JP2011014998A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿の黒筋検出に最適な画像読取装置の提供。
【解決手段】タイミング予測手段は、原稿の先端を検知して原稿の読取開始タイミングを予測し、原稿の後端を検知して原稿の読取終了タイミングを予測する。画像読取手段は、読取開始タイミングで原稿を読み取り、読取終了タイミングで原稿間である紙間ラインを読み取る。ライン濃度データ選別手段は、画像読取手段が生成した濃度データから、原稿の搬送方向前端近傍の濃度データと、所定数のライン毎に取得した濃度データと、紙間ラインの濃度データとを選別し、特定濃度データ記憶手段が、原稿の搬送方向前端近傍の濃度データと、所定数のライン毎に取得した濃度データの内、紙間ラインの読み取りを終了すると予測したタイミングの時点で最新の濃度データから所定数前までの複数の濃度データと、紙間ラインの濃度データと、を特定濃度データとして記憶する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像読取装置に関し、特に読み取った画像データに生じた黒筋の検知処理に最適な画像読取装置である。
画像形成装置に備えた原稿読取装置には、原稿を1枚ずつ移動させて、所定の読取位置でその画像を読み取るシートスルー方式と呼ばれる装置がある。上記画像読取装置は、コンタクトガラスでの読取位置で、光源、ミラー、レンズ等により原稿を読み取っている。したがって、当該コンタクトガラス、ミラー、レンズ等に埃や紙粉等の異物が付着すると、画像読取装置が当該異物を含めて読み取り、当該画像に黒筋が発生することがある。ここで、黒筋を検知するために、下記の特許文献の技術が知られている。
特開2008−193553
上記従来技術は、搬送される原稿の先端近傍及び、原稿の後端近傍及び、紙間(原稿と原稿の間)の3ラインの濃度を読み取り、画像データに黒筋が生じたか否かを判断する技術である。
原稿の先端、後端、紙間の読み取りに際しては、原稿先端及び後端を検知するセンサからの検知信号でタイミングを合わせて上記3ラインの濃度を原稿読取手段で読み取っている。しかし、センサの能力や、原稿を搬送するモータの能力等いくつかの要因により、特に後端の読み取りタイミングがずれる場合がある。
ここで、原稿先端においては、上記センサが原稿先端を検知し、原稿先端が読取位置に到達する所定時間経過後のタイミングを算出し、そのタイミングで読み取りを開始することで原稿先端近傍の検知が可能である。よって、上記所定時間を調整することで、ある程度の読み取りタイミングのずれを修正することができる。
一方、規定外のサイズの原稿が読み取られることも考えると、原稿後端については、先端と同じように、原稿先端の検知信号から所定時間後に読取位置に到達する箇所を読み取る方法は採用できない。この場合、上記センサにより原稿の後端を検知して、検知後の所定時間後に読取位置に到達する箇所を読み取る必要がある。
しかし、上記センサの後端検知信号が上記原稿読取手段に到達した時点で、原稿後端が読み取り位置を通過していると、後端検知信号が到達後の所定時間後に読取位置に到達する箇所を読み取ることができない。この場合、原稿先端のように、所定時間を調整することでは後端の読み取りタイミングのずれを修正できない。
この問題の解決方法として読み取った主走査ライン全て(原稿データ一枚分)をサンプリングする方法も考えられるが、メモリ容量が大幅に必要となるので、現実的ではない。
本発明は、かかる背景のもとでなされたもので、メモリ容量の増加を最低限に抑えて上記問題を解決する画像読取装置を提供することを目的とする。
上記課題を達成するための本発明の画像読取装置は、タイミング予測手段と、画像読取手段と、ライン濃度データ選別手段と、特定濃度データ記憶手段と、判定手段を備える。
タイミング予測手段は、原稿の先端を検知して原稿の読取開始タイミングを予測し、更に、原稿の後端を検知して原稿の読取終了タイミングを予測する。
そして、画像読取手段が、読取開始タイミングで原稿を読み取り、読取終了タイミングで原稿間である紙間ラインを読み取り、読み取った原稿の1主走査ライン毎の画素の濃度データを生成する。
更に、ライン濃度データ選別手段が、画像読取手段が生成した濃度データから、原稿の搬送方向前端近傍のラインの濃度データと、所定数のライン毎に取得した濃度データと、紙間ラインの濃度データとを選別し、特定濃度データ記憶手段が、ライン濃度データ選別手段が選別した、原稿の搬送方向前端近傍のラインの濃度データと、所定数のライン毎に取得した濃度データの内、読取終了タイミングの時点で最新の濃度データから所定数前までのラインの複数の濃度データと、紙間ラインの濃度データと、を特定濃度データとして記憶する。
そして判定手段が、特定濃度データに基づいて、画像読取手段が原稿を読み取る読取位置に異物が付着しているか否かを判断することを特徴とする。
