JP2011029001A - 冷陰極蛍光放電灯 - Google Patents

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昌人 澁谷
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Abstract

【課題】電極において金属単体及び合金よりもスパッタリングで摩耗し難い、冷陰極蛍光放電灯を提供する。
【解決手段】冷陰極蛍光放電灯1は、ガラス管4と電極部品2を備えている。電極部品2はリード3と電子放出機能を有する導電性ガラス電極6とビーズ状封止部7とから成る。リード3は導電性ガラス電極6に対して電気的及び機械的に結合されている。ガラス管4はビーズ状封止部7に溶着されている。導電性ガラス電極6は円柱形状、又はカップ形状、又は凸部を有する形状、又は球形状に形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷陰極蛍光放電灯即ちCCFL(Cold‐Cathode Fluorescent Lamp)に関する。
TVモニター、パソコン等の液晶表示装置のバックライト光源として使用する冷陰極蛍光放電灯(CCFL)は、例えば特開2007−234551号公報(特許文献1)等で公知である。この種の冷陰極蛍光放電灯は、鉄、ニッケル、アルミニウム・ジルコニウム合金等の金属から成る対のカップ状金属電極と、該対の電極を包囲し且つAr等の希ガス(レアガス)と水銀が封入された円筒状のガラス管と、このガラス管の内壁に形成された蛍光体層と、ガラス管の軸方向外側に導出された対のリードとから成る。なお、冷陰極蛍光放電灯の電極として、カップ状金属電極の他にカップ状金属電極の上にこれよりも電子放出性能が高いBa又はCs等を含む電子放出物質膜を設けたものが知られている。
特開2007−234551号公報
ところで、金属のみで構成された電極は、電子の衝撃作用(スパッタリング)によって摩耗する。そこで、本発明の目的は、電極の摩耗を抑制し、寿命を向上させることができる冷陰極蛍光放電灯を提供することである。
本発明に従う冷陰極蛍光放電灯は、電子放出機能を有している導電性ガラスから成る電極と、前記電極を収容しているガラス管と、前記ガラス管の端部を封止している封止部と、前記封止部を介して前記電極に接続された外部接続導体とを備えている。
なお、請求項2に示すように、導電性ガラスはバナジン酸塩ガラス(バナジウム酸塩を主成分とするガラス)から成ることが望ましい。
また、請求項3に示すように、前記電極は円柱形状、又はカップ形状、又は凸部(例えば円柱状凸部、又は円錐形凸部、又は円錐台形凸部)を有する形状、又は球形状、又はたる形状に形成されていることが望ましい。
本願の発明に従う冷陰極蛍光放電灯の電極は、電子の衝撃作用(スパッタリング)による摩耗が金属単体及び合金よりも少ない性質を有する。従って、本発明によれば冷陰極蛍光放電灯の電極寿命を、従来のカップ状の金属電極よりも大幅に長くすることが可能になる。
図1は実施例1の冷陰極蛍光放電灯を示す一部切り欠き断面図である。 図2は図1の電極部品を示す正面図である。 図3は図2の電極部品の一部を示す斜視図である。 図4は実施例2の電極部品の一部を示す断面図である。 図5は実施例3の電極部品の一部を示す断面図である。 図6は実施例4の電極部品の一部を示す断面図である。 図7は実施例5の電極部品の一部を示す断面図である。 図8は実施例6の電極部品の一部を示す断面図である。 図9は実施例7の電極部品の一部を示す断面図である。
次に、図面を参照して本発明の実施形態に従う冷陰極蛍光放電灯を説明する。
