JP2011017756A - 転写装置、画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

転写装置、画像形成装置及び画像形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 転写ローラーの回転位置を安定して検出し、良好に転写する転写装置及び良好に画像を形成する画像形成装置及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】 トナー粒子とキャリア液とを含む液体現像剤で現像された像を担持する像担持体40と、円筒部61b、円筒部61bの周面の軸方向に形成された凹部63、及び凹部63で固定されて凹部63を除く円筒部の周面に巻き掛けられた転写材を支持する転写材支持部61c、及び凹部63に配設されて転写材を把持する把持部材64を有する転写ローラー61と、転写ローラー61を像担持体40に押圧する押圧部材と、転写ローラー61の転写材支持部と像担持体40とが当接している時に、転写ローラー61の回転位置を検出する検出部95と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真に関する転写装置、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
従来、画像形成装置の転写ローラーとして、転写材を把持するものが開示されている(特許文献1)。特許文献1に記載された画像形成装置は、凹部と思われる形状は記載されているが、その機能については言及されていない。
特表2000−508280号公報
凹部を有する転写ローラーの回転位置の検出を転写ローラーで行う場合、像担持体と転写ローラーとのニップ部での転写材の有無によって転写ローラーの速度等の駆動状態が変化するため、安定した検出を行うことができなかった。また、転写ローラーの回転位置の検出信号に基づいて転写材を把持する場合、転写材の有無によって転写ローラーの駆動状態が変化するため、転写材の把持が不安定となる場合があった。
本発明は、転写ローラーの回転位置を安定して検出し、良好に転写する転写装置及び良好に画像を形成する画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
本発明の転写装置は、トナー粒子とキャリア液とを含む液体現像剤で現像された像を担持する像担持体と、円筒部、前記円筒部の周面の軸方向に形成された凹部、前記凹部で固定されて前記凹部を除く前記円筒部の周面に巻き掛けられた転写材を支持する転写材支持部、及び前記凹部に配設されて前記転写材を把持する把持部材を有する転写ローラーと、前記転写ローラーを前記像担持体に押圧する押圧部材と、前記転写ローラーの前記転写材支持部と前記像担持体とが当接している時に、前記転写ローラーの回転位置を検出する検出部と、を備えたことを特徴とする。
また、前記検出部の検出信号に基づいて前記転写材を送出する転写材送出部を有する。
さらに、本発明の画像形成装置は、潜像が形成される潜像担持体と、前記潜像担持体に形成された前記潜像をトナー粒子とキャリア液とを含む液体現像剤で現像する現像部と、前記現像部により前記潜像担持体に現像された像が転写される転写媒体と、円筒部、前記円筒部の周面の軸方向に形成された凹部、前記凹部で固定されて前記凹部を除く前記円筒部の周面に巻き掛けられた転写材を支持する転写材支持部、及び前記凹部に配設されて前記転写材を把持する把持部材を有する転写ローラーと、前記転写ローラーを前記転写媒体に押圧する押圧部材と、前記転写ローラーの前記転写材支持部と前記転写媒体とが当接している時に、前記転写ローラーの回転位置を検出する検出部と、を備えたことを特徴とする。
また、前記検出部の検出信号に基づいて前記転写材を送出する転写材送出部を有する。
また、前記検出部の検出信号に基づいて前記潜像担持体に前記潜像を形成する露光部を有する。
また、前記把持部材の動作を制御する把持部材制御部を有する。
また、前記把持部材の動作は、前記転写材送出部が前記転写材を送出する前に開始される。
さらに、本発明の画像形成方法は、トナー粒子とキャリア液とを含む液体現像剤で現像された像を担持した像担持体と転写ローラーの周面に巻き掛けられた転写材支持部とが当接して形成される転写ニップ部へ転写材を搬送し、前記像担持体に担持された前記像を前記転写材に転写し、前記転写材に前記像が転写された後、前記転写材支持部と前記像担持体とが当接している時に前記転写ローラーの回転位置を検出し、検出された転写ローラーの回転位置により、第2の転写材を前記転写ニップ部へ送出するタイミングを調整し、調整されたタイミングで前記第2の転写材を前記転写ニップ部へ送出することを特徴とする。
本発明によれば、転写ローラーの回転位置を転写ローラーの転写支持部と像担持体とが当接している転写材がない回転の安定した時に検出することができる。また、その安定した検出信号に基づいて転写材を送出するので、タイミング良く安定して転写材を把持することが可能となる。
また、検出部の検出信号に基づいて潜像担持体に潜像を形成するので、転写材を送出するタイミングとあわせることができ、画像を転写材の所定の位置に精度良く形成することが可能となる。