上記の構成では、所定の主走査ライン数毎に取得した濃度データを選別し、選別した主走査ライン数毎の濃度データの内、読取終了タイミングの時点で最新の濃度データから所定数前までの複数の濃度データを特定濃度データとして記憶している。この構成により、終了タイミングがいつ到来したとしても、終了タイミングの時点で最新の濃度データから所定数前までの複数の濃度データは常に記憶されているので、たとえ、最新の濃度データが紙間の位置の濃度データであったとしても、上記複数の濃度データの内少なくとも一つは原稿後端付近の濃度データである可能性が高い。したがって、原稿後端付近の濃度データを含めて黒筋判断の基準とすることができる。
上記の構成において、各特定濃度データから、所定の濃度以上の濃度の画素の位置であるピーク濃度位置をそれぞれ特定するピーク濃度位置特定手段を備える。そして、ピーク濃度位置特定手段が特定した各ピーク濃度位置の主走査方向の距離の相互の差が所定の範囲であり、各ピーク濃度位置の画素の濃度値が所定の基準値以上である場合、判定手段が、画像読取手段の読取位置に異物が付着していると判断する構成を採用することができる。上記の構成であれば、判定手段は、取得した特定濃度データのピーク濃度位置及びピーク濃度値を判断基準として採用することができる。
上記の構成においてライン濃度データ選別手段が選別する濃度データ数が、任意の数値に設定可能であることが望ましく、特定濃度データ記憶手段が記憶する、終了タイミングの時点で最新の濃度データから所定数前までの濃度データ数も、任意の数値に設定可能であることが望ましい。
なお、終了タイミングでの読取位置は、原稿後端から10ライン程度ずれることが多い。したがって、例えば、9ライン毎に主走査ラインを選別することで、ライン濃度データ選別手段が選別した主走査ライン同士の間隔は8ラインとなるので、原稿後端付近の濃度データを選別することが可能となる。
上記の構成において、判定手段が画像読取手段の読取位置に異物が付着していると判断すると、ユーザからの指示に基づいて読取位置を変更する回避手段を備えることが望ましい。
本発明の画像読取装置は、所定の主走査ライン数毎に濃度データを選別し、最新の濃度データから所定数の濃度データまでを記憶する。よって本発明の画像読取装置を使用すると、後端検知時点で、原稿後端が読取位置よりもある程度前方に搬送されていたとしても、上記所定数の濃度データを黒筋判定の基準の濃度データとして含めることで、常に、原稿後端付近の濃度データを含めて黒筋判定を実行することができる。
本発明の実施形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の全体構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の読取部の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の操作部を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の制御系ハードウェアの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置及び画像形成装置の機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の黒筋検出の処理のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の黒筋検出の処理のフローチャートである。 画像データと黒筋の関係を説明する図である。 画像データと濃度データの関係を示す図である。 操作部に表示される画面を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の黒筋検出の処理のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像読取装置の黒筋検出の処理のフローチャートである。
(画像形成装置)
以下に、本発明の画像読取装置を備えた画像形成装置における基本的なコピー機能の処理を説明する。本発明の実施形態に係る画像形成装置は、プリンタ、コピー、スキャナ、ファックス等を備えた複合機、デジタル複写機、プリンタ等が該当し、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等を備えた画像形成装置として機能する。
図1は、複合機100の概略模式図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。なお、一例として複合機100を利用して原稿のコピーを行う際の画像形成装置の動作を簡単に説明する。
