JP2011012831A - 冷蔵庫 - Google Patents

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JP2011012831A JP2009154772A JP2009154772A JP2011012831A JP 2011012831 A JP2011012831 A JP 2011012831A JP 2009154772 A JP2009154772 A JP 2009154772A JP 2009154772 A JP2009154772 A JP 2009154772A JP 2011012831 A JP2011012831 A JP 2011012831A
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Takashi Nishimoto
貴志 西本
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Abstract

【課題】容積効率を向上できるとともに床面の浸水を防止できる冷水器を備えた冷蔵庫を提供する。
【解決手段】貯蔵室3内に配される水タンク13に連結した取水口30aを上部に配した取水部11を貯蔵室3の扉3aの前面に凹設し、取水口30aから水タンク13内の水を取水する冷水器10を備えた冷蔵庫1において、取水部11の底部に配される水受皿40を設けるとともに、取水部11の背壁は下方が前方に傾斜して取水部11の底部まで延びる傾斜面22bを有し、傾斜面11bの下端が取水口30aの前端の直下の前方且つ近傍、または取水口30aの直下に配される。
【選択図】図4

Description

本発明は、冷水器を備えた冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は貯蔵室を開閉する扉の前面から取水する冷水器を備えている。冷水器は扉の背面に配される水タンクと扉の前面に凹設される取水部とを有し、取水部の上部に設けられる取水口が扉を貫通する給水パイプにより水タンクに連結されている。給水パイプには止水弁が設けられ、取水部の背面には止水弁を開閉する開閉部が設けられる。
水タンクに注水して扉を閉じると水タンク内の水が冷却される。使用者が取水口の下方にコップ等の容器を設置して開閉部を押圧すると止水弁が開かれる。これにより、取水口を介して水タンク内の冷水を容器内に取水することができる。そして、容器を開閉部から離すと止水弁が閉じられる。
特開2006−153366号公報(第3頁−第6頁、第1図)
しかしながら、上記従来の冷蔵庫によると、冷水器の取水部が扉の前面に凹設されるため、扉の断熱厚さを確保すると扉の背面側が突出する。このため、貯蔵室の内容積が小さくなり、冷蔵庫の容積効率が低下する問題があった。
また、止水時に取水口から滴下する水滴が取水部の底面で跳ね返り、取水部よりも前方に飛散して床面を浸水する問題もあった。
本発明は、容積効率を向上できるとともに床面の浸水を防止できる冷水器を備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、貯蔵室内に配される水タンクに連結した取水口を上部に配した取水部を前記貯蔵室の扉の前面に凹設し、前記取水口から前記水タンク内の水を取水する冷水器を備えた冷蔵庫において、前記取水部の底部に配される水受皿を設けるとともに、前記取水部の背壁は下方が前方に傾斜して前記取水部の底部から上方に延びる傾斜面を有し、前記傾斜面の下端が前記取水口の前端の直下の前方且つ近傍、または前記取水口の直下に配されることを特徴としている。
この構成によると、水タンク内に注水して扉が閉じられると水タンク内の水が冷却される。取水部にコップ等の容器を配して所定の操作により開かれた取水口から冷水が取水される。取水部の背壁は下方が前方に傾斜する傾斜面に形成され、傾斜面の背面側の断熱厚さを大きく確保することができる。また、傾斜面の下端は取水口の前端の直下よりも前方の近傍または取水口の直下に配される。止水時に取水口から滴下する水滴は傾斜面の下端近傍に衝突し、落下速度が低下して下方近傍に配される水受皿上に落下する。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記取水口の開口面を後方が下がるように傾斜し、前記傾斜面の下端が前記取水口の後端の直下の前方且つ近傍に配されることを特徴としている。