JP2011018523A - コネクタ - Google Patents

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JP2011018523A
JP2011018523A JP2009161783A JP2009161783A JP2011018523A JP 2011018523 A JP2011018523 A JP 2011018523A JP 2009161783 A JP2009161783 A JP 2009161783A JP 2009161783 A JP2009161783 A JP 2009161783A JP 2011018523 A JP2011018523 A JP 2011018523A
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rubber plug
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connector housing
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Masakazu Suzuki
雅和 鈴木
Yojiro Hashimoto
洋治郎 橋本
Riichi Sakurai
利一 櫻井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

【課題】端子金具の誘い込みを支障なく行えるようにする。
【解決手段】コネクタは、コネクタハウジング10と、コネクタハウジング10の後部に開口して形成された収容凹部12に挿入される一括ゴム栓20と、一括ゴム栓20に形成された複数の貫通孔23を通してコネクタハウジング10に後方から挿入される端子金具40と、一括ゴム栓20の後方に配置されて一括ゴム栓20のコネクタハウジング10からの抜け出しを規制する押さえ部材30とを備える。一括ゴム栓20の後面には貫通孔23を取り囲む筒部25が突出して形成されている。押さえ部材30には、筒部25が位置決めして挿入される通し孔31が形成されている。筒部25における貫通孔23の開口部には、後方へ向けて拡開する挿入ガイド26が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1に記載のコネクタは、複数のキャビティを有するコネクタハウジングと、コネクタハウジングの後部に開口して形成された収容凹部に挿入される一括ゴム栓と、一括ゴム栓の形成された複数の貫通孔を通してキャビティ内に挿入される端子金具と、一括ゴム栓の後方に配置されて一括ゴム栓のコネクタハウジングからの抜け出しを規制する押さえ部材とを備えている。押さえ部材には、貫通孔と前後で連通する電線挿通孔が形成され、ここに端子金具に接続された電線が挿通される。一括ゴム栓における貫通孔の開口部には、後方へ向けて拡開するテーパ状のガイド面が形成されている。端子金具はガイド面による誘い込みによって貫通孔内へ円滑に挿入されるようになっている。
特開2008−204960号公報
ところで、コネクタが小型になると、一括ゴム栓の前後の厚みも小さくなるため、ガイド面の拡開角度が大きくなり、ひいては誘い込みの機能が低下するという事情がある。一方、誘い込みの機能を確保するべく、一括ゴム栓の前後の厚みを増すと、その分、押さえ部材の前後の厚みが小さくなるため、押さえ部材としての強度を保てないおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、端子金具の誘い込みを支障なく行えるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、複数のキャビティを有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの後部に開口して形成された収容凹部に挿入される一括ゴム栓と、前記一括ゴム栓に形成された複数の貫通孔を通して前記キャビティ内に後方から挿入される端子金具と、前記一括ゴム栓の後方に配置されて前記一括ゴム栓の前記コネクタハウジングからの抜け出しを規制する押さえ部材とを備え、前記一括ゴム栓の後面には前記貫通孔を取り囲む筒部が突出して形成され、前記押さえ部材には、前記筒部が嵌合状態に挿入される通し孔が形成され、前記筒部の貫通孔には、後方へ向けて拡開する挿入ガイドが形成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記押さえ部材の前記通し孔には、前記挿入ガイドとほぼ連続しつつ後方へ向けて拡開する押さえ部材側挿入ガイドが形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
