファイルID507により、位置情報506がどの瞬間からの位置情報であるかを確認することができる。ここでの情報付加処理は、これに限定されることなく、例えば、画像データ部502に電子透かし等のデータハイディング技術を用いて付加情報を付加するようにしてもよい。
次に、処理の流れについて説明する。
図6に、撮影時及び撮影を行っていない期間の位置情報を記録される画像の付加情報として記録する撮像装置100で行われる処理手順の一例を説明するフローチャートを示す。
処理が開始されると、ステップS601において、位置情報取得部108により、撮像装置100の現在の位置情報が取得される。撮影時及び撮影を行っていない期間ともに位置情報を取得する。
次に、ステップS602において、取得された位置情報を位置情報記録部109に一時的に記録する。ここで、データ記録の効率化のため、取得された位置情報と位置情報記録部109に記録されている時刻の最も近い位置情報とにおいて、所定の閾値以上変化がある場合のみ記録するようにする、などの記録するための条件を付加してもよい。
次に、ステップS603において、画像記録が行なわれたかを判定する。この判定の結果、画像記録が行なわれなければ(ステップS603でNO)、ステップS601に戻る。また、画像記録が行なわれた場合(ステップS603でYES)、ステップS604に進み、位置情報付加部110により位置情報記録部109に記録されている位置情報を画像ファイルの付加情報として記録する。次に、ステップS605において、位置情報記録部109に一時的に記録されている位置情報をクリアする。
前述したステップS601からステップS605の処理を繰り返し行うことにより、非画像記録期間は位置情報を取得して一時的に記録され、撮影時は位置情報の取得及び記録を行ない、画像ファイルの付加情報として記録される。
前述したように、本実施形態によれば、撮影及び画像記録が行われていない期間の位置情報を、画像と関連付けて記録するようにしたことにより、撮影した場所だけではなく、撮影場所までの移動状況や撮影間の移動状況も確実に確認することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、第1の実施形態との差異を中心に、図面を参照しながら説明する。本実施形態においても、撮像装置をデジタルカメラとして説明する。第2の実施形態における撮像装置の構成例を図7に示す。
本実施形態の撮像装置200においては、第1の実施形態で説明した図1の撮像装置100の構成要素に加え、画像削除部701を有し、画像記録部107及び位置情報付加部110により記録された画像ファイルが削除された場合の動作について説明する。位置情報を画像の付加情報として記録する処理は第1の実施形態の図6と同様とする。
本実施形態の撮像装置200は、前回の撮影時から今回の撮影時までの非画像記録期間を含む位置情報を付加情報として画像ファイルに記録する。そのため、時系列的に連続した画像ファイルの位置情報を確認することにより、撮影時及び非画像記録期間の時系列的に連続した移動状況を把握することができる。
ここで、画像ファイルが削除された場合、同時に位置情報も削除されるため、時系列的に連続した画像ファイルにおける位置情報の連続性が失われてしまう。そこで、画像ファイルが削除された場合においても、画像ファイルの位置情報の連続性を維持するための処理手順の一例について、図8のフローチャートを参照して説明する。なお、削除される画像ファイルが最新の画像ファイルであるか否かによって処理が異なる。
まず、ステップS801において、画像削除部701により削除される画像ファイルが最新の記録された画像ファイルであるか否かを判定する。この判定の結果、削除される画像ファイルが最新の場合(ステップS801でYES)、ステップS802に進み、削除される画像ファイルに記録されている位置情報を、位置情報記録部109に一時的に記録する。位置情報記録部109に書き戻された位置情報は、次の撮影時に付加情報として画像ファイルに記録される。
一方、ステップS801の判定の結果、削除される画像ファイルが最新ではない場合(ステップS801でNO)、ステップS803に進む。ステップS803においては、削除される画像ファイルに記録されている位置情報を、その画像ファイルの次に記録された画像ファイルの位置情報に追加記録する。その画像ファイルの次に記録された画像ファイルとは、削除される画像の記録時刻以降の最も時刻の近い画像を示す。
ステップS802またはステップS803の処理を終了したら、次に、ステップS804に進み、画像削除部701により画像ファイルを削除する。
本実施形態によれば、画像ファイルの削除があった場合にも、画像ファイルに記録されている位置情報の連続性を維持することができ、撮影場所までの移動状況や撮影間の移動状況も確認することができる。
(第3の実施形態)
図10は、本実施形態の画像記録再生装置を適用した撮像装置の構成例を示すブロック図である。本実施形態における撮像装置1100は、撮影を行っていない期間の位置情報に応じて、画像再生時において、再生画像に特殊効果を付加する装置である。以下、第3の実施形態の撮像装置1100の構成例について、図10を参照して説明する。
図10に示すように、本実施形態における撮像装置1100は、位置座標情報の取得及び管理を行う位置情報管理部1110及び撮像、記録及び再生を行う画像記録再生部1120から構成される。位置情報管理部1110は、位置座標情報取得部1111及び位置情報記録部1112を有している。
