JP2011015199A - 電子カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来、スタジオ等でストロボ撮影を行う場合、ライブビュー画像の表示と本撮影画像とで色再現が異なるという問題があった。
【解決手段】
本発明では、同一の被写体画像に対する第1の撮影中に外部から与えられる撮影指示に応じて第2の撮影を行う撮像手段と、前記撮像手段で撮影する第1の撮影画像に対して第1のホワイトバランス設定値を設定し、前記撮像手段で撮影する第2の撮影画像に対して第2のホワイトバランス設定値を設定するホワイトバランス設定手段と、前記ホワイトバランス処理手段は、前記ホワイトバランス設定手段が設定した設定値を前記第1の撮影画像および前記第2の撮影画像に適用してホワイトバランス処理を行うホワイトバランス処理手段と、前記ホワイトバランス処理手段が処理した画像を表示媒体に表示する表示手段と、前記ホワイトバランス処理手段が処理した画像を記憶媒体に記録する記録手段とを有することを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子カメラのホワイトバランス技術に関する。
一般的な電子カメラには様々な撮影環境に応じてホワイトバランス処理の設定を手動あるいは自動で行えるようになっている。特に撮影構図などを確認するためのライブビュー表示を行う電子カメラでは、本撮影時だけでなくライブビュー画像を撮影して表示する際のホワイトバランス処理も行うようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−309211号公報
通常、スタジオ等でストロボ撮影を行う場合、撮影構図の確認やピント合わせはモニタに表示されるライブビュー画像で行っている。ところが、ライブビュー画像の撮影時は主にタングステンランプやハロゲンランプなどによるモデリングライトが用いられ、本撮影画像の撮影時はキセノン管などによるストロボが用いられる。このため、本撮影画像に最適な色温度をストロボ光に合わせた場合、ライブビュー画像は色温度の低いモデリングライトによる照明で撮影されるので赤っぽく表示されてしまうという問題があった。
本発明の目的は、ライブビュー画像の表示中も本撮影時も最適なホワイトバランスで画像を表示または撮影できる電子カメラを提供することである。
本発明に係る電子カメラは、同一の被写体画像に対する第1の撮影中に外部から与えられる撮影指示に応じて第2の撮影を行う撮像手段と、前記撮像手段で撮影する第1の撮影画像に対して第1のホワイトバランス設定値を設定し、前記撮像手段で撮影する第2の撮影画像に対して第2のホワイトバランス設定値を設定するホワイトバランス設定手段と、前記ホワイトバランス処理手段は、前記ホワイトバランス設定手段が設定した設定値を前記第1の撮影画像および前記第2の撮影画像に適用してホワイトバランス処理を行うホワイトバランス処理手段と、前記ホワイトバランス処理手段が処理した画像を表示媒体に表示する表示手段と、前記ホワイトバランス処理手段が処理した画像を記憶媒体に記録する記録手段とを有することを特徴とする。
また、より好ましくは、前記第1の撮影画像は被写体の確認用に前記表示媒体に表示するライブビュー画像であり、前記第2の撮影画像は前記記憶媒体に記録する本撮影画像であることを特徴とする。
また、より好ましくは、前記第1の撮影画像は前記記憶媒体に記録する動画像であり、前記第2の撮影画像は前記記憶媒体に記録する本撮影画像であることを特徴とする。
また、より好ましくは、特殊撮影モードまたは通常撮影モードを選択する撮影モード選択手段を更に設け、前記ホワイトバランス設定手段は、通常撮影モードが選択された場合は前記撮像手段で撮影する第1の撮影画像および第2の撮影画像に対して同一のホワイトバランス設定値を設定し、特殊撮影モードが選択された場合は前記撮像手段で撮影する第1の撮影画像に対して第1のホワイトバランス設定値を設定すると共に前記撮像手段で撮影する第2の撮影画像に対して第2のホワイトバランス設定値を設定することを特徴とする。
また、より好ましくは、前記第2の撮影時に被写体に対して閃光を発する閃光手段を更に設け、前記ホワイトバランス設定手段は、前記第2のホワイトバランス設定値を前記閃光手段に適したホワイトバランス設定値に設定することを特徴とする。
また、より好ましくは、前記ホワイトバランス設定手段は、第2の撮影時のホワイトバランス設定しかできない場合、前記第2の撮影に前記閃光手段の使用が選択されている時は前記第1の撮影に適用する前記第1のホワイトバランス設定値を第1の撮影画像を解析して自動的にホワイトバランス設定値を設定するオートホワイトバランスで設定することを特徴とする。
本発明では、ライブビュー画像の表示中も本撮影時も最適なホワイトバランスで画像を表示または撮影することができる。
実施形態に係る電子カメラ101の使用例を示す説明図である。 実施形態に係る電子カメラ101の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る電子カメラ101の画像処理回路の構成を示すブロック図である。 ホワイトバランス設定メニューの画面例を示す説明図である。 実施形態に係る電子カメラ101の撮影時の処理を示すフローチャートである。 ホワイトバランス設定メニューの画面例を示す説明図である。
