JP2011015714A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】すすぎ水量の節水化、およびすすぎ運転時間の短縮化を図るとともにすすぎ効果(洗剤の除去)を高めることができる洗濯機を提供することを目的とする。
【解決手段】電動機19、給水電磁弁6、排水電磁弁22の作動を制御する制御手段61を備える洗濯機において、洗濯物38を洗う洗い運転後に排水電磁弁22を開いて洗濯槽9内の洗い水を排水して洗濯槽9を高速で回転させる高速脱水運転を行い、高速脱水運転後に高速の4〜6割程度の中速で洗濯槽9を回しながら給水電磁弁6を開放作動させてシャワー注水をするシャワー散水脱水運転を行い、シャワー散水脱水運転後に洗濯槽9を中速から高速に高めた高速で回転させる高速脱水運転を行い、該高速脱水運転後に高速の1〜2割程度の低速で洗濯槽9を回しながら給水電磁弁6を開放作動させてシャワー注水をする回転シャワー注水運転を行い、回転シャワー注水運転後に洗濯槽9を高速で回転させる最終脱水運転が行なわれるように制御手段で制御する。
【選択図】図1
【解決手段】電動機19、給水電磁弁6、排水電磁弁22の作動を制御する制御手段61を備える洗濯機において、洗濯物38を洗う洗い運転後に排水電磁弁22を開いて洗濯槽9内の洗い水を排水して洗濯槽9を高速で回転させる高速脱水運転を行い、高速脱水運転後に高速の4〜6割程度の中速で洗濯槽9を回しながら給水電磁弁6を開放作動させてシャワー注水をするシャワー散水脱水運転を行い、シャワー散水脱水運転後に洗濯槽9を中速から高速に高めた高速で回転させる高速脱水運転を行い、該高速脱水運転後に高速の1〜2割程度の低速で洗濯槽9を回しながら給水電磁弁6を開放作動させてシャワー注水をする回転シャワー注水運転を行い、回転シャワー注水運転後に洗濯槽9を高速で回転させる最終脱水運転が行なわれるように制御手段で制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、洗い運転後に遠心脱水をしながら清水を洗濯槽内にシャワー状に散水し、その後に洗濯槽を低速で回動しながら清水の注水を行うすすぎ方式を備えた洗濯機に関する。
このシャワー注水すすぎ方式を備えた洗濯機は、例えば、特開2001−340690号公報(特許文献1)に記載されている。
特許文献1に示す洗濯機は、洗い運転後に洗濯槽の高速脱水を終え、洗濯槽を中速で回転しながら脱水回転シャワー注水を行いその後、清水を注水してためすすぎをするものである。
上記のシャワー散水脱水は、洗濯槽を300RPMで回して脱水をしながら清水を散水するすすぎになる。シャワー散水脱水すすぎは、ためすすぎに比べすすぎ水量が少なく、すすぎ運転時間が短かいが洗剤を除去する希釈化ではためすすぎより劣る。したがって、シャワー散水脱水すすぎを2回行っても洗剤の除去は不十分である。
本発明は、上記の課題に対処し、すすぎ水量の節水化、およびすすぎ運転時間の短縮化を図るとともにすすぎ効果(洗剤の除去)を高めることができる洗濯機を提供することを目的とする。
本発明は、収納した洗濯物を洗う洗濯槽と、洗濯槽を回転駆動する電動機と、洗濯槽にシャワー注水をするシャワー注水ケースと、シャワー注水ケースに水道水を供給する給水電磁弁と、洗濯槽に溜まる水を排水する排水電磁弁と、電動機、給水電磁弁、排水電磁弁の作動を制御する制御手段を備える洗濯機において、洗濯物を洗う洗い運転後に排水電磁弁を開いて洗濯槽内の洗い水を排水して洗濯槽を高速で回転させる高速脱水運転を行い、前記脱水運転後に高速の4〜6割程度の速度で洗濯槽を回転しながら給水電磁弁を開放作動させて脱水回転中にシャワー注水をする回転シャワー散水の脱水運転を行い、シャワー散水脱水運転後に洗濯槽を中速から高速に高めた速度で、高速で回転させる。次のすすぎでは洗濯槽の高速回転の1〜2割程度の低速で洗濯槽を回動しながら給水電磁弁を開放作動させて清水を洗濯物に注水する注水すすぎ運転を行い、注水すすぎ後に洗濯物に含まれている水分を除去する最終脱水運転が行なわれるように制御手段で制御することを特徴とする。
本発明によれば、すすぎ水量の節水化、およびすすぎ運転時間の短縮化を図るとともにすすぎ効果(洗剤の除去)を高めることができる洗濯機を提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係わる実施例について、図を引用して説明する。
