JP2011015589A - 放電制御装置、無停電電源装置、負荷平準化システム、および放電制御プログラム - Google Patents

放電制御装置、無停電電源装置、負荷平準化システム、および放電制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】二次電池の放電時に、周囲温度にかかわらず必要な容量(必要補償容量Ck)を放電可能に残す。
【解決手段】本発明に係る放電制御装置は、外部電源から供給される電力を貯蔵する二次電池の周囲温度を測定する温度測定手段と、前記二次電池の残容量を算出する残容量算出手段と、第1の容量(停電補償用容量C)を記憶する記憶手段と、前記二次電池の放電を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記残容量を、前記第1の容量と当該第1の容量を除いた第2の容量(負荷平準化用容量C)とに区分して管理し、前記第1の容量を、前記温度測定手段が測定した前記周囲温度に応じて変更し、前記残容量が前記第1の容量となった時点で前記二次電池の放電を停止させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、二次電池の放電制御の技術に関する。
二次電池を放電させる際に、当該二次電池の残容量を所定値以上に確保する必要がある用途が存在する。そのような用途の例として、例えば特許文献1に開示されている無停電電源装置がある。この無停電電源装置は、夜間に交流商用電源の電力を貯蔵しておき、昼間に、電力貯蔵手段の貯蔵電力量が基準貯蔵電力量以下にならないように制御しつつ、当該貯蔵電力を無停電電源装置の負荷に供給することにより、交流商用電源の夜間電力を昼間にシフトする。この無停電電源装置では、電力貯蔵手段の貯蔵電力量は、少なくとも基準貯蔵電力量以上に確保されているので、無停電電源装置本来の機能である停電補償機能は失われない。
特開2000−278866号公報
二次電池に貯蔵されている貯蔵電力量の内、放電可能な容量(放電可能容量)は、当該二次電池の周囲温度によって変化する。すなわち、低温では二次電池の内部抵抗が大きくなるために、前記周囲温度が低くなるほど前記放電可能容量は少なくなる。そのため、二次電池を放電させる際に、当該二次電池の残容量を所定値以上に確保したとしても、当該残容量が全て放電可能容量となるわけではない。例えば、特許文献1に記載の無停電電源装置では、前記周囲温度の高低に関わらず前記基準貯蔵電力量は一定であるので、前記基準貯蔵電力量の全てが放電可能容量とは限らず、特に低温時において停電補償に必要な容量の電力を放電できないおそれがある。
本発明は、このような従来の問題点を解決するためになされたものであり、二次電池の周囲温度の高低に関わらず、必要な放電可能容量の電力を残して当該二次電池を放電させることを目的とする。
本発明の請求項1に係る放電制御装置は、外部電源から供給される電力を貯蔵する二次電池の周囲温度を測定する温度測定手段と、前記二次電池の残容量を算出する残容量算出手段と、第1の容量を記憶する記憶手段と、前記二次電池の放電を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記残容量を、前記第1の容量と当該第1の容量を除いた第2の容量とに区分して管理し、前記第1の容量を、前記温度測定手段が測定した前記周囲温度に応じて変更し、前記残容量が前記第1の容量となった時点で前記二次電池の放電を停止させる。
本発明の請求項13に係る放電制御プログラムは、外部電源から供給される電力を貯蔵する二次電池の周囲温度を測定する第1のステップと、前記二次電池の残容量を算出する第2のステップと、前記第1のステップで測定した前記周囲温度に応じて所定の容量を算出する第3のステップと、前記残容量が前記所定の容量となった時点で前記二次電池の放電を停止させる第4のステップと、をコンピュータに実行させる。
請求項1または13に係る発明によれば、二次電池の放電時に放電されずに確保される残容量は、当該二次電池の周囲温度に応じて変更される。したがって当該二次電池は、低温時でも必要な容量の電力を放電可能に確保することができる。
本発明の請求項2に係る放電制御装置は、請求項1に係る放電制御装置において、前記記憶手段は、前記周囲温度の変化に応じて設定された複数の値を前記第1の容量として記憶し、前記制御手段は、前記複数の値の中から前記温度測定手段が測定した前記周囲温度に対応する値を選択することで、前記第1の容量を、前記温度測定手段が測定した前記周囲温度に応じて変更する。
請求項2に係る発明によれば、二次電池の放電時に放電せずに確保される前記第1の容量は、前記周囲温度の変化に応じて設定された複数の値から選択される。したがって、当該第1の容量を確実に変更することができる。
