JP2011014184A - ディスク搬送装置 - Google Patents

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克彦 渡辺
Mitsuru Horiuchi
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Abstract

【課題】ディスク挿入口から挿入されたディスクを搬送するスロットイン型のディスク搬送装置を提供する。
【解決手段】ローラーユニット20,30が、上面部材11に対して、ローラーユニット固定部の固定部材を中心に回転可能に取り付けられている。また、ローラーユニット20,30は、通常状態では、コイルばねによって、ローラーユニット20,30の搬送ローラー26b,34bが互いに近付く方向に付勢されている。挿入口から挿入されてきた光ディスク1aは凸部32aを搬送方向Aに押し、これにより、搬送ローラー26a,26bを回転させる駆動回路が動作を開始する。挿入されてきた光ディスク1aは、まず搬送ローラー26a,34aによって挟持された状態で搬送方向Aに搬送され、搬送ローラー26b,34bに渡される。次に、光ディスク1aは、搬送ローラー26b,34bによって挟持された状態で搬送され、所定位置まで搬送される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ディスク挿入口から挿入されたディスクを搬送するディスク搬送装置に関し、特に、スロットイン型のディスク搬送装置に関する。
CD(Compact Disc),DVD(Digital Versatile Disc),ブルーレイディスク(Blu-ray Disc:登録商標)等の光ディスクに対して情報を記録し、また光ディスクに記録してある情報を再生する装置が普及している。このような装置は、小型化するために、光ディスクを装置内部へ搬送する機構にスロットイン型の搬送機構を利用する場合がある(例えば、特許文献1参照)。スロットイン型の搬送機構では、装置の外筺に光ディスクの挿入口が形成され、挿入口から挿入された光ディスクを装置内部へ搬送するための搬送ローラーが挿入口の近傍に設けられる。搬送ローラーは、光ディスクの搬送路を隔てた位置に設けられており、光ディスクを互いに押し付け合うことによって挟持し、挟持した状態でそれぞれ反対方向に回転することによって光ディスクを搬送する。
特開2004−47042号公報
このような搬送機構では、搬送ローラーが光ディスクを挟持しつつ搬送路の下流側へ搬送するので、搬送ローラーが十分な力で光ディスクを挟持できない場合には、効率よく光ディスクを搬送できないという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、搬送ローラーによる光ディスクの搬送効率を向上させることができるディスク搬送装置を提供することにある。
本発明に係るディスク搬送装置は、ディスク挿入口から挿入されたディスクを搬送するディスク搬送装置において、ディスクの搬送路を隔てた2箇所にそれぞれ設けられ、挿入されたディスクの外周面を挟持しつつ移動することによって前記ディスクを搬送する一対の搬送ローラーを、前記搬送路に沿って2組備え、前記搬送路の下流側に設けられた搬送ローラーにおける摩擦係数が、上流側に設けられた搬送ローラーにおける摩擦係数よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、搬送路の下流側に設けられた搬送ローラーの摩擦係数が、上流側に設けられた搬送ローラーの摩擦係数よりも大きいので、下流側の搬送ローラーがディスクを挟持する際の力と、上流側の搬送ローラーがディスクを挟持する際の力との差が低減する。
本発明に係るディスク搬送装置は、前記搬送路に沿って設けられた搬送ローラーはそれぞれ連結部を介して連結されており、該連結部は、前記挿入口側の所定位置を支点として所定範囲内で回動するようにしてあり、それぞれの連結部で連結された搬送ローラーが互いに近接する方向に付勢されていることを特徴とする。
本発明によれば、搬送路に沿って設けられた搬送ローラーをそれぞれ連結する連結部が、挿入口側の所定位置を支点として回動するようにしてあり、それぞれの連結部で連結された搬送ローラーが互いに近接する方向に付勢されている。そして、ディスクが挿入された場合、連結部が、それぞれの搬送ローラーが離れる方向に回動する。連結部が回動した場合、連結部の回動の支点から離れた位置の搬送ローラー、即ち、搬送路の下流側の搬送ローラーによるディスクの挟持力が、上流側の搬送ローラーによるディスクの挟持力よりも小さくなる。しかし、下流側の搬送ローラーの摩擦係数を、上流側の搬送ローラーの摩擦係数よりも大きくすることによって、搬送路の下流側の搬送ローラーがディスクを挟持する際の力と、上流側の搬送ローラーがディスクを挟持する際の力との差を低減できる。
