JP2011015560A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

冷凍サイクル装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011015560A
JP2011015560A JP2009158377A JP2009158377A JP2011015560A JP 2011015560 A JP2011015560 A JP 2011015560A JP 2009158377 A JP2009158377 A JP 2009158377A JP 2009158377 A JP2009158377 A JP 2009158377A JP 2011015560 A JP2011015560 A JP 2011015560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage detection
voltage
value
error
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009158377A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5350107B2 (ja
Inventor
Ken Kinoshita
健 木下
Tosho Ri
東昇 李
Tatsuo Ando
達夫 安藤
Rei Kasahara
励 笠原
Takashi Oishi
孝 大石
Kentaro Miura
健太郎 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2009158377A priority Critical patent/JP5350107B2/ja
Publication of JP2011015560A publication Critical patent/JP2011015560A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5350107B2 publication Critical patent/JP5350107B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】直流電圧検出誤差から生ずる好ましくない状態に対処することが課題となる。本発明の目的は、前記のビート現象を抑制することにある。
【解決手段】上記本発明の目的は、制御器は、直流電圧検出回路から制御器内に取り込んだ直流電圧のノイズ成分を除去するためのローパスフィルタと、ローパスフィルタによってノイズ成分の除去された直流電圧検出値Edと直流電圧真値Edcとの誤差を推定する直流電圧検出誤差推定部と、を備えた冷凍サイクル装置によって達成される。その誤差推定は、直流電圧検出値の微分値を用いて行う。
【選択図】 図8

Description

本発明は、例えば空調機や冷凍機などの冷凍サイクル装置に係り、特に、冷凍サイクルの圧縮機を駆動する永久磁石同期モータの回転数をインバータ装置によって可変する冷凍サイクル装置に関する。
永久磁石同期モータ(以下「モータ」とする)を駆動するためのインバータ装置において、インバータ回路に供給される直流電源の変調率はモータに印加する電圧と前記直流電源の電圧の比によって決まる。そのためインバータ制御器(以下「制御器」とする)は前記直流電源の電圧を検出する必要がある。そこで、制御器は直流電圧検出回路とA/D変換器を介して直流電圧を検出する。
前記の直流電源を供給する手段として、ダイオードモジュールとリアクトルとコンデンサで構成されるAC−DCコンバータ回路を介して、単相または三相交流電源を直流電源に変換する。
前記のAC−DCコンバータ回路を構成するコンデンサの静電容量の不足、モータの負荷トルクと回転数の増加、三相交流電源不平衡、により直流電源にリップル電圧が発生する。このリップル電圧は電源周波数と同じ周波数の脈動成分を含んでいる。
前記制御器は、直流電圧検出回路内のRC回路、A/D変換器、を介して直流電圧を取込み、前記取込み値のノイズを除去するためにローパスフィルタ処理(以下「LPF処理」とする)を行う。前記LPF処理後の直流電圧取込み値を「直流電圧検出値」とする。このLPF処理により、直流電圧検出時間遅延が発生する。このとき前記の理由により直流電源にリップル電圧が発生した場合には、直流電圧検出値と直流電圧真値との間に検出誤差が発生する。この検出誤差はリップル電圧と同じく、電源周波数と同じ周波数の脈動成分を含んでいる。
モータに印加する電圧の制御は、指令電圧と直流電圧検出値との比(変調率)によってDuty比を決定しPWM制御で行う。このため、直流電圧検出値が検出誤差を含んでいると、指令電圧と実際にモータに印加される電圧との間に誤差が発生する。特に、モータの電気時定数(L/R)が大きい場合、印加電圧の変化に対する電流変化の応答速度が遅くなり、リップル電圧周波数の整数倍のモータ回転数でモータ電流が共振し、脈動が起きるビート現象が起こる。こうなるとモータから異音がしたり、所望の電圧より大きな電流が流れてしまいインバータを止めることとなってしまう。