ユーザが複合機100を利用して例えば原稿の印刷を行う場合、原稿を図1に示す原稿台103、或いは載置台105に配置し、原稿台103近傍に備えられた操作部200に対して印刷の指示を行う。当該指示があると、以下に示す各部(駆動部)が動作することで、印刷が行われる。
即ち、図1に示すように、本実施の形態の複合機100は、本体101と、本体101の上方に取り付けられたプラテンカバー102を備える。本体101の上面は原稿台103が設けられており、原稿台103は、プラテンカバー102によって開閉されるようになっている。プラテンカバー102は、自動原稿給紙装置104と載置台105と排紙台109が設けられている。
自動原稿給紙装置104は、プラテンカバー102の内部に形成された原稿搬送路10
8と、プラテンカバー102の内部に備えられたピックアップローラ106や搬送ローラ
107A、107B等で構成される。原稿搬送路108は、載置台105から、本体10
1に設けられた読取部110にて読み取りが行なわれる読取位置Pを経由して、排紙台1
09に通じる原稿の搬送路である。
原稿搬送路108に備えたセンサT(後述のタイミング予測手段505に備えられるセンサである。)は、搬送される原稿の画像領域の先端及び後端を読み取るタイミングを決めるものである。センサTは、原稿の先端を検知すると、原稿の読取タイミングを調整するとともに、後述の画像読取制御手段507に検知信号を出力する。
自動原稿給紙装置104は、載置台105に載置された複数の原稿から1枚ずつ原稿を
ピックアップローラ106で搬送路内108に引き出し、搬送ローラ107A等によって引き出した原稿を、読取位置Pを通過させて、搬送ローラ107Bにより排紙台109に排紙する。読取位置Pを通過する時に原稿は読取部110にて読み取られる。
上記読取部110は、原稿台103の下方に設けられており、図2にその詳細が示され
ている。読取部110は、原稿台103を照射する走査方向に長い光源111と、原稿台
からの光を選択的に通過させるスリット116と、原稿台からの光を導くミラー112と
を備える第一の移動キャリッジ117や、第一の移動キャリッジ117からの反射光を再
度反射するミラー113A、113Bを備える第二の移動キャリッジ118、さらにミラーで導かれた光を光学的に補正するレンズ群119、当該レンズ群119より補正された光を受光する撮像素子115、撮像素子にて受光した光を電気信号に変換し、必要に応じて補正・修正などを行う画像データ生成部114とで構成されている。
上記第一の移動キャリッジ117や、第二の移動キャリッジ118を副走査方向に移動させることで、読取位置Pを移動させることができる。
自動原稿給紙装置104上の原稿を読み取る場合には、光源111は、読取位置Pを照
射できる位置に移動して発光する。光源111からの光は、原稿台103を透過して読取
位置Pを通過する原稿にて反射し、スリット116、ミラー112、113A、113B、レンズ群119によって撮像素子115に導かれる。撮像素子115は、受光した光を電気信号に変換して画像データ生成部114に送信する。画像データ生成部114には、上記撮像素子115にて受光された光がR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のアナログ電気信号として入力され、ここでアナログ−デジタル変換され、即ちデジタル化される。さらに、画像データ生成部114では、順次変換されたデジタル信号を単位データとし、これら単位データを補正、修正等することで複数の単位データからなる画像データを生成する。
また、読取部110は、自動原稿給紙装置104で搬送される原稿だけでなく、原稿台
103に載置された原稿も読み取ることが可能となっている。原稿台103に載置された
原稿を読み取る場合は、第一のキャリッジ112は、光源111を発光しながら副走査方
向に移動し、光源111から撮像素子115までの光路長を一定にするために、第二の移
動キャリッジ118は第一の移動キャリッジ117の1/2の速度で撮像素子115方向
に移動する。
撮像素子115は、自動原稿給紙装置104に搬送された原稿のときと同様に、ミラー
112、113A、113Bに導かれた光に基づいて原稿台103に載置された原稿から
の光を電気信号に変換し、これに基づいて画像データ生成部114が画像データを生成する。
本体101の読取部110の下方には、画像データを印刷する印刷部120を備えてい
る。印刷部120が印刷できる画像データは、上記のように画像データ生成部114にて
生成されたものや、その他画像形成装置100とLAN等のネットワークに接続されたパ
ソコン等の端末から、ネットワークインターフェイスを介して受信したものである。
印刷部120が行う印刷方式には、電子写真方式が用いられている。即ち、感光ドラム
121を帯電器122で一様に帯電させ、その後レーザ123で感光ドラム121を照射
して感光ドラム121に潜像を形成し、現像器124で潜像にトナーを付着させて可視像