この構成によると、取水口の後端から水滴が滴下し、傾斜面の下部に衝突して下方近傍に配される水受け皿上に落下する。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記取水口の後端を通る鉛直線を含む側面断面において、該鉛直線と前記傾斜面との交点における両者のなす角度をθ、該交点の前記水受皿の開口面からの高さをd、該鉛直線から前記水受皿の開口面の前端までの距離をLとしたときに、L>d(tan2θ)の関係にしたことを特徴としている。この構成によると、傾斜面の下部に衝突して跳ね返る水滴の水平方向の到達位置が水受皿上になる。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記水受皿を着脱自在に設置し、前記水受皿の背壁を前記傾斜面の下端よりも後方に配したことを特徴としている。この構成によると、取水口から滴下する水は水受皿に回収され、水受皿を脱着して排水される。また、傾斜面に付着した水滴は傾斜面上を流下して水受皿に回収される。この時、水受皿の背壁が傾斜面の下端よりも後方に配されるため、傾斜面と水受皿との隙間への浸水が防止される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記取水部内に上部を枢支して下部を後方に押圧して回動させることにより前記水タンクと前記取水口との間の止水を解除するレバーを設け、前記レバーは枢支軸よりも下方の前端が前記取水口よりも後方に配されることを特徴としている。
この構成によると、コップ等の容器によりレバーを押圧するとレバーが上部の枢支軸を中心に回動して取水口の止水が解除され、容器に取水される。容器を離した際に取水口から滴下する水滴は、レバーの前端が取水口よりも後方に配されるためレバーとの衝突が回避される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記レバーの下端面を後方が下がるように傾斜したことを特徴としている。この構成によると、レバー上に付着した水滴はレバーの表面を流下し、下端面に沿って取水部の後部に導かれる。
本発明によると、冷水器の取水部の背壁は下方が前方に傾斜する傾斜面を有するので、傾斜面の背面側に十分な断熱厚さを確保して扉の背面側の突出量を削減することができる。従って、冷蔵庫の容積効率を向上することができる。また、取水室の底部まで延びた傾斜面の下端が取水口の直下または直下の前方且つ近傍に配されるので、取水口から滴下する水滴は傾斜面の下端近傍に衝突する。これにより、水滴の落下速度が低下し、傾斜面で跳ね返った水滴は近設される水受皿に回収される。従って、傾斜面で跳ね返った水滴や水受皿で跳ね返った水滴による床面の浸水を防止することができる。
本発明の実施形態の冷蔵庫を示す正面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の扉を開いた状態を示す斜視図 本発明の実施形態の冷蔵庫の扉の要部を示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の冷水器の取水部を示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の冷水器の取水部の底部を示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の冷水器の水受皿の脱着状態を示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の冷水器の取水部の取水時の状態を示す側面断面図
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態の冷蔵庫を示す正面図である。冷蔵庫1は上部に冷凍室2が配され、冷凍室2の下方に冷蔵室3が配される。冷凍室2及び冷蔵室3の前面はそれぞれ扉2a、3aにより開閉される。冷蔵室3の扉3aの前面には冷水器10の取水部11が凹設される。
図2は冷蔵庫1の扉2a、3aを開いた状態を示す斜視図である。冷蔵室3の扉3aの背面側には複数のドアポケット4が設けられ、上段には冷水器10の水タンク13が配される。
水タンク13は上面を開口して水を貯水する貯水部14と貯水部14の上面を覆う着脱自在の蓋部15とを有している。蓋部15を脱着して貯水部14の清掃を行うことができる。蓋部15には貯水部14内に注水する注水口(不図示)が開口し、注水口を開閉する開閉部材18が取り付けられる。開閉部材18は扉3aの幅方向にスライド移動して注水口を開閉する。