本発明の請求項3に係る放電制御装置は、請求項1または2に係る放電制御装置において、前記二次電池の放電量を算出する放電量算出手段をさらに備え、前記記憶手段は、前記二次電池の充電完了時の容量である充電完了容量をさらに記憶し、前記残容量算出手段は、前記放電量算出手段が算出した前記放電量を前記充電完了容量から減じることで前記残容量を算出する。
請求項3に係る発明によれば、前記残容量を正確に算出することができるので、放電可能な電力として前記二次電池に確保される前記第1の容量を、正確に算出することができる。
本発明の請求項4に係る放電制御装置は、請求項3に係る放電制御装置において、前記記憶手段は、前記二次電池の充放電サイクル数に応じて設定された複数の値を前記充電完了容量として記憶し、前記残容量算出手段は、前記二次電池の放電時に、当該放電時の前記充放電サイクル数に対応する前記充電完了容量の値を、前記複数の値の中から選択して用いて前記残容量を算出する。
請求項4に係る発明によれば、前記二次電池が劣化して前記充電完了容量が減少した場合にも前記残容量を正確に算出することができる。
本発明の請求項5に係る放電制御装置は、請求項3に係る放電制御装置において、前記記憶手段に記憶された前記充電完了容量を変更する充電完了容量変更手段をさらに備え、前記残容量算出手段は、前記充電完了容量変更手段によって変更された前記充電完了容量を用いて前記残容量を算出する。
請求項5に係る発明によれば、前記二次電池が劣化して前記充電完了容量が減少した場合に、前記充電完了容量変更手段によって前記充電完了容量が変更される。したがって、前記二次電池が劣化して前記充電完了容量が減少した場合にも前記残容量を正確に算出することができる。
本発明の請求項6に係る放電制御装置は、請求項5に係る放電制御装置において、前記記憶手段は、前記二次電池の充放電のスケジュールをさらに記憶し、前記制御手段は、予め定められた時点での充電完了後に前記二次電池を完全放電させ、前記放電量算出手段は、前記完全放電時の放電量を算出し、前記充電完了容量変更手段は、予め記憶された充電完了容量に換えて、前記完全放電時の前記放電量を、前記充電完了容量として前記記憶手段に記憶させる。
請求項6に係る発明によれば、前記二次電池の劣化度合いに応じて、前記充電完了容量を定期的かつ自動的に更新することができる。
本発明の請求項7に係る放電制御装置は、請求項1〜5のいずれか1項に係る放電制御装置において、前記周囲温度の計時変化を予測する温度変化予測手段をさらに備え、前記記憶手段は、前記二次電池の充放電のスケジュールをさらに記憶し、前記残容量算出手段は、前記二次電池が放電される時間帯の周囲温度に対応する前記残容量を算出する。
本発明の請求項8に係る放電制御装置は、請求項6に係る放電制御装置において、前記周囲温度の計時変化を予測する温度変化予測手段をさらに備え、前記残容量算出手段は、前記二次電池が放電される時間帯の周囲温度に対応する前記残容量を算出する。
請求項7または8に係る発明によれば、前記二次電池が放電される時間帯の周囲温度に応じて前記第1の容量を確保するので、放電時に放電せずに確保しておく当該第1の容量を、実際の使用態様に合わせて算出することができる。
本発明の請求項9に係る放電制御装置は、請求項7または8に係る放電制御装置において、前記温度測定手段は、前記周囲温度を予め定められた間隔で予め定められた期間測定し、前記記憶手段は、前記期間に測定された前記周囲温度をさらに記憶し、前記温度変化予測手段は、前記記憶手段に記憶された前記周囲温度に基づいて前記二次電池が放電される時間帯の周囲温度を予測する。
請求項9に係る発明によれば、前記二次電池が放電される時間帯の周囲温度を、放電制御装置の設置環境における気温変化に基づいて予測することができる。
本発明の請求項10に係る無停電電源装置は、請求項1〜9のいずれか1項に記載の放電制御装置と、前記放電制御装置によって制御され、外部電源から供給される電力を貯蔵する二次電池と、を備え、前記外部電源が停止した場合には、前記二次電池に貯蔵された前記第1の容量の電力および前記第2の容量の電力の少なくとも一方を用いて、負荷に電力を供給する。
請求項10に係る発明によれば、前記第1の容量以上の電力が前記二次電池に貯蔵されているので、停電補償を確実に行うことができる。
本発明の請求項11に係る負荷平準化システムは、請求項10に記載の無停電電源装置を備え、負荷平準化動作時に、前記二次電池に貯蔵された前記第2の容量の電力のみを用いて負荷に電力を供給する。
請求項11に係る発明によれば、前記第1の容量以上の電力が前記二次電池に貯蔵されているので、無停電電源装置の機能を失うことなく、負荷平準化を行うことができる。