を形成し、転写ローラにて可視像を用紙に転写する方式である。
印刷部120が印刷を行う際には、何れか1つの給紙トレイから用紙1枚を、ピックアップローラ135を用いて引き出し、引き出した用紙を搬送ローラ137やレジストローラ138で中間転写ベルト125Aと転写ローラ125Bの間に送り込む。用紙を引き出す場合、手差しトレイ131に載置された用紙を、手差しトレイ用ピックアップローラ136を用いて引き出しても構わない。
印刷部120は、中間転写ベルト125Aと転写ローラ125Bの間に送り込んだ用紙に、上記中間転写ベルト125A上の可視像を転写すると、可視像を定着させるために、搬送ベルト126で定着装置127に用紙を送る。定着装置127は、ヒータが内蔵された加熱ローラ128と、所定の圧力で加熱ローラ128に押し当てられた加圧ローラ129とで構成されている。加熱ローラ128と加圧ローラ129の間を用紙が通過すると、熱と用紙への押圧力によって可視像が用紙に定着する。印刷部120は、定着装置127を通過した用紙を排紙トレイ130に排紙する。
以上が、複合機100における基本的なコピー機能の処理である。なお、複合機100は、上述した各部(読取部110、印刷部120)を適宜協働的に動作することによって、他の機能、例えば、ファクシミリ送受信機能、プリント機能、スキャン機能、後処理機能、メモリ機能等をユーザに提供する。
図3は、複合機100に備えられた操作部200の外観の一例を示す図である。ユーザは、上記操作部200を用いて、上述のような機能提供についての設定条件等を入力する。設定条件の入力、各機能の実行開始、各種設定や、設定変更等が行なわれる際に、上記操作部200に備えられたタッチパネル301、タッチペン302、操作キー303が用いられる。タッチパネル301上に表示された画面(例えば、初期画面)内の設定項目等を押下することによって、設定項目等に関連付けられた設定画面が表示され、設定条件の入力が行われる。
タッチパネル301には、設定条件を入力する機能と当該設定条件を表示する機能(例えば、表示パネルが備える機能に該当する)が備えられている。すなわち、タッチパネル301上に表示された設定画面内の項目またはアイコンを押下することによって、その項目またはアイコンに関連付けられた設定条件が入力される。
タッチパネル301の近傍には、タッチペン302が備えられており、ユーザがそのタッチペン302の先をタッチパネル301に接触させると、タッチパネル301下方に設けられたセンサが接触先を検知する。そのため、タッチペン302の接触により、キーボード画面のキーの押下や所定の手書き情報の入力が可能である。所定の手書き情報は、随時、所定の文字等に変換される。なお、入力された設定条件に連動して項目またはアイコンの背景色が白色から灰色へ変更されるため、背景色の如何によって、入力された設定条件が確認される。
次に、図4を用いて、複合機100の制御系ハードウェアの構成を説明する。図4は、複合機100における制御系ハードウェアの概略構成図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
複合機100の制御回路は、CPU(Central Processing Unit)401、ROM(Read Only Memory)402、RAM(Random Access Memory)403、HDD(Hard Disk Drive)404、各駆動部に対応するドライバ405を内部バス406によって接続している。上記CPU401は、例えば、RAM403を作業領域として利用し、上記ROM402、HDD404等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて上記ドライバ405と操作部200からのデータ、指示を授受し、上記図1、2に示した各駆動部等の動作を制御する。また、上記駆動部以外の後述する各手段(図5に示す)についても、上記CPU401がプログラムを実行することで当該各手段を実現する。上記ROM402、HDD404等には、後述する各手段を実現するプログラムやデータが記憶されている。
(黒筋検知処理)
次に本発明の画像読取装置10の黒筋検知処理について図5から図10を参照しながら、説明する。図5は、本発明の画像読取装置10を備えた複合機100の機能ブロック図、図6,7は、本発明の複合機100の黒筋検知処理を示すフローチャートである。
ユーザにより自動原稿給紙装置104に原稿が配置され、設定条件が入力されると、表示受付手段500が当該設定条件を受け付ける。更に、ユーザにより操作部200のスタートキー305が押下されると、搬送手段503が原稿を順次搬送する。
