JP2011023906A - 端末装置およびそのハンドオーバ方法ならびに通信システム - Google Patents

端末装置およびそのハンドオーバ方法ならびに通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】 ペイロードサイズが比較的大きい場合でも、ハンドオーバの実行有無の判定を比較的短時間で行うことができ、よって、高速で移動の際にハンドオーバ発生付近で音質劣化が生じるのを防止することが可能な端末装置の提供。
【解決手段】 基地局との間で決定されるペイロードサイズを取得するペイロードサイズ取得部1と、基地局から送信される音声データパケットを受信しその受信電界強度値を取得する受信電界強度値取得部2と、ペイロードサイズ取得部1で取得されるペイロードサイズに基づき、受信電界強度値取得部2における受信電界強度値の取得回数を決定し、決定した回数分の受信電界強度値に基づきハンドオーバの実行有無を判定するハンドオーバ判定部3とを端末装置100に含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、端末装置およびそのハンドオーバ方法ならびに通信システムに関し、特に無線LAN(Local Area Network)端末装置のハンドオーバ方法ならびにその端末装置を含む通信システムに関する。
無線基地局(以下、“アクセスポイント”と表示する)と無線LAN(以下、“WLAN”(Wireless LAN)と表示する)端末装置との間では、リアルタイム転送プロトコル(以下、“RTP”(Real-time Transport Protocol)と表示する)を用いて通話を行っている。WLAN端末装置ではRTPを受信した時の受信電界強度(以下、“RSSI”(Receive Signal Strength Indicator )と表示する)を取得する。WLAN端末装置はこのRSSI値を特定回数取得し、その平均値を基にハンドオーバの実行有無を判定している(たとえば、特許文献1参照)。
図8は本発明に関連するWLAN端末装置におけるハンドオーバの判定時間のタイミングの一例を示す模式図である。同図では便宜上RSSIの取得(サンプリング)回数を10回としており、この際にペイロード(Payload )サイズが一例として20msの場合と40msの場合とではハンドオーバの実行判定時間にどの程度の差が生じるかを示している。
RSSI値は、各RTP(1)〜(10)の1パケットに1情報のみ格納されているため、必然的にペイロードサイズが大きい場合、ハンドオーバの実行判定時間も長くなる。すなわち、ペイロードサイズが20msの場合のハンドオーバの実行判定時間をT1(sec),ペイロードサイズが40msの場合のハンドオーバの実行判定時間をT2(sec)とすると、T1<T2となる。このように、ペイロードサイズによって、ハンドオーバの実行判定時間が変わるという特徴がある。
一方、ハンドオーバ制御の一例として、ペイロードサイズに基づいてスキャン時間を算出し、スキャンを実施して受信レベル情報を取得し、その受信レベル情報に基づき無線LANアクセスポイントを切り替える無線LANが開示されている(特許文献2参照)。
また、他の一例として、測定精度を考慮した品質オフセット値を取得し、高い精度で通信システムを測定できる移動機や測定できる時間が短い移動機には品質オフセット値を低くし、低い精度で通信システムを測定できる移動機や測定できる時間が長い移動機には品質オフセット値を高くし、品質種別としてRSSI(又はCRC結果)を使用し、品質オフセットに応じて通信品質の測定回数を決定しハンドオーバを行う移動機が開示されている(特許文献3参照)。
特開2008−141227号公報 特開2007−067610号公報 特開2006−310973号公報
しかし、特許文献1に記載の発明では、ペイロードサイズが比較的大きい場合、ハンドオーバの実行有無の判定に長時間を要し、高速で移動の際にハンドオーバ発生付近で音質劣化が生じるという課題があった。その理由は、ハンドオーバの切り替え判定に必要な受信電界強度の取得時間が長くなるためである。
また、特許文献2に記載の発明は、ペイロードサイズに基づいてスキャン時間を算出するものであるが、「ペイロードサイズに基づき受信電界強度値の取得回数を決定する」という本発明特有の構成は特許文献2に記載されていない。したがって、特許文献2に記載の発明で上記課題を解決することはできない。