これを低減するために特許文献1のような技術が知られている。
特開2008−167568号公報
しかしながら、特許文献1に記載の脈動周波数の推定値を用いる方法では、低減したいビート現象の元となる情報からすると間接的な情報に基づくこととなる。そこで、前記の直流電圧検出誤差から生ずる好ましくない状態に直接対処することが課題となる。
本発明の目的は、前記のビート現象を抑制することにある。
上記本発明の目的は、
永久磁石同期モータによって駆動される圧縮機,室内熱交換器,室内膨張弁,室外熱交換器,アキュームレータ、前記圧縮機を順次連結して冷媒を循環させる冷凍サイクル装置であって、
前記永久磁石同期モータに交流電流を印加するインバータ回路と、
前記インバータ回路をPWM信号にて制御する制御器と、
前記インバータ回路に直流電源を供給するために、交流電源を直流電源に変換するAC−DCコンバータ回路と、
前記直流電源の電圧を検出する直流電圧検出回路と、を備え、
前記制御器は、
前記直流電圧検出回路から前記制御器内に取り込んだ直流電圧のノイズ成分を除去するためのローパスフィルタと、
前記ローパスフィルタによってノイズ成分の除去された直流電圧検出値Edと直流電圧真値Edcとの誤差を推定する直流電圧検出誤差推定部と、
を備えた冷凍サイクル装置
によって達成される。
本発明によれば、ビート現象を抑制することができる。
本発明の実施形態である冷凍サイクル装置の構成図。 本発明の実施形態であるモータ制御装置の構成図。 本発明の実施形態である直流電源の構成図。 本発明の実施形態である直流電圧検出部の構成図。 本発明の実施形態であるモータ駆動装置の制御器の機能ブロック構成図。 本発明の実施形態であるモータ制御装置の制御系推定軸,モータ回転子軸。 本発明の実施形態である2軸/3相変換器の機能ブロック構成図。 本発明の実施形態である直流電圧検出誤差推定部の機能ブロック構成図。
図1は、本発明の実施形態の冷凍サイクル装置の構成図である。
冷凍サイクル装置1は、圧縮機2,室内熱交換器3,室内膨張弁5,室外熱交換器4,アキュームレータ6、そしてまた圧縮機2を順次連結して冷媒を循環させ冷凍サイクルを形成している。さらに、室内ファン7,室外ファン8と圧縮機2の内部に配置された永久磁石同期モータ9に接続したモータ駆動装置10からなる。
圧縮機2は、冷凍サイクルに必要とされる能力に関連して運転周波数を可変制御される永久磁石同期モータ9により駆動され、運転周波数はモータ駆動装置10により制御される。
以降に、モータ駆動装置10について説明する。
(モータ制御装置の構成)
図2は、本発明の実施形態のモータ駆動装置10の構成図である。
このモータ駆動装置10は、永久磁石同期モータ9aと、直流電源11と、モータに交流電流を印加するインバータ回路12と、直流電源の電圧を検出する直流電圧検出回路13と、インバータ回路の直流側に設ける母線電流検出器14と、制御器15とを備える。
直流電源11は、外部の交流電源を直流電源に変換するコンバータ(整流器)であり、インバータ回路12の直流側に電力を提供する。なお、制御器15は、マイクロコンピュータもしくはDSP(デジタルシグナルプロセッサ)等の半導体演算素子を用いて、前記直流電圧検出回路13と母線電流検出器14の検出信号を処理して、インバータ回路12を構成する半導体パワー素子のオン/オフ制御を行うPWM信号を出力する。つまり、インバータ回路12はPWM信号によって制御される。
(直流電源の構成)
図3は、本発明の実施形態の直流電源11の構成図である。
直流電源11は、三相交流電源16を直流電源に変換するコンバータ(整流器)である。三相交流電源16のR相,S相,T相は各々ダイオードモジュール17に接続され、全波整流された電流が出力される、全波整流された電流のプラス側は直流リアクトル18に接続され、プラスとマイナスとの間には平滑コンデンサ19が接続される。この平滑コンデンサ19の端子間に直流電圧が発生し直流電源となる。
(直流電圧検出部の構成)
図4は、本発明の実施形態の直流電圧検出部の構成図である。
直流電圧検出部は直流電圧検出回路13aとA/D変換器20とローパスフィルタ(LPF)21を直列に接続した構成となっており、A/D変換器20とLPF21は制御器15内に構成される。直流電圧検出回路13aは直流電源11aのプラス側と直列に抵抗R22を接続し、抵抗Rと直流電源11aのマイナス側に間には抵抗r23とコンデンサC24が並列に接続される。
A/D変換器20は直流電圧検出回路13aから取込んだ電圧をサンプリング周期毎に離散化処理しゼロ次ホールド(ZOH)にて連続信号に変換する。LPF21はA/D変換器20の出力信号を入力とし、直流電圧検出値(Ed)を出力する。
(ベクトル制御)