また、画像記録再生部1120は、カメラ部1121、符号化部1122、符号化画像記録部1123、復号化部1124、特殊効果付加判定部1125、特殊効果付加部1126及び表示部1127を有する構成例を示している。
まず、位置情報管理部1110の動作について詳しく説明する。
位置座標情報取得部1111は、撮影及び画像記録動作を行っていない期間(以下、非画像記録期間と称す)の位置座標情報を取得する。ここで、位置座標情報とは、例えば、GPS等の電波を受信することにより、受信地点の緯度及び経度を表す情報である。この位置座標情報は、例えば5分毎といったように定期的に取得するものとして説明するが、不定期に取得してもよい。位置座標情報取得部1111は、このように取得した位置座標情報に対して識別情報である位置座標IDを付加し、位置情報として出力する。位置座標IDの詳細については、後述する。位置情報記録部1112は、位置座標情報取得部1111から出力された位置情報を記録する。
次に、画像記録再生部1120の動作について詳しく説明する。まず、記録時の動作について説明する。
カメラ部1121は、被写体光を撮像し、映像信号を出力する。符号化部1122は、カメラ部1121から出力された映像信号を圧縮符号化し、符号化画像を出力する。符号化画像記録部1123は、符号化部1122から出力された符号化画像を、図示しない記録媒体に記録する。
次に、再生時の動作について説明する。
復号化部1124は、符号化画像記録部1123の記録媒体に記録されている符号化画像を復号化し、復号化画像を出力する。特殊効果付加判定部1125は、位置情報記録部1112に記録されている位置情報に応じて、復号化画像に特殊効果を付加するか判定を行う。
特殊効果付加部1126は、特殊効果付加判定部1125により特殊効果を付加すると判定された場合は、復号化部1124から出力された復号化画像に対して特殊効果を付加する。また、特殊効果付加判定部1125により特殊効果を付加しないと判定された場合は、復号化部1124から出力された復号化画像に対して特殊効果を付加しない。表示部1127は、特殊効果付加部1126から出力された画像を表示する。
次に、カメラ部1121、符号化部1122、復号化部1124、位置座標情報取得部1111、特殊効果付加判定部1125及び特殊効果付加部1126について詳しく説明する。
(カメラ部1121)
カメラ部1121の構成例は、第1の実施形態で説明した、レンズ101、撮像部102、A/D変換部103,信号処理部104及びカメラ制御部105と同様である。
(符号化部1122)
次に、図11を参照して符号化部1122の構成例について説明する。本実施形態では、符号化方式としてMPEG符号化方式を採用した例について説明するが符号化方式はこれに限ったものではなく、例えば、H.264符号化方式でもよい。
符号化部1122は、入力バッファ1301、減算器1302、離散コサイン変換部1303、量子化部1304、可変長符号化部1305、出力バッファ部1306、逆量子化部1307、逆離散コサイン変換部1308を有する。さらに、加算器1309、フレームメモリ1310、動き補償部1311及び動き検出部1312などを有する。
続いて、符号化部1122の動作について図11を参照して説明する。
まず、入力バッファ1301は、入力された映像信号を一時的に保存する。減算器1302は、フレーム内符号化の場合は、映像信号をそのまま出力し、フレーム間符号化の場合は、映像信号から予測画像データを減算して画像残差データを出力する。予測画像データの生成については後述する。
離散コサイン変換部1303は、減算器1302から出力された画像データを直交変換処理して変換係数を出力する。そして、量子化部1304は、離散コサイン変換部1303から出力される変換係数を量子化スケールに基づいて量子化する。この量子化スケールを変化させることによって量子化後の変換係数値は大きく変化し、これによって発生符号量が変化する。すなわち、量子化スケールを変更することにより、符号化による圧縮率を制御することができる。
可変長符号化部1305は、量子化部1304で量子化された変換係数を入力し、これを可変長符号化して符号化画像とする。符号化画像は、出力バッファ部1306に一旦溜められた後、出力される。
一方、量子化部1304で量子化された変換係数は、予測画像データの生成にも使われる。逆量子化部1307は、量子化部1304で量子化された変換係数を逆量子化する。さらに、逆離散コサイン変換部1308は逆量子化部1307で逆量子化された変換係数を逆離散コサイン変換し、復号画像残差データとして出力する。
加算器1309は、復号画像残差データと予測画像データとを加算し、再構成画像データとして出力する。加算器1309から出力される再構成画像データはフレームメモリ1310に記録される。再構成画像データの中で、以降の予測で参照される可能性があるデータは、フレームメモリ1310に暫くの期間保存される。
動き補償部1311は、フレームメモリ1310に記録された再構成画像データを用いて動き検出部1312によって検出された動きベクトル情報に基づいて動き補償を行い、予測画像データを生成する。動き検出部1312は、映像信号における動きベクトルを検出し、検出した動きベクトル情報を動き補償部1311と可変長符号化部1305へ出力する。
(復号化部1124)
