JP2011012531A - 真空弁及び真空弁制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成によって容易に開弁できる真空弁を提供する。
【解決手段】弁座12に当接して流路部11を塞ぐ弁体13と、弁体13にロッド14を介して取付けられるダイヤフラム17と、ダイヤフラム17を収容する弁駆動室10と、を備える真空弁1である。
そして、弁駆動室10はダイヤフラム17によってロッド側室19とヘッド側室18とに分けられており、ヘッド側室18に真空圧を導入して弁体13を弁座12から離して開弁するとともに、ロッド側室19に真空圧を導入して弁体13を弁座12に当接させて閉弁する。
【選択図】図1

Description

本発明は、真空弁及び真空弁制御システムに関するものである。
近年、自然流下式の下水道システムに代えて、汚水を真空圧によって収集する真空式下水道システムの採用が増加している。
この真空式下水道システムでは、住居や工場などから排出される汚水は、真空弁付き汚水ます(真空弁ユニット)に溜められ、所定量だけ溜められると真空圧によって空気とともに気液混送流として真空下水管に取り込まれて搬送される。
ところで、この真空式下水道システムに用いる真空弁は、バネの弾性反力によって弁体を弁座に押し付けて閉弁する構造となっており、開弁する際にはバネの弾性反力に抗して押し返すための真空圧が必要となる。
このため、例えば特許文献1に示すように、真空弁に所定の真空圧を供給するために、真空管路を途中で分岐させて補助用の蓄圧タンクを設けることも行われている。
特許第3871856号公報
しかしながら、前記特許文献1の蓄圧タンクを用いる場合には、真空弁のダイヤフラムを収容する弁駆動室の数倍もの容積が必要となるうえに配管が複雑になるという問題があった。
そこで、本発明は、簡易な構成によって容易に開弁できる真空弁と、この真空弁を備える真空弁制御システムと、を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の真空弁は、弁座に当接して流路部を塞ぐ弁体と、前記弁体にロッドを介して取付けられるダイヤフラムと、前記ダイヤフラムを収容する弁駆動室と、を備える真空弁であって、前記弁駆動室は前記ダイヤフラムによってロッド側室とヘッド側室とに分けられており、前記ヘッド側室に真空圧を導入して前記弁体を前記弁座から離して開弁するとともに、前記ロッド側室に真空圧を導入して前記弁体を前記弁座に当接させて閉弁することを特徴とする。
また、閉弁する際には、前記ヘッド側室に導入した大気圧と前記ロッド側室に導入した真空圧との差圧のみによって前記弁体を駆動して前記弁座に当接させることが好ましい。
さらに、本発明の真空弁制御システムは、上記したいずれかの真空弁と、前記真空弁の前記弁駆動室のロッド側室又はヘッド側室のいずれか一方を選択して真空圧を導入するとともに、他方に大気圧を導入する制御装置と、を備えることを特徴とする。
そして、前記制御装置は、貯留部の液体に挿入される液位検知管と接続されて水頭圧を受けて変形駆動されるセンサダイヤフラムと、前記センサダイヤフラムに取付けられて摺動駆動される軸部と、を備えており、前記軸部の摺動位置に応じて真空管路又は外部と、前記ロッド側室又は前記ヘッド側室とを切換えて接続する水頭圧駆動式切換弁として構成することができる。
加えて、前記制御装置には、真空管路と外部とロッド側室とに繋がるロッド側空隙部と、真空管路と外部とヘッド側室とに繋がるヘッド側空隙部と、が形成され、前記ロッド側空隙部と前記ヘッド側空隙部のそれぞれには、前記軸部に固定されるロッド側三方弁とヘッド側三方弁が収容されており、前記軸部が第一の位置にある場合には、前記ロッド側空隙部は外部と遮断されるとともに真空管路とロッド側室とに連通され、前記ヘッド側空隙部は真空管路と遮断されるとともに外部とヘッド側室とに連通され、前記軸部が第二の位置にある場合には、前記ロッド側空隙部は真空管路と遮断されるとともに外部とロッド側室とに連通され、前記ヘッド側空隙部は外部と遮断されるとともに真空管路とヘッド側室とに連通される構成とすることができる。
また、前記制御装置は、貯留部の液位を検知する液位検知器と接続されており、検知された液位に基づいて駆動される電磁切換弁として構成することができる。