上記のように、搬送手段503により原稿が搬送されると、タイミング予測手段505が、搬送された原稿の先端を検知し、原稿の読み取りを開始する読取開始タイミング(原稿の先端が読み取り位置に到達するタイミング)を予測する。例えば、タイミング予測手段505は、搬送手段503内の原稿搬送路108に備えられたセンサで原稿の先端を検知し、当該センサの位置と読取位置Pとの距離の差及び、搬送手段503が原稿を搬送する搬送速度に基づいて上記読取開始タイミングを予測する。
そして、上記タイミング予測手段505は、予測した読取開始タイミングに基づいて先端検知信号を画像読取制御手段507に送信する。
上記のように、タイミング予測手段505が、画像読取制御手段507に先端検知信号を送信すると、画像読取制御手段507がこれを受け付け(図6:S101)、画像読取手段510を制御して、原稿の主走査ラインの1ライン目の読み取りを開始させ(図6:S102→S103)、原稿の先端から主走査ライン毎に、順次画像データを読み取らせる。
上記のように、画像読取手段510が、原稿の主走査ラインの画像データを読み取ると、ライン濃度データ選別手段521が、当該画像データを取得し、画像データ記憶手段515に記憶させる。なお、上記データは、濃度データ(各主走査ラインの各画素における濃度値のデータ)として記憶される。例えば、1主走査ラインの各画素に、白を0、黒を255とする256階調で表わしたデータを上記濃度データとすることができる。更に、上記画像データ記憶手段515は、上記濃度データを原稿1枚単位の濃度データとして記憶することは言うまでも無い。
上記のように、ライン濃度データ選別手段521が、画像読取手段510により読み取られた原稿の各主走査ラインの画像データ(以下濃度データと称す)を取得すると、上記画像データ記憶手段515に上記濃度データを記憶させながら、当該濃度データの内、図8に示す主走査ラインA、主走査ラインB、主走査ラインC(各ラインA、B、Cについては以下に説明する。)のデータを選別することになる。なお、主走査ラインCのデータ(後述の紙間ライン濃度データ)は、画像データ記憶手段515には記憶させない構成を採用する。
ここで、主走査ラインAは、原稿の搬送方向先端から所定ライン後方のライン(前端ライン)であり、主走査ラインCは、原稿と原稿の間の紙間領域のラインである。上記紙間領域では、コンタクトガラスを通して、白色シート(プラテンカバー102の表面に備えられるシート)の濃度データが検知されることになる。なお、主走査ラインBが後述の後端ラインに相当する。
本実施例では、原稿の搬送方向先端から6mm後方を主走査ラインAとする。これは、一般的に、原稿の先端から6mm程度内であれば、原稿画像が存在しない白紙領域であると考えられ、このラインで白以外の濃度データが読み取られると、図8に示す異物(ゴミ)800が付着した可能性が高いと考えられるからである。
まず、ライン濃度データ選別手段521は、取得した濃度データの各主走査ラインが、上記主走査ラインAの位置のラインであるか否かを判断する(図6:S104)。
ここで、取得した濃度データの主走査ラインが上記主走査ラインAの位置のラインであると、ライン濃度データ選別手段521は、上記濃度データ(前端ライン濃度データ)を特定濃度データ記憶手段516の一つである前端ライン特定濃度データ記憶手段516Aに記憶する(図6:S104YES→S105)。
一方、取得した濃度データの主走査ラインが上記主走査ラインAの位置のラインではない場合、ライン濃度データ選別手段521は、上記主走査ラインの内、所定数の主走査ライン毎に取得した濃度データを後端ラインの濃度データとして選別する(図6:S106)。そして、ライン濃度データ選別手段521は、当該後端ラインの濃度データを特定濃度データ記憶手段516の一つである後端ライン特定濃度データ記憶手段516Bに記憶させる(図6:S107YES→S108)。
上記後端ライン特定濃度データ記憶手段516Bは、所定数(複数)の主走査ラインの濃度データを記憶する記憶手段であり、当該後端ライン記憶手段516Bに上記所定数の主走査ライン数分の濃度データが既に記憶されている場合には、ライン濃度データ選別手段521は、後端ライン特定濃度データ記憶手段516Bに記憶された主走査ラインの濃度データの内、最初に記憶されたラインの濃度データに、新たに選別された主走査ラインの濃度データを上書きして記憶させる(図6:S107YES→S109)。
本実施例では、ライン濃度データ選別手段521は、選別される主走査ライン同士の間隔を8ラインとするために、9ライン毎の主走査ラインを後端ラインとして選別する。更に、本実施例では、後端ライン特定濃度データ記憶手段516Bは、上記ライン濃度データ選別手段521が選別した濃度データを3ライン分記憶する。なお、図6のステップS106に示した「N%9」は、Nを9で割ったときの剰余を示し、9ライン毎の主走査ラインを選別することを示している。また、上記主走査ライン同士の間隔の9ラインや、後端ライン濃度データ記憶手段516Bが記憶する3ライン分の濃度データは、任意の数値に設定可能である。