実施例1に従う冷陰極蛍光放電灯1即ちCCFLは、図1に示すように対の電極部品2と、Ar等の希ガス(レアガス)と水銀が封入された円筒状のガラス管4と、このガラス管4の内壁に形成された蛍光体層5とを備えている。電極部品2は、外部接続導体としてのリード3と本発明に従う導電性ガラス電極6とガラスビーズ(球状ガラス)封止部7との組立体から成る。
電極部品2のガラスビーズから成る封止部7は、ガラス管4に溶着可能なガラス(例えばガラス管と同一のホウケイ酸ガラス)で球状に形成され、且つガラス管4に挿入可能な直径(例えば2.0mm)を有し、リード3のストッパ部30に隣接配置されている。このガラスビーズから成る封止部7はガラス管4の端部41に溶着され、放電ガスの漏れが生じないように気密的にガラス管4を閉塞している。
なお、ガラスビーズから成る封止部7の径を大きくしてガラス管4の端部41を屈曲させない形状にすることもできる。
また、ガラスビーズから成る封止部7を楕円形(タル形状)等に変形できる。
外部接続導体としてのリード3は、導電性ガラス電極6及び封止部7の膨張係数に近い膨張係数を有する材料(例えば、50%のFeと50%のNiとから成る合金)で棒状に形成されている。このリード3は封止部7を貫通し且つ導電性ガラス電極6に電気的及び機械的に結合されている。即ち、導電性ガラス電極6は、リード3の一端31を包むように形成され、両者が電気的及び機械的に結合されている。
なお、リード3の全体を同一材料で形成せずに異なる材料の組み合わせで形成することができる。例えば、電極6に挿入される先端部31を電極6と熱膨張係数の差が小さい材料(例えばFe−Ni合金)で形成し、封止部7と接合する部分を封止部7と熱膨張係数の差が小さい材料(例えばタングステンやコバール又はフェルニコと呼ばれているFe-Ni-Co系合金)で形成し、これら以外の部分を例えばNiMnで形成することができる。
導電性ガラス電極6は、電子放出機能を有し且つ金属単体(例えば鉄、ニッケル、アルミニウム)及び合金(例えばアルミニウム・ジルコニウム合金)よりもスパッタリングで摩耗し難い導電性ガラスで円柱状に形成されている。この実施例の導電性ガラス電極6は、バナジン酸塩ガラス(バナジン酸塩を含有するガラス)から成る。バナジン酸塩ガラスは、特開2003−34548号公報等で公知のものであって、バナジウム、バリウム及び鉄を主成分として含む酸化物系ガラス組成物から成り、導電性を有している。この実施例のバナジン酸塩ガラスは、バナジウム酸化物(V2O5)50〜90モル%、バリウム酸化物(BaO)5〜35モル%、及び鉄酸化物(Fe2O3)5〜15モル%からなり、10-4〜10-1S/cmの電気伝導度を有する。
なお、導電性ガラス電極6は、バナジン酸塩ガラス以外の、例えば、特開2006-151793号公報に開示されているP2O5系電子伝導性ガラス等の導電性ガラスで形成することもできる。
導電性ガラス電極6は、導電性ガラスの原料混合物を加熱溶融し、所望の型に注入することによって形成されている。この時、リード3の先端部31が導電性ガラス電極6で包囲されるように導電性ガラス材料を型に注入する。これにより、リード3と導電性ガラス電極6との結合が達成される。
なお、型を使用して導電性ガラス電極6を形成する代りに、ダイヤモンドカッター又はレーザー加工装置又はFIB(Focused Ion Beam、集束イオンビーム)加工装置等を使用して導電性ガラスを所望形状に加工することによって導電性ガラス電極6を得ることもできる。
また、リード3が予め結合された導電性ガラスを所望電極形状に加工することができる。
また、リード3の挿入穴を有する導電性ガラス電極をレーザー加工等で形成し、次に挿入穴にリード3の先端31を挿入し、溶着又は導電性接合材でリード3を導電性ガラス電極6に結合することができる。
図2の電極部品2の各部の寸法を例示すると、電極6の径φは約2mm、長さL1は約2.5mm、リード3の電極6への挿入長L2は約1mm、電極6と封止部7との間隔L3は約4.5mmである。
