JP2011013608A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】中間転写ベルトと記録媒体との接触を低減させつつ、紙詰まりを発生し難くすることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】複数のローラ部材に張架された中間転写ベルトと、中間転写ベルトのおもて面に対向して配設された第一の像担持体と、第一の像担持体上に画像を形成する第一の画像形成手段と、第一の像担持体上の画像を中間転写ベルト上に一次転写する一次転写手段と、中間転写ベルトのおもて面と自身とが接することで二次転写ニップを形成する二次転写ローラと、二次転写ニップよりも記録媒体搬送方向上流側または下流側に設けられた第二の像担持体と、第二の像担持体上に画像を形成する第二の画像形成手段と、第二の像担持体上に形成された画像を記録媒体上に直接転写する直接転写手段とを備えた画像形成装置において、二次転写ローラに対して中間転写ベルトを接離させる接離手段を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機などの画像形成装置に関するものである。
従来より、黒色を含む複数色それぞれに対応し、自身が有する像担持体上に対応する色の画像を形成する複数の画像形成部を備えた画像形成装置が知られている(特許文献1など)。
特許文献1に記載の画像形成装置には、黒色の画像形成部で形成した黒色画像を記録媒体上に直接転写する直接転写位置と、残りの他色の画像形成部から中間転写ベルト上に一次転写された他色画像を中間転写ベルト上から記録媒体上に二次転写する二次転写位置とがある。前記二次転写位置は前記直接転写位置よりも記録媒体搬送方向上流側に位置している。そして、記録媒体搬送装置により記録媒体を前記二次転写位置と前記直接転写位置とを通過させて、前記二次転写位置から記録媒体上に転写された他色画像と前記直接転写位置から記録媒体上に転写された黒色画像とを記録媒体上で重ね合わせて記録媒体上にフルカラー画像を形成する。フルカラー画像が形成された記録媒体は、前記直接転写位置よりも記録媒体搬送方向下流側に設けられた定着装置に搬送され、記録媒体上のフルカラー画像が定着装置によって記録媒体に定着される。
前記中間転写ベルトは複数のローラ部材によって回転可能に張架されており、前記複数のローラ部材の1つである駆動ローラによって回転駆動される。前記二次転写位置には、前記駆動ローラと、中間転写ベルトを介して前記駆動ローラに対向する二次転写ローラとが配設されている。この二次転写位置で中間転写ベルトと二次転写ローラとが接することで二次転写ニップが形成され、この二次転写ニップに記録媒体を記録媒体搬送装置によって進入させる。中間転写ベルト上に転写された他色画像は、二次転写ニップで記録媒体の中間転写ベルトと接する側の面に転写バイアスが印加された二次転写ローラによって二次転写される。また、接離機構により中間転写ベルトに対して二次転写ローラが接離可能となっており、黒色の画像形成部のみで記録媒体上に画像を形成する場合には、接離機構によって中間転写ベルトに対し二次転写ローラを離間させる。これにより、中間転写ベルトと二次転写ローラとの対向箇所を搬送される記録媒体と中間転写ベルトとの接触が低減し、中間転写ベルトの劣化が抑えられ中間転写ベルトの寿命を延ばすことができるとされている。
前記二次転写位置と前記直接転写位置との位置関係は、前記二次転写位置で形成される前記二次転写ニップから前記直接転写位置に記録媒体が真っ直ぐ搬送されるような位置関係で設定される。そのため、中間転写ベルトと二次転写ローラとが接した場合には、前記二次転写ニップを通過した記録媒体を前記直接転写位置に真っ直ぐ搬送させることができる。
ところが、中間転写ベルトと二次転写ローラとが離間した場合には、前記二次転写ニップが形成されないため、中間転写ベルトと二次転写ローラとの間に形成された隙間内を通って記録媒体が前記直接転写位置に搬送されることになる。
中間転写ベルトに対して二次転写ローラを接離させる構成では、二次転写ローラと中間転写ベルトとが接した場合と離間した場合とで、中間転写ベルトを介して二次転写ローラと対向する駆動ローラの位置を変化させない。つまり、中間転写ベルトと二次転写ローラとが接して二次転写ニップが形成されているときに駆動ローラが位置する位置から駆動ローラを変位させない。そのため、前記隙間内の中間転写ベルトの駆動ローラに掛けまわっている部分のおもて面と記録媒体とが接する位置を記録媒体が通過した場合には、中間転写ベルトと二次転写ローラとが接した場合に前記二次転写ニップが形成され得る位置と同じ位置を記録媒体が通過することになる。よって、記録媒体を前記直接転写位置に真っ直ぐ搬送させることができる。しかしながら、中間転写ベルトに記録媒体が接触することで中間転写ベルトが劣化し易くなるため、記録媒体が前記接する位置を通過することは好ましくない。
また、中間転写ベルトに対して二次転写ローラを接離させる構成では、中間転写ベルトと二次転写ローラとが離間した場合に、中間転写ベルトと二次転写ローラとが接して二次転写ニップが形成されるときに二次転写ローラが位置する位置から二次転写ローラが変位する。そのため、前記隙間内の前記接する位置とは異なる位置を記録媒体が通過した場合には、前記二次転写ニップが形成され得る位置から最大二次転写ローラが変位した分だけずれた位置を記録媒体が通過することになる。よって、前記直接転写位置に記録媒体が真っ直ぐ搬送され難くなり紙詰まりが発生し易くなるといった問題が生じる。
前記二次転写位置が前記直接転写位置よりも記録媒体搬送方向下流側に位置している構成では、前記二次転写位置よりも記録媒体方向下流側に定着装置が配設される。また、前記二次転写位置と前記定着装置との位置関係は、前記二次転写ニップから前記定着装置に記録媒体が真っ直ぐ搬送されるような位置関係で設定される。
前記二次転写位置が前記直接転写位置よりも記録媒体搬送方向下流側に位置していても、前記隙間内の前記接する位置を記録媒体が通過した場合には、前記二次転写ニップが形成され得る位置と同じ位置を記録媒体が通過することになる。よって、記録媒体を前記定着装置に真っ直ぐ搬送させることはできる。しかしながら、中間転写ベルトに記録媒体が接触することで中間転写ベルトが劣化し易くなるため記録媒体が前記接する位置を通過することは好ましくない。また、前記隙間内の前記異なる位置を記録媒体が通過した場合には、前記二次転写ニップが形成され得る位置から最大二次転写ローラが変位した分だけずれた位置を記録媒体が通過することになる。よって、前記定着装置に記録媒体が真っ直ぐ搬送され難くなり紙詰まりが発生し易くなる。