次に、タイミング予測手段505が、原稿の後端を検知すると、原稿の読み取りを終了するタイミングを予測し、予測した読取終了タイミングに基づいて後端検知信号をライン濃度データ選別手段521及び、画像読取制御手段507に送信する。
上記のように、タイミング予測手段505が、ライン濃度データ選別手段521に後端検知信号を送信し、上記ライン濃度データ選別手段521がこれを受け付けるまで、ライン濃度データ選別手段521は、選別された後端ラインの濃度データ(後端ライン濃度データ)を後端ライン特定濃度データ記憶手段516Bに記憶させる(図6:S110NO→S111→S103)。
したがって、後端ライン特定濃度データ記憶手段516Bには、原稿の読取終了タイミングの時点(上記後端検知信号を受信した時点)で、最新の濃度データから所定数前までの複数のラインの濃度データ(本実施例では3ライン分の濃度データ)が記憶されることになる。
ここで、タイミング予測手段505が予測したタイミングがずれることによって、上記後端検知信号を受信した時点での読取位置が、後端位置からずれている場合には、上記後端ライン特定濃度データ記憶手段516Bに記憶された複数の濃度データの内、最新のラインの濃度データは、実際には紙間ラインの濃度データである可能性がある。よって、上記後端がずれるライン数に応じてライン濃度データ選別手段521が選別するライン数を調節することで、上記後端ライン特定濃度データ記憶手段516Bに記憶された複数の濃度データの内いずれか一以上の濃度データを後端ラインの濃度データとすることが可能となる。したがって、上記複数の濃度データを後端ラインの濃度データとして読取位置に異物が付着しているか否かの判断基準として使用することが可能となる(後述する)。
なお、上記後端がずれるライン数は、通常であれば10ライン程度までであるので、本実施例のように、9ライン毎に3ライン分の濃度データを記憶することによって、上記3ラインの濃度データの内いずれか一以上は後端ラインの濃度データとなる。
上記のように、タイミング予測手段505が、画像読取制御手段507に後端検知信号を送信すると、画像読取制御手段507がこれを受け付け(図6:S110YES)、画像読取手段510を制御して、原稿間である紙間ラインを読み取らせる。
そして、ライン濃度データ選別手段521が、画像読取手段510が最後に読み取った紙間ラインの濃度データを取得し、取得した濃度データを原稿と原稿の間の領域(原稿の無い領域)である紙間領域の位置での濃度データ(紙間ライン濃度データ)として、特定濃度データ記憶手段516の一つである紙間ライン特定濃度データ記憶手段516Cに記憶させる(図6:S112)。
以下、特定濃度データ記憶手段516(前端ライン特定濃度データ記憶手段516A、後端ライン特定濃度データ記憶手段516B、紙間ライン特定濃度データ記憶手段516C)に記憶された前端ライン濃度データ、後端ライン濃度データ、紙間ライン濃度データを特定濃度データと称す。なお、上記後端ライン濃度データは、後端検知信号が受信された時点(終了タイミングの時点)で後端ライン特定濃度データ記憶手段516Bに記憶されている最新の濃度データから2ライン前までの合計3ライン分の濃度データをいう。
ここで、図9に示したグラフは、以下の説明のために各主走査ラインに対して、上記特定濃度データを示した特定濃度データグラフ900である。横軸を主走査方向の座標に対応する「画素」920とし、縦軸に当該「画素」920に対応する「濃度値」910をプロットしている。なお、後端ライン(ラインB)においては、3ライン分の特定濃度データを取得するのであるが、2ライン分は省略して記載している。
上記のように、ライン濃度データ選別手段521が、特定濃度データを特定濃度データ記憶手段516に記憶させると、当該特定濃度データを特定濃度データ記憶手段516に記憶させた旨をピーク濃度位置特定手段525に通知する。
これを受けて、ピーク濃度位置特定手段525は、各特定濃度データ記憶手段516から一の特定濃度データを取得し(図7:S201)、当該特定濃度データの濃度値の増減を検出することで、特定濃度データのピーク濃度位置(所定濃度以上の画素の位置)及び、ピーク濃度位置に対応する画素の濃度値(ピーク濃度値)を検出する(図7:S201)。なお、ピーク濃度位置は複数でもよく、又は特定濃度データから最も濃度の高い画素の位置としても構わない。
そして、ピーク濃度位置特定手段525は、各ラインに対応する特定濃度データに、検出したピーク濃度位置及びピーク濃度値を関連付けて特定濃度データ記憶手段516に記憶させる。ピーク濃度位置特定手段525は、5ライン全ての特定濃度データのピーク濃度位置及び対応するピーク濃度値を検出するまで上記操作を繰り返す(図7:S203NO→S201)。