本発明に係るディスク搬送装置は、前記搬送路の下流側に設けられた搬送ローラーに用いられる部材の硬度が、上流側に設けられた搬送ローラーに用いられる部材の硬度よりも低いことを特徴とする。
本発明によれば、搬送路の下流側の搬送ローラーに用いられる部材の硬度を、上流側の搬送ローラーに用いられる部材の硬度よりも低くすることによって、下流側の搬送ローラーの摩擦係数を、上流側の搬送ローラーの摩擦係数よりも大きくする。
本発明に係るディスク搬送装置は、前記搬送ローラーはいずれも同形状であることを特徴とする。
本発明によれば、全ての搬送ローラーを同形状とすることによって、搬送ローラーを製造する際に用いる金型等が共用できる。
本発明に係るディスク搬送装置は、前記一対の搬送ローラーのうちの一方は、搬送ローラーを回転させる回転駆動部によって回転するようにしてあり、他方の搬送ローラーは、前記一方の回転に伴って搬送されるディスクに追従して移動するようにしてあり、前記搬送路の下流側に設けられた一対の搬送ローラーのうちで前記回転駆動部によって回転する搬送ローラーにおける摩擦係数が、他の搬送ローラーにおける摩擦係数よりも大きいことを特徴とする。
本発明によれば、搬送路の下流側に設けられた搬送ローラーのうちで回転駆動部によって回転する搬送ローラーの摩擦係数を、その他の搬送ローラーの摩擦係数よりも大きくする。よって、回転駆動部によって回転する搬送ローラーは、搬送されるディスクに追従して移動する搬送ローラーよりも劣化速度が速いことが想定されるが、搬送路の下流側の搬送ローラーのうちで回転駆動部によって回転する搬送ローラーとディスクとの圧着力を維持できる。
本発明では、下流側の搬送ローラーがディスクを挟持する際の力と、上流側の搬送ローラーがディスクを挟持する際の力との差が低減する。よって、上流側の搬送ローラーによって搬送されてきたディスクが下流側の搬送ローラーに渡された後に生じる搬送効率の低下を軽減でき、搬送ローラーによるディスクの搬送効率が向上する。
本実施形態に係るディスク搬送装置の構成を示す斜視図である。 本実施形態に係るディスク搬送装置の構成を示す斜視図である。 本実施形態に係るディスク搬送装置の構成を示す斜視図である。 本実施形態に係るディスク搬送装置の構成を示す分解斜視図である。
以下に、本発明に係るディスク搬送装置について、その実施形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係るディスク搬送装置は、BD(ブルーレイディスク)に対して記録再生処理を行なうBDレコーダ及びBDドライブユニット、BDに対して再生処理を行なうBDプレーヤ、BDレコーダ又はBDプレーヤが内蔵されたテレビジョン装置及びパーソナルコンピュータ等に搭載できる。また、本発明に係るディスク搬送装置が搭載される装置は、装置に対して挿脱可能な可搬型の光ディスクを処理対象とする装置であれば、上述したようにBDを処理対象とする装置に限定されない。従って、本発明に係るディスク搬送装置は、CDプレーヤ、DVDプレーヤ、DVDレコーダ及び車載装置等にも搭載可能である。
図1乃至図3は本実施形態に係るディスク搬送装置の構成を示す斜視図、図4は本実施形態に係るディスク搬送装置の構成を示す分解斜視図である。なお、図1にはディスク搬送装置1が光ディスク1aの搬送を開始した状態を、図2にはディスク搬送装置1が光ディスク1aを搬送している途中の状態を、図3にはディスク搬送装置1が光ディスク1aを所定位置まで搬送し終えた状態をそれぞれ示している。また、図4にはディスク搬送装置1を構成する各部を分解して図示してある。
本実施形態のディスク搬送装置1は、矢符Aで示す搬送方向に従って、ディスク搬送装置1が搭載された装置の外部から内部へ光ディスク1aを搬送する。また、ディスク搬送装置1は、搬送方向Aとは逆方向に従って、ディスク搬送装置1が搭載された装置の内部から外部へ光ディスク1aを搬送する。
本実施形態のディスク搬送装置1は、略矩形状の平板によって構成された上面部材11、光ディスク1aの搬送路を隔てた両側にそれぞれ設けられたローラーユニット20,30等を備える。ローラーユニット20,30は、上面部材11の一長辺の両端の2隅にそれぞれ取り付けられている。なお、ローラーユニット20,30は、前記2隅のそれぞれを回転軸とし、所定の範囲内での回転(回動)が可能に取り付けられている。
上面部材11には、ローラーユニット20,30が取り付けられる2隅のそれぞれに、ローラーユニット固定部28,35の下面から突設されている固定部材が嵌合される貫通孔11a,11bが穿設されている。また、上面部材11には、貫通孔11a,11bを取り囲むように、所定半径の扇形から所定半径よりも小さい半径の扇形を取り除いた形状の断面を有する貫通孔12a,12bが穿設されている。また、上面部材11には、貫通孔12bの更に外側に、貫通孔11b,12bを取り囲むように、円弧状に貫通溝13が穿設されている。また、上面部材11において、貫通孔11a,11bが形成された長辺に対向する長辺が、貫通孔11a,11bのそれぞれを中心とし、上面部材11の短辺を半径とした円弧状に切り欠かれ、切欠部14a,14bが形成されている。更に、上面部材11の中央には、長辺方向に並んだ2箇所に、下面から凸部が突設してある保持部材43a,44aが設けられている。
