JP2009135075A - 放電ランプ - Google Patents
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Abstract
【課題】 金属ハロゲン化物の遮光の影響を軽減することで、発光効率が高い放電ランプを提供する。
【解決手段】
本発明の放電ランプは、内部に放電空間14が形成された放電部11、放電部11の両端に形成された一対の封止部12a、12bを有する気密容器1と、放電空間14に封入された金属ハロゲン化物2および希ガスを含む放電媒体と、封止部12a、12bに一端が封着され、他端は放電空間14に対向配置された一対の電極3a2、3b2とを具備し、管軸が略水平の状態で点灯される放電ランプにおいて、放電部11の下部の肉厚は、上部の肉厚よりも小さく、かつ金属ハロゲン化物2の封入量は0.015mg/mm3以下である。
【選択図】 図2
【解決手段】
本発明の放電ランプは、内部に放電空間14が形成された放電部11、放電部11の両端に形成された一対の封止部12a、12bを有する気密容器1と、放電空間14に封入された金属ハロゲン化物2および希ガスを含む放電媒体と、封止部12a、12bに一端が封着され、他端は放電空間14に対向配置された一対の電極3a2、3b2とを具備し、管軸が略水平の状態で点灯される放電ランプにおいて、放電部11の下部の肉厚は、上部の肉厚よりも小さく、かつ金属ハロゲン化物2の封入量は0.015mg/mm3以下である。
【選択図】 図2
Description
本発明は、管軸が略水平の状態で点灯される、自動車前照灯等に用いられる放電ランプに関するものである。
管軸が略水平の状態で点灯される放電ランプは、特開2006−185897号公報(以下、特許文献1)などにより知られている。この特許文献1では、放電が行われる発光部の下部の肉厚を上部の肉厚よりも小さく形成した発明が提案されている。この発明によれば、光束立ち上がりが早く、発光効率が高い放電ランプを実現できると記載されている。なお、発光部の形状を変更した発明としては、特開2003−187745号公報(以下、特許文献2)、特開2003−229058号公報(以下、特許文献3)、国際公開第2004/003894号パンフレット(以下、特許文献4)がある。
しかしながら、特許文献1のように発光部の下部の肉厚を上部の肉厚よりも小さくした放電ランプにおいて、発光効率が向上しない場合が発生した。これは、金属ハロゲン化物が広がったことによる遮光が原因であった。
本発明の目的は、金属ハロゲン化物の遮光の影響を軽減することで、発光効率が高い放電ランプを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の放電ランプは、内部に放電空間が形成された放電部、前記放電部の両端に形成された一対の封止部を有する気密容器と、前記放電空間に封入された金属ハロゲン化物および希ガスを含む放電媒体と、前記封止部に一端が封着され、他端は前記放電空間に対向配置された一対の電極とを具備し、管軸が略水平の状態で点灯される放電ランプにおいて、前記放電部の下部の肉厚は、上部の肉厚よりも小さく、かつ前記金属ハロゲン化物の封入量は0.015mg/mm3以下であることを特徴とする。
本発明によれば、金属ハロゲン化物の遮光の影響を軽減することで、発光効率が高い放電ランプを提供することができる。
(第1の実施の形態)
以下に、本発明の放電ランプの一実施形態である放電ランプについて、図面を参照して説明する。図1は、本発明の放電ランプの第1の実施の形態について説明するための図である。
以下に、本発明の放電ランプの一実施形態である放電ランプについて、図面を参照して説明する。図1は、本発明の放電ランプの第1の実施の形態について説明するための図である。
放電ランプは、主要部として耐熱性と透光性を具備した材料、例えば石英ガラスによって形成された気密容器1を有する。気密容器1は管軸方向に細長い形状であって、その略中央に放電部11が形成されている。その放電部11の下部には、平坦部111が形成されている。また、放電部11の両端部には、板状の封止部12a、12bが形成されており、さらにその両端には、筒状の非封止部13a、13bが形成されている。なお、封止部12a、12bの板状面と平坦部111とは略平行の関係にある。
