JP2011012860A - 加湿器 - Google Patents

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Abstract

【課題】蒸発部に蓄えた水に含まれるカルシウム等のスケール成分が水位検知部のフロートに付着するのを防止するスケール成分付着防止手段を提供する。
【解決手段】給水タンク21から供給される水を蓄える給水部20と、水位に合わせて上下動する水位検出用のフロート31を有し、水を蒸発させて吹出口11から吹出させる蒸発部50とを備えた加湿器1において、スケール成分付着防止手段は、前記水位検知部30の底部よりも深い底部を有する深溝60を、前記水位検知部30と前記蒸発部50との間に備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、加湿器に係り、特に水(水道水)に多く含まれるミネラル分、例えばカルシウムやマグネシウム等のスケール成分が水位検知部のフロートに付着するのを防止できるようにした加湿器に関するものである。
従来の加湿器100としては、例えば図6で示すように、上部を開放し、下位部に略水平状のベース102を備えたケーシング101内に、給水タンク103から供給される水(水道水)を蓄える貯水槽104と、同貯水槽104から送水管105を介して給水された水を加熱ヒータ106により加熱し、水蒸気として霧化する加熱槽107と、適所に設けられた送風機108からの風および加熱槽107からの水蒸気を混合する混合室109とが設けられ、ケーシング101の上部に、混合室109に対向する開口部111を備えた蓋体110が着脱可能に装着され、混合室109の上部に、開口部111から突出する吸出口112が装着されてなる構成のものが知られている。
しかしながら、加熱ヒータ106が加熱槽107の底部下面に添設され構成であることから、水位面113まで満たされた水道水に多く含まれるカルシウム等のスケール成分が加熱槽107の底部上面に沈殿した際、この箇所に加熱ヒータ106の発熱によって集中的に固着してしまうという問題点があった。
そこで、水道水に多く含まれるカルシウム等のスケール成分が加熱槽に付着するのを防止できるようにした加湿器が提案されている。即ち、これは、図7に示すように、加熱槽107は、上下方向の略中央に形成された段部107Aを境に下位部を上位部よりも小径とすると共に、加熱ヒータ106が、段部107Aの下面に添設されるようにし、段部107Aの内面側を、小径側が低くなるように傾斜させた構成の傾斜面107Cにすると共に、加熱槽107の下位部に、水垢を吸着する筒状の吸着フィルタ114を設けたものである。これにより、スケール成分を加熱槽107の底面上に効率よく沈殿させることができるようになり、また、この箇所を加熱ヒータ106で集中的に加熱させることなくスケール成分を吸着フィルタ114で吸着できるので、加熱槽107の内周面および底面に付着しなくなる。
特開2003−172532号公報
上述した加湿器では、カルシウムなどのスケール成分が加熱槽107に付着しないようにする目的のものであるので、加熱槽107に集中的に固着することを防止できるので、その点では都合がよいものである。
ところが、一般に、給水タンクから水位センサを通って蒸発皿に供給されるような構成の加湿器にあっては、水(水道水)が、何らかの原因で蒸発皿からあふれ出して水位センサの方へ逆流することがある。その場合、逆流して水位センサに向かう水に含まれているカルシウムなどのスケール成分が、水位センサのフロート部分に付着する場合がある。
このように、水位センサのフロート部分にカルシウムなどのスケール成分が付着すると、フロート部分の重量が増大するため、水位を正確に検出できなくなる虞がある。その結果、まだ水が残っているにもかかわらず、水位が最低レベルよりも低下したと誤検出されてしまい、給水ランプなどが点灯して水の補給を促す表示がなされるなどといった、トラブルが発生することがある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、水道水などの水に含まれるカルシウムなどのスケール成分が水位検知部のフロートに付着するのを効果的に抑えることができる加湿器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の加湿器は、