一括ゴム栓の前後の厚みが筒部の部分で増加することにより、筒部の貫通孔の前後長も増加する。このため、筒部の貫通孔に形成された挿入ガイドの拡開角度を設定する際の自由度が拡げられ、例えば、挿入ガイドの拡開角度を緩くすることで、貫通孔への端子金具の挿入力を低くすることができる。また、一括ゴム栓の前後の厚みが筒部の部分で増加するに過ぎないから、押さえ部材の前後の厚みが全体的に減少することはなく、押さえ部材が強度不足に陥るのを防止できる。したがって、端子金具の誘い込みを支障なく行える。
<請求項2の発明>
押さえ部材の通し孔には挿入ガイドとほぼ連続しつつ後方へ向けて拡開する押さえ部材側挿入ガイドが形成されているから、端子金具が押さえ部材側挿入ガイドから挿入ガイドを経て貫通孔の内部へと円滑に誘い込まれる。
本発明の実施形態1のコネクタの要部断面図である。 実施形態2のコネクタの要部拡大断面図である。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1によって説明する。本実施形態のコネクタは、コネクタハウジング10、一括ゴム栓20、押さえ部材30、及び端子金具40を備えて構成される。
コネクタハウジング10は合成樹脂製であって、その内部には前後方向に延びる複数のキャビティ11が形成されている。コネクタハウジング10の後面には一括ゴム栓20及び押さえ部材30を収容可能な収容凹部12が開口して形成されている。
端子金具40は導電金属板を曲げ加工等して一体に成形され、電線の端末にかしめ付けして接続されている。この端子金具40はコネクタハウジング10のキャビティ11内に後方から挿入され、図示しないランスによってキャビティ11内に抜け止め係止される。
一括ゴム栓20はシリコンゴム等のゴム製であって、マット状のゴム栓本体21を有している。ゴム栓本体21の外周面には、複数条の外周リップ22が周方向に形成されている。また、一括ゴム栓20には、各キャビティ11と対応する位置毎に、複数の貫通孔23が形成されている。貫通孔23の内周面には、複数条の内周リップ24が周方向に形成されている。
ゴム栓本体21の後面には、各貫通孔23と対応する位置毎に、複数の筒部25が突出して形成されている。各筒部25は、貫通孔23を取り囲む四角筒状をなしている。各筒部25の貫通孔23には、後方へ向けてテーパ状に拡開する挿入ガイド26が形成されている。図示する挿入ガイド26は筒部25側の貫通孔23とゴム栓本体21側の貫通孔23とに跨って形成されている。
押さえ部材30は合成樹脂製であって、収容凹部12に収容された状態でコネクタハウジング10に係止され、これによって一括ゴム栓20が収容凹部12から抜け出るのを阻止する。押さえ部材30には、各貫通孔23と対応する位置毎に、複数の通し孔31が形成されている。このため、組み付け状態では、通し孔31、貫通孔23、及びキャビティ11が前後に連通して配置される。
通し孔31には段差32が形成され、段差32を境とした前方の部分が後方の部分よりも大径とされている。通し孔31における段差32を境とした前方の部分には、筒部25が嵌合状態で挿入される。また、通し孔31における段差32を境とした後方の部分には、後方へ向けてテーパ状に拡開する押さえ部材側挿入ガイド33が形成されている。組み付け状態では、押さえ部材側挿入ガイド33と挿入ガイド26とがほぼ面一で連続して延びるようになっている。図示する場合、押さえ部材挿入ガイド33及び挿入ガイド26の拡開角度(前後軸に対する傾斜角)は互いに同じであって45度以下に抑えられている。
次に、本実施形態のコネクタの組み付け方法について説明する。
コネクタハウジング10の収容凹部12に後方から一括ゴム栓20を挿入する。すると、一括ゴム栓20の外周リップ22が収容凹部12の内面に弾性的に密着し、これによって一括ゴム栓20とコネクタハウジング10との間が液密にシールされる。続いて、収容凹部12に後方から押さえ部材30を挿入する。すると、押さえ部材30の前面と一括ゴム栓20の後面とが密着し、押さえ部材30の通し孔31に前方から筒部25が位置決め状態で嵌合する。