まず、図1、図2、図3を基に、洗濯機の概要から説明する。
図1に示す洗濯機の縦断面図において洗濯機の外筺体は、外枠1、外枠1を下から支持する外枠ベース2、外枠1の上に設けられたトップカバー3、トップカバー3に開閉自在に備わる蓋4を有する。外槽5は外筺体内にあって外枠1の上側内部に設けたコーナ支持部8より垂下する吊棒7に防振バネ21を介して防振支持される。
洗濯槽9は外槽5内に回転自在に置かれる。洗濯脱水モータ19としてのDCブラシレスモータは外槽5の底側下面に設けられる。洗濯脱水モータ19はフランジ20を用いて外槽5にしっかり取り付けられる。洗濯脱水モータ19の回転主軸33は洗濯槽9の底面フランジ39に固定され、洗濯槽9を支持する。
回転主軸33の中心には洗濯槽9内に回転自在に置かれる攪拌翼11を左右に回転させる内側回転軸(図示せず)が備わっている。
洗濯脱水モータ19は、回転伝達切り替え手段(図示せず)で切り替えられる。回転伝達切り替え手段の切り替えで洗濯脱水モータ19の回転が攪拌翼11を左右回転させ洗濯が行われる。
洗濯脱水モータ19の回転が上記内側回転軸だけに伝えられると、攪拌翼11が攪拌回転し、洗濯槽9内の洗濯物38が洗濯される。また、回転伝達切り替え手段の切り替えで洗濯脱水モータ19の回転が洗濯槽9に伝達されると、洗濯槽9は回転し、洗濯物38の遠心脱水が行われる。
洗濯物38の脱水では洗濯脱水モータ19は高速で回転し、洗濯槽9の胴体に設けた脱水穴12から遠心脱水が行われる。洗濯槽9は上部にバランサー10を備えているので、遠心脱水時、洗濯物38の片寄りによるアンバランス発生時の異常振動は緩和される。
コントロール基板27はトップカバー3の前側に備えられる。電源スイッチ37はコントロール基板27に設けられる。電源スイッチ37を投入し、表示パネル36に設けられる各種入力スイッチを操作して洗濯運転がセットされる。
水位センサー38はトップカバー3の前側に備えられる。圧力チューブ26を介して水位センサー38はエアートラップ14の空気室15に通じている。
外槽5内に貯留する洗濯水の水位は水圧の変化により水位センサー38により検知され、その水位情報はコントロール基板27に提供され、給水がコントロールされる。
排水電磁弁22は外槽5の底部に設けた排水口22aに連通する排水ホース23に備わる。洗濯やすすぎで使った水は排水電磁弁22の開放で排水ホース23を通じて機外へ排水される。
次に、脱水が行われる脱水運転は排水電磁弁22を開放したままで行う。排水電磁弁22の開閉、洗濯脱水モータ19の運転、停止、速度調整はコントロール基板27によりコントロールされる。
次に、図1を引用しながら図2の外観図を基に説明する。
注水ケース25は、給水電磁弁6、給水接続口24を有する。給水接続口24には給水ホース31を介在して、水道水供給の蛇口30に接続され、蛇口30から供給される水道水は給水電磁弁6の開放によって注水ケース25を通じて洗濯槽9に注がれる。
外槽カバー13は外槽5の上部に設けられる。注水ケース25から流出する水道水が洗濯槽9の外側に逸れても外槽カバー13にガイドされ機外に流出して床面を濡らさないような構成となっており、全ての供給された水は洗濯槽9に注がれる。
洗剤トレー16はバランサー10の内周側で注水ケース25の真下に位置するように設けられる。洗剤トレー16の受口は注水ケース25に向けて開口する。洗剤トレー16に連通する洗剤流下路17は洗濯槽9の胴体に沿って下方に延在し、洗濯槽9の底部外側に開口する洗剤排出口18を有する。
洗剤は注水ケース25から洗剤トレー16に注がれた水により、洗剤流下路17を流下して洗濯槽9の下部に位置している洗剤排出口18から外槽5に溜まり、洗濯水に混じって溶解する。良く溶解するため、洗剤の化学力を有効に導き出せて、高い洗浄効果を提供することが出来る。
注水ケース25はシャワー状のシャワー散水28と洗剤注流29をもたらす。シャワー散水28は洗濯槽9を定速で一方向に回動しながら散水するため、洗濯物38全体に亘り散水される。また、同時に洗剤注流29からは洗濯槽9が1回転毎に洗剤トレー16に注がれる。また、図2に示すトップカバー3の前側に、液体洗剤や液体の漂白剤などを投入する液体投入口37が備えられている。