本発明の請求項12に係る負荷平準化システムは、請求項11に係る負荷平準化システムにおいて、前記負荷の消費電力を測定する消費電力測定手段をさらに備え、前記消費電力が予め定められた電力値を超えた場合に、前記二次電池から前記負荷に対して電力を供給する。
請求項12に係る発明によれば、前記負荷の前記消費電力が予め定められた電力値を超えた場合に負荷平準化を行うことができるので、より効果的な負荷平準化を行うことができる。
本発明によれば、二次電池の周囲温度の高低に関わらず、当該二次電池は必要な容量の電力を放電可能に確保することができる。したがって本発明は、例えば負荷平準化と停電補償との両立が求められる用途に適用するのに好適である。
本発明の一実施形態に係る負荷平準化システムの概略を示すブロック図である。 電池周囲温度と停電補償用容量との関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係る負荷平準化システムが備える無停電電源装置が、負荷平準化時および停電補償時に行う制御を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る負荷平準化システムが備える無停電電源装置が、負荷の消費電力が予め定められた電力値を超えた場合に行う制御を示すフローチャートである。 本発明の変形実施形態に係る負荷平準化システムの概略を示すブロック図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る負荷平準化システム1の概略を示すブロック図である。負荷平準化システム1では、無停電電源装置20が外部電源2に接続され、無停電電源装置20および外部電源2に、負荷3が接続されている。
無停電電源装置20は、放電制御装置10と二次電池200とを備える。無停電電源装置20は、例えば商用電源である外部電源2から電力の供給を受けて、例えばリチウムイオン電池である二次電池200に電力を貯蔵し、この貯蔵電力を用いて負荷平準化および停電補償を行う。
無停電電源装置20は、外部電源2との接続を切断可能にするスイッチ170を備えている。無停電電源装置20の待機時および負荷平準化時には、制御部100はスイッチ170をONとし、外部電源2から負荷3への電力供給を可能とする。無停電電源装置20の待機時には、外部電源2のみから負荷3に電力が供給され、負荷平準化動作時には、外部電源2からの電力供給に加えて、無停電電源装置20によって、二次電池200に貯蔵された電力も負荷3に供給される。停電補償時には、商用電力系統である外部電源2側への逆潮流を防止するために、制御部100はスイッチ170をOFFとし、二次電池200に貯蔵された電力を負荷3に供給する。なお、制御部100については後に詳しく説明する。
なお無停電電源装置20による負荷平準化は、負荷3の消費電力が増大する時間帯である負荷平準化時間帯である場合、または、前記消費電力の値が予め定められた閾値Wthを超えた場合、のいずれかの場合に行われる。
放電制御装置10は、制御部100(制御手段)、温度センサ120(温度測定手段)、電流・電圧計130、電力計140(消費電力測定手段)、交流直流変換部150、連系リアクトル160、および前述のスイッチ170を備える。
温度センサ120は、二次電池200の近傍に設置され、二次電池200の周囲温度を測定する。電流・電圧計130は、二次電池200の放電時に、二次電池200が放電する電力の放電電流値および放電電圧値を測定する。電力計140は、負荷3の使用電力量を測定する。
交流直流変換部150は、二次電池200の充電時には、外部電源2から供給される交流電力を直流電力に変換して二次電池200に供給する整流器として機能し、二次電池200の放電時には、二次電池200から放電される直流電力を、負荷3に応じた電圧値または電流値もしくは電力値の交流電力に変換して負荷3に供給するインバータとして機能する。また交流直流変換部150は、外部電源2から供給される電力を用いて、例えば定電圧・定電流充電方式で二次電池200を充電する。
連系リアクトル160は、交流直流変換部150と外部電源2との間に設けられている。負荷平準化動作時に交流直流変換部150は、交流直流変換部150側の交流電力Vの位相を外部電源2側の交流電力Vの位相よりも進ませることで、二次電池200に貯蔵されている電力を負荷3に供給する。二次電池200の充電時に交流直流変換部150は、Vの位相をVの位相よりも遅らせることで、外部電源2の電力を二次電池200に供給する。なお、交流直流変換部150が、Vの位相とVの位相とを等しくした場合は、二次電池200は充電も放電もされない待機状態となる。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)110、計時部101、および記憶部102(記憶手段)を備える。
