JP2011027998A - 広告出力制御装置、広告出力制御システム、広告出力制御方法、および、プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】広告出力制御装置において、広告配信部31は、各便についての発着の予定情報を運行管理装置1から受信すると、発着枠情報を生成して配信受付部32に供給する。配信受付部32は、この発着枠情報に基づいて広告枠を生成し、依頼主からの広告の申し込みを受け付ける。配信受付部32は、この受け付けにより、コンテンツが対応付けられた広告枠情報を広告配信部31に供給する。そして、広告配信部31は、この広告枠情報に基づいて、広告スケジュールを設定する。その後、運行管理装置1から、各便について発着の確定情報を受信すると、広告配信部31は、広告スケジュールを適宜変更して、出力装置2へのコンテンツの配信を行う。
【選択図】図1
Description
この場合、広告主が広告を認識させたい対象は、航空機から降りた人である。
そのため、出発地点の空港において、上記特許文献1に記載の技術等を利用して、単に広告を広告主企業の数社ローテーションで切り換えて表示するだけでは、切り換えのタイミングによっては、広告を実際に認識した人のほとんどが、店舗から最寄りの空港以外に向かう人であったというような事態も生じ得る。
乗物の到着地に該乗物から降りる人が認識可能に設置される広告出力装置と通信ネットワークを介して接続されており、前記広告出力装置に広告を出力させる広告出力制御装置であって、
前記到着地に到着する予定の乗物の便を識別するための便識別子に対応付けて、前記広告出力装置に広告を出力させる時間を示す広告枠を生成する広告枠生成手段と、
前記便識別子と、該便識別子に対応付けて前記広告枠生成手段により生成された広告枠と、該広告枠で前記広告出力装置に出力させる広告のコンテンツデータと、を関連付けて記憶する広告枠記憶手段と、
前記広告枠記憶手段に記憶されている広告枠の中でコンテンツデータが未だ関連付けられていない広告枠を空き広告枠として出力する空き広告枠出力手段と、
前記空き広告枠出力手段により出力された空き広告枠の中から広告の出力を希望するユーザによって選択された広告枠と、該ユーザが出力を希望する広告のコンテンツデータと、を取得する広告情報取得手段と、
前記広告情報取得手段により取得された広告枠とコンテンツデータとを関連付けて、前記広告枠記憶手段に記録するコンテンツデータ記録手段と、
前記到着地に乗物が到着したときに、該到着した乗物の便識別子を取得する到着情報取得手段と、
前記到着情報取得手段により取得された便識別子に関連付けて前記広告枠記憶手段に記憶されている広告枠が示す時間に従って、該便識別子に関連付けて前記広告枠記憶手段に記憶されているコンテンツデータを、前記広告出力装置に出力させる出力制御手段と、
を備えることを特徴とする。
乗物の利用者が待機若しくは移動する施設内に設置される広告出力装置と、該広告出力装置に広告を出力させる広告出力制御装置とが通信ネットワークを介して接続された広告出力制御システムであって、
前記広告出力制御装置は、
乗物の運行予定に基づいて、前記広告出力装置に広告を出力させる時間を示す広告枠を生成する広告枠生成手段と、
前記広告枠生成手段により生成された広告枠の中から広告の依頼主によって選択された広告枠と、該依頼主が出力を希望する広告のコンテンツデータとを取得する広告情報取得手段と、
前記広告情報取得手段により取得された広告枠及びコンテンツデータを、対応する乗物の便を識別するための便識別子と関連付けて記憶する広告枠記憶手段と、
実際の運行において発着が確定した乗物の発着時刻及び便識別子を取得する発着確定情報取得手段と、
前記発着確定情報取得手段により取得された便識別子に関連付けて記憶されている広告枠及びコンテンツデータを前記広告枠記憶手段から読み出し、該広告枠が示す時間に従って、該コンテンツデータを前記広告出力装置に送信する送信手段と、を備え、
前記広告出力装置は、
