JP2011017411A - フローティングシール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】土砂等の異物の堆積による圧力に対抗してシール性能を保つ油圧ショベル等のトラックローラ等に用いられるフローティングシール構造を提供する。
【解決手段】固定側カラーハウジング19と回転側ローラハウジング21との間の軸方向の隙間をシールするために隙間の径方向に設けられたフローティングシールとを備え、フローティングシールは固定側カラーハウジングの内周部と回転側ローラハウジングの内周部に配置されて互いに摺接する摺接面を有する一対のシールリング24Bで構成し、一対のシールリングのうち、一方のシールリングと固定側カラーハウジングの内周部との間及び他方のシールリングと回転側ローラハウジングの内周部との間に設けられた一対の弾性リング24Aが、固定側カラーハウジングの内周部と一方のシールリングの間に生じる隙間と、回転側ローラハウジングの内周部と他方のシールリングの間に生じる隙間をそれぞれ密閉する。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば油圧ショベル、ブルドーザ(トラクタ)及びクローラクレーン等の装
軌式車両の足回り部品であるローラ類及び減速装置等に用いられるフローティングシール
構造に関するものである。
一般に、油圧ショベル等の装軌式車両の下部走行体は、左右のサイドフレームを有するトラックフレームと、各サイドフレームの下側に設けられる複数のトラックローラと、各サイドフレームの上側に設けられる一個又は複数のキャリアローラと、各サイドフレームの一端側に設けられる走行装置と、各サイドフレームの他端側に設けられる誘導輪と走行減速装置に設けられた駆動輪(スプロケット)と誘導輪とに巻きつけられる履帯とにより大略構成されている。
そして、油圧ショベル等の下部走行体は、通常回転源となる油圧モータと、該油圧モー
タの回転を減速して出力する走行減速装置からなり、走行減速装置に設けられた駆動輪が
履帯に噛み合い走行する。
また、下部走行体には油圧ショベル等の自重を支えるトラックローラが複数個配置され
ているが、このトラックローラは、走行を円滑にするために下部走行体にボルト等にて連
結されて固定側となる2個のカラーと1本のシャフトと、該シャフトに対して回転する回
転側のローラとで大略構成される。
また、該ローラを円滑に回転させるため、該ローラにはブッシュを圧入し、且つ内部に
は潤滑油をいれている。この潤滑油を外部に流出させないために両側の固定側の該カラーの内周側ハウジング部と回転側の該ローラの両側の内周側ハウジングに各々フローティングシールを備えている。
ここで、該フローティングシールは、前記固定側の該カラーの内周側ハウジング部と回
転側の該ローラの内周側ハウジングに配置され、互いに摺接する摺接面をもった一対のシールリングと、各シールリングのうち一方のシールリングと固定側の該カラーの内周側ハウジング部との間及び他方のシールリングと回転側の該ローラの内周側ハウジングとの間にそれぞれ設けられた一対の弾性体とにより構成されている。この場合、当該弾性体は、一般的にOリング形状のものが使用されていることが多い。
この弾性体(Oリング)はハウジングとシールリングに変形して挟まれており、この弾
性体(Oリング)の弾発力により対向するシールリングの摺接面には適正な接触面圧を与えることがでるようになり、それによって回転側の該ローラが回転したときには、固定側の該カラーとの間を液密にシールすることにより、該トラックローラ内に潤滑油を封止し、該トラックローラ内部を潤滑油によって適正に潤滑することができる構成になっている。
しかし、油圧ショベル等の装軌式車両は、泥濘地等の不整地でも走行することが多いため、主にその走行過程で固定側のカラーと回転側のローラとの間のハウジングのサポート隙間に土砂等の異物が自然に侵入する。そして固定側のカラーと回転側のローラとの間のサポート隙間内に侵入した土砂等は、外部に排出されることが少なく、これらハウジングの内周側に配置されたフローティングシールに向けて堆積することになる。