また、把持部材の動作を制御する把持部材制御部を有するので、転写ローラーの速度に関係なく、把持部材の動作を所定の位置で安定して行うことが可能となる。
また、把持部材の動作は、転写材送出部により転写材が送出される前に開始されるので、転写ローラーの周長を短くすることができ、装置を小型化することが可能となる。
これらにより、良好に転写する転写装置及び良好に画像を形成する画像形成装置を提供することが可能となる。
画像形成装置の実施形態を示す図である。 二次転写ローラーを示す図である。 二次転写ローラーの断面図である。 二次転写ローラーのグリッパが閉じている状態を示す図である。 二次転写ローラーのグリッパが開いた状態を示す図である。 二次転写ローラーのグリッパが転写材を把持しようとしている状態を示す図である。 二次転写ローラーのグリッパが転写材を把持している状態を示す図である。 二次転写ローラーの回転位置検出部を示す図である。 回転位置検出部からの信号伝達を示す図である。 第1実施形態の回転位置検出信号とゲートローラーの動作タイミングを示す図である。 第1実施形態の動作タイミングの1A時点の状態を示す図である。 第1実施形態の動作タイミングの1B時点の状態を示す図である。 第1実施形態の動作タイミングの1C時点の状態を示す図である。 第1実施形態の回転位置検出信号と露光のタイミングを示す図である。 第2実施形態の回転位置検出信号とゲートローラーの動作タイミングを示す図である。 第2実施形態の動作タイミングの2A時点の状態を示す図である。 第2実施形態の動作タイミングの2B時点の状態を示す図である。 第2実施形態の動作タイミングの2C時点の状態を示す図である。 第2実施形態の動作タイミングの2D時点の状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置を構成する主要構成要素を示した図である。画像形成装置の中央部に配置された像担持体又は転写媒体としての中間転写ベルト40に対し、現像部としての現像装置30Y,30M,30C,30Kは、画像形成装置の下方部に配置され、転写部としての二次転写部60、図示しない定着ユニットなどの構成は画像形成装置の上方部に配置されている。
潜像担持体としての感光体10Y,10M,10C,10Kの周辺は、トナーによる画像を形成するために、コロナ帯電器11Y,11M,11C,11K、LEDアレイなどの露光ユニット12Y,12M,12C,12K等を備えている。コロナ帯電器11Y,11M,11C,11Kにより、感光体10Y,10M,10C,10Kを一様に帯電させ、露光部としての露光ユニット12Y,12M,12C,12Kにより、入力された画像信号に基づいて露光を行い、帯電された感光体10Y,10M,10C,10K上に静電潜像を形成する。
現像装置30Y,30M,30C,30Kは、概略、現像剤担持体としての現像ローラー20Y,20M,20C,20K、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)からなる各色の液体現像剤を貯蔵する現像剤容器(リザーバ)31Y,31M,31C,31K、これら各色の液体現像剤を現像剤容器31Y,31M,31C,31Kから現像ローラー20Y,20M,20C,20Kに塗布する塗布ローラーである現像剤供給部材としてのアニロックスローラー32Y,32M,32C,32K等を備え、各色の液体現像剤により感光体10Y,10M,10C,10K上に形成された静電潜像を現像する。
一次転写部50Y,50M,50C,50Kは、感光体10Y,10M,10C,10K上に形成された像を、感光体10Y,10M,10C,10Kと一次転写ローラー51Y,51M,51C,51Kとのニップ部を介して、中間転写ベルト40に転写する部分である。
中間転写ベルト40は、シームレスなゴム等の弾性部材で形成されたベルトであり、ベルト駆動ローラー41とテンションローラー42に張架され、1次転写部50Y、50M、50C、50Kで感光体10Y、10M、10C、10Kと当接しながらベルト駆動ローラー41により回転駆動される。1次転写部50Y、50M、50C、50Kは、感光体10Y、10M、10C、10Kと中間転写ベルト40を挟んで1次転写ローラー51Y、51M、51C、51Kが対向配置され、感光体10Y、10M、10C、10Kとの当接位置を転写位置として、現像された感光体10Y、10M、10C、10K上の各色のトナー像を中間転写ベルト40上に順次重ねて転写し、フルカラーのトナー像を形成する。
テンションローラー42は、ベルト駆動ローラー41などと共に中間転写ベルト40を張架しており、中間転写ベルト40のテンションローラー42に張架されている箇所で、転写ベルトクリーニングブレード45からなるクリーニング部が当接・配置され、中間転写ベルト40上の残りトナー、キャリアをクリーニングするようになっている。
二次転写部60は、転写ローラーとしての二次転写ローラー61等を備えている。二次転写ローラー61は、ベルト駆動ローラー41の回転につれて矢印で示す方向に回転するとともに転写バイアスが印加されることにより、転写ニップで中間転写ベルト40のトナー像を転写材搬送経路Lにて搬送される用紙、フィルム、布等の転写材に転写する。また、二次転写部60は、二次転写ローラー61をクリーニングする転写ローラークリーニングブレード85、転写ローラークリーニングブレード支持部材86等を有する。
