JP2011016426A - 車両用ホイール - Google Patents

車両用ホイール Download PDF

Info

Publication number
JP2011016426A
JP2011016426A JP2009161887A JP2009161887A JP2011016426A JP 2011016426 A JP2011016426 A JP 2011016426A JP 2009161887 A JP2009161887 A JP 2009161887A JP 2009161887 A JP2009161887 A JP 2009161887A JP 2011016426 A JP2011016426 A JP 2011016426A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
cap
vehicle
mounting hole
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009161887A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5402330B2 (ja
Inventor
Tomoyuki Ishikawa
朝幸 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2009161887A priority Critical patent/JP5402330B2/ja
Publication of JP2011016426A publication Critical patent/JP2011016426A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5402330B2 publication Critical patent/JP5402330B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

【課題】ホイール本体が有する取付穴にホイールキャップを取り付けるための構造を改良することで、実用性の高い車両用ホイールを提供する。
【解決手段】ホイールキャップ32が有する複数の掛止片部50がホイール本体30の取付穴34に形成された溝60に掛かり止まることで、ホイールキャップ32のホイール本体30からの脱落を防止するとともに、ホイールキャップ32が有する円筒部42が取付穴34の内周面に当接することで、ホイールキャップ32のホイール径方向の変位を禁止する。本車両用ホイールによれば、複数の掛止片部50の弾性力のみによってホイールキャップ32の径方向の変位を制限する構造の車両用ホイールに比較して、それら掛止片部50に掛かる負担を軽減あるいは無くすことが可能である。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用ホイールに関し、詳しくは、ホイール本体が有する取付穴にホイールキャップを取り付けるための構造に関する。
車両用ホイールには、例えば、ホイール本体の車両への取付部の保護や、ホイール本体の正面の装飾を目的としてホイールキャップが取り付けられる場合がある。そのホイールキャップについて具体的に言えば、ホイール全体の保護や装飾を目的としたフルキャップ(いわゆるホイールカバーである)、車両のハブに取り付けるためのホイール本体の取付部を保護,装飾するハーフキャップ、車軸が嵌められるホイール本体のハブ穴を塞ぐようにしてその車軸のハブの保護やホイールの装飾を目的としたセンタキャップ(いわゆるハブオーナメントである)等である。そのホイールキャップは、一般的に、(i)取付穴の車幅方向外側つまりホイール本体の正面側の開口を塞ぐキャップ本体部と、(ii)一円周上の複数の箇所においてキャップ本体部の裏面に立設され、それぞれが、ホイールの径方向外側に向かって突出する爪を先端部に有する複数の掛止片部とを含んで構成される樹脂製のものであり、その複数の掛止片部の各々の爪が、取付穴に形成された段差部に掛かり止まることで、ホイール本体の取付穴に取り付けられていた。しかしながら、それら複数の掛止片部のみを、ホイールキャップのホイール本体からの抜け止めとして機能させる場合、ブレーキ装置により発生する熱や車輪に加わる振動等によって、それら複数の掛止片部の各々が、ホイールの径方向の中心に向かって塑性変形してしまい、ホイールキャップがホイール本体から脱落してしまうという問題があった。その問題に対処するために、例えば、下記特許文献に記載されている車両用ホイールが存在する。
実開昭62−61702号公報 実開昭63−162601号公報
上記特許文献1に記載されている車両用ホイールは、上記複数の掛止片部の内側に金属製のリングを配設し、その金属製のリングの弾性力によって、複数の掛止片部の各々をホイールの径方向外側に向かって付勢することで、それら複数の掛止片部の各々の塑性変形を防止するものとなっている。しかしながら、その車両用ホイールは、金属製のリングが別部材であるために、それ自体の費用がかかるとともに、そのリングを組み付ける手間、および、組み付けるための費用も必要となってしまう。それに対して、上記特許文献2に記載されている車両用ホイールは、ホイール本体に、複数の掛止片部の各々の先端をホイールの径方向外側に案内するテーパ部を有しており、それら複数の掛止片部の各々の塑性変形を防止するものとなっている。その車両用ホイールにおいては、特許文献1に記載されている金属製のリングは必要ないが、一度ホイールキャップを取り付けてしまうと、取り外すことが困難であると考えられる。そのため、ホイール本体の車両への取付部をも塞いでしまうフルキャップやハーフキャップへの採用は難しい。そのような種々の問題に対処することにより、車両用ホイールの実用性を向上させ得ると考えられる。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、実用性の高い車両用ホイールを提供することを課題とする。