図3は扉3aの要部を示す側面断面図である。扉3aは前面に配される装飾板3bと背面に配される背面板3cとの間に発泡断熱材3dを充填して形成される。冷水器10の取水部11は前面を開口した樹脂成形品の箱状の枠部21により外枠が形成される。枠部21を装飾板3bに設けた開口に配した状態で発泡断熱材3dを充填することにより、枠部21が固定される。
冷水器10の水タンク13の貯水部14の底面には給水口14aが設けられる。取水部11の上部には取水口30aを開口するノズル30が設けられる。ノズル30はバルブ保持部24により保持されるバルブ32の先端に配され、後述するアーム35(図4参照)により支持される。バルブ保持部24は後方に突出して扉3aを貫通するパイプ部24aが設けられる。水タンク13の給水口14aとパイプ部24aとが給水パイプ12により接続され、水タンク13が取水口30aに連結される。
また、扉3aの背面には給水パイプ12を覆うパイプカバー19が設けられる。パイプカバー19によって給水パイプ12を隠蔽して冷蔵室3内の美感を向上するとともに、冷蔵室3内から取り出される食品の衝突による給水パイプ12の脱落を防止する。
図4は冷水器10の取水部11の詳細を示す側面断面図である。枠部21の前面には樹脂成形品から成るフレーム22が係合爪(不図示)による係合によって固定される。フレーム22によって取水部11の背壁11bが形成される。フレーム22の上部は開口してレバー保持部23が枠部21にネジ止めされる。レバー保持部23は軸部34aを上部に有したレバー34を枢支する。レバー34は後述するように下方に延びて押圧により回動する。枠部21及びフレーム22の左右方向の中央には後方に回動したレバー34との干渉を回避する凹部21b、22aが設けられる。
また、レバー保持部23はレバー34の軸部34aの上方でアーム35を枢支する。アーム35は後端が下方に屈曲した断面L字状に形成され、レバー34の軸部34aよりも上部に後端面が当接する。アーム35の前部は前方が開口する平面視コ字状に形成され、ノズル30の周面に突設した係合突起(不図示)に係合する。
レバー保持部23の上部にはバルブ保持部24が前方からネジ止めされる。バルブ保持部24の背面のパイプ部24aはレバー保持部23及び枠部21に設けた挿通孔23a、21aに挿通され、前述したように扉3aを貫通する。バルブ保持部24の前部は下方に屈曲し、先端の開口面にOリング26を介してスリーブ25が螺設される。
スリーブ25の下部はバルブ保持部24の下方で縮径された縮径部25aを有し、縮径部25aにバルブ32が挿通される。バルブ32は放射状のリブ(不図示)によって縮径部25a内でリブ間に軸方向の通路を形成し、上端に拡径した鍔部32aが形成される。バルブ32の上端面とバルブ保持部24の内面との間には圧縮バネ33が設けられ、バルブ32が下方に付勢される。これにより、鍔部32aが縮径部25aの上端面にOリング31を介して当接し、水タンク13からの水を止水する。
レバー34の下部を後方に押圧するとレバー34の上部に当接するアーム35が図中、反時計回りに回動する。これにより、アーム35に当接するノズル30が圧縮バネ33の付勢力に抗してバルブ32とともに上方に押し上げられ、水タンク13からの水がノズル30の取水口30aから流出する。
ノズル30の取水口30aの開口面は後方が下がるように傾斜する。このため、止水時にノズル30等に残留した水は取水口30aの後端から滴下する。また、バルブ保持部24を前方からネジを外してバルブ32やノズル30と一体に取り外すことができる。これにより、バルブ32とスリーブ25間のゴミの除去やOリング26、31の交換を行うことができる。
取水部11の前面上部にはフレーム22に取り付けられる前面カバー27が配される。前面カバー27はバルブ保持部24やノズル30等の前面を覆うとともにノズル30の下方を覆ってこれらを隠蔽し、取水部11の美感を向上する。また、前面カバー27の下面には取水口30aに対向する開口部27aが形成されている。
取水部11の背壁11bを形成するフレーム22の背面部分は水平断面が円弧状で下方が前方に傾斜する傾斜面22bを有している。傾斜面22bは取水部11の底部から上方にノズル30の近傍まで延びて形成される。枠部21は傾斜面22bに沿って傾斜して形成される。このため、取水部11の背面側の発泡断熱材3dの厚みを大きくすることができ、扉3aの背面側の突出量を削減して断熱厚さを確保することができる。