前記広告出力制御装置から送信されるコンテンツデータを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信したコンテンツデータに基づく映像を表示する表示手段と、を備える、
ことを特徴とする。
乗物の利用者が待機若しくは移動する施設内に設置される広告出力装置と通信ネットワークを介して接続された広告出力制御装置における広告出力制御方法であって、
乗物の運行予定に基づいて、前記広告出力装置に広告を出力させる時間を示す広告枠を生成する広告枠生成ステップと、
前記広告枠生成ステップにて生成された広告枠の中から広告の依頼主によって選択された広告枠と、該依頼主が出力を希望する広告のコンテンツデータとを取得する広告情報取得ステップと、
前記広告情報取得ステップにて取得された広告枠及びコンテンツデータを、対応する乗物の便を識別するための便識別子と関連付けて所定の記憶部に格納する広告枠格納ステップと、
実際の運行において発着が確定した乗物の発着時刻及び便識別子を取得する発着確定情報取得ステップと、
前記発着確定情報取得ステップにて取得された便識別子に関連付けて記憶されている広告枠及びコンテンツデータを前記広告枠格納ステップにて格納した記憶部から読み出し、該広告枠が示す時間に従って、該コンテンツデータを前記広告出力装置に出力させる出力制御ステップと、
を備えることを特徴とする。
乗物の利用者が待機若しくは移動する施設内に設置される広告出力装置と通信ネットワークを介して接続されたコンピュータを、
乗物の運行予定に基づいて、前記広告出力装置に広告を出力させる時間を示す広告枠を生成する広告枠生成部、
前記広告枠生成部により生成された広告枠の中から広告の依頼主によって選択された広告枠と、該依頼主が出力を希望する広告のコンテンツデータとを取得する広告情報取得部、
前記広告情報取得部により取得された広告枠及びコンテンツデータを、対応する乗物の便を識別するための便識別子と関連付けて記憶する広告枠記憶部、
実際の運行において発着が確定した乗物の発着時刻及び便識別子を取得する発着確定情報取得部、
前記発着確定情報取得部により取得された便識別子に関連付けて記憶されている広告枠及びコンテンツデータを前記広告枠記憶部から読み出し、該広告枠が示す時間に従って、該コンテンツデータを前記広告出力装置に出力させる出力制御部、
として機能させることを特徴とする。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る広告出力制御システムの構成を示す模式図である。
図示するように、本実施形態に係る広告出力制御システムは、乗物(航空機)の運行を管理する運行管理装置1と、広告を出力する出力装置2(2−1〜2−n)と、出力装置2に出力させる広告を制御する広告出力制御装置3と、を備える。
具体的に運行管理装置1は、サーバ等からなり、発着(出発/到着)する航空機の各便について、予め定められた発着の予定時刻(予定出発時刻/予定到着時刻)、及び、実際の運行にて確定した発着の時刻(確定出発時刻/確定到着時刻)を管理する。
つまり、空港を出発する便については、予定出発時刻、及び、確定出発時刻を管理し、また、空港に到着する便については、予定到着時刻、及び、確定到着時刻を管理する。なお、発着の予定出発時刻や確定出発時刻の代わりに、搭乗を開始する予定時刻や確定時刻を管理するようにしても良い。
運行管理装置1は、発着の予定時刻(予定出発時刻/予定到着時刻)を、例えば、広告出力制御装置3からの要求に応じて送信する。また、確定した発着の時刻(確定出発時刻/確定到着時刻)については、確定した時点で、運行管理装置1から広告出力制御装置3へ即座に送信される。
出力装置2は、広告出力制御装置3から配信されるコンテンツデータを受信し、受信したコンテンツデータに含まれる広告等の映像を表示すると共に音声を放音して、航空機の利用者に提供する。
この広告出力制御装置3は、例えば、演算ユニット(一例として、CPU等)、記憶ユニット(一例として、RAM,ROM,ハードディスク等)、及び、通信ユニット(一例として、NIC等)を有するサーバ等からなる。そして、記憶ユニットに記憶されたプログラム等に基づいて動作する演算ユニット、この演算ユニットに制御される通信ユニット、及び、必要な情報を記憶する記憶ユニット等が、これら広告配信部31、及び、配信受付部32の各構成として機能する。
