JP2011023672A - 太陽電池部品およびこれを搭載した電気部品、電子機器 - Google Patents

太陽電池部品およびこれを搭載した電気部品、電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】見栄えの良い太陽電池部品およびこれを搭載した電気部品、電子機器を提供する。
【解決手段】太陽電池部品1では、太陽電池セルと太陽電池部品1が搭載される接合部材3とを電気的に接続する2つ以上の端子4と、1つ以上の突起部6とを備え、前記2つ以上の端子4と前記1つ以上の突起部6とは、前記太陽電池セルの、接合部材3の実装面7と対向する面5に形成され、全ての端子4と全ての突起部6とは、1直線上に並んでいない。よって、2つ以上の端子4と1つ以上の突起部6とから成る3つ以上の支持部を面5側に備え、3つ以上の前記支持部により、太陽電池部品1は実装面7に対して平行に保たれる。よって、太陽電池部品1、接合部材3の実装面7に対して平行が保たれるので、見栄えが良いという利点がある。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池部品およびこれを搭載した電気部品、電子機器に関するものである。
近年、省エネルギーと創エネルギーとの観点より太陽光発電が注目を集めており、住宅向けの民生用太陽光発電システムなどが普及しつつある。また、大型であり設置タイプの太陽光発電システム以外にも、携帯電話等に搭載可能な太陽電池モジュールや、小型で携帯可能な太陽光発電システムが登場している。特に日照時間の長い地域などでは、緊急時の携帯電話や携帯機器への充電手段として小型の太陽電池部品は非常に有効である。
例えば特許文献1では、携帯電話に取り付けられた太陽電池の充電方法が開示されている。
特開2008−85797号公報(2008年04月10日公開)
太陽電池部品では、主に光が当たる面の逆側に正極や負極を設け、そこから電力を取り出す。太陽電池部品の中でも比較的大きなものについては、図20(a)〜(d)の太陽電池部品101に示すように電気的な接続と構造的な接合を別々に行った実装が可能である。図20の太陽電池部品101では、電気的な接続は、引き出し電極102,103にはんだ付けしたリード線104,105を介して行い、構造的な接合は、接着部106に塗布された不導体接着剤にて行っている。引き出し電極102,103及びリード線104,105は、一方が+であり、他方が−である。例えば引き出し電極102及びリード線104が+であれば、引き出し電極103及びリード線105は−である。そして、図20の太陽電池部品101において、太陽光が入射する側の表面、即ち受光面107に対して、引き出し電極102,103及び接着部106が形成されるのは、受光面107の反対側にある表面、即ち裏面108である。
図20の従来の太陽電池部品101は、図20(c)に示すように、接合部材109に接合される。接合部材109は、例えば実装基板や電子機器の筐体であり、接合には接着剤やビスなどが用いられる。図20(d)は、接合部材109に接合された太陽電池部品101と、リード線104,105を示している。リード線104,105の先端111,112は、実装基板のランド等に接続される。
また、図21には、従来の太陽電池部品101における別の接合形態を示す。図21の従来の太陽電池部品101は、図21(c)に示すように、接合部材109に接合される。接合部材109には穴110が形成されており、リード線104,105は、太陽電池部品101の接合部材109への接合時に、穴110を通して引き出される。図21(d)は、接合部材109に接合された太陽電池部品101と、穴110を通して引き出されたリード線104,105を示している。穴110を通して引き出されたリード線104,105の先端111,112は、実装基板のランド等に接続される。
比較的大きな太陽電池部品とは異なり、小型の太陽電池部品、例えばICやLSI等のパッケージと同じ程度の大きさ或いはそれらよりも小さな太陽電池部品の場合には、実装する面積を小さく、高さを低くする事が求められる。そのため、電気的な接続と構造的な接合とを同時に行える構造とする必要がある。電気的な接続と構造的な接合とを同時に行うための手法としては、はんだ付けや導電性接着剤による接着がある。図22に、電気的な接続と構造的な接合とを同時に行う従来の太陽電池部品113を示す。図22に示した太陽電池部品113は、はんだ端子114を備えており、はんだ端子114を接合部材109にはんだ付けする。これにより、図22(b)に示すように、太陽電池部品113の電気的な接続と太陽電池部品113の構造的な接合とが同時になされる。