以下、本発明に係る電子カメラ101に関する実施形態について説明する。本実施形態に係る電子カメラ101は、主にスタジオなどでプロのカメラマンが使用する一眼レフカメラである。特に、本実施形態に係る電子カメラ101は、「通常撮影モード」の他に「スタジオ撮影モード」を備えており、ライブビュー画像と本撮影画像のそれぞれについてホワイトバランスモードを設定することができる。尚、「スタジオ撮影モード」については後で詳しく説明する。
図1は、電子カメラ101の使用例を示した図で、三脚201に固定された電子カメラ101で机の上の被写体202を撮影する様子を描いてある。図1において、ランプハウス203および204の位置にそれぞれモデリングライト203aおよび204aと、ストロボ203bおよび204bとが配置されている。ここで、一般的な写真撮影において、照明は重要な撮影条件で、照明の色温度などによって被写体の印象が全く異なり、特にスタジオでの写真撮影では重要な役割を果たしている。このようなスタジオ撮影では、陰影を調整するために多数の照明機器を用いて被写体を照らすのが一般的で、メインライトやサイドライトなど複数の照明機器が用いられる。このような照明機器には、撮影画角などを調整するためのモデリングライトと呼ばれる白熱電球と、本撮影時に閃光を発する閃光光源(ストロボ)とがあり、モデリングライトと本撮影用のストロボの光軸は、陰影が同じになるように同一光軸の位置に配置される。このような理由から図1の例においても、ランプハウス203および204の位置にそれぞれモデリングライト203aおよび204aと、ストロボ203bおよび204bとが配置されている。そして、ストロボ203bおよび204bはケーブル205を介して電子カメラ101の外部ストロボ接続端子(シンクロターミナル)118に接続されている。尚、シンクロターミナル118は、電子カメラ101のレリーズボタン114aの押下に同期してクローズする単純なX接点(シンクロ接点)のみで構成される。また、電子カメラ101は、本体装着型ストロボ接続部(ホットシュー)117も有しており、ホットシュー117に装着されるストロボは、シンクロ接点以外に通信接点も装備されており、ストロボと電子カメラ101との間で通信を行うことによって装着されたストロボの機種やガイドナンバーなどの情報を電子カメラ101は知ることができ、ストロボの発光量の制御も可能になる。
ところが、このようなスタジオ撮影では、モデリングライトとストロボの色温度が異なるという問題がある。例えば、ストロボ光は一般に太陽光と同じ色温度を持ち、その色温度は5200〜5500ケルビン(K)程度である。一方、モデリングライトで使用されるタングステンなどの白熱電球の光の色温度は3200K程度である。このため、カメラマンが電子カメラ101の画像表示部111に表示されるライブビュー画像で被写体の画角などを確認している時の被写体の色合いと、ストロボで本撮影した本撮影画像の色合いが異なるという問題が生じる。そこで、本実施形態に係る電子カメラ101は、ライブビュー画像を表示する時のホワイトバランス処理の第1の色温度設定と、本撮影画像を撮影する時の第2の色温度設定とを設け、適宜切り替えるようにし、本撮影時またはライブビュー表示時のどちらでも正しいホワイトバランスが得られるようになっている。以下、本実施形態に係る電子カメラ101について詳しく説明する。
[電子カメラ101の全体構成]
図2は各実施形態に共通の電子カメラ101の構成を示すブロック図である。電子カメラ101は、撮影光学系102と、被写体からの光をファインダ103a(図1参照)側に導く跳ね上げ式のミラー103と、メカニカルシャッタ104と、撮像素子105と、A/D変換部106と、画像処理回路107と、画像バッファ108と、制御部109と、表示回路110と、画像表示部111と、記憶媒体112と、TG(タイミングジェネレータ)113と、操作部材114と、操作表示部115と、ストロボ制御回路116と、ホットシュー117と、シンクロターミナル118とで構成される。尚、シンクロターミナル118には、図1で説明したように、ストロボ203b,204bがケーブル205を介して接続されている。
図1において、撮影光学系102から入射する被写体光は、通常撮影時はミラー103で反射してファインダ103aに投影される。そして、撮影者はファインダ103aを覗いて被写体や撮影構図などを確認し、レリーズボタン114a(図1参照)が押下されると、制御部109はミラー103を跳ね上げ、メカニカルシャッタ104を所定のシャッター速度で開閉して撮像素子105で被写体像を撮影する。尚、ミラー103は駆動部を有し、制御部109の指令によって跳ね上げ/跳ね下げができる。
撮像素子105の受光面には、二次元状にRGB各色のフォトダイオードが配置されており、フォトダイオードに入射された光量に応じて電気信号に変換し、A/D変換部106に出力する。