ここで、前記二次転写位置と前記直接転写位置との位置関係は、前記二次転写ニップから前記直接転写位置に記録媒体が真っ直ぐ搬送されるような位置関係に設定されている場合に限るものではない。また、前記二次転写位置と前記定着装置との位置関係は、前記二次転写ニップから前記定着装置に記録媒体が真っ直ぐ搬送されるような位置関係に設定されている場合に限るものではない。
すなわち、前記二次転写位置と、前記二次転写位置よりも記録媒体搬送方向下流側にある所定位置との位置関係は、前記二次転写ニップから前記所定位置に記録媒体が適切に搬送されるような位置関係に設定される。そして、前記隙間内の前記接する位置を記録媒体が通過した場合には、前記二次転写ニップが形成され得る位置と同じ位置を記録媒体が通過する。よって、記録媒体を前記所定位置に適切に搬送させることはできる。しかしながら、中間転写ベルトに記録媒体が接触することで中間転写ベルトが劣化し易くなるため記録媒体が前記接する位置を通過することは好ましくない。また、前記隙間内の前記異なる位置を記録媒体が通過した場合には、前記二次転写ニップが形成され得る位置から最大二次転写ローラが変位した分だけずれた位置を記録媒体が通過することになる。よって、前記所定位置に記録媒体が適切に搬送れ難くなり紙詰まりが発生し易くなる。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、中間転写ベルトと記録媒体との接触を低減させつつ、紙詰まりを発生し難くすることができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、回転可能に複数のローラ部材に張架された中間転写ベルトと、該中間転写ベルトのおもて面に対向して配設された第一の像担持体と、該第一の像担持体上に画像を形成する第一の画像形成手段と、該第一の像担持体上に形成された画像を該中間転写ベルト上に一次転写する一次転写手段と、前記中間転写ベルトのおもて面に対向して配設され、該中間転写ベルトのおもて面と自身とが接することで形成される二次転写ニップで該中間転写ベルト上に転写された画像を記録媒体上に二次転写する二次転写ローラと、前記二次転写ニップよりも記録媒体搬送方向上流側または下流側に設けられた第二の像担持体と、該第二の像担持体上に画像を形成する第二の画像形成手段と、該第二の像担持体上に形成された画像を記録媒体上に直接転写する直接転写手段と、を備えた画像形成装置において、前記二次転写ローラに対して前記中間転写ベルトを接離させる接離手段を有することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記第二の像担持体上から記録媒体上に画像が直接転写される直接転写位置と上記二次転写ニップとを通過するように記録媒体を担持して搬送する、回転可能に複数のローラ部材で張架された記録媒体搬送ベルトを有しており、上記二次転写ローラは前記記録媒体搬送ベルトを介して上記中間転写ベルトと接することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記接離手段によって上記中間転写ベルトと上記二次転写ローラとを離間させた際に、上記第一の像担持体、上記第一の画像形成手段、上記一次転写手段、上記複数のローラ部材、及び、前記中間転写ベルトの駆動を停止させることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3の画像形成装置において、上記中間転写ベルトと上記第一の像担持体とを接離させる第二の接離手段を有しており、上記接離手段によって上記中間転写ベルトと上記二次転写ローラとを離間させる際に、前記第二の接離手段によって前記中間転写ベルトと前記第一の像担持体とを離間させることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2または3の画像形成装置において、上記中間転写ベルトと上記第一の像担持体との位置関係を維持しながら、上接離手段によって前記中間転写ベルトと上記二次転写ローラとを離間させることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2または3の画像形成装置において、上記複数のローラ部材の内の一つが上記中間転写ベルトを介して上記二次転写位置で上記二次転写ローラと対向する二次転写対向ローラであり、上記接離手段は、前記二次転写対向ローラを前記二次転写ローラから離れる方向に変位させて、前記中間転写ベルトと前記二次転写ローラとを離間させることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項6の画像形成装置において、上記中間転写ベルトと上記第一の像担持体とを接離させる第二の接離手段を有しており、上記接離手段によって上記中間転写ベルトと上記二次転写ローラとを離間させる際に、前記第二の接離手段によって前記中間転写ベルトと前記第一の像担持体とを離間させることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項6または7の画像形成装置において、上記接離手段によって上記二次転写対向ローラを変位させた際に、上記中間転写ベルトを回転可能に張架する複数のローラ部材の内の該二次転写対向ローラ以外の少なくとも一つを変位させて、前記中間転写ベルトに弛みが生じるのを抑制する機構を有することを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項7の画像形成装置において、上記第二の接離手段によって上記中間転写ベルトと上記第一の像担持体とを離間させた際に、該中間転写ベルトを支持する支持部材を有し、上記接離手段によって上記二次転写対向ローラを変位させた際に、該二次転写対向ローラと該支持部材とによって該中間転写ベルトに弛みが生じるのを抑制する機構を有することを特徴とするものである。
本発明においては、接離手段によって二次転写ローラに対し中間転写ベルトを接離させる。接離手段によって二次転写ローラに対し中間転写ベルトを離間させることで、二次転写ローラと中間転写ベルトとが接した場合における記録媒体搬送経路から中間転写ベルトを退避させることができる。よって、二次転写ローラに対し中間転写ベルトを離間させた場合に、中間転写ベルトと二次転写ローラとの対向箇所を搬送されている記録媒体が中間転写ベルトに接触し難くなり、中間転写ベルトと記録媒体との接触を低減させることができる。