図3に示す部分拡大断面図を引用して説明する。
トップカバー13の後部の注水ケース25近傍には、柔軟剤ケース32が備わる。柔軟剤の投入ケース32は、柔軟剤を貯留する柔軟剤用タンクと柔軟剤用タンク内の柔軟剤を洗濯槽9内へ供給するための水を制御する供給電磁弁6aを有する。通常、供給電磁弁6aは閉じられている。供給電磁弁6aが開放されると、柔軟剤ケース32内へ水が供給されて洗濯槽9内へ流出される。
図3は、洗いが終了して、排水−脱水工程後の状態を示した図であり、脱水後には、洗濯物38は、洗濯槽9の高速回転により洗濯槽9の内周に均一に押し付けられた状態となっている。脱水が終了した後は、すすぎ工程へ移行するため、清水が給水電磁弁6の制御により、洗濯物38に注水ケース25からシャワー散水28される。このとき、シャワー散水28が洗濯物38に均一に注がれるように洗濯槽9は、1分間に約200回転以下の低速で回転しながらシャワー散水28される。それと同時に、給水電磁弁6aの制御により清水が柔軟剤ケース32に供給され、清水と混合した柔軟剤が洗濯槽9内の洗濯物38に注がれる。
柔軟剤は洗濯槽9が高速に回転している時注ぐと洗濯物38に十分浸透しないで脱水穴9から遠心力により排出されてしまう。このため、柔軟剤は洗濯槽9を約200回転以下の低速回転で注ぐ必要がある。
すすぎ散水と同時に柔軟剤を洗濯物38に散水後、洗濯物38に含まれた水分を除去するため、洗濯槽9を高速回転とする工程が最終脱水工程となる。
次に、洗濯機の制御回路について図4を基に説明する。
制御回路は、前記図1に示したコントロール基板27に備わる。
制御回路は、マイコンで作られた制御ユニット部61、入力回路部70、出力駆動回路部71を有する。制御部61(制御手段)は、CPU62(中央制御部)、タイマー63、メモリー64、出力ポート65、入力ポート66を有する。CPU62は演算部62a
制御部62bを有する。メモリー64はRAMaとROMbを有する。
制御部62bを有する。メモリー64はRAMaとROMbを有する。
入力回路部70には、電源スイッチ37、水位センサー38、ICホール素子74、蓋開閉センサー75、全自動選択キー76、マニアル設定キー77、布量センサー78が接続される。各種のスイッチやセンサーの情報信号は入力回路部70に入力され、入力回路部70を通じて制御ユニット部61(制御手段)に情報を伝達する。
出力駆動回路部71には、洗濯脱水モータであるDCブラシレスモータ19、給水電磁弁6、排水電磁弁22、蓋ロックソレノイド79、終了ブザー80が接続される。DCブラシレスモータ19、排水電磁弁22を含む各種電気機器は制御ユニット部61(制御手段)の制御のもとで、出力駆動回路部71を通じて供給される電力で作動する。
図5と図6を基に洗濯コースの一例について説明する。
この洗濯コースは、給水300、洗い301、排水/脱水302、すすぎ(1)303、すすぎ(2)312、最終脱水307と推移して1コースの洗濯が行われる。
給水300では給水電磁弁6を開放し、水道水が注水ケース25を通じて洗濯槽9にシャワー散水28となって注がれる。また、注水ケース25より洗濯槽9の洗剤トレー16に洗剤注流29となって注がれ、洗剤を溶解しながら洗濯槽9の洗剤排水口18から外槽5に投入され洗濯運転に備えられる。
洗濯に必要な水が供給された後、洗い工程301で洗いが開始される。洗い工程301が終了すると、排水脱水工程302へ移行する。この工程では、洗濯物38に含まれた洗剤分を含んだ水分は洗濯槽9の高速回転に伴う遠心力により洗濯槽9に設けられた脱水穴12から排出される。
洗濯物38に含まれた水分が十分に脱水(脱水率:約55〜60%)された後、洗濯槽9を回転駆動する洗濯脱水モータ19への通電を停止し、洗濯槽9の回転を約300〜500回転に減速した後、給水電磁弁6の制御により清水を注水ケース25から間欠的に洗濯物38にシャワー散水28をする。
このため、洗濯物38に吸着した洗剤の界面活性剤がシャワー散水28された清水により、洗濯槽9が回転する遠心力によりふりきられ除去される。
シャワー散水28は、洗濯槽9の回転数が高い程大きな効果が出るが、その反面シャワー散水28された清水が洗濯物38の凹凸な表面に当たり、外槽カバー13から外に飛沫し、床面を濡らす原因となる。