電極部品2の封止部7で対の端部41がそれぞれ封止された円筒状ガラス管4は、例えば、非導電性を有する周知のホウケイ酸ガラスで形成され、この内部で発生した光を外部に取り出すことができるように光透過性を有している。この実施例における円筒状ガラス管4の内径は3.0mm、外形は4.0mm、長さは1000mmである。
図1の放電灯1を製作する時には、図2に示すようにリード3と導電性ガラス電極6と封止部7とから成る電極部品2と、内面に蛍光体5が塗布されたガラス管4とを用意する。次にガラス管4内に電極部品2の導電性ガラス電極6と封止部7を挿入する。次に、ガラス管4内に所望のガス(例えばAr等の希ガスと水銀)を封入する。しかる後、ガラス管4を封止部7に溶着する。
完成した放電灯1の対のリード3間に1000Vの電圧を印加した時の発光強度は30000カンデラ/m2であり、導電性ガラス部品2の電極部6が放電電極として機能していることが確認された。
本実施例は次の効果を有する。
(1)冷陰極蛍光放電灯1の電極6は、金属単体及び合金よりもスパッタリングで摩耗し難い導電性ガラス(バナジン酸塩ガラス)から成る。従って、冷陰極蛍光放電灯1の点灯中におけるスパッタリングによる電極6の摩耗が少なく、冷陰極蛍光放電灯の電極6の寿命を、従来のカップ状の金属電極よりも大幅に長くすることが可能になる。
(2)電極6は導電性ガラス材料を型に注入することにより形成され且つこれと同時にリード3と導電性ガラス電極6との結合が達成されている。従って、導電性ガラス電極6の形成及び導電性ガラス電極6とリード3との結合を容易に達成することができる。
次に実施例2に従う冷陰極蛍光放電灯の導電性ガラス電極6aを、図4を参照して説明する。但し、図4において、実施例1を示す図1〜図3と実質的に同一の部分には同一の参照符号を付してその説明を省略する。
実施例2に従う冷陰極蛍光放電灯は、変形された導電性ガラス電極6aを有する他は図1の冷陰極蛍光放電灯1と同一に形成されている。変形された導電性ガラス電極6aは、図1〜図3の導電性ガラス電極6の先端面に凹部61を設けた他は図1〜図3の導電性ガラス電極6と同一に形成されている。凹部61は深さが1.0mm、径が1.0mmの穴からなり、円柱状の導電性ガラス電極6aの先端面の中心から軸方向に延びている。
この実施例2に従う放電灯によっても、実施例1の上記(1)(2)と同様な効果を得ることができる。また、凹部61を設けたことにより、実施例2の導電性ガラス電極6aの放電に寄与する露出表面積を、実施例1の導電性ガラス電極6の放電に寄与する露出表面積よりも大きくすることができる。また、凹部61を設けたことにより、2次電子放出効率を向上させることができる。即ち、フォロー効果により、2次電子放出効率を向上できる。また、2次電子放出の多くは凹面61の内表面で生じるため、電極6aの外周面とこれを囲むガラス管4との間で生じる沿面放電を抑制し、沿面放電によるロスが低減できる。
次に実施例3に従う冷陰極蛍光放電灯の導電性ガラス電極6bを、図5を参照して説明する。但し、図5において、実施例1を示す図1〜図3と実質的に同一の部分には同一の参照符号を付してその説明を省略する。
実施例3に従う冷陰極蛍光放電灯は、変形された導電性ガラス電極6bを有する他は図1の冷陰極蛍光放電灯1と同一に形成されている。変形された導電性ガラス電極6bは、図1〜図3の導電性ガラス電極6の先端面に凹部62を設けた他は図1〜図3の導電性ガラス電極6と同一に形成されている。図5の凹部62の深さ及び径は図4の凹部61の深さ及び径よりも大きく設定されている。従って、図5の導電性ガラス電極6bは、全体としてカップ状に形成されている。
この実施例3の導電性ガラス電極6bは実施例2の導電性ガラス電極6aと同様な効果を有し、更に放電に寄与する露出表面積を導電性ガラス電極6aの放電に寄与する露出表面積よりもよりも大きくすることができるという効果を有する。