また、特許文献3に記載の発明は、通信品質の測定回数を決定する点で本発明と共通するものの、ペイロードサイズに応じて通信品質の測定回数を決定するのではなく、品質オフセットに応じて通信品質の測定回数を決定するものである。したがって、特許文献3に記載の発明はその構成が本発明と全く異なるため、上記課題を解決することはできない。
そこで、本発明の目的は、ペイロードサイズが比較的大きい場合でも、ハンドオーバの実行有無の判定を比較的短時間で行うことができ、よって、高速で移動の際にハンドオーバ発生付近で音質劣化が生じるのを防止することが可能な端末装置およびそのハンドオーバ方法ならびに通信システムを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明による端末装置は、基地局との間で決定されるペイロードサイズを取得するペイロードサイズ取得部と、前記基地局から送信される音声データパケットを受信しその受信電界強度値を取得する受信電界強度値取得部と、前記ペイロードサイズ取得部で取得されるペイロードサイズに基づき、前記受信電界強度値取得部における受信電界強度値の取得回数を決定し、決定した回数分の受信電界強度値に基づきハンドオーバの実行有無を判定するハンドオーバ判定部とを含むことを特徴とする。
また、本発明によるハンドオーバ方法は、基地局との間で決定されるペイロードサイズを取得するペイロードサイズ取得ステップと、前記基地局から送信される音声データパケットを受信しその受信電界強度値を取得する受信電界強度値取得ステップと、前記ペイロードサイズ取得ステップで取得されるペイロードサイズに基づき、前記受信電界強度値取得ステップにおける受信電界強度値の取得回数を決定し、決定した回数分の受信電界強度値に基づきハンドオーバの実行有無を判定するハンドオーバ判定ステップとを端末装置に含むことを特徴とする。
また、本発明による通信システムは、基地局との間で決定されるペイロードサイズを取得するペイロードサイズ取得部と、前記基地局から送信される音声データパケットを受信しその受信電界強度値を取得する受信電界強度値取得部と、前記ペイロードサイズ取得部で取得されるペイロードサイズに基づき、前記受信電界強度値取得部における受信電界強度値の取得回数を決定し、決定した回数分の受信電界強度値に基づきハンドオーバの実行有無を判定するハンドオーバ判定部とを含むことを特徴とする。
また、本発明によるプログラムは、基地局との間で決定されるペイロードサイズを取得するペイロードサイズ取得ステップと、前記基地局から送信される音声データパケットを受信しその受信電界強度値を取得する受信電界強度値取得ステップと、前記ペイロードサイズ取得ステップで取得されるペイロードサイズに基づき、前記受信電界強度値取得ステップにおける受信電界強度値の取得回数を決定し、決定した回数分の受信電界強度値に基づきハンドオーバの実行有無を判定するハンドオーバ判定ステップとを端末装置のコンピュータに実行させるためのものであることを特徴とする。
本発明によれば、ペイロードサイズが比較的大きい場合でも、ハンドオーバの実行有無の判定を比較的短時間で行うことができ、よって、高速で移動の際にハンドオーバ発生付近で音質劣化が生じるのを防止することが可能となる。
本発明に係る端末装置の動作原理を説明するための端末装置の一例の構成図である。 本発明に係る端末装置の第1の実施の形態の構成図である。 第1の実施の形態の動作を示す模式説明図である。 第1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る端末装置の第2の実施の形態の構成図である。 第2の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る通信システムの一例の構成図である。 本発明に関連するWLAN端末装置におけるハンドオーバの判定時間のタイミングの一例を示す模式図である。
まず、実施の形態の説明に入る前に、本発明の動作原理について説明する。図1は本発明に係る端末装置の動作原理を説明するための端末装置の一例の構成図である。同図を参照すると、本発明に係る端末装置100は、ペイロードサイズ取得部1と、受信電界強度値取得部2と、ハンドオーバ判定部3とを含んで構成される。
ペイロードサイズ取得部1は図示しない基地局との間で決定されるペイロードサイズを取得する。受信電界強度値取得部2は基地局から送信される音声データパケットを受信しその受信電界強度値を取得する。ハンドオーバ判定部3はペイロードサイズ取得部1で取得されるペイロードサイズに基づき、受信電界強度値取得部2における受信電界強度値の取得回数を決定し、決定した回数分の受信電界強度値に基づきハンドオーバの実行有無を判定する。