このため、堆積した土砂の圧力がフローティングシールのシールリングと内周側ハウジングとの間に設けられた弾性体(Oリング)に作用することにより、弾性体(Oリング)の弾発復元力が押さえられることになる。そのため、フローティングシールの対向するシールリングの摺接面の接触面圧が低下し、それによってフローティングシールのシール性能が低下してしまう。
その結果、トラックローラ内部に封止されていた潤滑油が外部に漏れてしまい、ローラ
内部を長期に亘って潤滑できなくなり、トラックローラの信頼性が低下してしまうという問題がある。
従来、細粒土の侵入による弾性リングの摩耗損傷を防止する手段として、特開2007−333141公報に示すように、弾性リング23,25に対するフローティングリング22,24及びそれらを支持するハウジング20,21の接触面において、フローティングリング22,24の対接部22a,24a側に位置する部分の接触面に、弾性リング23,25と密着させるための弾性層28,29を設ける構造が提案されている。しかし、この構造では、固定側のカラーと回転側のローラとの間のハウジングの隙間に侵入する土砂等の異物に対しては全く無防備である。
そこで、特開2007−283835公報及び特開2009−68506公報に示すように、上記の土砂等の異物が侵入する隙間に充填材又は閉塞リングで閉塞することによって土砂等の異物の侵入を阻止する構造が提案されている。このような固定側のカラーと回転側のローラとの間のハウジングの隙間に充填された充填材又は閉塞リングは、相対回転する2つの部材間の隙間に充填されるものであるから、構造的に摩耗や擦り切れによって早期にその密閉性を喪失して隙間を生じることになる。
その他、特開平5−33870号公報に示すように、フローティングシール機構を構成する各シールリングのつば部とOリングと固定体または回転体とにより限定された環状空間にリング状の軟質弾性体を周設する手法が提案されている。この構造の特徴は、従来のフローティングシールのOリングと、その内側の環状空間を充填するリング状の軟質弾性体とから二つの部品で構成されている点にあるが、この構造においてもサポート隙間に侵入する土砂等の異物の堆積による圧力は軟質弾性体を介してOリングにも作用し、それによって該Oリングの反発力を減じてフローティングシール機能を損なうことになる。
特開2007−333141公報 特開2007−283835公報 特開2009−68506公報 特開平5−33870号公報
本発明は上述した従来の問題に鑑みなされたもので、固定側カラーハウジングと回転側ローラハウジングとの間のサポート隙間に侵入する土砂等の異物の堆積による圧力に確実に対抗することができるようにし、それにより弾性体の本来の機能の維持を図ってフローティングシールのシール性能を適正に保つことができるようにした油圧ショベル等のトラックローラに用いられるフローティングシール構造を提供することを目的としている。
本発明は、上述した課題を解決するため、固定側カラーハウジングと、前記固定側カラーハウジングに対して回転可能に設けられた回転側ローラハウジングと、前記固定側カラーハウジングと前記回転側ローラハウジングとの間の軸方向の隙間をシールするために当該隙間の径方向に設けられたフローティングシールとを備えてなるトラックローラ等に適用される。
そして、請求項1記載の発明が採用する構成の特徴は、前記該フローティングシールは
前記固定側カラーハウジングの内周部と回転側ローラハウジングの内周部に配置されて互いに摺接する摺接面を有する一対のシールリングで構成し、前記一対のシールリングのうち、一方のシールリングと前記固定側カラーハウジングの内周部との間及び他方のシールリングと回転側ローラハウジングの内周部との間にそれぞれ設けられた一対の弾性リングが、前記固定側カラーハウジングの内周部と一方のシールリングの間に生じる隙間を、また同様に、回転側ローラハウジングの内周部と他方のシールリングの間に生じる隙間をそれぞれ密封するようにしたことにある。