図5は、本発明の実施形態のモータ駆動装置の制御器15の機能ブロック構成図であり、各機能はCPU(コンピュータ)及びプログラムにより実現される。
制御器15は、dq座標系ベクトル制御25により、モータに印加する電圧指令信号Vdc*,Vqc*を演算し、インバータのPWM信号を生成するものであり、PLL制御器26と、位相演算器27と、d軸電流指令発生器28と、電圧指令制御器29と、2軸/3相変換器30と、軸誤差演算器31と、3相/2軸変換器32と、電流再現演算器33と、PWM制御器34と、ローパスフィルタ35と、加算器36を備える。
(三相電流再現&dq変換)
電流再現演算器33は、前記母線電流検出器14から出力される検出信号Ishと、三相電圧指令値Vu*,Vv*,Vw*を用いて三相モータ電流Iu,Iv,Iwを再現する。3相/2軸変換器32は、再現された三相モータ電流と、推定された位相情報θdcとに基づいて、dc軸電流Idcとqc軸電流Iqcを(数1)式に基づいて演算する。この演算を行うことにより、3相の交流電流を2軸の直流電流として扱うことができベクトル制御可能となる。
Figure 2011015560
なお、c−qc軸は制御系軸、d−q軸はモータ回転子軸、dc−qc軸とd−q軸との軸誤差はΔθcと定義する(図6)。
(位相センサレス)
続いて、位置センサレス制御を実現するための速度&位相推定方法を説明する。
軸誤差演算器31は、前記dc軸電圧指令値Vdc*,qc軸指令電圧値Vqc*,dc軸電流値idc,qc軸電流値iqcから(数2)式を用いて軸誤差Δθcを演算する。
Figure 2011015560
PLL制御器26は、軸誤差演算器31が出力する軸誤差Δθcと軸誤差指令値Δθc*の偏差をPI制御器を用いて処理し、モータ回転速度の推定値ωmを出力するものである。ここで、PI制御器は、モータ回転子軸(d−q軸)と制御系のdc−qc軸との推定軸誤差Δθcを軸誤差指令値Δθc*に一致するように制御するものである。なお、通常は軸誤差指令値Δθc*はほぼ0である。位相演算器27では、推定したモータ回転速度ωmを積分して、制御系位相θdcを演算する。
(電圧制御)
電圧指令制御器29では、dc軸電流指令値Idc*と、qc軸電流指令値Iqc*と、速度指令値ω1*およびモータ定数設定値(r*,Ld*,Lq*,Ke*)を用いて、dc軸電圧指令値Vdc*,qc軸電圧指令値Vqc*を演算する。この演算は(数3)式を用いる。(数3)式で、r*は制御系のモータ巻線抵抗設定値、Ld*はモータのd軸インダクタンス設定値、Lq*はモータのq軸インダクタンス設定値、Ke*は制御系のモータ誘起電圧定数設定値であり、ω1*は周波数指令値である。
Figure 2011015560
(2軸/3相変換器)
2軸/3相変換器30の構成を図7に示す。
2軸/3相変換器30は直流電圧検出誤差推定部37と、加算器38と、2/Edc演算39と、V1演算40と、電圧位相演算41と、sin,cos演算42と、積算器43と、Vd,Vq変調率演算44と、積算器45と、積算器46と、dq逆変換47で構成される。
直流電圧検出誤差推定部37はLPF21が出力するEdを入力とし、直流電圧検出誤差推定値(ΔEd)を出力する。加算器38はEdとΔEdを加算し、直流電圧推定値(Edc)を出力する。2/Edc演算39では、2/Edcを演算し出力する。
電圧位相演算41では、(数4)式から電圧位相(δθ)を計算し、sin,cos演算42にてsin(δθ)とcos(δθ)を計算する。
Figure 2011015560
V1演算40では、(数5)式からモータ印加電圧の大きさ(V1)を計算する。V1の値は(数4)式と(数5)式を用いなくても計算することができるが、その場合は平方根の計算を含みCPUの負荷が大きくなる。
Figure 2011015560
積算器43にてV1と2/Edcの積算を行い、モータ印加電圧V1変調率(KhV1)を出力する。ここでEdcは前述の通り直流電圧検出値(Ed)と直流電圧検出誤差推定値(ΔEd)の和であるから、KhV1は直流電圧検出誤差の影響は除去されている。直流電圧検出誤差推定値(ΔEd)については後述する。また、これ以降((数6)式,(数7)式)の計算でも、直流電圧検出誤差の影響は除去されている。Vd,Vq変調率演算44では、KhV1とsin(δθ)とcos(δθ)から(数6)式に従ってdc軸電圧指令値変調率ベース(KhVdc*)とqc軸電圧指令値変調率ベース(KhVqc*)を計算する。
Figure 2011015560
KhVdc*とKhVqc*は積算機45,46にてキャリア振幅との積算を行い、dc軸電圧指令値時間ベース(TimeVdc*)とqc軸電圧指令値時間ベース(TimeVqc*)に変換される。
最後に2軸の直流電圧TimeVdc*と、TimeVqc*を、推定された位相情報θdcとに基づいて、(数7)式よりモータの三相電圧指令値Vu*,Vv*,Vw*に変換し出力する。ここで、前述の通り三相電圧指令値は直流電圧検出誤差の影響は除去されているから、三相電圧指令値と実際にモータ印加される電圧との誤差が抑えられ、ビート現象を抑制することができる。