次に、ローラーユニット20の構成について説明する。ローラーユニット20は、ローラー載置部材(連結部)22に搬送ローラー26a,26b等を載置させることによって構成される。ローラー載置部材22は、略直角三角形状の平板によって構成され、鋭角を有する一方の頂点(図4では右側の頂点)の近傍に円形断面の貫通孔22dが穿設されている。また、ローラー載置部材22の上面には、貫通孔22dの近傍で斜辺に沿った適宜箇所に、載置される搬送ローラー26aの位置決めを行なうためのローラー取付部23aが突設されており、鋭角を有する他方の頂点の近傍に、載置される搬送ローラー26bの位置決めを行なうためのローラー取付部23bが突設されている。
また、ローラー載置部材22の上面の適宜箇所には、搬送ローラー26a,26bを回転させるための駆動回路(図示せず)からの動力を搬送ローラー26a,26bに伝動するための3つのギア24a,24b,24cをそれぞれ取り付けるためのギア取付部22a,22b,22cが突設されている。更に、ローラー載置部材22には、略直角を有する頂点の近傍から、貫通孔22dの方向に向かって、所定距離を有する貫通溝22eが穿設されている。
ギア24a,24b,24cは、中央に貫通孔が設けられた平歯車であり、上述した構成のローラー載置部材22のギア取付部22a,22b,22cのそれぞれに、貫通孔を嵌合させることによって、ローラー載置部材22上に載置される。なお、ギア24a,24b,24cは、ギア24a及びギア24bの歯が噛み合い、ギア24b及びギア24cの歯が噛み合った状態でローラー載置部材22に載置される。
ギア24a,24b,24cが載置されたローラー載置部材22において、ローラー取付部23a,23bのそれぞれに、ローラー保持部25a,25bが取り付けられる。ローラー保持部25a,25bは、円筒状をなし、中央に設けられた貫通孔をローラー取付部23a,23bに嵌合させて取り付けられる。ローラー保持部25a,25bは、図4に示すように、下端から1/4程度の下部分と、上端から1/2程度の上部分と、それ以外の中央部分とにおける直径がそれぞれ異なるように構成されている。具体的には、上部分の直径が最も小さく、中央部分の直径が最も大きく構成されている。
ローラー保持部25a,25bのそれぞれは、下部分の外周面に、ギア24a,24cと噛み合う形状の歯が形成されている。ローラー保持部25a,25bは、ローラー保持部25aの歯がギア24aと噛み合うように、ローラー保持部25bの歯がギア24cと噛み合うように、ローラー載置部材22上に載置される。また、ローラー取付部23a,23bは、ローラー保持部25a,25bの長さよりも長く形成されており、ローラー取付部23a,23bの上端は、取り付けられたローラー保持部25a,25bの貫通孔を貫通し、ローラー保持部25a,25bの上端から突出する。
ローラー保持部25a,25bの中央部分は、下部分よりも直径が大きく構成されている。従って、ローラー保持部25a,25bの中央部分によって、ローラー載置部材22上に載置されたギア24a,24b,24cがローラー載置部材22から外れることを防止できる。また、ローラー保持部25a,25bの中央部分の上面には、上部分の外周面に沿ってO字形断面の凹部が形成されている。また、ローラー保持部25a,25bの上端の適宜箇所には、ローラー保持部25a,25bに取り付けられた搬送ローラー26a,26bを固定するための爪部(図示せず)が設けられている。
搬送ローラー26a,26bは、円筒状をなし、外周面の中央部分が上端及び下端部分よりも窪んだ形状に構成されている。搬送ローラー26a,26bをローラー保持部25a,25bに取り付ける場合、ローラー保持部25a,25bの上端に搬送ローラー26a,26bの貫通孔を嵌合させる。また、搬送ローラー26a,26bの下端を、ローラー保持部25a,25bの中央部分の上面に形成された凹部に嵌合させると共に、搬送ローラー26a,26bの上端を、ローラー保持部25a,25bの上端に設けられた爪部に係合させる。これにより、搬送ローラー26a,26bがローラー保持部25a,25bに固定され、搬送ローラー26a,26bがローラー保持部25a,25bに対して空転することを防止できる。
次に、ローラー保持部25a,25bの上端から突出しているローラー取付部23a,23bの上端に、ローラー固定部27a,27bを取り付ける。これにより、搬送ローラー26a,26bが、ローラー保持部25a,25bと共にローラー載置部材22に固定され、ローラー載置部材22から外れることを防止できる。なお、ギア24a,24b,24cは、ギア取付部22a,22b,22cに対して回動するように取り付けられ、ローラー保持部25a,25bは、ローラー取付部23a,23bに対して回動するように取り付けられる。