A/D変換部106は、撮像素子105から出力されるRGB各色の電気信号をデジタル信号に変換し、1画面分のデジタル信号をRaw形式の画像データ(Rawデータ)として画像処理回路107に出力し、画像データは画像バッファ108に一時的に記憶される。尚、Rawデータとは、撮像素子105から読み出した加工されていない光量リニアな生の画像データのことで、例えば撮像素子105を構成するベイヤー配列のRGBデータで構成される。
画像処理回路107は、画像バッファ108に一時的に取り込まれたライブビュー画像や本撮影画像に対して制御部109から指示された所定のホワイトバランス処理や画像処理を行う。ここで、ホワイトバランスの種類には、オートホワイトバランス(AWB)と、マニュアルホワイトバランス(MWB)と、プリセットホワイトバランス(PWB)とがある。ここで、各ホワイトバランスの内容について簡単に説明する。
(オートホワイトバランス)
先ず、オートホワイトバランスでは、ユーザーが特にホワイトバランス調整に関する操作を行わず、撮影時に画像バッファ108に取り込まれた画像データから自動的に環境光の種類を推定し、推定した環境光に応じたホワイトバランスゲインを求め、画像データに乗算してホワイトバランス調整を行う。尚、オートホワイトバランスは、ユーザーが複雑な操作を行う必要がないので、コンパクトカメラなどで広く用いられている。また、環境光が変動し易い動画を撮影するビデオカメラや通常のカメラで静止画撮影時のライブビュー画像などでも用いられているが、あらゆる状況の環境光を推定しなければならず、その推定精度は必ずしも完全なものではない。
(マニュアルホワイトバランス)
次に、マニュアルホワイトバランスでは、ユーザーが環境光情報(色温度情報など)の直接入力や環境光(白熱灯、蛍光灯、晴天、曇りなど)の種類を選択し、選択された環境光に応じて、環境光毎に予め保持しておいたホワイトバランスゲインを用いる。尚、環境光情報や環境光に対応するホワイトバランスゲインは予めメモリ109aに記憶されている。尚、マニュアルホワイトバランスは、ユーザーが環境光の種類を選択したり、色温度などの環境光情報を入力することが可能であるが、必ずしも実際の環境光の特性に一致するとは限らず、精度の高いホワイトバランス調整を行うことは難しい。
(プリセットホワイトバランス)
次に、プリセットホワイトバランスでは、ユーザーが撮影前にグレー板などの無彩色の被写体を仮撮影し、仮撮影した画像データからホワイトバランスゲインを求め、求めたホワイトバランスゲインをメモリ109aに保持しておき、撮影時の画像データに乗算してホワイトバランス調整を行う。尚、プリセットホワイトバランスは、ユーザーが撮影前に実際の環境光下で無彩色の被写体を仮撮影してホワイトバランスゲインを求めるので、精度の高いホワイトバランス調整を行うことができるが、環境光の状態が変化する状況では使用が難しい。
次に、画像処理回路107が行う画像処理の内容について説明する。画像処理の内容は、例えば、ディベイヤー処理(Raw画像データのベイヤー配列のデータを画素単位でRGB形式の画像データに変換する処理),色補正処理(彩度などの色補正を行うマトリクス演算処理),ガンマ特性変換処理(階調特性を変換する処理),輪郭強調処理(エッジ強調などの演算処理),YCrCb処理(RGB形式の画像データを輝度・色差形式の画像データに変換する処理),Jpeg圧縮処理などである。尚、画像処理後の画像データは、撮影画像としてメモリカードなどの記憶媒体112に保存される。
尚、画像バッファ108は、画像処理回路107がホワイトバランス(WB)処理,ガンマ補正処理,輪郭強調処理および画像圧縮処理などを行う際のバッファメモリとして使用される。また、画像バッファ108は、ライブビュー画像を画像表示部111に表示する際のバッファメモリとしても使用される。或いは、画像バッファ108は、記憶媒体112に保存されている撮影済の画像データを画像伸長処理して画像表示部111に表示する際のバッファメモリとしても使用される。
制御部109は、操作部材114の各操作ボタンの操作情報に応じて電子カメラ101全体の動作を制御する。特に本実施形態では、画像処理回路107に対して、ライブビュー画像を表示する時と本撮影時のそれぞれのホワイトバランスゲインの設定や切り替えを行う。また、ストロボ制御部116を介してホットシュー117やシンクロターミナル118に接続されているストロボの制御を行う。尚、制御部109は、メモリ109aに予め記憶されているプログラムコードに従って動作する。また、メモリ109aには、制御部109が動作に必要なパラメータや電子カメラ101の撮影条件などが保存され、これらの撮影条件は設定メニューによって適宜変更される。
表示回路110は、画像処理回路107が画像バッファ108から読み出した表示用の画像データ(例えばライブビュー画像データ)を画像表示部111で表示できる信号に変換する。
画像表示部111は、例えば液晶モニタなどで構成され、制御部109および画像処理回路107の動作に応じて、ライブビュー画像や本撮影画像、或いは記憶媒体112に保存されている撮影済みの画像を表示する。
記憶媒体112は、フラッシュメモリなどの不揮発性の半導体メモリで構成され、画像処理回路107が処理した撮影画像を保存する。
TG113は、制御部109の指令(例えば撮像素子105から読み出す画像の解像度など)に応じて、撮像素子105およびA/D変換部106の動作を制御するタイミング信号を出力する。