また、二次転写ローラに対して中間転写ベルトを接離させる構成では、二次転写ローラと中間転写ベルトとが接した場合と離間した場合とで、二次転写ローラの位置を変化させない。そのため、接離手段によって二次転写ローラに対し中間転写ベルトを離間させて記録媒体を搬送した際に、二次転写ローラと記録媒体とが接する位置を記録媒体が通過すると、中間転写ベルトと二次転写ローラとが接した場合に二次転写ニップが形成され得る位置と同じ位置を記録媒体が通過することになる。よって、中間転写ベルトと二次転写ローラとが接した場合と同じ記録媒体搬送経路を記録媒体が搬送され得る分、紙詰まりを発生し難くすることができる。
以上、本発明によれば、中間転写ベルトと記録媒体との接触を低減させつつ、紙詰まりを発生し難くすることができるという優れた効果がある。
(a)中間転写ユニット全体を変位させて中間転写ベルトを感光体ドラム及び二次転写ローラから離間させる場合の説明図。(b)中間転写ユニット全体を変位させて中間転写ベルトを感光体ドラム及び二次転写ローラに接触させる場合の説明図。 本実施形態に係る画像形成装置の概略構成図。 中間転写ユニットと作像ユニットとの説明図。 中間転写ベルトと二次転写ローラとが接触した状態を示す模式図。 中間転写ベルトと二次転写ローラとが離間した状態を示す模式図。 一次転写ローラを感光体ドラムから離れる方向に変位させて中間転写ベルトと感光体ドラムとを離間させた場合の模式図。 中間転写ユニットと感光体ドラムとの位置関係(幾何関係)を維持したまま中間転写ベルトと二次転写ローラとを離間させた場合の模式図。 中間転写ユニットと感光体ドラムとの位置関係(幾何関係)を維持したまま、中間転写ベルトと二次転写ローラとを接離させる接離機構の概略構成図。 中間転写ベルトを支持する駆動ローラを二次転写ローラから離れる方向に変位させ、中間転写ベルトを二次転写ローラから離間させた場合の模式図。 駆動ローラを変位させて中間転写ベルトを二次転写ローラから離間させる際の中間転写ベルトの伸長に応じてテンションローラにより中間転写ベルトの張力を調整する場合の模式図。 中間転写ベルトのループ内側に、中間転写ベルトを感光体ドラムから離間させた際に中間転写ベルトを支持する支持部材を配設した場合の模式図。 二次転写ローラから離間させた後の駆動ローラと支持部材とによって中間転写ベルトの張力を維持した場合の模式図。 (a)中間転写ベルトと二次転写ローラ及び感光体ドラムとが離間した場合の説明図。(b)中間転写ベルトと感光体ドラムとが離間した場合の説明図。(c)中間転写ベルトと二次転写ローラ及び感光体ベルトとが接触している場合の説明図。 (a)離間対象と駆動ローラとが離間した状態を示す模式図。(b)離間対象と駆動ローラとが接触した状態を示す模式図。
以下、本発明を電子写真方式の画像形成装置であるカラーレーザプリンタ(以下、単にプリンタという)に適用した第一の実施形態について説明する。
図2は、実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。同図において、プリンタは、プリンタ部を備えている。
プリンタ部は、イエロー,マゼンタ,シアン,黒(以下、Y,M,C,Kと記す)のトナー像を形成するための4つの画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kを有している。また、図3に示すように、プリンタ部の中間転写ユニット6は、ベルトループ内側に配設された駆動ローラ8、テンションローラ15、及び、3つの一次転写ローラ26Y,26M,26Cによって水平方向に延在する姿勢で張架された中間転写ベルト12を有している。テンションローラ15は揺動可能に軸支されており、中間転写ベルト内側から外側に向かってスプリング61により付勢されることで中間転写ベルト12に張力を与えている。像担持体としての中間転写ベルト12は、駆動ローラ8の回転駆動によって図中反時計回り方向に無端移動せしめられる。3つの画像形成ユニット1Y,M,Cは、中間転写ベルト12の張架面に沿って並ぶように配設されている。
画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、感光体ドラム11Y,11M,11C,11K、帯電装置(図示省略)、現像装置(図示省略)、及び、ドラムクリーニング装置(図示省略)を1つのユニットとして共通の保持体で保持されている。上記帯電装置は、図示しない駆動手段によって回転駆動される感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kの周面を、暗中にて、トナーの帯電極性とは逆極性に一様帯電せしめるものである。また、図3に示すように画像形成ユニット1Y,1M,1Cは、作像ユニット5として一体化されており、作像ユニット5に対して画像形成ユニット1Y,1M,1Cを各々で着脱可能に構成されている。
画像形成ユニット1Y,1M,1Cの上方や画像形成ユニット1Kの左側方には、光書込ユニット2Y,2M,2C,2Kが配設されている。図示しない外部のパーソナルコンピュータから送られてくるカラー画像情報は、図示しない画像処理部でY,M,C,Kの情報に分解された後、プリンタ部内で処理される。光書込ユニット2は、Y,M,C,Kの色分解画像情報に基づいて、周知の技術によって図示しないY,M,C,K用の光源を駆動して、Y,M,C,K用の書込光を生成する。そして、上記帯電装置によって一様帯電せしめられた感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kの周面を、Y,M,C,K用の書込光で走査する。これにより、感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kの周面には、Y,M,C,K用の静電潜像が形成される。書込光の光源としては、レーザーダイオードやLEDなどを例示することができる。
感光体ドラム11Y,11M,11C,11Kの周面に形成された静電潜像は、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤を用いる周知の2成分現像方式を採用した現像装置によって現像されてY,M,C,Kトナー像となる。なお、現像装置として、トナーからなる1成分現像剤を用いる周知の1成分現像方式を採用したものを用いてもよい。
