JP2011026242A - 皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた肌のきめ改善剤と、肌のきめを改善する効果を有し、泡の持続性を向上する皮膚洗浄剤組成物、及びそれを用いたスキンケア方法を提供する。
【解決手段】γ―ポリグルタミン酸及び/又はその塩を含有する肌のきめ改善剤、及び皮膚洗浄剤組成物。

【選択図】なし

Description

本発明は、肌のきめ改善剤と、肌のきめの改善に好適な洗浄剤組成物、及びそれを用いたスキンケア方法に関する。
従来より、化粧料にはスキンケア効果の付与を目的として、水溶性高分子が配合されている。これら水溶性高分子の一種にポリリジン、ポリアスパラギン酸、ポリグルタミン酸等のポリアミノ酸があり、特にポリグルタミン酸は従来から化粧品分野で使用されている。保湿効果の付与を目的に重合度が10から300のポリグルタミン酸を配合した化粧料(特許文献1)、紫外線吸収を目的にポリグルタミン酸を配合した皮膚外用剤(特許文献2)、ピロリドンカルボン酸の増加を目的にポリグルタミン酸を配合した皮膚外用剤(特許文献3)等が開発されている。また、ポリアスパラギン酸は、リーブオン製品だけでなく、保湿付与を目的に皮膚や毛髪の洗浄剤にも配合され活用されている(特許文献1、特許文献4)。しかしながら、γ−ポリグルタミン酸が肌のきめを改善する効果を発見し、化粧料に配合した例は未だ報告されていない。また、水溶性高分子を配合することで洗浄剤の起泡性が向上することは知られているが、配合量が多く、そのため、すすぎが悪くなり、洗浄後もべたつくことが課題であった。
特公平04−50286号公報 特開平01−146815号公報 特開平06−329529号公報 特開平11−240827号公報
本発明は、肌のきめ改善剤と、肌のきめを改善する効果を有し、使用感を損ねることなく泡性能を向上する皮膚洗浄剤組成物、及びそれを用いたスキンケア方法を提供するものである。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、数ある化合物の中から、ポリグルタミン酸に肌のきめを改善する効果と泡性能を向上することを知見し、本発明をなすに至ったものである。
従って、本発明は下記皮膚洗浄剤組成物を提供する。
[1].γ―ポリグルタミン酸及び/又はその塩を含有する肌のきめ改善剤。
[2].γ―ポリグルタミン酸及び/又はその塩の重量平均分子量が50〜150万であることを特徴とする[1]記載の肌のきめ改善剤。
[3].γ―ポリグルタミン酸及び/又はその塩が、納豆菌代謝物由来であることを特徴とする[1]又は[2]記載の肌のきめ改善剤。
[4].肌のきめ改善剤としてγ―ポリグルタミン酸及び/又はその塩を含有する皮膚洗浄剤組成物。
[5].肌のきめ改善剤として[1]ないし[3]に記載のγ―ポリグルタミン酸及び/又はその塩を含有する皮膚洗浄剤組成物。
[6].γ―ポリグルタミン酸及び/又はその塩を含有する皮膚洗浄剤組成物を用いて肌のきめを改善する方法。
本発明によれば、優れた肌のきめ改善剤と、肌のきめを改善する効果を有し、使用感を損ねることなく泡の持続性を向上する効果を有する皮膚洗浄剤組成物、及びそれを用いたスキンケア方法を提供することができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の皮膚洗浄剤は、γ−ポリグルタミン酸を含むものである。
肌のきめとは、皮溝と皮丘で形成された構造単位の集合体であり、皮膚に鉛直方向から、例えば30〜50倍率の拡大視野で観察した場合、概ね三角形の構造単位が隣接してなる網目状の構造体をいう。きめが低下する、あるいは乱れるとは、皮溝の深度が浅くなる状態、あるいは、皮溝がつながり皮膚に鉛直方向から観察した場合、三角形の網目模様が消失された状態等をいう。本発明における肌のきめの改善とは、洗浄等によるきめの低下の抑制、又は改善することをいう。皮膚表面の観察には、倍率10〜60倍程度のデジタルマイクロスコープを使用することができる。この場合、試料ごとの撮影条件を統一するため、カメラと撮影対象物との距離を所定の値に設定することができ、照明条件も統一できるものが好ましい。このようなデジタルカメラとしては、例えば、モリテックス社のアイスコープUSB(CMOSセンサー搭載)やチャームビュー(CCD搭載)等の市販の肌チェック用のマイクロスコープを使用することができる。
本発明に用いるγ−ポリグルタミン酸とはグルタミン酸が、γ−アミド結合でつながったポリマーである。構成アミノ酸であるグルタミン酸はD体、L体又はラセミ体のいずれでも良いが、市場における入手の容易性、生体適合性や生分解性を考慮するとL体のグルタミン酸のみで構成されるγ−ポリグルタミン酸又はL体及びD体の混合型であるポリグルタミン酸の使用が好適であり、特に、D体:L体=8:2〜1:1が好適である。逆に同一効果を有しながら分解性の低い、D体のグルタミン酸で構成されるポリグルタミン酸もまた使用することが可能である。