次に、図12を参照して、復号化部1124の構成例について説明する。
図12に示すように、復号化部1124は、入力バッファ1401、可変長復号化部1402、逆量子化部1403、逆離散コサイン変換部1404、加算器1405、フレームメモリ1406及び動き補償部1407などにより構成されている。
続いて、復号化部1124の動作について図12を参照して説明する。
符号化画像記録部1123から読み出された符号化画像は、入力バッファ1401に逐次格納される。この符号化画像は離散コサイン変換、量子化及び可変長符号化により圧縮符号化されている。
可変長復号化部1402は、入力バッファ1401に格納される、圧縮符号化されている符号化画像を復号化し、量子化変換係数を逆量子化部1403に出力する。また、可変長復号化部1402は、入力バッファ1401に格納される符号化画像に多重されている動きベクトルを分離して、動き補償部1407に出力する。
逆量子化部1403は、可変長復号化部1402からの量子化変換係数を逆量子化し、変換係数を逆離散コサイン変換部1404に出力する。逆離散コサイン変換部1404は、逆量子化部1403からの変換係数を逆離散コサイン変換する。これにより、フレーム内符号化された符号化画像に対しては、復元が完了となり、フレーム間符号化された符号化画像に対しては、予測画像データとの差分を示す復号画像残差データが復元される。
加算器1405は、フレーム内符号化された符号化画像に対しては、逆離散コサイン変換部1404の出力データをそのまま出力する。他方、フレーム間符号化された符号化画像に対しては、加算器1405は、動き補償部1407からの予測画像データを逆離散コサイン変換部1404の出力データに加算する。加算器1405の出力データが、復号化された復号化画像となり出力される。
加算器1405から出力された復号化画像は、フレーム間符号化された符号化画像の動き補償のために、フレームメモリ1406に格納される。動き補償部1407は、フレームメモリ1406からフレーム間符号化の参照フレームの画像データを読み出し、可変長復号化部1402から出力された動きベクトルに従って動き補償する。動き補償部1407により動き補償された画像データが、予測画像データとして加算器1405に出力される。
(位置座標情報取得部1111)
次に、位置座標情報取得部1111について、図13を参照して詳しく説明する。
図13は、画像記録或いは非画像記録の状況と位置座標IDを時系列的に表した図である。なお、位置座標情報は、位置座標情報取得部1111により5分毎に取得されたものとして説明する。
また、図13の例においては、時刻15:00から時刻15:03までの期間にカット1の撮影及び画像記録を行い、時刻15:12から時刻15:18までの期間にカット2の撮影及び画像記録を行う。さらに、時刻15:48から時刻16:00までの期間にカット3の撮影及び画像記録を行っている。撮影及び画像記録を行った期間以外の時刻15:03から時刻15:12までの期間及び時刻15:18から時刻15:48までの期間は撮影を行っていない非画像記録期間である。
位置座標情報取得部1111は、非画像記録期間において位置座標情報を取得する。そのため、図13において、非画像記録期間である時刻15:05、時刻15:10、時刻15:20、時刻15:25、時刻15:30、時刻15:35、時刻15:40及び時刻15:45に位置座標情報を取得している。
位置座標IDは、位置座標情報を管理するために位置座標情報に付与する識別情報である。その位置座標IDは、図13のように、例えば、時刻15:05の位置座標情報は、カット1とカット2の間で1番目に取得した位置座標情報なので、位置座標IDをID1−2_1とする。また、時刻15:10の位置座標情報は、カット1とカット2の間で2番目に取得した位置座標情報なので、位置座標IDをID1−2_2とする。同様に、時刻15:20、時刻15:25、時刻15:30、時刻15:35、時刻15:40及び時刻15:45の場合の位置座標IDは、それぞれ、ID2−3_1、ID2−3_2、ID2−3_3、ID2−3_4、ID2−3_5、ID2−3_6とする。
位置座標情報取得部1111は、このようにカット番号及び連番で関連付けられた位置座標IDと、取得した位置座標情報を位置情報として位置情報記録部1112に出力する。以上が位置座標情報取得部1111に関する説明である。
(特殊効果付加判定部1125)
次に、特殊効果付加判定部1125について、図14(a)を参照して詳しく説明する。
図14(a)は、図13において示したような撮影及び画像記録を行ったときに、位置情報記録部1112に記録された位置座標ID及び位置座標情報を表した図である。
特殊効果付加判定部1125は、復号化画像に対して特殊効果を付加するか否かを位置情報に応じて判定する。以下、特殊効果付加判定方法について説明する。
まず、特殊効果付加判定部1125は、位置情報記録部1112に記録されている非画像記録期間における連続する位置座標情報の差分の積分値から、総移動距離算出を実行する。例えば、図14(a)の例だと、位置座標IDが、ID1−2_1及びID1−2_2における位置座標情報の差からカット1及びカット2の間における非画像記録期間の総移動距離を算出する。