本発明の車両用ホイールは、ホイール本体が有する取付穴が、(a-1)開口に近い位置に位置する小径部と、(a-2)開口から遠い位置に位置する大径部と、(a-3)それら小径部と大径部とを繋ぐ段差部とを含んで構成され、ホイールキャップが、(b-1)取付穴の開口を塞ぐキャップ本体と、(b-2)取付穴の小径部より僅かに小さな外径を有する円筒形状をなし、キャップ本体の裏面に小径部の深さを超える長さで立設されるとともに、基端部に複数の切欠を有する円筒部と、(b-3)複数の切欠がそれぞれ設けられた一円周上の複数の箇所においてキャップ本体の裏面に立設され、それぞれが、ホイールの径方向外側に向かって突出するとともに取付穴の段差部に掛かり止まる爪を先端部に有する複数の掛止片部とを含んで構成されることを特徴とする。
本発明の車両用ホイールは、複数の掛止片部によってホイールキャップのホイール本体からの脱落が防止されるとともに、円筒部が取付穴の小径部に当接することで、ホイールキャップのホイール径方向の変位が禁止されるようになっている。つまり、本発明の車両用ホイールによれば、先に述べたような複数の掛止片部の弾性力のみによってホイールキャップの径方向の変位を制限する構造の車両用ホイールに比較して、それら掛止片部に掛かる負担を軽減あるいは無くすことが可能である。そのような利点を有することで、本車両用ホイールは実用性の高いものとなる。
発明の態様
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、それらの発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載,実施例の記載等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要素を付加した態様も、また、各項の態様から何某かの構成要素を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。
なお、以下の各項において、(1)項が請求項1に相当し、請求項1に(9)項の技術的特徴を付加したものが請求項2に、請求項2に(10)項の技術的特徴を付加したものが請求項3に、請求項1に(8)項の技術的特徴を付加したものが請求項4に、請求項1ないし請求項4のいずれか1つに(3)項の技術的特徴を付加したものが請求項5に、それぞれ相当する。
(1)ホイール本体と、
そのホイール本体の径方向の中心の位置に設けられて車幅方向外側に開口する開口を有する取付穴に、取り付けられたホイールキャップと
を備えた車両用ホイールであって、
前記取付穴が、前記開口に近い位置に位置する小径部と、前記開口から遠い位置に位置する大径部と、それら小径部と大径部とを繋ぐ段差部とを含んで構成され、
前記ホイールキャップが、
前記取付穴の開口を塞ぐキャップ本体部と、
前記取付穴の小径部より僅かに小さな外径を有する円筒形状をなし、前記キャップ本体部の裏面に前記小径部の深さを超える長さで立設されるとともに、基端部に複数の切欠を有する円筒部と、
前記複数の切欠がそれぞれ設けられた一円周上の複数の箇所において前記キャップ本体部の裏面に立設され、それぞれが、当該ホイールの径方向外側に向かって突出するとともに前記取付穴の段差部に掛かり止まる爪を先端部に有する複数の掛止片部と
を含んで構成されることを特徴とする車両用ホイール。
例えば、上記円筒部を有しないホイールキャップ、換言すれば、キャップ本体部および複数の掛止片部のみで構成されたホイールキャップを、ホイール本体に取り付けた構造の車両用ホイールを考える。そのような構造のホイールは、車輪に加わる振動等によって、ホイール本体に対してホイールキャップが相対変位し、複数の掛止片部の各々がホイール径方向の中心に傾倒させられることによる弾性力のみによって、ホイールキャップのホイール径方向の変位を制限することになる。それに対して、本項に記載の車両用ホイールにおいては、複数の掛止片部の各々の爪が取付穴の段差に掛かり止まることで、ホイールキャップのホイール本体からの脱落が防止されるとともに、円筒部が取付穴の小径部に当接することで、ホイールキャップのホイール径方向の変位が禁止される。つまり、上述した複数の掛止片部の各々の弾性力のみによってホイールキャップのホイール径方向の変位を制限する構造のホイールに比較して、複数の掛止片部の各々に掛かる負担を軽減すること、あるいは、無くすことが可能である。なお、上述した「ホイールキャップのホイール径方向の変位」とは、ホイールの軸線に直交する方向の変動を意味するだけでなく、ホイールキャップの軸線がホイールの軸線に対して傾斜するようなホイールキャップの傾動をも意味する。
また、本項の態様の車両用ホイールは、円筒部によってホイールキャップのホイール径方向の変位が禁止されることで、ブレーキ熱および振動等に起因する複数の掛止片部の各々の塑性変形も防止されることになる。つまり、先に述べた、複数の掛止片部の各々の塑性変形を防止するための金属製のリングのような別部材が必要なく、ホイールキャップを単一の部材とすることが可能であるため、そのリングを組み付ける手間がかからず、そのリング自体の費用、および、組み付けるための費用がかからないのである。
本項に記載の「ホイールキャップの円筒部」は、取付穴の小径部の内径より僅かに小さな外径を有するものであるが、具体的には、ホイールキャップを取り付ける際に必要なクリアランスの分だけ小さなものとすることができる。ただし、ホイールキャップのホイール本体に対する変位を小さくすると言う観点からすれば、そのクリアランスは可及的に小さいことが望ましい。換言すれば、円筒部の外径が、取付穴の小径部の内径に近いことが望ましい。