γ−ポリグルタミン酸塩の対イオンとしては、カリウム、リチウム等のアルカリ金属原子、トリメチルアミン、トリエチルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、トリエタノールアミン、トリメタノールアミン、ジエタノールアミン、ジメタノールアミン、エタノールアミン等の第三級アミン、テトラメチルアミン、テトラエチルアミン等の第四級アミンから任意に選択される。本発明に用いられるポリグルタミン酸及び/又はその塩は、各々、単独で使用されてもよいし、ポリグルタミン酸とその塩の混合物でもよい。
γ−ポリグルタミン酸及び/又はその塩の配合量は、1ppm〜5質量%が好ましく、10ppm〜100ppmがより好ましい。配合量が、1ppm未満であると効果を得られないおそれがあり、5質量%を超えると、べたついて使用感触が悪くなるおそれがあり、洗浄組成物では泡量が低下するおそれがある。
本発明でいうγ−ポリグルタミン酸及び/又はその塩の分子量は、重量平均分子量である。重量平均分子量Mwの定義は、高分子中に分子量Miの分子がNi個存在するとき、Mw=ΣMi2Ni/ΣMiNiで与えられる。重量平均分子量の測定は、ゲルパーティションクロマトグラフィ(GPC)を利用することができる。
重量平均分子量は、好ましくは、3,000〜400万、より好ましくは、10万〜150万。
(参考条件)
カラム:水系GPC用カラム(市販品では、ASAHIPAK GS−620、同GS−710(旭化成工業製)、PROTEIN KW−804(昭和電工製)、OHPak SB−805HG(昭和電工製)などが利用できる。
溶離液:リン酸カリウムバッファー(pH6.5)
カラム温度:40℃流速:1mL/分ディテクタ:RI(示差屈折率計)
分子量標準:既知分子量タンパク標準品キット、及び既知分子量プルラン
本発明で使用するγ−ポリグルタミン酸又はその塩の製造方法は特に限定されないが、例えばペプチド合成装置を用いた有機合成法、グルタミン酸エステルN−カルボン酸無水物の重合反応による有機合成法、N−ベンジルオキシカルボニルグルタミン酸無水物の重合反応による有機合成法、またはγ−ポリグルタミン酸産生能を有する微生物を用いた発酵法がある。微生物としてはγ−ポリグルタミン酸産生能を有するBacillus属に属する微生物であり、その中でも高分子量γ−ポリグルタミン酸の産生能を有するBacillus subtilis、Bacillus anthracis、Bacillus licheniformis、Bacillus megaterium、Bacillus natto等が好適である。本発明に用いるγ−ポリグルタミン酸としては、納豆菌(Bacillus natto)が好適である。
γ−ポリグルタミン酸又はその塩の市販品の例示:本発明で用いられるγ−ポリグルタミン酸又はその塩は、例えば、一丸ファルコス株式会社のポリグルタミン酸やバイオPGAシリーズ、味の素株式会社のカルテイク、ヤクルト薬品工業株式会社のポリグルタミン酸、日本ポリグル株式会社、明治製菓株式会社のγ−ポリグルタミン酸等が挙げられる。また、γ−ポリグルタミン酸及び/又はその塩を含むエキスであってもよく、たとえば、一丸ファルコス株式会社のダイズ発行エキスであるフィトコラージュシリーズを用いることができる。
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、洗浄機能付与の目的で界面活性剤を含有することが好ましい。界面活性剤であれば、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性イオン性界面活性剤、ノニオン界面活性剤の何れを用いてもよいが、起泡性付与の点で、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性イオン性界面活性剤を単独、又は併用して用いることが望ましい。アニオン界面活性剤の中でも、泡量の点から、高級脂肪酸塩とポリオキシアルキレンエーテル硫酸塩が好ましく、なかでも炭素数12〜18の高級脂肪酸塩とポリオキシエチレンエーテル硫酸塩が好ましい。
本発明の皮膚化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で、任意成分を1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて配合することができる。任意成分としては、例えば、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性イオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤等の界面活性剤、無機粉体、有機粉体等の水不溶性粉体、高分子化合物、保湿剤、多価アルコール、ビタミン類、アミノ酸類、抗炎症剤、紫外線吸収剤、冷感付与剤、酸化防止剤、着色剤、香料、制汗剤、殺菌剤、消臭剤、防腐剤、包接化合物、溶剤等が挙げられる。なお、配合量は適宜選定される。