このように、本発明の真空弁は、弁体とダイヤフラムと弁駆動室とを備える真空弁であって、弁駆動室はダイヤフラムによってロッド側室とヘッド側室とに分けられており、ヘッド側室に真空圧を導入して弁体を弁座から離して開弁するとともに、ロッド側室に真空圧を導入して弁体を弁座に当接させて閉弁することを特徴としている。
したがって、ロッド側室に導入された真空圧によって弁体を駆動して閉弁することで、閉弁のために強力なバネを用いずに、簡易な構成によって容易に開弁できるようになる。
また、閉弁する際には、ヘッド側室に導入した大気圧とロッド側室に導入した真空圧との差圧のみによって弁体を駆動して弁座に当接させることで、開弁の際にはバネの弾性反力に対抗する必要がなくなり、きわめて容易に開弁することができる。
さらに、本発明の真空弁制御システムは、上記したいずれかの真空弁と、真空弁の弁駆動室のロッド側室又はヘッド側室のいずれか一方を選択して真空圧を導入するとともに、他方に大気圧を導入する制御装置と、を備えることを特徴とする。
したがって、開弁する際にもバネの強力な弾性反力に対抗する必要がなくなり、僅かな真空度によっても真空弁を開弁できる信頼性の高い真空弁制御システムとなる。
そして、制御装置は、センサダイヤフラムと軸部とを備えており、軸部の摺動位置に応じて真空管路又は外部と、ロッド側室又はヘッド側室とを切換えて接続する水頭圧駆動式切換弁として構成することで、液位検知管を通じた貯留部の水頭圧によって水頭圧駆動式切換弁を駆動して、ヘッド側室又はロッド側室に真空圧又は大気圧を切換えて導入できる。
加えて、制御装置にはロッド側空隙部とヘッド側空隙部とが形成され、それぞれにはロッド側三方弁とヘッド側三方弁が収容されており、軸部が第一の位置にある場合には、ロッド側空隙部は外部と遮断されるとともに真空管路とロッド側室とに連通され、ヘッド側空隙部は真空管路と遮断されるとともに外部とヘッド側室とに連通され、軸部が第二の位置にある場合には、ロッド側空隙部は真空管路と遮断されるとともに外部とロッド側室とに連通され、ヘッド側空隙部は外部と遮断されるとともに真空管路とヘッド側室とに連通されるため、簡単な機械的構成によって、水頭圧を利用して自動的に駆動される水頭圧駆動式切換弁を実現することができる。
また、制御装置は、液位検知器と接続されており、検知された液位に基づいて駆動される電磁切換弁として構成することで、液位検知器を用いて液位を直接的に検知して電磁切換弁を制御駆動するため、ヘッド側室又はロッド側室に真空圧又は大気圧を切換えて導入できる。
実施例1の真空弁制御システムの構成を説明する説明図である。(a)は閉弁時であり、(b)は開弁時である。 真空式下水道システムの全体構成を説明する説明図である。 真空弁ユニットの構成を説明する断面図である。 真空弁の構成を説明する断面図である。 真空弁を閉じた状態の水頭圧駆動式切換弁の構成を説明する断面図である。 真空弁を開いた状態の水頭圧駆動式切換弁の構成を説明する断面図である。 実施例2の真空弁制御システムの構成を説明する説明図である。(a)は閉弁時であり、(b)は開弁時である。 実施例3の真空弁制御システムの構成を説明する説明図である。(a)は閉弁時であり、(b)は開弁時である。 真空弁を閉じた状態の水頭圧駆動式切換弁の構成を説明する断面図である。 真空弁を開いた状態の水頭圧駆動式切換弁の構成を説明する断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図2を用いて本発明の真空弁ユニットUを備える真空式下水道システムSの全体構成を説明する。
本実施例の真空式下水道システムSでは、図2に示すように、家庭91や工場(不図示)などから排出された汚水は自然流下管路92を通じて真空弁ユニットUに流入する。
つづいて、この真空弁ユニットUに流入した汚水は、真空ステーション96で発生された真空圧(大気圧よりも低くなった圧力)によって、真空下水管路としての流下部93やリフト部94を逐次通過するように気液混送流となって搬送される。
この真空ポンプ方式の真空ステーション96は、真空ポンプ96aにより密閉したタンク96b内の空気を吸引することで真空圧を発生させるもので、真空下水管内部を0.4気圧程度の真空状態に保持することで、各家庭などから汚水を吸引して集めている。その後、汚水は圧送ポンプ96cによって下水処理場などに送られる。
なお、真空ステーション96としては、小規模な施設などでは、上記した真空ポンプ方式(CP型)ではなく、エジェクタ方式(EJ型)を用いることもできる。
