JP2011012431A - 建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】専用の導光路を設置することなく、屋外に臨む窓がない部屋への採光が確実に行える建物の提供。
【解決手段】
屋外通気口34及び屋内通気口35を相互に連通する通気ダクト37の内面に光を反射する反射面を設け、光取入部38から取り入れられた自然光を光取出部39まで導くにあたり、通気ダクト37を利用する。これにより、自然光を導く専用の導光路を別途設けなくても、換気を行うための通気ダクト37で導光路を兼用でき、この通気ダクト37が自然光を建物1の下階中央部まで導き、屋外に臨む窓が設置されていない部屋12の内部に、屋外の自然光を照射することができ、また、専用の導光路が不要となるので、屋外に臨む窓がない部屋12への採光を行っても、建物1の建築コストの高騰を確実に防止することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、屋外空間に臨むように開口された屋外通気口と、部屋の内部空間に臨むように開口された屋内通気口と、前記屋外通気口及び前記屋内通気口を相互に連通させる通気ダクトとを備えた建物に関する。
従来から、屋外の自然光を取り入れるための窓がない部屋に、屋外の自然光を取り入れるための採光構造が設けられた建物がある。
例えば、建物の最上階において、建物の中央部となるコア部に部屋が形成された場合、このコア部の部屋には、屋外に臨んで開口された窓がないので、屋外から当該部屋まで自然光を導くために、屋根に開口されるとともに、屋根からコア部の部屋にまで延びる採光孔と、透光性を有するドーム状に形成されるとともに、前述の採光孔を塞ぐ笠部材とを有する採光構造が建物の設けられることがある。
ここで、建物としては、下階と上階との間に、床から天井までの高さ寸法が一階層として認定される寸法よりも小さくされ、例えば、通常の部屋の階高の半分程度に物にされるとともに、内部に多くの物が収納可能となった収納空間を備えた収納空間付建物が利用されている。
このような収納空間付建物によれば、収納空間が一階層として扱わさないでの、三階建ての建物の建築が行えない地域でも、一階と二階の間に多くの物を収納するのに充分なサイズの収納空間を設けることができ、居室を物で狭くすることがなく、居室空間の有効利用を図ることができる。
ところで、前述のような採光構造では、屋根に開口した採光孔を通じて採光を行うので、最上階以外の部屋に対しては屋外の自然光を導くことができないという問題がある。
この問題を解決するために、下階と上階との間に形成された収納空間を、光を導く通路である導光路として利用する建物が提案されている。
更に具体的に説明すると、建物には、下階と上階との間に収納空間が形成され、この収納空間は、コア部の部屋の直上位置まで延ばされているとともに、この収納空間の内面全体が反射鏡となっている。そして、屋内に光を取り入れるために、屋根に開口された採光孔と、この採光孔から収納空間まで上下方向に延びる採光ダクトとが設けられ、屋外の自然光が収納空間の内部に取り込まれようにし、さらに、コア部の部屋の天井に、収納空間から光を取り込む光取込口が設けられている。
このようにすれば、収納空間を通じて自然光を下階中央部まで導くことができるので、屋外に臨む窓を設置できないコア部の部屋にも自然光の採光が図れるようになる(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−163682号公報
しかしながら、前述のように収納空間を光を導く導光路として利用したのでは、収納空間に収納される物の量が増えると、物が収納空間の鏡を覆って、収納空間の内部に取り込まれた自然光を遮断するので、収納空間の本来の目的を達成しようとすると、屋外の自然光を取り込めず、一方、収納空間を導光路として活用しようとすると、物を収納するという収納空間の本来の目的を達成できない。
従って、コア部等の屋外に臨む窓がない部屋への採光が確実に行えるようにするためには、屋外の自然光を導く専用の導光路を収納空間とは別に設ける必要があり、専用の導光路を設置すると、建物の建築コストを高騰させてしまう、という問題がある。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、専用の導光路を設置することなく、屋外に臨む窓がない部屋への採光が確実に行える建物を提供することである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、前述の目的を達成するためになされたものである。