請求項2及び3記載の発明は、前記弾性リングの外周部に突成した連続又は不連続の環状鍔部を設け、前記弾性リングの外周部の環状鍔部を各々固定側カラーハウジング端面に設けた環状溝及び回転側ローラハウジング端面に設けた環状溝に嵌め込ませることにより固定側カラーハウジングと回転側ローラハウジングとの間のサポート隙間内に侵入した土砂等の異物が堆積しても、前記弾性リングの変形を防止し、土砂等の異物の堆積による圧力に確実に対抗することができる。
請求項1記載の本発明によれば、一対の弾性リングが、前記固定側カラーハウジングの内周部と一方のシールリングの間に生じる隙間を、また同様に、回転側ローラハウジングの内周部と他方のシールリングの間に生じる隙間をそれぞれ密閉するようになるため、土砂等の異物の堆積が起こらない。
このことにより、どのような環境下で使用してもフローティングシールの対向するシー
ルリングの摺接面の接触面圧の低下が発生せず、常に一定の接触面圧を維持することができるので、トラックローラ内に密封された潤滑油が漏れることがなく、トラックローラ全体の信頼性を高めることができる。
請求項2及び3記載の発明によれば、サポート隙間に侵入した土砂等の異物が堆積しても、各々固定側カラーハウジング端面の環状溝及び回転側ローラハウジング端面の環状溝が弾性リングの内周部の環状鍔部を嵌合支持し、それによって弾性リングの変形を防止することができるので、シールリングの摺接面の接触面圧の低下が発生せず、常に一定の接触面圧を維持することができる。そのために、トラックローラ内に密封された潤滑油が漏れることがなく、トラックローラ全体の信頼性を高めることができる。
図1は油圧ショベル全体を示す側面図である。 図2は従来のトラックローラの要部を示す断面図である。 図3は図2のフローティングシール挿入部の拡大断面図である。 図4は本発明一実施例のトラックローラの要部を示す断面図である。 図5は図4の要部拡大断面図である。 図6は図5のフローティングシール挿入部の拡大断面図である。
以下、発明に係る一実施例の形態を油圧ショベルのトラックローラを例に添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は油圧ショベル全体の側面を示している。油圧ショベルは自走可能な装軌(クローラ)式の下部走行体1と、該下部走行体1上に旋回可能に搭載された上部旋回体2と、該上部旋回体2の前部側に俯仰動可能に設けられた土砂等の掘削作業を行う作業装置3とにより大略構成されている。
ここで、下部走行体1は前後に長い左、右のサイドフレーム4A(左側のみ図示)を備えたトラックフレーム4と、各サイドフレーム4Aの前側に備えた誘導輪5と、後側に設けられた走行モータ(図示せず)にて駆動される減速装置(図示せず)を介して駆動される駆動輪6と、誘導輪5と駆動輪6とに巻回された履帯7と、また、各サイドフレーム4Aの上側には履帯7を支持するキャリアローラ8が回転可能に1個から複数個が備え、各サイドフレーム4Aの下側には油圧ショベル全体を支持する複数個のトラックローラ9が回転可能に備えている。
図2は従来のトラックローラ9の要部を示す断面図で、サイドフレーム4Aにボルト等
(図示せず)で固定される左右一対のカラー10と、一対のカラー10を介してサイドフレーム4Aに固定されるシャフト11と、シャフト11に対して回転可能に保持されるローラ12と、ローラ12に圧入されたブッシュ13と、ローラ12の内部には回転部を円滑にするために適量封入した潤滑油14と、潤滑油14を外部に漏らさないようにローラ12のハウジング部とカラー10のハウジング部に装着された一対のフローティングシール15と、シャフト11とカラー10の嵌合部に装着されたOリング16と、カラー10とシャフト11をトラックローラ9の単体時に保持するためのスナップワイヤ又はピン17と、トラックローラ9に潤滑油14を封入するための給油口を塞ぐプラグ18にて大略構成されている。
なお、カラー10、一対のフローティングシール15、Oリング16、スナップワイヤ
又はピン17はトラックローラ9の両端に備えている。