本発明のγ−ポリグルタミン酸及び/又はその塩は、クリーム、ローションなどの皮膚用化粧料、入浴剤、皮膚洗浄剤等に用いることができる。本発明の洗浄剤組成物は、頭皮や身体各部の皮膚洗浄剤のいずれにも適用でき、ボディシャンプー、ハンドソープ、洗顔剤等の皮膚洗浄剤として好適に使用できる。また、固形、液体、クリーム状、ジェル状、エアゾールフォーム、ミスト等様々な形態のものとして、通常のポンプ容器、チューブ、フォーマー容器などに充填し、その容器から押し出して使用することができる。
例えば、ノンガス型の泡吐出容器であるフォーマー容器を使用する場合は10mPa・s程度の低粘度が要求され、ノンガス型の泡吐出容器としては、液体洗浄剤組成物を空気と混合して発泡状態で吐出できるものであれば特に限定されず、例えば、ボトル胴部を手で圧搾することによって泡を吐出できるスクイズフォーマー容器、ノズル部を押し下げることによって泡を吐出できるポンプフォーマー容器等が挙げられ目的に応じて適宜選択することができる。このようなフォーマー容器は、大和製罐(株)製、(株)吉野工業所製等を使用することができる。
ノンガス型の泡吐出容器は、通常、泡を形成するための多孔質膜体を有し、液体洗浄剤組成物が該多孔質膜体を通過することにより泡が形成されるものである。この多孔質膜体のメッシュとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、100メッシュ以上が好ましく、より好ましくは100〜400メッシュであり、さらに好ましくは150〜350メッシュである。多孔質膜体の材質は、ナイロン、ポリエステル、ポリオレフィン等のプラスチック材料が好ましい。
多孔質膜体の枚数としては特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、泡性能を向上させる観点から2〜4枚以上が好ましい。より具体的には、特開平7−315463号公報、特開平8−230961号公報、及び特開2005−193972号公報に記載されたフォーマー容器を好適に使用することができる。
本発明の液体洗浄剤組成物の製造方法としては特に制限はなく、常法に基づいて得ることができる。液体洗浄剤組成物を調製する装置としては特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、剪断力と全体混合できる複数の撹拌羽根(プロペラ、タービン、ディスパー等)を備えた撹拌装置が好ましい。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において特に明記のない場合は、組成の「%」は質量%を示し、表中の各成分の量は純分換算した量である。
[実施例1〜14、比較例1〜2]
表1、2に示す組成の皮膚洗浄剤組成物を常法により調製した。得られた皮膚洗浄剤組成物について、下記評価を行った。結果を表中に併記する。
[肌のきめ改善効果評価方法]
乾燥肌質のパネル5人が前腕を40℃の湯と試料1gを用いて洗浄し、洗浄の前後で前腕内側部の同一部分を下記の条件にて観察し、下記評価基準に基づいて肌のきめ状態を評価した。初日の洗浄前の評点を初期値とした。パネルの初期の肌状態は、下記の評価基準で2あるいは3点であった。各パネルが、1日1回、同じ処置と観察を14日間連続で行い、初期値と14日間目の処置後の評点の差分を求めた。結果は、前パネルの評点差分の平均値を求め、下記の判定基準に基づき判定した。
<観察条件>
試験環境(室温20℃、湿度40%RH)で30分間馴化した後に、前腕内側部の表面をデジタルカメラ(モリテックス社製のアイスコープUSB)を用いて倍率30倍、撮影範囲5mm角、画素640×480にて観察する。
<評価基準>
5点:肌の皮溝がはっきり認められ、網目状のひとつひとつが概ね三角形である
4点:肌の皮溝が認められるが、網目状のひとつひとつの概ね三角形がやや不明瞭である
3点:肌の皮溝が認められるが、浅く、一方向性が強い
2点:肌の皮溝がやや不鮮明であり、一方向性が強い
1点:肌の皮溝が不鮮明であり、方向性が認められず、はがれた角質が認められる
<評点平均値の判定基準>
差分=初期値−14日間目の処置後の評点
◎:差分平均が、+1.5点以上
◎〜○:差分平均が、+1.0点以上、+1.5点未満
○:差分平均が、+0.5点以上、+1.0点未満
△:差分平均が、0.0点以上、+0.5点未満
×:差分平均が、0.0点未満(マイナスの値を含む)