また、二次転写ローラー61は、二次転写ローラー61を駆動する駆動部、駆動部の状態を検出する状態検出部及び状態検出部に応じて駆動部を制御する二次転写ローラー駆動制御部を備えたシンクロモーターにより駆動される。状態検出部は、回転数、回転速度又は回転位置等の二次転写ローラー61の状態を検出する。
転写材搬送経路Lの二次転写部60の下流には、図示しない転写材搬送装置が配列されており、転写材を図示しない定着ユニットに搬送するようになっており、定着ユニットでは、用紙等の転写材上に転写された単色のトナー像やフルカラーのトナー像を用紙等の転写材に融着させ定着させる。
画像形成装置に対する転写材の供給は、給紙装置(不図示)によって行われる。このような給紙装置にセットされた転写材は、所定のタイミングにて一枚ごとに転写材搬送経路Lに送り出されるようになっている。転写材搬送経路Lでは、転写材送出部としてのゲートローラー101、101’及び転写材ガイド102によって転写材を二次転写位置まで搬送し、中間転写ベルト40上に形成された単色のトナー像やフルカラーのトナー像を転写材に転写する。
二次転写された転写材は、上記のように、転写材搬送装置によって、さらに定着ユニットに搬送される。定着ユニットは、図示しない加熱ローラーと、この加熱ローラー側に所定の圧力で付勢された図示しない加圧ローラーとから構成されており、これらのニップ間に転写材を挿通させ、転写材上に転写された単色のトナー像やフルカラーのトナー像を用紙等の転写材に融着し定着させる。
ここで、現像装置について説明するが、各色の感光体周辺部及び現像装置の構成は同様であるので、以下、イエロー(Y)の感光体周辺部及び現像装置に基づいて説明する。
感光体周辺部は、感光体10Yの外周の回転方向に沿って、コロナ帯電器11Yを基準として、露光ユニット12Y、現像装置30Yの現像ローラー20Y、第1感光体スクイーズローラー13Y、第2感光体スクイーズローラー13Y’、一次転写部50Y、図示しない除電部及び感光体クリーニングブレード18Y、が配置されている。なお、画像形成プロセスは、コロナ帯電器11Yから感光体クリーニングブレード18Yの順に、より前段に配置される構成は、後段に配置される構成より上流にあるものと定義する。
感光体10Yは、外周面にアモルファスシリコン感光体などの感光層が形成された円筒状の部材からなる感光体ドラムであり、図1において、時計回りの方向に回転する。
コロナ帯電器11Yは、感光体10Yと現像ローラー20Yとのニップ部より感光体10Yの回転方向の上流側に配置され、図示しない電源装置から電圧が印加され、感光体10Yをコロナ帯電させる。露光ユニット12Yは、感光体10Yの回転方向において、コロナ帯電器11Yより下流側、現像ローラー20Yとのニップ部より上流側に配置され、コロナ帯電器11Yによって帯電された感光体10Y上に光を照射し、感光体10Y上に潜像を形成する。
また現像装置30Yは、前記の液体現像剤を担持する現像ローラー20Yと、液体現像剤を現像ローラー20Yに塗布するための塗布ローラーであるアニロックスローラー32Yと、現像ローラー20Yに塗布する液体現像剤量を規制する規制ブレード33Yと、液体現像剤を攪拌、搬送しつつアニロックスローラー32Yに供給するオーガ34Yと、現像ローラー20Yに担持された液体現像剤をコンパクション状態にするコンパクションコロナ発生器22Yと、現像ローラー20Yのクリーニングを行う現像ローラークリーニングブレード21Yと、キャリア内にトナーを概略重量比20%程度に分散した状態の液体現像剤を貯蔵する現像剤容器31Yとを有する。
現像剤容器31Yに収容されている液体現像剤は、従来一般的に使用されているIsopar(商標:エクソン)をキャリアとした低濃度(1〜3wt%程度)かつ低粘度の、常温で揮発性を有する揮発性液体現像剤ではなく、高濃度かつ高粘度の、常温で不揮発性を有する不揮発性液体現像剤である。すなわち、本発明における液体現像剤は、熱可塑性樹脂中へ顔料等の着色剤を分散させた平均粒径1μmの固形子を、有機溶媒、シリコンオイル、鉱物油又は食用油等の液体溶媒中へ分散剤とともに添加し、トナー固形分濃度を約15〜25%とした高粘度(HAAKE RheoStress RS600を用いて、25℃の時のせん断速度が1000(1/s)のときの粘弾性が30〜300mPa・s程度)の液体現像剤である。
なお、各色Y、M、C、Kに対応する感光体や現像装置等の部材の配置順は、図1に示す例に限定されることはなく、任意に設定することができる。
次に、二次転写ローラー61の構成を説明する。図2は二次転写ローラー61を示す図、図3は二次転写ローラー61の断面図である。また、図4〜図7は、転写材Sが二次転写ローラー61に把持される前の工程から把持される工程までを示している。図4は二次転写ローラー61に転写材Sが把持されていない状態を示す図、図5は二次転写ローラー61に向かって転写材Sが進入している状態を示す図、図6は二次転写ローラー61のグリッパ64が転写材Sを把持しようとしている状態を示す図、図7は二次転写ローラー61のグリッパ64が転写材Sを把持している状態を示す図である。