(2)前記ホイールキャップの複数の掛止片部の各々が、前記ホイールキャップの前記取付穴への取り付けの際に前記爪が前記取付穴の小径部を通過することを許容すべく、当該ホイールの径方向の中心に向かって弾性的に傾倒可能とされた(1)項に記載の車両用ホイール。
ホイールキャップの複数の掛止片部の各々の爪が取付穴の段差部に掛かり止まるためには、爪がホイール径方向外側に最も突出した位置におけるホイールキャップの外寸が、取付穴の小径部の内径より大きくなければならない。本項に記載の態様は、そのようなホイールキャップを取付穴に取り付けるための構造を、具体化した態様である。
(3)前記キャップ本体部が、前記円筒部の基端より当該ホイールの径方向外側に延び出す鍔部を有し、
当該車両用ホイールが、
前記キャップ本体部の鍔部の裏面が前記ホイール本体の一部分に接し、かつ、前記複数の掛止片部の各々の爪が、前記取付穴の段差部をその各々の弾性力によって当該ホイールの径方向外側に向かって付勢する状態でその段差部に掛かり止まっている(1)項または(2)項に記載の車両用ホイール。
本項に記載の態様においては、キャップ本体部と複数の掛止片部の各々の爪とで、ホイール本体の一部を挟み込むような状態で、ホイールキャップがホイール本体に取り付けられている。つまり、本項の態様においては、複数の掛止片部の各々のそれがホイール径方向の中心に傾倒させられることによる弾性力によって、ホイールキャップの径方向の変位を制限することになり、本項の態様によれば、ホイールキャップがホイール本体に、がたつき無く取り付けられることになる。
(4)前記複数の掛止片部の各々の爪が、
車幅方向内側に向かうにつれて径方向外側に拡がるテーパ部を有し、そのテーパ部において前記取付穴の段差部に接する状態で、その段差部に掛かり止まっている(3)項に記載の車両用ホイール。
(5)前記取付穴の段差部が、
前記小径部から前記大径部に向かうにつれて内径が拡がるテーパ部を有し、そのテーパ部に、前記複数の掛止片部の各々の爪が有するテーパ部が接する状態で、前記爪が前記取付穴の段差部に掛かり止まっている(4)項に記載の車両用ホイール。
上記2つの項に記載の態様は、複数の掛止片部の各々と取付穴の段差部とが接し易いようにした態様であり、キャップ本体部と複数の掛止片部の各々の爪とで、ホイール本体の一部を挟み込むのに好適な態様である。
(6)前記取付穴が、
前記開口が前記小径部より大きな内径を有し、前記小径部から前記開口に向かうにつれて内径が拡がるテーパ部を有し、そのテーパ部に、前記キャップ本体部の鍔部の裏面が接する(3)項ないし(5)項のいずれか1つに記載の車両用ホイール。
(7)前記キャップ本体部の鍔部が、
それの裏面に、前記円筒部の基端から径方向外側に向かうにつれて車幅方向の厚みが薄くなるようなテーパ部を有し、そのテーパ部において前記ホイール本体の一部分に接する(3)項ないし(6)項のいずれか1つに記載の車両用ホイール。
上記2つの項に記載の態様は、キャップ本体部の裏面とホイール本体の開口側の一部分とが接し易いようにした態様であり、キャップ本体部と複数の掛止片部の各々の爪とで、ホイール本体の一部を挟み込むのに好適な態様である。また、上記2つの項の態様によれば、ホイール本体とホイールキャップとの調心性が高い車両用ホイールが実現する。なお、上記2つの項のうちのいずれかのみを採用した態様であってもよいが、調心性を高めるという観点からすれば、両者の態様を合わせた態様とすることが望ましく、さらに、前述した複数の掛止片部の各々と取付穴の段差部とが接し易いようにした態様をも組み合わせた態様とすることが望ましい。
(8)前記ホイールキャップが、
前記円筒部が、基端部に複数の第2の切欠を有し、
それら複数の第2の切欠がそれぞれ設けられた一円周上の複数の箇所において前記キャップ本体部の裏面に立設され、それぞれが、前記複数の掛止片部の爪より車幅方向内側において当該ホイールの径方向外側に向かって突出する爪を先端部に有する複数の補助掛止片部を含んで構成され、
それら複数の補助掛止片部の各々の爪と前記取付穴の段差部との間にクリアランスが設けられた(1)項ないし(7)項のいずれか1つに記載の車両用ホイール。
先にも述べたように、複数の掛止片部の各々は、ブレーキ熱および振動等によって、ホイール径方向に塑性変形してしまう場合がある。特に、ホイールキャップとホイール本体とを取り付けた際のガタをなくすために、キャップ本体部と複数の掛止片部の各々との間で、ホイール本体の一部を挟み込んだ態様においては、その掛止片部の塑性変形が生じる可能性が高い。しかしながら、本項に記載の態様においては、掛止片部がある程度だけ塑性変形すると、ホイールキャップは車幅方向外側にずれていく。つまり、掛止片部の塑性変形が進むにつれて、上記複数の補助掛止片部の各々の爪と取付穴の段差部との間のクリアランスが小さくなり、それら複数の補助掛止片部の各々の爪が、塑性変形した複数の掛止片部の各々の爪とともに、段差部に掛かり止まることになるのである。したがって、本項の態様によれば、ホイールキャップのホイール本体からの脱落をより確実に防止することが可能となる。
(9)前記ホイールキャップの円筒部が、
前記複数の掛止片部の爪より車幅方向内側に、径方向外側に向かって突出する複数の凸部を有し、
それら複数の凸部の各々と前記取付穴の前記段差部との間にクリアランスが設けられた(1)項ないし(7)項のいずれか1つに記載の車両用ホイール。
(10)前記ホイールキャップの円筒部の前記複数の凸部を含めた外径が、前記取付穴の小径部の内径と同じ寸法とされた(9)項に記載の車両用ホイール。