また、ID2−3_1及びID2−3_2における位置座標情報の差、ID2−3_2及びID2−3_3における位置座標情報の差、ID2−3_3及びID2−3_4における位置座標情報の差を算出する。また、ID2−3_4及びID2−3_5における位置座標情報の差、ID2−3_5及びID2−3_6における位置座標情報の差の総和からカット2及びカット3の間における非画像記録期間の総移動距離を算出する。
そして、特殊効果付加判定部1125は、総移動距離が所定値以上である場合に、特殊効果を付加すると判定する。例えば、総移動距離が5km以上の場合に特殊効果を付加するとした場合、カット1とカット2の間の非画像記録期間における総移動距離が1kmで、カット2とカット3の間の非画像記録期間における総移動距離が7kmであるとする。このような場合において、特殊効果付加判定部1125は、再生するカット2とカット3の画像のつなぎ目に特殊効果を付加すると判定し、再生するカット1とカット2の画像のつなぎ目には特殊効果を付加しないとする判定を行う。
カットとカットの間の非画像記録期間における位置情報が位置情報記録部1112に記録されていない場合は、非画像記録期間において移動が発生していないため、特殊効果付加判定部1125は、特殊効果を付加しないと判定する。
このように総移動距離に応じて、特殊効果付加判定を行うことにより、長距離の移動時のみ特殊効果を付加することができる。そのため、ユーザーは、再生するカットとカットのつなぎ目に特殊効果が付加された場合は、それらカットとカットの撮影の合間(非画像記録期間)に長距離の移動があったということを確認することが可能となる。
(特殊効果付加部1126)
次に、特殊効果付加部1126について、図14(b)を参照して詳しく説明する。
特殊効果付加部1126は、特殊効果付加判定部1125により特殊効果を付加すると判定された場合に、復号化部1124から出力される復号化画像に対して特殊効果を付加する。
例えば、図13のように撮影及び記録した画像を、カット1、カット2、カット3の順番で再生を行う場合において、特殊効果付加判定部1125がカット2とカット3のつなぎ目に特殊効果を付加すると判定したとする。すると、特殊効果付加部1126は、図14(b)のように、カット2とカット3のつなぎ目に特殊効果を挿入する。特殊効果は、例えば、移動を表すようなフェード等のエフェクトが挙げられる。また、特殊効果は、画像だけに限ったものではなく、電車の走行音やジェット機のエンジン音のような音声でもよい。
次に、図15のフローチャートを参照して、再生時において、非画像記録期間の位置情報に応じて特殊効果を付加する処理手順について説明する。
ステップS1501において、符号化画像記録部1123に記録されている画像が再生される。
次に、ステップS1502において、特殊効果付加判定部1125は、再生されている画像と次に再生される画像との非画像記録期間における位置情報が位置情報記録部1112に記録されているか判定を行う。再生されている画像と次に再生される画像との非画像記録期間における位置情報が位置情報記録部1112に記録されていない場合は、特殊効果付加判定部1125は、特殊効果を付加しないと判定する。そして、ステップS1505に進み、特殊効果付加部1126は特殊効果を付加しない。
再生されている画像と次に再生される画像との非画像記録期間における位置情報が位置情報記録部1112に記録されている場合は、ステップS1503において、特殊効果付加判定部1125は非画像記録期間における総移動距離が所定値以上であるか判定する。
ステップS1503においては、非画像記録期間における総移動距離が所定値以上である場合は、特殊効果付加判定部1125は、特殊効果を付加すると判定してステップS1504に進む。ステップS1504においては、特殊効果付加部1126は特殊効果を付加する。
一方、ステップS1503において、非画像記録期間における総移動距離が所定値以上でないと判定した場合は、特殊効果付加判定部1125は、特殊効果を付加しないと判定する。そして、ステップS1504を経由しないでステップS1505に進み、特殊効果付加部1126は特殊効果を付加しない。
ステップS1505においては、再生終了か否かを判断する。この判断の結果、再生終了ではない場合にはステップS1502に戻り、前述したステップS1502、ステップS1503、ステップS1504の処理を再生が終了するまで繰り返す。
本実施形態によれば、画像再生時において、撮影及び画像記録が行われていない期間の位置情報に応じて、撮影場所までの移動状況を表す特殊効果を挿入することにより、撮影場所へ行くまでにどのような移動を伴っていたのか確認することが可能となる。そのため、撮影した画像だけではなく、撮影場所までの移動状況も確認することができるといった効果が得られる。
(第4の実施形態)
図16は、第4の実施形態における画像記録再生装置を適用した撮像装置の構成例を示すブロック図である。本実施形態の画像記録再生装置1900は、撮影及び画像記録を行っていない期間の位置情報に応じて、画像再生時において、画像として特殊効果を付加する装置である。以下、本実施形態の撮像装置の構成例について、図16を参照して説明する。なお、第3の実施形態の撮像装置1100と同じ符号のものは同様の動作、処理を行い、説明は省略する。
本実施形態における画像記録再生装置1900は、位置座標情報の取得及び管理を行う位置情報管理部1910と、撮像、記録及び再生を行う画像記録再生部1920とから構成されている。位置情報管理部1910は、位置座標情報取得部1911及び位置情報記録部1112により構成されている。