二次転写ローラー61は凹部又は転写材把持部材収納部としての凹部63を有している。図2に示すように、この凹部63は、二次転写ローラー61の軸方向に延設されている。また、二次転写ローラー61は、基材61bの円弧部の外周面に巻きかけられた転写材支持部としてのゴムシート61cを有している。このゴムシート61cにより二次転写ローラー61の円弧部の外周面に抵抗層が形成されている。
また、図3に示すように、このゴムシート61cは、両端部61d, 61eが基材61bに形成された凹部63内の壁面61b1,61b2に固定され、他の部分は巻きかけられているだけで、基材61に接着や固定されていない。例えば、ゴムシート61cの両端部61d, 61e上にプレート61h,61jを回転軸61aの方向に延設し、ビス61kやネジ等で基材61bに留めるとよい。また、プレート61h,61jには、それぞれ凸部61h1,61j1が形成され、該凸部61h1,61j1がゴムシート61cにめり込むことにより、プレート61h,61jは、強固に固定される。なお、ゴムシート61cの両端部61d, 61eの凹部63への固定は、これに限らず、他の方法を用いてもよい。
また、二次転写ローラー61の回転軸61aはアーム62に回転自在に支持されている。アーム62は図示しない装置本体に支持された回転軸62aを中心に回転揺動するとともに、図示しない押圧部材としてのスプリングにより、矢印で示す方向α(図1において反時計回り)に付勢されている。このスプリングの付勢力で、二次転写ローラー61は中間転写ベルト40を介してベルト駆動ローラー41に定荷重で当接している。
凹部63内には、本発明の把持部材としてのグリッパ64およびグリッパ64が着座する把持部材支持部としてのグリッパ支持部65が配設されている。グリッパ64は、二次転写ローラー61の軸方向に沿って配設され、任意の個数設けることができる。
各グリッパ64は金属の薄い帯状板から同じ形状及び/又は同じ大きさに形成される。一例として、グリッパ64はクランク状に折り曲げられて形成される。図3に示すように、グリッパ64の一端部は、図2に示した回転軸66に固定される固定端部64aであり、また、グリッパ64の他端部は、グリッパ支持部65に着離座する把持部64bである。この把持部64bはグリッパ支持部65との間に転写材Sの先端部Saを挟圧して把持する。更に、グリッパ64は、固定端部64aと把持部64bとの間に形成された段部64cを有する。
図2に示すように、グリッパ支持部65は、二次転写ローラー61の軸方向に沿って、グリッパ64に対応した個数配設されている。これらのグリッパ支持部65は、図3に示すように、凹部63の二次転写ローラー61の回転方向で後側の凹部63の側壁63a側に設けられている。
各グリッパ64は回転軸66に、この回転軸66と一体に回転するように設けられている。この回転軸66の両端部は、二次転写ローラー61の凹溝63に対向する位置に立設された支持板67,68に相対回転するように支持されている。図2に示すように、回転軸66の両端部は支持板67,68を貫通して二次転写ローラー61の軸方向に延設されている。
支持板67,68を貫通した回転軸66の各端部には、それぞれ、第1のグリッパ制御アーム72および第2のグリッパ制御アーム73の一端部が回転軸66と一体回転するように取り付けられている。第1および第2のグリッパ制御アーム72,73は、図示しないスプリングにより、グリッパ64がグリッパ支持部65に着座する方向に常時付勢されている。第1および第2のグリッパ制御アーム72,73の他端部には、それぞれローラー状の第1のグリッパ制御カムフォロワー74および第2のグリッパ制御カムフォロワー75が第1および第2のグリッパ制御アーム72,73と相対回転するように設けられている。
図2に示すように、二次転写部60には、更に二次転写ローラー61の一端側を支持するフレーム等に把持部材制御部としての第1のグリッパ制御カム76が配設されている。また、図示しないが二次転写ローラー61の他端側を支持するフレーム等にも把持部材制御部としての第2のグリッパ制御カムが配設されている。第1のグリッパ制御カム76および第2のグリッパ制御カムは同じ形状で同じ大きさに形成されるとともに、二次転写ローラー61の中心軸線と直交する直線に関して対称に配設されている。これらの第1のグリッパ制御カム76および第2のグリッパ制御カムは、図2に示すように二次転写時に各グリッパ64が二次転写部60に供給される、例えば紙等の転写材Sの先端部Saをグリッパ支持部65との間で把持するように各グリッパ64を制御する。
更に二次転写部60には、二次転写ローラー61の一端側を支持するフレーム等に把持部材制御部としての第3のグリッパ制御カム77が配設されている。また、二次転写ローラー61の他端側を支持するフレーム等に把持部材制御部としての第4のグリッパ制御カム78が配設されている。これらの第3および第4のグリッパ制御カム77,78は同じ形状で同じ大きさに形成されるとともに、二次転写ローラー61の中心軸線と直交する直線に関して対称に配設されている。第3および第4のグリッパ制御カム77,78は、各グリッパ64によって把持された転写材Sの先端部Saが転写ニップを通過後に、各グリッパ64が転写材Sの先端部Saを解放するように各グリッパ64を制御する。第1ないし第4のグリッパ制御カムは、例えば装置本体等に固定されるとともに、本発明の制御部材を構成している。