本実施例では、ピーク濃度位置特定手段525は、図9に示す、濃度データグラフ900のピークに対応するピーク濃度位置930(画素の位置)及び、ピーク濃度値(ピーク濃度位置930の濃度値)を検出する。
上記のように、ピーク濃度位置特定手段525が5ラインのピーク濃度位置及び対応するピーク濃度値を全て検出し(図7:S203YES)、5ラインに対応する特定濃度データに、検出したピーク濃度位置及びピーク濃度値を関連付けて特定濃度データ記憶手段516に記憶させると、ピーク濃度位置特定手段525は、特定濃度データのピーク濃度位置及びピーク濃度値を検出した旨を判定手段540に通知する。
これを受けて、判定手段540は、特定濃度データ記憶手段516から各特定濃度データに対応するピーク濃度位置及びピーク濃度値をそれぞれ取得し、取得した各ラインのピーク濃度位置の距離の相互の差が所定範囲内であるか否か判断する(図7:S204)。
ここで、各特定濃度データのピーク濃度位置の距離の相互の差が所定範囲内である場合、判定手段540は、特定濃度データ記憶手段516から取得した各特定濃度データのピーク濃度値と、予め設定した基準値とを比較して、各ピーク濃度値が、上記基準値以上か否かを判断する(図7:S205)。ここで、上記基準値とは、黒筋であると判断する際の基準(閾値)となる濃度値であり、256階調の内、予め定めた特定の濃度値である。
なお、各特定濃度データのピーク濃度位置の距離の差が所定範囲内ではない場合、又は、いずれか一のピーク濃度値が上記基準値より小さい場合、判定手段540は、原稿の画像データに黒筋は生じていないと判断し、後述の処理をすることなく通常の画像形成処理がなされる(図7:S204NO→S210、S205NO→S210)。
ここで、全てのピーク濃度値が上記基準値以上である場合(図7:S205YES)、判定手段540は、画像データに黒筋が生じたと判断し、黒筋が生じた旨を回避手段550に通知することになる。
このとき、判定手段540は、画像形成手段590が画像データの出力動作を実行している場合には、画像出力動作を中止する旨を画像形成手段590に通知し、これを受けて画像形成手段590は、画像出力動作を中止する構成を採用することができる。
上記のように、判定手段540から黒筋が生じた旨を通知されると、回避手段550は、画像読取手段510が画像読取動作を実行している場合は、画像読取動作を中止する旨を画像読取制御手段510に通知する。これを受けて、画像読取制御手段507は、画像読取手段510を制御して、画像読取動作を中止させる(図7:S206YES→S207)。
更に、回避手段550は、黒筋の原因である異物の読み取りを回避する方法をユーザに選択させる表示をする旨を表示受付手段500に通知する(図7:S208)。
これを受けて、表示受付手段500は、例えば、図10に示すような、異物確認画像1000を初期画面1040上にポップアップ表示させる。上記異物確認画像1000には、読取位置に異物が付着している旨と、当該異物の読み取りを回避する方法として、読取位置を変更して読み取るか、異物を除去して読み取るかのどちらかを選択させる旨の表示がされている。
上記異物確認画像1000の表示に対して、読み取り位置を変更して読み取らせたいユーザは、「読取位置変更」の項目1010を押下する。これを受けて、回避手段550は、読取位置を変更して再度原稿を読み取る旨を画像読取制御手段507に命じる。これを受けて、画像読取制御手段507は、画像読取手段510を制御して読取位置を副走査方向に所定距離移動して再度読み取ることになる(図7:S209→エンド)。なお、上記異物確認画像1000の表示に対して、異物を除去して再度読み取りをさせたいユーザは、異物を除去した後、「再読取」の項目1020を押下すると、画像読取手段510が再度読み取りを開始することになる。
なお、黒筋を消去するか、読取位置を変更するかのいずれか一を設定可能にしておき、判定手段540が、画像データに黒筋が生じたと判断すると、回避手段550が、上記設定されたいずれかの処理を自動に行う構成を採用することもできる。
(その他)
実施の形態では、ライン濃度データ選別手段521は、画像読取手段510が読み取った主走査ラインが前端ライン位置か否か判断し、前端ライン位置(主走査ラインAの位置)で無い場合に後端ラインを選別する構成を採用した。この場合、読み取ったN番目のラインが、前端ライン位置より前であっても、後端ライン濃度データとして選別されることになる。これに対して、読み取った主走査ラインが前端ラインを超えた場合に後端ライン濃度データを選別する構成を採用することもできる。
例えば、図11に示すように、ライン濃度データ選別手段521は、読み取ったN番目のラインが、前端ラインを超えるラインであるか否かを判断する(図11:S304)。そして、読み取ったN番目のラインが前端ラインを超える場合に、後端ラインを取得する(図11:S304YES→S307)。なお、その他のステップは上述の実施の形態と同じであるので、説明を省略する。