上述した構成のローラーユニット20は、駆動回路(回転駆動部)からの動力が伝動部(図示せず)によってギア24aに伝動され、ギア24aが回転する。ギア24aは、ローラー保持部25a及びギア24bと噛み合っているので、ギア24aの回転が、ローラー保持部25a及びギア24bに伝動し、ローラー保持部25aに固定された搬送ローラー26a及びギア24bも回転する。また、ギア24bはギア24cと噛み合っており、ギア24cはローラー保持部25bと噛み合っているので、ギア24bの回転が、ギア24cを介してローラー保持部25bに伝動し、ローラー保持部25bに固定された搬送ローラー26bも回転する。このような構成により、搬送ローラー26a,26bは、駆動回路からの動力によって同一方向の回転を行なう。
次に、ローラーユニット30の構成について説明する。ローラーユニット30は、スイッチ部材32及びローラー載置部材33等を備え、スイッチ部材32にローラー載置部材33を載置させ、ローラー載置部材(連結部)33に搬送ローラー34a,34bを載置させることによって構成される。スイッチ部材32は、中心角が45度程度の略扇形状の平板によって構成され、中心角を有する頂点の近傍に円形断面の貫通孔32bが穿設されている。また、スイッチ部材32の上面には、円弧の一端の近傍に、所定の長さの凸部32aが突設されている。なお、凸部32aは、ローラーユニット30を上面部材11に取り付けた場合に、上面部材11の短辺側となる位置に設けられている。即ち、図4において、凸部32aは、スイッチ部材32の曲線部分の左端側に設けられる。
ローラー載置部材33は、中心角が45度程度の略扇形状の平板によって構成され、中心角を有する頂点の近傍に円形断面の貫通孔33dが設けられている。また、ローラー載置部材33の上面には、スイッチ部材32に設けられた凸部32aと同様の箇所に、搬送ローラー34bを保持するためのローラー保持部33bが設けられている。また、ローラー載置部材33の上面には、貫通孔33dの近傍に、搬送ローラー34aを保持するためのローラー保持部33aが設けられている。また、ローラー載置部材33には、ローラー保持部33bが設けられた頂点に対して円弧状の曲線を隔てた頂点の近傍から、中心角を有する頂点の方に向かって、所定の距離を有する直線状の貫通溝33eが穿設されている。
更に、ローラー載置部材33には、適宜箇所に、所定の大きさの貫通孔33cが穿設されている。なお、ローラーユニット30を組み立てる際に、スイッチ部材32の上にローラー載置部材33を載置させるが、このときに、スイッチ部材32の凸部32aが貫通孔33cを貫通する。従って、貫通孔33cの位置は、スイッチ部材32に対する凸部32aの位置に合致した位置とする必要がある。
ローラー保持部33a,33bは、ローラー保持部25a,25bから、ローラー保持部25a,25bの下部分を取り除いた形状に形成されている。具体的には、ローラー保持部33a,33bは、下半分と上半分とで直径が異なる円筒状に形成されており、下部分が上部分よりも直径が大きく構成されている。また、ローラー保持部33a,33bの下部分の上面には、上部分の外周面に沿ってO字形断面の凹部が形成されている。また、ローラー保持部33a,33bの上端の適宜箇所には、ローラー保持部33a,33bに取り付けられた搬送ローラー34a,34bを固定するための爪部(図示せず)が設けられている。
搬送ローラー34a,34bは、円筒状をなし、外周面の中央部分が上端及び下端部分よりも窪んだ形状に構成されている。搬送ローラー34a,34bをローラー保持部33a,33bに取り付ける場合、ローラー保持部33a,33bの上端に搬送ローラー34a,34bの貫通孔を嵌合させる。また、搬送ローラー34a,34bの下端を、ローラー保持部33a,3bの下部分の上面に形成された凹部に嵌合させると共に、搬送ローラー34a,34bの上端を、ローラー保持部33a,33bの上端に設けられた爪部に係合させる。これにより、搬送ローラー34a,34bがローラー保持部33a,33bに固定され、搬送ローラー34a,34bが、ローラー保持部33a,33b及びローラー載置部材33に対して空転することを防止できる。
上述した構成のローラーユニット20,30は、リンク機構40によって連結される。リンク機構40は、略矩形状の平板である2つのリンク部材41,42を備え、リンク部材41,42は、それぞれの中央部分で係合するように構成されている。具体的には、リンク部材41の中央部分には円弧状の貫通溝41bが穿設されており、リンク部材42の上面の中央部分には、貫通溝41bに嵌合でき、貫通溝41bに沿ってスライドできる大きさの凸部42bが設けられている。
