JP2011025149A - エアゾール内容物噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
エアゾール内容物の噴射パターンを狭くすることにより、エアゾール内容物の大気中への拡散を抑制し、噴霧効率の向上、使用者の吸い込みの抑制を図る。エアゾール内容物の噴霧粒子径を40μm〜70μmの範囲とすることにより、エアゾール内容物を噴射目的部に均一に付着させるとともに、ベタ付き等を無くし、製品の使用感の向上を図る。
【解決手段】
エアゾール容器のステムと連通する連通路11と、この連通路11の先端部に形成し、直径を0.3mm〜0.5mmとしたエアゾール内容物の噴射孔12と、この噴射孔12よりも噴射方向の先端側に形成し、直径を3.0mm〜4.0mmとした大径流路13と、この大径流路13よりも噴射方向の更に先端側に形成し、直径を1.0mm〜2.4mmとした噴出路14とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアゾール容器に充填した医薬品・医薬部外品、頭髪用品、制汗剤、化粧品、消臭剤、傷薬、その他のエアゾール内容物を噴射するための、エアゾール内容物噴射装置に係るものである。
従来、エアゾール内容物噴射装置として、特許文献1の図5に示される如く、エアゾール容器のステムと連通する噴出路の先端に、この噴出路よりも小径なノズル孔を設けて形成したものが公知となっている。この従来技術に於いては、エアゾール容器からステムを介して噴出路に導入したエアゾール内容物を、前記の小径なノズル孔を介して外部に噴射することにより、噴射孔から噴出されるエアゾール内容物の粒子径を小さくして、噴射目的部に対してエアゾール内容物を広範囲且つ均一に噴射することを目的としている。
しかしながら、上記従来技術に於いては、前述の如く小径なノズル孔を介して粒子径を小さくしたエアゾール内容物が、外気中に広範囲に拡散するものとなるため、人体の一部等の狭い噴射目的部に対して、エアゾール内容物を効率的に付着させることは困難であった。また、外気中に拡散したエアゾール内容物を、使用者が吸い込む虞れが高いものとなっていた。
そこで、特許文献1の図1〜図4、図6、図7に示す如く、小径なノズル孔の先端に、このノズル孔よりも大径に形成した噴出路を設けて形成したエアゾール内容物噴射装置が公知となっている。この従来技術に於いては、小径なノズル孔を介して粒子径を微細化したエアゾール内容物を、上記噴出路を介して外部に噴射することにより、エアゾール内容物の噴射パターンを狭くして、エアゾール内容物の大気中への拡散を抑制しようとするものである。
特許第3722574号公報
しかしながら、上記特許文献1の図1〜図4、図6、図7に示されるものに於いては、以下のような技術的課題を生じる。即ち、上記従来技術に於いては、エアゾール内容物が噴出路内を通過することにより、エアゾール内容物の流速及び噴射圧が低下し、これに伴って、エアゾール内容物の粒子径が大きなものとなる。そのため、小径な噴射孔を介して粒子径の微細化を行っても、噴出路の先端から噴射されるエアゾール内容物の粒子径は大きなものとなってしまい、エアゾール内容物を噴射目的部に均一に付着させることが困難なものとなるとともに、ベタ付き等が発生しやすいものとなり、製品の使用感も低下するものとなっていた。
そこで、本願発明は上述の如き課題を解決しようとするものであって、エアゾール内容物の大気中への拡散を抑制することにより、噴霧効率の向上を図るとともに、使用者によるエアゾール内容物の吸い込みを少なくしようとするものである。また、噴射されるエアゾール内容物の粒子径を大きすぎないものとすることにより、エアゾール内容物を噴射目的部に均一に付着させるとともに、ベタ付き等を無くし、製品の使用感の向上を図ろうとするものである。噴霧粒子径は具体的には40μm〜70μmの範囲に保つことが、上記目的を達成する上で好ましいものである。
本願発明は、上述の如き課題を解決するため、エアゾール容器のステムと連通する連通路と、この連通路の先端部に形成し、直径を0.3mm〜0.5mmとしたエアゾール内容物の噴射孔と、この噴射孔よりも噴射方向の先端側に形成し、直径を3.0mm〜4.0mmとした大径流路と、この大径流路よりも噴射方向の更に先端側に形成し、直径を1.0mm〜2.4mmとした噴出路とを備えたものである。そして、このような構成を有することにより、エアゾール内容物の噴霧粒子径を40μm〜70μmの範囲にすることを可能にしようとするものである。なお、特許請求の範囲及び本明細書中に於いて、「噴霧粒子径」とは、JIS Z8825−1(粒子径解析−レーザー回折法−)に基づいて測定した粒子径をいう。