図4に示すように、第1のグリッパ制御カム76は、第1のグリッパ制御カム面76aと、第2のグリッパ制御カム面76bとを有している。そして、第1のグリッパ制御カムフォロワー74は第1および第2のグリッパ制御カム面76a,76bに当接することで制御される。
第1のグリッパ制御カム面76aのカムプロファイルは、直線またはほぼ直線状に形成されたプロファイルとされている。その場合、第1のグリッパ制御カム面76aは、開始側にある第1の当接開始部76a1から終了側にある第1の解放位置設定部76a2に向かって二次転写ローラー61の回転軸61aの中心から連続して遠ざかるようにされている。第1のグリッパ制御カムフォロワー74が第1の当接開始部76a1に当接した時点では、図4に示すように、グリッパ64の把持部64bがグリッパ支持部65に着座した把持位置に設定されるとともに、第1のグリッパ制御カムフォロワー74が第1の解放位置設定部76a2の終端に位置した時点では、図5に示すように、グリッパ64の把持部64bがグリッパ支持部65から最大に離間した解放位置に設定される。
第2のグリッパ制御カム面76bのカムプロファイルは、湾曲形状のプロファイルとされている。その場合、第2のグリッパ制御カム面76bは、曲率半径が第2のグリッパ制御カム面76bの開始側にある第1の把持開始部76b1から第2のグリッパ制御カム面76bの終了側にある第1の把持位置設定部76b2に向かって連続して次第に小さくなる湾曲形状とされている。第1のグリッパ制御カムフォロワー74が第1の把持開始部76b1の始端に位置した時点では、図6に示すように、グリッパ64が解放位置に保持されているとともに、第1のグリッパ制御カムフォロワー74が第1の把持位置設定部76b2の終端に位置した時点では、図7に示すように、グリッパ64が把持位置に設定される。
詳細な説明を省略するが、他方の第2のグリッパ制御カムも、第2のグリッパ制御カムフォロワー75が第2のグリッパ制御カムのカム面を移動し、グリッパ制御アーム73を回転させる。また、図2に示した第3および第4のグリッパ制御カム77,78に対しても第1および第2のグリッパ制御カムフォロワー74,75が第3および第4のグリッパ制御カム77,78のカム面を移動し、グリッパ制御アーム73を回転させることで、グリッパ64を移動させ、把持状態と開放状態を制御する。
また、凹部63内には、剥離部材としての剥離爪79が配設されている。図2及び図3に示すように、剥離爪79は、二次転写ローラー61の軸方向に沿って配設されている。剥離爪79は、任意の個数設けることができる。また、隣接する剥離爪79間に、グリッパ支持部65が位置するように配設されている。各剥離爪79は金属の薄い帯状平板から同じ形状及び/又は同じ大きさに形成されている。図示しないが、各剥離爪79は連結部で一体に連結されて櫛歯状に形成されている。
図2に示すように、支持板67,68を貫通した回転軸80の各端部には、剥離爪制御アーム82の一端部が回転軸80と一体回転するように取り付けられている。剥離爪制御アーム82は、図示しないスプリングにより、剥離爪79が退避位置となる方向に常時付勢されている。剥離爪制御アーム82の他端部には、ローラー状の第1の剥離爪制御カムフォロワー83が剥離爪制御アーム82と相対回転するように設けられている。当接部材71を貫通した回転軸80の端部にも、剥離爪制御アーム82と同じ剥離爪制御アームが同様に回転軸80と一体回転するように取り付けられるとともに、スプリングにより常時付勢されている。また、この剥離爪制御アームの他端部にも、第1の剥離爪制御カムフォロワー83と同じ第2の剥離爪制御カムフォロワーが剥離爪制御アームと相対回転するように設けられている。第1および第2の剥離爪制御カムフォロワー83は、図示しない第1および第2の剥離爪制御カムのカム面を移動し、剥離爪制御アーム82を回転させることで、剥離爪79を移動させる。
二次転写ローラー61の周長は、この例の画像形成装置1に使用される転写材Sの種類のうち、転写材移動方向の長さが最大である転写材Sの転写材移動方向の長さより大きく設定されている。より詳細には、凹部63の二次転写ローラー回転方向幅を除く二次転写ローラー61の周長が、前述の転写材Sの転写材移動方向の最大長さより大きく設定されている。これにより、前述の転写材移動方向の最大長さを有する転写材Sにも、中間転写ベルト40のトナー像が確実に転写されるようになる。
次に、本発明にかかる二次転写ローラー61の回転位置の検出について説明する。図8は、回転位置検出部を示す図である。
二次転写ローラー61には、二次転写ローラー61と同軸に支持され一体に回転する被検出部材91と、被検出部材91に形成されたスリット92とを有する被検出部90が設けられている。