操作部材114は、先に説明したレリーズボタン114aの以外に、電源ボタン、撮影モード選択ダイヤル、ホワイトバランス選択ボタン、カーソルボタンなどで構成される。ユーザーは、これらの操作ボタンやダイヤルを用いて電子カメラ101を操作し、これらの操作ボタンによる操作情報は制御部109に出力される。そして、制御部109は、操作部材114から入力する操作情報に応じて、電子カメラ101全体の動作を制御する。特に、本実施形態に係る電子カメラ101では、撮影モード選択ダイヤルで「通常撮影モード」以外に「スタジオ撮影モード」を選択できるようになっている。ここで、「スタジオ撮影モード」とは、ライブビュー画像を画像表示部111に表示する時のホワイトバランスゲインと、本撮影画像を撮影する時のホワイトバランスゲインとを別々に設定してホワイトバランス処理を行うことができる撮影モードである。従って、図1で説明したように、ライブビュー画像を画像表示部111に表示中のモデリングライトと、本撮影画像を撮影時のストロボ光との色温度の違いによる影響が少なくなり、撮影者は本撮影画像と同じ色合いの画像をライブビュー画像で確認することができる。
操作表示部115は、様々な設定を行うための表示部で小型の液晶モニタなどで構成される。例えば、ホワイトバランスモード選択メニューを表示して、オートホワイトバランスモード、マニュアルホワイトバランスモード、プリセットホワイトバランスモードなどを選択し、必要に応じて環境光の選択も行う。或いは、シャッタ速度や絞り値などの設定や感度設定などの設定メニューを表示して、操作部材114を用いて設定を行う。尚、コンパクトカメラなどと同様に、操作表示部115の代わりに画像表示部111に各種の設定メニューを表示するようにしても構わない。
ストロボ制御回路116は、制御部109の指令に応じて、ホットシュー117やシンクロターミナル118に接続されているストロボの動作を制御する。例えば、ホットシュー117にストロボが装着されている場合は、通信機能によってストロボの種類やガイドナンバーなどの情報をストロボから読み取って制御部109に出力したり、制御部109の指令に応じてストロボの発光量などを制御する。一方、シンクロターミナル118に接続されているストロボに対しては、操作部材114のレリーズボタン114aの押下に同期した信号を制御部109から受け取り、これに応じてシンクロターミナル118に接続されているストロボをオンオフする。
[画像処理回路107のホワイトバランス処理]
次に、図2の画像処理回路107のホワイトバランス処理について詳しく説明する。図2は、画像処理回路107の機能ブロック図である。図2において、画像処理回路107は、ホワイトバランスゲイン乗算部301と、ホワイトバランス(WB)値設定部305と、オートホワイトバランス(AWB)処理部303と、プリセットホワイトバランス(PWB)処理部302と、マニュアルホワイトバランス(MWB)処理部304と、MWBテーブル304aと、第1のWBゲインメモリ306と、第2のWBゲインメモリ307と、ゲイン選択部308と、画像処理部309とで構成される。
ホワイトバランスゲイン乗算部301は、画像入力(画像バッファ108に取り込まれた画像データ)に対してゲイン選択部308が出力するホワイトバランスゲインを乗算してホワイトバランス調整を行う。ここで、ホワイトバランスゲインの乗算は、例えば、R(赤),B(青)の各チャンネル毎に求められたホワイトバランスゲイン(gainR,gainB)をRGBの画像データに乗算するマトリクス演算によって行われる。ここで、ホワイトバランスゲインは、先に説明したホワイトバランスモードによって求め方が異なり、PWB処理部302,AWB処理部303およびMWB処理部304によってそれぞれ求められる。先ず、PWB処理部302について説明する。
PWB処理部302は、例えば、無彩色被写体を撮影したRGBの画像データの平均値を求め、それぞれRa、Ga、Baとする。この時のホワイトバランスゲインGainRとGainBは(式1)および(式2)のように求められる。
GainR=Ga/Ra・・・(式1)
GainB=Ga/Ba・・・(式2)
(式1)および(式2)で求めたホワイトバランスゲインGainRおよびGainBがプリセットホワイトバランスゲインとなる。
AWB処理部303は、撮影した被写体画像が必ずしも無彩色の被写体ではないので、適正なホワイトバランスゲインを求める様々な方法が検討されているが、例えば画像内の環境光や無彩色部分を推定して、推定した環境光の色温度を加味しながら推定した無彩色部分に対して上記のプリセットホワイトバランスと同様の処理を行うことによりオートホワイトバランスゲインが求められる。
MWB処理部304は、ストロボ,白熱電球,蛍光灯,晴天,曇天など環境光毎に対応するホワイトバランスゲインのテーブル(MWBテーブル304a)を有しており、ユーザーが選択した環境光のホワイトバランスゲインをMWBテーブル304aから読み出す。或いは、色温度で設定するマニュアルホワイトバランスゲインの場合は、MWB処理部304で、各色温度をホワイトバランスゲインに変換する処理を行ったり、MWBテーブル304aに色温度をホワイトバランスゲインに変換する特性テーブルを予め記憶しておいてマニュアルホワイトバランスゲインを求める。尚、MWBテーブル304aは、画像処理回路107内に専用のメモリを設けて記憶しておいても構わないし、メモリ109aに記憶するようにして制御部109を介して読み出すようにしても構わない。