記憶部102は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等を備え、放電制御プログラム、二次電池200の充放電スケジュール、二次電池200の充電完了時の容量である充電完了容量C、閾値Wth、および二次電池200の周囲温度と停電補償用容量Cとを対応づけるテーブル等を記憶する。前記充放電スケジュールには、予め設定されている負荷平準化時間帯の開始時刻と終了時刻の情報が含まれている。なお、停電補償用容量Cについては後に詳しく説明する。
計時部101は、一定周期でクロック信号を発生させるクロック発信器を備え、このクロック信号をCPU110に出力する。当該クロック信号および記憶部102が記憶する充放電スケジュールに基づいて、後述の放電制御部111、充電制御部112、および充放電切替指示部113は、負荷平準化を行う時間帯であるか否かを判定する。
CPU110は、記憶部102に予め格納されている前記放電制御プログラムを実行することで、放電制御部111、充電制御部112、充放電切替指示部113、放電量算出部114(放電量算出手段)、残容量算出部115(残容量算出手段)、停電補償用容量管理部116、および充電完了容量変更部117(充電完了容量変更手段)をソフトウェア的に具備するように機能する。なお、前記の各部を、ハードウェアとしてCPU110内部にそれぞれ設けることも可能である。
放電制御部111は、二次電池200の放電時、すなわち停電補償時または負荷平準化時に、電流・電圧計130および電力計140が測定した測定値の少なくとも1つに基づいて、負荷3に供給する交流電力の電圧値および電流値ならびに電力値の少なくとも1つを決定する。そして放電制御部111は、負荷3に供給される電力がこのように決定された値を有する交流電力となるように交流直流変換部150を制御する。
充電制御部112は、電流・電圧計130が測定した二次電池200の電流値および電圧値に基づいて、二次電池200の充電時に交流直流変換部150が二次電池200に印加する電流値および電圧値を決定する。充電制御部112は、交流直流変換部150に指示して、充電終了条件に該当するまで、すなわち、(1)二次電池200の残容量が充電完了容量Cとなるまで充電された場合、(2)二次電池200の電圧値が所定の閾値Vth1以上となった場合、(3)二次電池200が所定の充電時間Tthまで充電された場合、のいずれかの場合に該当するまで、前記電流値および前記電圧値で二次電池200を充電させる。なお、Vth1およびTthは、Cと同じく予め記憶部102に記憶されている。
充放電切替指示部113は、記憶部102に記憶されている充放電スケジュールおよび計時部101が出力するクロック信号に基づいて、二次電池200を充電するか放電するかを判断し、交流直流変換部150に充放電の切替を指示する。
放電量算出部114は、計時部101が出力するクロック信号に基づいて、電流・電圧計130が測定する電流値を、二次電池200の放電時に所定の間隔でサンプリングし、当該電流値を積分することで、二次電池200の放電量(単位はAh)を算出する。
残容量算出部115は、記憶部102に記憶されている充電完了容量Cから、放電量算出部114が算出した前記放電量を減じることで、二次電池200の残容量を算出する。このように残容量算出部115が前記残容量を算出することで、例えば二次電池200の放電電圧値に基づいて残容量を算出する場合と比較して、前記残容量を正確に算出することができる。
停電補償用容量管理部116は、残容量算出部115が算出した前記残容量を、停電補償用容量C(第1の容量)と負荷平準化用容量C(第2の容量)とに区分して管理する。停電補償用容量Cは、停電補償に用いるために負荷平準化時には放電されずに確保される容量である。負荷平準化用容量Cは、前記残容量から停電補償用容量Cを差し引いた容量であり、負荷平準化の用途に用いられる。記憶部102に記憶されているテーブルであって、二次電池200の周囲温度と停電補償用容量Cとを対応づけるテーブルを参照して、停電補償用容量管理部116は温度センサ120が測定した前記周囲温度に応じて停電補償用容量Cを変更する。このテーブルにおいて、二次電池200の周囲温度が低くなるほど、停電補償用容量Cは大きくなるように、両者は対応づけられている。
このように前記残容量が管理されているので、放電制御部111は、負荷平準化時に、二次電池200の残容量が停電補償用容量Cとなった時点で二次電池200の放電を停止させる。また停電補償時には、放電制御部111は、負荷平準化用容量Cを使い切った場合に、停電補償用容量Cも利用して二次電池200を放電させる。