本発明は上述の如く構成したものであって、ステムから連通路に噴射されるエアゾール内容物を、直径0.3mm〜0.5mmの噴射孔、直径3.0mm〜4.0mmの大径流路及び直径1.0mm〜2.4mmの噴出路を介して外部に噴射するため、連通路のエアゾール内容物を噴射孔で絞り、単位時間当たりの流量を抑制した後、大径流路でエアゾール内容物を膨張させ噴射圧力を抑制するとともに、この膨張させたエアゾール内容物を噴出路で再度絞ることにより、エアゾール内容物の単位時間当たりの流量を制限することが可能となる。この流量制限により、エアゾール内容物の噴射範囲を抑制し、不必要な拡散を防止し、一定の噴射範囲に限定してエアゾール内容物を効率よく付着させることを可能とするものである。そのため、制汗剤等の人体用のエアゾール内容物を、人体の一部等の狭い付着目的部に限定して付着させることができ、付着率も高めることが可能となる。また、使用者がエアゾール内容物を吸い込んでしまう虞れも少ないものとなり、エアゾール製品の安全な使用が可能となる。
また、上述の如く、連通路のエアゾール内容物を噴射孔で絞り、単位時間当たりの流量を抑制した後、大径流路でエアゾール内容物を膨張させ噴射圧力を抑制するとともに、この膨張させたエアゾール内容物を噴出路で再度絞ることにより、エアゾール内容物の噴霧粒子径を40μm〜70μmの範囲に近づけることが可能となる。このように、エアゾール内容物の噴霧粒子径を70μm以下にすることにより、エアゾール内容物を噴射目的部に均一に付着させることが可能となるともに、ベタ付き等を無くし、製品の使用感の向上を図ることが可能となる。また、エアゾール内容物の噴霧粒子径を40μm以上とすることにより、エアゾール内容物の拡散を抑制し、前述の付着率の向上効果及び吸い込みの抑制効果を、一層高めることが可能となる。
噴射孔の直径は、0.3mm〜0.5mmとする。噴射孔の直径が0.3mm未満となると、エアゾール内容物の噴射量が減少し噴射圧が低下しすぎて、エアゾール内容物を噴射目的部に到達させることが困難なものとなる。また、噴射孔の直径が0.5mmを超えると、噴射孔とこれに連続して形成した大径流路との直径差が小さすぎるものとなるため、大径流路でエアゾール内容物を十分に膨張させて噴射圧力を抑制することが困難なものとなる。そのため、本願発明が目的とする噴霧粒子径(40μm〜70μm)よりも噴霧粒子径が小さなものとなり、エアゾール内容物が過度に拡散し、付着目的部への付着効率が低下するおそれがある。
また、大径流路の直径は、3.0mm〜4.0mmとする。大径流路の直径が3.0mm未満となると、大径流路と前記噴射孔との直径差が小さすぎるものとなる。そのため、大径流路でエアゾール内容物を十分に膨張させて噴射圧力を抑制することが困難なものとなり、本願発明が目的とする噴霧粒子径(40μm〜70μm)よりも噴霧粒子径が小さいものとなる。そのため、噴射時にエアゾール内容物が大気中に過度に拡散し、付着目的部への付着効率が低下するおそれがある。また、大径流路の直径が4.0mmを超えると、エアゾール内容物の流速が大径流路に於いて低下しすぎるものとなり、これに伴って噴射圧力も小さすぎるものとなる。そのため、エアゾール内容物の粒子径が、本願発明が目的とする噴霧粒子径(40μm〜70μm)より大きなものとなり、エアゾール内容物を噴射目的部に均一に付着させることが困難なものとなるとともに、ベタ付き等が発生し、製品の使用感が低下するおそれもある。
また、噴出路の直径は、1.0mm〜2.4mmとする。噴出路の直径が1.0mm未満となると、噴出路が狭すぎて、本願発明が目的とする噴霧粒子径(40μm〜70μm)よりも噴霧粒子径が小さなものとなる。そのため、噴射時にエアゾール内容物が過度に拡散し、付着目的部への付着効率が低下するおそれがある。また、噴出路の直径が2.4mmを超えると、噴出路が広すぎて、本願発明が目的とする噴霧粒子径(40μm〜70μm)よりも噴霧粒子径が大きなものとなる。そのため、エアゾール内容物を噴射目的部に均一に付着させることが困難なものとなるとともに、ベタ付き等が発生し、製品の使用感が低下するおそれもある。
実施例1を示す断面図。
以下、本発明の一実施例を図1において説明すると、(1)はエアゾール内容物の噴射装置で、下部に設けた筒状の固定体(2)の内面下端を、エアゾール容器(図示せず)の肩部に嵌合突起(3)を介して嵌合固定可能としている。なお、本明細書中に於いては、説明の便のため、上端、下端等の用語は、図1を基準として用いるものとする。また、図1に於ける左側を前側、右側を後側として説明する。