[泡性能評価方法]
専門パネル10名がスポンジ(107×74×40mm、約9g)を温湯で濡らし、試料6gを用いて身体を洗浄し、下記評価基準に基づいて泡量、泡の持続性を評価した。結果は、専門パネル10名の評点平均値を求め、下記の判定基準に基づき判定した。
<評価基準>
5点:非常によい
4点:よい
3点:ややよい
2点:悪い
1点:非常に悪い
<評点平均値の判定基準>
◎:4.5点以上
○:3.5点以上4.5点未満
△:2.0点以上3.5点未満
×:2.0点未満
[実施例12]
液体洗浄剤組成物
下記組成の液体洗浄剤組成物を常法に基づいて調製した。
組成(%)
ラルリン酸カリウム 8.0
ミリスチン酸カリウム 7.0
オレイン酸カリウム 3.0
アルキル(C8−C16)ポリグルコシド(*1) 3.0
エチレングルコールジステレート 1.0
γーポリグルタミン酸(*2) 100ppm
マルトテトラオース(*3) 2.0
塩化ナトリウム 0.2
エデト酸4ナトリウム 0.3
香料 0.7
精製水 残部
合計(%) 100.0
*1:PLANTACARE 1200 UP、コグニス製
*2:バイオPGA、一丸ファルコス製
*3:テトラップH、林原生物科学研究所製
[実施例13]
クリーム状洗浄剤組成物
下記組成のクリーム洗浄剤組成物を常法に基づいて調製した。
組成(%)
ステアリン酸 8.0
パルミチン酸 8.0
ミリスチン酸 14.0
水酸化カリウム 5.5
POE(16)セチルエーテル(*1) 1.0
γーポリグルタミン酸ナトリウム 100ppm
(重量平均分子量100万、Bacillus nattoによる発酵法)
塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリルアミド共重合体(*2) 0.3
グリセリン 15.0
PEG4000 5.0
ソルビトール 6.0
精製ラノリン 0.5
イソプロピルメチルフェノール 0.3
高重合ポリエチレングリコール(*3) 0.5
ダービリアエキス 1.0
シラカバエキス 1.0
ベントナイト(*4) 0.3
酸化チタン(平均粒子径0.25μm、ルチル型) 1.0
グンジョウ(平均粒子径0.3〜2μm) 0.05
ベンガラ(平均粒子径0.03μm) 0.05
ナイロン末(平均粒子径100μm) 0.05
エデト酸四ナトリウム四水塩 0.3
香料 0.3
精製水 残部
合計(%) 100.0
*1:EMALEX 116、日本エマルジョン製
*2:マーコート550、Calgon社製
*3:ポリオックスWSR−N750、ユニオン・カーバイド社製
*4:クニピアF、クニミネ工業社製
[実施例14]
フォーマー容器充填用液体洗浄剤組成物
下記組成のフォーマー容器充填用液体洗浄剤組成物を常法に基づいて調製した。
フォーマー容器(吉野工業社製):特開平7−315463号公報、特開平8−230961号公報記載のもの
組成(%)
ヤシ油脂肪酸カリウム 6.0
ラウリン酸アミドプロピルベタイン 2.0
POE(10)ステアリルエーテル(*1) 1.0
プロピレングリコール 20.0
ローズマリーエキス(*2) 1.0
ホホバ油 0.5
γーポリグルタミン酸ナトリウム 100ppm
(重量平均分子量100万、Bacillus nattoによる発酵法)
エデト酸四ナトリウム四水塩 0.1
ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.1
香料 0.2
精製水 残部
合計(%) 100.0
*1:EMALEX 116、日本エマルジョン製
*2:ローズマリー水、丸善製薬社製
実施例の液体洗浄剤組成物は、いずれも肌のきめを改善し、泡性能も良好であった。一方、γ―ポリグルタミン酸又はその塩を含有しない比較例は、肌のきめ改善効果がなく、更に泡性能が劣るものであった。

Claims (6)

  1. γ―ポリグルタミン酸及び/又はその塩を含有する肌のきめ改善剤。
  2. γ―ポリグルタミン酸及び/又はその塩の重量平均分子量が50〜150万であることを特徴とする請求項1記載の肌のきめ改善剤。
  3. γ―ポリグルタミン酸及び/又はその塩が、納豆菌代謝物由来であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の肌のきめ改善剤。
  4. 肌のきめ改善剤としてγ―ポリグルタミン酸及び/又はその塩を含有する皮膚洗浄剤組成物。
  5. 肌のきめ改善剤として請求項1ないし請求項3に記載のγ―ポリグルタミン酸及び/又はその塩を含有する皮膚洗浄剤組成物。
  6. γ―ポリグルタミン酸及び/又はその塩を含有する皮膚洗浄剤組成物を用いて肌のきめを改善する方法。
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