JP2011025218A - 生ごみ減量化装置 - Google Patents

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純一 生本
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Abstract

【課題】装置及びランニングコストともに安価で、減量化(微生物による分解)の失敗がなく、不潔感を感じなく、設置場所が限られない、生ごみ減量化装置を提供する。
【解決手段】上面が開口した処理容器1と、柔軟で通水性がなく、直に生ごみが投入されるプラスチック製ごみ処理袋2と、柔軟で通水性がなく、ごみ処理袋と共に2重袋を構成するプラスチック製外袋3と、微生物を含む生ごみ処理材4と、網状の通気口が形成された蓋体5からなる生ごみ減量化処理装置において、ごみ処理袋と外袋を処理容器から一緒に取り出し、これを外側から揉んだり揺すったりすることで、生ごみ処理材と生ごみの攪拌が行える構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、家庭の台所で生じる調理クズや食べ残し等の生ごみを、微生物の働きを利用して分解し減量化する生ごみ減量化装置に関する。
生ごみ減量化装置として、従来より、微生物の働きを利用して生ごみを分解するバイオ式、ヒーターによる加熱及び送風で生ごみを乾燥させて減容する乾燥減容式、微生物による分解と乾燥減容の両方で減量化するハイブリッド式のものが存在する。これらの装置は、基本構造として、生ごみを収容する処理容器と蓋からなり、処理容器又は蓋に攪拌翼、ヒーター、換気扇等が装備されている(例えば特許文献1(バイオ式)参照)。
これらの従来装置は、一般に生ごみを処理容器内に直接投入するため、いったん装置の使用を開始すると、処理容器内は常に汚い状態(目にした人が不快感をもつ状態)になり、特にバイオ式の場合は不潔感が強い。また、バイオ式の場合、一定期間使用して生ごみ処理材(微生物担体)の分解能力が低下した場合や、好気性微生物による分解がうまくいかず生ごみが腐敗したような場合、容器内の生ごみ処理材や腐敗した生ごみを取り出して捨て、容器内を清掃するのは、その不潔感から非常な苦痛を伴う。
また、これらの従来装置は、市販されているものは一般に数万円と高価であり、ランニングコストも高く、多くの自治体が助成措置を講じているものの、一般家庭に広く普及するに至っていない。
一方、バイオ式において、生ごみを直接処理容器に投入せず、生ごみ処理材と生ごみを袋に入れて処理容器内に収容する生ごみ処理装置が知られている。例えば特許文献2〜4では、不織布等からなる通気性をもつ袋に生ごみ処理材と生ごみを入れ、これを処理容器内に収容し、生ごみの堆肥化を行っている。しかし、この場合、生ごみが保有する水分や分解して生成した水分が袋の外に浸出し、特に生ごみを分解する能力が低下している場合や、好気性微生物による分解がうまくいかず生ごみが腐敗したような場合、浸出液により袋自体が不潔に汚れるだけでなく、処理容器内部も汚れるという問題がある。
また、例えば特許文献5〜7では、攪拌装置を備えた処理容器内に生ごみ処理材を入れたビニール袋等を吊り下げ、この袋内に生ごみを投入して生ごみの減量化を図っている。しかし、処理容器内の攪拌装置は、吊り下げた袋の全部又は一部を上下動させて袋内部の生ごみと生ごみ処理材を自動的に攪拌するもので、機構的に安価に提供するのは困難である。また、一定期間処理後は、生ごみ処理材と残存する生ごみが入った袋をそのまま捨てることができ、その際に生ごみに直接触れる必要がない利点があるが、薄い一般のごみ袋等では攪拌作用を受けて破れる危険があり、そうなると処理容器内部が汚れてしまう。