そして、上記の真空式下水道システムSは、真空と大気圧との差圧によって汚水を強制的に収集・搬送するシステムであり、真空下水管路の埋設深度が浅い、埋設物の回避が容易、真空弁付き汚水ますに電源が不要、汚水の漏れがない、管路の清掃が不要、スカムが発生しにくい、などの特徴を備えている。
真空弁ユニットUは、図3に示すように、真空弁ユニットUの本体内に、真空下水管路に接続されて真空状態にされた真空排出管51、汚水を流入させる流入管56、流入した汚水を受容して一時的に貯留する貯留部52、貯留された汚水に挿入されて真空排出管51に汚水を取り込む吸込管53、貯留された汚水に挿入されて貯留部52内の液位の変動を検知する液位検知管54、真空圧によって真空下水管路に吸引された汚水の後に空気を補う通気管55、メンテナンスの際に真空圧が作用しないように閉弁するメンテナンス弁57、などを備えて地中に埋設されている。
そして、本実施の形態の真空弁ユニットUには、真空排出管51と吸込管53との間に設けられる真空弁1と、液位検知管54内の液位変動に伴って生じる圧力変動によって真空弁1を開閉させる制御装置としての水頭圧駆動式切換弁2と、によって真空弁制御システムCが構成されている。
真空弁1は、図4に示すように、真空排出管51と吸込管53との間に設置される流路部11と、流路部11の途中に円形状に形成された弁座12と、真空圧又は大気圧が導入される円筒容器状の弁駆動室10と、弁駆動室10内をヘッド側室18とロッド側室19とに区分けするダイヤフラム17と、ダイヤフラム17の変形・移動に応じて移動するロッド14と、ロッド14の先端に取り付けられて弁座12に当接して流路部11を塞ぐ弁体13と、弁の開閉回数を計数するカウンタ16と、を備えている。
この弁駆動室10は、円筒容器状に形成されるもので、その内部をダイヤフラム17によってロッド14に近いロッド側室19と、ロッド14から遠いヘッド側室18と、に区分されている。
そして、ロッド側室19は水頭圧駆動式切換弁2の頂面側の接続口273に接続され、ヘッド側室18は水頭圧駆動式切換弁2の底面側の接続口274に接続されている(図5,6参照)。
また、ダイヤフラム17は、弾性変形可能な合成ゴムなどの材料によって薄い有底筒状に形成されるもので、内側に形状保持用のカップ15が嵌め合わされたうえで折返されて、弁駆動室10の内面に添うように嵌め込まれている。
そして、本実施例の制御装置としての水頭圧駆動式切換弁2は、図5,6に示すように、本体内部の頂面側に固定される円盤状のマグネット21と、液位変動を検知する液位検知管54内の水頭圧を受けて弾性変形するセンサダイヤフラム22と、センサダイヤフラム22の下面に接するように配置される金属板28と、金属板28の裏面に突設されてセンサダイヤフラム22の弾性変形に伴って摺動駆動される軸部23と、を備えている。
このマグネット21は、円盤状の永久磁石によって形成されて本体内部の頂面側に固定されるもので、液位検知管54内の液位上昇によってセンサダイヤフラム22の上側の加圧空間が所定の圧力に達すると、金属板28が離れるように磁力が調整されている。
また、センサダイヤフラム22は、弾性変形可能な合成樹脂などによって薄い皿状に形成されるもので、周縁部はハウジングに嵌め合わされ、裏面には金属板28の表面が当接されている。
加えて、センサダイヤフラム22の配置される空間は、センサダイヤフラム22によって上下に分割されており、接続口276を通じて液位検知管54と連通されて大気圧以上に加圧される加圧空間と、水頭圧駆動式切換弁2の外部と連通される大気圧空間と、が形成されている。
さらに、円盤状の強磁性体としての金属板28の裏面側には、軸部23、金属板28及びセンサダイヤフラム22を弾性反力によってマグネット21側に押し戻すためのバネ24が嵌め込まれている。
したがって、この金属板28及び軸部23と金属板28に当接するセンサダイヤフラム22は、加圧空間の圧力が小さく、センサダイヤフラム22全面を押す力が磁力と弾性反力の合力よりも小さい場合には、マグネット21側に引き寄せられる。
一方、加圧空間の圧力が大きくセンサダイヤフラム22全面を押す力が磁力と弾性反力の合力よりも大きい場合にはマグネット21側から引き離されてバネ24を縮めるように摺動駆動される。