上記2つの項に記載の態様においては、前述したように掛止片部が塑性変形した場合であっても、上記複数の凸部が段差部に掛かり止まるようになっており、上記2つの態様によれば、ホイールキャップのホイール本体からの脱落をより確実に防止することが可能となる。なお、上記「凸部」は、円筒部の外周面の複数の切欠の各々間に、少なくとも2つ設けられればよい。また、その凸部は、周方向に延びるように形成された凸条のものであってもよい。
ただし、それら複数の凸部は、円筒部の外周面に設けられるため、突出させすぎると、取付穴の小径部を通過することができないため、ホイールキャップの円筒部の複数の凸部を含めた外径が、取付穴の小径部の内径に可及的に近いことが望ましく、上記2つの項のうちの後者の態様のように、それらがほぼ同じ寸法とされることが望ましい。なお、円筒部の複数の凸部を含めた外径とは、凸部における径方向外側に最も突出した箇所から、円筒部の軸線までの距離を半径とする円の外径を意味する。
後者の態様においては、取付穴の中心とホイールキャップの中心とを合わせ、車幅方向に水平な力を加えれば、ホイールキャップのホイール本体への着脱が可能である。逆に言えば、取付穴の中心とホイールキャップの中心とを合わせ、車幅方向に水平な力を加えなければ、複数の凸部の少なくとも1つが段差部に当接するため、ホイールキャップは抜けないのである。車両が走行している中で、ホイールキャップに対して、車幅方向に水平な力が加わり続けることは、あり得ないと考えられる。したがって、後者の態様によれば、複数の掛止片部の各々が塑性変形した場合であっても、上記複数の凸部によって、ホイールキャップの脱落が確実に防止されることになる。
請求可能発明の第1実施例である車両用ホイールを示す断面図である。 図1に示すホイールキャップの斜視図である。 ホイールキャップがホイール本体に取り付けられた箇所を拡大して示す断面図(図2におけるA−A断面)である。 ホイールキャップがホイール本体に取り付けられた箇所で、ホイールキャップの中心を通って図3における断面と直交する面の断面図(図2におけるB−B断面)である。 図3における要部をさらに拡大して示す図である。 図4における要部をさらに拡大して示す図である。 請求可能発明の第2実施例である車両用ホイールが備えるホイールキャップの斜視図である。 図7に示すホイールキャップがホイール本体に取り付けられた状態を示す断面図(図7におけるC−C断面)である。 図8における要部をさらに拡大して示す図である。
以下、請求可能発明を実施するための形態として、いくつかの実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。なお、請求可能発明は、下記実施例の他、前記〔発明の態様〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することができる。また、〔発明の態様〕の各項の説明に記載されている技術的事項を利用して、下記の実施例の変形例を構成することも可能である。
請求可能発明の第1実施例である車両用ホイール10を図1に示す。図1は、車両用ホイール10とタイヤ12とによって構成される車輪14が、車体側のアクスルシャフト16に取り付けられた状態の断面図である。具体的に言えば、車輪14は、車両用ホイール10において、アクスルシャフト16の先端部に相対回転不能に嵌合されたアクスルハブ18に複数のハブボルト・ナット20によって固定されている。
本車両用ホイール10は、ホイール本体30と、そのホイール本体30に取り付けられたホイールキャップとしての樹脂製のセンタキャップ32(いわゆるハブオーナメントである)とを備えている。ホイール本体30は、径方向の中心の位置にハブ穴34が設けられており、そのハブ穴34内に、アクスルシャフト16の先端が、挿入された状態となっている。そして、そのホイール本体30に設けられたハブ穴34に、センタキャップ32が取り付けられている。つまり、ホイール本体30に設けられたハブ穴34は、車幅方向外側に開口する開口を有し、センタキャップ32を取り付けるための取付穴として機能する。なお、そのセンタキャップ32は、ハブ穴34からの塵埃,泥等の侵入を防止することでアクスルハブ18を保護するとともに、ホイール本体30を装飾するものである。
上記センタキャップ32について、それの斜視図である図2をも参照しつつ詳しく説明する。センタキャップ32は、円形状のキャップ本体部40を有しており、そのキャップ本体部40において、ハブ穴34の開口が塞がれる。そのキャップ本体部40の裏面には、キャップ本体部40の外径より小さな外径を有する円筒状の円筒部42が立設されている。その円筒部42には、それの基端部で中心を挟んだ2箇所に、2つの切欠44が形成されている。また、その円筒部42には、それの外周面における2つの切欠44の各々の間において周方向に延び、径方向外側に向かって突出する2本の凸条46が形成されている。キャップ本体部40の裏面には、さらに、2つの切欠44が設けられた一円周上の2箇所に、2つの片部50が立設されている。それら2つの片部50の各々は、先端部に、径方向外側に向かって突出する爪52を有している。その爪52は、断面形状が山形をしており、先端に向かうにつれて径方向外側へ拡がるテーパ部54を有している(図3,5参照)。また、キャップ本体部40は、それの外径が円筒部42の外径より大きく、円筒部42の基端より径方向外側に延び出す鍔部56を有している。その鍔部56には、それの裏面の円筒部42が立設する箇所に、その円筒部42の基端から径方向外側に向かうにつれて厚みが薄くなるようなテーパ部58を有している(図4,6参照)。
一方、上記センタキャップ32が取り付けられるホイール本体30のハブ穴34の形状について、図3および図4を参照しつつ詳しく説明する。図3は、図1のセンタキャップ32がホイール本体30に取り付けられた箇所を拡大して示す断面図(図2におけるA−A断面)であり、図4は、センタキャップ32の中心を通って図3の断面と直交する面における断面図(図2におけるB−B断面)である。