Figure 2011015560
(直流電圧検出誤差推定部)
続いて、本発明による直流電圧検出誤差推定部37の構成について説明をする。
直流電圧真値(Edc)と直流電圧検出値(Ed)と直流電圧検出遅延時間(Δt)と直流電圧検出サンプリング時間間隔(ΔT)の関係式をテイラー展開すると(数8)式となる。
Figure 2011015560
このように微分値を利用することで、これに基づいて直流電圧検出誤差ΔEdを推定することができ、延いては精度の高い直流電圧真値(Edc)を得ることができる。理想的、数学的にはテイラー展開を用いるべきであるが、実際には必要な精度が得られれば、それ以上の次数の微分値まで採るのはコスト増加などになるだけである。従って、或る次数までの1次結合で十分である。なお、その際の係数は(数8)式に示すとおり、各微分ゲインK1,K2,K3はΔtとΔTから設定することができる。
Δtは図4に示した直流電圧検出回路13aとA/D変換器20とローパスフィルタ21の時間遅れにより求められる。直流電圧検出回路13aの時間遅れをTrc、A/D変換器20の時間遅れをTad、ローパスフィルタ21の時間遅れをTlpとするとΔtは(数9)式となる。(数9)式の各項は固定値であるため、Δtは定数として扱うことができる。これにより(数8)式の各微分ゲインK1,K2,K3も定数として扱うことができ、Edc(n)は差分処理と乗算のみで構成された簡単な演算処理で計算できる。また、本Edc(n)の演算方法は、電源環境やモータ定数による調整も不要であるため汎用性が高い。
Figure 2011015560
(数9)式に従って直流電圧検出誤差推定部を構成すると図8に示したとおりとなる。
1次微分処理48,2次微分処理49,3次微分処理50は入力値と入力前回値の差を出力することにより微分処理を実現する。K1ゲイン演算51,K2ゲイン演算52,K3ゲイン演算53は、入力値とゲインの積を出力する。54,55は加算器である。
以上のように、制御器内に直流電圧検出誤差推定部を設け、直流電圧検出誤差推定値を演算し、直流電圧検出値を調整することで誤差を小さくすることができる。直流電圧検出誤差推定値の演算方法として、直流電圧真値(Edc(n))と直流電圧検出値(Ed(n))と、直流電圧のサンプリング時間間隔(ΔT)と、直流電圧検出時間遅延(Δt)との関係式をテイラー展開し、直流電圧真値の近似式を導出し、前記近似式の1次微分項と、2次微分項と、3次微分項の和を直流電圧検出誤差推定値(ΔEd)とする。そして直流電圧検出値に直流電圧検出誤差推定値を加えることにより調整を行う。
ここでEd(n)に加算する微分項を3次までとしている理由は、3次微分項までで十分な誤差推定の精度が得られるからである。4次,5次、…と採っていくと精度が高くなる以上にコストが高くなるだけである。直流電圧検出値を調整し検出誤差を除去すれば、モータに印加する指令電圧と実際にモータに印加された電圧との間の誤差も除去されることになりビート現象を抑制することができる。
1 冷凍サイクル装置
2 圧縮機
3 室内熱交換器
4 室外熱交換器
5 室内膨張弁
6 アキュームレータ
7 室内ファン
8 室外ファン
9,9a 永久磁石同期モータ
10 モータ駆動装置
11,11a 直流電源
12 インバータ回路
13,13a 直流電圧検出回路
14 母線電流検出器
15,15a 制御器
16 三相交流電源
17 ダイオードモジュール
18 直流リアクトル
19 平滑コンデンサ
20 A/D変換器
21,35 ローパスフィルタ(LPF)
22 抵抗R
23 抵抗r
24 コンデンサC
25 dq座標系ベクトル制御部
26 PLL制御器
27 位相演算器
28 d軸電流指令発生器
29 電圧指令制御器
30 2軸/3相変換器
31 軸誤差演算器
32 3相/2軸変換器
33 電流再現演算器
34 PWM制御器
36,38,54,55 加算器
37 直流電圧検出誤差推定部
39 2/Edc演算
40 V1演算
41 電圧位相演算
42 sin,cos演算
43,45,46 積算器
44 Vd,Vq変調率演算
47 dq逆変換
48 1次微分処理
49 2次微分処理
50 3次微分処理
51 K1ゲイン演算
52 K2ゲイン演算
53 K3ゲイン演算

Claims (6)

  1. 永久磁石同期モータによって駆動される圧縮機,室内熱交換器,室内膨張弁,室外熱交換器,アキュームレータ、前記圧縮機を順次連結して冷媒を循環させる冷凍サイクル装置であって、
    前記永久磁石同期モータに交流電流を印加するインバータ回路と、
    前記インバータ回路をPWM信号にて制御する制御器と、
    前記インバータ回路に直流電源を供給するために、交流電源を直流電源に変換するAC−DCコンバータ回路と、
    前記直流電源の電圧を検出する直流電圧検出回路と、を備え、