なお、広告配信部31と配信受付部32とが、それぞれ異なるサーバ等から構成されていても良い。
まず、図2を参照して、広告枠の生成から広告スケジュールの設定までの様子を説明する。
そして、配信受付部32は、依頼主から広告の申し込みを受け付け、依頼主が申し込んだ広告枠について、登録されたコンテンツ(一例として、依頼主からアップロードされたコンテンツデータ)を対応付けて記憶する。
配信受付部32は、このようにしてコンテンツが対応付けられた広告枠情報を、広告配信部31に供給する。
なお、この広告スケジュールは、運行予定(予定情報)に沿ったものであり、後述するように、実際の運行状況に適合させて適宜変更される。
運行管理装置1は、各便について発着の時刻が確定すると、即座に、その確定情報を広告配信部31に送信する。
広告配信部31は、確定情報を受信すると、確定した発着の時刻(確定出発時刻/確定到着時刻)に基づいて、広告スケジュールを適宜変更して、出力装置2へのコンテンツの配信を行う。
出発する便に対する広告枠に広告スケジュールが設定されている状態で、例えば、当初の広告スケジュールの配信時間より前に、確定出発時刻を受信した場合、広告配信部31は、その確定出発時刻よりも所定時間遡った時刻から、出力装置2へのコンテンツの配信を行うように広告スケジュールを変更する。
一方、到着する便に対する広告枠に広告スケジュールが設定されている状態では、例えば、当初の広告スケジュールの配信時間が経過したかどうかに拘わらず、その便が実際に到着した後にコンテンツの配信を行う。つまり、広告配信部31は、確定到着時刻を受信した後に、その確定到着時刻(若しくは、その数分後)から、出力装置2へのコンテンツの配信を行うように広告スケジュールを変更する。
広告配信部31は、発着枠提供部311と、配信管理部312と、コンテンツDB313(313−1〜313−n)とを含んで構成される。
また、配信管理部312は、発着する便の確定情報を運行管理装置1から受信すると、確定した発着の時刻(確定出発時刻/確定到着時刻)に基づいて、広告スケジュールを適宜変更して、出力装置2へのコンテンツの配信を行う。
つまり、確定出発時刻や確定到着時刻に基づいて、広告スケジュールを適宜変更して、対象の出力装置2へコンテンツの配信を行うことにより、実際に航空機に乗ろうとする利用者、若しくは、航空機から降りてきた利用者に、依頼された広告を提示する。
具体的に広告枠生成部321が広告枠を生成する様子を、図4,5を参照して説明する。
広告枠生成部321は、出発する各便(ゲート単位)の運行予定から、便識別子、予定出発時刻及び表示可能時間を抽出して広告枠を生成する。この場合、各便の予定出発時刻よりも前の時間帯が広告枠として生成される。
そして、広告枠生成部321は、例えば、これらの広告枠を各便の行き先別に分配して、行き先別の広告枠を生成する。
なお、このような広告枠を、複数の広告主へ販売可能となるように、一例として、所定時間毎に分割した小広告枠として販売しても良い。具体的には、図示するように、15秒の広告を2分でローテーションして8社に販売する等である。その場合、表示時間、表示社数、表示回数等が適宜管理される。
広告枠生成部321は、到着する各便(ゲート単位)の予定情報から、便識別子、予定到着時刻及び表示可能時間(一例として、滞留時間等)を抽出して広告枠を生成する。この場合、各便の予定到着時刻よりも後の時間帯が広告枠として生成される。
そして、広告枠生成部321は、例えば、これらの広告枠を各便の出発地別に分配して、出発地別の広告枠を生成する。
なお、このような広告枠も、上記と同様に、複数の広告主へ販売可能となるように、所定時間毎に分割した小広告枠として販売しても良い。
広告枠情報記憶部322は、後述するように、依頼主による広告の申し込みにより、コンテンツデータと対応付けられるようになっている。そして、所定のタイミング毎に、コンテンツデータの対応付けられた広告枠情報が、広告配信部31に供給される。