また、レバー34の軸部34aよりも下方の前端は取水口30aの後端を通る鉛直線Aよりも後方に配される。これにより、取水口30aの後端から滴下する水滴がレバー34で跳ね返って取水部11よりも前方に飛散することを防止できる。
フレーム22の底部には着脱自在の水受皿40が配される。傾斜面22bの下端は取水口30aの後端を通る鉛直線Aよりも前方且つ近傍に配される。これにより、取水口30aの後端から滴下する水滴が傾斜面22bに鉛直線Aとの交点P付近で衝突する。傾斜面22bで跳ね返った水滴は落下速度が低下する。
フレーム22の底部から上方に延びる傾斜面22bの下端が鉛直線Aの近傍に配されるため、交点Pの水受皿40の開口面からの高さdが小さい。このため、傾斜面22bで跳ね返った水滴は交点Pの下方近傍に配される水受皿40上に落下し、落下速度の低下によって水受皿40上での跳ね返りが低減される。これにより、取水部11から前方への水滴の飛散を防止することができる。
この時、鉛直線Aを含む側面断面において、交点Pにおける鉛直線Aと傾斜面22bとのなす角度をθとすると交点Pに滴下する水滴は鉛直面に対して2θの角度で跳ね返る。このため、鉛直線Aから水受皿40の開口面の前端までの距離をLとすると、L>d(tan2θ)の関係にすればよい。これにより、傾斜面22bの下部に衝突して跳ね返る水滴の水平方向の到達位置が水受皿40上になり、取水部11から前方への水滴の飛散を確実に防止することができる。
図5は取水部11の底部の詳細を示す側面断面図である。水受皿40の前面には使用者が把持する把手部40aが形成される。フレーム22は傾斜面22bの下端から後方に凹む凹部22cが形成される。凹部22cの前端には傾斜面22bの下端から後方が上がるように傾斜する下端面を有した係合突起22dが形成される。
水受皿40は背壁40bが係合突起22dに係合し、凹部22c内に入り込んでフレーム22に装着される。この時、水受皿40の背壁40bは傾斜面22bの下端よりも後方に配される。図6に示すように、把手部40aを把持して上方に回動させると、水受皿40は係合突起22dとの係合を解除して脱着される。
上記構成の冷蔵庫1において、開閉部材18を開いて注水口から貯水部14に注水し、開閉部材18が閉じられる。扉3aを閉じると貯水部14内の水が冷却される。図7に示すように使用者が取水部11内に配したコップ等の容器Cによりレバー34を押圧すると、ノズル30とともにバルブ32が上昇する。これにより、ノズル30の取水口30aから容器Cに水タンク13内の冷水Wが供給される。
容器Cをレバー34から離すとバルブ32が下降して止水される。この時、ノズル30等に残留する水が取水口30aから滴下する。取水口30aから滴下する水滴は取水部11の背面のレバー34に衝突せずに傾斜面22bの下端近傍で衝突し、水受皿40に導かれる。
また、水受皿40で跳ね返った水滴が傾斜面22bに付着すると傾斜面22b上を流下して水受皿40に回収される。この時、水受皿40の背壁を傾斜面22bの下端よりも後方に配したので、傾斜面22bと水受皿40との隙間への浸水が防止される。また、係合突起22dの下端面は後方が上がるように傾斜するので、傾斜面22b上を流下する水滴が傾斜面22bの下端で水切りされ、確実に水受皿に回収される。水受皿40に溜まった水は水受皿40を脱着して排水される。
本実施形態によると、冷水器10の取水部11の背壁11bは下方が前方に傾斜する傾斜面22bを有するので、傾斜面22bの背面側に十分な断熱厚さを確保して扉3aの背面側の突出量を削減することができる。従って、冷蔵庫1の容積効率を向上することができる。
また、取水口30aの開口面を後方が下がるように傾斜し、取水室11の底部まで延びた傾斜面22bの下端が取水口30aの後端の直下の前方且つ近傍に配される。このため、取水口30aの後端から滴下する水滴は傾斜面22bの下端近傍に衝突する。これにより、水滴の落下速度が低下し、傾斜面22bで跳ね返った水滴は近設される水受皿40に回収される。従って、傾斜面22bで跳ね返った水滴や水受皿40で跳ね返った水滴による床面の浸水を防止することができる。
また、取水口30aの後端から水滴が滴下するため、取水部11の底面を形成する水受皿40の扉3aの前方への突出量を小さくすることができる。これにより、水受皿40が使用者の邪魔にならず冷蔵庫1の使用性を向上できるとともに、冷蔵庫1の梱包を容易にすることができる。