しかしながら、図22に示すように従来の手法にて、太陽電池部品の電気的な接続と太陽電池部品の構造的な接合とを同時に行った場合、図22(b)に示すように実装面に対し太陽電池部品113が傾斜してしまう。そのため、太陽電池部品は外部から見えるため、実装面に対して傾斜していると製品として見栄えが悪いという問題もあった。また、太陽光などの光が太陽電池部品に垂直に入射せず、発電効率が低下するという問題があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、見栄えの良い太陽電池部品およびこれを搭載した電気部品、電子機器を提供することにある。
本発明の太陽電池部品は、上記課題を解決するために、1つ以上の太陽電池セルを備えた太陽電池部品であって、前記太陽電池セルと前記太陽電池部品が搭載される接合部材とを電気的に接続する2つ以上の端子と、1つ以上の突起部とを備え、前記2つ以上の端子と前記1つ以上の突起部とは、前記太陽電池セルの、前記接合部材の接合面と対向する面に形成され、全ての前記端子と全ての前記突起部とは、1直線上に並んでいないことを特徴とする。
上記発明によれば、前記太陽電池部品は、前記2つ以上の端子と前記1つ以上の突起部とから成る3つ以上の支持部を前記面側に備え、3つ以上の前記支持部により、前記太陽電池部品は前記接合面に対して平行に保たれる。
よって、前記太陽電池部品は、前記接合面に対して平行が保たれる。このため、見栄えが良いという利点がある。
また、前記太陽電池部品は光の入射に対し垂直に保たれる。このため、発電効率の低下を防止出来る。
前記太陽電池部品では、前記端子と前記突起部とは、同一の材料から成ってもよい。これにより、一回の工程で同時に端子と突起部を作ることができる為、工程を簡略化でき、製造コストを下げることが可能となる。
また、前記太陽電池部品では、前記端子のうち1つ以上がはんだから成ってもよい。
さらに、前記太陽電池部品では、前記突起部のうち1つ以上がはんだから成ってもよい。
さらに、前記太陽電池部品では、前記端子のうち1つ以上がリードフレームであってもよい。
さらに、前記太陽電池部品では、前記突起物のうち1つ以上がリードフレームであってもよい。
本発明の太陽電池部品は、上記課題を解決するために、1つ以上の太陽電池セルを備えた太陽電池部品であって、前記太陽電池セルと前記接合部材とを電気的に接続する3つ以上の端子を備え、前記3つ以上の端子は、前記太陽電池セルの、前記接合部材の接合面と対向する面に形成され、全ての前記端子は、1直線上に並んでいないことを特徴とする。
上記発明によれば、前記太陽電池部品は、前記3つ以上の端子から成る3つ以上の支持部を前記面側に備え、3つ以上の前記支持部により、前記太陽電池部品は前記接合面に対して平行に保たれる。
よって、前記太陽電池部品は、前記接合面に対して平行が保たれる。このため、見栄えが良いという利点がある。
また、前記太陽電池部品は光の入射に対し垂直に保たれる。このため、発電効率の低下を防止出来る。
前記太陽電池部品では、前記端子よりも前記太陽電池部品の外周部に近い位置に、突起部が形成されもよい。該突起部により、前記端子に印加される応力を緩和出来る。
また、前記太陽電池部品では、前記端子のうち1つ以上がはんだから成ってもよい。
さらに、前記太陽電池部品では、前記端子のうち1つ以上がリードフレームであってもよい。
本発明の電気部品は、上記いずれかの太陽電池部品を備えるので、見栄えが良いという利点がある。
また、前記電気部品では、前記太陽電池部品が、前記接合部材に対して、平行に保持されてもよい。
本発明の電子機器は、上記いずれかの太陽電池部品を備えるので、見栄えが良いという利点がある。
本発明の太陽電池部品は、以上のように、太陽電池セルと接合部材とを電気的に接続する2つ以上の端子と、1つ以上の突起部とを備え、前記2つ以上の端子と前記1つ以上の突起部とは、前記太陽電池セルの、前記接合部材の接合面と対向する面に形成され、全ての前記端子と全ての前記突起部とは、1直線上に並んでいないものである。
また、本発明の太陽電池部品は、以上のように、太陽電池セルと接合部材とを電気的に接続する3つ以上の端子を備え、前記3つ以上の端子は、前記太陽電池セルの、前記接合部材の接合面と対向する面に形成され、全ての前記端子は、1直線上に並んでいないものである。