また、二次転写ローラー61を支持する図示しないケース等には、センサ支持部材96と、スリット92の通過を検出するセンサ97とを有する回転位置検出部95が設けられている。センサ97は、被検出部材91を挟んで両側に発光部と受光部とを有し、スリット92が発光部と受光部の間を通過する際に、発光部が発光した光を受光部が受光することで回転位置を検出する。
図9は、回転位置検出部からの信号伝達を示す図である。回転位置検出部95は、センサ97がスリット92を検出すると、露光制御部111及び転写材搬送制御部112に対して信号を出力する。露光制御部111は、回転位置検出部95からの信号が入力すると、露光タイミングを制御し、露光開始信号を露光ユニット12に出力する。また、転写材搬送制御部112は、回転位置検出部95からの信号が入力すると、搬送タイミングを制御し、搬送信号をゲートローラー駆動部101aに出力する。
次に、本発明に係る実施形態の回転位置検出信号とゲートローラー101,101’の動作タイミングについて説明する。本発明に係る実施形態では、二次転写ローラー61と中間転写ベルト40が転写材Sを介さず当接している時に、センサ97がスリット92を検出するようにタイミングを設定している。
まず、第1実施形態について説明する。
図10は第1実施形態の回転位置検出信号とゲートローラーの動作タイミングを示す図、図11は図10の1A時点の状態を示す図、図12は図10の1B時点の状態を示す図、図13は図10の1C時点の状態を示す図である。
図11に示すように、二次転写ローラー61が回転し、センサ97がスリット92を検出する時、図10に示すように、回転位置検出部95の回転位置検出信号がonとなる。図9に示した転写材搬送制御部112は、回転位置検出部95からのon信号が入力すると、所定の時間t後に搬送信号をゲートローラー駆動部101aに出力する。ゲートローラー駆動部101aは、転写材搬送制御部112からの搬送信号が入力されると、onとなり、転写材S1の先端S1aを挟持した状態から回転を始め、転写材S1の搬送を開始する。
また、図11の状態では、センサ97は、二次転写ローラー61と中間転写ベルト40が転写材S1を介さず当接している時に、スリット92を検出している。このように、二次転写ローラー61と中間転写ベルト40が転写材S1を介さず当接している時に、センサ97がスリット92を検出するように設定するので、二次転写ローラー61の回転位置を安定な状態で検出し、良好に転写し、画像を形成することが可能となる。
その後、転写材S1は、図4〜図7に示したように、グリッパ64とグリッパ支持部65に先端部S1aを把持される。そして、図12に示すように、転写材S1には、二次転写ローラー61と中間転写ベルト40とのニップ部を通過する際に中間転写ベルト40から画像が転写される。この時、ゲートローラー101,101’は回転を続けている。
次に、図13に示すように、転写材S1は、終端S1bが二次転写ローラー61と中間転写ベルト40とのニップ部を通過する。この時、ゲートローラー101,101’は、回転を停止し、次の転写材S2の先端S2aを挟持した状態で転写材搬送制御部112からの搬送信号が入力されるのを待っている。
二次転写ローラー61が回転し、図11と同様に、再びセンサ97がスリット92を検出すると、ゲートローラー101,101’は、次の転写材S2の搬送を開始する。この時、二次転写ローラー61と中間転写ベルト40が転写材S2を介さず当接した状態で、センサ97がスリット92を検出している。
このように、第1実施形態は、二次転写ローラー61が1周するごとに1枚の転写材S、例えば軸方向に短辺を配置したA3用紙等、に画像を転写する構成となっている。
第1実施形態によれば、検出部95は二次転写ローラー61の回転位置を二次転写ローラー61の周面が中間転写ベルト40と当接しているニップ部に転写材がない回転の安定した時に検出することができ、その安定した検出信号に基づいて転写材を送出するので、タイミング良く安定して転写材を把持することが可能となる。
また、グリッパ64の動作は、グリッパ64が把持する転写材が送出される前に開始されるので、二次転写ローラー61の周長を短くすることができ、装置を小型化することが可能となる。
また、グリッパ64の動作を制御する独立したグリッパ制御カムを有するので、二次転写ローラー61の速度に関係なく、グリッパ64の動作を所定の位置で安定して行うことが可能となる。
次に、第1実施形態において、露光ユニット12Y,12M,12C,12Kによる露光を回転位置検出部95により制御する場合について説明する。図14は、露光ユニット12Y,12M,12C,12Kによる露光を回転位置検出部95により制御するタイミングを示す図である。
本実施形態では、回転位置検出部95から露光制御部111にon信号が入力し、露光制御部111から露光開始信号を入力された露光ユニット12Y,12M,12C,12Kは各色それぞれ異なる所定の時間後に露光を開始する。