尚、取水口30aの開口面が本実施形態と異なる配置の場合は水滴の滴下位置の直下の前方且つ近傍に傾斜面22bの下端を配置すればよい。この時、水滴の滴下位置が取水口30aの開口面の前端よりも後方の場合は、傾斜面22bの下端は取水口30aの直下に配される。また、水滴の滴下位置が取水口30aの開口面の前端となる場合は傾斜面22bの下端は取水口30aの前端の直下の前方且つ近傍に配される。
また、取水口30aの後端を通る鉛直線Aを含む側面断面において、鉛直線Aと傾斜面22bとの交点Pにおける両者のなす角度をθ、交点Pの水受皿40の開口面からの高さをd、鉛直線Aから水受皿40の開口面の前端までの距離をLとしたときに、L>d(tan2θ)の関係にしている。水滴の滴下位置が取水口30aの後端の場合は後端よりも前方の場合よりも傾斜面22bで跳ね返った水滴が前方に向かう。このため、上記の関係式により水滴の滴下位置に関わらず傾斜面22bで跳ね返った水滴を確実に水受皿40に回収することができる。
また、水受皿40を着脱自在にしたので、水受皿40の排水や清掃を容易に行うことができる。また、水受皿40の背壁を傾斜面22bの下端よりも後方に配したので、傾斜面22b上を流下して水受皿40に回収される水滴による傾斜面22bと水受皿40との隙間への浸水が防止される。これにより、水受皿40の外部への漏水を防止することができる。
また、レバー34は軸部34a(枢支軸)よりも下方の前端が取水口30aよりも後方に配されるので、取水口30aの後端から滴下する水滴がレバー34で跳ね返って取水部11よりも前方に飛散することを防止できる。
尚、レバー34の下端面を後方が下がるように傾斜すると、レバー34に付着した水滴が流下して取水部11の背面方向に導かれるのでより望ましい。
本発明によると、冷水器を備えた冷蔵庫に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 冷凍室
2a、3a 扉
3 冷蔵室
3d 発泡断熱材
10 冷水器
11 取水部
12 給水パイプ
13 水タンク
14 貯水部
15 蓋部
18 開閉部材
19 パイプカバー
21 枠部
21b、22a、22c 凹部
22 フレーム
22b 傾斜面
22d 係合突起
23 レバー保持部
24 バルブ保持部
25 スリーブ
26、31 Oリング
27 前面カバー
30 ノズル
30a 取水口
32 バルブ
33 圧縮バネ
34 レバー
35 アーム
40 水受皿

Claims (6)

  1. 貯蔵室内に配される水タンクに連結した取水口を上部に配した取水部を前記貯蔵室の扉の前面に凹設し、前記取水口から前記水タンク内の水を取水する冷水器を備えた冷蔵庫において、前記取水部の底部に配される水受皿を設けるとともに、前記取水部の背壁は下方が前方に傾斜して前記取水部の底部から上方に延びる傾斜面を有し、前記傾斜面の下端が前記取水口の前端の直下の前方且つ近傍、または前記取水口の直下に配されることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記取水口の開口面を後方が下がるように傾斜し、前記傾斜面の下端が前記取水口の後端の直下の前方且つ近傍に配されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記取水口の後端を通る鉛直線を含む側面断面において、該鉛直線と前記傾斜面との交点における両者のなす角度をθ、該交点の前記水受皿の開口面からの高さをd、該鉛直線から前記水受皿の開口面の前端までの距離をLとしたときに、L>d(tan2θ)の関係にしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記水受皿を着脱自在に設置し、前記水受皿の背壁を前記傾斜面の下端よりも後方に配したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記取水部内に上部を枢支して下部を後方に押圧して回動させることにより前記水タンクと前記取水口との間の止水を解除するレバーを設け、前記レバーは枢支軸よりも下方の前端が前記取水口よりも後方に配されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 前記レバーの下端面を後方が下がるように傾斜したことを特徴とする請求項5に記載の冷蔵庫。
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