(1) 給水タンクから供給される水を蓄える給水部と、水位に合わせて上下動する水位検出用のフロートを有し前記給水部と連通する水位検知部と、この水位検知部と連通し前記水を蒸発させて吹出口から吹出させる蒸発部と、を備えた加湿器において、
前記蒸発部からの水が溢れたときに、その水を前記水位検知部の通過を避けた迂回路から水位検知部へ戻すバイパス水路と、
前記バイパス水路と前記水位件検知部との境界に壁状の堤と、
を有し、前記蒸発部に蓄えた水に含まれるカルシウム等のスケール成分が前記水位検知部のフロートに付着するのを防止するスケール成分付着防止手段を備えた、ことを特徴とする。
この構成によれば、何らかの原因で蒸発部から水が溢れだした場合、蒸発部で形成された水に多く含まれるカルシウム等のスケール成分が、その溢れだす水とともに水位検知部へ移動しようとしても、直接水位検知部へ逆流せずにバイパス水路を通って水位検知部へ戻るようになる。従って、蒸発部から溢れだした水が水位検知部へ達する前に、壁状の堤で侵入を阻止できる。これにより、水道水などの水に含まれるカルシウムなどのスケール成分が、水位センサのフロートに付着するのを効果的に抑えることができる。
また、本発明の加湿器は、
(2) 給水タンクから供給される水を蓄える給水部と、水位に合わせて上下動する水位検出用のフロートを有し前記給水部と連通する水位検知部と、この水位検知部と連通し前記水を蒸発させて吹出口から吹出させる蒸発部と、を備えた加湿器において、
前記水位検知部と前記蒸発部との間に設けた、前記蒸発部から前記水位検知部に向かう水の流れを抑制させる逆流抑制手段と、
前記蒸発部からの水が溢れたときに、その水を前記水位検知部の通過を避けた迂回路から水位検知部へ戻すバイパス水路と、
前記バイパス水路と前記水位検知部との境界に、前記バイパス水路の底より高い壁で構成した堤と、
を有し、前記蒸発部に蓄えた水に含まれるカルシウム等のスケール成分が前記水位検知部のフロートに付着するのを防止するスケール成分付着防止手段を備えた、ことを特徴とする。
この構成によれば、何らかの原因で蒸発部から水が溢れだした場合、蒸発部で形成された水に多く含まれるカルシウム等のスケール成分が、その溢れだす水とともに水位検知部へ移動しようとしても、逆流抑制手段により、直接、水位検知部へ逆流するのを抑制できる。さらに、蒸発部から溢れだしたその水が、逆流抑制手段を越えて溢れても、長い流路を有するバイパス水路を通して水位検知部へ戻すことができるので、その水に含まれる水より比重が重いカルシウム等のスケールを、水位検知部へ達する前に長いバイパス水路の底部に堆積させることで、水位検知部へ到達するスケール量を減らすことができる、といった効果がもたらされる。その上、蒸発部から溢れだしたその水が、バイパス水路を通って水位検知部へ戻る前に、壁状の堤で侵入を阻止することもできる。これにより、水道水などの水に含まれるカルシウムなどのスケール成分が水位センサのフロートに付着するのを効果的に抑えることができる。
(3)また、(1)又は(2)に記載の加湿器において、
前記スケール成分付着防止手段は、前記水位検知部の底部よりも深い底部を有する深溝を、前記水位検知部と前記蒸発部との間に備えた、ことを特徴とする。
この構成によれば、何らかの原因で蒸発部から水が溢れだした場合、蒸発部からの水にカルシウム等のスケール成分が含まれていても、密度の関係で水よりも重いカルシウム等のスケール成分は、深溝でその底部に向けて落下沈降し、底部に堆積させることができる。
(4)また、(2)に記載の加湿器において、
前記逆流抑制手段は、少なくとも前記水位検知部と前記蒸発部との境界に設けた、上下方向に形成する略S字形のトラップ水路を備えた、ことを特徴とする。
この構成によれば、蒸発部から水が溢れだした場合、蒸発部で形成された、水道水に多く含まれるカルシウム等のスケール成分がその溢れだす水とともに水位検知部へ移動しようとしても、簡単な構成の逆流抑制手段により、直接水位検知部へ逆流するのを抑制できるようになる。