4つの感光体ドラムのうち感光体ドラム11Y,11M,11Cは、中間転写ベルト12に当接してY,M,C用の一次転写ニップを形成している。また、中間転写ベルト12のループ内側には、中間転写ベルト12を感光体ドラム11Y,M,Cに向けて押圧する一次転写ローラ26Y,26M,26Cが配設されている。一次転写ローラ26Y,26M,26Cには、それぞれ一次転写バイアスが印加されており、これにより、Y,M,C用の一次転写ニップ内に転写電界が形成される。感光体ドラム11Y,11M,11Cの周面に形成されたY,M,Cトナー像は、転写電界やニップ圧の作用によってY,M,C用の一次転写ニップで中間転写ベルト12のおもて面(ループ外側面)に重ね合わせて転写される。これにより、中間転写ベルト12のおもて面には、3色重ね合わせトナー像が形成される。
中間転写ベルト12の図中右側方には、直接転写ユニット7が配設されている。この直接転写ユニット7は、無端状の直接転写ベルト13を有している。直接転写ベルト13は、二次転写ローラ9、駆動ローラ14、テンションローラ16、及び、K用の転写ローラ36Kによって縦長の姿勢で張架されながら、駆動ローラ14の回転駆動によって図中時計回り方向に無端移動せしめられる。テンションローラ16は揺動可能に軸支されており、直接転写ベルト内側から外側に向かってスプリング62により付勢されることで直接転写ベルト13に張力を与えている。また、直接転写ベルト13の二次転写ローラ9に対する掛け回し箇所を、中間転写ベルト12における駆動ローラ8に対する駆け回り箇所に当接させて二次転写ニップを形成している。二次転写ローラ9には、二次転写バイアスが印加されており、これにより二次転写ニップ内に転写電界が形成される。また、直接転写ベルト13のK用の転写ローラ36Kに対する掛け回し箇所をK用の感光体ドラム11Kに当接させて、K用の直接転写ニップも形成している。転写ローラ36Kにも一次転写ローラ26Y,26M,26Cと同様に転写バイアスが印加されており、これによりK用の直接転写ニップ内に転写電界が形成される。
プリンタ部の筺体の下部には、第一給紙カセット3と第二給紙カセット4とが鉛直方向に重なるように配設されている。これら給紙カセットは、内部に収容している記録紙Pを紙搬送路に送り出す。送り出された記録紙Pは、プリンタ部内を鉛直方向に沿って延びる紙搬送路内に配設されたレジストローラ対111に突き当たってスキューが補正された後、レジストローラ対111のローラ間に挟み込まれる。そして、レジストローラ対111により、所定のタイミングで更に上方に向けて送り出される。
レジストローラ対111から送り出された記録紙Pは、紙搬送路内に形成された、上述のK用の直接転写ニップとY,M,C用の二次転写ニップとを順次通過する。K用の直接転写ニップを記録紙Pが通過する際に、感光体ドラム11Kの周面上のKトナー像が転写電界やニップ圧の作用を受けて記録紙P上に転写せしめられる。更に、その後、記録紙Pが二次転写ニップを通過する際に、記録紙P上に転写されたKトナー像の上に対して、中間転写ベルト12上の3色(Y,M,C)重ね合わせトナー像が転写電界やニップ圧の作用を受けて一括二次転写される。これにより、記録紙Pの表面には、Y,M,C,Kの4色重ね合わせトナー像であるフルカラー画像が形成される。
Y,M,C用の一次転写ニップやK用の直接転写ニップを通過した後の感光体ドラム11Y,1M,1C,1Kの表面に付着している転写残トナーは、上記ドラムクリーニング装置によって除去される。なお、Y,M,C,K用のドラムクリーニング装置としては、クリーニングブレードによってトナーを掻き取る方式のものでもよいし、ファーブラシローラによってトナーを掻き取る方式や、磁気ブラシクリーニング方式などのものを用いてもよい。
二次転写ニップの上方には、加熱ローラと加圧ローラとの当接によって定着ニップを形成している定着装置10が配設されている。二次転写ニップを通過した記録紙Pは、定着装置10内の定着ニップに送られて、熱と圧力により記録紙P上にフルカラー画像を定着させる定着処理が施される。なお、二次転写ニップと定着装置10の定着ニップとの位置関係は、二次転写ニップから定着装置10に記録紙Pが真っ直ぐ搬送されるような位置関係で設定されている。この後、記録紙Pは排紙路を通り排紙ローラ対30を経由して、プリンタ部筺体の上面に設けられた排紙トレイ31に排出されてスタックされる。
本プリンタにおいて、モノクロ画像を形成するモノクロモードでは、図示しない外部のパーソナルコンピュータなどから送られてくるモノクロの画像データに基づいて、光書込ユニット2KによってK用の感光体ドラム11Kが光走査され、これによって形成されたK用の静電潜像がK用の現像装置によってKトナー像に現像される。このKトナー像は、K用の直接転写ニップで記録紙P上に直接転写された後、定着装置10で記録紙Pに定着される。
画像形成ユニット1Y,1M,1C及び中間転写ベルト12の駆動を停止させた状態で、モノクロ画像を形成することで、無駄な駆動による、画像形成ユニット1Y,1M,1C(感光体ドラム11Y,11M,11C)や中間転写ベルト12などの消耗を回避し長寿命化を図ることができる。
モノクロモードにおいては、レジストローラ対111から送出され直接転写ベルト13によってK用の直接転写ニップに送り込まれた記録紙Pに画像形成ユニット1KからKトナー像を直接転写するので、画像形成ユニット1Y,M,Cに加えて画像形成ユニット1Kも、中間転写ベルト12の張架面に沿って並ぶように配設され、中間転写ベルト12を介してKトナー像が二次転写ニップで記録紙P上に転写されるような構成よりも、高速プリントを実現することができる。
[構成例1]
本実施形態のプリンタにおいては、図4、図5に示すように直接転写ベルト13を介して二次転写ローラ9に対し中間転写ベルト12を接離させる構成としており、モノクロモード時に二次転写ローラ9に対して中間転写ベルト12を離間させる。この構成では、直接転写ベルト13を介して二次転写ローラ9と記録紙Pとが接しながら搬送されるので、二次転写ローラ9に対し中間転写ベルト12を離間させても、直接転写ベルト13によって担持搬送される記録紙Pの搬送姿勢を変化させることがなく、直接転写ベルト13と定着装置10との間における記録紙Pの挙動を安定化させることができる。このため、紙詰まりや、定着装置10から排出された後の記録紙Pにシワや画像の乱れが発生するのを抑制することができる。また、二次転写ローラ9に対して中間転写ベルト12を離間させることで、直接転写ベルト13に担持搬送される記録紙Pが中間転写ベルト12に接触しなくなるので、中間転写ベルト12の劣化が抑えれられ中間転写ベルト12の寿命を延ばすことができる。