以下に、各発明の特徴点を、図面に示した発明の実施の形態を用いて説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載された発明は、屋外空間と屋内空間とを仕切る外殻部(4)の内部が、板状に形成された仕切部(7)で複数の部屋(11,12,21)に仕切られ、屋外空間に臨むように外殻部(4)に開口された屋外通気口(31,31A)と、部屋(21)の内部空間に臨むように当該部屋(21)の内部空間を囲む仕切部(7)に開口された屋内通気口(35)と、前記屋外通気口(31,31A)及び前記屋内通気口(35)を相互に連通させる通気ダクト(37)とが設けられた建物(1,1A,1B)であって、当該建物(1,1A,1B)の外殻部(4)には、前記通気ダクト(37)の内部に屋外の光を取り入れるための光取入部(38,38A,38B)が形成され、当該建物(1,1A,1B)の仕切部(7)には、前記通気ダクト(37)の内部から光を取り出すための光取出部(39)が形成され、前記通気ダクト(37)は、前記光取入部(38,38A,38B)から取り入れられた光を前記光取出部(39)から取り出せるように、少なくとも前記光取入部(38,38A,38B)から前記光取出部(39)までの内面が光を反射する反射面となったものとされ、前記光取出部(39)が臨む部屋(21)は、前記光取入部(38,38A,38B)から取り入れられた光が、前記通気ダクト(37)及び前記光取出部(39)を通って内部に照射されるものであることを特徴とする。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、前述した請求項1に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項2記載の発明は、屋外空間と屋内空間とを仕切る外殻部(4)の内部が、板状に形成された仕切部(7)で複数の部屋(11,12,21)に仕切られ、屋外空間に臨むように外殻部(4)に開口された屋外通気口(55, 81)と、部屋(21)の内部空間に臨むように当該部屋(21)の内部空間を囲む仕切部(7)に開口された屋内通気口(35)と、前記屋外通気口(55, 81)及び前記屋内通気口(35)を相互に連通させる通気ダクト(52)とが設けられた建物(1C,1D,1E)であって、前記通気ダクト(52)は、内部の空気流通路を囲む壁部(51A, 51B)が光を導く導光部材で形成され、当該建物(1C,1D,1E)の外殻部(4)には、前記通気ダクト(52)を形成する前記壁部(51A, 51B)の内部に屋外の光を取り入れるための光取入部(60,60C)が形成され、当該建物(1C,1D,1E)の仕切部(7)には、前記通気ダクト(52)を形成する前記壁部(51A, 51B)の内部から光を取り出すための光取出部(70)が形成され、前記光取出部(70)が臨む部屋(21)は、前記光取入部(60,60C)から取り入れられた光が、前記壁部(51A, 51B)の内部及び前記光取出部(70)を通って内部に照射されるものであることを特徴とする。
(請求項1の効果)
以上のように構成されている本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、屋外通気口及び屋内通気口を相互に連通する通気ダクトの内面に光を反射する反射面を設け、光取入部から取り入れられた自然光を光取出部まで導くにあたり、通気ダクトを利用するようにしたので、自然光を導く専用の導光路を別途設けなくても、換気を行うための通気ダクトで導光路を兼用でき、この通気ダクトが自然光を建物の下階中央部まで導き、屋外に臨む窓がない部屋の内部にも、屋外の自然光が照射されるようになる。
従って、専用の導光路を設置しなくとも、屋外に臨む窓がない部屋への採光が確実に行えるようになるうえ、専用の導光路が不要となるので、屋外に臨む窓がない部屋への採光を行っても、建物の建築コストを高騰させることがない。
(請求項2の効果)
請求項2記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2記載の発明によれば、屋外通気口及び屋内通気口を相互に連通する通気ダクトを設けるとともに、この通気ダクトの内部に形成される空気流通路を囲む壁部を形成する部材として、光を導く導光部材を採用し、通気ダクトの壁部が光取入部から取り入れられた自然光を光取出部まで導くようにしたので、自然光を導く専用の導光路を別途設けなくても、換気を行うための通気ダクトの壁部が導光路を兼用し、壁部を通じて自然光が建物の下階中央部まで導かれるようになり、屋外に臨む窓がない部屋にも、屋外の自然光を照射することができる。

従って、専用の導光路を設置することなく、屋外に臨む窓がない部屋への採光が確実に行えるようになるうえ、専用の導光路が不要となるので、屋外に臨む窓がない部屋への採光を行っても、建物の建築コストを高騰させることがない。
本発明の第1実施形態に係る建物を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る建物を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る建物を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る建物を示す断面図である。 前記第4実施形態に係る光取入部を示す断面図である。 前記第4実施形態に係る光取出部を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係る建物を示す断面図である。 本発明の第6実施形態に係る建物を示す断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態である実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1には、本発明の第1実施形態に係る建物1が示されている。この建物1は、日本国内の敷地2に打設された図示しない基礎3の上に構築されたものとなっている。