WB値設定部305は、PWB処理部302が求めたプリセットホワイトバランスゲイン,AWB処理部303が求めたオートホワイトバランスゲイン,MWB処理部304が求めたホワイトバランスゲインのいずれかのホワイトバランスゲインを制御部109の指令に応じて、第1のWBゲインメモリ306や第2のWBゲインメモリ307にそれぞれ設定する。尚、第1のWBゲインメモリ306および第2のWBゲインメモリ307は、画像処理回路107内に専用のメモリを設けて記憶しておいても構わないし、メモリ109aを利用して制御部109を介して読み書きするようにしても構わない。
ゲイン選択部308は、制御部109の指令に応じて、第1のWBゲインメモリ306または第2のWBゲインメモリ307にそれぞれ記憶されたホワイトバランスゲインのいずれか一方を選択して読み出し、ホワイトバランスゲイン乗算部301に与える。尚、ホワイトバランスゲインの選択については後で詳しく説明する。
画像処理部309は、先に説明したように、ホワイトバランス処理後の画像データに対して、色補正処理やガンマ特性変換処理,或いは輪郭強調処理や画像圧縮処理などを行って画像出力(画像バッファ108に処理後の画像データを書記憶)する。
このように、制御部109の指令に応じて選択されたホワイトバランスゲインを画像バッファ108に取り込まれたライブビュー画像や本撮影画像に対して適用することができる。特に、電子カメラ101の「スタジオ撮影モード」が選択された場合、制御部109はゲイン選択部308に指令して、ライブビュー画像を画像表示部111に表示する際に第1のWBゲインメモリ306に設定されているホワイトバランスゲインを読み出し、本撮影画像の撮影時には第2のWBゲインメモリ307に設定されているホワイトバランスゲインを読み出すよう制御する。
次に、ホワイトバランス設定メニューについて説明する。図4は、操作表示部115に表示されるホワイトバランス設定メニューの一例を示す図である。図4は、「スタジオ撮影モード」が選択されている時のホワイトバランス設定メニューの例を示している。図4に示した「スタジオ撮影モード」のホワイトバランス設定メニューの例では、ライブビュー画像用のホワイトバランス設定と、本撮影画像用のホワイトバランス設定とがそれぞれ設定できるようになっている。例えば、図4において、ライブビュー画像用のホワイトバランス設定窓401に操作部材114のカーソルボタンを当てると、ポップアップメニュー403が表示される。ポップアップメニュー403には、AWBとPWBとMWBの3つのホワイトバランスモードリストと、MWBの場合は環境光リストが表示され、ユーザはカーソルボタンでリスト中のいずれか選択し、操作部材114の確定ボタンを押下すると、選択された内容が設定窓401に表示される。同様に、本撮影画像用のホワイトバランス設定窓402に操作部材114のカーソルボタンを当てると、設定窓401の場合と同様にポップアップメニュー403が表示される。ユーザはカーソルボタンでポップアップメニュー403のリスト中のいずれか選択し、操作部材114の確定ボタンを押下すると、選択された内容が設定窓402に表示される。図4の例では、ライブビュー画像用のホワイトバランスはAWB(オートホワイトバランス)に設定され、本撮影画像用のホワイトバランスはMWB(マニュアルホワイトバランス)のストロボに設定されている。尚、ライブビュー画像用はオートホワイトバランスではなく、モデリングライトの種類に合わせたホワイトバランスをMWBやPWBで設定するようにしても構わない。
このようにして、「スタジオ撮影モード」におけるホワイトバランス設定を行うことができ、この設定内容に応じて制御部109は画像処理回路107に指令を出し、図3で説明したWB値設定部305は第1のWBゲインメモリ306と第2のWBゲインメモリ307に設定内容に応じたホワイトバランスゲインが設定される。例えば、図4の設定内容の場合、ライブビュー画像用のホワイトバランスはAWBに設定されているので、WB値設定部305はAWB処理部303が求めたホワイトバランスゲインを第1のWBゲインメモリ306に適宜設定する。尚、ライブビュー画像なので画像入力(画像バッファ108)にリアルタイムで画像データが取り込まれる毎にAWB処理部303はホワイトバランスゲインを求め、WB値設定部305は第1のWBゲインメモリ306に設定するホワイトバランスゲインを更新する。一方、図4では、本撮影画像用のホワイトバランスはMWBのストロボに設定されているので、WB値設定部305はMWB処理部304がMWBテーブル304aに基づいて求めたホワイトバランスゲインを第2のWBゲインメモリ307に設定する。