本発明の加湿器は、蒸発部からの水があふれたときに連通路を通って水位検知部へ直接逆流するよりも先に、迂回してから水位検知部へ戻らせるバイパス水路を備えるとともに、バイパス水路と水位検知部との境界部分に壁状の堤を備えている。従って、何らかの原因で蒸発部から水が溢れだした場合、蒸発部で形成された水に多く含まれるカルシウム等のスケール成分が、その溢れだす水とともに水位検知部へ移動しようとしても、直接、水位検知部へ逆流せずに長い流路のバイパス水路を通ってから水位検知部へ戻るようになる。従って、その水に含まれる水より比重が重い大部分のスケール成分を、水位検知部へ達する前に長いバイパス水路の底部に堆積させることができる。さらに、バイパス水路を通過したその水を水位検知部へ戻す前に壁状の堤で侵入阻止できる。
これにより、蒸発部からの水に含まれるカルシウムなどのスケール成分が、水位センサのフロートに付着して重量が増え、最低水位を上回る水位であるにもかかわらず、最低水位を下回ったと誤検知して、運転が停止してしまうといったトラブルが発生するのを防止できる。
本発明の加湿器の全体を示す斜視図である。 図1のII−II線矢視縦断面図である。 図1のIII−III線矢視縦断面図である 本発明の加湿器の概略構成を示す説明図である。 本発明の加湿器に設けた各水路の高さを示す説明図である。 従来の加湿器における特定方向での断面を示す断面図である。 従来の他の加湿器における要部を示す拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の加湿器1を示すものであり、この加湿器1は、上面に吹出口11を設けるとともに下部にベース12を設けたケーシング10内に、給水タンク21から供給される水(水道水)を蓄える給水部20と、この給水部20と連通するとともに、水位に合わせて上下動する水位検出のためのフロート31を設けた水位検知部30と、この水位検知部30と連通路40を介して連通し、蒸発させた水蒸気を吹出口11から吹出させる蒸発部50との他に、図3に示すように、(バイパス水路70及び堤90とともにスケール成分付着防止手段を構成する)水位検知部30の底部よりも深い底部を有する深溝60と、スケール成分付着防止手段の一部を構成するバイパス水路70と、逆流抑制手段の一部を構成するトラップ水路80と、スケール成分付着防止手段の一部を構成する堤90と、を備えている。
なお、ここで、スケール成分付着防止手段は、蒸発部50に蓄えた水に含まれるカルシウム等のスケール成分が水位検知部30のフロート31に付着するのを防止するためのものであって、前述したように、深溝60と、バイパス水路70と、堤90とで構成されている。
一方、逆流抑制手段は、蒸発部50から水位検知部30に向かう水の流れ(逆流)を抑制させるためのものである。本実施形態の逆流抑制手段は、その詳細は後述するが、水位検知部30と蒸発部50との間に設けた上下(縦)方向に形成する略S字形のトラップ水路80で構成されている。
連通路40は、水位検知部30と蒸発部50との間を連通する水路であって、本実施形態では、後述する深溝60で構成されている。本実施形態の連通路40である深溝60には、具体的には、図5に示すように、給水タンク21(図2参照)から供給される水のうち、高さHの堤90を上回る水位の水が、流路S1のように水位検知部30に流れ込み、そのうちさらに水位検知部30の高さHの壁30Aを上回る水位の水が流路S2のように流れ込むようになっている。
また、給水タンク2(図2参照)から供給される水については、高さHの堤90を下回る水位の水についても、バイパス水路70を流路S1´を通り、流路S2´のように流れ込む。また、この連通路40では、後述するように、深溝60の高さHの水位を上回る水が蒸発部50へ向かって流れ込み、蒸発部50へ供給される。
深溝60は、前述したように、蒸発部50からの水が溢れ出して水位検知部30に入り込もうとしても、蒸発部50から水位検知部30に向かう水の侵入を抑止させるためのものであり、図5に示すように、他のいずれの部分よりも底部を一段深く(即ち、蒸発部50の壁から深さHだけ深く、かつ、バイパス水路70の底部よりも深さHだけ深い)させた構成となっている。即ち、この深溝60は、蒸発部50からの水が溢れ出してきたとしても、特にその水の中にカルシウム等のスケール成分が含まれている場合には、水よりもスケール成分の方が密度が大きいので、底の深い底部に沈殿させて堆積させることで、この深溝60に取込ませるようになっている。なお、図5において、B.L.は、ベースの表面レベルを示す。