このように、本発明によれば、ペイロードサイズに基づき、受信電界強度値取得部2における受信電界強度値の取得回数を決定する構成を有するため、ペイロードサイズに応じて受信電界強度値の取得に要する時間を変更することができ、よって、ペイロードサイズが比較的大きい場合でも、高速で移動の際にハンドオーバ発生付近で音質劣化が生じるのを防止することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。まず、第1の実施の形態について説明する。図2は本発明に係る端末装置の第1の実施の形態の構成図である。同図を参照すると、本発明に係る端末装置10は、ペイロードサイズ取得部31と、RSSI値取得部32と、ハンドオーバ判定部33と、制御部34と、プログラム格納部35とを含んで構成される。なお、ペイロードサイズ取得部31、RSSI値取得部32、ハンドオーバ判定部33は、図1のペイロードサイズ取得部1、受信電界強度値取得部2、ハンドオーバ判定部3にそれぞれ対応する。
端末装置10は一例として、WLAN端末である。しかし、端末装置10はWLAN端末に限定されるものではなく、少なくとも図示しない基地局(あるいは、アクセスポイント)と通信する端末装置であれば、本発明の適用が可能である。
ペイロードサイズ取得部31は、端末装置10で設定したペイロードサイズを取得する。RSSI値取得部32は、基地局(以下、”アクセスポイント“と表示する)からのRTP内に含まれるRSSI値を抽出し取得する。ハンドオーバ判定部33はペイロードサイズ取得部31およびRSSI値取得部32で取得された情報に基づきハンドオーバの実行有無を判定する。プログラム格納部35には後述するハンドオーバ方法のプログラムが格納されている。制御部34はプログラム格納部35に格納されるプログラムに基づき、ペイロードサイズ取得部31、RSSI値取得部32およびハンドオーバ判定部33を制御する。
次に、第1の実施の形態の動作について説明する。図3は第1の実施の形態の動作を示す模式説明図、図4は第1の実施の形態の動作を示すフローチャートである。なお、以下の動作は、制御部34がペイロードサイズ取得部31、RSSI値取得部32およびハンドオーバ判定部33を制御することにより実行される。
まず、ペイロードサイズ取得部31はWLAN端末1とアクセスポイントとの間のネゴシエーションで決定されたペイロードサイズを取得し、図示しないメモリに格納する(ステップS1)。
次に、RSSI値取得部32は、音声通信時にアクセスポイントから送られてくるRTPを受信した際のRSSI値を取得し、図示しないメモリに格納する(ステップS2)。
次に、ハンドオーバ判定部33は、ペイロードサイズ取得部31で取得されたペイロードサイズの値に基づきRSSIの取得回数(サンプリング回数)を決定し、その回数分だけRSSI値をRSSI値取得部32から取得する(ステップS3)。
次に、ハンドオーバ判定部33は、RSSI値取得部32から取得したRSSI値に基づきハンドオーバの実行有無を判定する(ステップS4)。
図3を参照すると、第1の実施の形態におけるハンドオーバの実行判定時間の一例が示されている。同図では、便宜上ペイロードサイズが20msと40msの場合でのハンドオーバの実行判定時間が示されている。同図を参照すると、ペイロードサイズが20msの場合は、WLAN端末1のハンドオーバ判定部33はサンプリング回数を10回と決定する。このとき、ハンドオーバの実行判定時間はT3(sec)になるものとする。そして、ハンドオーバ判定部33はRTP(1)からRTP(10)に含まれるRSSI値に基づきハンドオーバの実行有無の判定を行う。
一方、ペイロードサイズが40msの場合は、WLAN端末1のハンドオーバ判定部33はサンプリング回数を5回と決定する。このとき、ハンドオーバの実行判定時間はT4(sec)になるものとする。そして、ハンドオーバ判定部33はRTP(1)からRTP(5)に含まれるRSSI値に基づきハンドオーバの実行有無の判定を行う。
この場合、ハンドオーバの実行判定時間はT3、T4ともにほぼ等しくなる。すなわち、ペイロードサイズが40msの場合、通常サンプリングを10回行うところ、その回数を5回に減少させたため、ハンドオーバの実行判定時間がT4に短縮される。