次に実施例4に従う冷陰極蛍光放電灯の導電性ガラス電極6cを、図6を参照して説明する。但し、図6において、実施例1を示す図1〜図3と実質的に同一の部分には同一の参照符号を付してその説明を省略する。
実施例4に従う冷陰極蛍光放電灯は、変形された導電性ガラス電極6cを有する他は図1の冷陰極蛍光放電灯1と同一に形成されている。変形された導電性ガラス電極6cは、図1〜図3の導電性ガラス電極6とほぼ同一形状の円柱状本体部6´の先端面に凸部(突出部)63を設けた他は図1〜図3の導電性ガラス電極6と同一に形成されている。
凸部63は高さが1.0mm、径が1.0mmの円柱部からなり、円柱状本体部6´の右端面の中心からリード3と反対の軸方向に延びている。凸部63の先端面は、この中心がガラス管4の中心に一致するように形成されている。
この実施例4に従う放電灯によっても、実施例1の上記(1)(2)と同様な効果を得ることができる。また、凸部63を設けることにより、実施例4の導電性ガラス電極6cの放電に寄与する露出表面積を、実施例1の導電性ガラス電極6の放電に寄与する露出表面積よりも大きくすることができる。また、ガラス管4の中に最も突出している凸部63の先端が放電起点(放電開始点)となる。凸部63の先端の面積は、円柱状本体部6´の右端面の面積よりも小さいので、図1〜図3の円柱状導電性ガラス電極6に比べて放電起点が安定化(固定化)される。
次に実施例5に従う冷陰極蛍光放電灯の導電性ガラス電極6dを、図7を参照して説明する。但し、図7において、実施例1を示す図1〜図3と実質的に同一の部分には同一の参照符号を付してその説明を省略する。
実施例5に従う冷陰極蛍光放電灯は、変形された導電性ガラス電極6dを有する他は図1の冷陰極蛍光放電灯1と同一に形成されている。変形された導電性ガラス電極6dは、球面64を有する球形状に形成されている他は図1〜図3の導電性ガラス電極6と同一に形成されている。リード3は球状の導電性ガラス電極6dの中心に向って延びている。
この実施例5に従う放電灯によっても、実施例1の上記(1)(2)と同様な効果を得ることができる。また、リード3と反対側の導電性ガラス電極6dの球面64上の点がガラス管4の中に最も突出し、ここが放電起点(放電開始点)となる。従って、図7の実施例5に従う球状の導電性ガラス電極6dは、図1〜図3の円柱状導電性ガラス電極6に比べて放電起点が安定化(固定化)される。
また、導電性ガラス電極6dは球状に形成され、辺部、角部を有さないため、図1〜図6の電極6,6a、6b、6c、及び後述する図8及び図9の電極6e、6fで生じるおそれのある電子の衝撃作用(スパッタリング)によって電極の辺部、角部へ応力が集中し、ここが破壊するという問題が生じ難い。
次に実施例6に従う冷陰極蛍光放電灯の導電性ガラス電極6eを、図8を参照して説明する。但し、図8において、実施例1を示す図1〜図3と実質的に同一の部分には同一の参照符号を付してその説明を省略する。
実施例6に従う冷陰極蛍光放電灯は、変形された導電性ガラス電極6eを有する他は図1の冷陰極蛍光放電灯1と同一に形成されている。変形された導電性ガラス電極6eは、図1〜図3の導電性ガラス電極6とほぼ同一の円柱形状の本体部6´の右端面に円錐形状突出部65を設けた他は図1〜図3の導電性ガラス電極6と同一に形成されている。
円錐形状突出部65は本体部6´の右端面と同一径の底面を有してリード3と反対側に突出し、ガラス管4の中心にほぼ一致するように形成された先端を有する。ガラス管4内に最も突出する円錐形状突出部65の先端は放電起点(放電開始点)となるので、放電起点(放電開始点)を安定化(固定化)させることができる。