そのほか、安価な生ごみ減量化(堆肥化)装置として、いわゆるコンポスト(蓋付き底なし容器)や、市民運動としてのダンボールコンポストが知られている。前者は、プラスチック製の底なし容器の下部を土に埋めて例えば庭や畑に設置し、蓋を開けて生ごみを投入し、土壌菌等の作用で生ごみを分解するというものだが、生ごみが容器内で積み上がるため下方の生ごみは水分過多になり、嫌気性微生物によって腐敗しやすく(分解処理の失敗)、悪臭や虫の発生、不潔感が大きいなどの問題があり、また設置場所が限られるため、余り普及していない。後者は、処理容器として生ごみ処理材(微生物担体)を入れたダンボール箱を用い、これに生ごみを投入し、生ごみ処理材とともに攪拌して生ごみを分解するというものだが、生ごみ処理材や生ごみがダンボール箱に直接触れるため、ダンボール箱がしだいに変形したり不潔になることから、どこにでも設置できるというものではなく、やはり普及していない。
特開平11−128889号公報 特開平11−255571号公報 特開2005−22914号公報 登録実用新案第3114732号公報 特開平9−75889号公報 特開平9−141230号公報 特開平9−253605号公報
以上述べたように、従来の生ごみ減量化装置には、装置自体の高価格、ランニングコスト高、処理容器の汚れや清掃時の不潔感、減量化処理の失敗、設置場所が限られる等、種々の問題がある。
本発明は、このような従来の生ごみ減量化装置の問題点に鑑みてなされたもので、装置及びランニングコストともに安価で、減量化処理の失敗が少なく、不潔感を余り感じなくて済み、設置場所が特に限られることもない、生ごみ減量化装置を提供することを目的とする。
本発明に係る生ごみ減量化装置は、底と周壁からなり上面が開口した処理容器と、柔軟で通水性がなく、直に生ごみが投入されるプラスチック製ごみ処理袋と、前記ごみ処理袋内に入れられた微生物を含む生ごみ処理材と、網状の通気口が形成され、前記処理容器の上面開口を施蓋する蓋体からなり、前記ごみ処理袋は前記処理容器の底に上向きに開口した状態で置かれ、前記処理容器への挿入及び前記処理容器からの取り出しが自在であることを特徴とする。
自然通気に任せるのではなく、蓋体に給気用及び排気用の通気口を形成し、ファンにより両通気口を通して通気(給気及び排気)を行うようにしてもよい。
上記生ごみ減量化装置は、さらに前記ごみ処理袋を着脱自在に収容して前記ごみ処理袋と共に2重袋を構成するプラスチック製の外袋を有していてもよい。この外袋も通水性がなく、前記ごみ処理袋と共に前記処理容器の底に袋口が上向きに開いた状態で置かれ、かつ前記ごみ処理袋と共に前記処理容器への挿入及び前記処理容器からの取り出しが自在である。
上記生ごみ減量化装置において、望ましくは、処理容器の底にヒーターが設置される。
本発明に係る生ごみ減量化装置は、装置及びランニングコストともに安価である。また、微生物を含む生ごみ処理材を用い、攪拌も容易であるので減量化処理(生ごみの分解)の失敗が少なく、全てごみ処理袋内で減量化処理が行われ、処理容器が直接汚れないので清掃等でも不潔感を余り感じなくて済み、設置場所が特に限られることもない。
本発明に係る生ごみ減量化装置の断面図である。 本発明に係る別の生ごみ減量化装置の断面図である。 本発明に係るさらに別の生ごみ減量化装置の断面図である。
以下、図1〜3を参照して、本発明に係る生ごみ減量化装置について説明する。
図1に示す生ごみ減量化装置は、装置本体部である処理容器1と、プラスチック製のごみ処理袋2と、プラスチック製の外袋3と、ごみ処理袋2内に入れられた生ごみ処理材4と、処理容器1の上面開口を覆う蓋体5からなる。
処理容器1はプラスチック製で、周壁6と、周壁6の下端より若干上の位置に形成された底7からなり、上面が開口している。周壁6及び底7には穴等は形成されてなく、万一ごみ処理袋2から液体が万一漏れたとしても、それが容器外に流出することはない。周壁6の上端にはフランジ8が形成され、底7には家庭用電源に接続できるヒーター9が設置されている。処理容器1の断面は、図1に示すように上向きに拡大していることが望ましいが、拡大していなくてもよい。ただし、縮小していない方がよい。平面視形状は円形が望ましいが、楕円形や多角形(4角形等)など他の形状でもよい。処理容器1には、運搬の便のため取っ手等を設けることができる。