それゆえ、見栄えが良い太陽電池部品およびこれを搭載した電気部品、電子機器を提供するという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る太陽電池部品の斜視図である。 図1の太陽電池部品を接合部材上に配置した状態を示す正面図である。 接合部材上に実装された図1の太陽電池部品を示す正面図である。 比較のための、従来の太陽電池部品の斜視図である。 図4の太陽電池部品を接合部材上に配置した状態を示す正面図である。 接合部材上に実装された図4の太陽電池部品を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る他の太陽電池部品の斜視図である。 図7の太陽電池部品を接合部材上に配置した状態を示す正面図である。 接合部材上に実装された図7の太陽電池部品を示す正面図である。 本発明の実施形態に係るさらに別の太陽電池部品の斜視図である。 図10の太陽電池部品を接合部材上に配置した状態を示す正面図である。 接合部材上に実装された図10の太陽電池部品を示す正面図である。 本発明の他の実施形態に係る太陽電池部品を裏面から見た平面図である。 図13の太陽電池部品を接合部材上に配置した状態を示す正面図である。 接合部材上に実装された図13の太陽電池部品を示す正面図である。 (a)及び(b)は、図15の太陽電池部品と該太陽電池部品を実装した接合部材とが熱せられ、変形した状態を示す正面図である。 図15の太陽電池部品において、突起部を持たない従来の太陽電池部品を裏面から見た平面図である。 (a)及び(b)は、図15の太陽電池部品において、突起部を持たない太陽電池部品と該太陽電池部品を実装した接合部材とが熱せられ、変形した状態を示す正面図(模式図)である。 本発明の電子機器の一例を示す図であり、(a)〜(d)は、本発明の実施形態に係る、太陽電池部品を搭載した折り畳み式の携帯電話を示す図である。 (a)〜(d)は、従来の太陽電池部品の斜視図である。 (a)〜(d)は、従来の太陽電池部品の斜視図である。 (a)〜(b)は、電気的な接続と構造的な接合とを同時に行う従来の太陽電池部品の正面図である。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1〜図12及び図19に基づいて説明すると以下の通りである。
図1は、本発明の実施形態に係る太陽電池部品1の斜視図である。太陽電池部品1は、パッケージ2が有する1つ以上の図示しない太陽電池セルと、後述する外部の接合部材3とを電気的に接続するための端子4を2つ備え、端子4を備える面(接合面と対向する面)5と同一の面5に2つの突起部6を備えている。太陽電池部品1では、全ての端子4と全ての突起部6とは、1直線上には並んでいないが、端子4の内の1つと突起部6の内の1つとが、X方向またはY方向において並んでいても良い。また、端子4は、はんだで形成されている。端子4は例えばはんだボールであり、突起部6の形状は例えば円柱である。
図2は、図1の太陽電池部品1を接合部材3上に配置した状態を示す正面図である。接合部材3は太陽電池部品1が搭載される部材であり、例えば実装基板や電子機器の筐体である。図2に示す状態では、端子4は、接合部材3上のランド等と接触はしているものの、電気的な接続及び構造的な接合はされていない。
図3は、接合部材3上に実装された太陽電池部品1を示す正面図である。接合部材3上における太陽電池部品1の実装は、接合部材3が実装基板であれば例えばリフローにより行われ、接合部材3が電子機器の筐体であれば該筐体が有する接続部にはんだ付けすることにより行われる。図3に示す状態では、端子4は、接合部材3のランド等と電気的に接続され、かつ構造的に接合されている。図3に示したように、実装後の太陽電池部品1は、接合部材3の実装面(接合部材の接合面)7に対して平行となる。
なお、太陽電池部品1では、端子4は2つ以上であればよく、突起部6は1つ以上であればよい。2つ以上の端子4と1つ以上の突起物6とから成る3つ以上の支持部により、太陽電池部品1は実装面7に対して平行に保たれる。
また、突起部6を形成しない代わりに、端子4を3つ以上形成しても良い。この場合でも、3つ以上の端子4から成る3つ以上の支持部により、太陽電池部品1は後述する実装面7に対して平行に保たれる。
太陽電池部品1は、実装面7に対して平行が保たれる。このため、見栄えが良いという利点がある。
また、太陽電池部品1は光の入射に対し垂直に保たれる。このため、発電効率の低下を防止出来る。
太陽電池部品1では、端子4と突起部6とは、同一の材料から成ってもよい。これにより、一回の工程で同時に端子と突起部を作ることができる為、工程を簡略化でき、製造コストを下げることが可能となる。
図4に、比較のために、従来の太陽電池部品121の斜視図を示す。太陽電池部品121は、パッケージ122が有する1つ以上の図示しない太陽電池セルと後述する外部の接合部材123とを電気的に接続するための端子124を面125に2つ備えており、全ての端子124は1直線上(Y方向)に並んでいる。図5に示すように、太陽電池部品121は、例えば実装基板や電子機器の筐体である接合部材123上に配置した状態で既に実装面127に対しての平行性は失われている。また、図6に示すように、太陽電池部品121を接合部材123上に実装した後も、太陽電池部品121の実装面127に対する平行性は失われたままである。