なお、この実施例6に従う放電灯によっても、実施例1の上記(1)(2)と同様な効果を得ることができ、更に、図4〜図6の実施例と同様に導電性ガラス電極6eの放電に寄与する露出表面積を、実施例1の導電性ガラス電極6よりも大きくすることができる。
次に実施例7に従う冷陰極蛍光放電灯の導電性ガラス電極6fを、図9を参照して説明する。但し、図9において、実施例1を示す図1〜図3と実質的に同一の部分には同一の参照符号を付してその説明を省略する。
実施例7に従う冷陰極蛍光放電灯は、変形された導電性ガラス電極6fを有する他は図1の冷陰極蛍光放電灯1と同一に形成されている。変形された導電性ガラス電極6fは、図1〜図3の導電性ガラス電極6とほぼ同一の円柱形状の本体部6´の端面に円錐形状突出部66を設けた他は図1〜図3の導電性ガラス電極6と同一に形成されている。
図9の円錐形状突出部66は、本体部6´の右端面よりも小さい底面を有してリード3と反対側に突出し、ガラス管4の中心にほぼ一致するように形成された先端を有する。ガラス管4内に最も突出する円錐形状突出部66の先端は放電起点(放電開始点)となるので、放電起点(放電開始点)を安定化(固定化)させることができる。
なお、この実施例7に従う放電灯によっても、実施例1の上記(1)(2)と同様な効果を得ることができ、更に、図4〜図6の実施例と同様に導電性ガラス電極6eの放電に寄与する露出表面積を、実施例1の導電性ガラス電極6よりも大きくすることができる。
本発明は、上述の実施例に限定されるものでなく、例えば、次の変形が可能なものである。
(1) ガラス管4の寸法、材料の変更に合わせて、電極部品2を変形することができる。
(2) ガラス管4に封入される放電用ガスを、例えばHe,Ne,Ar,Kr,及びXeから選択された1つ又は複数とすることができる。また、ガラス管4に封入されている水銀ガスを省くことができる。
(3) 図4では1つの凹部61が設けられているが、導電性ガラス電極6aの先端面に複数個の凹部を設けることができる。
(4) 図6では1つの凸部63が設けられているが、導電性ガラス電極6cの先端面に複数個の凸部を設けることができる。
(5) 図7の導電性ガラス電極6dを楕円形の横断面を有するように変形することができる。
(6) 図8、図9の導電性ガラス電極6e,6fを円錐台形に変形することができる。
(7) 図8、図9の導電性ガラス電極6e,6fの側面を内側又は外側に湾曲した面に変形することができる。
(8) 図6の凸部63を半球状に変形することができる。
(9) 図6の凸部63の右端面に円錐形部分又は円錐台形部分を付加し、放電起点(放電開始点)を安定化(固定化)させることができる。
(10)各実施例及び変形例において、導電性ガラス電極の表面に、好ましくは導電性ガラスよりも電子放出し易い電子放出物質を被着(好ましくは塗布して乾燥し、焼き付け、又は蒸着)することができる。この電子放出物質として例えばCsやBaを含む化合物等を使用することができる。
1 冷陰極蛍光放電灯
2 電極部品
3 リード
6 電極
7 封止部

Claims (3)

  1. 電子放出機能を有している導電性ガラスから成る電極と、
    前記電極を収容しているガラス管と、
    前記ガラス管の端部を封止している封止部と、
    前記封止部を介して前記電極に接続された外部接続導体と、
    を備えていることを特徴とする冷陰極蛍光放電灯。
  2. 導電性ガラスはバナジン酸塩ガラスから成ることを特徴とする請求項1記載の冷陰極蛍光放電灯。
  3. 前記電極は、円柱形状、又はカップ形状、又は凸部を有する形状、又は球形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の冷陰極蛍光放電灯。
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