バイパス水路70は、蒸発部50から溢れる水が連通路から水位検知部30へ直接入り込むのを阻止するためにこの水の流れとは別の方向へ流すように水を誘導させるものである。本実施形態のバイパス水路70は、一部連通路を介在させているが、水位検知部30を迂回(バイパス)させた状態で、給水部20と蒸発部50との間とを連通させてある。これによって、水位検知部30と蒸発部50とを直接つなぐ連通路よりも長い水路が形成されるので、その水に含まれる水より比重が重い大部分のスケール成分を、水位検知部へ達する前に長いバイパス水路の底部に堆積させることができる、といった効果がもたらされる。
トラップ水路80は、蒸発部50から水位検知部30に向かう水の流れを抑制させるための逆流抑制手段を構成している。このトラップ水路80は、水位検知部30と蒸発部50との間に形成されており、上下方向に形成する略S字形の水路(段差流路)で構成されている。本実施形態のトラップ水路80は、特に蒸発部50から溢れる水をできる限りここに留まらせておくことで、水位検知部30に逆戻りするのを抑制させるものであり、第1トラップ水路80A及び第2トラップ水路80Bで構成されている。
このうち、第1トラップ水路80Aは、蒸発部50との境界部分に設けた、蒸発部50側が高さHの壁と、深溝60側が高さHである壁とで構成されている。他方、第2トラップ水路80Bは、水位検知部30及びバイパス水路70との境界部分に設けた、水位検知部30側が高さHの壁30Aと、深溝60側が(バイパス水路70の底面に対して)高さHである壁とで構成されている。
堤90は、蒸発部50から溢れ出しバイパス水路70へ入り込んできた蒸発部50からの水が水位検知部30へ侵入するのを可及的に抑制させるためのものであり、バイパス水路70と水位検知部30との境界部分に設置されており、バイパス水路の底が嵩上げされた壁で構成されている。
従って、本実施形態によれば、蒸発部50に貯留されている水量が何らかの原因で増加した場合、トラップ水路80の一部を構成する第1トラップ水路80Aである高さHの水位を上回ると、蒸発部50からの水がこの連通路40に設けた深溝60へ流れ込む(逆流する)。さらに、連通路40では、トラップ水路80の一部を構成する第2トラップ水路80Bである、深溝60の高さHの水位を上回る場合、その水、つまり蒸発部50からの水(カルシウム等のスケール成分が給水部20からの新鮮な水に比べて多い)が流路S5のようにバイパス水路70へ入り込む。
また、給水部20から水位検知部30に流れ込む方の水(新鮮な水)の水位が高さHを上回って、水位検知部30から連通路40に入り込んだ場合には、蒸発部50から溢れ出した水(カルシウム等のスケール成分が給水部20からの新鮮な水に比べて多く含まれる)のほうが、密度が多少でも大きい。従って、連通路40では、上下2層の層流となる傾向にあるので、水位検知部30の壁30Aの高さ(H+H)以上に上昇して(上昇流となって)、水位検知部30に流れ込む可能性を可及的に抑制できる。つまり、上述したように、蒸発部50からの水は、水位検知部30を避けて流路S5のようにバイパス水路70へ入り込むわけである。
そして、蒸発部50からの水が給水部20に達しても堤90を設けているので、この高さHを上回る水のみが流路S6のように水位検知部30に流れ込む。従って、蒸発部50からの水が水位検知部30に流れ込んできたとしても、水より密度の大きいカルシウム等のスケール成分が水位検知部30に流れ込むのを可及的に防止できる。
従って、本実施形態によれば、蒸発部50に貯留されている水量が何らかの原因で増加し、第1トラップ水路80Aを越えてきた蒸発部50からの水が深溝60に達すると、その水にカルシウム等のスケール成分が含まれていても、密度の関係で、水よりも重いカルシウム等のスケール成分は、スケール成分付着防止手段の第1段として、まず深溝60でその底部に落下して堆積する。また、そのカルシウム等のスケール成分が含まれている水が深溝60に堆積しておらずに浮遊していたとしても、第2トラップ水路80Bを越えない限り、深溝60から脱することはない。