例えば、依頼主は、上述した図3や図4に示すような行き先別や出発地別の広告枠の中から、広告を表示させたい広告枠を選択する。なお、広告枠が分割されている場合に、依頼主は、分割された広告枠(小広告枠)とその表示回数等を選択することになる。そして、広告に用いるコンテンツデータを、例えば、広告出力制御装置3にアップロードする。
広告情報取得部323は、このように取得したコンテンツデータをコンテンツ管理DB324に格納し、また、このコンテンツ(コンテンツデータ)を対応付けて広告枠情報記憶部322を更新する。
また、コンテンツの対応付けられ広告枠情報が広告配信部31に供給される際に、このコンテンツ管理DB324から対象のコンテンツデータが読み出され、コンテンツDB313に格納される。
そして、この空き広告枠が強調されるように公開するなどして、依頼主による広告の申し込みを促してもよい。
この図6は、本発明の実施形態に係る広告枠処理を説明するためのフローチャートである。また、図7は、本発明の実施形態に係る広告出力制御処理を説明するためのフローチャートである。
例えば、運行管理装置1は、広告出力制御装置3からの要求に応じて、発着する各便の予定時刻(予定出発時刻/予定到着時刻)を広告配信部31に送信する。なお、運行管理装置1は、一定のタイミング毎に、発着の予定情報を広告配信部31に順次送信するようにしてもよい。
すなわち、広告配信部31は、各便についての発着の予定情報を運行管理装置1から受信すると、例えば、行き先毎やゲート毎に、広告の表示可能時間を求める。そして、予定発着時刻、及び、広告表示可能枠時間を含む発着枠情報を配信受付部32に供給する。
すなわち、配信受付部32は、広告配信部31から供給された発着枠情報に基づいて、広告枠を生成する。例えば、上述した図4,図5に示すような、行き先別や出発地別の広告枠を生成する。
すなわち、配信受付部32は、依頼主から広告の申し込みを受け付け、依頼主が申し込んだ広告枠について、登録されたコンテンツを対応付けて記憶する。このようにコンテンツの対応付けられた広告枠情報は、所定のタイミング毎に、配信受付部32から広告配信部31へ供給される。
広告配信部31は、このように供給された広告枠情報に基づいて、広告スケジュールを設定する。つまり、出力装置2に配信するコンテンツとその時間とを定めた広告スケジュールを設定する。
例えば、運行管理装置1は、実際の運行に応じて確定した発着の時刻(確定出発時刻/確定到着時刻)を、広告配信部31に送信する。
すなわち、広告配信部31は、確定した発着の時刻(確定出発時刻/確定到着時刻)を受信する。
すなわち、広告配信部31は、確定した発着の時刻(確定出発時刻/確定到着時刻)に基づいて、広告スケジュールを適宜変更し、出力装置2へのコンテンツの配信を行う。
例えば、出発する便に対する広告枠に広告スケジュールが設定されている状態で、当初の広告スケジュールの配信時間より前に、確定出発時刻を受信した場合、広告配信部31は、その確定出発時刻から所定時間遡った時刻から、出力装置2へのコンテンツの配信を行うように広告スケジュールを変更する。
また、到着する便に対する広告枠に広告スケジュールが設定されている状態では、例えば、当初の広告スケジュールの配信時間に拘わらず、その便が実際に到着した後にコンテンツの配信を行う。つまり、広告配信部31は、確定到着時刻を受信した後に、その確定到着時刻(若しくは、その数分後)から、出力装置2へのコンテンツの配信を行うように広告スケジュールを変更する。
例えば、出力装置2は、配信されたコンテンツデータに含まれる広告等の映像を表示すると共に音声を放音して、航空機の利用者に提供する。
これにより、実際にその便から降りる人や、その便に乗る人に、広告を提示することができ、広告効果を適切に高めることができる。
上記の第1の実施形態では、広告出力制御装置3が、確定情報に基づき広告スケジュールを適宜変更して、出力装置2へのコンテンツの配信を行う場合について説明したが、このような変更結果を含む配信実績(広告実績)を、依頼主に提供するようにしてもよい。