ハブ穴34は、円形状の穴であり、内周面に周方向に延びる1本の溝60を有している。つまり、ハブ穴34は、溝60より開口に近い部分である小径部62と、溝60が形成されて内径が最も大きな部分である大径部64と、それら小径部62と大径部64とを繋ぐ段差部66とを含んで構成されていると考えることができる。その段差部66は、小径部62から大径部64に向かうにつれて内径が拡がるテーパ状に形成されている。また、ハブ穴34は、小径部62から開口に向かうにつれて内径が拡がるテーパ部70を有している。
次に、図3の要部を示す図5および図4の要部を示す図6を参照しつつ、センタキャップ32のハブ穴34への取り付けについて説明する。センタキャップ32は、円筒部42の外径が、ハブ穴32の小径部62の内径より僅かに小さく(例えば、0.5mm小さい)、2つの片部50の各々の爪52が設けられた箇所の外寸が、小径部62の内径より大きくされている。センタキャップ32をハブ穴34に取り付ける際には、2つの片部50の各々が、ホイール10の径方向中心(図5における右側)に向かって弾性的に傾倒した状態で、ハブ穴34の小径部62を通過する。そして、センタキャップ32のキャップ本体部40がホイール本体30の一部分に接する。より詳しく言えば、キャップ本体部40の鍔部56の裏面に設けられたテーパ部58が、ハブ穴34のテーパ部70に接する(図6参照)。さらに、その状態で、2つの片部50の各々の爪52が、その爪52のテーパ部54において、テーパ状に形成された段差部66に接している(図5参照)。その状態においては、2つの片部50の各々は、ホイール10の径方向中心に向かって弾性的にある程度傾倒した状態となっており、その各々の弾性力によって、ハブ穴34の段差部66を径方向外側に向かって付勢した状態となっている。つまり、2つの片部50の各々の爪52が、その各々の弾性力によって段差部66を径方向外側に向かって付勢する状態でその段差部66に掛かり止まっているのである。つまり、それら2つの片部50の各々は、掛止片部として機能する。
以上のように、車両が停止している状態においては、キャップ本体部40の鍔部56の裏面と、2つの掛止片部50の各々の爪52とによってホイール本体30の一部を挟み込みようにして、センタキャップ32はハブ穴34に、がたつき無く取り付けられている。また、鍔部56の裏面とホイール本体30の一部分との接する箇所の各々、および、2つの掛止片部50の各々の爪52とハブ穴34の段差部66との接する箇所の各々が、テーパ状に形成されているため、センタキャップ32が、ホイール本体30に対して調心され、ホイール本体30に対して安定した位置に取り付けられることになる。
次に、車両が走行している場合を考える。車両が走行していれば、路面から車輪への入力が常にあり、その入力による振動が、センタキャップ32に伝わることになる。つまり、センタキャップ32にはホイール本体30に対して変動することになる。具体的には、ホイール10の回転軸線に交差する方向への変動や、センタキャップ32の軸線がホイール10の回転軸線に対して傾斜するようなセンタキャップの傾動である。そのセンタキャップ32のホイール30に対する変動は、ある程度まで、2つの掛止片部50の各々の弾性力によって制限される。そして、本車両用ホイール10においては、2つの掛止片部50の各々のがある程度まで弾性変形すると、円筒部62がハブ穴34の内周面に当接することになる。つまり、その円筒部62によって、センタキャップ32の上述したような変動が禁止されるのである。したがって、2つの掛止片部50の各々の弾性力のみによってセンタキャップ32の径方向の変位を制限する構造の車両用ホイールに比較して、2つの掛止片部50の各々に掛かる負担は軽減され、センタキャップ32の耐久性を向上させることが可能である。
また、図1に示すように、アクスルシャフト16には、アクスルハブ18とともに、車両に搭載されるディスクブレーキ装置のディスクロータ90も固定されている。そのため、ブレーキ熱が、ディスクロータ90,ホイール本体30を介して、センタキャップ32に伝わることになる。センタキャップ32は樹脂製であるため、上記の振動とブレーキ熱とが何度も加わると、センタキャップ32の2つの掛止片部50の各々が、塑性変形して、その各々の先端部が径方向中心に向かって撓んでしまう可能性が高い。つまり、それら掛止片部50のみよって、センタキャップ32をハブ穴34に固定している場合には、それら2つの掛止片部50の各々の爪が、ハブ穴34の段差部66から外れてしまう場合があり、センタキャップ32がホイール本体30から脱落してしまう虞があるのである。
しかし、本車両用ホイール10においては、センタキャップ32の円筒部62の外周面に2本の凸条46が形成されており、それら2本の凸条46により、センタキャップ32のホイール本体30からの脱落が防止される。センタキャップ32がハブ穴34に取り付けられた状態においては、図6に示すように、それら2本の凸条46の各々とハブ穴34の段差部66との間には、車幅方向のクリアランスが設けられた状態とされている。また、それら2つの凸条46が形成された箇所の円筒部42の外径が、ハブ穴34の小径部62の内径と同じ寸法とされている。つまり、ハブ穴34に取り付けられたセンタキャップ32は、それの中心とハブ穴34の中心とを合わせ、車幅方向に水平な力を加えれば、取り外すことは可能である。換言すれば、それらセンタキャップ32の中心とハブ穴34の中心とを合わせ、車幅方向に水平な力を加え続けなければ、センタキャップ32はハブ穴34から抜けないのである。したがって、車両の走行中を考えた場合、車両の走行中にセンタキャップ32に加わる力は、ほぼ車幅方向に対して交差する方向の力であり、そのような力が加わっても、2本の凸条46の一部がハブ穴34の段差部66に当接するため、センタキャップ32はハブ穴34から抜けることはないのである。なお、円筒部62は、円環状となっているため、上述した振動およびブレーキ熱によって塑性変形することはなく、本車両用ホイールは、センタキャップ32のホイール本体30からの脱落を、確実に防止することが可能である。