充電完了容量変更部117は、記憶部102に記憶された充電完了容量Cを変更する。この変更について以下に説明する。放電制御部111は、記憶部102に予め記憶されている充放電スケジュールに基づいて、予め定められた時点での充電完了後に二次電池200を完全放電させる。充電完了容量変更部117は、放電量算出部114が算出した当該完全放電時の放電量を、予め記憶されていた充電完了容量Cに換えて、新たな充電完了容量C’として記憶部102に記憶させる。
このように、充電完了容量変更部117によって、二次電池200の劣化度合いに応じた実測値として、充電完了容量Cが定期的かつ自動的に更新されることになる。そのため、二次電池200が充放電サイクルを繰り返すことや、二次電池200の経年劣化を原因として、充電完了容量Cが初期値よりも減少した場合にも(図2参照。初期値C、減少後C’)、残容量算出部115は、新たな充電完了容量C’を用いて二次電池200の残容量を正確に算出することができる。
図2は、二次電池200の周囲温度と停電補償用容量Cとの関係を示す図である。低温では二次電池200の内部抵抗が大きくなるために、二次電池200に貯蔵されている貯蔵電力量(=残容量。図2においては充電完了容量Cである)に占める放電不能な容量(放電不能容量Cd)の割合は、二次電池200の周囲温度が低くなるほど増加する。すなわち、二次電池200の充電完了容量Cに占める放電可能な容量(放電可能容量Ce)の割合は、二次電池200の周囲温度が低くなるほど少なくなる。停電補償に必要な電力量(必要補償容量Ck)は、前記周囲温度にかかわらず一定であるから、停電補償用容量C(=Cd+Ck)は、二次電池200の周囲温度が低くなるほど増加する。二次電池200の周囲温度と停電補償用容量Cとを対応づける前記テーブルには、このような関係が反映されている。
停電補償用容量管理部116は、前記テーブルを参照し、温度センサ120が測定した前記周囲温度に応じて停電補償用容量Cを変更するので、二次電池200は低温時においても必要補償容量Ckを放電可能となる。すなわち停電補償時には、放電制御部111は、負荷平準化用容量Cを使い切った場合に停電補償用容量Cも利用して二次電池200を放電させ、停電補償用容量Cから放電不能容量Cdを除いた必要補償容量Ckを使い切らない限り停電補償を継続させる。なお、放電制御部111が必要補償容量Ckを使い切ったことを判定する場合の判定条件は、電流・電圧計130が測定した二次電池200の放電電圧値が、所定の閾値Vth2(V)以下となることである。閾値Vth2は、記憶部102に予め記憶されている。
図3は、負荷平準化システム1が備える無停電電源装置20が、負荷平準化時および停電補償時に行う制御を示すフローチャートである。無停電電源装置20が起動されると、制御部100は、外部電源2から正常に電力が供給されているか否かをモニタリングする(ステップS1)。外部電源2からの電力供給が停止している場合は(ステップS1でYES)、ステップS11に進んで無停電電源装置20は停電補償を開始する。外部電源2から正常に電力が供給されている場合(ステップS1でNO)、制御部100は、電力計140が測定した負荷3の消費電力が閾値Wth以下であるか否かをモニタリングする(ステップS2)。
前記消費電力がWthを超えている場合は(ステップS2でNO)、図4の丸付数字1に進む。前記消費電力がWth以下の場合は(ステップS2でYES)、記憶部102に記憶されている充放電スケジュールおよび計時部101が出力するクロック信号に基づいて、制御部100は、その時点が負荷平準化時間帯であるか否かを判定する(ステップS3)。負荷平準化時間帯である場合は(ステップS3でYES)、停電補償用容量管理部116は、温度センサ120が測定した二次電池200の周囲温度に基づいて停電補償用容量Cを算出する(ステップS4)。また、残容量算出部115は、二次電池200の残容量を算出する(ステップS5)。負荷平準化時間帯でない場合は(ステップS3でNO)、ステップS15に進む。
前記残容量が停電補償用容量Cを上回っている場合(ステップS6でYES)、無停電電源装置20は負荷平準化を開始する(ステップS7)。前記残容量が停電補償用容量C以下の場合は(ステップS6でNO)、ステップS17に進む。
負荷平準化用容量Cを使い切ることなく、すなわち負荷平準化中に前記残容量が停電補償用容量Cとならず(ステップS8でYES)、負荷平準化終了時刻になった場合は(ステップS9でNO)、無停電電源装置20は負荷平準化を終了し(ステップS10)、二次電池200の充電を開始する(ステップS18)。負荷平準化中に負荷平準化用容量Cを使い切って、前記残容量が停電補償用容量Cとなった場合には(ステップS8でNO)、無停電電源装置20は負荷平準化を終了する(ステップS16)。