そして、軸部23には、軸方向に間隔をおいて上側Oリング25と下側Oリング26が嵌め込まれており、水頭圧駆動式切換弁2の本体20に設けた軸孔に挿入されている。加えて、前記上側Oリング25、下側Oリング26はスムーズな摺動を確保する必要性から、グリース付滑剤が含浸されたOリングを使用している。
また、水頭圧駆動式切換弁2の本体20には、水頭圧駆動式切換弁2の外部に接続される接続口271、シリコンチューブ62を介して真空弁1の流路部11の真空圧側に接続される接続口272、シリコンチューブ63を介してロッド側室19に接続される接続口273、シリコンチューブ64を介してヘッド側室18に接続される接続口274、水頭圧駆動式切換弁2の外部に接続される接続口275、シリコンチューブ61を介して液位検知管54と接続される接続口276、などが設けられている(図3,4参照)。
したがって、軸部23の摺動位置に応じて、上側Oリング25及び下側Oリング26の位置が変化して経路を切換えることで、ヘッド側室18に大気圧又は真空圧のいずれか一方を導入し、ロッド側室19に真空圧又は大気圧のいずれか他方を導入する。
次に、本実施例の制御装置としての水頭圧駆動式切換弁2の動作について、図1,5,6を用いて説明する。
まず、閉弁する場合について説明すると、図1,5に示すように、汚水が排出されて貯留部52内の汚水量が徐々に減少し、液位検知管54内の圧力も小さくなると、液位検知管54内とシリコンチューブ61を介して接続されたセンサダイヤフラム22の上側の加圧空間の圧力も小さくなる。
そして、図5に示すように、センサダイヤフラム22を底面側に押す力よりもマグネット21による磁力とバネ24による弾性力の合力のほうが大きくなった時点で、金属板28及び軸部23はマグネット21に引き寄せられて頂面側に移動する。
軸部23が頂面側に位置すると、軸部23の上側Oリング25と下側Oリング26によって上下端を封止されて軸部23の周囲に形成された円筒状の通気経路によって、ロッド側室19と真空管路とが接続される。これと同時に、下側Oリング26の底面側では外部との接続口275とヘッド側室18とが接続される。
このように水頭圧駆動式切換弁2が頂面側に摺動駆動されることで、真空弁1の弁駆動室10のヘッド側室18には大気圧が導入され、ロッド側室19には真空圧が導入される。
そうすると、図1(a)に示すように、大気圧と真空圧との圧力差によって、ダイヤフラム17が弾性変形しつつ弁体13が弁座12に近づくように大気圧に押されて移動し、最終的に弁体13が弁座12に当接して弁を閉じる。以上のようにして、真空弁1が閉じられて汚水の排出が停止される。
次に、開弁する場合について説明すると、図1,6に示すように、汚水が流入して貯留部52内の汚水量が徐々に増加し、液位検知管54内の圧力が大きくなると、液位検知管54内とシリコンチューブ61を介して接続された加圧空間の圧力も大きくなる。
そして、図6に示すように、センサダイヤフラム22を底面側に押す力のほうがマグネット21による磁力とバネ24による弾性力の合力よりも大きくなった時点で、金属板28及び軸部23はマグネット21から離れて底面側に移動する。
軸部23が底面側に位置すると、軸部23の上側Oリング25と下側Oリング26によって上下端を封止されて軸部23の周囲に形成された円筒状の通気経路によって、ヘッド側室18と真空管路とが接続される。これと同時に、上側Oリング25の頂面側では外部との接続口271とロッド側室19とが接続される。
このように水頭圧駆動式切換弁2が底面側に摺動駆動されることで、真空弁1の弁駆動室10のヘッド側室18には真空圧が導入され、ロッド側室19には大気圧が導入される。
そうすると、図1(b)に示すように、大気圧と真空圧との圧力差によって、ダイヤフラム17が弾性変形しつつ弁体13が弁座12から離れるように大気圧に押されて移動し、弁を開く。以上のようにして、真空弁1が開かれて汚水の排出が開始される。
次に、本実施の形態の真空弁1の効果について説明する。
(1)このように、本発明の真空弁1は、弁体13とダイヤフラム17と弁駆動室10とを備える真空弁1であって、弁駆動室10はダイヤフラム17によってロッド側室19とヘッド側室18とに分けられており、ヘッド側室18に真空圧を導入して弁体13を弁座12から離して開弁するとともに、ロッド側室19に真空圧を導入して弁体13を弁座12に当接させて閉弁することを特徴としている。
したがって、ロッド側室19に導入された真空圧によって弁体13を駆動して閉弁することで、閉弁のために強力なバネを用いずに、簡易な構成によって容易に開弁できるようになる。