また、上述した掛止片部50の塑性変形を防止するために、従来の車両用ホイールとして、例えば、複数の掛止片部の内側に金属製のリングを配設し、そのリングの弾性力によって、それら複数の掛止片部の各々を径方向外側に向かって付勢するように構成されたものが存在する。しかしながら、そのような車両用ホイールにおいては、金属製のリングが別部材であるため、それ自体の費用がかかるとともに、そのリングを組み付ける手間や、組み付けるための費用も必要となってしまう。本車両用ホイール10は、センタキャップ32が単一の樹脂製部材であるため、上述したような手間も費用もかからず、従来の車両用ホイールに比較して経済的に優れたものとなる。
図7に、第2実施例の車両用ホイール100が備えるセンタキャップ102の斜視図を示し、図8に、第2実施例の車両用ホイール100のセンタキャップ102がホイール本体30に取り付けられた箇所の断面図を示し、図9に、図8における要部をさらに拡大して示す。なお、本実施例の車両用ホイール100は、センタキャップの形状を除いて、第1実施例のものと略同様の構成であるため、本実施例の車両用ホイール100の説明においては、第1実施例のものと同じ機能の構成要素については、同じ符号を用いて対応するものであることを示し、それらの説明は省略するあるいは簡略に行うものとする。
本実施例の車両用ホイール100が備えるセンタキャップ102は、第1実施例のものと同様に、ハブ穴34の開口を塞ぐキャップ本体部110と、そのキャップ本体部110の外径より小さな外径を有する円筒状の円筒部112とを有している。ただし、その円筒部112には、それの基端部の周方向に4等配した位置に、4つの切欠114が設けられている。そして、キャップ本体部110の裏面には、4つの切欠114のうちの中心を挟んで2つのものが設けられた箇所において立設し、第1実施例の掛止片部50と同様に機能する2つの掛止片部116が設けられている。つまり、それら2つの掛止片部116が先端部に爪118を有し、その爪118が、ハブ穴34の段差部66に掛かり止まることで、センタキャップ102はホイール本体30に取り付けられる。また、円筒部112は、第1実施例のものと同様に機能し、センタキャップ102の径方向の変位を禁止するものとなっている。ただし、その円筒部112は、第1実施例のもののように、凸条46は有していない。
また、キャップ本体部110の裏面には、4つの切欠114のうちの残りの2つのものが設けられた箇所に、2つの片部130が立設されている。それら2つの片部130の各々は、先端部に、径方向外側に向かって突出する爪132を有しており、上記2つの掛止片部116と類似する形状のものである。ただし、図9に示すように、センタキャップ32をハブ穴34に取り付けた初期の段階において、2つの掛止片部116の各々の爪118が段差部66に掛かり止まっている状態では、これら2つの片部130の各々と段差部66との間に、クリアランスが設けられているのである。
次に、2つの掛止片部116の各々が、先に述べた振動およびブレーキ熱により、それの先端部が径方向中心に向かって撓むような塑性変形が生じた場合を考える。掛止片部116の各々の爪118およびハブ穴34の段差部66の各々は、テーパ状に形成されてそのテーパ部において接するようになっている。そのため、掛止片部116の各々が塑性変形するほど、センタキャップ32は、車幅方向外側に向かってズレていくことになる。つまり、掛止片部116の塑性変形が進むにつれて、2つの片部130と段差部66との間のクリアランスが小さくなり、それら2つの片部130の各々の爪132も、段差部66に掛かり止まることになる。つまり、これら2つの片部130は、補助掛止片部として機能するものとなっているのである。したがって、本実施例の車両用ホイール100においては、掛止片部116の各々がある程度塑性変形した場合に、それら2つの掛止片部116に加えて、2つの補助掛止片部130もが、段差部66に掛かり止まり、それら4つの片部116,130によって、センタキャップ102のホイール本体30からの脱落が防止されるのである。
なお、2つの掛止片部116および2つの補助掛止片部130は、さらに、塑性変形する虞はあるが、円筒部112によってセンタキャップ102の径方向の変位が禁止されるため、2つの掛止片部116の爪118および2つの補助掛止片部130の爪132が、段差部66から外れるほどの塑性変形は生じないため、センタキャップ32のホイール本体30からの脱落が、確実に防止されるのである。
10:車両用ホイール(第1実施例) 16:アクスルシャフト 18:アクスルハブ 20:ハブボルト・ナット 30:ホイール本体 32:センタキャップ(ホイールキャップ) 34:ハブ穴(取付穴) 40:キャップ本体部 42:円筒部 44:2つの切欠 46:2本の凸条(複数の凸部) 50:2つの片部(複数の掛止片部) 52:爪 54:テーパ部(爪) 56:鍔部 58:テーパ部(鍔部) 60:溝 62:小径部 64:大径部 66:段差部(テーパ部) 70:テーパ部(小径部から開口) 90:ディスクロータ 100:車両用ホイール(第2実施例) 102:センタキャップ(ホイールキャップ) 110:キャップ本体部 112:円筒部 114:4つの切欠 116:2つの掛止片部 118:爪 130:2つの片部(複数の補助掛止片部) 132:爪

Claims (5)

  1. ホイール本体と、
    そのホイール本体の径方向の中心の位置に設けられて車幅方向外側に開口する開口を有する取付穴に、取り付けられたホイールキャップと