また、画像記録再生部1920は、前述したカメラ部1121、符号化部1122、符号化画像記録部1123、復号化部1124、特殊効果付加判定部1125、及び表示部1127の他に、以下の各部を有している。すなわち、特殊効果用画像選択部1921、特殊効果用画像復号化部1922、特殊効果付加判定部1923、特殊効果付加部1924などにより構成されている。
まず、位置情報管理部1910の動作について詳しく説明する。
位置座標情報取得部1911は、画像記録期間及び非画像記録期間の位置座標情報を取得し、取得した位置座標情報に対して識別情報である位置座標IDを付加し、位置情報として出力する。位置情報記録部1112は、位置座標情報取得部1911から出力された位置情報を記録する。
次に、画像記録再生部1920の動作について詳しく説明する。
撮影時の動作については、第3の実施形態と同様のため説明を省略し、再生時の動作について説明する。特殊効果用画像選択部1921は、位置情報記録部1112に記録されている位置情報に応じて、特殊効果として付加する画像を符号化画像記録部1123に記録されている符号化画像の中から選択し、選択した符号化画像を出力する。
また、特殊効果として付加する画像を符号化画像記録部1123に記録されている符号化画像の中から選択した場合は、選択済フラグ情報を後述の特殊効果付加判定部1923に出力する。一方、特殊効果として付加する画像を符号化画像記録部1123に記録されている符号化画像の中から選択しない場合は、選択済フラグ情報を後述の特殊効果付加判定部1923に出力しない。
特殊効果として付加する画像を選択しない場合とは、例えば、符号化画像記録部1123に記録されている符号化画像の中に選択すべき符号化画像が存在しない場合が挙げられる。特殊効果用画像選択部1921による符号化画像の選択方法の詳細については、後述する。
特殊効果用画像復号化部1922は、特殊効果用画像選択部1921により選択された特殊効果用符号化画像の復号化を行い、特殊効果用復号化画像を出力する。特殊効果用画像復号化部1922の動作は、第3の実施形態における復号化部1124と同様のため、詳細な説明を省略する。
特殊効果付加判定部1923は、位置情報記録部1112に記録されている位置情報及び特殊効果用画像選択部1921から出力される選択済フラグ情報に応じて、復号化画像に特殊効果を付加するか判定を行う。
特殊効果付加部1924は、特殊効果付加判定部1923により特殊効果を付加すると判定された場合は、復号化部1124から出力された復号化画像に対して、特殊効果用復号化画像を特殊効果として付加する。また、特殊効果付加判定部1923により特殊効果を付加しないと判定された場合は、復号化部1124から出力された復号化画像に対して特殊効果を付加しない。
なお、特殊効果用画像選択部1921は、符号化画像記録部1123に記録されている符号化画像から特殊効果用符号化画像を選択するが、特殊効果用符号化画像の選択は、符号化画像記録部1123からに限ったわけではない。例えば、図示しない外部通信部によって、画像記録再生装置1900の外部にある記憶媒体より特殊効果として付加する画像を選択してもよい。具体的には、インターネットやイントラネット上のストレージやパーソナルコンピューター内のハードディスクから特殊効果用画像を選択するようにしてもよい。
次に、位置座標情報取得部1911、特殊効果用画像選択部1921、特殊効果付加判定部1923及び特殊効果付加部1924について詳しく説明する。
(位置座標情報取得部1911)
まず、位置座標情報取得部1911について、図17を参照して詳しく説明する。
図17は、画像記録或いは非画像記録の状況と位置座標IDを時系列的に表した図である。なお、位置座標情報は、位置座標情報取得部1911により5分毎に取得されたものとして説明する。
また、図17の例においては、時刻15:00から時刻15:03までの期間にカット1の撮影及び画像記録を行い、時刻15:12から時刻15:18までの期間にカット2の撮影及び画像記録を行う。また、時刻15:48から時刻16:00までの期間にカット3の撮影及び画像記録を行っている。撮影及び画像記録を行った期間以外の時刻15:03から時刻15:12までの期間及び時刻15:18から時刻15:48までの期間は非画像記録期間である。
位置座標情報取得部1911は、画像記録期間及び非画像記録期間において位置座標情報を取得する。そのため、図17において、画像記録期間である時刻15:00、時刻15:15、時刻15:50に位置座標情報を取得している。また、非画像記録期間である時刻15:05、時刻15:10、時刻15:20、時刻15:25、時刻15:30、時刻15:35、時刻15:40及び時刻15:45に位置座標情報を取得している。
位置座標IDは、位置座標情報を管理するために位置座標情報に付与する識別情報である。その位置座標IDは、図17のように、例えば、時刻15:00の位置座標情報はカット1の位置座標情報なので、位置座標IDをID1とする。また、時刻15:15の位置座標情報はカット2の位置座標情報なので、位置座標IDをID2とする。また、非画像記録期間の時刻15:05の位置座標情報は、カット1とカット2の間で1番目に取得した位置座標情報なので、位置座標IDをID1−2_1とする。また、時刻15:10の位置座標情報は、カット1とカット2の間で2番目に取得した位置座標情報なので、位置情報IDをID1−2_2とする。