例えば、図14に示すように、1色目のイエロー(Y)の露光ユニット12Yに入力される露光開始信号は、回転位置検出部95の位置検出信号がonとなってからt1後に設定され、2色目のマゼンタ(M)の露光ユニット12M、3色目のシアン(C)の露光ユニット12C及び4色目のブラック(K)の露光ユニット12Kに入力される露光開始信号は、それぞれt2,t3及びt4に設定される。本実施形態では、二次転写ローラー61に遠い側からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各現像部30Y,30M,30C,30Kが並んでいるので、一番遠いイエロー(Y)の露光開始信号を一番短い時間t1後に送信するように設定し、以下短い順に、マゼンタ(M)の露光開始信号を送信する時間t2、シアン(C)の露光開始信号を送信する時間t3、ブラック(K)の露光開始信号を送信する時間t4を設定する。
なお、図14において、Rn-1の位置検出信号をトリガーとして開始された露光で形成された潜像を現像した画像は、Rnの位置検出信号により回転するゲートローラー101,101’により送出される転写材Sに転写される。
また、検出部95の検出信号に基づいて露光し、感光体10に潜像を形成するので、転写材を送出するタイミングとあわせることができ、画像を転写材の所定の位置に精度良く形成することが可能となる。
次に、第2実施形態について説明する。
図15は第2実施形態の回転位置検出信号とゲートローラーの動作タイミングを示す図、図16は図15の2A時点の状態を示す図、図17は図15の2B時点の状態を示す図、図18は図15の2C時点の状態を示す図、図19は図15の2D時点の状態を示す図である。
図16に示すように、第2実施形態では、二次転写ローラー61の第1の凹部631と第2の凹部632とが、二次転写ローラー61の軸に対して対称に設けられている。第1の凹部631及び第2の凹部632は、どちらも図2及び図3で説明した構造を有している。
すなわち、第1の凹部631は、第1のグリッパ641と、第1のグリッパ支持部651とを有する。第1のグリッパ641は、図示しないグリッパ制御カムに当接する第1のカムフォロワー741及び図示しない第2のカムフォロワーの移動により、第1のグリッパ制御アーム641及び図示しない第2のグリッパ制御アームが回転することで、第1のグリッパ支持部651と転写材S1を挟持する。
同様に、第2の凹部632は、第2のグリッパ642と、第2のグリッパ支持部652とを有する。第2のグリッパ642は、図示しないグリッパ制御カムに当接する第3のカムフォロワー742及び図示しない第4のカムフォロワーの移動により、第3のグリッパ制御アーム642及び図示しない第4のグリッパ制御アームが回転することで、第2のグリッパ支持部652と転写材S1を挟持する。
また、図16に示すように、第2実施形態では、被検出部90の被検出部材91に第1のスリット921と第2のスリット922とが、二次転写ローラー61の軸に対して対称に設けられている。
二次転写ローラー61が回転し、センサ97が第1のスリット921を検出する時、図15に示すように、回転位置検出部95の回転位置検出信号がonとなる。転写材搬送制御部112は、回転位置検出部95からのon信号が入力すると、所定の時間t後に搬送信号をゲートローラー駆動部101aに出力する。ゲートローラー101,101’は、転写材搬送制御部112からの搬送信号が入力されると、onとなり、転写材S1の先端S1aを挟持した状態から回転を始め、転写材S1の搬送を開始する。この時、図示していないが、露光制御部111にも回転位置検出部95からのon信号が入力し、露光制御部111から露光開始信号を入力された露光ユニット12Y,12M,12C,12Kは各色それぞれ異なる所定の時間後に露光を開始する。
また、図16の状態では、二次転写ローラー61と中間転写ベルト40が転写材S1を介さず当接している時に、センサ97が第1のスリット921を検出している。このように、二次転写ローラー61と中間転写ベルト40が転写材S1を介さず当接している時に、センサ97が第1のスリット921及び第2のスリット922を検出するように設定するので、転写ローラーの回転位置を安定して検出し、良好に転写し、画像を形成することが可能となる。
その後、転写材S1は、図17に示すように、第1のグリッパ641と第1のグリッパ支持部651に把持される。そして、図18に示すように、転写材S1には、二次転写ローラー61と中間転写ベルト40とのニップ部で中間転写ベルト40から画像が転写される。この時、ゲートローラー101,101’は停止している。
次に、図19で示した点線のように、転写材S1は、終端S1bが二次転写ローラー61と中間転写ベルト40とのニップ部を通過する。この時、ゲートローラー101,101’は、回転を停止し、次の転写材S2の先端S2aを挟持した状態で転写材搬送制御部112からの搬送信号が入力されるのを待っている。
二次転写ローラー61が図16の状態から180度回転し、図19に示すように、センサ97が第2のスリット922を検出すると、ゲートローラー101,101’は、回転を開始し、次の転写材S2の搬送を開始する。この時、二次転写ローラー61と中間転写ベルト40が転写材S2を介さず当接した状態で、センサ97が第2のスリット922を検出している。
このように、第2実施形態は、二次転写ローラー61が1周するごとに2枚の転写材S、例えば軸方向に長辺を配置したA4用紙に画像を転写する構成となっている。