すなわち、開弁と閉弁の両方を真空圧と大気圧との差圧によっておこなうことができれば、閉弁のために強力なバネを用いる必要はない。
このように、従来用いていた強力なバネを用いないことで、強力なバネに対抗して押し返すだけの真空圧(差圧)が必要なくなるため、容易に開弁することができるようになる。
例えば、従来は開弁するために−20kPa程度の真空圧が必要となっていたが、本発明の真空弁1を用いることで−5kPa程度の真空圧でも開弁できるようになる。
さらに、強力なバネを用いないことで、補助用の蓄圧タンクを設ける必要もなくなり、配管などの全体構成を簡易なものにできる。
加えて、強力なバネを用いないことで、組み立てが容易になるうえ、部材の点数も少なくなり、全体の施工工数も減少することになる。このため、メンテナンスの際にも容易に作業することができる。
(2)また、閉弁する際には、ヘッド側室18に導入した大気圧とロッド側室19に導入した真空圧との差圧のみによって弁体13を駆動して弁座12に当接させることで、開弁の際にはバネの弾性反力に対抗する必要がなくなり、きわめて容易に開弁することができる。
つまり、真空弁1の弁駆動室10のヘッド側室18に閉弁のためのバネを配置せずに、大気圧と真空圧との差圧のみによって弁体13を駆動して閉弁させれば、開弁の際にはバネを押し返す必要がなくなる。
このように、開弁する際にバネの強力な弾性反力に対抗する必要がなくなれば、僅かな真空度(差圧)によっても開弁できるようになるため、きわめて信頼性の高い真空弁1になる。
(3)さらに、本実施例の真空弁制御システムCは、上記したいずれかの真空弁1と、真空弁1の弁駆動室10のロッド側室19又はヘッド側室18のいずれか一方を選択して真空圧を導入するとともに他方に大気圧を導入する制御装置としての水頭圧駆動式切換弁2と、を備えることを特徴とする。
したがって、開弁する際にもバネの強力な弾性反力に対抗する必要がなくなり、僅かな真空度によっても真空弁1を開弁できる信頼性の高い真空弁制御システムCとなる。
(4)そして、制御装置は、センサダイヤフラム22と軸部23とを備えており、軸部23の摺動位置に応じて真空管路又は外部とロッド側室19又はヘッド側室18とを切換えて接続する水頭圧駆動式切換弁2として構成することで、液位検知管54を通じた貯留部52の水頭圧によって水頭圧駆動式切換弁2を駆動して、ヘッド側室18又はロッド側室19に真空圧又は大気圧を切換えて導入できる。
したがって、真空弁ユニットUが電力の供給されない場所に設置されても、液位検知管54の内部の圧力上昇によって液位の上昇を検知して、真空弁1に真空圧又は大気圧を切換えて導入できる。
(5)さらに、本実施例の真空弁ユニットUは、上記したいずれかの真空弁1又は上記したいずれかの真空弁制御システムCを備えることで、簡易な構成によって僅かな真空度によっても真空弁1を開弁できる信頼性の高い真空弁ユニットUとなる。
そして、本実施例の真空式下水道システムSは、このように僅かな真空度によっても真空弁1を開弁できる真空弁ユニットUを備えることで、従来と同様の真空ステーション96の設備によって、格段に広いエリアに真空式下水道を展開することができる。
以下、図7を用いて、前記実施例とは別の形態の真空弁制御システムC1について説明する。なお、前記実施例で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
まず、構成について説明すると、本実施例の真空弁ユニットUには(図7参照)、真空弁1と、真空弁1を開閉させる制御装置としての電磁切換弁2Aと、によって真空弁制御システムC1が構成されている。なお、本実施例では前記実施例と異なり液位検知管54は使用しないため設置しない。
この制御装置としての電磁切換弁2Aは、スプリングオフセット型のシングルソレノイドで構成されており、オフセットされた常時位置ではヘッド側室18に大気圧を導入するとともにロッド側室19に真空圧を導入し、通電された状態ではヘッド側室18に真空圧を導入するとともにロッド側室19に大気圧を導入する。
また、液位検知器(不図示)は、貯留部52内の液位変動を電気的に感知するセンサであり、例えば、吸込管53の下端近傍に取付けられた下限センサと吸込管53の途中に取付けられた上限センサとによって構成される。なお、この一対のセンサは吸込管53に設置しなくてもよく、真空弁ユニットU内部であって汚水と接触できる位置であればよい。