また、モノクロモードにおいて、中間転写ユニット6を二次転写ローラ9から離間させる際に、図4から図5のように中間転写ユニット6全体を感光体ドラム11Y、11M、11Cから離間することで、中間転写ベルト12と感光体ドラム11Y,11M,11Cとが擦れ合うことによる中間転写ベルト12と感光体ドラム11Y,11M,11Cとの劣化を防ぐことができる。
図1に、中間転写ユニット6を感光体ドラム11Y、11M、11C及び二次転写ローラ9に対し接離させる接離機構を示す。図1(a)は、中間転写ユニット6を感光体ドラム11Y、11M、11C及び二次転写ローラ9から離間させる場合であり、図1(b)は、中間転写ユニット6を感光体ドラム11Y、11M、11C及び二次転写ローラ9に接触させる場合である。
中間転写ユニット6を感光体ドラム11Y、11M、11C及び二次転写ローラ9から離間させる場合には、モータ70を回転しギヤ71を介して歯車72を図中時計回りにを回転させる。すると、この歯車72の回転に併せてカム73が支点73aを中心に押し下がり、さらに、このカム73の変位に併せてアーム74が支点74aを中心に回動し自重で下がる。アーム74は他のアーム75とリンク機構76を介してリンクしており、全てのアームが同じ動きをする。アーム74,75と中間転写ユニット6とは連結されており、アーム74,75の変位に併せて中間転写ユニット6が自重で下がる。これにより、中間転写ユニット6が感光体ドラム11Y、11M、11C及び二次転写ローラ9から離間する。
中間転写ユニット6を感光体ドラム11Y、11M、11C及び二次転写ローラ9に接触させる場合には、モータ70を回転しギヤ71を介して歯車72を図中反時計回りに回転させる。すると、この歯車72の回転に併せてカム73が支点73aを中心に押し上がり、さらに、このカム73の変位に併せてアーム74が支点74aを中心に回動し押し上がる。上述したようにアーム74,75はリンク機構76を介してリンクしているので、全てのアームが同じ動きをし、アーム74,75と連結されている中間転写ユニット6が押し上がる。これにより、中間転写ユニット6が感光体ドラム11Y、11M、11C及び二次転写ローラ9に接触する。
中間転写ユニット6の接離動作は円弧の軌道なので、離間時には感光体ドラム11Y,11M,11Cに対して中間転写ベルト12を離間させてから二次転写ローラ9に対して中間転写ベルト12を離間させており、当接時には二次転写ローラ9に対して中間転写ベルト12を接触させてから感光体ドラム11Y,11M,11Cに対して中間転写ベルト12を接触させている。そのため、感光体ドラム11Y,11M,11Cを傷つけることなく接離動作が可能になる。また、1つの接離機構で中間転写ベルト12を感光体ドラム11Y,11M,11C及び二次転写ローラ9に対して接離が可能なため、別々の接離機構を用いて中間転写ベルト12を感光体ドラム11Y,11M,11C及び二次転写ローラ9に対して接離させる構成よりも、部品点数を少なくすることができ低コスト化を図ることができる。
また、図6に示すように一次転写ローラ26Y、26M、26Cを感光体ドラム11Y,11M,11Cから離れる方向に変位させて、中間転写ベルト12を感光体ドラム11Y,11M,11Cから離間させるような構成でも良い。この場合、図5に示したような中間転写ユニット6全体を感光体ドラム11Y,11M,11Cから離間させる場合と異なり、省スペースな構成が可能となる。
[構成例2]
本構成例においては、図7に示すように、中間転写ユニット6と感光体ドラム11Y、11M、11Cとの位置関係(幾何関係)を維持したまま、中間転写ベルト12と二次転写ローラ9とを接離させる。本構成例のように中間転写ユニット6と感光体ドラム11Y、11M、11Cとの位置関係(幾何関係)を維持したまま、中間転写ベルト12と二次転写ローラ9とを接離させることで、双方の擦れによる中間転写ベルト12や感光体ドラム11Y、11M、11Cの劣化を抑制することができる。
図8に、中間転写ユニット6と感光体ドラム11Y、11M、11Cとの位置関係(幾何関係)を維持したまま、中間転写ベルト12と二次転写ローラ9とを接離させる接離機構を示す。
中間転写ベルト12を二次転写ローラ9から離間させる場合には、モータ80を回転しギヤ81を介して歯車82を図中時計回りに回転させる。すると、この歯車の回転に併せてカム83が支点83aを中心に図中時計回りに回転し、アーム84,85が連結されたリンク機構86は、画像形成装置本体にあるバネ取り付け台88に取り付けられたバネ87によって押し戻される。このようにリンク機構86がバネ87で押し戻されることで、リンク機構86に連結されたアーム84,85がそれぞれ支点84a,85aを図中反時計回りに回動する。アーム84,85と作像ユニット5及び中間転写ユニット6は連結されており、アーム74,75の回動に併せて作像ユニット5及び中間転写ユニット6が、図中矢印A方向に変位する。これにより、作像ユニット5と中間転写ユニット6との幾何関係を維持したまま、中間転写ベルト12が二次転写ローラ9から離間する。
中間転写ベルト12を二次転写ローラ9に接触させる場合には、モータ80を回転しギヤ81を介して歯車82を図中反時計回りに回転させる。すると、この歯車82の回転に併せてカム83が支点83aを中心に図中反時計回りに回転し、アーム84,85が連結されたリンク機構86は、バネ取付け台88に取り付けられたバネ87をバネ87からの付勢力に抗して押し出される。このようにリンク機構86がバネ87からの付勢力に抗して押し出されることで、リンク機構86に連結されたアーム84,85がそれぞれ支点84a,支点85aを図中時計回りに回動する。アーム84,85と作像ユニット5及び中間転写ユニット6とは連結されているので、アーム74,75の回動に併せて作像ユニット5及び中間転写ユニット6が、図中矢印B方向に変位する。これにより、作像ユニット5と中間転写ユニット6との幾何関係を維持したまま、中間転写ユニット6が二次転写ローラ9に接触する。
作像ユニット5と中間転写ユニット6との幾何関係(位置関係)を保ちながら中間転写ベルト12を二次転写ローラ9に対して接離するため、接離時に中間転写ベルト12と感光体ドラム11Y,11M,11Cとが擦れ合うのを抑制することができる。