    を備えた車両用ホイールであって、
    前記取付穴が、前記開口に近い位置に位置する小径部と、前記開口から遠い位置に位置する大径部と、それら小径部と大径部とを繋ぐ段差部とを含んで構成され、
    前記ホイールキャップが、
    前記取付穴の開口を塞ぐキャップ本体部と、
    前記取付穴の小径部より僅かに小さな外径を有する円筒形状をなし、前記キャップ本体部の裏面に前記小径部の深さを超える長さで立設されるとともに、基端部に複数の切欠を有する円筒部と、
    前記複数の切欠がそれぞれ設けられた一円周上の複数の箇所において前記キャップ本体部の裏面に立設され、それぞれが、当該ホイールの径方向外側に向かって突出するとともに前記取付穴の段差部に掛かり止まる爪を先端部に有する複数の掛止片部と
    を含んで構成されることを特徴とする車両用ホイール。
  2. 前記ホイールキャップの円筒部が、
    前記複数の掛止片部の爪より車幅方向内側に、径方向外側に向かって突出する複数の凸部を有し、
    それら複数の凸部の各々と前記取付穴の前記段差部との間にクリアランスが設けられた請求項1に記載の車両用ホイール。
  3. 前記ホイールキャップの円筒部の前記複数の凸部を含めた外径が、前記取付穴の小径部の内径と同じ寸法とされた請求項2に記載の車両用ホイール。
  4. 前記ホイールキャップが、
    前記円筒部が、基端部に複数の第2の切欠を有し、
    それら複数の第2の切欠がそれぞれ設けられた一円周上の複数の箇所において前記キャップ本体部の裏面に立設され、それぞれが、前記複数の掛止片部の爪より車幅方向内側において当該ホイールの径方向外側に向かって突出する爪を先端部に有する複数の補助掛止片部を含んで構成され、
    それら複数の補助掛止片部の各々の爪と前記取付穴の段差部との間にクリアランスが設けられた請求項1に記載の車両用ホイール。
  5. 前記キャップ本体部が、前記円筒部の基端より当該ホイールの径方向外側に延び出す鍔部を有し、
    当該車両用ホイールが、
    前記キャップ本体部の鍔部の裏面が前記ホイール本体の一部分に接し、かつ、前記複数の掛止片部の各々の爪が、前記取付穴の段差部をその各々の弾性力によって当該ホイールの径方向外側に向かって付勢する状態でその段差部に掛かり止まっている請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の車両用ホイール。
JP2009161887A 2009-07-08 2009-07-08 車両用ホイール Expired - Fee Related JP5402330B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009161887A JP5402330B2 (ja) 2009-07-08 2009-07-08 車両用ホイール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009161887A JP5402330B2 (ja) 2009-07-08 2009-07-08 車両用ホイール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011016426A true JP2011016426A (ja) 2011-01-27
JP5402330B2 JP5402330B2 (ja) 2014-01-29

Family

ID=43594581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009161887A Expired - Fee Related JP5402330B2 (ja) 2009-07-08 2009-07-08 車両用ホイール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5402330B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011225016A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Tokai Rika Co Ltd キャップ及びキャップ取付構造
US20160152070A1 (en) * 2014-11-27 2016-06-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cap
KR101909828B1 (ko) * 2017-06-28 2018-10-18 현대위아 주식회사 자성을 갖는 자동차용 휠 캡 분리장치
JP2019196069A (ja) * 2018-05-09 2019-11-14 トヨタ自動車株式会社 ホイールキャップ
CN114179566A (zh) * 2021-11-11 2022-03-15 安徽速博汽车配件有限公司 用于保护车辆轮毂的装饰盖

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3851923A (en) * 1971-05-24 1974-12-03 Norris Industries Vehicle wheel trim
JPS6261702U (ja) * 1985-10-08 1987-04-16
JPS6372204U (ja) * 1986-10-31 1988-05-14
JPS63162601U (ja) * 1987-04-14 1988-10-24
JPH01101901U (ja) * 1987-12-26 1989-07-10