以下、広告実績を、依頼主に提供することを特徴とした広告出力制御システムについて図8を参照して説明する。
図示するように、本実施形態に係る広告出力制御システムは、運行管理装置1と、出力装置2(2−1〜2−n)と、広告出力制御装置3と、ユーザ端末4(4−1〜4−n)と、を備える。
なお、通信ネットワーク9a,9b,9cは、何れかの組、若しくは、全てを、同一のネットワークとしても良い。
すなわち、広告出力制御装置3の広告配信部31は、出力装置2へのコンテンツの配信実績を、ユーザ端末4に送信する。
例えば、広告配信部31は、予定情報に基づいた配信時間(若しくは、予定された発着時刻)と、確定情報に基づいて実際に行われた配信時間(若しくは、確定された発着時刻)とを比較し、その時刻差が所定の閾値以上か否かを判別する。
そして、時刻差が閾値以上であると判別されると、広告配信部31は、広告予定時刻から大きくずれて広告がなされたことを示す広告時刻変更情報をユーザ端末4に送信する。
その際、広告時刻が変更されたものの、依頼された便の利用者に、広告が提示されたことを示す情報を広告時刻変更情報に付加してユーザ端末4に送信してもよい。
なお、広告料金の変更前後の値をユーザ端末4に送信可能なように、広告枠情報記憶部322において、広告主に課される当初の広告料金等を記憶するようにしてもよい。
この場合に広告配信部31は、時刻差の大小に拘わらず、広告が出力された出力装置2が変更されたことを示す変更情報をユーザ端末4に送信する。
その際も、広告時刻が変更されたものの、広告枠の便に対する利用者に、広告が提示されたことを示す情報を変更情報に付加してユーザ端末4に送信してもよい。
このユーザ端末4は、広告の申し込みだけでなく、上述した広告時刻変更情報を広告配信部31から受信して依頼主に向けて表示する。
上記の第1,第2の実施形態では、1つの空港に広告出力制御システムを適用する場合について説明したが、複数の空港に広告出力制御システムを適用して、出発地と到着地の双方で連携した広告を提示できるようにしてもよい。
例えば、図9に示すような、出発地の広告枠(発側空港広告枠)と、到着地の広告枠(着側空港広告枠)を、配信受付部32が、それぞれ連携させて生成する。また、配信受付部32は、このような連携させた広告枠を依頼主に提示し、出発地と到着地の双方の広告枠の申し込み(広告枠の購入)を促進させる。
そして、双方の広告枠の申し込みを依頼主から受け付けると、配信受付部32は、対応する空港(出発地及び到着地の空港)の広告配信部31に、コンテンツが対応付けられた広告枠情報を供給する。
対応する空港では、上記と同様に、広告配信部31が、運行管理装置1から確定情報を受信すると、確定した発着の時刻に基づいて、広告スケジュールを適宜変更して、出力装置2へのコンテンツの配信を行う。
つまり、出発地の空港の広告配信部31では、確定出発時刻に基づいて、広告スケジュールを適宜変更して、その空港の対応する出力装置2へのコンテンツの配信を行う。また、到着地の空港の広告配信部31では、確定到着時刻に基づいて、広告スケジュールを適宜変更して、その空港の対応する出力装置2へのコンテンツの配信を行う。
例えば、空港におけるデジタルサイネージ以外に、鉄道や路線パス等におけるデジタルサイネージに、本発明を適用しても良い。
また、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、コンピュータにダウンロード等しても良い。
2(2−1〜2−n) 出力装置
3 広告出力制御装置
4(4−1〜4−n) ユーザ端末
9a〜9c 通信ネットワーク
Claims (9)
- 乗物の到着地に該乗物から降りる人が認識可能に設置される広告出力装置と通信ネットワークを介して接続されており、前記広告出力装置に広告を出力させる広告出力制御装置であって、
前記到着地に到着する予定の乗物の便を識別するための便識別子に対応付けて、前記広告出力装置に広告を出力させる時間を示す広告枠を生成する広告枠生成手段と、