そして、ユーザが操作部材114のレリーズボタン114aを押下すると、制御部109は画像処理回路107に指令を出して、図3のゲイン選択部308によってホワイトバランスゲイン乗算部301に与えるホワイトバランスゲインを切り替える。具体的には、ゲイン選択部308は、ライブビュー画像用のホワイトバランスゲインを保持している第1のWBゲインメモリ306から本撮影画像用のホワイトバランスゲインを保持している第2のWBゲインメモリ307に切り替えて、ホワイトバランスゲイン乗算部301に出力する。
このようにして、ライブビュー画像を画像表示部111に表示している時のホワイトバランスゲインと、本撮影画像を撮影した時のホワイトバランスゲインとをそれぞれ任意に設定して、ライブビュー表示時と本撮影時で切り替えることにより、それぞれの画像に適したホワイトバランス処理を行うことができる。この結果、撮影者は、スタジオ撮影においてモデリングライトで被写体を確認している時に画像表示部111に表示されるライブビュー画像の色合いと、ストロボを用いて本撮影した静止画像の色合いとの差が軽減され、違和感なく撮影することができる。
[「スタジオ撮影モード」での撮影処理]
次に、電子カメラ101における「スタジオ撮影モード」での撮影処理について図5のフローチャートを用いて詳しく説明する。尚、図5に示すフローチャートの処理は、ユーザーが「スタジオ撮影モード」を選択した時の撮影処理で、基本的な処理はメモリ109aに予め記憶されたプログラムに従って制御部109が行う処理である。
(ステップS101)ユーザーは、操作部材114の電源ボタンを操作して電子カメラ101の電源をONする。
(ステップS102)電源がONされると、制御部109は、電子カメラ101の起動処理を開始し、デフォルトの撮影モードや撮影条件などの初期設定を行う。尚、本説明では、デフォルトの撮影モードが「スタジオ撮影モード」に設定されているものとする。
(ステップS103)制御部109は、撮影準備ができたか否かを判別し、撮影準備が完了するまで待つ。尚、撮影準備とは、例えばホワイトバランス設定やライブビューの起動設定である。
ホワイトバランス設定は、図4で説明したように、ホワイトバランス設定メニューで、例えばライブビュー画像用のホワイトバランス設定をAWBに、本撮影画像用のホワイトバランス設定をMWBのストロボに設定する。或いは、ステップS102で図4のようにデフォルト設定するようにしても構わない。従って、この時点で、図3の第1のWBゲインメモリ306にはAWB処理部303が求めたホワイトバランスゲインが設定され、第2のWBゲインメモリ307にはMWB処理部304がMWBテーブル304aに基づいて求めたホワイトバランスゲインが設定される。尚、厳密にはライブビューが起動された時点で、AWB処理部303は画像バッファ108に取り込まれたライブビュー画像を用いてホワイトバランスゲインを求め、第1のWBゲインメモリ306にライブビュー画像用のホワイトバランスゲインを設定する。
また、ライブビューの起動については、通常のコンパクトカメラでは、電源ON後に自動的にライブビュー表示になる場合が多いが、通常の一眼レフカメラでは、電源ON時は図2のミラー103が下げられた状態で撮影光学系102から入射する被写体光はファインダ103aに投影されるようになっている。従って、メカニカルシャッタ104も閉じられて、撮像素子105でライブビュー画像を撮影することができない。そこで、ユーザが操作部材114を操作してライブビューの起動を行う必要がある。これがライブビューの起動である。
(ステップS104)ライブビューが起動されると、図2のミラー103は跳ね上げられ且つメカニカルシャッタ104も開けられた状態になり、撮影光学系102から入射する被写体光はメカニカルシャッタ104を介して撮像素子105への投影が開始される。
(ステップS105)制御部109は、画像処理回路107のゲイン選択部308に指令して、ライブビュー用のホワイトバランスゲイン(第1のWBゲインメモリ306に設定されているホワイトバランスゲイン)を選択し、ホワイトバランスゲイン乗算部301に出力する。
(ステップS106)制御部109は、撮像素子105で撮影された電気信号をA/D変換部106でデジタルの画像データに変換し、画像処理回路107を介して画像バッファ108に取り込む。
(ステップS107)制御部109は、画像処理回路107のホワイトバランスゲイン乗算部301に指令して、ゲイン選択部308から与えられるホワイトバランスゲインを画像バッファ108に取り込まれたライブビュー画像データに乗算させる。尚、この後、画像処理部309によって所定の画像処理を行って再び画像バッファ108に記憶する。
(ステップS108)制御部109は、画像処理回路107および表示回路110に指令して、ホワイトバランス処理および画像処理を行ったライブビュー画像を画像バッファ108から読み出して画像表示部111に表示する(ライブビュー表示)。
(ステップS109)制御部109は、操作部材114のレリーズボタン114aが押下されたか否かを判別する。レリーズボタン114aが押下された場合はステップS110に進み、レリーズボタン114aが押下されていない場合はステップS106に戻って一連のライブビュー画像の表示処理を繰り返し行う。