その状態で、後方から電線付きの端子金具40を挿入する。すると、端子金具40は、押さえ部材側挿入ガイド33から挿入ガイド26を経て一括ゴム栓20の貫通孔23の内部へと円滑に誘い込まれ、さらにコネクタハウジング10のキャビティ11内に挿入される。このとき、端子金具40は、正規の挿入姿勢から傾いた姿勢をとっていても、押さえ部材側挿入ガイド33及び挿入ガイド26を摺動することで、正規の挿入姿勢に矯正される。キャビティ11内に端子金具40が正規挿入された状態では、押さえ部材30の通し孔31に電線が遊嵌されるとともに、一括ゴム栓20の外周リップ22が電線の外周面に弾性的に密着し、これによって一括ゴム栓20と電線との間が液密にシールされる。
本実施形態によれば、一括ゴム栓20の前後の厚みが筒部25の部分で増加することにより、筒部25の貫通孔23の前後長も増加する構成とされるため、挿入ガイド26の拡開角度を設定する際の自由度が拡げられ、例えば、挿入ガイド26の拡開角度を緩くすることで、貫通孔23への端子金具40の挿入力を低くすることができる。また、一括ゴム栓20の前後の厚みが筒部25の部分で増加するに過ぎないから、押さえ部材30の前後の厚みが全体的に減少することはなく、押さえ部材30が強度不足に陥るのを防止できる。しかも、筒部25が一括ゴム栓20の通し孔31に嵌合状態で挿入されることにより、筒部25の変形が防止され、貫通孔23への端子金具40の挿入作業性が向上する。
また、押さえ部材30の通し孔31には挿入ガイド26とほぼ連続しつつ後方へ向けて拡開する押さえ部材側挿入ガイド33が形成されているから、端子金具40が押さえ部材側挿入ガイド33から挿入ガイド26を経て貫通孔23の内部へと円滑に誘い込まれる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を図2に示す。実施形態2では、押さえ部材30の通し孔31Aの形状が実施形態1とは異なる。その他は、実施形態1と同様であり、実施形態1と同様の構成には同一符合を付し、重複する説明は省略する。
押さえ部材30の通し孔31Aは、筒部25の外径と同一又は僅かに大きい内径を有するストレート部37と、ストレート部37の後端から押さえ部材30の後端にかけて外向きに拡開するテーパ部38とからなる。したがって、テーパ部38と挿入ガイド26とはストレート部37を介することによって不連続の形態とされている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)筒部の後端が押さえ部材の後端と同位置又は押さえ部材の後端よりも後方へ突出した位置に配置されていてもよい。
(2)筒部側の貫通孔のみに挿入ガイドが形成されるものであってもよい。
10…コネクタハウジング
11…キャビティ
12…収容凹部
20…一括ゴム栓
23…貫通孔
25…筒部
26…挿入ガイド
30…押さえ部材
31…通し孔
33…押さえ部材挿入ガイド
40…端子金具

Claims (2)

  1. 複数のキャビティを有するコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングの後部に開口して形成された収容凹部に挿入される一括ゴム栓と、前記一括ゴム栓に形成された複数の貫通孔を通して前記キャビティ内に後方から挿入される端子金具と、前記一括ゴム栓の後方に配置されて前記一括ゴム栓の前記コネクタハウジングからの抜け出しを規制する押さえ部材とを備え、
    前記一括ゴム栓の後面には前記貫通孔を取り囲む筒部が突出して形成され、前記押さえ部材には、前記筒部が嵌合状態に挿入される通し孔が形成され、前記筒部の前記貫通孔には、後方へ向けて拡開する挿入ガイドが形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記押さえ部材の前記通し孔には、前記挿入ガイドとほぼ連続しつつ後方へ向けて拡開する押さえ部材側挿入ガイドが形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
JP2009161783A 2009-07-08 2009-07-08 コネクタ Pending JP2011018523A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013062030A (ja) * 2011-09-12 2013-04-04 Sumitomo Wiring Syst Ltd 防水コネクタ
JP2014212064A (ja) * 2013-04-19 2014-11-13 住友電装株式会社 コネクタ

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