また、リンク部材41,42の一端の近傍には円形断面の貫通孔41c,42cが穿設されており、他端の近傍には、下面側に所定形状の凸部41a,42aが設けられている。なお、凸部41a,42aは、ローラーユニット20,30を上面部材11に取り付けた場合に、ローラー載置部材22,33の貫通溝22e,33eにそれぞれ嵌合されるので、貫通溝22e,33eに嵌合でき、貫通溝22e,33eに沿ってスライドできる大きさに形成される。
本実施形態のディスク搬送装置1を組み立てる場合、まず、上面部材11の下面から突設されている保持部材43a,44aのそれぞれを、リンク部材41,42に設けられた貫通孔41c,42cに挿通させる。そして、貫通孔41cを貫通した保持部材43aの下端に、所定サイズのOリング等によって構成された保持部材43bを取り付け、貫通孔42cを貫通した保持部材44aの下端に、所定サイズのOリング等によって構成された保持部材44bを取り付ける。
なお、リンク部材41,42は、それぞれ貫通孔41c,42cを中心に所定範囲内で回動するので、保持部材43a,43b,44a,44bは、リンク部材41,42を上面部材11に固定する必要はなく、上面部材11から外れないように保持すればよい。また、保持部材44a,44bによってリンク部材42を保持する際に、リンク部材42の凸部42bを、リンク部材41の貫通溝41bに嵌合させておく。
リンク機構40が取り付けられた上面部材11において、ローラーユニット20のローラー載置部材22に設けられた貫通溝22eに、リンク機構40のリンク部材41の下面に設けられた凸部41aを嵌合させる。また、ローラーユニット20の搬送ローラー26aを上面部材11の貫通孔12aから突出させ、搬送ローラー26bを上面部材11の切欠部14aから突出させる。このような状態で、ローラーユニット固定部28の固定部材を、上面部材11の貫通孔11aに挿通させ、更にローラー載置部材22の貫通孔22dに挿通させる。これにより、ローラーユニット20を上面部材11に取り付けることができる。
一方、ローラーユニット30のローラー載置部材33に設けられた貫通溝33eに、リンク機構40のリンク部材42の下面に設けられた凸部42aを嵌合させる。また、ローラーユニット30の搬送ローラー34aを上面部材11の貫通孔12bから突出させ、ローラー載置部材33の貫通孔33cを貫通させたスイッチ部材32の凸部32aを、上面部材11の貫通溝13から突出させ、搬送ローラー34bを上面部材11の切欠部14bから突出させる。このような状態で、ローラーユニット固定部35の固定部材を、上面部材11の貫通孔11bに挿通させ、更にローラー載置部材33の貫通孔33d及びスイッチ部材32の貫通孔32bに挿通させる。これにより、ローラーユニット30を上面部材11に取り付けることができる。
更に、ローラーユニット20の貫通孔22dを貫通したローラーユニット固定部28の固定部材を、コイルばね21の中央の貫通孔に挿通させ、ローラーユニット30の貫通孔33d,32bを貫通したローラーユニット固定部35の固定部材を、コイルばね31の中央の貫通孔に挿通させる。コイルばね21,31の貫通孔を貫通したローラーユニット固定部28,35の固定部材には、例えば、コイルばね21,31を保持するための部材が取り付けられ、これにより、ローラーユニット20,30及びコイルばね21,31が上面部材11に保持される。また、ローラーユニット固定部28,35の固定部材をコイルばね21,31の下方に配置される板等へ当接させることによって、ローラーユニット20,30及びコイルばね21,31が上面部材11に保持されるようにしてもよい。
なお、ローラーユニット20,30は、コイルばね21,31によって互いに近付く方向に付勢されて、上面部材11の2隅にそれぞれ取り付けられる。従って、ディスク搬送装置1が光ディスク1aを搬送していない通常状態では、図1に示すように、ローラーユニット20,30の搬送ローラー26b,34bが光ディスク1aの搬送路側に寄った位置に配置される。
また、ローラーユニット20,30はそれぞれ、ローラーユニット固定部28,35の固定部材を回転軸として回転(回動)可能に上面部材11に取り付けられる。ローラーユニット20,30が回転する場合、ローラーユニット20の貫通孔22d、ローラーユニット30の貫通孔33d,32bの周面は、ローラーユニット固定部28,35の固定部材に対して摺動する。従って、ローラーユニット20,30は上面部材11に固定されない状態で取り付けられる。なお、ローラーユニット30のスイッチ部材32及びローラー載置部材33は一体として回転する。
上述した手順で組み立てられたディスク搬送装置1において、ローラーユニット20,30は、ローラーユニット固定部28,35によって上面部材11に取り付けられると共に、リンク機構40によって互いに連結される。従って、ローラーユニット20,30のそれぞれは、回動できる範囲が限られる。具体的には、ローラーユニット20は、搬送ローラー26a,26bが上面部材11の短辺に沿った状態から、反時計回りに45度程度の範囲の回動が可能であり、ローラーユニット30は、搬送ローラー34a,34bが上面部材11の短辺に沿った状態から、時計回りに45度程度の範囲の回動が可能である。
