JP2011017844A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 周面にカム溝が形成されたカム環と、
   前記カム溝と係合する球状の係合部材を保持するための保持部が設けられ、前記カム環の回転により光軸方向に進退可能なレンズ保持枠とを備え、
   前記球状の係合部材を挿通可能に前記カム環を貫通して設けられた挿入穴と、前記挿入穴の内部に突設し前記球状の係合部材が前記挿入穴から抜け落ちるのを防止する係止突起とを前記カム溝に有することを特徴とするレンズ鏡筒。
2. 前記カム溝の前記挿入穴に臨む部分に、前記レンズ保持枠の前記保持部に保持された前記球状の係合部材を前記カム溝内へ導く斜面であるガイド部を設けたことを特徴とする請求項１に記載のレンズ鏡筒。
3. 前記レンズ保持枠の保持部は、前記球状の係合部材をすり鉢状の凹部内に回転自在に保持するように形成されていることを特徴とする請求項１又は２に記載のレンズ鏡筒。
4. 前記レンズ保持枠と、前記カム環との間には、繰り出しカム機構の他に、落下衝撃等の外力が加わった際に前記球状の係合部材が脱落することを抑制する脱落抑制手段を構成し、
   前記脱落抑制手段は、
   前記カム環に形成された第二のカム溝と、
   前記第二のカム溝内を通常使用時に非接触の状態で移動するよう、前記レンズ保持枠に設けられた第二の係合部材と、
   を有することを特徴とする請求項１乃至３の何れか１項に記載のレンズ鏡筒。
5. 前記挿入穴は、前記カム溝の沈胴位置から広角端、望遠端までの領域外に配置されていることを特徴とする請求項１乃至４の何れか１項に記載のレンズ鏡筒。