前記便識別子と、該便識別子に対応付けて前記広告枠生成手段により生成された広告枠と、該広告枠で前記広告出力装置に出力させる広告のコンテンツデータと、を関連付けて記憶する広告枠記憶手段と、
前記広告枠記憶手段に記憶されている広告枠の中でコンテンツデータが未だ関連付けられていない広告枠を空き広告枠として出力する空き広告枠出力手段と、
前記空き広告枠出力手段により出力された空き広告枠の中から広告の出力を希望するユーザによって選択された広告枠と、該ユーザが出力を希望する広告のコンテンツデータと、を取得する広告情報取得手段と、
前記広告情報取得手段により取得された広告枠とコンテンツデータとを関連付けて、前記広告枠記憶手段に記録するコンテンツデータ記録手段と、
前記到着地に乗物が到着したときに、該到着した乗物の便識別子を取得する到着情報取得手段と、
前記到着情報取得手段により取得された便識別子に関連付けて前記広告枠記憶手段に記憶されている広告枠が示す時間に従って、該便識別子に関連付けて前記広告枠記憶手段に記憶されているコンテンツデータを、前記広告出力装置に出力させる出力制御手段と、
を備えることを特徴とする広告出力制御装置。 - 前記広告出力制御装置は、更に、
前記ユーザにより使用されるユーザ端末装置と通信ネットワークを介して接続されており、
前記便識別子と、該便識別子で識別される便の前記到着地への到着予定時刻と、を関連付けて記憶する到着予定時刻記憶手段を備え、
前記広告出力制御装置において、
前記空き広告枠出力手段は、前記広告枠記憶手段に記憶されている便識別子の中からコンテンツデータが未だ関連付けられていない便識別子を抽出し、該抽出された便識別子に関連付けて前記広告枠記憶手段に記憶されている広告枠を、空き広告枠とし、該抽出された便識別子に関連付けて前記到着予定時刻記憶手段に記憶されている到着予定時刻を、広告の出力が開始される予定の時刻である広告予定時刻とし、該空き広告枠と該広告予定時刻とを関連付けて出力し、
前記到着情報取得手段は、前記到着地に乗物が到着したときに、該到着した乗物の便識別子と到着時刻とを取得し、
前記広告出力制御装置は、更に、
前記到着情報取得手段により取得された到着時刻と、前記到着情報取得手段により取得された便識別子に関連付けて前記到着予定時刻記憶手段に記憶されている到着予定時刻と、の差が所定の閾値以上であるか否かを判別する時刻差判別手段と、
前記時刻差判別手段により差が前記所定の閾値以上であると判別されたときに、前記空き広告枠の中から前記ユーザによって選択された広告枠に関連付けて前記空き広告枠出力手段により出力された広告予定時刻が変更された旨を示す広告時刻変更情報を、前記ユーザ端末装置に送信する広告時刻変更情報送信手段と、を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の広告出力制御装置。 - 前記広告枠記憶手段は、前記便識別子と前記広告枠と前記コンテンツデータとに関連付けて、更に、該広告枠で広告を出力させる場合に前記ユーザに課される広告料金を記憶し、
前記空き広告枠出力手段は、前記空き広告枠と前記広告予定時刻とに関連付けて、更に、該空き広告枠とされた広告枠に関連付けて前記広告枠記憶手段に記憶されている広告料金を出力し、
前記広告時刻変更情報送信手段は、前記時刻差判別手段により差が前記所定の閾値以上であると判別されたときに、更に、前記空き広告枠の中から前記ユーザによって選択された広告枠に関連付けて前記空き広告枠出力手段により出力された広告料金を変更する旨を示す広告料金変更情報を、前記ユーザ端末装置に送信する、
ことを特徴とする請求項2に記載の広告出力制御装置。 - 前記到着地は、到着した乗物から人が降りる複数の降り場を有し、
前記広告出力装置は、前記到着地が有する複数の降り場のそれぞれに設置されており、
前記広告出力制御装置は、更に、
前記ユーザにより使用されるユーザ端末装置と通信ネットワークを介して接続されており、
前記便識別子と、該便識別子で識別される便の乗物から人が降りる予定の降り場を識別するための降り場識別子と、を関連付けて記憶する予定降り場記憶手段を備え、