以上説明したように本発明の第1の実施の形態によれば、ペイロードサイズに基づきRSSIのサンプリング回数を可変にすることにより、ペイロードサイズが比較的大きい場合でもハンドオーバの判定時間を短縮することができる。これにより、高速移動で通話中のWLAN端末1におけるハンドオーバ発生付近での音質劣化を軽減させることが可能となる。
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は第1の実施の形態の構成に移動速度検出部を追加したものである。図5は本発明に係る端末装置の第2の実施の形態の構成図である。なお、同図において図1と同様の構成部分には同一番号を付し、その説明を省略する。
端末装置の移動速度が比較的低速な場合は、ハンドオーバ発生付近での音質劣化はあまり問題とならない。そこで、端末装置の移動速度が比較的低速な場合は、RSSI値のサンプリング回数を落とさない機能を第2の実施の形態で追加する。
図5を参照すると、本発明に係る端末装置1は、第1の実施の形態の構成(図2参照)に移動速度検出部36を追加したものである。他の構成は第1の実施の形態と同様である。移動速度検出部36は自端末装置1の移動速度を検出する。ハンドオーバ判定部33は移動速度検出部36から得た自端末装置1の移動速度情報に基づき、RSSIのサンプリング回数の決定の要否を判定する。
以下、第2の実施の形態の動作について説明する。図6は第2の実施の形態の動作を示すフローチャートである。なお、以下の動作は、制御部34がペイロードサイズ取得部31、RSSI値取得部32、ハンドオーバ判定部33および移動速度検出部36を制御することにより実行される。
まず、ペイロードサイズ取得部31はWLAN端末1とアクセスポイントとの間のネゴシエーションで決定されたペイロードサイズを取得し、図示しないメモリに格納する(ステップS11)。
次に、RSSI値取得部32は、音声通信時にアクセスポイントから送られてくるRTPを受信した際のRSSI値を取得し、図示しないメモリに格納する(ステップS12)。
次に、移動速度検出部36は自端末装置1の移動速度を検出する(ステップS13)。
次に、ハンドオーバ判定部33は移動速度検出部36で検出された自端末装置1の移動速度が所定閾値以上か否かを判定する(ステップS14)。
その結果、自端末装置1の移動速度が所定閾値以上である場合は(ステップS14にて“Y”の場合)、ハンドオーバ判定部33はペイロードサイズ取得部31で取得されたペイロードサイズの値に基づきRSSIの取得回数(サンプリング回数)を決定し、その回数分だけRSSI値取得部32からRSSI値を取得する(ステップS16)。
次に、ハンドオーバ判定部33は、取得したRSSI値に基づきハンドオーバの実行有無を判定する(ステップS17)。
一方、ステップS14にて、自端末装置1の移動速度が所定閾値未満である場合は(ステップS14にて“N ”の場合)、ハンドオーバ判定部33はサンプリング回数を現在の回数よりも落とさないで、RSSI値取得部32からRSSI値を取得する(ステップS15)。
次に、ハンドオーバ判定部33は、取得したRSSI値に基づきハンドオーバの実行有無を判定する(ステップS17)。
以上説明したように本発明の第2の実施の形態によれば、ハンドオーバ判定部33が移動速度検出部36から自端末装置1の移動速度情報を得ることにより、ペイロードサイズが比較的大きい場合でも自端末装置1の移動速度が比較的遅い場合はサンプリング回数を落とさないでハンドオーバ判定を行うことができ、これによりハンドオーバの音質劣化を軽減させることが可能となる。
次に、第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態は通信システムに関するものである。図7は本発明に係る通信システムの一例の構成図である。なお、同図において図1,図2および図5と同様の構成部分には同一番号を付し、その説明を省略する。
図7を参照すると、本発明に係る通信システムの一例は、基地局101と、基地局101のサービスエリア103と、基地局102と、基地局102のサービスエリア104と、端末装置10,20あるいは100とを含んで構成される。また、サービスエリア103および104の境界105にてハンドオーバが実行される。
同図では、一例として端末装置10,20あるいは100がサービスエリア103からサービスエリア104へ移動する際に、境界105にてハンドオーバの実行有無を判定する動作を示している。その動作の内容については、上記第1および第2の実施の形態で説明したので、ここでの説明は省略する。
なお、第3の実施の形態では基地局が2個、端末装置が1個の場合の例について述べたが、これに限定されるものではなく、基地局が3個以上および端末装置が2個以上の場合にも本発明の適用が可能である。