第2実施形態によれば、検出部95は二次転写ローラー61の回転位置を二次転写ローラー61の周面が中間転写ベルト40と当接しているニップ部に転写材がない回転の安定した時に検出することができ、その安定した検出信号に基づいて転写材を送出するので、タイミング良く安定して転写材を把持することが可能となる。
また、第1のグリッパ641又は第2のグリッパ642の動作は、それぞれが把持する転写材が送出される前に開始されるので、二次転写ローラー61の周長を短くすることができ、装置を小型化することが可能となる。
また、第1のグリッパ641又は第2のグリッパ642の動作を制御するそれぞれ独立したグリッパ制御カムを有するので、二次転写ローラー61の速度に関係なく、第1のグリッパ641又は第2のグリッパ642の動作を所定の位置で安定して行うことが可能となる。
10Y,10M,10C,10K…感光体(潜像担持体)、11Y,11M,11C,11K…コロナ帯電器、12Y,12M,12C,12K…露光ユニット、13Y…第1感光体スクイーズローラー、13Y’…第2感光体スクイーズローラー、18Y…感光体クリーニングブレード、20Y,20M,20C,20K…現像ローラー(現像剤担持体)、21Y…現像ローラークリーニングブレード、22Y…コンパクションコロナ発生器、30Y,30M,30C,30K…現像装置(現像部)、31Y,31M,31C,31K…現像剤容器、32Y,32M,32C,32K…アニロックスローラー(現像剤供給部材)、33Y…規制ブレード、34Y…オーガ、40…中間転写ベルト(像担持体,転写媒体)、41…ベルト駆動ローラー、42…テンションローラー、45…中間転写ベルトクリーニングブレード、50…一次転写部、51…一次転写ローラー、60…二次転写部(転写部)、61…二次転写ローラー(転写ローラー)、63…凹部、64…グリッパ(把持部材)、79…剥離爪(剥離部材)、90…被検出部、91…被検出部材、92…スリット、95…検出部、96…センサ支持部、97…センサ、101,101’…ゲートローラー、S…転写材

Claims (8)

  1. トナー粒子とキャリア液とを含む液体現像剤で現像された像を担持する像担持体と、
    円筒部、前記円筒部の周面の軸方向に形成された凹部、前記凹部で固定されて前記凹部を除く前記円筒部の周面に巻き掛けられた転写材を支持する転写材支持部、及び前記凹部に配設されて前記転写材を把持する把持部材を有する転写ローラーと、
    前記転写ローラーを前記像担持体に押圧する押圧部材と、
    前記転写ローラーの前記転写材支持部と前記像担持体とが当接している時に、前記転写ローラーの回転位置を検出する検出部と、
    を備えたことを特徴とする転写装置。
  2. 前記検出部の検出信号に基づいて前記転写材を送出する転写材送出部を有する請求項1に記載の転写装置。
  3. 潜像が形成される潜像担持体と、
    前記潜像担持体に形成された前記潜像をトナー粒子とキャリア液とを含む液体現像剤で現像する現像部と、
    前記現像部により前記潜像担持体に現像された像が転写される転写媒体と、
    円筒部、前記円筒部の周面の軸方向に形成された凹部、前記凹部で固定されて前記凹部を除く前記円筒部の周面に巻き掛けられた転写材を支持する転写材支持部、及び前記凹部に配設されて前記転写材を把持する把持部材を有する転写ローラーと、
    前記転写ローラーを前記転写媒体に押圧する押圧部材と、
    前記転写ローラーの前記転写材支持部と前記転写媒体とが当接している時に、前記転写ローラーの回転位置を検出する検出部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記検出部の検出信号に基づいて前記転写材を送出する転写材送出部を有する請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記検出部の検出信号に基づいて前記潜像担持体に前記潜像を形成する露光部を有する請求項3又は請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記把持部材の動作を制御する把持部材制御部を有する請求項3乃至請求項5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  7. 前記把持部材の動作は、前記転写材送出部が前記転写材を送出する前に開始される請求項3乃至請求項6のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  8. トナー粒子とキャリア液とを含む液体現像剤で現像された像を担持した像担持体と転写ローラーの周面に巻き掛けられた転写材支持部とが当接して形成される転写ニップ部へ転写材を搬送し、前記像担持体に担持された前記像を前記転写材に転写し、
    前記転写材に前記像が転写された後、前記転写材支持部と前記像担持体とが当接している時に前記転写ローラーの回転位置を検出し、
    検出された転写ローラーの回転位置により、第2の転写材を前記転写ニップ部へ送出するタイミングを調整し、
    調整されたタイミングで前記第2の転写材を前記転写ニップ部へ送出することを特徴とする画像形成方法。
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