JP2011024170A - 放送波記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の放送波記録装置は、電源手段から制御手段への電力の供給が停止により現在の時刻情報が消去され、再度電力の供給が再開された場合において、制御手段を、第1の記憶手段に記憶されている識別情報に応じて、識別情報が、時刻情報を含む放送波であることを示す場合は、放送波受信手段を動作させて、時刻情報を含む放送波から現在の時刻情報を取得させるとともに、取得できない場合は、放送波受信手段を複数回動作させ、識別情報が、時刻情報を含む放送波でないことを示す場合は、放送波受信手段を動作させないように構成することを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、無駄な電力を消費することなく、停電後に、正しい時刻を早期に取得することができる放送波記録装置を提供することを目的とする。
前記放送波受信手段による放送波が前記時刻情報を含む放送波か否かの識別情報を記憶する第1の記憶手段と、
前記放送波受信手段による前記時刻情報及び初期時刻情報を記憶する第2の記憶手段と、
前記時刻情報若しくは前記初期時刻情報に基づく現在の時刻情報を記憶する第3の記憶手段と、
前記放送波受信手段を動作させるか否かを制御する制御手段と、
前記制御手段へ電力を供給する電源手段と
を備えた放送波記録装置であって、
前記電源手段から前記制御手段への前記電力の供給が停止により前記現在の時刻情報が消去され、再度前記電力の供給が再開された場合において、
前記制御手段を、
前記第1の記憶手段に記憶されている識別情報に応じて、
前記識別情報が、前記時刻情報を含む放送波であることを示す場合は、前記放送波受信手段を動作させて、前記時刻情報を含む放送波から前記現在の時刻情報を取得させるとともに、取得できない場合は、前記放送波受信手段を複数回動作させ、
そして、停電後の現在の時刻情報を取得するために、時刻情報を含む放送波を受信しているか否かをチェックし、受信している場合は、自動で現在の時刻情報を取得できるとともに、受信していない場合は、現在の時刻の取得動作を行わせないことにより、無駄な電力の消費を防ぐことができる。
そして、所定時間毎(例えば、30分毎)に動作させることにより、連続して動作させる場合より、電力の消費を抑えることができる。
また、前記放送波の予約録画情報を記憶する第4の記憶手段を備えるとともに、
前記制御手段の前記現在の時刻情報が取得できない場合の前記放送波受信手段の動作を、前記第4の記憶手段に前記予約録画情報が記憶されている場合は、所定時間の間隔を短く設定するとともに、前記設定に応じて、前記放送波受信手段を動作させるように構成することを特徴とする。
前記電子番組情報に基づく前記放送波の休止時間幅を記憶する第6の記憶手段と
を備えるとともに、
前記制御手段を、
前記現在の時刻情報が取得できない場合の前記放送波受信手段の動作の期間を、前記第6の記憶手段の前記放送波の休止時間幅と比較し、
前記放送波受信手段の動作の期間が、前記放送波の休止時間幅以上となった場合は、前記放送波受信手段の動作を停止させるように構成したことを特徴とする。
そして、放送波の休止時間幅を算出しておき、現在の時刻の取得動作が、放送波の休止時間幅以上になった場合には、現在の時刻の取得動作を停止するので、無用は動作を行わずにすみ、これにより、無用な電力消費を防ぐことができる。
図1は、この実施の形態で説明する放送波記録装置1000のブロック図を示している。
図1において、放送波記録装置1000は、大きく2つの部分に分かれており、1つはサブCPU管理領域910,もう1つはメインCPU管理領域920である。
サブCPU管理領域910は、サブCPU100が制御する領域で、サブCPU100は、電源110からの電力を常に受けて動作している。サブCPU100は、スイッチ120を制御し、メインCPU200を動作させるか否かを制御する。また、放送波記録装置1000の前面パネルにあり、放送波記録装置1000内に記録している放送波の再生等を指示する本体キー130や、ユーザによる図示しないリモコンからの信号を受信するリモコン受信部140から何らかの入力があると、サブCPU100はこれらを検知し、これに応じて、スイッチ120をオンオフすることにより、メインCPU200の動作,停止を制御する。