なお、図示しないが、電磁切換弁2Aや液位検知器には、家庭用又は公共用の電源が接続されるとともに、電気回路を内蔵した制御装置も接続されている。
この制御装置は、上限センサと下限センサの両方がON状態の場合に電磁切換弁2Aに通電を始め、両方がOFF状態の場合に通電を止めるように構成されている。
次に、作用について説明する。
汚水が流入して貯留部52内の汚水量が徐々に増加すると、まず吸込管53の下限センサがON状態になり、さらに液位が上昇すると上限センサもON状態になる。
上限センサがON状態になると、制御装置は貯留部52内の汚水を排出するために、電磁切換弁2Aに通電してソレノイドを移動させることで、図7(b)に示すように、真空弁1の弁駆動室10のヘッド側室18に真空圧を導入し、ロッド側室19に大気圧を導入する。
そうすると、大気圧と真空圧との圧力差によって、弁体13が弁座12から離れるように移動して弁を開く。したがって、貯留部52に溜まった汚水は大気圧と真空圧との差圧によって押し出されるように排出される。
次に、汚水が排出されて貯留部52内の汚水量が徐々に減少すると、まず吸込管53の上限センサがOFF状態になり、さらに液位が下降すると下限センサもOFF状態になる。
下限センサがOFF状態になると、制御装置は貯留部52内の汚水の排出を停止するために、電磁切換弁2Aの通電を止めることでソレノイドを元の位置に移動させて、図7(a)に示すように、真空弁1の弁駆動室10のヘッド側室18に大気圧を導入し、ロッド側室19に真空圧を導入する。
そうすると、大気圧と真空圧との圧力差によって、弁体13が弁座12に近づくように移動し、弁座12に当接して弁を閉じる。したがって、貯留部52に溜まった汚水の排出が停止される。
次に、効果について説明する。
(1)本実施例の制御装置は、液位検知器と接続されており、検知された液位に基づいて駆動される電磁切換弁2Aとして構成することで、液位検知器を用いて液位を直接的に検知して電磁切換弁2Aを制御駆動するため、ヘッド側室18又はロッド側室19に真空圧又は大気圧を切換えて導入できる。
したがって、各家庭の敷地内の汚水ますのように電力が供給される場所に設置される場合には、液位検知器によって液位の上昇を検知して、真空弁1に真空圧又は大気圧を切換えて導入できる。
なお、この他の構成および作用効果については、前記実施例と略同様であるため説明を省略する。
以下、図8,9,10を用いて、前記実施例1の水頭圧駆動式切換弁2を改良した制御装置としての水頭圧駆動式切換弁2Bについて説明する。なお、前記実施例で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
まず、構成について説明すると、本実施例の制御装置としての水頭圧駆動式切換弁2Bは、図9,10に示すように、マグネット21、センサダイヤフラム22、金属板28、軸部23などに加えて、この軸部23の途中に形成されたそろばん玉状のロッド側三方弁25Aと、軸部23の末端に形成されたそろばん玉状のヘッド側三方弁26Aと、このロッド側三方弁25Aが収容されるロッド側空隙部291と、ヘッド側三方弁26Aが収容されるヘッド側空隙部292と、を備えている。
このロッド側三方弁25Aは、ロッド側空隙部291の内面に設置されたパッキンに当接して、ロッド側室19に大気圧又は真空圧を選択的に導入するためのもので、軸部23の途中部分をそろばん玉状に拡径して形成されている。
同様にヘッド側三方弁26Aは、ヘッド側空隙部292の内面に設置されたパッキンに当接して、ヘッド側室18に大気圧又は真空圧を選択的に導入するためのもので、軸部23の末端部分をそろばん玉状に拡径して形成されている。
また、ロッド側空隙部291は、ロッド側三方弁25Aを収容するとともに大気圧又は真空圧を伝達する通路となるもので、軸部23を収容する軸孔をロッド側三方弁25Aよりもひとまわり大きいそろばん玉状に拡径して形成されている。
加えて、このロッド側空隙部291は、真空管路としての流路部11と接続口272を通じて接続され、外部と接続口271を通じて接続され、ロッド側室19と接続口273を通じて接続されている。
一方、ヘッド側空隙部292は、ヘッド側三方弁26Aを収容するとともに大気圧又は真空圧を伝達する通路となるもので、軸部23を収容する軸孔をロッド側三方弁26Aよりもひとまわり大きいそろばん玉状に拡径して形成されている。