同様に、時刻15:20、時刻15:25、時刻15:30、時刻15:35、時刻15:40、時刻15:45及び時刻15:50の場合の位置座標IDは、それぞれ、以下のようにする。すなわち、ID2−3_1、ID2−3_2、ID2−3_3、ID2−3_4、ID2−3_5、ID2−3_6、ID3とする。
なお、例えば、図17のカット3のように、画像記録期間中に複数の位置座標情報を取得する場合は、画像記録期間において最初に取得した位置座標情報をそのカットの位置情報として扱うが、位置情報の扱い方はこれに限ったことではない。例えば、画像記録期間中に取得した複数の位置座標情報の平均を算出し、この平均化した位置座標情報をカットの位置情報として扱ってもよい。
位置座標情報取得部1911は、このようにカット番号及び連番で関連付けられた位置座標IDと取得した位置座標情報を位置情報記録部1112に出力する。以上が位置座標情報取得部1911に関する説明である。
(特殊効果用画像選択部1921)
次に、特殊効果用画像選択部1921について、図18(a)を参照して詳しく説明する。図18(a)は、図17において示したような撮影及び画像記録を行ったときに、位置情報記録部1112に記録された位置座標ID及び位置座標情報を表した図である。
特殊効果用画像選択部1921は、非画像記録期間の位置情報に応じて、符号化画像記録部1123に記録されている符号化画像を選択する。選択する符号化画像は、過去に撮影された画像のうち、非画像記録期間での移動状況が把握できる画像を選択する。そこで、非画像記録期間の位置座標情報と同じ位置座標情報を持つ画像記録期間の位置情報を検索し、さらにその位置座標IDに対応する符号化画像を符号化画像記録部1123に記録されている符号化画像の中から選択する。
図18(a)の例では、例えば、位置座標IDがID2−3_1と同じ位置座標情報を持つ画像記録期間の位置情報を検索する。そして、検索した位置情報における位置座標IDに対応する符号化画像を符号化画像記録部1123から選択する。位置座標IDが、ID2−3_2やID2−3_3といったような非画像記録期間における全ての位置情報の場合も同様に符号化画像の選択を行う。
このように、非画像記録期間の位置座標情報と同じ位置座標情報を持つ画像記録期間の位置情報に対応する符号化画像を選択することにより、非画像記録期間に通過した場所の画像を選択することができる。なお、前述の説明では、特殊効果用画像選択部1921は、非画像記録期間における全ての位置情報に対応する画像を選択する例を説明したが、非画像記録期間における一部の位置情報に対応する画像を選択するようにしてもよい。
ここで、非画像記録期間における一部の位置情報に対応する画像を選択する方法について、詳しく説明する。
まず、特殊効果用画像選択部1921は、位置情報記録部1112に記録されている位置情報から、非画像記録期間における位置座標情報が所定期間変化しない、或いは所定期間以上変化しない位置情報を検索する。そして、その位置情報に対応する画像を符号化画像記録部1123に記録されている符号化画像の中から選択する。
非画像記録期間における位置座標情報が所定期間変化しない、或いは所定期間以上変化しない場合とは、撮影者が非画像記録期間において移動をしていない(停止していた)場合である。そのような場合では、例えば、撮影者は何かその場所に興味を持ち停止していることや、また、停止している期間が長いので撮影者の印象に残っている可能性が高い。
また、特殊効果用画像選択部1921は、符号化画像記録部1123に記録されている符号化画像の再生回数履歴を記録する。そして、その記録した再生回数履歴に応じて、画像の再生回数履歴を算出する画像再生回数履歴算出を行い、非画像記録期間の一部の位置情報に対応する画像を選択するようにしてもよい。例えば、非画像記録期間の位置情報に対応する符号化画像において、再生回数が所定回数以上の画像を選択する。再生回数が多い画像は、例えば、視聴者がその場所の画像に興味がある可能性が高い。このように、撮影者や視聴者の印象に残っている符号化画像を特殊効果として付加することにより、非画像記録期間の移動状況をより良く把握できると考えられる。
(特殊効果付加判定部1923)
次に、特殊効果付加判定部1923について、図18(a)を参照して詳しく説明する。
特殊効果付加判定部1923は、復号化画像に対して特殊効果を付加するか否かを位置情報及び選択済フラグ情報に応じて判定する。以下、特殊効果付加判定方法について説明する。
特殊効果付加判定部1923は、まず、位置情報記録部1112に記録されている非画像記録期間における連続する位置座標情報の差分の積分値から総移動距離を算出する。例えば、図18(a)の例だと、位置座標IDが、ID1−2_1及びID1−2_2における位置座標情報の差からカット1及びカット2の間における非画像記録期間の総移動距離を算出する。
また、ID2−3_1及びID2−3_2における位置座標情報の差、ID2−3_2及びID2−3_3における位置座標情報の差、ID2−3_3及びID2−3_4における位置座標情報の差を算出する。また、ID2−3_4及びID2−3_5における位置座標情報の差、ID2−3_5及びID2−3_6における位置座標情報の差の総和からカット2及びカット3の間における非画像記録期間の総移動距離を算出する。