図7は、本発明の実施形態に係る他の太陽電池部品11の概略図である。太陽電池部品11は、パッケージ12が有する1つ以上の図示しない太陽電池セルと外部の接合部材13とを電気的に接続するための端子14を2つ備え、端子14を備える面15と同一の面15に2つの突起部16を備えている。太陽電池部品11では、全ての端子14と全ての突起部16とは、1直線上には並んでいないが、端子14の内の1つと突起部16の内の1つとが、X方向またはY方向に並んでいても良い。また、端子14と突起部16とは、いずれもはんだで形成されている。端子14と突起部16とは、例えばはんだボールである。
図8は、図7の太陽電池部品11を接合部材13上に配置した状態を示す正面図である。接合部材13は、例えば実装基板や電子機器の筐体である。図8に示す状態では、端子14は、接合部材13上のランド等と接触はしているものの、電気的な接続及び構造的な接合はされていない。
図9は、接合部材13上に実装された太陽電池部品11を示す正面図である。接合部材13上における太陽電池部品11の実装は、接合部材13が実装基板であれば例えばリフローにより行われ、接合部材13が電子機器の筐体であれば該筐体が有する接続部にはんだ付けすることにより行われる。図9に示す状態では、端子14は、接合部材13のランド等と電気的に接続され、かつ構造的に接合されている。図9に示したように、実装後の太陽電池部品11は、接合部材13の実装面17に対して平行となる。
なお、太陽電池部品11では、端子14は2つ以上であればよく、突起部16は1つ以上であればよい。2つ以上の端子14と1つ以上の突起物16とから成る3つ以上の支持部により、太陽電池部品11は実装面17に対して平行に保たれる。
また、突起部16を形成しない代わりに、端子14を3つ以上形成しても良い。この場合でも、3つ以上の端子14から成る3つ以上の支持部により、太陽電池部品11は後述する実装面17に対して平行に保たれる。
太陽電池部品11は、実装面17に対して平行が保たれる。このため、見栄えが良いという利点がある。
図10は、本発明の実施形態に係るさらに別の太陽電池部品21の概略図である。太陽電池部品21は、パッケージ22が有する1つ以上の図示しない太陽電池セルと外部の接合部材23とを電気的に接続するための端子24を2つ備え、端子24を備える面25と同一の面25に2つの突起部26を備えている。太陽電池部品21では、全ての端子24と全ての突起部26とは、1直線上には並んでいないが、端子24の内の1つと突起部26の内の1つとが、X方向またはY方向に並んでいても良い。また、端子14と突起部16とは、いずれもリードフレームで形成されている。リードフレームとは、太陽電池セルを有するパッケージ22を支持固定し、太陽電池セルと接合部材23上の配線との電気的な接続を行うフレームである。端子14と突起部16との形状は、例えばL字型である。
図11は、図10の太陽電池部品21を接合部材23上に配置した状態を示す正面図である。接合部材23は、例えば実装基板や電子機器の筐体である。図11に示す状態では、端子24と、接合部材23上のランドとは、予め前記ランド等に塗布された導電性ペースト28を介し、電気的に接続されているが、構造的な接合はされていない。
図12は、接合部材23上に実装された太陽電池部品21を示す正面図である。接合部材23上における太陽電池部品21の実装は、接合部材23が実装基板であれば例えばリフローを行うことにより、導電性ペースト28を熱硬化することにより行われる。接合部材23が電子機器の筐体であれば、該筐体が有する接続部に塗布された導電性ペースト28を例えば熱硬化することにより行われる。導電性ペースト28は、熱硬化以外の方法で硬化されてもよい。図12に示す状態では、端子24は、接合部材23のランド等と電気的に接続され、かつ構造的に接合されている。図12に示したように、実装後の太陽電池部品21は、接合部材23の実装面27に対して平行となる。
なお、太陽電池部品21では、端子24は2つ以上であればよく、突起部26は1つ以上であればよい。2つ以上の端子24と1つ以上の突起物26とから成る3つ以上の支持部により、太陽電池部品21は実装面27に対して平行に保たれる。
また、突起部26を形成しない代わりに、端子24を3つ以上形成しても良い。この場合でも、3つ以上の端子24から成る3つ以上の支持部により、太陽電池部品21は後述する実装面27に対して平行に保たれる。
太陽電池部品21は、実装面27に対して平行が保たれる。このため、見栄えが良いという利点がある。