ところで、ローラーユニット固定部28,35の上面には、上面部材11の両短辺側のそれぞれに、光ディスク1aを装置内部へ誘導するための誘導部材28a,35aが突設されている。ディスク搬送装置1は、各種装置に搭載された場合、右側面が、搭載された装置の一側面の一部となるので、搭載された装置の外筺には、誘導部材28a,35aの高さ分の挿入口が形成される。ディスク搬送装置1は、挿入口から光ディスク1aが挿入された場合に、矢符Aで示す搬送方向の搬送路に従って、光ディスク1に対して記録及び/又は再生処理を行なう機構が設けられた所定位置まで光ディスク1aを搬送する。
以下に、上述した構成のディスク搬送装置1が、挿入口から挿入された光ディスク1aを搬送する際の動作について説明する。図1に示す状態において、挿入口から光ディスク1aが挿入されてきた場合、光ディスク1aはまず凸部32aを搬送方向Aに押す。なお、凸部32aは、光ディスク1aに押された場合、上面部材11の貫通溝13に沿って移動する。凸部32aは、通常状態での位置から移動することによってスイッチとして機能し、凸部32aが移動を開始した場合、搬送ローラー26a,26bを回転させる駆動回路の動作が開始する。駆動回路の動作は、例えば、凸部32aの移動に従って駆動回路に対する電力の供給を開始又は終了することによって制御されてもよいし、凸部32aの移動を検知する制御部(図示せず)によって制御されてもよい。
駆動回路の動作が開始された場合、ローラーユニット20の搬送ローラー26a,26bが回転を開始する。なお、搬送ローラー26a,26bは、光ディスク1aを搬送方向Aに搬送する方向、即ち、時計回りの回転を開始する。凸部32aを押した光ディスク1aは、ローラーユニット20の搬送ローラー26a及びローラーユニット30の搬送ローラー34aに到達し、凸部32aと共に搬送ローラー26a,34a(一対の搬送ローラー)を搬送方向Aに押す。
ここで、ローラーユニット20,30はコイルばね21,31によって付勢されているので、光ディスク1aに押された搬送ローラー26a,34aは、光ディスク1aに対して搬送方向Aの逆方向の反発力を加える。従って、光ディスク1aの搬送路を隔てた位置の搬送ローラー26a,34aは、反発力によって光ディスク1aの外周面を挟持する。なお、搬送ローラー26a,34aの外周面は、中央部分が上下端部分よりも窪んだ形状であるので、搬送ローラー26a,34aは、光ディスク1aを確実に挟持できる。
搬送ローラー26a,34aは、光ディスク1aに押されることによって、互いに離れる方向に移動する。これは、搬送ローラー26a,34aが光ディスク1aに押された場合、ローラーユニット20,30が、ローラーユニット固定部28,35の固定部材を回転軸として、互いに離れる方向に回転するためである。即ち、ローラーユニット20,30の回転に伴って、搬送ローラー26a,34aが互いに離れる方向に移動する。なお、搬送ローラー26a,34aは、上面部材11の貫通孔12a,12bに沿って移動する。
このように、搬送ローラー26a,34aは、自身の外周面の適宜箇所で光ディスク1aを挟持した状態で、互いに離れる方向に移動し、搬送ローラー26a,34aが移動することによって、光ディスク1aの搬送路が開放されていく。また、搬送ローラー26a,34aが光ディスク1aに押されることによってローラーユニット20,30が回転した場合、ローラーユニット20,30に固定されている搬送ローラー26b,34bも、互いに離れる方向に移動する。なお、搬送ローラー26b,34bは、上面部材11の切欠部14a,14bに沿って移動する。
このように搬送ローラー26a,34aが光ディスク1aを挟持しつつ、互いに離れる方向に移動している状態で、搬送ローラー26aが駆動回路からの動力によって回転(自転)しようとする。搬送ローラー26aは、自転することによって、光ディスク1aとの接触箇所において、光ディスク1aに対して、光ディスク1aを搬送方向Aに搬送させる方向の力を加える。具体的には、搬送ローラー26aの回転(自転)方向の力が加えられる。これによって、光ディスク1aが更に搬送方向Aに搬送される。なお、搬送ローラー34aは、自転は行なわず、コイルばね31による付勢力に基づく反発力によって、光ディスク1aから加えられる力を支え、搬送ローラー26aと共に光ディスク1aを挟持する。
搬送ローラー26a,34aが光ディスク1aに押されることによって回転するローラーユニット20,30は、リンク機構40を介して連結されているので、同一の角速度での回転を行なう。具体的には、搬送ローラー26a,34aが搬送方向Aに押されることによってローラーユニット20,30が回転した場合、ローラー載置部材22,33の貫通溝22e,33eに嵌合しているリンク部材41,42の凸部41a,42aが貫通溝22e,33eの一端から他端に向かってスライドする。なお、図4において、凸部41aは貫通溝22eの左端から右端へスライドし、凸部42aは貫通溝33eの右端から左端へスライドする。