放電部11の内部には、軸方向において、中央部が略円柱状、その両端部がテーパ状の放電空間14が形成されている。この放電空間14の容積としては、100mm3以下、用途が自動車前照灯用の場合は、特に10mm3〜40mm3であるのが望ましい。また、放電空間14は、その横断面は略円形である。ここで、「略円形」とは、真円が最適であるが、楕円や多少いびつな形状の円形を含む意味である。
放電空間14には、金属ハロゲン化物2及び希ガスとからなる放電媒体が封入されている。
金属ハロゲン化物2は、ヨウ化ナトリウム(NaI)、ヨウ化スカンジウム(ScI3)、ヨウ化亜鉛(ZnI2)、ヨウ化インジウム(InI)で構成されており、その封入量は放電空間14の容積に対し、0.015mg/mm3以下である。ただし、金属ハロゲン化物2は上記に限定されるものではなく、ヨウ化スズ(SnI2)等をさらに封入しても良いし、各種金属に結合するハロゲンの種類や組み合わせを変更してもよい。
希ガスとしては、始動直後の発光効率が高く、主に始動用ガスとして作用するキセノンが封入されている。キセノンの封入圧力としては、12atm以上、さらには13.5atm以上であるのが好適である。上限は特にないが、現状、20atm程度が封入限界と考えられる。なお、キセノンの圧力は、例えば水中で放電部11と封止部12a(又は封止部12b)の境界を破壊して放電空間14内部のキセノンを収集、測量し、その後、放電部11の内容積を測定することにより、算出することができる。
ここで、放電空間14には、本質的に水銀は含まれていない。この「本質的に水銀を含まない」とは、水銀を全く含まないか、又は従来の水銀入りの放電ランプと比較してもほとんど封入されていないに等しい程度の量、例えば1mlあたり2mg未満、好ましくは1mg以下の水銀量が存在していても許容するものとする。
封止部12a、12bの内部には、マウント3a、3bが封止されている。このマウント3a、3bは、金属箔3a1、3b1、電極3a2、3b2、コイル3a3、3b3、外部リード線3a4、3b4を一体的に構成してなる。
金属箔3a1、3b1、例えば、モリブデンからなる薄い金属板である。
電極3a2、3b2は、タングステンに酸化トリウムをドープしたトリエーテッドタングステン電極である。その基端側は金属箔3a1、3b1の放電部11側の端部にレーザー溶接によって接続されている。一方、先端側は放電空間14内で所定の電極間距離を保って、互いの先端同士が対向するように配置されている。ここで、所定の電極間距離としては、外観上の距離で4.5mm以下(実際の距離で4.0mm以下)であるのが望ましい。
コイル3a3、3b3は、例えば、ドープタングステンからなり、封止部12a、12bに封着された電極3a2、3b2の軸部の軸周りに螺旋状に巻かれている。ただし、金属箔3a1、3b1と接続された電極3a2、3b2の軸部分にはコイル3a3、3b3は巻装しておらず、箔端から放電空間14方向に巻装している。
外部リード線3a4、3b4は、例えば、モリブデンからなり、放電部11に対して反対側の金属箔3a1、3b1の端部に、溶接等により接続されている。そして、外部リード線3a4、3b4の他端側は、管軸に沿って封止部12a、12bの外部に延出し、非封止部13a、13bの略中央に位置しながらさらに外部方向に延びている。なお、前端側に延出したリード線3b4には、ニッケルからなるL字状のサポートワイヤ3cの一端が接続されている。そのサポートワイヤ3cの他端は、後述するソケット6の方向に延出している。そして、管軸と平行しているサポートワイヤ3cには、セラミックからなるスリーブ4が被覆されている。
上記で構成された気密容器1の外側には、石英ガラスにチタン、セリウム、アルミニウム等の酸化物を添加することにより、紫外線を遮断する作用を有する筒状の外管5が、管軸に沿って気密容器1とほぼ同心状に設けられている。それらの接続は、気密容器1両端の筒状の非封止部13a、13bと外管5の両端部を溶融することにより行なわれている。すなわち、気密容器1と外管5の両端には、溶着部51a、51bが形成されている。なお、放電部11と外管5との距離d1、d2は、d1=2.1〜2.9mm、d2=1.2〜1.4mmに設定するのが望ましい。また、気密容器1と外管5との間の空間には、例えば、窒素やネオン、アルゴン、キセノン等の希ガスを一種又は混合して封入したりすることができる。