特殊効果付加判定部1923は、総移動距離が所定値以上であり、且つ、特殊効果用画像選択部1921から選択済フラグ情報を入力した場合に、特殊効果を付加すると判定する。すなわち、総移動距離が所定値よりも小さい場合や特殊効果用画像選択部1921から選択済フラグ情報を入力しない場合は、特殊効果を付加しないと判定を行う。
(特殊効果付加部1924)
次に、特殊効果付加部1924について、図18(b)を参照して詳しく説明する。
特殊効果付加部1924は、特殊効果付加判定部1923により特殊効果を付加すると判定された場合に、復号化部1124から出力される復号化画像に対して、特殊効果用画像復号化部1922から出力された特殊効果用復号化画像を特殊効果として付加する。
例えば、図17のように撮影及び記録した画像を、カット1、カット2、カット3の順番で再生を行う場合において、特殊効果付加判定部1923がカット2とカット3のつなぎ目に特殊効果を付加すると判定したとする。すると、特殊効果付加部1924は、図18(b)のようにカット2とカット3のつなぎ目に特殊効果として特殊効果用画像を挿入する。
図18(b)では、特殊効果用画像選択部1921によりカット2とカット3の間の非画像記録期間における位置情報に対応した画像が2つ選択された例を示している。このようにカット2とカット3の非画像記録期間における位置情報に対応した画像を選択することにより、ユーザーは視聴時においてカット2とカット3の間にどのように移動したかということを画像として確認することができる。
特殊効果として挿入する画像は、静止画でも動画でもよい。さらに、特殊効果用画像選択部1921により選択されたある1つ符号化画像における所定期間のみを特殊効果として挿入してもよい。例えば、特殊効果用画像選択部1921により選択された符号化画像の先頭5秒間のみを特殊効果として付加してもよい。
次に、図19を参照して、再生時において、非画像記録期間の位置情報に応じて特殊効果を付加する処理手順の一例について説明する。
処理が開始されると、まず、ステップS1501において、符号化画像記録部1123に記録されている画像が再生される。
次に、ステップS1502において、特殊効果付加判定部1923は、再生されている画像と次に再生される画像との非画像記録期間における位置情報が位置情報記録部1112に記録されているか検索を行う。再生されている画像と、次に再生される画像との非画像記録期間における位置情報が位置情報記録部1112に記録されていない場合は、特殊効果付加判定部1923は、特殊効果を付加しないと判定する。この場合は、ステップS1903に進み、特殊効果付加部1924は特殊効果を付加しない。
一方、再生されている画像と次に再生される画像との非画像記録期間における位置情報が位置情報記録部1112に記録されている場合はステップS1503に進む。ステップS1503においては、特殊効果付加判定部1923は非画像記録期間における総移動距離が所定値以上であるか判定する。ステップS1503の判定において、非画像記録期間における総移動距離が所定値以上でない場合は、特殊効果付加判定部1923は特殊効果を付加しないと判定し、ステップS1903に進み、特殊効果付加部1924は特殊効果を付加しない。
一方、ステップS1503の判定において、非画像記録期間における総移動距離が所定値以上である場合は、ステップS1901において、特殊効果付加判定部1923は特殊効果用画像選択部1921によって特殊効果用画像が選択されたか判定する。ステップS1901の判定において、特殊効果用画像選択部1921によって特殊効果用画像が選択された場合は、特殊効果付加判定部1923は特殊効果を付加すると判定してステップS1902に移行する。
ステップS1902においては、特殊効果付加部1924は特殊効果用画像復号化部1922から出力された特殊効果用復号化画像を特殊効果として復号化画像に付加する。
一方、ステップS1901において、特殊効果用画像選択部1921によって特殊効果用画像が選択されない場合は、特殊効果付加判定部1923は、特殊効果を付加しないと判定する。そして、ステップS1902を経由せずにステップS1903に進み、特殊効果付加部1924は、特殊効果を付加しない。
ステップS1903においては、再生処理が終了か否かを判定する。この判定の結果、再生が終了ではない場合にはステップS1502に戻り、前述したステップS1502、ステップS1503、ステップS1901、ステップS1902の処理を再生が終了するまで繰り返し行う。
本実施形態によれば、画像再生時において、撮影及び画像記録が行われていない期間の位置情報に応じて、撮影場所への移動を表す特殊効果を挿入することにより、撮影場所へ行くまでにどのような移動を伴っていたのか画像として確認することが可能となる。そのため、撮影した画像だけではなく、撮影場所までの移動状況も確認することができるといった効果が得られる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 撮像装置、101 レンズ、102 撮像部、103 A/D変換部、104 信号処理部、105 カメラ制御部、106 表示部、107 画像記録部、108 位置情報取得部、109 位置情報記録部、110 位置情報付加部

Claims (13)

  1. 画像を記録媒体に記録する画像記録手段と、