上記した放送波記録装置1000の予約録画の開始時刻や、初期時刻などの時刻情報は、初期時刻をサブCPU100が管理しており、サブCPU100の使用クロックにてカウントされた時間が加算され、放送波記録装置1000の現在時刻として扱われる。例えば、サブCPU100は、放送波記録装置1000に初めて電源が投入された場合や、停電後再度通電した場合、E2PROM150に記憶している初期時刻の2009年1月1日0時0分0秒をRAM160にロードし、サブCPU100は通電している間は動作しているので、通電時間分が加算される。例えば、1時間通電していれば、2009年1月1日1時0分0秒として、時刻情報が更新されていく。この時刻情報は、ユーザによって補正が可能である。ユーザが初回使用時に、ユーザが把握している現在時刻を、放送波記録装置1000の現在時刻として補正する事が可能であり、その補正した時点からの使用クロックにて作成された時間が加算され、時刻情報を更新していく。この補正された値は、ユーザ設定初期値として、E2PROM150に記憶される。例えば、ユーザが、放送波記録装置1000の現在時刻として、2009年1月10日10時0分0秒を設定すると、この時刻が、E2PROM150に設定値として記憶され、停電で時計が消去された場合の初期値となる。時刻情報は、この利用者設定初期値から順次、使用クロックにてカウントされた時間が加算され、放送波記録装置1000の現在時刻として扱われる。
図2は、放送波記録装置1000が地デジを受信しているか否かをチェックし、該結果を放送波記録装置1000に登録しておくための処理を示すフローチャートである。
図2及び図3の前提として、放送波記録装置1000では、停電が発生すると、サブCPU100への電力供給が止まり、サブCPU100でカウントされていた時刻の加算分が消去する。放送波記録装置1000では、停電からの復帰後に、E2PROM150に記憶された、ユーザ設定初期値を、現在時刻として扱う。また、放送波記録装置1000は、メインCPU管理領域920を起動して、地デジを受信し、該地デジに含まれている時刻情報を検出し、該ユーザ設定時刻から現在時刻へ、自動で補正する時刻取得部201が付加されている。なお、時刻取得部201が動作するたびに、待機状態とは異なり、より多くの電力を使用する事になる。
具体的には、ユーザによる放送波記録装置1000の起動が指示され、メインCPU管理領域920の起動時に(ステップ201)、地デジ受信有か否かをチェックし(ステップ202)、地デジを受信した場合(ステップ202でYesの場合)は、受信有の情報を、地デジ有フラグとしてE2PROM150に記憶しておく(ステップ203)。また、地デジを受信していない場合(ステップ202でNoの場合)は、E2PROM150内の地デジフラグをクリアする(ステップ205)。地デジ有フラグのセット若しくはクリアが完了すると、放送波記録装置1000への通電を止めて停止させる(ステップ204)。
図3において、サブCPU100は、停電があったか否かとして、時刻カウンタがクリアされた否かをチェック(ステップ301)し、停電があり、放送波記録装置1000の時刻カウンタがクリアされた場合(ステップ301でYesの場合)、E2PROM150に記憶している初期時刻の2009年1月1日0時0分0秒を、放送波記録装置1000の現在時刻とする(ステップ302)。なお、ステップ301でNoの場合は、処理を終了する。さらにE2PROM150の記憶内容をチェックし、ユーザ設定時刻があれば(ステップ303でYesの場合)、放送波記録装置1000の現在時刻として、ユーザ設定時刻を設定する(ステップ304)。なお、ユーザ設定時刻がなければ(ステップ303でNoの場合)、ステップ305に進む。
図6において、時間軸が2つあり、上が絶対時刻で、下がレコーダ保持時刻を示す。また、図6において、絶対時刻2009-07-06PM10:10に停電が発生し、2009-07-07AM05:10に停電が回復した場合を想定している。
なお、図3と同じ処理については、同じ符号を付して説明を省略する。
図4において、図3と異なるのは、ステップ414以降の処理であり、ユーザが放送波記録装置1000に対して予約録画や予約再生(目覚まし再生)が設定されている場合、予約情報(例えば、2009-07-07,録画開始時刻AM10:00,5ch)がE2PROM150に記憶されている。サブCPU100は、予約情報の有無をチェックし(ステップ414)、予約情報がない場合(ステップ414でNoの場合)は、図3の場合と同じく30分毎のチェックにセットする(ステップ415)。予約情報有の場合(ステップ414でYesの場合)は、図3の場合より、より細かくチェックするために、10分毎にチェックするようにセットする(ステップ416)。予約録画には、放送波記録装置1000が正しい現在時刻を把握している必要があるため、少しでも早く地デジから正しい時刻を収集する必要があるため、通常の30分毎のチェックよりより細かいチェックを行うようにすることが望ましい。
図5は、EPGの放送休止時間情報を用いて地デジを受信できるか否かをチェックして、地デジから時刻情報を得るためのフローチャートである。
なお、図3と同じ処理については、同じ符号を付して説明を省略する。
図5において、図3と異なるのは、ステップ506〜509の処理であり、これは、放送局側の影響で、放送が中断されている場合は、所定時間(例えば、30分)毎に時刻取得動作を行っても、余計な電力消費となり、これを解決するためのものである。