ステップS11で開始される停電補償時に、必要補償容量Ckを使い切ることなく、すなわち二次電池200の放電電圧値が閾値Vth2以下とならず(ステップS12でYES)、外部電源2からの給電が復帰した場合(ステップS13でYES)、または、必要補償容量Ckを使い切った場合、すなわち二次電池200の放電電圧値が閾値Vth2以下となった場合(ステップS12でNO)、無停電電源装置20は停電補償を終了する(ステップS14)。
停電補償が終了したとき(ステップS14)、または負荷平準化時間帯における負荷平準化が、二次電池200の残容量が停電補償用容量Cとなったために終了したとき(ステップS16)には、負荷平準化時間帯の終了を待って(ステップS17でNO)、充電制御部112は二次電池200の充電を開始する(ステップS18)。負荷平準化時間帯の終了を待って充電制御部112が二次電池200の充電を開始するのは、負荷平準化時間帯においては(ステップS17でYES)、負荷3の消費電力が大きいため、二次電池200の充電を開始するとさらに外部電源2の負荷が大きくなり、負荷平準化の目的に反するからである。
ステップS3でNOの場合にステップS15に進み、二次電池200の残容量が充電完了容量Cに満たないときにも(ステップS15でNO)、ステップS18に進んで充電制御部112は二次電池200の充電を開始する。
ステップS15に進み、二次電池200の残容量が充電完了容量Cであるとき、すなわち二次電池200が充電完了後に放電されていないときには(ステップS15でYES)、ステップS21に進んで無停電電源装置20は待機状態となる。
ステップS18に進んで二次電池200の充電が開始され、二次電池200が充電終了条件に該当するまで充電されると(ステップS19でYES)、充電制御部112は、二次電池200の充電を終了させ(ステップS20)、無停電電源装置20は待機状態となる(ステップS21)。
図4は、負荷平準化システム1が備える無停電電源装置20が、負荷3の消費電力が閾値Wthを超えた場合に行う制御を示すフローチャートである。外部電源2から正常に電力が供給されている場合に(ステップS1でNO、図3参照)、電力計140が測定した負荷3の消費電力がWthを超えているときは(ステップS2でNO、図3参照)、停電補償用容量管理部116は、温度センサ120が測定した二次電池200の周囲温度に基づいて停電補償用容量Cを算出する(ステップS101)。また、残容量算出部115は、二次電池200の残容量を算出する(ステップS102)。
負荷平準化用容量Cが使い切られていない場合、すなわち前記残容量が停電補償用容量Cを上回っている場合(ステップS103でYES)、無停電電源装置20は負荷平準化を開始する(ステップS104)。負荷平準化用容量Cが使い切られている場合、すなわち前記残容量が停電補償用容量C以下の場合は(ステップS103でNO)、図3の丸付数字2に進み、負荷平準化時間帯の終了を待って(ステップS17でNO、図3参照)、充電制御部112は二次電池200の充電を開始する(ステップS18、図3参照)。
負荷平準化用容量Cが使い切られることなく、すなわち負荷平準化中に前記残容量が停電補償用容量Cとならず(ステップS105でNO)、電力計140が測定した負荷3の消費電力がWth以下となったときは(ステップS106でYES)、無停電電源装置20は負荷平準化を終了する(ステップS107)。負荷平準化中に負荷平準化用容量Cが使い切られ、前記残容量が停電補償用容量Cまで減少した場合(ステップS105でYES)には、図3の丸付数字3に進み、無停電電源装置20は負荷平準化を終了する(ステップS16、図3参照)。
なお、負荷平準化中に電力計140が測定した負荷3の消費電力がWthを超えたままのときは(ステップS106でNO)、ステップS105に戻り、負荷平準化用容量Cが使い切られない限り、すなわち前記残容量が停電補償用容量Cとならない限り負荷平準化を継続する。
負荷3の消費電力がWth以下となり負荷平準化が終了した場合に(ステップS107)、負荷平準化時間帯でなければ(ステップS108でNO)、図3の丸付数字4に進み、充電制御部112は二次電池200の充電を開始する(ステップS18、図3参照)。負荷平準化時間帯であれば(ステップS108でYES)、図3の丸付数字5に進み、負荷平準化に備えて、停電補償用容量管理部116は、温度センサ120が測定した二次電池200の周囲温度に基づいて停電補償用容量Cを算出する(ステップS4、図3参照)。