前記広告出力制御装置において、
前記空き広告枠出力手段は、前記広告枠記憶手段に記憶されている便識別子の中からコンテンツデータが未だ関連付けられていない便識別子を抽出し、該抽出された便識別子に関連付けて前記広告枠記憶手段に記憶されている広告枠を、空き広告枠とし、該抽出された便識別子に関連付けて前記予定降り場記憶手段に記憶されている降り場識別子で識別される降り場を、広告が出力される予定の場所である広告予定場所とし、該空き広告枠と該広告予定場所とを関連付けて出力し、
前記到着情報取得手段は、前記到着地に乗物が到着したときに、該到着した乗物の便識別子と、該到着した乗物から人が降りる降り場の降り場識別子と、を取得し、
前記出力制御手段は、前記到着情報取得手段により取得された降り場識別子で識別される降り場に設置されている広告出力装置に、前記到着情報取得手段により取得された便識別子に関連付けて前記広告枠記憶手段に記憶されている広告枠が示す時間に従って、該便識別子に関連付けて前記広告枠記憶手段に記憶されているコンテンツデータを出力させ、
前記広告出力制御装置は、更に、
前記到着情報取得手段により取得された降り場識別子と、前記到着情報取得手段により取得された便識別子に関連付けて前記予定降り場記憶手段に記憶されている降り場識別子と、が一致するか否かを判別する降り場一致判別手段と、
前記降り場一致判別手段により降り場識別子が一致しないと判別されたときに、前記空き広告枠の中から前記ユーザによって選択された広告枠に関連付けて前記空き広告枠出力手段により出力された広告予定場所が変更された旨を示す広告場所変更情報を、前記ユーザ端末装置に送信する広告場所変更情報送信手段と、を備える、
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の広告出力制御装置。 - 前記広告枠生成手段は、生成した広告枠を複数の小広告枠に分割することにより、便識別子に対応付けて、複数の小広告枠を含む広告枠を生成し、
前記広告枠記憶手段は、前記広告枠生成手段により生成された広告枠に、該広告枠に含まれる複数の小広告枠を関連付けて記憶し、該複数の小広告枠のそれぞれに、該小広告枠で前記広告出力装置に出力させる広告のコンテンツデータを関連付けて記憶し、
前記空き広告枠出力手段は、前記広告枠記憶手段に記憶されている小広告枠の中でコンテンツデータが未だ関連付けられていない小広告枠を空き小広告枠として出力し、
前記広告情報取得手段は、前記空き広告枠出力手段により出力された空き小広告枠の中から広告の出力を希望するユーザによって選択された小広告枠と、該ユーザが出力を希望する広告のコンテンツデータと、を取得し、
前記コンテンツデータ記録手段は、前記広告情報取得手段により取得された小広告枠とコンテンツデータとを関連付けて、前記広告枠記憶手段に記録し、
前記出力制御手段は、前記到着情報取得手段により取得された便識別子に関連付けて前記広告枠記憶手段に記憶されている広告枠が示す時間の中で、該広告枠に含まれる複数の分割広告枠のそれぞれに関連付けて前記広告枠記憶手段に記憶されているコンテンツデータを、順次、前記広告出力装置に出力する、
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の広告出力制御装置。 - 前記広告出力装置は、更に、前記到着地に到着する乗物の複数の出発地に該乗物に乗る人が認識可能に設置されており、
前記広告出力制御装置は、更に、
前記乗物の便識別子毎に、該便識別子で識別される便の出発地を識別するための出発地識別子と、該便の出発予定時刻と、を関連付けて記憶する便情報記憶手段と、
現在の時刻を取得する現在時刻取得手段と、
前記便情報記憶手段に記憶されている便識別子の中から、現在時刻から所定時間後が出発予定時刻である便の便識別子と、該便識別子で識別される便の出発地識別子と、を取得する出発情報取得手段と、