また、これに伴って、リンク部材41,42の係合部分において、リンク部材42の上面の凸部42bが、リンク部材41の貫通溝41bの一端から他端に向かってスライドする。なお、凸部42bは貫通溝41bの右端から左端へスライドする。このように、リンク機構40の作用によって、ローラーユニット20,30のそれぞれによる回転が抑制させるので、ローラーユニット20,30は同一の角速度で回転を行なう。従って、上面部材11の中央を通る直線上の搬送路に従って光ディスク1aを搬送できるので、搬送効率が向上する。
図2に示すように、搬送ローラー26a,34aに挟持されつつ搬送される光ディスク1aは、ローラーユニット20の搬送ローラー26b及びローラーユニット30の搬送ローラー34bに到達し、搬送ローラー26b,34b(一対の搬送ローラー)を搬送方向Aに押す。搬送ローラー26b,34bも、搬送ローラー26a,34aと同様に、コイルばね21,31による付勢力に基づく反発力よって光ディスク1aの外周面を挟持する。また、搬送ローラー26b,34bが外周面の適宜箇所で光ディスク1aを挟持した状態で、搬送ローラー26bが駆動回路からの動力によって回転することによって、搬送ローラー26b,34bが挟持している光ディスク1aを搬送方向Aに搬送する。
ディスク搬送装置1は、図3に示すように光ディスク1aが所定位置まで搬送されると、駆動回路の動作を終了する。これにより、光ディスク1aの搬送処理が完了する。なお、所定位置まで搬送された光ディスク1aを装置外部へ排出する場合は、搬送ローラー26a,26bを反時計回りに回転させればよい。具体的には、例えば、ユーザからのディスク排出指示に従って、駆動回路が搬送ローラー26a,26bの回転(ここでは反時計回り)を開始する。搬送ローラー26b,34bまで移動してきた光ディスク1aは、搬送ローラー26a,26b,34a,34bによって挟持された状態で装置外部まで搬送される。
次に、本実施形態のディスク搬送装置1に用いる搬送ローラー26a,26b,34a,34bについて説明する。本実施形態では、搬送ローラー26a,26b,34a,34bはいずれも同形状をなす。しかし、ローラーユニット20の搬送ローラー26a,26bのうち、搬送方向Aの下流側の設けられた搬送ローラー26bが、他の搬送ローラー26a,34a,34bとは異なる硬度の材料で製造されている。
具体的には、搬送ローラー26a,34a,34bは、光ディスク1aを搬送する一般的なローラーに用いられる材料で製造され、搬送ローラー26bは、その材料よりも低い硬度の材料で製造される。例えば、搬送ローラー26bは、硬度が50度程度のEPDM(Ethylene-Propylene-Diene Methylene linkage:エチレンプロピレンジエン三元共重合体)材等の弾性部材(ゴム材)で製造され、搬送ローラー26a,34a,34bは、硬度が60度程度のEPDM材等の弾性部材で製造される。
このように、駆動回路からの動力によって自転する搬送ローラー26a,26bにおいて、搬送ローラー26bを、搬送ローラー26aの材料の硬度よりも低い硬度の材料で製造することによって、搬送ローラー26bにおける摩擦係数を、搬送ローラー26aにおける摩擦係数よりも大きくする。これにより、搬送ローラー26bと光ディスク1aとの摩擦力が、搬送ローラー26aと光ディスク1aとの摩擦力よりも大きくなる。
本実施形態のディスク搬送装置1は、搬送方向Aに並んで設けられた搬送ローラー26a,26b、搬送ローラー34a,34bがそれぞれローラー載置部材22,33によって連結され、ローラー載置部材22,33がコイルばね21,31によって付勢されている。このような構成では、コイルばね21,31の付勢力に基づいて光ディスク1aに対して加える反発力(光ディスク1aを挟持する挟持力)が、ローラー載置部材22,33の回転軸である貫通孔22d,33dから離れるほど弱くなる。即ち、搬送ローラー26b,34bによる光ディスク1aの挟持力が、搬送ローラー26a,34aによる挟持力よりも弱くなる。よって、搬送ローラー26a,34aに挟持された光ディスク1aが搬送ローラー26b,34bに渡された後、搬送ローラー26b,34bによる光ディスク1aの搬送効率が低下する傾向がある。
しかし、上述したように、本実施形態では、搬送ローラー26bと光ディスク1aとの摩擦力が、搬送ローラー26aと光ディスク1aとの摩擦力よりも大きくなるので、搬送ローラー26b,34bが光ディスク1aを挟持する際の力と、搬送ローラー26a,34aが光ディスク1aを挟持する際の力との差を低減できる。よって、搬送ローラー26a,34aに挟持されて搬送される光ディスク1aが搬送ローラー26b,34bに渡された後の搬送効率の低下を軽減でき、搬送ローラー26a,26b,34a,34bによる光ディスク1aの搬送効率が向上する。