[構成例3]
本構成例においては、図9に示すように中間転写ベルト12を支持する駆動ローラ8を二次転写ローラ9から離れる方向に変位させ、中間転写ベルト12を二次転写ローラ9から離間させる構成としている。これにより、中間転写ユニット6全体を移動させなくても、駆動ローラ8を変位させることで中間転写ベルト12を二次転写ローラ9から離間させることができる。
駆動ローラ8を変位させて中間転写ベルト12を二次転写ローラ9から離間させる際、中間転写ベルト12の伸長により感光体ドラム11Y、11M、11Cと中間転写ベルト12と擦れ合う虞がある。そのため、図9に示すように、一次転写ローラ26Y,26M,26Cを感光体ドラム11Y,11M,11Cから離れる方向に変位させて中間転写ベルト12と感光体ドラム11Y,11M,11Cとを離間することで、中間転写ベルト12と感光体ドラム11Y,11M,11Cとが擦れ合うことによる中間転写ベルト12や感光体ドラム11Y,11M,11Cの劣化を防ぐことができる。
また、図10に示すように、駆動ローラ8を変位させて中間転写ベルト12を二次転写ローラ9から離間させる際の中間転写ベルト12の伸長に応じてテンションローラ15により、中間転写ベルト12の張力を調整して所望の張架状態を維持することで、上述したような中間転写ベルト12と感光体ドラム11Y,11M,11Cとが擦れ合うことによる中間転写ベルト12や感光体ドラム11Y,11M,11Cの劣化を防ぐことができる。
また、テンションローラ15によって中間転写ベルト12を張架するスペースがない場合には、図11や図12に示すように中間転写ベルト12のループ内側に、一次転写ローラ26Y,26M,26Cを感光体ドラム11Y,11M,11Cから離れる方向に変位させ中間転写ベルト12を感光体ドラム11Y,11M,11Cから離間させた際に中間転写ベルト12を支持する支持部材18を配設する。これにより、図12に示すように、二次転写ローラ9から離間させた後の駆動ローラ8と支持部材18とによって中間転写ベルト12の張力を維持することができる。
図13に、中間転写ベルト12を支持する駆動ローラ8を変位させて二次転写ローラ9に対し中間転写ベルト12を接離させる共に、一次転写ローラ26Y,26M,26Cを変位させて感光体ドラム11Y,11M,11Cに対し中間転写ベルト12を接離させる接離機構を示す。図13(a)は中間転写ベルト12と二次転写ローラ9及び感光体ドラム11Y,11M,11Cとが離間した場合であり、図13(b)は中間転写ベルト12と感光体ドラム11Y,11M,11Cとが離間した場合であり、図13(c)は中間転写ベルト12と二次転写ローラ9及び感光体ドラム11Y,11M,11Cとが接触している場合である。
中間転写ユニット6を二次転写ローラ9から離間させる場合には、モータ90を回転しモータ90に取り付けられたピニオンギヤ91とスライド台93に形成されたラックギヤ92とを介してスライド台93を図中矢印C方向に水平移動させる。このスライド台93の移動に併せてスライド台93と駆動ローラ8とを繋ぐ継ぎ手94が支点94aを中心に図中時計回りに回転する。この継ぎ手94の回転によって駆動ローラ8が図示しない二次転写ローラから離間する。二次転写ローラから駆動ローラ8が離間した後も、スライド台93はさらに図中矢印C方向に水平移動するが、継ぎ手94にはあそびがあるため駆動ローラ8は動かない。また、ガイド部材96Y,96M,96Cによって画像形成装置本体上下方向にガイドされる駒95Y,95M,95Cがスライド台93の凸部93aY,93aM,93aC上に乗り上がることで、バネ97Y,97M,97Cからの付勢力より一次転写ローラ26Y,26M,26Cは上方に押し上げられ、図示しない中間転写ベルトを介して一次転写ローラ26Y,26M,26Cと図示しない感光体ドラムとが当接している。このように押し上げられていた一次転写ローラ26Y,26M,26Cは、スライド台93の図中矢印C方向への移動により駒95Y,95M,95Cが凸部93aY,93aM,93aCからスライド台93の上面93bY,93bM,93bCに移動することで、バネ97Y,97M,97Cからの付勢力によって押し上げられなくなり下方に下がる。このように一次転写ローラ26Y,26M,26Cが下方に下がることで、感光体ドラムに対して中間転写ベルトを離間させることができる。
中間転写ユニット6を二次転写ローラ9に接触させる場合には、モータ90を回転しピニオンギヤ91とラックギヤ92とを介してスライド台93を図中矢印D方向に水平移動させる。このスライド台93の移動に併せて継ぎ手94が支点94aを中心に図中反時計回りに回転する。この継ぎ手94の回転によって駆動ローラ8が図示しない二次転写ローラに当接する。二次転写ローラに駆動ローラ8が当接した後も、スライド台93はさらに図中矢印D方向へ水平移動するが、継ぎ手94にはあそびがあるため駆動ローラ8は動かない。また、スライド台93の図中矢印D方向への移動により駒95Y,95M,95Cがスライド台93の上面93bY,93bM,93bCからスライド台93の凸部93aY,93aM,93aC上に移動することで、一次転写ローラ26Y,26M,26Cはバネ97Y,97M,97Cからの付勢力によって押し上げられる。このように一次転写ローラ26Y,26M,26Cが押し上げられることで、感光体ドラムに対して中間転写ベルトを当接させることができる。
また、継ぎ手94にあそびを設けることで、一次転写ローラ26Y,26M,26Cを変位させて感光体ドラム11Y,11M,11Cに対し中間転写ベルト12を接離させるタイミングと、駆動ローラ8を変位させて二次転写ローラ9に対し中間転写ベルト12を接離させるタイミングとをずらしている。すなわち、前述の通り、離間時には感光体ドラム11Y,11M,11Cに対して中間転写ベルト12を離間させてから二次転写ローラ9に対して中間転写ベルト12を離間させており、当接時には二次転写ローラ9に対して中間転写ベルト12を接触させてから感光体ドラム11Y,11M,11Cに対して中間転写ベルト12を接触させている。また、1つの接離機構で中間転写ベルト12を感光体ドラム11Y,11M,11C及び二次転写ローラ9に対して接離が可能なため、別々の接離機構を用いて中間転写ベルト12を感光体ドラム11Y,11M,11C及び二次転写ローラ9に対して接離させる構成よりも、部品点数を少なくすることができ低コスト化を図ることができる。