そして、気密容器1を内部に覆った状態の外管5の非封止部13a側には、ソケット6が接続される。これらの接続は、外管5の非封止部13a付近の外周面に装着された金属バンド71を、ソケット6の気密容器1保持側の開口端に形成された4本の金属製の舌片72(図1では、2本を図示)により挟持することによって行なわれている。そして、接続をさらに強固にするため、金属バンド71及び舌片72の接触点をレーザーによって溶接している。なお、ソケット6の底部には底部端子8a、側部には側部端子8bが形成されており、それぞれリード線3a4、サポートワイヤ3cが接続されている。
これらで構成されたランプの底部端子8a、側部端子8bに点灯回路を接続し、電力を投入することにより、電極間においてアーク9が形成され、点灯状態となる。その際、放電ランプは管軸が略水平になるように配置される。「管軸が略水平」とは、点灯中に形成されるアーク9が浮力や対流の影響によって上方向に湾曲する程度に水平配置されている状態を意味する。なお、ランプの点灯電力は安定時が約35W、始動時はその2倍以上である約75Wに設定される。
ここで、放電部11の形状についてさらに詳しく説明する。図2は、図1に示す一点鎖線X−X’の断面を矢印方向から見た放電部について説明するための図である。
図からわかるように、放電部11の下部には平担部111が形成されており、これにより、下部の肉厚T1が上部の肉厚T2よりも小さく形成されている。この平坦部111は、例えば、通常の製法で形成した放電部11の下部をレーザーによってカットする等により、所望の下部肉厚T1を有する放電部11を得ることができる。また、断面形状が円形である放電空間14の壁面には、底側から横側に沿うように金属ハロゲン化物2が広範囲に堆積している。
このように金属ハロゲン化物2の堆積角αが大きいと、点灯後、アーク9の熱が金属ハロゲン化物2に加わりやすくなり、蒸気化が促進され、始動4秒後に得られる光束、すなわち光束立ち上がりを早めることができる。発明者の試験によれば、金属ハロゲン化物2の堆積角αは、放電部11の下部の肉厚が上部の肉厚よりも小さく、また放電空間14に封入された希ガスの圧力が高い場合、ランプ消灯後、放電部11の上部と下部の温度差が小さいままで冷却されるため、堆積角αが大きくなることがわかった。ちなみに、本実施の形態では下部の肉厚T1と上部の肉厚T2との関係がT1<T2であり、希ガスの圧力が12atm以上であれば、堆積角αが大きくなる傾向がみられた。なお、T1/T2≦0.60、またT1/T2≦0.50であると堆積角αがさらに大きくなるが、強度の問題からT1/T2≧0.15であるのが望ましい。
図3は、図1の放電ランプの一仕様について説明するための図である。なお、以下の試験は特に言及しない限り寸法、材料等はこの仕様に基づいて行っている。
放電容器1;石英ガラス製、放電空間14の内容積=27mm3、内径A=2.5mm、外径=6.2mm、長手方向の球体長B=7.8mm、下部肉厚T1=0.85mm(S1=8.85mm2)、上部肉厚T2=1.85mm(S2=12.65mm2)、
金属ハロゲン化物2;ScI3、NaI、ZnI2、InI=0.35mg(=0.013mg/mm3)、堆積角α=155°、
希ガス;キセノン=13atm、
水銀;0mg、
金属箔3a1、3b1;モリブデン製、
電極3a2、3b2;トリエーテッドタングステン製、直径R=0.38mm、電極間距離C=3.8mm(外観値=4.2mm)、
コイル3a3、3b3;ドープタングステン製、
外部リード線3a4、3b4;モリブデン製、
放電部11と外管5との距離;d1=2.5mm、d2=1.3mm。
金属ハロゲン化物2;ScI3、NaI、ZnI2、InI=0.35mg(=0.013mg/mm3)、堆積角α=155°、
希ガス;キセノン=13atm、
水銀;0mg、
金属箔3a1、3b1;モリブデン製、
電極3a2、3b2;トリエーテッドタングステン製、直径R=0.38mm、電極間距離C=3.8mm(外観値=4.2mm)、
コイル3a3、3b3;ドープタングステン製、
外部リード線3a4、3b4;モリブデン製、
放電部11と外管5との距離;d1=2.5mm、d2=1.3mm。
この実施例のランプでは、全光束は3300lm、始動4秒後の光束は1400lmであった。これは、下部肉厚T1=上部肉厚T2である従来のランプでは、全光束は3150lm、始動4秒後の光束は1200lmであったことと比較すると、格段に特性が向上していることがわかる。