本実施形態は、搬送ローラー26bと、搬送ローラー26a,34a,34bとを異なる素材で形成するが、形状はいずれも同一である。即ち、本実施形態では、素材の硬度を調整することによって搬送ローラー26bと、搬送ローラー26a,34a,34bとにおける摩擦係数を異ならせるので、搬送ローラー26a,26b,34a,34bの形状は全て同一にすることができる。従って、それぞれの搬送ローラー26a,26b,34a,34bを成型する際に用いる金型等は共用できる。よって、搬送ローラー26bと、搬送ローラー26a,34a,34bとを異なる金型で成型する場合に生じるコストの増加を回避できる。
また、搬送ローラー26b,34bによる光ディスク1aの挟持力を大きくする方法として、例えば、搬送ローラー26b,34bによって光ディスク1aを挟み込む力を保持するばね等を追加する方法が考えられる。しかし、このような方法に対して、本実施形態では、部品点数の増加を回避することができ、また、部品点数の増加に伴うコストの増加も回避できる。
また、搬送ローラー26a,26b,34a,34bを製造する際に、硬度によって色を異ならせてもよい。例えば、搬送ローラー26bと、搬送ローラー26a,34a,34bとの色を異ならせることにより、搬送ローラー26a,26b,34a,34bのそれぞれを組み込む際の組み込みミスを防止できる。これにより、搬送ローラー26a,26b,34a,34bの組み込み作業の効率化も実現できる。
上述した実施形態では、駆動回路からの動力によって自転する搬送ローラー26a,26bのうちの、搬送方向Aの下流側に設けられた搬送ローラー26bにおける摩擦係数を、他の搬送ローラー26a,34a,34bにおける摩擦係数よりも大きくなるように構成していた。しかし、本発明は、搬送方向Aの下流側に設けられた搬送ローラーにおける摩擦係数が、上流側に設けられた搬送ローラーにおける摩擦係数よりも大きく構成すれば、上述した構成に限らない。従って、例えば、搬送方向Aの下流側に設けられた搬送ローラー26b,34bにおける摩擦係数を、上流側に設けられた搬送ローラー26a,34aにおける摩擦係数よりも大きくなるように構成してもよい。即ち、搬送ローラー26b,34bを、搬送ローラー26a,34aの材料よりも低い硬度の材料によって製造してもよい。
また、本発明は、駆動回路からの動力によって自転する搬送ローラーにおいて、搬送方向Aの下流側に設けられた搬送ローラーにおける摩擦係数が、上流側に設けられた搬送ローラーにおける摩擦係数よりも大きく構成すればよい。従って、例えば、駆動回路からの動力によって自転する搬送ローラー26a,26bのうちの、搬送方向Aの下流側に設けられた搬送ローラー26bと、自転しない搬送ローラー34a,34bにおける摩擦係数を、搬送ローラー26aにおける摩擦係数よりも大きくなるように構成してもよい。即ち、搬送ローラー26b,34a,34bを、搬送ローラー26aの材料よりも低い硬度の材料によって製造してもよい。
1 ディスク搬送装置
20,30 ローラーユニット
21,31 コイルばね
22,33 ローラー載置部材
26a,26b,34a,34b 搬送ローラー

Claims (5)

  1. ディスク挿入口から挿入されたディスクを搬送するディスク搬送装置において、
    ディスクの搬送路を隔てた2箇所にそれぞれ設けられ、挿入されたディスクの外周面を挟持しつつ移動することによって前記ディスクを搬送する一対の搬送ローラーを、前記搬送路に沿って2組備え、
    前記搬送路の下流側に設けられた搬送ローラーにおける摩擦係数が、上流側に設けられた搬送ローラーにおける摩擦係数よりも大きいことを特徴とするディスク搬送装置。
  2. 前記搬送路に沿って設けられた搬送ローラーはそれぞれ連結部を介して連結されており、
    該連結部は、前記挿入口側の所定位置を支点として所定範囲内で回動するようにしてあり、それぞれの連結部で連結された搬送ローラーが互いに近接する方向に付勢されていることを特徴とする請求項1に記載のディスク搬送装置。
  3. 前記搬送路の下流側に設けられた搬送ローラーに用いられる部材の硬度が、上流側に設けられた搬送ローラーに用いられる部材の硬度よりも低いことを特徴とする請求項1又は2に記載のディスク搬送装置。
  4. 前記搬送ローラーはいずれも同形状であることを特徴とする請求項1から3までのいずれかひとつに記載のディスク搬送装置。
  5. 前記一対の搬送ローラーのうちの一方は、搬送ローラーを回転させる回転駆動部によって回転するようにしてあり、他方の搬送ローラーは、前記一方の回転に伴って搬送されるディスクに追従して移動するようにしてあり、
    前記搬送路の下流側に設けられた一対の搬送ローラーのうちで前記回転駆動部によって回転する搬送ローラーにおける摩擦係数が、他の搬送ローラーにおける摩擦係数よりも大きいことを特徴とする請求項1から4までのいずれかひとつに記載のディスク搬送装置。
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