蓋体5は、処理容器1の上面に密着して開口を覆うもので、網状の通気口11が形成されている。この網状の通気口11は、ごみ処理袋2内の生ごみ処理材4への通気、及び微生物により生ごみが分解されるときに発生する水分の装置外への蒸散を助け、かつ外部からの虫等の進入を遮断するためのものである。この例では蓋体5の一部に網状の通気口11が形成されているが、ザルのように蓋体5の全体が網状であってもよい。また通気口11の面積を可変としておけば、処理容器1内の水分量や温度に応じて開口面積を調整することができる。この蓋体5にも適宜取っ手等を設けることができる。
ごみ処理袋2はプラスチック製で、柔軟で通水性がないものが好ましい。形状は処理容器1の大きさに合うものであれば、専用の袋でなくても、市販のごみ用のポリ袋が利用できる。ごみ処理袋2には生ごみ処理材(微生物担体)4が入れられており、家庭で毎日発生する生ごみはごみ処理袋2内に投入され、生ごみ処理材4共に攪拌され、袋内で微生物により分解される。生ごみはごみ処理袋2内に投入されるので、処理容器1に直接触れることはなく、処理容器1の中が汚れない。
このごみ処理袋2は、前記処理容器1の底7に上向きに開口した状態で置かれる。図1の例では、袋口が折り返され、処理容器1の上面開口において蓋体5で押さえられ、上向きの開口状態が保たれている。
ごみ処理袋2は柔軟であるため、例えば処理容器1から取り出し、袋の外から手で揉んだり、袋を揺すったり傾けたり、持ち上げて天地返ししたりして、適宜内部の生ごみ処理材と生ごみを攪拌し、あるいは生ごみ処理材と生ごみに通気させたりして、生ごみの微生物による分解を促進させることができる。ごみ処理袋2は処理容器1内では外周方向に広がって周壁6の内面に接触しているので、これを処理容器1から容易に取り出せるようにするため、先に述べたように、処理容器1の断面は上向きに拡大しているか、少なくとも周壁6が上に狭まっていないことが望ましい。そして、ごみ処理袋2の内部の攪拌を手で行うことで、ごみ処理袋2へ掛かる力を自在に制御でき、またごみ処理袋2への当たりが柔らかいため、攪拌時にごみ処理袋2に穴が開いたり、破れたりすることが防止できる。さらに、ごみ処理袋2は通水性がないため、生ごみの分解に際して発生する水分が多くても、あるいは万一生ごみの分解が正常に進まず腐敗して水分過多になったとしても、それだけで手が汚れることはなく、またその水分が漏れて処理容器1が汚れることはない。
生ごみ処理材4は、微生物担体としてごみ処理袋2内に入れられる。微生物担体として公知の種々の材料を適宜用いることができるが、腐葉土、米ぬか、籾殻の混合物やさらにおがくず等を混ぜたものなど、通気と水分蒸散がよく好気性微生物の担体となりやすい材料が好適に利用できる。好気性微生物による分解では、悪臭が発生せず、分解が比較的速いという特徴があるが、分解時に生成する水分が多いため、水分の蒸散が悪いとベトついて通気が悪くなり、嫌気性微生物の増殖、腐敗、悪臭、虫の発生等に至る場合がある(微生物分解の失敗)。蓋体5の網状の通気口11はこれを防止するためのものである。
好気性微生物による生ごみの分解が活発になると、分解熱でごみ処理袋2の内部の温度が上がり、60℃付近に達することもある。この分解熱によって分解時に発生する水分が蒸散し、通気口11から抜けていくが、投入される生ごみの水分が多かったり、冬季などの外気温が低いときは水分の蒸散が不足し、ごみ処理袋2の内部の生ごみ処理材4や未分解の生ごみがベトつきだすことがある。処理容器1の底7に設けたヒーター9は、好気性微生物による分解を促進するための温度を与え、発生する水分の蒸散を助けるものであり、その容量は例えば従来の乾燥減容式生ごみ処理機等に比べると、ごく小さくてよい。なお、60〜70℃の温度域にすると腐敗菌や害虫などを死滅させる効果もある。図1の例において、ヒーター9は家庭用電源に接続するようにしているが、バッテリー方式やソーラー電源によるヒーターにすることもでき、また、電熱以外の手段、例えば処理容器を二重壁構造にして温水を入れる湯たんぽ式にしたり、発熱材、保温剤を用いることもできる。暖める箇所は処理容器1の底7だけでなく周壁6に及んでもよい。同じくごみ処理袋2内部を保温するため、処理容器は保温性の高い材質や構造が望ましい。プラスチック製であれば保温性がよく、二重構造にすれば空気層により保温性が高まる。
