JP2011015454A - 電力変換装置・電力変換ユニットおよび電力変換ユニットの設計方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】風路抵抗または発熱量の異なる複数の電力変換ユニットが筐体面に並列に格納される電力変換装置において、前記電力変換装置の筐体に具備され、前記電力変換ユニットの各々に設けられた吸気口を介して前記筐体の内部へ空気を吸引し、前記筐体の外部へ空気を排出するファンと、前記電力変換ユニットを通った空気を前記筐体の外部へ通風する通風ダクトを有し、各電力変換ユニットの冷却に最低限必要な必要圧力損失がほぼ等しくなるよう前記電力変換ユニット内に設けられた冷却フィンが設計されることを特徴とする電力変換装置によって解決される。
【選択図】 図1
Description
図中の点線は、フィン間隔324を狭くするとAユニット6の風路抵抗Rが大きくなり、フィン間隔324を広くするとAユニット6の風路抵抗Rが小さくなることを表わしている。図11から、同じユニット圧損ΔPでも、フィン間隔324が広い方がAユニット6に多くのユニット風量Qが流れることがわかる。一方、フィン板厚み323が一定の場合、フィン間隔324が広くなるとその分フィンの設置スペースが減りフィンの枚数が減少する。そのため、フィン枚数の減少によって冷却フィン32全体での放熱の効率は下がる。
2 ユニット室
3 ファン
4 通風ダクト
5 主回路室(交流)
6 ユニットA
7 ユニットB
8 ユニットC
9 風
10 制御部
11 吸気口
31 IGBT
32 冷却フィン
33 エアフィルタ
34 電解コンデンサ
35 バスバ
36 コンタクタ
37,38,321 仕切板
39 通風孔
40 補助ファン
322 絶縁仕切板
323 フィン板厚み
324 フィン間隔
Claims (15)
- 風路抵抗または発熱量の異なる複数の電力変換ユニットが筐体面に並列に格納される電力変換装置において、
前記電力変換装置の筐体に具備され、前記電力変換ユニットの各々に設けられた吸気口を介して前記筐体の内部へ空気を吸引し、前記筐体の外部へ空気を排出するファンと、
前記電力変換ユニットを通った空気を前記筐体の外部へ通風する通風ダクトを有し、
各電力変換ユニットの冷却に最低限必要な風量を得るための必要圧力損失がほぼ等しくなるよう前記電力変換ユニット内に設けられた冷却フィンが設計されることを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1において、
前記各電力変換ユニット内の前記冷却フィンのフィン間隔は、
前記電力変換ユニットの前記必要圧力損失と前記冷却フィンのフィン間隔との関係を示す必要圧損特性に基づいて設計されることを特徴とする電力変換装置。 - 請求項2において、
一の前記電力変換ユニットは、前記一の電力変換ユニットの前記必要圧損特性において前記必要圧力損失がほぼ極小値となる前記冷却フィンのフィン間隔に設計されることを特徴とする電力変換装置。 - 請求項3において、
他の前記電力変換ユニットは、当該他の電力変換ユニットの前記必要圧力損失が前記一の電力変換ユニットの前記必要圧力損失となるフィン間隔に設計されることを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかにおいて、
前記各電力変換ユニットの前記通風ダクト側の面が同一平面状に配置されることを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1において、
前記各電力変換ユニットの内部は、前記通風ダクト側から前記冷却フィン、電解コンデンサ,エアフィルタの順に構成され、さらに前記冷却フィンおよび前記電解コンデンサと仕切板によって隔たれたコンタクタとを有し、
前記仕切り板には前記エアフィルタを介して前記コンタクタ側に吸引された空気を前記冷却フィンへ通風する通風孔が設けられることを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1において、
前記複数の電力変換ユニットは、前記ファンから体積の小さいものから順に配置されることを特徴とする電力変換装置。 - 請求項1において、
前記ファンのみで前記各電力変換ユニットへの空気の吸引を行うことを特徴とする電力変換装置。 - 複数の電力変換ユニットが筐体面に並列に格納される電力変換装置において、
前記電力変換装置の筐体に具備され、前記電力変換ユニットの各々に設けられた吸気口を介して前記筐体の内部へ空気を吸引し、前記筐体の外部へ空気を排出するファンと、
前記電力変換ユニットを通った空気を前記筐体の外部へ通風する通風ダクトを有し、
各電力変換ユニットの冷却に最低限必要な風量を得るための必要圧力損失の差が±20%以内になるよう前記電力変換ユニット内に設けられた冷却フィンが設計されることを特徴とする電力変換装置。 - 格納方向の辺の長さがほぼ等しい複数の電力変換ユニットが格納される電力変換装置において、
前記複数の電力変換ユニットのうち一の電力変換ユニットは、当該電力変換ユニットの冷却に最低限必要な風量を得るための必要圧力損失と当該電力変換ユニット内に設けられる冷却フィンのフィン間隔との関係を示す必要圧損特性に基づいて前記冷却フィンが設計され、当該電力変換装置の筐体に設けられるファンのみによって当該電力変換ユニット内に冷却風を取り込むことを特徴とする電力変換装置。 - 請求項10において、
前記一の電力変換ユニットは、前記一の電力変換ユニットの前記必要圧損特性において前記必要圧力損失がほぼ極小値となる前記冷却フィンのフィン間隔に設計されることを特徴とする電力変換装置。 - 請求項10において、
前記一の電力変換ユニットの前記冷却フィンは、前記一の電力変換ユニットの前記必要圧力損失が前記他の電力変換ユニットの前記必要圧力損失となるフィン間隔に設計されることを特徴とする電力変換装置。 - 複数の電力変換ユニットが筐体面に並列に格納され、前記筐体に設置されるファンによって前記複数の電力変換ユニット内に冷却風を吸引する電力変換装置において、
一の前記電力変換ユニットよりも前記ファンから遠い位置にある二の前記電力変換ユニットは、前記二の電力変換ユニットの冷却に最低限必要な風量を得るための必要圧力損失が前記一の電力変換ユニットの前記必要圧力損失よりも低くなるよう当該二の電力変換ユニット内の冷却フィンが設計されることを特徴とする電力変換装置。 - 電力変換盤に格納され、自己のユニット面に設けられた吸気口を介して冷却フィンに空気を通風する電力変換ユニットにおいて、
前記冷却フィンは、該電力変換ユニットの冷却に必要な圧力損失と、前記電力変換盤に格納される他の電力変換ユニットの冷却に必要な圧力損失とがほぼ等しくなるフィン間隔に設計されることを特徴とする電力変換ユニット。 - 一の電力変換ユニット内に設けられる冷却フィンのフィン間隔と当該一の電力変換ユニットの冷却に必要な必要圧力損失との関係に基づいて、前記必要圧力損失が前記一の電力変換ユニットと共に電力変換盤に格納される他の電力変換ユニットの必要圧力損失とほぼ等しくなる前記フィン間隔に設計する電力変換ユニットの設計方法。
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