前記出発情報取得手段により取得された便識別子に関連付けて前記便発着情報記憶手段に記憶されている出発予定時刻までの間に、該便の出発地に設置されている広告出力装置に、該便に関連付けられているコンテンツデータを出力させる出発出力制御手段と、を備える、
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の広告出力制御装置。 - 乗物の利用者が待機若しくは移動する施設内に設置される広告出力装置と、該広告出力装置に広告を出力させる広告出力制御装置とが通信ネットワークを介して接続された広告出力制御システムであって、
前記広告出力制御装置は、
乗物の運行予定に基づいて、前記広告出力装置に広告を出力させる時間を示す広告枠を生成する広告枠生成手段と、
前記広告枠生成手段により生成された広告枠の中から広告の依頼主によって選択された広告枠と、該依頼主が出力を希望する広告のコンテンツデータとを取得する広告情報取得手段と、
前記広告情報取得手段により取得された広告枠及びコンテンツデータを、対応する乗物の便を識別するための便識別子と関連付けて記憶する広告枠記憶手段と、
実際の運行において発着が確定した乗物の発着時刻及び便識別子を取得する発着確定情報取得手段と、
前記発着確定情報取得手段により取得された便識別子に関連付けて記憶されている広告枠及びコンテンツデータを前記広告枠記憶手段から読み出し、該広告枠が示す時間に従って、該コンテンツデータを前記広告出力装置に送信する送信手段と、を備え、
前記広告出力装置は、
前記広告出力制御装置から送信されるコンテンツデータを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信したコンテンツデータに基づく映像を表示する表示手段と、を備える、
ことを特徴とする広告出力制御システム。 - 乗物の利用者が待機若しくは移動する施設内に設置される広告出力装置と通信ネットワークを介して接続された広告出力制御装置における広告出力制御方法であって、
乗物の運行予定に基づいて、前記広告出力装置に広告を出力させる時間を示す広告枠を生成する広告枠生成ステップと、
前記広告枠生成ステップにて生成された広告枠の中から広告の依頼主によって選択された広告枠と、該依頼主が出力を希望する広告のコンテンツデータとを取得する広告情報取得ステップと、
前記広告情報取得ステップにて取得された広告枠及びコンテンツデータを、対応する乗物の便を識別するための便識別子と関連付けて所定の記憶部に格納する広告枠格納ステップと、
実際の運行において発着が確定した乗物の発着時刻及び便識別子を取得する発着確定情報取得ステップと、
前記発着確定情報取得ステップにて取得された便識別子に関連付けて記憶されている広告枠及びコンテンツデータを前記広告枠格納ステップにて格納した記憶部から読み出し、該広告枠が示す時間に従って、該コンテンツデータを前記広告出力装置に出力させる出力制御ステップと、
を備えることを特徴とする広告出力制御方法。 - 乗物の利用者が待機若しくは移動する施設内に設置される広告出力装置と通信ネットワークを介して接続されたコンピュータを、
乗物の運行予定に基づいて、前記広告出力装置に広告を出力させる時間を示す広告枠を生成する広告枠生成部、
前記広告枠生成部により生成された広告枠の中から広告の依頼主によって選択された広告枠と、該依頼主が出力を希望する広告のコンテンツデータとを取得する広告情報取得部、
前記広告情報取得部により取得された広告枠及びコンテンツデータを、対応する乗物の便を識別するための便識別子と関連付けて記憶する広告枠記憶部、
実際の運行において発着が確定した乗物の発着時刻及び便識別子を取得する発着確定情報取得部、
前記発着確定情報取得部により取得された便識別子に関連付けて記憶されている広告枠及びコンテンツデータを前記広告枠記憶部から読み出し、該広告枠が示す時間に従って、該コンテンツデータを前記広告出力装置に出力させる出力制御部、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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