図3は前記図2のフローティングシール挿入部を拡大したもので、一対のフローティン
グシール15の片方はローラ12のハウジング部に弾性体(Oリング)15Aを介してシールリング15Bを保持しているため、ローラ12とともに回転を行う。また、一対のフローティングシール15の他方はカラー10のハウジング部に弾性体(Oリング)15Aを介してシールリング15Bを保持しているため、カラー10とともに固定される。
通常各々の弾性体(Oリング)15Aは、ローラ12のハウジング部及びカラー10の
ハウジング部に組み込まれる前は略丸型の断面形状を有しているが、トラックローラ9として組み込まれた時点では圧縮変形され、略楕円断面形状となる。このことは、各々の弾性体(Oリング)15Aは常に元の形状(丸型)に弾発復元しようとする作用が働くこととなり、この各々の弾性体(Oリング)15Aの弾発復元力により、各々のシールリング15Bは互いに押し付けようとし、各々のシールリング15Bの接触面に適正な接触面圧を与え、ローラ12内部の潤滑油14を外側に漏れることを防止することとなる。
しかるに、油圧ショベル等が泥濘地を走行するときには、土砂等の異物がローラ12と
カラー10の隙間及びサポート隙間を通して侵入してくる。この土砂等の異物の侵入が進むとローラ12のハウジング部及びカラー10のハウジング部と、一対のフローティングシール15の各々の弾性体(Oリング)15Aと各々のシールリング15Bの外側の空間に堆積される。
この土砂等の異物の堆積により一対のフローティングシール15の各々の弾性体(Oリ
ング)15Aの復元力を阻害させることとなり、各々のシールリング15Bの接触面の接触面圧が減じられ、シールリング15Bの接触面からローラ12の内部に封入していた潤滑油14が外部に漏れ出し、ローラ12内部を長期に亘って潤滑できなくなり、トラックローラ9の内部破損を引き起こすこととなる。
図4は今回発明のトラックローラ9の要部を示す断面図で、サイドフレーム4Aにボル
ト等(図示せず)で固定される左、右一対のカラー19と、一対のカラー19を介してサイドフレーム4Aに固定されるシャフト20と、シャフト20に対して回転可能に保持されるローラ21と、ローラ21に圧入されたブッシュ22と、ローラ21の内部には回転部を円滑にするために適量封入した潤滑油23と、潤滑油23を外部に漏らさないようにローラ21のハウジング部とカラー19のハウジング部に装着された一対のフローティングシール24と、シャフト20とカラー19の嵌合部に装着されたOリング25と、カラー19とシャフト20をトラックローラ9の単体時に保持するためのスナップワイヤ又はピン26と、トラックローラ9に潤滑油23を封入するための給油口を塞ぐプラグ27にて大略構成されている。
なお、カラー19、一対のフローティングシール24、Oリング25、スナップワイヤ
又はピン26はトラックローラ9の両端に備えている。
図5は前記図4の要部拡大断面図であり、図6は図5のフローティングシール挿入部を拡大した断面図を示すもので、一対のフローティングシール24の片方はローラ21のハウジング部に弾性体24Aを介してシールリング24Bを保持しているため、ローラ21とともに回転を行う。また、一対のフローティングシール24の他方はカラー19のハウジング部に弾性体24Aを介してシールリング24Bを保持しているため、カラー19とともに固定される。
通常各々の弾性体24Aは、ローラ21のハウジング部及びカラー19のハウジング部
に組み込まれる前は略変形長方形の断面形状を有しているが、トラックローラ9として組み込まれた時点では圧縮変形され、略変形矩形断面形状となる。このことは、各々の弾性体24Aは常に元の形状の略変形長方形の断面形状に弾発復元しようとする作用が働く。この各々の弾性体24Aの弾発復元力により、各々のシールリング24Bは互いに押し付けようとし、各々のシールリング24Bの接触面に適正な接触面圧を与え、ローラ21内部の潤滑油23を外側に漏れることを防止することとなる。
しかるに、油圧ショベル等が泥濘地を走行するときには、土砂等の異物がローラ21と