    前記制御器は、
    前記直流電圧検出回路から前記制御器内に取り込んだ直流電圧のノイズ成分を除去するためのローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタによってノイズ成分の除去された直流電圧検出値Edと直流電圧真値Edcとの誤差を推定する直流電圧検出誤差推定部と、
    を備えた冷凍サイクル装置。
  2. 請求項1において、
    前記直流電圧検出誤差推定部は、前記直流電圧検出値Edを微分した値に基づいて直流電圧検出誤差ΔEdを推定することを特徴とする冷凍サイクル装置。
  3. 請求項2において、
    前記直流電圧検出誤差ΔEdは、前記直流電圧検出値Edの1次微分から3次微分までの1次結合であることを特徴とする冷凍サイクル装置。
  4. 請求項3において、
    前記制御器は、前記直流電圧検出回路と前記ローパスフィルタとの間にA/D変換器を備え、
    前記1次結合の係数は、直流電圧検出遅延時間Δtと直流電圧検出サンプリング時間間隔ΔTとに基づいて決定されていることを特徴とする冷凍サイクル装置。
  5. 請求項4において、
    前記直流電圧検出遅延時間Δtは、前記直流電圧検出回路での遅延時間Trcと、前記A/D変換器での時間遅延Tadと、前記ローパスフィルタでの時間遅延Tlpとの和であることを特徴とする冷凍サイクル装置。
  6. 請求項2において、
    前記直流電圧検出値Edと前記直流電圧検出誤差ΔEdとの和を前記直流電圧真値Edcとし、
    前記永久磁石同期モータの印加電圧をV1とし、
    これらに基づいて計算した値2・V1/Edcをモータ印加電圧V1変調率とすることを特徴とする冷凍サイクル装置。
JP2009158377A 2009-07-03 2009-07-03 冷凍サイクル装置 Active JP5350107B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009158377A JP5350107B2 (ja) 2009-07-03 2009-07-03 冷凍サイクル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009158377A JP5350107B2 (ja) 2009-07-03 2009-07-03 冷凍サイクル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011015560A true JP2011015560A (ja) 2011-01-20
JP5350107B2 JP5350107B2 (ja) 2013-11-27

Family

ID=43593876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009158377A Active JP5350107B2 (ja) 2009-07-03 2009-07-03 冷凍サイクル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5350107B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017017817A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 電力変換装置およびモータ駆動装置、冷凍装置
JP2019510462A (ja) * 2016-03-30 2019-04-11 ユニバーシティー オブ ニューキャッスル アポン タインUniversity Of Newcastle Upon Tyne 電気サブアセンブリ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61132090A (ja) * 1984-11-30 1986-06-19 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 電動機の速度制御装置
WO2008047479A1 (fr) * 2006-10-19 2008-04-24 Mitsubishi Electric Corporation Dispositif de conversion de puissance
JP4194645B1 (ja) * 2008-03-28 2008-12-10 日立アプライアンス株式会社 冷凍装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61132090A (ja) * 1984-11-30 1986-06-19 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 電動機の速度制御装置