以上説明したように本発明の第3の実施の形態によれば、ペイロードサイズが比較的大きい場合でも、ハンドオーバの実行有無の判定を比較的短時間で行うことができ、よって、高速で移動の際にハンドオーバ発生付近で音質劣化が生じるのを防止することが可能な通信システムが得られる。
次に、第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態はハンドオーバ方法のプログラムに関するものである。図2を参照すると、本発明に係る端末装置1はプログラム格納部35を含んでいる。プログラム格納部35には図4にフローチャートで示すハンドオーバ方法のプログラムが格納されている。制御部34(コンピュータ)はプログラム格納部35からそのプログラムを読み出し、そのプログラムに従ってペイロードサイズ取得部31、RSSI値取得部32およびハンドオーバ判定部33を制御する。その制御の内容は既に述べたのでここでの説明は省略する。
同様に、図5を参照すると、本発明に係る端末装置1はプログラム格納部35を含んでいる。プログラム格納部35には図6にフローチャートで示すハンドオーバ方法のプログラムが格納されている。制御部34(コンピュータ)はプログラム格納部35からそのプログラムを読み出し、そのプログラムに従ってペイロードサイズ取得部31、RSSI値取得部32、ハンドオーバ判定部33および移動速度検出部36を制御する。その制御の内容は既に述べたのでここでの説明は省略する。
以上説明したように本発明の第4の実施の形態によれば、ペイロードサイズが比較的大きい場合でも、ハンドオーバの実行有無の判定を比較的短時間で行うことができ、よって、高速で移動の際にハンドオーバ発生付近で音質劣化が生じるのを防止することが可能な端末装置におけるハンドオーバ方法のプログラムが得られる。
1,31 ペイロードサイズ取得部
2 受信電界強度値取得部
3 ハンドオーバ判定部
10,20 端末装置
32 RSSI値取得部
33 ハンドオーバ判定部
34 制御部
35 プログラム格納部
36 移動速度検出部
100 端末装置
101,102 基地局
103,104 サービスエリア
105 境界

Claims (16)

  1. 基地局との間で決定されるペイロードサイズを取得するペイロードサイズ取得部と、
    前記基地局から送信される音声データパケットを受信しその受信電界強度値を取得する受信電界強度値取得部と、
    前記ペイロードサイズ取得部で取得されるペイロードサイズに基づき、前記受信電界強度値取得部における受信電界強度値の取得回数を決定し、決定した回数分の受信電界強度値に基づきハンドオーバの実行有無を判定するハンドオーバ判定部とを含むことを特徴とする端末装置。
  2. 前記ハンドオーバ判定部は、取得するペイロードサイズが少なくとも第1ペイロードサイズおよび第2ペイロードサイズの2種存在し、前記第1ペイロードサイズよりも前記第2ペイロードサイズの方が大きい場合、前記第1ペイロードサイズにおける前記受信電界強度値の取得回数よりも前記第2ペイロードサイズにおける前記受信電界強度値の取得回数を少なくすることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 自装置の移動速度を検出する移動速度検出部を含み、
    前記ハンドオーバ判定部は、前記移動速度検出部で検出される移動速度に基づき前記受信電界強度値の取得回数の決定の要否を判定することを特徴とする請求項1または2記載の端末装置。
  4. 前記ハンドオーバ判定部は、前記移動速度検出部で検出される移動速度が所定閾値以上の場合に前記受信電界強度値の取得回数の決定を行い、前記移動速度検出部で検出される移動速度が所定閾値未満の場合に前記受信電界強度値の取得回数を落とさないことを特徴とする請求項3記載の端末装置。
  5. 基地局との間で決定されるペイロードサイズを取得するペイロードサイズ取得ステップと、
    前記基地局から送信される音声データパケットを受信しその受信電界強度値を取得する受信電界強度値取得ステップと、
    前記ペイロードサイズ取得ステップで取得されるペイロードサイズに基づき、前記受信電界強度値取得ステップにおける受信電界強度値の取得回数を決定し、決定した回数分の受信電界強度値に基づきハンドオーバの実行有無を判定するハンドオーバ判定ステップとを含むことを特徴とする端末装置のハンドオーバ方法。