カラー19の隙間及びサポート隙間を通して侵入してくるが、ローラ21のハウジング部及びカラー19のハウジング部と、一対のフローティングシール24の各々の弾性体24Aと各々のシールリング24Bの外側には空間がないため土砂等の堆積は起こらない。
この結果、一対のフローティングシール24の各々の弾性体24Aの弾発復元力に変化
が生じなく、各々のシールリング24Bの接触面の接触面圧は一定のまま保持される。拠って、シールリング24Bの接触面からローラ21の内部に封入していた潤滑油23が外部に漏れ出すことはなく、ローラ21内部を長期に亘って潤滑できることとなり、トラックローラ21は長期に亘って品質の劣化を起こさない。
また、一対のフローティングシール24の各々の弾性体24Aのサポート隙間側の外周部を環状鍔部断面24AAとし、また、ローラ21のハウジング部及びカラー19のハウジング部のサポート隙間側に、前記各々の弾性体24Aのサポート隙間側の環状鍔部を挿入できる環状溝21A、19Aを設けたことで、ローラ21とカラー19のサポート隙間に土砂等が堆積しても、堆積による外力はこの鍔部にて受け止めることとなり、前記各々の弾性体24Aが各々のシールリング24Bの接触面の接触面圧を減じるような変形を起こさせないこととなる。
この結果、各々のシールリング24Bの接触面の接触面圧は一定のまま保持される。拠
って、シールリング24Bの接触面からローラ21の内部に封入していた潤滑油23が外部に漏れ出すことはなく、ローラ21内部を長期に亘って潤滑できることとなり、トラックローラ9は長期に亘って品質の劣化を起こさない。
上記説明は油圧ショベルのトラックローラを例にあげて説明している。しかし、本発明
はこれに限らず、キャリアローラ、誘導輪、走行減速装置等のほか、クローラクレーン、ブルドーザ(トラクタ)等のフローティングシールを用いた潤滑油封入構造の全てに適用することができる。
19 カラー
19A カラーの環状溝
20 シャフト
21 ローラ
21A ローラの環状溝
22 ブッシュ
23 潤滑油
24 フローティングシール
24A 弾性体
24AA 弾性体の環状鍔部
24B シールリング
25 Oリング
26 スナップワイヤ
27 プラグ

Claims (3)

  1. 固定側カラーハウジングと、前記固定側カラーハウジングに対して回転可能に設けられた回転側ローラハウジングと、前記固定側カラーハウジングと前記回転側ローラハウジングとの間の軸方向の隙間をシールするために当該隙間の径方向に設けられたフローティングシールとを備え、
    前記フローティングシールは、前記固定側カラーハウジングの内周部と回転側ローラハ
    ウジングの内周部に配置されて互いに摺接する摺接面を有する一対のシールリングで構成し、
    前記一対のシールリングのうち、一方のシールリングと前記固定側カラーハウジングの内周部との間及び他方のシールリングと回転側ローラハウジングの内周部との間にそれぞれ設けられた一対の弾性リングが、前記固定側カラーハウジングの内周部と一方のシールリングの間に生じる隙間を、また同様に、回転側ローラハウジングの内周部と他方のシールリングの間に生じる隙間をそれぞれ密閉したことを特徴とする油圧ショベル等のトラックローラ等に用いられるフローティングシール構造。
  2. 前記弾性リングの外周部に突成した環状鍔部を設け、前記弾性リングの外周部の環状鍔部を各々固定側カラーハウジング端面に設けた環状溝及び回転側ローラハウジング端面に設けた環状溝に嵌め込ませることにより、固定側カラーハウジングと回転側ローラハウジングとの間のサポート隙間内に侵入した土砂等の異物が堆積しても、前記弾性リングの変形を防止する請求項1記載の油圧ショベル等のトラックローラ等に用いられるフローティングシール構造。
  3. 前記環状鍔部は連続又は不連続のリング形状を有する請求項1又は2記載の油圧ショベル等のトラックローラ等に用いられるフローティングシール構造。
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