以上、本実施形態によれば、回転可能に複数のローラ部材に張架された中間転写ベルト12と、中間転写ベルト12のおもて面に対向して配設された第一の像担持体と、第一の像担持体上に画像を形成する第一の画像形成手段と、第一の像担持体上に形成された画像を中間転写ベルト12上に一次転写する一次転写手段である一次転写ローラ26Y,26M,26Cと、中間転写ベルト12のおもて面に対向して配設され、中間転写ベルト12のおもて面と自身とが接することで形成される二次転写ニップで中間転写ベルト12上に転写された画像を記録媒体である記録紙上に二次転写する二次転写ローラ9と、前記二次転写ニップよりも記録紙搬送方向上流側または下流側に設けられた第二の像担持体と、第二の像担持体上に画像を形成する第二の画像形成手段と、第二の像担持体上に形成された画像を記録紙上に直接転写する直接転写手段である転写ローラ36Kと、を備えた画像形成装置において、二次転写ローラ9に対して中間転写ベルト12を接離させる接離手段である接離機構を有する。本実施形態によれば、接離機構によって二次転写ローラ9に対し中間転写ベルト12を接離させる。これにより、接離機構によって二次転写ローラ9に対し中間転写ベルト12を離間させることで、二次転写ローラ9に対し中間転写ベルト12が接している場合における記録媒体搬送経路から中間転写ベルト12を退避させることができる。よって、中間転写ベルト12と二次転写ローラ9との対向箇所を搬送されている記録紙が中間転写ベルト12に接触し難くなり、中間転写ベルト12の摩耗が抑えれられ中間転写ベルト12の寿命を延ばすことができる。また、二次転写ローラ9に対して中間転写ベルト12を接離させる構成では、二次転写ローラ9と中間転写ベルト12とが接した場合と離間した場合とで、二次転写ローラ9の位置を変化させない。そのため、接離機構によって二次転写ローラ9に対し中間転写ベルト12を離間させて記録紙を搬送した際に、二次転写ローラ9と記録紙とが接する位置を記録紙が通過すると、中間転写ベルト12と二次転写ローラ9とが接した場合に二次転写ニップが形成され得る位置と同じ位置を記録紙が通過することになる。よって、中間転写ベルト12と二次転写ローラ9とが接した場合と同じ記録紙搬送経路を記録紙が搬送され得る分、紙詰まりを発生し難くすることができる。
また、本実施形態によれば、上記第二の像担持体上から記録紙上に画像が直接転写される直接転写位置と上記二次転写ニップとを通過するように記録紙を担持して搬送する、回転可能に複数のローラ部材で張架された記録媒体搬送ベルトである直接転写ベルト13を有しており、二次転写ローラ9は直接転写ベルト13を介して中間転写ベルト12と接する。これにより、直接転写位置と二次転写ニップとの間の記録紙搬送経路の変動が抑えられ、直接転写位置と二次転写ニップとの間で記録紙を安定して搬送することができる。
また、本実施形態によれば、接離機構によって中間転写ベルト12と二次転写ローラ9とを離間させた際に、第一の像担持体、第一の画像形成手段、一次転写ローラ26、上記複数のローラ部材、及び、中間転写ベルト12の駆動を停止させることで、第一の像担持体や中間転写ベルト12などの摩耗が抑えられ長寿命化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、中間転写ベルト12と第一の像担持体とを接離させる第二の接離機構を有しており、接離機構によって中間転写ベルト12と二次転写ローラ9とを離間させる際に、第二の接離機構によって中間転写ベルト12と第一の像担持体とを離間させる。これにより、中間転写ベルト12と二次転写ローラ9とを離間させる際に、中間転写ベルト12と第一の像担持体とが擦れ合い中間転写ベルト12や第一の像担持体が摩耗してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、中間転写ベルト12と第一の像担持体との位置関係を維持しながら、接離機構によって中間転写ベルト12と二次転写ローラ9とを離間させる。これにより、中間転写ベルト12と二次転写ローラ9とを離間させる際に、中間転写ベルト12と第一の像担持体とが擦れ合い中間転写ベルト12や第一の像担持体が摩耗してしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、上記複数のローラ部材の内の一つが中間転写ベルト12を介して二次転写位置で二次転写ローラ9と対向する二次転写対向ローラでもある駆動ローラ8であり、接離機構は、駆動ローラ8を二次転写ローラ9から離れる方向に変位させて、中間転写ベルト12と二次転写ローラ9とを離間させる。これにより、離間対象を少なく留め、離間にかかるエネルギーを低減させることができる。また、中間転写ユニット6全体を変位させる場合よりも画像形成装置本体内の省スペース化が可能となる。
また、本実施形態によれば、接離機構によって駆動ローラ8を変位させた際に、中間転写ベルト12を回転可能に張架する複数のローラ部材の内の駆動ローラ8以外の少なくとも一つのローラ部材であるテンションローラ15を変位させて、中間転写ベルト12に弛みが生じるのを抑制する機構を有することで、中間転写ベルト12と感光体ドラム11Y,11M,11Cとが擦れ合うことによる中間転写ベルト12や感光体ドラム11Y,11M,11Cの劣化を防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、上記第二の接離機構によって中間転写ベルト12と第一の像担持体とを離間させた際に、中間転写ベルト12を支持する支持部材18を有し、接離機構によって駆動ローラ8を変位させた際に、駆動ローラ8と支持部材18とによって中間転写ベルト12に弛みが生じるのを抑制する機構を有することで、中間転写ベルト12と感光体ドラム11Y,11M,11Cとが擦れ合うことによる中間転写ベルト12や感光体ドラム11Y,11M,11Cの劣化を防ぐことができる。
本実施形態の画像形成装置において、中間転写ベルトの駆動ローラ8や中間転写ユニット6全体を変位させて中間転写ベルト12を二次転写ローラ9に対して接離させる接離機構としては、図14に示した接離機構を用いることもできる。図14(a)は離間対象25と駆動ローラ8とが離間した状態であり、図14(b)は離間対象25と駆動ローラ8とが接触した状態である。この接離機構において、入力歯車21の回転が歯車22へ伝達し、歯車22の回転に合わせてカム23が回転し、カム23の回転によりカム23と連結したアーム24が運動し、離間対象25が中間ベルトの駆動ローラ8と接触離間する。なお、離間対象25は、中間転写ベルト12の駆動ローラ8や中間転写ユニット6などである。