(ステップS110)レリーズボタン114aが押下された場合、制御部109は、ライブビューを終了する。具体的には、制御部109は、図2のミラー103を一旦下げてメカニカルシャッタ104を閉じた状態にする。
(ステップS111)制御部109は、本撮影を行う。具体的には、制御部109は、図2のミラー103を跳ね上げてメカニカルシャッタ104を所定のシャッタ速度で開閉し、撮像素子105に投影された被写体画像に応じた電気信号に変換し、A/D変換部106および画像処理回路107を介して画像バッファ108に取り込まれる。尚、メカニカルシャッタ104の開閉タイミングに同期させて、ホットシュー117またはシンクロターミナル118のX接点をONする。図1の場合は、シンクロターミナル118のX接点がONされて、ケーブル205を介して接続されているストロボ203bおよび204bから閃光を発する。
(ステップS112)制御部109は、画像処理回路107のゲイン選択部308に指令して、本撮影画像用のホワイトバランスゲイン(第2のWBゲインメモリ307に設定されているホワイトバランスゲイン)を選択し、ホワイトバランスゲイン乗算部301に出力する。
(ステップS113)制御部109は、画像処理回路107のホワイトバランスゲイン乗算部301に指令して、ゲイン選択部308から与えられるホワイトバランスゲインをステップS111で画像バッファ108に取り込まれた本撮影画像データに乗算させる。尚、この後、画像処理部309によって所定の画像処理を行って再び画像バッファ108に一時的に記憶する。
(ステップS114)制御部109は、画像処理回路107に指令して、画像バッファ108に一時的に記憶されたステップS113で処理後の画像データを記憶媒体112に最終的な本撮影画像として記録する。
(ステップS115)制御部109は、一連の「スタジオ撮影モード」での撮影処理を終了する。
このようにして、本実施形態に係る電子カメラ101は、ライブビュー画像を画像表示部111に表示している時のホワイトバランスゲインと、本撮影画像を撮影した時のホワイトバランスゲインとを切り替えることができ、それぞれの画像に適したホワイトバランス処理を行うことができる。この結果、ライブビュー表示中の色温度と本撮影画像の色温度とを個別に設定および制御できるので、ライブビュー表示でピントや構図の確認を行う際には例えばオートホワイトバランスによって最適な色で表示し、ストロボによる本撮影時には使用するストロボに最適な色温度で撮影することができるので、利便性を向上することができる。
[上記実施形態の変形例]
上記の実施形態に係る電子カメラ101では、図4に示したように、ライブビュー画像用のホワイトバランスゲインと、本撮影画像用のホワイトバランスゲインとの2つのホワイトバランスゲインを設定するための専用のホワイトバランス設定メニューを設ける必要があった。これに対して、本変形例では、図6に示した通常の電子カメラのホワイトバランス設定メニューのように、1つのホワイトバランスを設定する設定窓404しか備えていない場合の電子カメラ101aにも適用することができる。尚、この変形例の電子カメラ101aも上記実施形態で説明した電子カメラ101と同じ構成で実現し、図2および図3のブロック図も全く同じで、異なるのは図6のホワイトバランス設定メニューのみである。
本変形例では、図6のホワイトバランス設定メニューで設定したホワイトバランスは図4の本撮影画像用のホワイトバランス設定に対応し、設定されたホワイトバランスモードに応じて第2のWBゲインメモリ307にホワイトバランスゲインが設定される。そして、ライブビュー画像用のホワイトバランス設定については、予め設定した所定のホワイトバランス処理(例えばAWB処理)に固定して行われ、求められたライブビュー画像用のホワイトバランスゲインは第1のWBゲインメモリ306に自動的に設定される。尚、ホワイトバランス設定以外の処理は、先に説明した実施形態と同様に行われ、例えばレリーズボタン114aが押下された時の制御部109の指令に応じて、ゲイン選択部308は第1のWBゲインメモリ306から第2のWBゲインメモリ307に切り替えてホワイトバランスゲイン乗算部301に与える。
このように、本変形例に係る電子カメラ101aは、ライブビュー画像を画像表示部111に表示している時のホワイトバランスゲインと、本撮影画像を撮影した時のホワイトバランスゲインとを切り替えることができ、それぞれの画像に適したホワイトバランス処理を行うことができる。この結果、撮影者は、スタジオ撮影においてモデリングライトで被写体を確認している時に画像表示部111に表示されるライブビュー画像の色合いと、ストロボを用いて本撮影した静止画像の色合いとの差が軽減され、撮影者は、正しい色再現でライブビュー表示中の被写体を確認することができる。
尚、上記の各実施形態において、スタジオ撮影を例に挙げたが、動画撮影中に静止画撮影を行うことができるビデオカメラなどにも適用することができる。この場合は、上記の説明の中でライブビュー画像としている部分を動画像に読み替えればよく、例えば図4のホワイトバランス設定メニューでは、ライブビュー画像に代えて動画像のホワイトバランスと、本撮影画像に代えて静止画像のホワイトバランスをそれぞれ設定すればよい。