この実施例に至るまでには、いくつかの改良がなされている。本発明は当社の先願である特開2006−185897号公報に記載の発明を基本とし、まず、最初のステップとして、この公報の実施例のランプに高圧のキセノンを封入した。これにより、金属ハロゲン化物2の堆積角αが大きくなり光束立ち上がりは改善されたが、全光束はほとんど変わらない、または低下するという結果となってしまった。
発明者の検討の結果、全光束低下の原因は金属ハロゲン化物2による光の遮断であることが判明した。すなわち、上記文献の実施例のように金属ハロゲン化物を0.5mg(=約0.020mg/mm3)封入すると、点灯時に蒸発しきらない金属ハロゲン化物が発光部下部の内壁面に広範囲に残り、光が遮光されてしまうことが原因であった。
そこで、発明者は金属ハロゲン化物2の封入量を変化させ、全光束の変化を測定した。その結果を図4に示す。なお、比較として挙げた比較例のランプは、下部肉厚T1=上部肉厚T2のランプである。
結果からわかるように、従来例のランプは金属ハロゲン化物2の封入量に全光束はあまり依存していないのに対し、実施例のランプは封入量に依存している。具体的には、実施例のランプは封入量が0.015mg/mm3以下では、高い全光束が維持されているが、それ以上では大きく全光束が低下し、0.025mg/mm3付近ではむしろ従来例のランプの全光束よりも低くなってしまっている。これは上述したように、点灯時に蒸発しきらない金属ハロゲン化物2による遮光が原因である。したがって、金属ハロゲン化物2の堆積角αが大きくなるランプにおいては、遮光の影響が少ない封入量の設計で使用するのが最適である。本発明では金属ハロゲン化物2の封入量は、0.015mg/mm3以下、さらには0.011mg/mm3以下であるのが好適であることがわかる。ただし、封入量が少なすぎると寿命が短くなるおそれがあるため、0.005mg/mm3以上の範囲内であるのが望ましい。
したがって、本実施の形態では、キセノンの封入圧力は12atm以上であって、放電部11は下部の肉厚T1が、上部の肉厚T2よりも小さく形成されており、金属ハロゲン化物2の封入量が0.015mg/mm3以下であることによって、金属ハロゲン化物2の堆積角αを大きく、かつ金属ハロゲン化物2による遮光の影響を低減することができるため、発光効率が高く、初期特性に優れた放電ランプを実現することができる。その際、放電部11の下部の肉厚T1と上部の肉厚T2の関係T1/T2が、T1/T2≦0.60を満たすように設計することで、初期特性をさらに向上させることができる。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態のメタルハライドランプについて説明するための断面図である。この第2の実施の形態の各部について、図2の第1の実施の形態のメタルハライドランプの各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
図5は、本発明の第2の実施の形態のメタルハライドランプについて説明するための断面図である。この第2の実施の形態の各部について、図2の第1の実施の形態のメタルハライドランプの各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。
この実施の形態では、放電部11の下部に傾斜平坦部112、113を形成することにより、下部の肉厚T1を上部の肉厚T2よりも小さくしている。ちなみに、傾斜平坦部112、113で形成される角度βを120°以上にするのが望ましい。
したがって、本実施の形態では、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
図6は、本発明の第3の実施の形態のメタルハライドランプについて説明するための断面図である。
図6は、本発明の第3の実施の形態のメタルハライドランプについて説明するための断面図である。
この実施の形態では、放電部11の下部に上部よりも曲率の小さい弧状部114を形成することにより、下部の肉厚T1を上部の肉厚T2よりも小さくしている。弧状部114は、例えば通常に作成した放電部11の下部を研磨によって厚みを削ったり、薬品で溶かしたりするなどによって形成することができるほか、放電部11を形成する工程において、所定形状の鋳型にガラス材料を入れ、焼結成形することで形成することができる。このように平坦部111によらないで下部の肉厚を小さくした場合は、直線Z−Z’を境界とする下部の断面積S1と上部の断面積S2との関係S1/S2が、S1/S2≦0.75(ただし、0.45≦S1/S2の範囲内であるのが望ましい)を満たすように設計するのが望ましい。