加えて、このヘッド側空隙部292は、真空管路としての流路部11と接続口272を通じて接続され、外部と接続口275を通じて接続され、ヘッド側室18と接続口274を通じて接続されている。
次に、本実施例の制御装置としての水頭圧駆動式切換弁2Bの動作について、図8,9,10を用いて説明する。
まず、閉弁する場合について説明すると、汚水量が減少すると、図8(a)に示すように、センサダイヤフラム22の上側の加圧空間の圧力も小さくなる。
さらに、図9に示すように、センサダイヤフラム22を底面側に押す力よりもマグネット21による磁力とバネ24による弾性力の合力のほうが大きくなった時点で、軸部23は頂面側に移動する。
そして、ロッド側三方弁25A及びヘッド側三方弁26Aが、それぞれロッド側空隙部291及びヘッド側空隙部292の頂面側の斜面に当接する第一の位置まで移動する。
軸部23が頂面側の第一の位置にあると、ロッド側三方弁25Aの底面側のロッド側空隙部291を通じて、ロッド側室19と真空管路としての流路部11とが接続される。同時に、ヘッド側三方弁26Aの底面側では外部との接続口275とヘッド側室18とが接続される。
このように水頭圧駆動式切換弁2Bの軸部23が頂面側に摺動駆動されることで、真空弁1の弁駆動室10のヘッド側室18には大気圧が導入され、ロッド側室19には真空圧が導入される。
そうすると、図8(a)に示すように、大気圧と真空圧との圧力差によって、ダイヤフラム17が弾性変形しつつ弁体13が弁座12に近づくように大気圧に押されて移動し、最終的に弁体13が弁座12に当接して弁を閉じる。以上のようにして、真空弁1が閉じられて汚水の排出が停止される。
次に、開弁する場合について説明すると、汚水が増加すると、図8(b)に示すように、センサダイヤフラム22の上側の加圧空間の圧力も大きくなる。
さらに、図10に示すように、センサダイヤフラム22を底面側に押す力のほうがマグネット21による磁力とバネ24による弾性力の合力よりも大きくなった時点で、軸部23はマグネット21から離れて底面側に移動する。
そして、ロッド側三方弁25A及びヘッド側三方弁26Aが、それぞれロッド側空隙部291及びヘッド側空隙部292の底面側の斜面に当接する第二の位置まで移動する。
軸部23が底面側の第二の位置にあると、ヘッド側三方弁26Aの頂面側のヘッド側空隙部292を通じて、ヘッド側室18と真空管路としての流路部11とが接続される。同時に、ロッド側三方弁25Aの頂面側では外部との接続口271とロッド側室19とが接続される。
このように水頭圧駆動式切換弁2Bの軸部23が底面側に摺動駆動されることで、真空弁1の弁駆動室10のヘッド側室18には真空圧が導入され、ロッド側室19には大気圧が導入される。
そうすると、図8(b)に示すように、大気圧と真空圧との圧力差によって、ダイヤフラム17が弾性変形しつつ弁体13が弁座12から離れるように大気圧に押されて移動し、弁を開く。以上のようにして、真空弁1が開かれて汚水の排出が開始される。
次に、効果について説明する。
(1)本実施例の制御装置としての水頭圧駆動式切換弁2Bには、ロッド側空隙部291とヘッド側空隙部292とが形成され、それぞれにはロッド側三方弁25Aとヘッド側三方弁26Aが収容されている。
そして、軸部23が第一の位置にある場合には、ロッド側空隙部291は外部と遮断されるとともに流路部11とロッド側室19とに連通され、ヘッド側空隙部292は流路部11と遮断されるとともに外部とヘッド側室18とに連通される。
また、軸部23が第二の位置にある場合には、ロッド側空隙部291は流路部11と遮断されるとともに外部とロッド側室19とに連通され、ヘッド側空隙部292は外部と遮断されるとともに流路部11とヘッド側室18とに連通される。
このように、きわめて簡単な機械的構成によって、汚水の水頭圧を利用してセンサダイヤフラム22及び軸部23を変形・移動させることで、自動的に駆動される水頭圧駆動式切換弁2Bを実現することができる。
加えて、軸部23と軸孔との間がOリング等によって密封されるものではないため、軸部23が摺動する際に軸孔との間に摩擦抵抗が生じることなくスムーズに移動するうえ、Oリング等の劣化や磨耗による密封性(真空度)の低下を防止できる。