  6. 前記ハンドオーバ判定ステップは、取得するペイロードサイズが少なくとも第1ペイロードサイズおよび第2ペイロードサイズの2種存在し、前記第1ペイロードサイズよりも前記第2ペイロードサイズの方が大きい場合、前記第1ペイロードサイズにおける前記受信電界強度値の取得回数よりも前記第2ペイロードサイズにおける前記受信電界強度値の取得回数を少なくすることを特徴とする請求項5記載のハンドオーバ方法。
  7. 自装置の移動速度を検出する移動速度検出ステップを含み、
    前記ハンドオーバ判定ステップは、前記移動速度検出ステップで検出される移動速度に基づき前記受信電界強度値の取得回数の決定の要否を判定することを特徴とする請求項5または6記載のハンドオーバ方法。
  8. 前記ハンドオーバ判定ステップは、前記移動速度検出ステップで検出される移動速度が所定閾値以上の場合に前記受信電界強度値の取得回数の決定を行い、前記移動速度検出ステップで検出される移動速度が所定閾値未満の場合に前記受信電界強度値の取得回数を落とさないことを特徴とする請求項7記載のハンドオーバ方法。
  9. 基地局との間で決定されるペイロードサイズを取得するペイロードサイズ取得部と、前記基地局から送信される音声データパケットを受信しその受信電界強度値を取得する受信電界強度値取得部と、前記ペイロードサイズ取得部で取得されるペイロードサイズに基づき、前記受信電界強度値取得部における受信電界強度値の取得回数を決定し、決定した回数分の受信電界強度値に基づきハンドオーバの実行有無を判定するハンドオーバ判定部とを含む端末装置と、
    前記基地局とを含む通信システム。
  10. 前記ハンドオーバ判定部は、取得するペイロードサイズが少なくとも第1ペイロードサイズおよび第2ペイロードサイズの2種存在し、前記第1ペイロードサイズよりも前記第2ペイロードサイズの方が大きい場合、前記第1ペイロードサイズにおける前記受信電界強度値の取得回数よりも前記第2ペイロードサイズにおける前記受信電界強度値の取得回数を少なくすることを特徴とする請求項9記載の通信システム。
  11. 前記端末装置に自装置の移動速度を検出する移動速度検出部を含み、
    前記ハンドオーバ判定部は、前記移動速度検出部で検出される移動速度に基づき前記受信電界強度値の取得回数の決定の要否を判定することを特徴とする請求項9または10記載の通信システム。
  12. 前記ハンドオーバ判定部は、前記移動速度検出部で検出される移動速度が所定閾値以上の場合に前記受信電界強度値の取得回数の決定を行い、前記移動速度検出部で検出される移動速度が所定閾値未満の場合に前記受信電界強度値の取得回数を落とさないことを特徴とする請求項11記載の通信システム。
  13. 基地局との間で決定されるペイロードサイズを取得するペイロードサイズ取得ステップと、
    前記基地局から送信される音声データパケットを受信しその受信電界強度値を取得する受信電界強度値取得ステップと、
    前記ペイロードサイズ取得ステップで取得されるペイロードサイズに基づき、前記受信電界強度値取得ステップにおける受信電界強度値の取得回数を決定し、決定した回数分の受信電界強度値に基づきハンドオーバの実行有無を判定するハンドオーバ判定ステップとを端末装置のコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 前記ハンドオーバ判定ステップは、取得するペイロードサイズが少なくとも第1ペイロードサイズおよび第2ペイロードサイズの2種存在し、前記第1ペイロードサイズよりも前記第2ペイロードサイズの方が大きい場合、前記第1ペイロードサイズにおける前記受信電界強度値の取得回数よりも前記第2ペイロードサイズにおける前記受信電界強度値の取得回数を少なくすることを特徴とする請求項13記載のプログラム。
  15. 自装置の移動速度を検出する移動速度検出ステップを含み、
    前記ハンドオーバ判定ステップは、前記移動速度検出ステップで検出される移動速度に基づき前記受信電界強度値の取得回数の決定の要否を判定することを特徴とする請求項13または14記載のプログラム。
  16. 前記ハンドオーバ判定ステップは、前記移動速度検出ステップで検出される移動速度が所定閾値以上の場合に前記受信電界強度値の取得回数の決定を行い、前記移動速度検出ステップで検出される移動速度が所定閾値未満の場合に前記受信電界強度値の取得回数を落とさないことを特徴とする請求項15記載のプログラム。
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