外袋3は、必要に応じて設置され、ごみ処理袋2と共に該ごみ処理袋2を内袋とする2重袋を構成し、前記処理容器1の底7にごみ処理袋2と共に上向きに開口した状態で置かれる。ごみ処理袋2を処理容器1内から取り出すとき、あるいはごみ処理袋2内の生ごみ処理材4と生ごみを攪拌するとき、この外袋3ごと(2重袋の状態で)行うことができる。外袋3は、ごみ処理袋2を処理容器1内から取り出す(引き上げる)ときに、該ごみ処理袋2に直接掛かる引張荷重を軽減したり、攪拌時に揉んだりするときにごみ処理袋2への当たりを緩和する役割、あるいは使用中にごみ処理袋2に穴が開いたり破れたりして、生ごみ処理材4や生ごみ、生ごみ中の水分や分解により生成した水分等がごみ処理袋2から漏れ出したとき、処理容器1内が汚れないように受ける役割を有する。
外袋3はごみ処理袋2と同じくプラスチック製で、柔軟で通水性のないものが用いられ、サイズ的にはごみ処理袋と同程度の大きさとされ、ごみ処理袋2より厚手で強度の高い(穴が開いたり破れたりしにくい)ものが望ましい。形状は処理容器1の大きさに合うものであれば、専用の袋でなくても、市販のごみ用のポリ袋が利用できる。
この生ごみ減量化装置の使用方法の一例を説明すると、ごみ処理袋2と外袋3を2重にし、適量の生ごみ処理材4をごみ処理袋2に入れ、かつ生ごみをごみ処理袋2に入れて2重袋の状態(生ごみ処理袋2と外袋3が内外2重に重なった状態)で攪拌する。続いて、図1に示すように、この2重袋を処理容器1の底7に上向きに開口した状態で置き、2重袋の袋口を折り返して、処理容器1の上面開口に被せ、蓋体5で蓋をする。2重袋の折り返した袋口は処理容器1の上面開口と蓋体5の間に挟まれ、2重袋は処理容器1内で上向きの開口状態に保たれる。なお、外袋3を用いることは必須ではない。必要に応じてヒーター9に通電して処理容器1の底を加熱する。
次に生ごみが発生すると、蓋体5を開けてごみ処理袋2内に生ごみを投入し、2重袋を処理容器1から取り出して生ごみ処理材4と生ごみを攪拌し、再び処理容器内に戻す。以後、これを繰り返せばよい。
なお、発明者が、ごみ処理袋2として市販のごみ袋を用い、これに完熟腐葉土5リットル、米ぬか5リットル、及び籾殻5リットルを生ごみ処理材として入れて混合し、ヒーター9に通電状態で処理容器1の底面を約60℃とし、毎日500〜600gの家庭生ごみを投入して攪拌したところ、30日経過後、全体の容量及び重量が若干増加したが、それまで支障なく生ごみ処理を継続でき、その間悪臭の発生もなかった(引き続き減量化処理継続可能)。
ごみ処理袋2内の容量及び重量がある程度増加した場合や、一定期間処理を続けて生ごみ処理材4の処理能力が低下した場合や、あるいは万一微生物分解処理が失敗して悪臭が発生しだしたような場合等には、袋の内容物をごみ処理袋2に入れたまま(ごみ処理袋ごと)、通常の生ごみと同様に捨てることができる。また、万一ごみ処理袋2が破れて内容物が外袋3内に漏れたときは、袋の内容物をごみ処理袋2と外袋3に入れたまま(2つの袋ごと)、同じく通常の生ごみと同様に捨てることができ、いずれにしても、ごみ処理袋2内の生ごみ処理材4や生ごみに触れることなく処分できるので、不潔感が少ない。
図2に示す生ごみ減量化装置(図1に示す生ごみ減量化装置と実質的に同じ部位には同じ番号を付与している)は、蓋体5に吸気用の通気口(給気口)12と排気用の通気口(排気口)13が形成されている点、蓋体5の一端が処理容器1の周壁6に設置したブラケット14にヒンジ15で連結され、処理容器1の上面開口に対し前記ヒンジ15を介して開閉自在とされている点、及び、処理容器1の周壁6に電動のファン16が設置され、ファン16と給気口12が柔軟な通気管17を介して連通している点で、図1に示す生ごみ減量化装置と異なり、他の点で一致する。
ファン16に通電すると、回転するファン16により取り込まれた外気が通気管17を通して給気口12から処理容器1内に入り、処理容器1内の湿った空気が排気口13から排出されて、処理容器1内の通気が行われる。これにより、生ごみの分解処理に伴って蒸散する水分が強制的に排出される。通気の方向を図2に矢印で示す。