このため、シャワー散水28での洗濯槽9の回転数は300〜500回転が適切である。
シャワー散水工程303aでシャワー散水28を行った後、洗濯物38に含まれた水分を十分に脱水するため脱水工程303bで脱水する。すすぎ1工程における脱水303bが終了した後、すすぎ工程2へ移行する。
すすぎ工程2では、洗濯槽9を低速(200回転以下)で回動しながら、給水電磁弁6を開放し、清水を注水ケース25から洗濯物38にシャワー散水28をすると同時に、柔軟剤も投入するため、給水電磁弁6aを開放して柔軟剤ケース32へ清水を供給して洗濯槽9内の洗濯物38へ柔軟剤を散水する。
このとき、洗濯槽9の回転数を高速とすると洗濯物38に散水された柔軟剤が洗濯物38に十分浸透しないで、脱水穴12から清水と同時に脱水されてしまうために洗濯槽9の回転速度を200回転以下として、散水する。
洗濯槽9を低速回転に制御するには、駆動用の洗濯脱水モータ19を間欠的にON−OFFして調整している。
すすぎ2工程での槽回転注水すすぎ312が終了すると、最終脱水工程へ移行する。最終脱水工程では、排水脱水307の動作が行われ、この時の脱水回転数は高速回転(800〜1000回転)で洗濯槽9を5分から10分程度運転し、洗濯物38に含まれるすすぎ水分を十分に脱水し洗濯コースを終了する。
なお、すすぎ工程2でのすすぎは、従来では洗いと同じ水量(定格洗濯容量が8kgの場合55リットル)を供給して、ためすすぎを行っていた。このため、給水量が1分間に15リットルの場合、給水時間に約4分近くを必要としていた。
本発明は、すすぎ時にすすぎ水を供給する給水時間が無く、槽回転注水すすぎ312では、排水電磁弁を開放した状態で洗濯物38に清水を注水する回転注水すすぎを行うため、従来のためすすぎに必要な給水時間、約4分程度の短縮化が図れる。
また、すすぎ水量も脱水回転シャワーすすぎ303aと併用したために、約20リットル程度の水量で終了できる。
洗濯物38のすすぎ効果に関しては、すすぎ工程1での回転シャワー散水脱水すすぎ303aと併用するため、十分なすすぎ効果が得られる。
本発明は、特に少量の洗濯物38を洗う工程としては有効なものであり、節水・時短・節電の効果が得られる。
すすぎ方式と従来のためすすぎ方式の比較を図7、図8を引用して説明する。
図7は本発明の実施例に係るすすぎ方式による洗剤濃度の説明図である。図8は従来のためすすぎ方式での洗剤濃度の説明図である。
洗い時における洗剤の使用量は水30Lに対し20g投入した場合である。この場合のすすぎ方式による洗剤濃度変化図である。
図7は、本発明の脱水回転シャワー散水303aと槽回転注水すすぎ312の回数と洗剤濃度の関係を示している。
一般的には、洗濯物38に残留する洗剤濃度(界面活性剤濃度)は300ppm以下となれば実使用上支障ないレベルである。
洗い時での洗剤濃度は、約660ppmとなっており、脱水回転シャワーすすぎ303aをすると約500ppm位となる。この時のシャワー散水量は10リットルの場合を示しているが、シャワー散水量を多くすれば、更に洗剤濃度の低下が望める。しかし、すすぎ水量の低減化により、図7では10リットルのシャワー散水量303aの洗剤濃度である。
次に、シャワー散水303aでの10リットル散水終了後、槽回転注水すすぎ312を行うと、洗剤濃度が約250ppm位まで低減する。この時の注水量は、20リットル程度となり排水電磁弁22を開放した状態で行う。
次に、すすぎ2回目として槽回転注水すすぎ312と同じく注水量を20リットルで行うと洗剤濃度は約220ppm程度となる。
約10リットルの清水で脱水回転シャワーすすぎ303aをした後、約20リットルの清水で槽回転注水すすぎ312を行う事により、洗剤濃度の低下はほぼ飽和状態となるまですすげる。すなわち槽回転注水すすぎ312は1回で十分である。
すなわち、すすぎに使用する清水の使用量は、脱水シャワーすすぎ303aの10リットルと槽回転注水すすぎ312の20リットル、合計30リットル程度で十分すすげた状態といえる。
すなわち、洗濯コースに使用する水は定格負荷8kgの場合、洗いで60リットル、脱水回転シャワー303aで10リットル、槽回転注水すすぎ312で20リットル、合計90リットルの使用水量で洗濯が出来る節水対応コースの提供が出来る。