上記実施形態に係る負荷平準化システム1によれば、停電補償用容量管理部116は、前記テーブルを参照することで、温度センサ120が測定した前記周囲温度に応じて停電補償用容量Cを確実に変更することが可能となり、二次電池200は低温時においても必要補償容量Ckを放電可能となる。
以上、本発明の一実施形態に係る負荷平準化システム1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を取ることもできる。
(1)上記実施形態では、二次電池200の充放電スケジュールに基づいて、放電制御部111が、予め定められた時点での充電完了後に二次電池200を完全放電させ、充電完了容量変更部117が、当該完全放電時の放電量を新たな充電完了容量C’として記憶部102に記憶させている。これに代えて、二次電池200の充放電サイクル数と充電完了容量Cとを対応づけるテーブルを記憶部102に記憶させ、残容量算出部115は、二次電池200の放電時に、当該放電時の前記充放電サイクル数に対応する充電完了容量Cの値を、前記テーブルから選択して用いて前記残容量を算出するようにしてもよい。この構成によれば、二次電池200が劣化して充電完了容量Cが減少した場合に、充電完了容量Cを実測することなく二次電池200の残容量を正確に算出することができる。
(2)上記実施形態では、負荷平準化開始時の電池周囲温度に対応する停電補償用容量Cを制御部100が算出している。これに代えて、図5に示すように制御部100に温度変化予測部118(温度変化予測手段)を設け、記憶部102に記憶されている二次電池200の充放電スケジュールに基づいて、負荷平準化時間帯における電池周囲温度の経時変化を温度変化予測部118が予測し、当該経時変化における当該電池周囲温度の最低値に対応する停電補償用容量Cを停電補償用容量管理部116が算出するようにしても良い。
例えば、温度変化予測部118は、温度センサ120が測定する前記周囲温度を予め定められた間隔、例えば負荷平準化時間帯において数分ごとの間隔でサンプリングし、前記周囲温度の測定データを予め定められた期間分、例えば現時点から遡ること1週間分を記憶部102に記憶させ、温度変化予測部118が、当該周囲温度の平均値や経時変化の傾向に基づいて負荷平準化時間帯の周囲温度を予測するようにすることができる。
また例えば、負荷平準化システム1をネットワークに接続し、負荷平準化システム1が設置されている地域の気象予測データを外部のデータベースから温度変化予測部118が取得することで、負荷平準化が行われる時間帯における電池周囲温度の最低値を温度変化予測部118が予測するようにすることも可能である。
これらの構成によれば、二次電池200が実際に放電される負荷平準化時間帯における電池周囲温度の最低値に対応する停電補償用容量を、負荷平準化システム1の設置環境における気温変化に基づいて確保し、負荷平準化時間帯における前記周囲温度の変動に応じた最適な値に設定することができる。
(3)上記実施形態では、温度センサ120が測定した電池周囲温度に対応する停電補償用容量Cは、記憶部102にテーブルとして記憶されている。これに代えて、電池周囲温度から停電補償用容量Cを算出可能な計算式を記憶部102に記憶させ、制御部100が当該計算式を用いて、温度センサ120が測定した電池周囲温度に対応する停電補償用容量Cを算出するようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、充電完了容量変更部117によって、充電完了容量Cが定期的かつ自動的に更新されている。これに代えて、例えばユーザが充電完了容量を入力可能な入力部を設け、当該入力部への入力値を、充電完了容量変更部117が新たな充電完了容量C’として更新するようにしてもよい。
(5)上記実施形態では、電力を貯蔵する二次電池200としてリチウムイオン電池を用いているが、これに換えてニッケル水素電池等の他の二次電池を用いることもできる。
1 負荷平準化システム
2 外部電源
3 負荷
10 放電制御装置
20 無停電電源装置
100 制御部(制御手段)
101 計時部
102 記憶部(記憶手段)
110 CPU
111 放電制御部
112 充電制御部
113 充放電切替指示部
114 放電量算出部(放電量算出手段)
115 残容量算出部(残容量算出手段)
116 停電補償用容量管理部
117 充電完了容量変更部(充電完了容量変更手段)
118 温度変化予測部(温度変化予測手段)
120 温度センサ(温度測定手段)
140 電力計(消費電力測定手段)
200 二次電池

Claims (13)

  1. 外部電源から供給される電力を貯蔵する二次電池の周囲温度を測定する温度測定手段と、
    前記二次電池の残容量を算出する残容量算出手段と、
    第1の容量を記憶する記憶手段と、