図3に示す生ごみ減量化装置(図2に示す生ごみ減量化装置と実質的に同じ部位には同じ番号を付与している)は、ファン16が蓋体5に直接設置され(給気口12の直上位置)、通気管17が不要になっている点で、図2に示す生ごみ減量化装置と異なり、他の点で一致する。通気の方向を図3に矢印で示す。
水分量の多い生ごみが増える夏場等には、自然換気及びヒータ加熱のみでは水分の排出が不十分となって、生ごみ処理材4中の水分が過剰となりやすく、これが生ごみの腐敗につながる可能性がある。これに対し、図2,3に示す生ごみ処理装置では、生ごみ処理中に生じた水分を、ファン16を利用して強制的に排出し、これにより生ごみ処理材4中の水分が過剰になるのを抑え、嫌気性微生物の増殖及び生ごみの腐敗を防止することができる。
図2,3に示す生ごみ減量化装置において、例えば次のような変更が可能である。
・ファン16を逆向きに取り付け、通気を逆向きにする。この場合、排気口13が給気口となり、給気口12が排気口となる。
・虫等の侵入を防ぐため、給気口12及び排気口13を網状とし、あるいは給気口12及び排気口13にフィルターを取り付ける。
・排気口13(通気を逆向きにした場合は、ファン16の吹き出し口)に排気管を取り付けて延長し、その先端を離れた箇所に置く。例えば生ごみ減量化装置の本体部分を屋内に設置し、排気管の先端を屋外に出しておく。こうすれば、生ごみから蒸散した湿った空気は屋外に導かれ、においの心配もない。また、屋内であれば虫が侵入する可能性が減り、犬、猫に荒らされることがなく、台所に置けば生ごみを持ち運ぶ手間や不快感が軽減される。さらに、屋内であれば気温の変化が少なく、生ごみの分解が安定し、ヒーターの通電も少なくて済む利点がある。
1 処理容器
2 ごみ処理袋
3 外袋
4 生ごみ処理材
5 蓋体
9 ヒーター

Claims (4)

  1. 底と周壁からなり上面が開口した処理容器と、柔軟で通水性がなく、直に生ごみが投入されるプラスチック製ごみ処理袋と、前記ごみ処理袋内に入れられた微生物を含む生ごみ処理材と、網状の通気口が形成され、前記処理容器の上面開口を施蓋する蓋体からなり、前記ごみ処理袋は前記処理容器の底に上向きに開口した状態で置かれ、前記処理容器への挿入及び前記処理容器からの取り出しが自在であることを特徴とする生ごみ減量化装置。
  2. 底と周壁からなり上面が開口した処理容器と、柔軟で通水性がなく、直に生ごみが投入されるプラスチック製ごみ処理袋と、前記ごみ処理袋内に入れられた微生物を含む生ごみ処理材と、前記処理容器の上面開口を施蓋する蓋体からなり、前記蓋体に給気用及び排気用の通気口が形成され、前記両通気口を通して通気を行うファンが設置され、前記ごみ処理袋は前記処理容器の底に上向きに開口した状態で置かれ、前記処理容器への挿入及び前記処理容器からの取り出しが自在であることを特徴とする生ごみ減量化装置。
  3. さらに前記ごみ処理袋を着脱自在に収容して前記ごみ処理袋と共に2重袋を構成するプラスチック製の外袋を有し、前記外袋は柔軟で通水性がなく、前記ごみ処理袋と共に前記処理容器の底に上向きに開口した状態で置かれ、かつ前記ごみ処理袋と共に前記処理容器への挿入及び前記処理容器からの取り出しが自在であることを特徴とする請求項1又は2に記載された生ごみ減量化装置。
  4. 前記処理容器の底にヒーターが設置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載された生ごみ減量化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101777117B1 (ko) * 2016-09-12 2017-09-11 양태한 냉장형 음식물 쓰레기 보관 장치
JP7368036B1 (ja) 2023-02-09 2023-10-24 日本シーム株式会社 脱墨装置

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