したがって、本実施の形態では、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明の実施の形態は上記に限られるわけではなく、例えば次のように変更してもよい。
第1、第2の実施の形態において、平坦部111のほかに図7に示すように側下部に傾斜平坦部115、116を形成してもよい。
本発明では、放電部11の下部付近と外管5との間のスペースを確保しやすくなるため、図8のように外管5に対して気密容器1の管軸を数mm下方にオフセットさせる構成としても良い。
1 気密容器
11 放電部
111 平坦部
12a、12b 封止部
13a、13b 非封止部
14 放電空間
2 金属ハロゲン化物
3a、3b マウント
3a1、3b1 金属箔
3a2、3b2 電極
3a3、3b3 コイル
3a4、3b4 外部リード線
3c サポートワイヤ
4 スリーブ
5 外管
6 ソケット
71 金属バンド
72 舌片
8a 底部端子
8b 側部端子
9 アーク
11 放電部
111 平坦部
12a、12b 封止部
13a、13b 非封止部
14 放電空間
2 金属ハロゲン化物
3a、3b マウント
3a1、3b1 金属箔
3a2、3b2 電極
3a3、3b3 コイル
3a4、3b4 外部リード線
3c サポートワイヤ
4 スリーブ
5 外管
6 ソケット
71 金属バンド
72 舌片
8a 底部端子
8b 側部端子
9 アーク
Claims (4)
- 内部に放電空間が形成された放電部、前記放電部の両端に形成された一対の封止部を有する気密容器と、前記放電空間に封入された金属ハロゲン化物および希ガスを含む放電媒体と、前記封止部に一端が封着され、他端は前記放電空間に対向配置された一対の電極とを具備し、管軸が略水平の状態で点灯される放電ランプにおいて、
前記放電部の下部の肉厚は、上部の肉厚よりも小さく、かつ前記金属ハロゲン化物の封入量は0.015mg/mm3以下であることを特徴とする放電ランプ。 - 前記希ガスはキセノンであり、その圧力は12atm以上であることを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ。
- 前記放電部の下部には、平坦部が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放電ランプ。
- 前記放電部の下部の肉厚をT1、上部の肉厚をT2としたとき、T1/T2≦0.60を満たすことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の放電ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008114163A JP2009135075A (ja) | 2007-11-08 | 2008-04-24 | 放電ランプ |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007290959 | 2007-11-08 | ||
JP2008114163A JP2009135075A (ja) | 2007-11-08 | 2008-04-24 | 放電ランプ |
Publications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015135801A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-27 | 東芝ライテック株式会社 | 放電ランプおよび車両用灯具 |
-
2008
- 2008-04-24 JP JP2008114163A patent/JP2009135075A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015135801A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-27 | 東芝ライテック株式会社 | 放電ランプおよび車両用灯具 |
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