また、上記固定体(2)の上端前方を、図1に示す如く、ノズル体(4)の下端前方とヒンジ部(5)を介して接続している。また、上記ノズル体(4)の後部には押圧部(6)を形成し、この押圧部(6)の上面に滑り止め用の押圧突起(7)を複数列配置し、これを押圧することにより、ノズル体(4)の後部側を、前記ヒンジ部(5)を介して下方に押し下げ可能としている。また、上記ノズル体(4)の中央には、図1に示す如く、噴射筒(8)を上方に突出させている。なお、本実施例に於いてはこのように、噴射筒(8)を上方に突出させているが、他の異なる実施例に於いては、噴射筒(8)を側方に突出させるものであっても良い。
また、この噴射筒(8)の中央下部に、エアゾール容器のステムを接続可能なステム接続部(10)を設け、このステム接続部(10)の上方に、連通路(11)を設けている。そして、ステム接続部(10)にステムを接続した状態で押圧部(6)を押圧し、ヒンジ部(5)を支点としてノズル体(4)を押し下げ、ステムを介してエアゾール容器のバルブ機構を開放し、エアゾール容器内のエアゾール内容物を連通路(11)内に導入可能としている。
また、前記連通路(11)の先端部には、直径を0.4mmとしたエアゾール内容物の噴射孔(12)を設けている。また、この噴射孔(12)よりも噴射方向の先端側に、直径を3.2mmとした大径流路(13)を設け、この大径流路(13)の噴射方向先端側には、直径1.5mmの噴出路(14)を貫通形成した装着体(15)を装着している。そして、エアゾール内容物の噴射時には、前述の如くエアゾール容器内から連通路(11)に導入したエアゾール内容物を、噴射孔(12)、大径流路(13)及び噴出路(14)を介して、外部に噴射可能としている。
本発明に於いてはこのように、ステムから連通路(11)に噴射されるエアゾール内容物を、直径0.3mm〜0.5mmの噴射孔(12)、直径3.0mm〜4.0mmの大径流路(13)及び直径1.0mm〜2.4mmの噴出路(14)を介して外部に噴射するため、連通路(11)のエアゾール内容物を噴射孔(12)で絞り、単位時間当たりの流量を抑制した後、大径流路(13)でエアゾール内容物を膨張させ噴射圧力を抑制するとともに、この膨張させたエアゾール内容物を噴出路(14)で再度絞ることにより、エアゾール内容物の単位時間当たりの流量を制限することが可能となる。この流量制限により、エアゾール内容物の噴射範囲を抑制し、不必要な拡散を防止し、一定の噴射範囲に限定してエアゾール内容物を効率よく付着させることを可能とするものである。そのため、制汗剤等の人体用のエアゾール内容物を、人体の一部等の狭い付着目的部に限定して付着させることができ、付着率も高めることが可能となる。また、使用者がエアゾール内容物を吸い込んでしまう虞れも少ないものとなり、エアゾール製品の安全な使用が可能となる。
また、上述の如く、連通路(11)のエアゾール内容物を噴射孔(12)で絞り、単位時間当たりの流量を抑制した後、大径流路(13)でエアゾール内容物を膨張させ噴射圧力を抑制するとともに、この膨張させたエアゾール内容物を噴出路(14)で再度絞ることにより、エアゾール内容物の噴霧粒子径を40μm〜70μmの範囲に近づけることが可能となる。このように、エアゾール内容物の噴霧粒子径を70μm以下にすることにより、エアゾール内容物を噴射目的部に均一に付着させることが可能となるともに、ベタ付き等を無くし、製品の使用感の向上を図ることが可能となる。また、エアゾール内容物の噴霧粒子径を40μm以上とすることにより、エアゾール内容物の拡散を抑制し、前述の付着率の向上効果及び吸い込みの抑制効果を、一層高めることが可能となる。
また、本発明のエアゾール内容物噴射装置は、医薬品・医薬部外品、頭髪用品、化粧品、消臭・制汗剤、その他の人体用品、殺虫剤、コーティング剤、クリーナー、その他の家庭用品、工業用品、自動車用品、食品等のエアゾール製品の噴射に用いることができる。また、上記医薬品・医薬部外品の有効成分としては、例えば、インドメタシン、ケトプロフェン、ピロキシカム、フェルビナク、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、グチルリチン酸、グリチルレチン酸、カンフル、テレピン油、ハッカ油、メントール、ユーカリ油、トウガラシエキス、ノニル酸ワニリルアミド、ジフェニルイミダゾール、ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、酢酸トコフェロール、ニコチン酸ベンジル、塩酸ネチコナゾール、クロトリマゾール、硝酸エコナゾール、硝酸オキシコナゾール、硝酸ミコナゾール、チオコナゾール、ビホナゾール、塩酸アモロルフィン、塩酸ブテナフィン、塩酸テルビナフィン、ピロールニトリン、シクロピロクスオラミン、トルナフタート、ユキサラミドを用いることができる。また、エアゾール容器に充填する噴射剤としては、例えば、LPG、DME又はLPGとDMEの混合噴射剤を用いることができる。