実施の形態では、判定手段540が、原稿に黒筋が生じたか否かの判断順序として各ピーク濃度位置の距離の相互の差が所定の範囲内か否か判断した後に、ピーク濃度値が基準値を超えるか否かを判断する構成を採用した。これに対して、ピーク濃度値が基準値を超えるか否かを判断した後に、各ピーク濃度位置の距離の相互の差が所定の範囲内か否かを判断する構成を採用しても構わない。
例えば、図12に示すように、ピーク濃度位置特定手段525が、いずれか一の特定濃度データのピーク濃度位置及び対応するピーク濃度値を検出した後、当該検出したピーク濃度値が所定の基準値以上であるか否かを判断する(図12:S403)。
ここで、上記ピーク濃度値が基準値以上である場合には、更に次の特定濃度データに対してピーク濃度位置及びピーク濃度値を検出し(図12:S404NO)、ピーク濃度値が基準値以上であるか否かを判断する。そして、全ての特定濃度値に対するピーク濃度値が基準値以上である場合に、検出したピーク濃度位置の距離の差が所定の範囲内か否か判断する構成を採用することができる(図12:S404YES→S405)。なお、その後のステップは、上述の実施の形態と同じであるので説明を省略する。
本発明は、所定数の主走査ライン毎に濃度データを選別し、最新の濃度データから遡って所定数の濃度データまでを原稿後端の濃度データとして記憶する。よって本発明の画像読取装置を使用すると、原稿の後端検知時点で原稿後端が読取位置よりもある程度前方に搬送されてしまうようなずれに対しても、原稿後端付近の濃度データを含めて黒筋判定を実行することができる。したがって、本発明に係る画像読取装置は、複写機、プリンタ、スキャナ、複合機等に有用であり、黒筋が生じたか否かの確認に有効であり、その産業上の利用可能性は大きい。
10 画像読取装置
100 画像形成装置
200 操作部
505 タイミング予測手段
507 画像読取制御手段
510 画像読取手段
515 画像データ記憶手段
516 特定濃度データ記憶手段
516A 前端ライン特定濃度データ記憶手段
516B 後端ライン特定濃度データ記憶手段
516C 紙間ライン特定濃度データ記憶手段
521 ライン濃度データ選別手段
525 ピーク濃度位置特定手段
540 判定手段
550 回避手段

Claims (5)

  1. 原稿の先端を検知して当該原稿の読取開始タイミングを予測し、前記原稿の後端を検知して原稿の読取終了タイミングを予測するタイミング予測手段と、
    前記読取開始タイミングで原稿を読み取り、前記読取終了タイミングで原稿間である紙間ラインを読み取り、読み取った原稿の1主走査ライン毎の画素の濃度データを生成する画像読取手段と、
    前記画像読取手段が生成した濃度データから、原稿の搬送方向前端近傍のラインの濃度データと、所定数のライン毎に取得した濃度データと、紙間ラインの濃度データとを選別するライン濃度データ選別手段と、
    前記ライン濃度データ選別手段が選別した、原稿の搬送方向前端近傍のラインの濃度データと、前記所定数のライン毎に取得した濃度データの内、前記読取終了タイミングの時点で最新の濃度データから所定数前までのラインの複数の濃度データと、前記紙間ラインの濃度データと、を特定濃度データとして記憶する特定濃度データ記憶手段と、
    前記特定濃度データに基づいて、画像読取手段が原稿を読み取る読取位置に異物が付着しているか否かを判断する判定手段を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記各特定濃度データから、所定の濃度以上の濃度の画素の位置であるピーク濃度位置をそれぞれ特定するピーク濃度位置特定手段を備え、
    前記ピーク濃度位置特定手段が特定した各ラインのピーク濃度位置の主走査方向の距離の相互の差が所定の範囲であり、各ラインのピーク濃度位置の画素の濃度値が所定の基準値以上である場合、前記判定手段が、前記画像読取手段の読取位置に異物が付着していると判断する請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記ライン濃度データ選別手段が選別するライン数が、任意の数値に設定可能である請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記特定濃度データ記憶手段が記憶する、終了タイミングの時点で最新の濃度データから所定数前までの濃度データ数が、任意の数値に設定可能である請求項1から3いずれか一項に記載の画像読取装置。
  5. 前記判定手段が画像読取手段の読取位置に異物が付着していると判断すると、ユーザからの指示に基づいて前記読取位置を変更する回避手段を備える、請求項1から4いずれか一項に記載の画像読取装置。
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