なお、この他の構成および作用効果については、前記実施例と略同様であるため説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施例を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施例1では制御装置として水頭圧駆動式切換弁2、前記実施例2では制御装置として電磁切換弁2Aを用いる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ヘッド側室18とロッド側室19に外部の大気圧又は真空管路からの真空圧を選択して導入できるものであれば、どのような制御装置でも採用できる。
また、前記実施例1では、閉弁の際には大気圧と真空圧の差圧によって弁体13を駆動する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ヘッド側室18に補助的に弱いバネを配置して弾性反力と差圧との合力によって弁体13を駆動してもよい。
さらに、前記実施例2では、液位検知器として下限センサと上限センサの2つのセンサを用いる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、液位を量的に計測できるセンサであれば、1つのセンサによって液位を検知して制御することもできる。
S 真空式下水道システム
U 真空弁ユニット
C 真空弁制御システム
1 真空弁
10 弁駆動室
11 流路部
12 弁座
13 弁体
14 ロッド
17 ダイヤフラム
18 ヘッド側室
19 ロッド側室
2 水頭圧駆動式切換弁(制御装置)
22 センサダイヤフラム
23 軸部
2A 電磁切換弁(制御装置)
51 真空排出管
52 貯留部
53 吸込管
54 液位検知管
55 通気管
56 流入管

Claims (6)

  1. 弁座に当接して流路部を塞ぐ弁体と、前記弁体にロッドを介して取付けられるダイヤフラムと、前記ダイヤフラムを収容する弁駆動室と、を備える真空弁であって、
    前記弁駆動室は前記ダイヤフラムによってロッド側室とヘッド側室とに分けられており、前記ヘッド側室に真空圧を導入して前記弁体を前記弁座から離して開弁するとともに、前記ロッド側室に真空圧を導入して前記弁体を前記弁座に当接させて閉弁することを特徴とする真空弁。
  2. 閉弁する際には、前記ヘッド側室に導入した大気圧と前記ロッド側室に導入した真空圧との差圧のみによって前記弁体を駆動して前記弁座に当接させることを特徴とする請求項1に記載の真空弁。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の真空弁と、前記真空弁の前記弁駆動室のロッド側室又はヘッド側室のいずれか一方を選択して真空圧を導入するとともに、他方に大気圧を導入する制御装置と、を備えることを特徴とする真空弁制御システム。
  4. 前記制御装置は、貯留部の液体に挿入される液位検知管と接続されて水頭圧を受けて変形駆動されるセンサダイヤフラムと、前記センサダイヤフラムに取付けられて摺動駆動される軸部と、を備えており、前記軸部の摺動位置に応じて真空管路又は外部と、前記ロッド側室又は前記ヘッド側室とを切換えて接続する水頭圧駆動式切換弁であることを特徴とする請求項3に記載の真空弁制御システム。
  5. 前記制御装置には、真空管路と外部とロッド側室とに繋がるロッド側空隙部と、真空管路と外部とヘッド側室とに繋がるヘッド側空隙部と、が形成され、
    前記ロッド側空隙部と前記ヘッド側空隙部のそれぞれには、前記軸部に固定されるロッド側三方弁とヘッド側三方弁が収容されており、
    前記軸部が第一の位置にある場合には、前記ロッド側空隙部は外部と遮断されるとともに真空管路とロッド側室とに連通され、前記ヘッド側空隙部は真空管路と遮断されるとともに外部とヘッド側室とに連通され、
    前記軸部が第二の位置にある場合には、前記ロッド側空隙部は真空管路と遮断されるとともに外部とロッド側室とに連通され、前記ヘッド側空隙部は外部と遮断されるとともに真空管路とヘッド側室とに連通されることを特徴とする請求項4に記載の真空弁制御システム。
  6. 前記制御装置は、貯留部の液位を検知する液位検知器と接続されており、検知された液位に基づいて駆動される電磁切換弁であることを特徴とする請求項3に記載の真空弁制御システム。
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