なお、本実施の形態における突起物は、即ち電気的な接続を行わないダミー端子である。
本発明の電気部品は、上記いずれかの太陽電池部品を備えるので、見栄えが良いという利点がある。
また、前記電気部品では、前記太陽電池部品が、前記接合部材に対して、平行に保持されてもよい。
本発明の電子機器は、上記いずれかの太陽電池部品を備えるので、見栄えが良いという利点がある。図19に、本発明の電子機器の一例を示す。図19(a)は、本発明の太陽電池部品1を搭載した折り畳み式の携帯電話1000を開いた状態の側面を示す図である。図19(b)は、本発明の太陽電池部品1を搭載した折り畳み式の携帯電話1000を閉じた状態の上面を示す図である。図19(c)は、本発明の太陽電池部品1を搭載した折り畳み式の携帯電話1000を閉じた状態の側面を示す図である。図19(d)は、本発明の太陽電池部品1を搭載した折り畳み式の携帯電話1000を閉じた状態の下面を示す図である。
本実施形態の携帯電話1000は、図19(a)に示すように、折り畳み式となっている。キーパネル面1010を備える筐体2010と情報表示面1020を備える筐体2020とが、ヒンジ部1040を中心として、一定の角度で見開くようになっている。太陽電池部品1は、図19(b)に示すように、キーパネル面1010に対して反対側の面に取り付けられている。また、図19(d)に示すように、情報表示面1020に対して反対側の面にも、太陽電池部品1が取り付けられている。したがって、図19(c)に示したように、携帯電話1000を閉じた状態にでは、その上面および下面に太陽電池部品1が取り付けられていることになる。なお、図19(b)に示した1060は、カメラ用のレンズを表し、1080は、バッテリー収納部の蓋を表している。
本実施形態では、折り畳み式の携帯電話1000を示したが、必ずしも折り畳み式の携帯電話1000である必要はない。また、2個の太陽電池部品1を搭載させたが、1個または3個以上でも適用できることは言うまでもない。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施形態についておよび図13〜図18に基づいて説明すると以下の通りである。なお、本実施形態において説明すること以外の構成は、前記実施の形態1と同じである。また、説明の便宜上、前記実施の形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図13は、本発明の実施形態に係る太陽電池部品31を裏面から見た平面図である。ここで裏面とは、後述する面35である。
太陽電池部品31は、パッケージ32が有する1つ以上の図示しない太陽電池セルと後述する外部の接合部材33とを電気的に接続するための端子34を4つ備え、端子34を備える面35と同一の面35に4つの突起部36を備えている。太陽電池部品31では、全ての端子34と全ての突起部36とは、1直線上には並んでいない。また、突起部36は、端子34よりも太陽電池部品31の外周部に近い位置に形成されている。さらに、端子34と突起部36とは、いずれもはんだで形成されている。端子34と突起部36とは、例えばはんだボールである。
図14は、図13の太陽電池部品31を接合部材33上に配置した状態を示す正面図である。接合部材33は、例えば実装基板や電子機器の筐体である。図14に示す状態では、端子34は、接合部材33上のランド等と接触はしているものの、電気的な接続及び構造的な接合はされていない。
図15は、接合部材33上に実装された太陽電池部品31を示す正面図である。接合部材33上における太陽電池部品31の実装は、接合部材33が実装基板であれば例えばリフローにより行われ、接合部材33が電子機器の筐体であれば該筐体が有する接続部にはんだ付けすることにより行われる。図15に示す状態では、端子34は、接合部材33のランド等と電気的に接続され、かつ構造的に接合されている。図15に示したように、実装後の太陽電池部品31は、接合部材33の実装面37に対して平行となる。
図16(a)及び図16(b)は、図15の太陽電池部品31と太陽電池部品31を実装した接合部材33とが熱せられ、変形した状態を示す正面図(模式図)である。また、図17に、比較のために、図15の太陽電池部品31において、突起部36を持たない従来の太陽電池部品41を面35から見た平面図を示す。さらに、図18(a)及び図18(b)は、図15の太陽電池部品31において、突起部36を持たない太陽電池部品41と太陽電池部品41を実装した接合部材33とが熱せられ、変形した状態を示す正面図(模式図)である。
図16(a)及び図18(a)は、接合部材側の熱膨張係数が太陽電池部品側の熱膨張係数よりも大きい場合の模式図である。図16(b)及び図18(b)は、太陽電池部品側の熱膨張係数が接合部材側の熱膨張係数よりも大きい場合の図である。