なお、図7は、予約録画開始時間近辺以外)を例示する図であり、図8は、予約録画開始時間近辺を例示する図であり、図7と図8は、連続した時間の流れを示すものである。
120 スイッチ
150 E2PROM
200 メインCPU
201 時刻取得部
210 チューナ
910 サブCPU管理領域
920 メインCPU管理領域
1000 放送波記録装置
Claims (4)
- 時刻情報を含む放送波を受信する放送波受信手段と、
前記放送波受信手段による放送波が前記時刻情報を含む放送波か否かの識別情報を記憶する第1の記憶手段と、
前記放送波受信手段による前記時刻情報及び初期時刻情報を記憶する第2の記憶手段と、
前記時刻情報若しくは前記初期時刻情報に基づく現在の時刻情報を記憶する第3の記憶手段と、
前記放送波受信手段を動作させるか否かを制御する制御手段と、
前記制御手段へ電力を供給する電源手段と
を備えた放送波記録装置であって、
前記電源手段から前記制御手段への前記電力の供給が停止により前記現在の時刻情報が消去され、再度前記電力の供給が再開された場合において、
前記制御手段を、
前記第1の記憶手段に記憶されている識別情報に応じて、
前記識別情報が、前記時刻情報を含む放送波であることを示す場合は、前記放送波受信手段を動作させて、前記時刻情報を含む放送波から前記現在の時刻情報を取得させるとともに、取得できない場合は、前記放送波受信手段を複数回動作させ、
前記識別情報が、前記時刻情報を含む放送波でないことを示す場合は、前記放送波受信手段を動作させないように構成することを特徴とする放送波記録装置。 - 前記制御手段の前記現在の時刻情報が取得できない場合の前記放送波受信手段の動作を、所定時間毎に動作させるように構成することを特徴とする請求項1記載の放送波記録装置。
- 前記放送波の予約録画情報を記憶する第4の記憶手段を備えるとともに、
前記制御手段の前記現在の時刻情報が取得できない場合の前記放送波受信手段の動作を、前記第4の記憶手段に前記予約録画情報が記憶されている場合は、所定時間の間隔を短く設定するとともに、前記設定に応じて、前記放送波受信手段を動作させるように構成することを特徴とする請求項2記載の放送波記録装置。 - 前記放送波の電子番組表情報を記憶する第5の記憶手段と、
前記電子番組情報に基づく前記放送波の休止時間幅を記憶する第6の記憶手段と
を備えるとともに、
前記制御手段を、
前記現在の時刻情報が取得できない場合の前記放送波受信手段の動作の期間を、前記第6の記憶手段の前記放送波の休止時間幅と比較し、
前記放送波受信手段の動作の期間が、前記放送波の休止時間幅以上となった場合は、前記放送波受信手段の動作を停止させるように構成したことを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載の放送波記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009169982A JP2011024170A (ja) | 2009-07-21 | 2009-07-21 | 放送波記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009169982A JP2011024170A (ja) | 2009-07-21 | 2009-07-21 | 放送波記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011024170A true JP2011024170A (ja) | 2011-02-03 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2009169982A Pending JP2011024170A (ja) | 2009-07-21 | 2009-07-21 | 放送波記録装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013081032A (ja) * | 2011-10-03 | 2013-05-02 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置の制御方法、及び画像表示装置 |
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JPH08214224A (ja) * | 1995-02-03 | 1996-08-20 | Sony Corp | テレビジョン装置 |
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-
2009
- 2009-07-21 JP JP2009169982A patent/JP2011024170A/ja active Pending
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