WO2008047479A1 (fr) * 2006-10-19 2008-04-24 Mitsubishi Electric Corporation Dispositif de conversion de puissance
JP4194645B1 (ja) * 2008-03-28 2008-12-10 日立アプライアンス株式会社 冷凍装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017017817A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 電力変換装置およびモータ駆動装置、冷凍装置
US10651774B2 (en) 2015-06-30 2020-05-12 Hitachi-Johnson Controls Air Conditioning, Inc. Inverter and motor drive device, freezing device
JP2019510462A (ja) * 2016-03-30 2019-04-11 ユニバーシティー オブ ニューキャッスル アポン タインUniversity Of Newcastle Upon Tyne 電気サブアセンブリ
US11005343B2 (en) 2016-03-30 2021-05-11 University Of Newcastle Upon Tyne Electrical sub-assembly
JP7188753B2 (ja) 2016-03-30 2022-12-13 ユニバーシティー オブ ニューキャッスル アポン タイン 電気サブアセンブリ
US11764651B2 (en) 2016-03-30 2023-09-19 Advanced Electric Machines Group Limited Electrical sub-assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JP5350107B2 (ja) 2013-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107852120B (zh) 电力转换装置以及电动机驱动装置、制冷装置
CN109463040B (zh) 电动机驱动装置以及制冷设备
JP4988329B2 (ja) 永久磁石モータのビートレス制御装置
JP5161180B2 (ja) モータ駆動装置、インバータ装置、コンバータ装置、及び冷凍空調機器
CN108352795B (zh) 马达驱动装置、电动吸尘器以及干手器
JP6364205B2 (ja) アクティブフィルタ、モータ駆動装置、圧縮機及びこれらを用いた冷凍装置
JP6621356B2 (ja) 電力変換装置、モータ駆動装置及びそれを用いた冷凍機器
JP2016119822A (ja) 電力変換装置、制御装置およびキャリア周波数の変更方法
KR20110117739A (ko) 모터 제어 장치 및 이의 제어 방법
JP4253156B2 (ja) インバータ制御方法およびその装置
JP2015042010A (ja) モータ駆動装置、モータ駆動モジュール、圧縮機及びこれを備えた冷凍装置
US10270380B2 (en) Power converting apparatus and heat pump device
JP5350107B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP4596906B2 (ja) 電動機の制御装置
WO2020095377A1 (ja) 負荷駆動装置、冷凍サイクル装置及び空気調和機
CN116802982A (zh) 电力转换装置
JP7473440B2 (ja) モータ駆動装置、及び、それを用いた冷凍機器
WO2023157045A1 (ja) 電力変換装置および空気調和機
WO2024075210A1 (ja) 電力変換装置、モータ駆動装置および冷凍サイクル適用機器
JP7217833B1 (ja) モータ駆動装置、電気定数測定方法および冷凍機器
WO2023067724A1 (ja) 電力変換装置、電動機駆動装置及び冷凍サイクル適用機器
WO2023067723A1 (ja) 電力変換装置、電動機駆動装置及び冷凍サイクル適用機器
WO2023073870A1 (ja) 電力変換装置、モータ駆動装置および冷凍サイクル適用機器
WO2023047486A1 (ja) 電力変換装置、電動機駆動装置及び冷凍サイクル適用機器
JP7361948B2 (ja) 電動機駆動装置、冷凍サイクル装置、及び空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130821

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5350107

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250