本実施の形態2に係る太陽電池部品31では、図16(a)及び図16(b)に示すいずれの場合においても、端子34よりも外側に設けられた突起部36が、端子34に印加される応力を緩和する。
これに対して、従来の太陽電池部品41では、図18(a)及び図18(b)に示すいずれの場合においても、太陽電池部品41の熱膨張係数と接合部材33の熱膨張係数との差異により生じる応力は、全て端子34に印加される。
従って、本実施の形態2に係る太陽電池部品31では、従来の太陽電池部品41に比べ、実装後の信頼性が向上する。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の太陽電池部品は、見栄えが良いという利点があるので、太陽光などの光により発電を行う太陽電池部品およびこれを搭載した電気部品、電子機器に好適に用いることが出来る。
1、11、21、31 太陽電池部品
2、12、22、32 パッケージ
3、13、23、33 接合部材
4、14、24、34 端子
5、15、25、35 面(接合面と対向する面)
6、16、26、36 突起部
7、17、27、37 実装面(接合部材の接合面)
28 導電性ペースト
1000 携帯電話
1010 キーパネル面
1020 情報表示面
1040 ヒンジ部
1060 カメラ用レンズ
1080 バッテリー収納部の蓋
2010 キーパネル面1010を備える筐体
2020 情報表示面1020を備える筐体

Claims (13)

  1. 1つ以上の太陽電池セルを備えた太陽電池部品であって、
    前記太陽電池セルと前記太陽電池部品が搭載される接合部材とを電気的に接続する2つ以上の端子と、1つ以上の突起部とを備え、
    前記2つ以上の端子と前記1つ以上の突起部とは、前記太陽電池セルの、前記接合部材の接合面と対向する面に形成され、
    全ての前記端子と全ての前記突起部とは、1直線上に並んでいないことを特徴とする太陽電池部品。
  2. 前記端子と前記突起部とは、同一の材料から成ることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池部品。
  3. 前記端子のうち1つ以上がはんだから成ることを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池部品。
  4. 前記突起部のうち1つ以上がはんだから成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の太陽電池部品。
  5. 前記端子のうち1つ以上がリードフレームであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の太陽電池部品。
  6. 前記突起部のうち1つ以上がリードフレームから成ることを特徴とする請求項1、2、3または5に記載の太陽電池部品。
  7. 1つ以上の太陽電池セルを備えた太陽電池部品であって、
    前記太陽電池セルと前記接合部材とを電気的に接続する3つ以上の端子を備え、
    前記3つ以上の端子は、前記太陽電池セルの、前記接合部材の接合面と対向する面に形成され、
    全ての前記端子は、1直線上に並んでいないことを特徴とする太陽電池部品。
  8. 前記端子よりも前記太陽電池部品の外周部に近い位置に、突起部が形成されていることを特徴とする請求項7に記載の太陽電池部品。
  9. 前記端子のうち1つ以上がはんだから成ることを特徴とする請求項7または8に記載の太陽電池部品。
  10. 前記端子のうち1つ以上がリードフレームであることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の太陽電池部品。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の太陽電池部品を備えることを特徴とする電気部品。
  12. 前記太陽電池部品が、前記接合部材に対して、平行に保持されていることを特徴とする請求項11に記載の電気部品。
  13. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の太陽電池部品を備えることを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015142096A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 大同特殊鋼株式会社 太陽光発電モジュール積層体

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