以上、本発明に係る電子カメラについて、各実施形態で例を挙げて説明してきたが、その精神またはその主要な特徴から逸脱することなく他の多様な形で実施することができる。そのため、上述した実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明は、特許請求の範囲によって示されるものであって、本発明は明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内である。
101・・・電子カメラ;102・・・撮影光学系;103a・・・ファインダ;103・・・ミラー;104・・・メカニカルシャッタ;105・・・撮像素子;106・・・A/D変換部;107・・・画像処理回路;108・・・画像バッファ;109・・・制御部;110・・・表示回路;111・・・画像表示部;112・・・記憶媒体;113・・・TG;114・・・操作部材;114a・・・レリーズボタン;115・・・操作表示部;116・・・ストロボ制御回路;117・・・ホットシュー;118・・・シンクロターミナル;201・・・三脚;202・・・被写体;203,204・・・ランプハウス;203a,204a・・・モデリングライト;203b,204b・・・ストロボ;301・・・ホワイトバランスゲイン乗算部;302・・・PWB処理部;303・・・AWB処理部;304・・・MWB処理部;304a・・・MWBテーブル;305・・・WB値設定部;306・・・第1のWBゲインメモリ;307・・・第2のWBゲインメモリ;308・・・ゲイン選択部;309・・・画像処理部;401,402,404・・・設定窓;403・・・ポップアップメニュー

Claims (6)

  1. 同一の被写体画像に対する第1の撮影中に外部から与えられる撮影指示に応じて第2の撮影を行う撮像手段と、
    前記撮像手段で撮影する第1の撮影画像に対して第1のホワイトバランス設定値を設定し、前記撮像手段で撮影する第2の撮影画像に対して第2のホワイトバランス設定値を設定するホワイトバランス設定手段と、
    前記ホワイトバランス処理手段は、前記ホワイトバランス設定手段が設定した設定値を前記第1の撮影画像および前記第2の撮影画像に適用してホワイトバランス処理を行うホワイトバランス処理手段と、
    前記ホワイトバランス処理手段が処理した画像を表示媒体に表示する表示手段と、
    前記ホワイトバランス処理手段が処理した画像を記憶媒体に記録する記録手段と
    を有することを特徴とする電子カメラ。
  2. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記第1の撮影画像は被写体の確認用に前記表示媒体に表示するライブビュー画像であり、前記第2の撮影画像は前記記憶媒体に記録する本撮影画像である
    ことを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記第1の撮影画像は前記記憶媒体に記録する動画像であり、前記第2の撮影画像は前記記憶媒体に記録する本撮影画像である
    ことを特徴とする電子カメラ。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、
    特殊撮影モードまたは通常撮影モードを選択する撮影モード選択手段を更に設け、
    前記ホワイトバランス設定手段は、通常撮影モードが選択された場合は前記撮像手段で撮影する第1の撮影画像および第2の撮影画像に対して同一のホワイトバランス設定値を設定し、特殊撮影モードが選択された場合は前記撮像手段で撮影する第1の撮影画像に対して第1のホワイトバランス設定値を設定すると共に前記撮像手段で撮影する第2の撮影画像に対して第2のホワイトバランス設定値を設定する
    ことを特徴とする電子カメラ。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の電子カメラにおいて、
    前記第2の撮影時に被写体に対して閃光を発する閃光手段を更に設け、
    前記ホワイトバランス設定手段は、前記第2のホワイトバランス設定値を前記閃光手段に適したホワイトバランス設定値に設定する
    ことを特徴とする電子カメラ。
  6. 請求項5に記載の電子カメラにおいて、
    前記ホワイトバランス設定手段は、第2の撮影時のホワイトバランス設定しかできない場合、前記第2の撮影に前記閃光手段の使用が選択されている時は前記第1の撮影に適用する前記第1のホワイトバランス設定値を第1の撮影画像を解析して自動的にホワイトバランス設定値を設定するオートホワイトバランスで設定する
    ことを特徴とする電子カメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015136644A1 (ja) * 2014-03-12 2015-09-17 パイオニア株式会社 発光装置、撮像装置、及びプログラム
JP2020096219A (ja) * 2018-12-10 2020-06-18 キヤノン株式会社 情報処理装置、撮像装置、情報処理方法、およびプログラム

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