また、上述の如く形成した本発明及び従来技術のエアゾール内容物噴射装置を用いて、エアゾール内容物の粒子径を測定するための実験を行った。実験に使用したエアゾール内容物噴射装置の詳細な仕様、測定結果等は、下記の表1に示す通りである。
Figure 2011025149
本実験に於いて用いた比較例1〜4のエアゾール内容物噴射装置について以下に説明する。比較例1、2は、いずれも本発明の「噴射孔」を備えておらず、連通路の先端に大径流路を直接接続している。また、この大径流路に連続する噴出路の直径を、比較例1に於いては本願発明の数値範囲(直径1.0mm〜直径2.4mm)よりも小さい0.4mmとするとともに、比較例2に於いては本願発明の数値範囲内である1.2mmとした。
また、比較例3、4に於いては、噴射孔の直径を、本願発明の数値範囲(直径0.3mm〜0.5mm)内である0.4mmとするとともに、大径流路の直径も、本願発明の数値範囲(直径3.0mm〜4.0mm)内である3.2mmとした。一方で、噴出路の直径を、比較例3に於いては本願発明の数値範囲(1.0mm〜2.4mm)よりも小さな0.7mmとするとともに、比較例4に於いては本願発明の数値範囲よりも大きな3.2mmとした。
また、この実験に於いて用いた本発明のエアゾール内容物噴射装置のうち、実施例1〜3は、すべて噴射孔(12)の直径を0.4mm、大径流路(13)の直径を3.2mmとするとともに、噴出路(14)の直径を実施例1では1.2mm、実施例2では1.5mm、実施例3では2.0mmとしている。また、実施例4については、噴射孔(12)の直径を0.3mm、大径流路(13)の直径を3.0mm、噴出路(14)の直径を1.0mmとした。また、実施例5については、噴射孔(12)の直径を0.5mm、大径流路(13)の直径を4.0mm、噴出路(14)の直径を2.4mmとした。
また、本実験に於ける粒子径の測定は、JIS Z8825−1(粒子径解析−レーザー回折法−)に基づき、レーザー回折式粒度分布測定装置 (シスメック社製・スプレーテックRTS500)を用いて行った。また、各実施例及び比較例に於いて、同一処方のエアゾール内容物を用いた。その詳細は以下の通りである。
(原液処方)
塩酸テルビナフィン 0.4wt%
無水エタノール 39.6wt%
(噴射剤処方)
DME 60.0wt%
合計 100.0wt%
表1に示すとおり、本発明の実施例1〜5に於いては、噴霧粒子径がそれぞれ51μm、53μm、51μm、45μm、50μmとなっており、40μm〜70μmの範囲内となっている。従って、噴霧粒子径が小さくなりすぎることもなく、エアゾール内容物の拡散を抑制することが可能となり、付着目的部への付着効率の向上を図ることが可能となるとともに、使用者によるエアゾール内容物の吸い込みも抑制することが可能となる。また、噴霧粒子径が大きくなりすぎることもなく、エアゾール内容物を噴射目的部に均一に付着させることが可能となるともに、ベタ付き等を無くし、製品の使用感の向上を図ることが可能となる。
これに対して、比較例1〜3に於いては、噴霧粒子径がそれぞれ25μm、27μm、22μmであり、いずれも40μm未満となっている。そのため、エアゾール内容物の拡散を抑制することが困難なものとなり、付着目的部へのエアゾール内容物の付着効率が低下するおそれがあるとともに、使用者によるエアゾール内容物の吸い込みの危険性が高まるものとなる。また、比較例4に於いては、噴霧粒子径が80μmであり、70μmを超えるものとなっているため、噴霧粒子径が大きすぎるものとなる。そのため、エアゾール内容物を噴射目的部に均一に付着させることが困難なものとなるとともに、ベタ付き等が発生し、製品の使用感が低下するおそれもある。
11 連通路
12 噴射孔
13 大径流路
14 噴出路

Claims (1)

  1. エアゾール容器のステムと連通する連通路と、この連通路の先端部に形成し、直径を0.3mm〜0.5mmとしたエアゾール内容物の噴射孔と、この噴射孔よりも噴射方向の先端側に形成し、直径を3.0mm〜4.0mmとした大径流路と、この大径流路よりも噴射方向の更に先端側に形成し、直径を1.0mm〜2.4mmとした噴出路とを備えたことを特徴とするエアゾール内容物噴射装置。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0891457A (ja) * 1994-09-28 1996-04-09 Osaka Ship Building Co Ltd エアゾール容器
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