    画像記録動作時及び画像記録動作時以外の期間である非画像記録期間における位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段により取得された位置情報を記録媒体に記録する位置情報記録手段と、
    前記位置情報記録手段により前記記録媒体に記録された位置情報を、前記画像記録手段により記録される画像の付加情報として記録する位置情報付加手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記位置情報付加手段は、前記位置情報記録手段により取得された非画像記録期間における位置情報を、前記非画像記録期間における位置情報が取得された直前に前記画像記録手段により記録された画像と関連付けて記録することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記位置情報記録手段により取得された非画像記録期間における位置情報の記録において、記録されている位置情報と前記位置情報取得手段により取得された位置情報とが所定の閾値以上変化している場合のみ記録することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 画像を記録媒体に記録、及び前記記録媒体に記録されている画像の再生を行う画像記録再生装置において、
    画像を記録媒体に記録する画像記録手段と、
    画像記録動作時以外の期間である非画像記録期間における位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段により取得された位置情報を記録媒体に記録する位置情報記録手段と、
    再生画像に対して特殊効果を付加する特殊効果付加手段とを備え、
    前記特殊効果付加手段は、前記記録媒体に記録されている画像の再生時に、前記位置情報記録手段により記録媒体に記録されている位置情報に応じて、再生画像に対して特殊効果を付加することを特徴とする画像記録再生装置。
  5. 前記位置情報記録手段により記録媒体に記録されている前記位置情報に応じて、再生画像に対して特殊効果を付加するか判定する特殊効果付加判定手段を備え、
    前記特殊効果付加手段は、前記特殊効果付加判定手段により特殊効果を付加すると判定された場合に、前記再生画像に対して特殊効果を付加することを特徴とする請求項4に記載の画像記録再生装置。
  6. 前記特殊効果付加判定手段は、再生している画像と次に再生する画像の間における非画像記録期間の位置情報が前記位置情報記録手段により記録媒体に記録されている場合は、特殊効果を付加すると判定することを特徴とする請求項5に記載の画像記録再生装置。
  7. 再生している画像と次に再生する画像の間における非画像記録期間の位置情報に応じて、非画像記録期間の総移動距離を算出する総移動距離算出手段を備え、
    前記特殊効果付加判定手段は、前記総移動距離算出手段により算出された総移動距離が所定値以上の場合に特殊効果を付加すると判定することを特徴とする請求項6に記載の画像記録再生装置。
  8. 特殊効果として付加する画像を選択する特殊効果用画像選択手段を備え、
    前記特殊効果用画像選択手段は、前記非画像記録期間の位置情報に応じて特殊効果として付加する画像を選択することを特徴とする請求項7に記載の画像記録再生装置。
  9. 前記位置情報取得手段は、さらに画像記録期間の位置情報を取得し、
    前記特殊効果用画像選択手段は、前記非画像記録期間の位置情報と同じ位置情報を持つ画像記録期間の位置情報に対応する画像を選択することを特徴とする請求項8に記載の画像記録再生装置。
  10. 前記特殊効果用画像選択手段は、前記非画像記録期間の位置情報のうち、位置情報が所定期間変化しない位置情報と同じ位置情報を持つ画像記録期間の位置情報に対応する画像を選択することを特徴とする請求項9に記載の画像記録再生装置。
  11. 画像の再生回数履歴を算出する画像再生回数履歴算出手段を備え、
    前記特殊効果用画像選択手段は、前記非画像記録期間の位置情報と同じ位置情報を持つ画像記録期間の位置情報に対応する画像のうち、再生回数が所定値以上の画像を選択することを特徴とする請求項9に記載の画像記録再生装置。
  12. 画像を記録媒体に記録する画像記録工程と、
    画像記録動作時及び画像記録動作時以外の期間である非画像記録期間における位置情報を取得する位置情報取得工程と、
    前記位置情報取得工程において取得された位置情報を記録媒体に記録する位置情報記録工程と、
    前記位置情報記録工程において前記記録媒体に記録された位置情報を、前記画像記録工程において記録される画像の付加情報として記録する位置情報付加工程とを備えることを特徴とする撮像方法。
  13. 画像の記録及び再生を行う画像記録再生方法において、
    画像を記録媒体に記録する画像記録工程と、
    画像記録動作時以外の期間における位置情報を取得する位置情報取得工程と、
    前記位置情報取得工程において取得された位置情報を記録媒体に記録する位置情報記録工程と、
    再生画像に対して特殊効果を付加する特殊効果付加工程を備え、
    前記特殊効果付加工程においては、画像再生時に、前記位置情報記録工程において記録されている前記位置情報に応じて、前記再生画像に対して特殊効果を付加することを特徴とする画像記録再生方法。
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