次に図8を基に、従来のためすすぎを採用した場合の使用水量と洗剤濃度の状態を説明する。
洗い時での洗剤濃度は、図7と同じく洗剤は、水30リットルに対し20g投入し定格負荷8kgでの場合で、約660ppmである。
洗い301後、洗濯物38に含まれる洗濯液を脱水302し、ためすすぎ1を行う。この時のすすぎ水は、約55Lの水量で希釈された場合の洗剤濃度は約400ppm位となる。
洗い301後、洗濯物38に含まれる洗濯液を脱水302し、ためすすぎ1を行う。この時のすすぎ水は、約55Lの水量で希釈された場合の洗剤濃度は約400ppm位となる。
2回目のためすすぎも1回目と同様に約55Lの水を給水して希釈すると、すすぎ濃度は約230ppm位となり、3回目では2回目とほぼ同じ洗剤濃度となり飽和状態となる。
従来での洗濯コースに使用される合計の水量は、洗い301で60リットル、ためすすぎ1で55リットルとなり115リットルを必要としている。
このため、図7で示した脱水シャワー散水すすぎを採用した場合は、約25リットルの節水が可能となる。
次に、図9および図10を基に脱水シャワーすすぎ303aの効果を説明する。
図9と図10は、木綿で形成されている衣類の一部を部分拡大したものである。
洗濯物38(衣類)は、無数の単繊維53の集合体で1本の綿糸54を形成しており綿糸54を織り生地としている。この生地を縫製して衣類が作られる。
図9と図10は、木綿で形成されている衣類の一部を部分拡大したものである。
洗濯物38(衣類)は、無数の単繊維53の集合体で1本の綿糸54を形成しており綿糸54を織り生地としている。この生地を縫製して衣類が作られる。
図9に示すように、洗い時には、洗剤の界面活性剤55が、綿糸54の表面に吸着しており、衣類(洗濯物38)に付着した汚れなどと化学的に反応して衣類(洗濯物38)から汚れを除去するものである。
図10は、図5と図6に示す回転シャワー脱水による説明図であり、清水をシャワー散水28する事により、衣類を構成している綿糸54の表面に吸着している界面活性剤55が、散水された清水と同時に衣類の綿糸54の表面から剥離されて脱水液56として衣類から除去される。
この事により、衣類の綿糸54表面に吸着していた界面活性剤が大幅に除去されて、すすぎ効率を向上させる。
5…外槽
9…洗濯槽
6…給水電磁弁
12…脱水穴
19…洗濯脱水モータ
22…排水電磁弁
23…排水路
25…注水ケース
28…シャワー散水28
61…制御ユニット部(制御手段)
9…洗濯槽
6…給水電磁弁
12…脱水穴
19…洗濯脱水モータ
22…排水電磁弁
23…排水路
25…注水ケース
28…シャワー散水28
61…制御ユニット部(制御手段)
Claims (3)
- 収納した洗濯物を洗う洗濯槽と、前記洗濯槽を回転駆動する電動機と、
前記洗濯槽にシャワー注水をするシャワー注水装置と、
前記シャワー注水装置に水道水を供給する給水電磁弁と、
前記洗濯槽に溜まる水を排水する排水電磁弁と、
前記電動機、前記給水電磁弁、排水電磁弁の作動を制御する制御手段を備える洗濯機に
おいて、
洗濯物を洗う洗い運転後に前記排水電磁弁を開いて前記洗濯槽内の洗い水を排水して洗濯槽を高速で回転させる高速脱水運転を行い、
前記脱水運転後に前記高速の4〜6割程度の中速で前記洗濯槽を回しながら前記給水電磁弁を開放作動させて前記シャワー注水をするシャワー散水脱水運転を行い、
前記シャワー散水脱水運転後に前記洗濯槽を中速から高速に高めた回転速度で高速脱水運転を行い、
前記シャワー散水脱水運転後の高速脱水運転後に前記高速の1〜2割程度の低速で前記洗濯槽を回動しながら、前記給水電磁弁を開放作動させて回転注水すすぎ運転を行い、
前記回転注水すすぎ運転後に前記洗濯槽を高速で回転させる最終脱水運転が行なわれるように前記制御手段で制御することを特徴とする洗濯機。 - 請求項1記載の洗濯機において、
前記回転注水すすぎ運転では前記洗濯槽に柔軟剤の注入が行なわれることを特徴とする洗濯機。 - 請求項1または2記載の洗濯機において、
前記回転注水すすぎ運転では前記洗濯槽の回動が休止を挟んで繰り返されることを特徴とする洗濯機。
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