JPH0796703A (ja) * 1993-09-30 1995-04-11 Nissan Shatai Co Ltd ホイールキャップ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3851923A (en) * 1971-05-24 1974-12-03 Norris Industries Vehicle wheel trim
JPS6261702U (ja) * 1985-10-08 1987-04-16
JPS6372204U (ja) * 1986-10-31 1988-05-14
JPS63162601U (ja) * 1987-04-14 1988-10-24
JPH01101901U (ja) * 1987-12-26 1989-07-10
JPH0796703A (ja) * 1993-09-30 1995-04-11 Nissan Shatai Co Ltd ホイールキャップ

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011225016A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Tokai Rika Co Ltd キャップ及びキャップ取付構造
US20160152070A1 (en) * 2014-11-27 2016-06-02 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cap
JP2016101798A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 トヨタ自動車株式会社 キャップ
US10011144B2 (en) 2014-11-27 2018-07-03 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Cap
KR101909828B1 (ko) * 2017-06-28 2018-10-18 현대위아 주식회사 자성을 갖는 자동차용 휠 캡 분리장치
JP2019196069A (ja) * 2018-05-09 2019-11-14 トヨタ自動車株式会社 ホイールキャップ
CN114179566A (zh) * 2021-11-11 2022-03-15 安徽速博汽车配件有限公司 用于保护车辆轮毂的装饰盖
CN114179566B (zh) * 2021-11-11 2023-09-01 安徽速博汽车配件有限公司 用于保护车辆轮毂的装饰盖

Also Published As

Publication number Publication date
JP5402330B2 (ja) 2014-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5402330B2 (ja) 車両用ホイール
EP1741568B1 (en) Wheel cover retention means
US7416259B2 (en) Arrangement and method for mounting a wheel cap on a vehicle
US9073387B2 (en) Device for securing a wheel nut on a wheel hub of a motor vehicle
US10744815B2 (en) Wheel mounting structure
US9234540B2 (en) Retainer—spring steel single thread engagement
US20080044255A1 (en) Plastic clip for fastening an object to a stud and fastening arrangement using such clip
EP3348847B1 (en) Fastening element and system with a fastening element
US8579383B2 (en) Fastening element for fixation of a wheel on a wheel axle
US20220001693A1 (en) Brake disc arrangement
US20140116184A1 (en) Steering wheel retention assembly
JP5701520B2 (ja) キャップ取付構造及びキャップ
WO2021020053A1 (ja) 車両用ホイール
CN117098675A (zh) 具有空气动力盖的、特别地用于商用车辆的车轮以及特别地用于商用车辆的车轮用的空气动力盖
JP3146831U (ja) 車輪取付ナットの緩みチェッカー
JP5623373B2 (ja) ホイールキャップ
KR200441649Y1 (ko) 광고용 휠 커버
KR100589192B1 (ko) 휠너트캡 장착구조
KR100801632B1 (ko) 휠베어링과 등속조인트 어셈블리
JP2009126371A (ja) タイヤチューブ用バルブ、タイヤ用チューブ、タイヤホイール組立体、ホイール
JP3822422B2 (ja) 車両用ホイールカバー
JP5500674B2 (ja) 支持構造
JP3086391U (ja) 車輪固定具
JP4500225B2 (ja) ディスクブレーキ保護カバー
JP2023151797A (ja) ステアリングホイール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131014

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5402330

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees