JP2011014004A - 電子機器、画面表示方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】画面表示を切り替える際にボタンが表示されない画面を経由することでユーザの誤操作を防止することが可能な電子機器を提供すること。
【解決手段】少なくとも1以上のボタン部が配置された第1の画面及び第2の画面を表示する画面表示部と、所定の条件を満たした場合に画面表示部への画面表示を第1の画面から第2の画面に切り替える表示制御部と、を備え、表示制御部は、画面表示部に表示される画面を第1の画面から第2の画面へ遷移させる際に、ボタン部が配置されていない第3の画面を表示させ、該第3の画面を表示させてから所定の時間経過後に第2の画面を表示させる、電子機器が提供される。
【選択図】図1
【解決手段】少なくとも1以上のボタン部が配置された第1の画面及び第2の画面を表示する画面表示部と、所定の条件を満たした場合に画面表示部への画面表示を第1の画面から第2の画面に切り替える表示制御部と、を備え、表示制御部は、画面表示部に表示される画面を第1の画面から第2の画面へ遷移させる際に、ボタン部が配置されていない第3の画面を表示させ、該第3の画面を表示させてから所定の時間経過後に第2の画面を表示させる、電子機器が提供される。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子機器、画面表示方法及びコンピュータプログラムに関する。
デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯電話その他の電子機器では、機器にキーやボタンを配して、これらのキーやボタンをユーザに操作してもらうことでユーザに当該機器を操作させるのが一般的である。ところが近年、電子機器の分野において、当該機器を操作するためにタッチパネル式の表示部を用意し、当該表示部にアイコンやボタンを表示して、それらのアイコンやボタンをユーザに直接触ってもらうことでユーザに操作させるものがある。表示部にアイコンやボタンを表示させることで、キーやボタンを省略することができ、また、表示部の画面サイズを大きくすることが可能となる。
このようなタッチパネル式の表示部にボタンを表示する電子機器においては、ユーザからの操作が所定の時間行われないと、画面に表示されるボタンが自動的に切り替わるものがある。例えば、デジタルビデオカメラの場合には、電源を入れると表示部には機器の設定画面を開くためのボタンが表示され、所定の時間が経過すると表示部には録画を開始するためのボタンに切り替わるものがある。しかし、画面を自動的に切り替えてしまうと、ユーザの誤動作を招いてしまうという問題があった。例えば、機器の設定画面を開くためのボタンと、録画を開始するためのボタンとが同じような位置に配置される場合に、ユーザが機器の設定画面を開くためのボタンを押そうとしたタイミングで画面が切り替わり、間違って録画を開始するためのボタンを押してしまうケースが考えられる。
上記特許文献1、2には、ユーザからの操作が所定の時間行われないと画面が自動的に遷移する技術が開示されている。しかし、上記引用文献1、2に開示された技術では、ユーザからの操作が所定の時間行われないと表示部にはボタンが無い画像が表示されるので、ユーザが機器を操作することが出来ない。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、画面表示を切り替える際にボタンが表示されない画面を経由することでユーザの誤操作を防止することが可能な、新規かつ改良された電子機器、画面表示方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、少なくとも1以上のボタン部が配置された第1の画面及び第2の画面を表示する画面表示部と、所定の条件を満たした場合に前記画面表示部への画面表示を前記第1の画面から前記第2の画面に切り替える表示制御部と、を備え、前記表示制御部は、前記画面表示部に表示される画面を前記第1の画面から前記第2の画面へ遷移させる際に、ボタン部が配置されていない第3の画面を表示させ、該第3の画面を表示させてから所定の時間経過後に前記第2の画面を表示させる、電子機器が提供される。
かかる構成によれば、画面表示部は少なくとも1以上のボタン部が配置された第1の画面及び第2の画面を表示し、表示制御部は所定の条件を満たした場合に画面表示部への画面表示を第1の画面から第2の画面に切り替える。そして表示制御部は、画面表示部に表示される画面を第1の画面から第2の画面へ遷移させる際に、ボタン部が配置されていない第3の画面を表示させ、該第3の画面を表示させてから所定の時間経過後に第2の画面を表示させる。その結果、画面表示を切り替える際にボタンが表示されない画面を経由することでユーザの誤操作を防止することが可能となる。
前記第3の画面が前記画面表示部に表示されている場合に前記電子機器に対する入力操作が行われたときは、前記表示制御部は前記画面表示部への画面表示を前記第3の画面から前記第1の画面に遷移させるようにしてもよい。
前記所定の条件は、前記第1の画面が前記画面表示部に表示されてから所定の時間が経過したことであってもよい。
前記所定の条件は、前記第1の画面が前記画面表示部に表示されている場合に所定の時刻が到達したことであってもよい。
前記所定の条件は、所定の場所を通過したことであってもよい。
前記画面表示部はタッチパネルであってもよい。
ユーザからの入力操作を受け付ける入力部をさらに備え、前記所定の条件は、前記第1の画面が前記画面表示部に表示されている場合に前記入力部に対する入力操作が行われたことであってもよい。
前記入力部は、前記画面表示部の近傍に設けられていてもよい。
前記第1の画面には第1のボタン部が、前記第2の画面には第2のボタン部が、それぞれ表示され、前記第2のボタン部は録画を開始するためのボタンであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、少なくとも1以上のボタン部が配置された第1の画面及び第2の画面を表示する画面表示ステップと、所定の条件を満たした場合に前記画面表示ステップにおける画面表示を前記第1の画面から前記第2の画面に切り替える表示制御ステップと、を含み、前記表示制御ステップは、前記画面表示ステップで表示される画面を前記第1の画面から前記第2の画面へ遷移させる際に、ボタン部が配置されていない第3の画面を表示させ、該第3の画面を表示させてから所定の時間経過後に前記第2の画面を表示させる、画面表示方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、少なくとも1以上のボタン部が配置された第1の画面及び第2の画面を表示する画面表示ステップと、所定の条件を満たした場合に前記画面表示ステップにおける画面表示を前記第1の画面から前記第2の画面に切り替える表示制御ステップと、をコンピュータに実行させ、前記表示制御ステップは、前記画面表示ステップで表示される画面を前記第1の画面から前記第2の画面へ遷移させる際に、ボタン部が配置されていない第3の画面を表示させ、該第3の画面を表示させてから所定の時間経過後に前記第2の画面を表示させる、コンピュータプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、画面表示を切り替える際にボタンが表示されない画面を経由することでユーザの誤操作を防止することが可能な、新規かつ改良された電子機器、画面表示方法及びコンピュータプログラムを提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
<1.第1の実施形態>
[1−1.デジタルビデオカメラの外観]
[1−2.デジタルビデオカメラの機能構成]
[1−3.LCDパネルへの画像表示処理]
<2.第2の実施形態>
<3.第3の実施形態>
<4.第4の実施形態>
<1.第1の実施形態>
[1−1.デジタルビデオカメラの外観]
[1−2.デジタルビデオカメラの機能構成]
[1−3.LCDパネルへの画像表示処理]
<2.第2の実施形態>
<3.第3の実施形態>
<4.第4の実施形態>
<1.第1の実施形態>
[1−1.デジタルビデオカメラの外観]
図1は、本発明の電子機器の一例である、本発明の第1の実施形態に係るデジタルビデオカメラ100の外観について示す説明図である。以下、図1を用いて、本発明の第1の実施形態に係るデジタルビデオカメラ100の外観について説明する。
[1−1.デジタルビデオカメラの外観]
図1は、本発明の電子機器の一例である、本発明の第1の実施形態に係るデジタルビデオカメラ100の外観について示す説明図である。以下、図1を用いて、本発明の第1の実施形態に係るデジタルビデオカメラ100の外観について説明する。
図1に示したデジタルビデオカメラ100は、動画像や静止画像の撮影が出来るように構成されているものである。そして、デジタルビデオカメラ100には、撮影中の画像のいわゆるライブビュー表示や、撮影した画像の表示・再生のためのLCD(Liquid Crystal Display)パネル110を備える表示部120が設けられている。表示部120は、デジタルビデオカメラ100の本体部と結合するための軸(図示せず)を中心として回転可能に設けられており、LCDパネル110を撮影者が見易い位置に固定して撮影することが可能となっている。
以上、図1を用いて本発明の第1の実施形態にかかる撮像装置の外観について説明した。次に、本発明の第1の実施形態に係るデジタルビデオカメラ100の機能構成について説明する。
[1−2.デジタルビデオカメラの機能構成]
図2は、本発明の第1の実施形態に係るデジタルビデオカメラ100の機能構成について示す説明図である。以下、図2を用いて本発明の第1の実施形態に係るデジタルビデオカメラ100の機能構成について説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るデジタルビデオカメラ100の機能構成について示す説明図である。以下、図2を用いて本発明の第1の実施形態に係るデジタルビデオカメラ100の機能構成について説明する。
図2に示したように、本発明の第1の実施形態に係るデジタルビデオカメラ100は、方位検出部101と、位置検出部102と、LCDパネル110と、CPU111と、プログラムメモリ112と、画像用メモリ113と、ハードディスク114と、USB(Universal Serial Bus)コネクタ115と、操作入力部116と、LED表示部117と、カメラ部121と、画像処理部122と、表示処理部123と、を含んで構成される。
CPU(Central Processing Unit)111は、プログラムメモリ112に格納されているプログラムを実行し、デジタルビデオカメラ100全体の動作を制御する。CPU111は、例えばユーザが操作入力部116に設けられた録画ボタンを押下したことを検出すると、録画処理を開始し、画像用メモリ113またはハードディスク114への画像データや映像データの記録処理を実行する。またCPU111は、LCDパネル110への画面表示を制御する。従ってCPU111は、本発明の表示制御部の一例として機能する。
画像用メモリ113は、デジタルビデオカメラ100による撮像の結果得られた画像データや映像データを記憶する。
ハードディスク114は、画像用メモリ113と同様に、デジタルビデオカメラ100による撮像の結果得られた画像データや映像データを記憶する。
USB(Universal Serial Bus)コネクタ115は、外部情報機器と接続するためのインターフェイスであり、ハードディスク114に記憶されている撮像画像等を接続先の外部情報機器へ送信したり、外部情報機器からのデータを受信したりする。
操作入力部116は、電源ボタン、シャッターボタン、カーソル移動ボタン、選択ボタンなどのボタンの押下情報を検出し、CPU111に通知する。
LED表示部117は、たとえば光学ビューファインダやLCDパネル110の近傍に設けられており、本実施形態では録画中であることを示す発光ダイオードや、充電状態を示す発光ダイオード等から構成されている。LED表示部117は、CPU111と電気的に接続されており、デジタルビデオカメラ100の状態に応じた色で、CPU111からの制御信号に基づいて発光する。
カメラ部121は、レンズ、CCD、アナログ信号処理部、A/D変換器などから構成されており、撮像の結果得られた画像データを、画像処理部122に供給する。
画像処理部122は、カメラ部121から供給された画像データに対し、画像用メモリ113を利用して、ガンマ変換、色空間変換、ホワイトバランス等の画像処理を行うとともに、必要に応じて、その結果得られた画像データに対してJPEG(Joint Photographic Experts Group)圧縮処理等を施し、その結果得られた画像データを、CPU111を介してハードディスク114に記憶する。画像処理部122はまた、ハードディスク114に記憶されているJPEG圧縮画像データに対してJPEG伸張処理を行い、その結果得られた画像データを、CPU111を介して、表示処理部123に供給する。
表示処理部123は、CPU111を介して供給された画像データをRGB信号に変換して、LCDパネル110に供給して表示させる。
LCDパネル110には、表示処理部123でRGB信号に変換された画像が表示される。本実施形態においては、LCDパネル110はタッチパネル式の表示装置である。
方位検出部101は、地磁気をX軸Y軸成分にとして検出し、地磁気ベクトルの方位を電気信号に変換する方位センサから構成されており、デジタルビデオカメラ100が撮影方向と地軸に対してどれだけ傾いているかを検出する。方位検出部101は、CPU111に電気的に接続されており、検出した傾き情報をCPU111に供給する。
位置検出部102は、GPS(Global Positioning System)受信機で構成されている。位置検出部102は、軌道上に複数個の衛星を配置し、各衛星から発射される電波が受信点に届くまでにかかる時間を測定することにより、軌道からの距離をもとに現在位置を測定する。本発明の第1の実施形態にかかるデジタルビデオカメラ100は、静止画像や動画像の撮影時に、位置検出部102で現在位置を測定し、測定した現在位置の情報を、撮影した静止画像や動画像と関連付けて画像用メモリ113やハードディスク114に記録することができる。
以上、図2を用いて本発明の第1の実施形態にかかるデジタルビデオカメラ100の機能構成について説明した。次に、本発明の第1の実施形態にかかるデジタルビデオカメラ100における、LCDパネル110への画像表示処理について説明する。
[1−3.LCDパネルへの画像表示処理]
図3A、図3B及び図3Cは、本発明の第1の実施形態にかかるデジタルビデオカメラ100のLCDパネル110に、CPU111からの制御によって表示される、操作ボタンを含んだ画像の一例について示す説明図である。図3A、図3B及び図3Cに示したような画像は、例えばCPU111によって生成され、表示処理部123によってRGB信号に変換され、LCDパネル110に供給されることでLCDパネル110に表示されるものである。また図3A、図3B及び図3Cに示した画像は、カメラ部121によって撮影されるライブビュー画像に重畳されてLCDパネル110に表示されるものである。
図3A、図3B及び図3Cは、本発明の第1の実施形態にかかるデジタルビデオカメラ100のLCDパネル110に、CPU111からの制御によって表示される、操作ボタンを含んだ画像の一例について示す説明図である。図3A、図3B及び図3Cに示したような画像は、例えばCPU111によって生成され、表示処理部123によってRGB信号に変換され、LCDパネル110に供給されることでLCDパネル110に表示されるものである。また図3A、図3B及び図3Cに示した画像は、カメラ部121によって撮影されるライブビュー画像に重畳されてLCDパネル110に表示されるものである。
図3Aに示した画像180aは、デジタルビデオカメラ100の電源をオンにした直後にLCDパネル110に表示される画面の一例である。画像180aには、ボタン181、182、183が表示されている。本実施形態においては、ボタン183は現在地をLCDパネル110に表示させるためのボタンである。LCDパネル110でボタン183が表示されている領域をユーザが指等で直接タッチすることで現在地の取得処理がCPU111によって開始される。ボタン181はメニュー画面をLCDパネル110に表示させるためのボタンである。LCDパネル110でボタン181が表示されている領域をユーザが指等で直接タッチすることでLCDパネル110にメニュー画面が表示される。ボタン182はデジタルビデオカメラ100を使って録画した映像データ等の再生を実行するためのボタンである。LCDパネル110でボタン182が表示されている領域をユーザが指等で直接タッチすることで、デジタルビデオカメラ100を使って録画した映像データ等がLCDパネル110に再生表示される。
図3Bに示した画像180bは、図3Aに示した画像180aと同様に、LCDパネル110に表示される画面の一例である。図3Bに示したように、画像180bにはボタンが何も表示されていない。
図3Cに示した画像180cは、図3Aに示した画像180a、図3Bに示した画像180bと同様に、LCDパネル110に表示される画面の一例である。画像180cには、ボタン184、185、186が表示されている。ボタン184は、ワイドズーム処理を実行するためのボタンである。LCDパネル110でボタン184が表示されている領域をユーザが指等で直接タッチすることで、CPU111はカメラ部121に含まれているズームレンズを移動させてワイドズーム処理を実行する。ボタン185は、テレズーム処理を実行するためのボタンである。LCDパネル110でボタン185が表示されている領域をユーザが指等で直接タッチすることで、CPU111はカメラ部121に含まれているズームレンズを移動させてテレズーム処理を実行する。ボタン186は、録画を開始するためのボタンである。LCDパネル110でボタン186が表示されている領域をユーザが指等で直接タッチすることで、デジタルビデオカメラ100での録画処理が開始される。
本実施形態にかかるデジタルビデオカメラ100では、電源が投入されて図3Aに示した画像180aがLCDパネル110に表示されてから、所定の時間ユーザからの操作が行われないと、自動的に図3Cに示した画像180cへLCDパネル110の表示を切り替える機能を有している。しかし、図3Aに示した画像180aから図3Cに示した画像180cへ直接切り替えると、以下のような問題が発生する。
例えば、図3Aに示した画像180aがLCDパネル110に表示されている場合に、ユーザがLCDパネル110に表示されたボタン182を指等でタッチして、録画した映像データ等の再生を実行しようとしたときに、LCDパネル110の表示が図3Cに示した画像180cに切り替わってしまうと、図3Aに示したボタン182の位置と図3Cに示したボタン186の位置が近いので、ユーザは誤ってボタン186をタッチしてしまうことが考えられる。ユーザが誤ってボタン186をタッチしてしまうと、意図しない録画処理が始まってしまい、録画の停止や、誤って録画されてしまったデータの画像用メモリ113やハードディスク114からの消去作業といった手間が発生してしまう。また、仮に誤って録画がされたものであっても、データの記録媒体がメモリやハードディスクのようにデータの書き込み・消去が容易であるものであれば誤って録画されてしまったデータの消去は比較的容易である。しかし、データの記録媒体が、一度だけしか書き込みが出来ず、記録したデータの消去が出来ないものであれば、誤って録画してしまったデータの消去は非常に困難なものとなる。
そこで本発明の第1の実施形態にかかるデジタルビデオカメラ100においては、図3Aに示した画像180aから、図3Cに示した画像180cに遷移させる際に、ボタンが何も表示されていない画像180bを経由させる。ボタンが何も表示されていない画像180bを経由することで、ユーザが意図していないボタン操作を回避することができる。
図4は、本発明の第1の実施形態にかかるデジタルビデオカメラ100における画像表示処理の一例について示す流れ図である。以下、図4を用いて本発明の第1の実施形態にかかるデジタルビデオカメラ100における画像表示処理の一例について説明する。なお、図4に示した流れ図においては、説明の便宜上、図3Aに示した画像180aを画像Xと、図3Bに示した画像180bを画像Yと、図3Cに示した画像180cを画像Zと、それぞれ称することにする。
デジタルビデオカメラ100の電源が投入されると、CPU111は、LCDパネル110へ画面Xを表示するように制御する(ステップS101)。続いてCPU111は、LCDパネル110へ画面Xを表示してから一定時間、ユーザの操作が行われなかったかどうかを判定する(ステップS102)。ステップS102の判定の結果、当該一定時間が経過していないとCPU111が判断した場合には、画面XのLCDパネル110への表示を継続する。一方、ステップS102の判定の結果、デジタルビデオカメラ100に対するユーザからの操作が何ら行われず、当該一定時間が経過したと判断した場合には、CPU111は、LCDパネル110へ画面Yを表示するように制御する(ステップS103)。すなわち、ステップS103により、LCDパネル110に表示される画像が画面Xから画面Yに切り替わることになる。
上記ステップS103によってLCDパネル110に画面Yが表示されると、CPU111は、LCDパネル110へ画面Yを表示してから一定時間、ユーザの操作が行われなかったかどうかを判定する(ステップS104)。ステップS104の判定の結果、当該一定時間が経過していないとCPU111が判断した場合には、上記ステップS101に戻り、CPU111はLCDパネル110へ表示する画面を画面Xに切り替える。一方、ステップS104の判定の結果、デジタルビデオカメラ100に対するユーザからの操作が何ら行われず、当該一定時間が経過したと判断した場合には、CPU111は、LCDパネル110へ画面Zを表示するように制御する(ステップS105)。すなわち、ステップS105により、LCDパネル110に表示される画像が画面Yから画面Zに切り替わることになる。
なお、上記ステップS102における一定時間と、上記ステップS104における一定時間とは、同じ長さであっても良く、異なる長さであっても良いことは言うまでも無い。
上記ステップS105によってLCDパネル110に画面Zが表示されると、CPU111は、LCDパネル110へ画面Zを表示してから一定時間、ユーザの操作が行われなかったかどうかを判定する(ステップS106)。ステップS106の判定の結果、当該一定時間が経過したとCPU111が判断した場合には、CPU111は画面ZのLCDパネル110への表示を継続する。一方、ステップS106の判定の結果、当該一定時間が経過していないとCPU111が判断した場合には、上記ステップS101に戻り、CPU111はLCDパネル110へ表示する画像を画面Xに切り替える。
このように、LCDパネル110へ表示する画像を画面Xから画面Zへ切り替える際に、何もボタンが表示されていない画面Yを経由して切り替えることで、デジタルビデオカメラ100のユーザが意図しない操作を回避することが可能となる。すなわち、ユーザがボタン181を押そうとした場合に何もボタンが表示されていない画面YがLCDパネル110に表示されると、ユーザはLCDパネル110へのタッチを一瞬躊躇することになる。また、例えユーザがLCDパネル110をタッチしてしまった場合であっても、LCDパネル110に表示されている画面は何もボタンが表示されていない画面Yなので、ユーザが意図していない操作がデジタルビデオカメラ100において行われることを防ぐことができる。
なお、本発明の第1の実施形態にかかるデジタルビデオカメラ100における、LCDパネル110への画像表示処理は、上述したものに限られない。ユーザの設定によって、画面Xから画面Yへの切り替えのみを実行したり、LCDパネル110に画面Xのみを表示し続けたりすることが可能である。図5は、本発明の第1の実施形態にかかるデジタルビデオカメラ100における画像表示処理の別の例について示す流れ図である。以下、図5を用いて本発明の第1の実施形態にかかるデジタルビデオカメラ100における画像表示処理の別の例について説明する。
デジタルビデオカメラ100の電源が投入されると、CPU111は、LCDパネル110へ画面Xを表示するように制御する(ステップS111)。続いてCPU111は、LCDパネル110へ画面Xを表示してから一定時間、ユーザからのデジタルビデオカメラ100に対する操作が行われなかったかどうかを判定する(ステップS112)。ステップS112の判定の結果、当該一定時間が経過していないとCPU111が判断した場合には、画面XのLCDパネル110への表示を継続する。一方、ステップS112の判定の結果、デジタルビデオカメラ100に対するユーザからの操作が何ら行われず、当該一定時間が経過したと判断した場合には、CPU111は、LCDパネル110へ画面Yを表示するように制御する(ステップS113)。すなわち、ステップS113により、画面XがLCDパネル110に表示されてから、ユーザからの操作が何ら行われずに一定時間が経過すると、LCDパネル110に表示される画像が、CPU111の制御により画面Xから画面Yに切り替わることになる。
上記ステップS113によってLCDパネル110に画面Yが表示されると、CPU111は、LCDパネル110へ画面Yを表示してから一定時間、ユーザの操作が行われなかったかどうかを判定する(ステップS114)。ステップS114の判定の結果、当該一定時間が経過していないとCPU111が判断した場合には、上記ステップS101に戻り、CPU111はLCDパネル110へ表示する画面を画面Xに切り替える。一方、ステップS114の判定の結果、デジタルビデオカメラ100に対するユーザからの操作が何ら行われず、当該一定時間が経過したと判断した場合には、CPU111は画面YのLCDパネル110への表示を継続する。
以上、本発明の第1の実施形態にかかるデジタルビデオカメラ100における、LCDパネル110への画像表示処理について説明した。
以上説明したように本発明の第1の実施形態にかかるデジタルビデオカメラ100によれば、タッチパネル式のLCDパネル110に表示させるボタン付きの画像の表示を切り替える際に、ボタンが何も表示されていない画像を経由する。ボタンが何も表示されていない画像を経由して、LCDパネル110に表示させるボタン付きの画像の表示を切り替えることで、ユーザが意図していない操作を回避することが可能となる。
<2.第2の実施形態>
本発明の第1の実施形態では、所定の時間が経過した場合にLCD110に表示される画面の内容が変化するデジタルビデオカメラ100において、ボタンが何も表示されていない画面を経由することで、ユーザが意図していない操作を回避することができる点について説明した。このように、ボタンが何も表示されていない画面を経由することで、ユーザが意図していない操作を回避できる画像表示処理を実行することが出来る機器は、何も本発明の第1の実施形態で説明したデジタルビデオカメラに限ったものではないことは言うまでも無い。以下においては、ボタンが何も表示されていない画面を経由することで、ユーザが意図していない操作を回避できる画像表示処理を実行することを特徴とする電子機器の他の例を説明する。
本発明の第1の実施形態では、所定の時間が経過した場合にLCD110に表示される画面の内容が変化するデジタルビデオカメラ100において、ボタンが何も表示されていない画面を経由することで、ユーザが意図していない操作を回避することができる点について説明した。このように、ボタンが何も表示されていない画面を経由することで、ユーザが意図していない操作を回避できる画像表示処理を実行することが出来る機器は、何も本発明の第1の実施形態で説明したデジタルビデオカメラに限ったものではないことは言うまでも無い。以下においては、ボタンが何も表示されていない画面を経由することで、ユーザが意図していない操作を回避できる画像表示処理を実行することを特徴とする電子機器の他の例を説明する。
本発明の第2の実施形態では、上述した画面表示処理をカーナビゲーションシステムに適用した場合について説明する。図6A、図6B、図6C、図6D及び図6Eは、本発明の第2の実施形態にカーナビゲーションシステムに表示される画面の例を示す説明図である。なお、本発明の第2の実施形態にカーナビゲーションシステムの具体的な外観や構成等については省略する。
図6Aに示した画面280aは、通常走行時に表示される通常走行画面の一例である。画面280aには、ボタン281、282が表示されている。本発明の第2の実施形態にかかるカーナビゲーションシステムにおいては、画面をユーザの指等で直接タッチすることで操作することが可能であるように構成されている。従って、本実施形態に係るカーナビゲーションシステムのユーザは、画面280aには、ボタン281、282を指等でタッチすることで、カーナビゲーションシステムを操作することができる。
図6Bに示した画面280bは、本実施形態に係るカーナビゲーションシステムを搭載した自動車が交差点に近づいた場合に表示される分岐路拡大画面の一例である。画面280bには、画面280aに表示されているボタン281、282とは異なるボタン283、284が表示されている。ボタン283、284は、それぞれ、ボタン281、282とは、タッチ時に実行される機能が異なるものである。
図6Cに示した画面280cは、本実施形態に係るカーナビゲーションシステムを搭載した自動車が交差点を通過して通常走行時に戻った場合に表示される通常走行画面の一例である。画面280cには、画面280aと同じボタン281、282が表示されている。
本実施形態に係るカーナビゲーションシステムにおいては、画面280aから画面280bへの切り替え、及び画面280bから画面280cへの切り替えは、当該カーナビゲーションシステムを搭載した自動車の位置情報に基づいて実行される。すなわち、交差点に近づくと、カーナビゲーションシステムが表示する画面は通常走行画面(画面280a)から分岐路拡大画面(画面280b)に自動的に切り替わり、交差点を通過すると、カーナビゲーションシステムが表示する画面は分岐路拡大画面(画面280b)から通常走行画面(画面280c)に自動的に切り替わる。
ここで、本実施形態に係るカーナビゲーションシステムのユーザが、当該カーナビゲーションシステムに通常走行画面(画面280a)が表示されている場合に、ボタン282を押そうとした瞬間に画面が分岐路拡大画面(画面280b)に切り替わると、当該ユーザは誤ってボタン284を押してしまう恐れがあり、当該カーナビゲーションシステムにおいてユーザの意図しない動作が行われてしまう恐れがある。
同様に、本実施形態に係るカーナビゲーションシステムのユーザが、当該カーナビゲーションシステムに分岐路拡大画面(画面280b)が表示されている場合に、ボタン284を押そうとした瞬間に画面が通常走行画面(画面280c)に切り替わると、当該ユーザは誤ってボタン282を押してしまう恐れがあり、当該カーナビゲーションシステムにおいてユーザの意図しない動作が行われてしまう恐れがある。
そこで、本実施形態に係るカーナビゲーションシステムでは、通常走行画面(画面280a)から分岐路拡大画面(画面280b)に自動的に切り替わる際に、また分岐路拡大画面(画面280b)から通常走行画面(画面280c)に自動的に切り替わる際に、ボタンが表示されていない画面を経由することで、ユーザの意図しない動作が行われてしまうことを防ぐことを特徴とする。
図6Dに示した画面280dは、図6Aに示した通常走行画面(画面280a)から図6Bに示した分岐路拡大画面(画面280b)へ自動的に切り替わる際に、画面280bを表示する前に、本実施形態に係るカーナビゲーションシステムに表示される分岐路拡大画面の一例である。図6Dに示した画面280dには、ボタンが何一つ表示されていない。通常走行画面(画面280a)から分岐路拡大画面(画面280b)に自動的に切り替わる際に、図6Dに示すようなボタンが何一つ表示されていない画面を表示することで、ユーザの意図しない動作が行われてしまうことを防ぐことが可能となる。
図6Eに示した画面280eは、図6Bに示した分岐路拡大画面(画面280b)から図6Cに示した通常走行画面(画面280c)へ自動的に切り替わる際に、画面280bを表示する前に、本実施形態に係るカーナビゲーションシステムに表示される通常走行画面の一例である。図6Eに示した画面280eには、ボタンが何一つ表示されていない。分岐路拡大画面(画面280b)から通常走行画面(画面280c)に自動的に切り替わる際に、図6Eに示すようなボタンが何一つ表示されていない画面を表示することで、ユーザの意図しない動作が行われてしまうことを防ぐことが可能となる。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態にかかるカーナビゲーションシステムでは、画面を自動的に切り替える際に、ボタンが何も表示されていない画面を経由することで、ユーザの意図しない動作が行われてしまうことを防ぐことができる。
<3.第3の実施形態>
本発明の第2の実施形態では、本発明の第1の実施形態で説明した画面表示処理をカーナビゲーションシステムに適用した場合について説明した。本発明の第3の実施形態では、食堂やファーストフード店等が多数設けられたフードコート等に設置される、タッチパネル式の食券自動販売機に、本発明の第1の実施形態で説明した画面表示処理を適用した場合について説明する。
本発明の第2の実施形態では、本発明の第1の実施形態で説明した画面表示処理をカーナビゲーションシステムに適用した場合について説明した。本発明の第3の実施形態では、食堂やファーストフード店等が多数設けられたフードコート等に設置される、タッチパネル式の食券自動販売機に、本発明の第1の実施形態で説明した画面表示処理を適用した場合について説明する。
図7A、図7B及び図7Cは、本発明の第3の実施形態にかかる食券自動販売機に表示される画面の例を示す説明図である。なお、本発明の第3の実施形態に食券自動販売機の具体的な外観や構成等については省略する。
図7Aに示した画面380aは、食事を提供する店舗を選択するための店舗選択画面の一例である。画面380aには、ボタン381、382、383が表示されており、利用客は指等でボタン381、382、383のいずれかをタッチすることで店舗を選択することができる。
図7Bに示した画面380bは、図7Aに示した画面380aで店舗を選択した後に表示されるメニュー選択画面の一例である。図7Bに示した画面380bには、図7Aに示した画面380aで選択した店舗において注文ができるメニューが、ボタン384、385、386、387として表示されている。
このような画面が表示される本発明の第3の実施形態に係る食券自動販売機では、食券を購入しようとしたものの利用客が食券を購入せずにその場を立ち去った場合などを想定し、図7Bに示したメニュー選択画面(画面380b)が表示されてから、所定の時間操作が行われなければ、図7Aに示した店舗選択画面(画面380a)に自動的に遷移させることができる。
しかし、利用客がメニュー選択画面(画面380b)で表示されているボタンを押そうとしたときに、上記所定の時間が経過してしまうと、図7Aに示した店舗選択画面(画面380a)に自動的に遷移してしまい、利用客は誤って、意図していない店舗を選択してしまう恐れがある。例えば、画面380bが本発明の第3の実施形態に係る食券自動販売機に表示されていた場合において、利用客がボタン386をタッチしようとするときに、画面が店舗選択画面(画面380a)に自動的に切り替わってしまうと、利用客は誤ってボタン383をタッチしてしまう恐れがある。
そこで、本発明の第3の実施形態に係る食券自動販売機では、図7Bに示したメニュー選択画面(画面380b)から図7Aに示した店舗選択画面(画面380a)に自動的に遷移させる際に、ボタンが何ら表示されていない画面を経由することで、利用者の誤操作を防ぐことを特徴とする。
図7Cで示した画面380cは、図7Bに示したメニュー選択画面(画面380b)から図7Aに示した店舗選択画面(画面380a)に自動的に遷移させる際に経由する画面の例である。本発明の第3の実施形態に係る食券自動販売機では、図7Bに示したメニュー選択画面(画面380b)が表示されてから、所定の時間操作が行われなければ、図7Aに示した店舗選択画面(画面380a)に自動的に遷移させる前に、図7Cで示した画面380cを表示する。そして、当該食券自動販売機は、図7Cで示した画面380cを表示してから所定の時間が経過すると、図7Aに示した店舗選択画面(画面380a)に自動的に遷移させる。
このように、図7Bに示したメニュー選択画面(画面380b)から図7Aに示した店舗選択画面(画面380a)に自動的に遷移させる際に、ボタンが何ら表示されていない画面380cを経由することで、利用者の誤操作を防ぐことが可能となる。
<4.第4の実施形態>
本発明の第3の実施形態では、食堂やファーストフード店等が多数設けられたフードコート等に設置される、タッチパネル式の食券自動販売機に、本発明の第1の実施形態で説明した画面表示処理を適用した場合について説明した。本発明の第4の実施形態では、液晶パネルとファンクションキーとを備える携帯電話に本発明の第1の実施形態で説明した画面表示処理を適用した場合について説明する。
本発明の第3の実施形態では、食堂やファーストフード店等が多数設けられたフードコート等に設置される、タッチパネル式の食券自動販売機に、本発明の第1の実施形態で説明した画面表示処理を適用した場合について説明した。本発明の第4の実施形態では、液晶パネルとファンクションキーとを備える携帯電話に本発明の第1の実施形態で説明した画面表示処理を適用した場合について説明する。
図8A、図8B、及び図8Cは、本発明の第4の実施形態にかかる携帯電話400、及び携帯電話400に表示される画面の一例を示す説明図である。
図8Aに示した画面480aは、携帯電話400でアラーム機能が実行されている場合に表示される画面の例である。画面480aには、アラームを停止するためのボタン481が表示されている。携帯電話400は、アラーム機能を実行している場合にボタン481に対応するファンクションキー491が押下されると、アラーム機能を停止する。また、携帯電話400は、アラーム機能を実行している場合に、携帯電話400に対する操作が一定時間行われないと、自動的にアラーム機能を停止し、図8Bに示した待ち受け画面(画面480b)に自動的に画面表示を遷移する。
図8Bに示した画面480bは、携帯電話400に表示される待ち受け画面の例である。携帯電話400でアラーム機能が実行され、携帯電話400に対する操作が一定時間行われないと、携帯電話400は自動的にアラーム機能を停止し、図8Bに示した待ち受け画面(画面480b)に自動的に画面表示を遷移する。図8Bに示した画面480bには、メール機能を起動するためのボタン482が表示されている。携帯電話400は、待ち受け画面を表示している場合にボタン482に対応するファンクションキー491が押下されると、メール機能を起動する。
このような画面表示を行う携帯電話400でアラーム機能が実行されている場合において、ユーザがアラームを止めようとしてファンクションキー491を押下しようとしたときに、ちょうど上記一定時間が経過して、画面が図8Bに示した待ち受け画面(画面480b)に遷移してしまうと、ユーザが意図しないメール機能の起動が携帯電話400で行われてしまう。
そこで、本発明の第4の実施形態にかかる携帯電話400では、携帯電話400でアラーム機能が実行されている場合に表示される画面から待ち受け画面に自動的に遷移する場合に、ボタンが表示されていない待ち受け画面を経由することで、ユーザが意図しない操作の実行を防ぐことを特徴とする。
図8Cに示した画面480cは、本発明の第4の実施形態にかかる携帯電話400が、図8Aに示したアラーム画面(画面480a)から図8Bに示した待ち受け画面(画面480b)へ自動的に表示を遷移させる場合に経由する待ち受け画面の例である。図8Cに示した画面480cには、ボタンが表示されていない。従って、図8Cに示した画面480cが携帯電話400に表示されている場合に、ユーザがファンクションキー491を押下しても、携帯電話400は何らの処理も実行しない。そして、図8Cに示した画面480cが携帯電話400に表示されてから一定の時間が経過すると、携帯電話400は図8Bに示した待ち受け画面(画面480b)の表示に切り替える。
このように、図8Aに示したアラーム画面(480a)から図8Bに示した待ち受け画面(画面480b)へ自動的に表示を遷移させる際に、ボタンが表示されていない待ち受け画面(画面480c)を経由することで、ユーザの誤操作を防ぐことが可能となる。
なお、上記各実施形態で説明した一連の処理は、専用のハードウエアにより実行させてもよいが、ソフトウエアにより実行させてもよい。一連の処理をソフトウエアにより行う場合、図9に示すような汎用又は専用のコンピュータ900にプログラムを実行させることにより、上記の一連の処理を実現することができる。
図9は、プログラムを実行することにより一連の処理を実現するコンピュータ900の構成例を説明するための説明図である。一連の処理を行うプログラムのコンピュータ900による実行について説明すれば、以下のようになる。
図9に示すように、コンピュータ900は、例えば、CPU(Central Processing Unit)901と、ROM(Read Only Memory)902と、RAM(Random Access Memory)903と、バス904、906と、ブリッジ905と、インターフェイス907と、入力装置908と、出力装置909と、HDDその他のストレージ装置910と、ドライブ911と、USBその他の接続ポート912と、通信装置913となどを有する。これらの各構成は、ブリッジ905により接続されたバス904及びバス906や、インターフェイス907等を介して相互に情報を伝達可能に接続されている。
プログラムは、例えば、記録装置の一例である、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などのストレージ装置910、ROM902、RAM903等に記録しておくことがきる。
また、プログラムは、例えば、フレキシブルディスクなどの磁気ディスク、各種のCD(Compact Disc)・MO(Magneto Optical)ディスク・DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク、半導体メモリ等のリムーバブル記憶媒体(図示せず)に、一時的又は永続的に記録しておくこともできる。このようなリムーバブル記憶媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することもできる。これらのリムーバブル記憶媒体に記録されたプログラムは、ドライブ911により読み出されて、インターフェイス907・バス904、906等を介して上記の記録装置に記録されてもよい。
更に、プログラムは、例えば、ダウンロードサイト・他のコンピュータ・他の記録装置等(図示せず)に記録しておくこともできる。この場合、プログラムは、LAN(Local Area Network)・インターネット等のネットワーク(図示せず)を介して転送され、通信装置913がこのプログラムを受信する。また、このプログラムは、USB(Universal Serial Bus)等の接続ポート912に接続された他の記録装置や通信装置等から転送されてもよい。そして、通信装置913又は接続ポート912が受信したプログラムは、インターフェイス907やバス904、906等を介して上記の記録装置に記録されてもよい。
そして、CPU901が、上記の記録装置に記録されたプログラムに従い各種の処理を実行することにより、上記の一連の処理が、実現される。この際、CPU901は、例えば、上記の記録装置からプログラムを、直接読み出して実行してもよく、RAM903に一旦ロードした上で実行してもよい。更にCPU901は、例えば、プログラムを通信装置913やドライブ911を介して受信する場合、受信したプログラムを記録装置に記録せずに直接実行してもよい。
更に、CPU901は、必要に応じて、例えばマウス・キーボード・マイク(図示せず)等の入力装置908や、接続ポート912に接続された他の入力装置から入力する信号や情報に基づいて各種の処理を行ってもよい。
そして、CPU901は、上記の一連の処理を実行した結果を、例えばモニタなどの表示装置・スピーカやヘッドホンなどの音声出力装置等の出力装置909から出力してもよい。更にCPU901は、必要に応じてこの処理結果を通信装置913や接続ポート912から送信してもよく、上記の記録装置やリムーバブル記憶媒体に記録させてもよい。
なお、本明細書において、フローチャートに記述されたステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、LCDパネル110に画面Xが表示されてから所定の時間が経過したことを条件に、LCDパネル110に表示する画面を画面Y、画面Zの順に自動的に切り替えていたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、LCDパネル110に画面Xが表示されている場合に、予め指定された時刻に到達したことを条件として、画面Xから画面Y、画面Zの順に自動的に切り替えるような表示制御を行ってもよい。
また例えば、上記実施形態では、LCDパネル110に画面Xが表示されてから所定の時間が経過したことを条件に、LCDパネル110に表示する画面を画面Y、画面Zの順に自動的に切り替えていたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、LCDパネル110の近傍にユーザからの入力操作を受け付けるボタンを配置して、LCDパネル110に画面Xが表示されている場合に、当該ボタンが操作されたことを条件として、画面Xから画面Y、画面Zの順に自動的に切り替えるような表示制御を行ってもよい。図1に示した本発明の第1の実施形態にかかるデジタルビデオカメラ100では、表示部120にはLCDパネル110のみが設けられているが、LCDパネル110の左側にデジタルビデオカメラ100を操作するためのボタンを設けてもよく、当該ボタン操作を条件として画面の切り替えを開始するようにしてもよい。
また例えば、上記実施形態では、LCDパネル110はタッチパネル式の表示装置であったが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、赤外線センサを備えたリモートコントローラで画面に表示されたカーソルを操作する電子機器に、上記実施形態で説明した画像表示処理を適用してもよい。
100 デジタルビデオカメラ
101 方位検出部
102 位置検出部
110 LCDパネル
111 CPU
112 プログラムメモリ
113 画像用メモリ
114 ハードディスク
115 USBコネクタ
116 操作入力部
117 LED表示部
120 表示部
121 カメラ部
122 画像処理部
123 表示処理部
400 携帯電話
900 コンピュータ
901 CPU
902 ROM
903 RAM
904 バス
905 ブリッジ
906 バス
907 インターフェイス
908 入力装置
909 出力装置
910 ストレージ装置
911 ドライブ
912 接続ポート
913 通信装置
101 方位検出部
102 位置検出部
110 LCDパネル
111 CPU
112 プログラムメモリ
113 画像用メモリ
114 ハードディスク
115 USBコネクタ
116 操作入力部
117 LED表示部
120 表示部
121 カメラ部
122 画像処理部
123 表示処理部
400 携帯電話
900 コンピュータ
901 CPU
902 ROM
903 RAM
904 バス
905 ブリッジ
906 バス
907 インターフェイス
908 入力装置
909 出力装置
910 ストレージ装置
911 ドライブ
912 接続ポート
913 通信装置
Claims (11)
- 少なくとも1以上のボタン部が配置された第1の画面及び第2の画面を表示する画面表示部と、
所定の条件を満たした場合に前記画面表示部への画面表示を前記第1の画面から前記第2の画面に切り替える表示制御部と、
を備え、
前記表示制御部は、前記画面表示部に表示される画面を前記第1の画面から前記第2の画面へ遷移させる際に、ボタン部が配置されていない第3の画面を表示させ、該第3の画面を表示させてから所定の時間経過後に前記第2の画面を表示させる、電子機器。 - 前記第3の画面が前記画面表示部に表示されている場合に前記電子機器に対する入力操作が行われたときは、前記表示制御部は前記画面表示部への画面表示を前記第3の画面から前記第1の画面に遷移させる、請求項1に記載の電子機器。
- 前記所定の条件は、前記第1の画面が前記画面表示部に表示されてから所定の時間が経過したことである、請求項1に記載の電子機器。
- 前記所定の条件は、前記第1の画面が前記画面表示部に表示されている場合に所定の時刻が到達したことである、請求項1に記載の電子機器。
- 前記所定の条件は、所定の場所を通過したことである、請求項1に記載の電子機器。
- 前記画面表示部はタッチパネルである、請求項1に記載の電子機器。
- ユーザからの入力操作を受け付ける入力部をさらに備え、
前記所定の条件は、前記第1の画面が前記画面表示部に表示されている場合に前記入力部に対する入力操作が行われたことである、請求項1に記載の電子機器。 - 前記入力部は、前記画面表示部の近傍に設けられている、請求項6に記載の電子機器。
- 前記第1の画面には第1のボタン部が、前記第2の画面には第2のボタン部が、それぞれ表示され、
前記第2のボタン部は録画を開始するためのボタンである、請求項1に記載の電子機器。 - 少なくとも1以上のボタン部が配置された第1の画面及び第2の画面を表示する画面表示ステップと、
所定の条件を満たした場合に前記画面表示ステップにおける画面表示を前記第1の画面から前記第2の画面に切り替える表示制御ステップと、
を備え、
前記表示制御ステップは、前記画面表示ステップで表示される画面を前記第1の画面から前記第2の画面へ遷移させる際に、ボタン部が配置されていない第3の画面を表示させ、該第3の画面を表示させてから所定の時間経過後に前記第2の画面を表示させる、画面表示方法。 - 少なくとも1以上のボタン部が配置された第1の画面及び第2の画面を表示する画面表示ステップと、
所定の条件を満たした場合に前記画面表示ステップにおける画面表示を前記第1の画面から前記第2の画面に切り替える表示制御ステップと、
をコンピュータに実行させ、
前記表示制御ステップは、前記画面表示ステップで表示される画面を前記第1の画面から前記第2の画面へ遷移させる際に、ボタン部が配置されていない第3の画面を表示させ、該第3の画面を表示させてから所定の時間経過後に前記第2の画面を表示させる、コンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009158545A JP2011014004A (ja) | 2009-07-03 | 2009-07-03 | 電子機器、画面表示方法及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009158545A JP2011014004A (ja) | 2009-07-03 | 2009-07-03 | 電子機器、画面表示方法及びコンピュータプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011014004A true JP2011014004A (ja) | 2011-01-20 |
Family
ID=43592802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009158545A Withdrawn JP2011014004A (ja) | 2009-07-03 | 2009-07-03 | 電子機器、画面表示方法及びコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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-
2009
- 2009-07-03 JP JP2009158545A patent/JP2011014004A/ja not_active Withdrawn
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