次に、カルシウム等のスケール成分が含まれている水が第2トラップ水路80Bを越えたとしても、スケール成分付着防止手段の第2段として、長く水路を確保したバイパス水路70の底部のいずれかに堆積させることができる。
最後に、そのバイパス水路70の底部のいずれかに堆積しきれなかったカルシウム等のスケール成分が含まれている水は、スケール成分付着防止手段の第3段として、堤90を乗り越えない限り、水位検知部30に流れ込むことがない。
ところで、本願発明にかかる発明者によれば、専ら、第1段〜第3段のスケール成分付着防止手段を全てかいくぐってきたカルシウム等のスケール成分が水位検知部30のフロート31に付着して水位検出の際の検知誤差をもたらすとの知見がられている。従って、本実施形態によれば、従来の構成の水路を有する加湿器に比べて、フロート31へのカルシウム等のスケール成分の付着量が大幅に削減でき、水位検知の信頼度が飛躍的に向上する。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施し得るものである。
本発明の加湿器は、スケール成分付着防止手段を備えており、蒸発部に蓄えた水に含まれるカルシウム等のスケール成分が水位検知部のフロートに付着するのを防止することができるので、蒸発部からの水に含まれるカルシウムなどのスケール成分が、水位センサのフロートに付着して重量が増え、所定の最低水位を上回る水位であるにもかかわらず、最低水位を下回ったと誤検知して、運転が停止してしまうといったトラブルが発生するのを防止でき、便宜である。
1 加湿器
10 ケーシング
11 吹出口
12 ベース
20 給水部
21 給水タンク
30 水位検知部
30A 水位検知部の壁
31 フロート
40 連通路
50 蒸発部
60 深溝(スケール成分付着防止手段;第1段)
70 バイパス水路(スケール成分付着防止手段;第2段)
80 トラップ水路(逆流抑制手段)
80A 第1トラップ水路
80B 第2トラップ水路
90 堤(スケール成分付着防止手段;第3段)
B.L. ベースライン
S1〜S6、S1´、S2´ 流路

Claims (4)

  1. 給水タンクから供給される水を蓄える給水部と、水位に合わせて上下動する水位検出用のフロートを有し前記給水部と連通する水位検知部と、この水位検知部と連通し前記水を蒸発させて吹出口から吹出させる蒸発部と、を備えた加湿器において、
    前記蒸発部からの水が溢れたときに、その水を前記水位検知部の通過を避けた迂回路から水位検知部へ戻すバイパス水路と、
    前記バイパス水路と前記水位件検知部との境界に壁状の堤と、
    を有し、前記蒸発部に蓄えた水に含まれるカルシウム等のスケール成分が前記水位検知部のフロートに付着するのを防止するスケール成分付着防止手段を備えた加湿器。
  2. 給水タンクから供給される水を蓄える給水部と、水位に合わせて上下動する水位検出用のフロートを有し前記給水部と連通する水位検知部と、この水位検知部と連通し前記水を蒸発させて吹出口から吹出させる蒸発部と、を備えた加湿器において、
    前記水位検知部と前記蒸発部との間に設けた、前記蒸発部から前記水位検知部に向かう水の流れを抑制させる逆流抑制手段と、
    前記蒸発部からの水が溢れたときに、その水を前記水位検知部の通過を避けた迂回路から水位検知部へ戻すバイパス水路と、
    前記バイパス水路と前記水位検知部との境界に、前記バイパス水路の底より高い壁で構成した堤と、
    を有し、前記蒸発部に蓄えた水に含まれるカルシウム等のスケール成分が前記水位検知部のフロートに付着するのを防止するスケール成分付着防止手段を備えた加湿器。
  3. 前記スケール成分付着防止手段は、前記水位検知部の底部よりも深い底部を有する深溝を、前記水位検知部と前記蒸発部との間に備えた、請求項1または2に記載の加湿器。
  4. 前記逆流抑制手段は、
    少なくとも前記水位検知部と前記蒸発部との境界に設けた、上下方向に形成する略S字形のトラップ水路を備えた、請求項2に記載の加湿器。
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