また、中間転写ベルト12を二次転写ローラ9及び感光体ドラム11Y,11M,11Cから離間させる距離は、2mm程度あれば良い。また、中間転写ベルト12を二次転写ローラ9及び感光体ドラム11Y,11M,11Cに対して同時に接離させても良い。
1 画像形成ユニット
2 光書込ユニット
3 給紙カセット
4 給紙カセット
5 作像ユニット
6 中間転写ユニット
7 直接転写ユニット
8 駆動ローラ
9 二次転写ローラ
10 定着装置
11 感光体ドラム
12 中間転写ベルト
13 直接転写ベルト
14 駆動ローラ
15 テンションローラ
16 テンションローラ
18 支持部材
21 入力歯車
22 歯車
23 カム
24 アーム
25 離間対象
26 一次転写ローラ
30 排紙ローラ対
31 排紙トレイ
36 転写ローラ
61 スプリング
62 スプリング
70 モータ
71 ギヤ
72 歯車
73 カム
74 アーム
74a 支点
75 アーム
75a 支点
76 リンク機構
80 モータ
81 ギヤ
82 歯車
83 カム
83a 支点
84 アーム
84a 支点
85 アーム
85a 支点
86 リンク機構
87 バネ
88 バネ取り付け台
90 モータ
91 ピニオンギヤ
92 ラックギヤ
93 スライド台
93a 凸部
93b 上面
94 継ぎ手
94a 支点
95 駒
96 ガイド部材
97 バネ
111 レジストローラ対
特開2004−205943号公報

Claims (9)

  1. 回転可能に複数のローラ部材に張架された中間転写ベルトと、
    該中間転写ベルトのおもて面に対向して配設された第一の像担持体と、
    該第一の像担持体上に画像を形成する第一の画像形成手段と、
    該第一の像担持体上に形成された画像を該中間転写ベルト上に一次転写する一次転写手段と、
    前記中間転写ベルトのおもて面に対向して配設され、該中間転写ベルトのおもて面と自身とが接することで形成される二次転写ニップで該中間転写ベルト上に転写された画像を記録媒体上に二次転写する二次転写ローラと、
    前記二次転写ニップよりも記録媒体搬送方向上流側または下流側に設けられた第二の像担持体と、
    該第二の像担持体上に画像を形成する第二の画像形成手段と、
    該第二の像担持体上に形成された画像を記録媒体上に直接転写する直接転写手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記二次転写ローラに対して前記中間転写ベルトを接離させる接離手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記第二の像担持体上から記録媒体上に画像が直接転写される直接転写位置と上記二次転写ニップとを通過するように記録媒体を担持して搬送する、回転可能に複数のローラ部材で張架された記録媒体搬送ベルトを有しており、
    上記二次転写ローラは前記記録媒体搬送ベルトを介して上記中間転写ベルトと接することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1の画像形成装置において、
    上記接離手段によって上記中間転写ベルトと上記二次転写ローラとを離間させた際に、上記第一の像担持体、上記第一の画像形成手段、上記一次転写手段、上記複数のローラ部材、及び、前記中間転写ベルトの駆動を停止させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1、2または3の画像形成装置において、
    上記中間転写ベルトと上記第一の像担持体とを接離させる第二の接離手段を有しており、
    上記接離手段によって上記中間転写ベルトと上記二次転写ローラとを離間させる際に、前記第二の接離手段によって前記中間転写ベルトと前記第一の像担持体とを離間させることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1、2または3の画像形成装置において、
    上記中間転写ベルトと上記第一の像担持体との位置関係を維持しながら、上接離手段によって前記中間転写ベルトと上記二次転写ローラとを離間させることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1、2または3の画像形成装置において、
    上記複数のローラ部材の内の一つが上記中間転写ベルトを介して上記二次転写位置で上記二次転写ローラと対向する二次転写対向ローラであり、
    上記接離手段は、前記二次転写対向ローラを前記二次転写ローラから離れる方向に変位させて、前記中間転写ベルトと前記二次転写ローラとを離間させることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項6の画像形成装置において、
    上記中間転写ベルトと上記第一の像担持体とを接離させる第二の接離手段を有しており、
    上記接離手段によって上記中間転写ベルトと上記二次転写ローラとを離間させる際に、前記第二の接離手段によって前記中間転写ベルトと前記第一の像担持体とを離間させることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項6または7の画像形成装置において、
    上記接離手段によって上記二次転写対向ローラを変位させた際に、上記中間転写ベルトを回転可能に張架する複数のローラ部材の内の該二次転写対向ローラ以外の少なくとも一つを変位させて、前記中間転写ベルトに弛みが生じるのを抑制する機構を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項7の画像形成装置において、
    上記第二の接離手段によって上記中間転写ベルトと上記第一の像担持体とを離間させた際に、該中間転写ベルトを支持する支持部材を有し、
    上記接離手段によって上記二次転写対向ローラを変位させた際に、該二次転写対向ローラと該支持部材とによって該中間転写ベルトに弛みが生じるのを抑制する機構を有することを特徴とする画像形成装置。
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