    前記二次電池の放電を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記残容量を、前記第1の容量と当該第1の容量を除いた第2の容量とに区分して管理し、
    前記第1の容量を、前記温度測定手段が測定した前記周囲温度に応じて変更し、
    前記残容量が前記第1の容量となった時点で前記二次電池の放電を停止させる放電制御装置。
  2. 前記記憶手段は、前記周囲温度の変化に応じて設定された複数の値を前記第1の容量として記憶し、
    前記制御手段は、前記複数の値の中から前記温度測定手段が測定した前記周囲温度に対応する値を選択することで、前記第1の容量を、前記温度測定手段が測定した前記周囲温度に応じて変更する請求項1に記載の放電制御装置。
  3. 前記二次電池の放電量を算出する放電量算出手段をさらに備え、
    前記記憶手段は、前記二次電池の充電完了時の容量である充電完了容量をさらに記憶し、
    前記残容量算出手段は、前記放電量算出手段が算出した前記放電量を前記充電完了容量から減じることで前記残容量を算出する請求項1または2に記載の放電制御装置。
  4. 前記記憶手段は、前記二次電池の充放電サイクル数に応じて設定された複数の値を前記充電完了容量として記憶し、
    前記残容量算出手段は、前記二次電池の放電時に、当該放電時の前記充放電サイクル数に対応する前記充電完了容量の値を、前記複数の値の中から選択して用いて前記残容量を算出する請求項3に記載の放電制御装置。
  5. 前記記憶手段に記憶された前記充電完了容量を変更する充電完了容量変更手段をさらに備え、
    前記残容量算出手段は、前記充電完了容量変更手段によって変更された前記充電完了容量を用いて前記残容量を算出する請求項3に記載の放電制御装置。
  6. 前記記憶手段は、前記二次電池の充放電のスケジュールをさらに記憶し、
    前記制御手段は、予め定められた時点での充電完了後に前記二次電池を完全放電させ、
    前記放電量算出手段は、前記完全放電時の放電量を算出し、
    前記充電完了容量変更手段は、予め記憶された充電完了容量に換えて、前記完全放電時の前記放電量を、前記充電完了容量として前記記憶手段に記憶させる請求項5に記載の放電制御装置。
  7. 前記周囲温度の計時変化を予測する温度変化予測手段をさらに備え、
    前記記憶手段は、前記二次電池の充放電のスケジュールをさらに記憶し、
    前記残容量算出手段は、
    前記二次電池が放電される時間帯の周囲温度に対応する前記残容量を算出する請求項1〜5のいずれか1項に記載の放電制御装置。
  8. 前記周囲温度の計時変化を予測する温度変化予測手段をさらに備え、
    前記残容量算出手段は、
    前記二次電池が放電される時間帯の周囲温度に対応する前記残容量を算出する請求項6に記載の放電制御装置。
  9. 前記温度測定手段は、前記周囲温度を予め定められた間隔で予め定められた期間測定し、
    前記記憶手段は、前記期間に測定された前記周囲温度をさらに記憶し、
    前記温度変化予測手段は、前記記憶手段に記憶された前記周囲温度に基づいて前記二次電池が放電される時間帯の周囲温度を予測する請求項7または8に記載の放電制御装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の放電制御装置と、
    前記放電制御装置によって制御され、外部電源から供給される電力を貯蔵する二次電池と、を備え、
    前記外部電源が停止した場合には、前記二次電池に貯蔵された前記第1の容量の電力および前記第2の容量の電力の少なくとも一方を用いて、負荷に電力を供給する無停電電源装置。
  11. 請求項10に記載の無停電電源装置を備え、
    負荷平準化動作時に、前記二次電池に貯蔵された前記第2の容量の電力のみを用いて負荷に電力を供給する負荷平準化システム。
  12. 前記負荷の消費電力を測定する消費電力測定手段をさらに備え、
    前記消費電力が予め定められた電力値を超えた場合に、前記二次電池から前記負荷に対して電力を供給する請求項11に負荷平準化システム。
  13. 外部電源から供給される電力を貯蔵する二次電池の周囲温度を測定する第1のステップと、
    前記二次電池の残容量を算出する第2のステップと、
    前記第1のステップで測定した前記周囲温度に応じて所定の容量を算出する第3のステップと、
    前記残容量が前記所定の容量となった時点で前記二次電池の放電を停止させる第4のステップと、をコンピュータに実行させる放電制御プログラム。
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