建物1には、図1に示すように、屋外空間と屋内空間とを仕切る外殻部4として外壁5及び屋根6が設けられている。
また、外殻部4の内部には、板状に形成された仕切部7として二階の床8及び間仕切壁9が設けられている。これらの床8及び間仕切壁9によって外殻部4の内部が複数の部屋11,12,21に仕切られている。
換言すると、図1において、建物1の内部は、床8によって上下に仕切られ、これにより、一階部分に及び二階部分が形成され、さらに、一階部分が間仕切壁9によって左右に仕切られ、これにより、部屋11及び部屋12が形成されている。そして、以上により、建物1の内部には、一階部分の部屋11及び部屋12と、二階部分の部屋21が形成されている。
ここで、外殻部である外壁5には、屋外空間に臨むように外壁5に開口された屋外通気口31,32,33が設けられている。
すなわち、建物1の南側に面する外壁5S、換言すると、図1中左側に配置されている外壁5Sには、軸流送風機34が取り付けられたファン付の屋外通気口31と、送風機が取り付けられていない屋外通気口32とが開口されている。
また、建物1の北側に面する外壁5Nには、送風機が取り付けられていない屋外通気口33が開口されている。
なお、軸流送風機34は、通常は、屋内の空気を排気する排気送付機として運転されるが、必要に応じて、屋外の空気を取り入れる外気取入送付機として運転すること、換言すると、通常運転とは回転方向が逆となる逆回転運転も可能となっている。
屋外通気口32は、二階の床8が設けられている高さレベル近傍における当該床8よりも低い位置に設けられるとともに、後述する通気ダクト37と屋外空間とを相互に連通するものとなっている。
屋外通気口33は、一階の床13が設けられている高さレベル近傍における当該床13よりも高い位置に設けられるとともに、一階部分の部屋11と屋外空間とを相互に連通するものとなっている。
屋外通気口34は、屋外通気口33と同様に、一階の床13が設けられている高さレベル近傍における当該床13よりも高い位置に設けられ、一階部分の部屋12と屋外空間とを相互に連通するものとなっている。
部屋12の内部空間を囲む仕切部である間仕切壁9には、部屋12の内部空間に臨むように開口された屋内通気口35, 36が設けられている。
屋内通気口35は、二階の床8が設けられている高さレベル近傍における当該床8よりも低い位置に設けられるとともに、後述する通気ダクト37と部屋12とを相互に連通するものとなっている。
屋内通気口36は、一階に形成された部屋11の天井14が設けられている高さレベル近傍における当該天井14よりも低い位置に設けられるとともに、部屋11と部屋12とを相互に連通するものとなっている。
そして、部屋11の天井14の裏側には、屋外通気口34と屋内通気口35とを相互に連通させる通気ダクト37が設けられている。
ここで、建物1の外殻部である外壁5Sは、裏側に通気ダクト37が配置されている部分が透光性を有する白色の合成樹脂板(例えば、アクリル製の平板)で形成され、この部分が通気ダクト37の内部に屋外の光を取り入れるための光取入部38となっている。
また、建物1の仕切部である間仕切壁9は、裏側に通気ダクト37が配置されている部分が透光性を有する白色の合成樹脂板(例えば、アクリル製の平板)で形成され、この部分が通気ダクト37の内部から光を取り出すための光取出部39となっている。
通気ダクト37は、光取入部38から取り入れられた光を光取出部39から取り出せるように、光取入部38から光取出部39までの内面が光を反射する反射面となっている。
このような通気ダクト37、光取入部38及び光取出部39により、光取出部39が臨む部屋12は、光取入部38から取り入れられた光が、通気ダクト37及び光取出部39を通って、その内部に照射されるように形成されている。
換言すると、部屋12は、コア部に設けられている部屋のように、屋外に臨む窓が設置されていないが、通気ダクト37、光取入部38及び光取出部39を通じて、屋外からの自然光が内部に取り入れられるように形成されている。
このような本第1実施形態によれば、屋外通気口34及び屋内通気口35を相互に連通する通気ダクト37の内面に光を反射する反射面を設け、光取入部38から取り入れられた自然光を光取出部39まで導くにあたり、通気ダクト37を利用するようにしたので、自然光を導く専用の導光路を別途設けなくても、換気を行うための通気ダクト37で導光路を兼用でき、この通気ダクト37が自然光を建物1の下階中央部まで導き、屋外に臨む窓が設置されていない部屋12の内部に、屋外の自然光を照射することができる。
従って、専用の導光路を設置しなくとも、屋外に臨む窓がない部屋12への採光が確実に行うことができるうえ、専用の導光路が不要となるので、屋外に臨む窓がない部屋12への採光を行っても、建物1の建築コストの高騰を確実に防止することができる。
図2には、本発明の第2実施形態が示されている。本第2実施形態は、前記第1実施形態における外壁5Sに形成された光取入部38を、下屋15の屋根16に形成された光取入部38A としたものである。
なお、以下の説明では、既に説明した部位及び部材には、同じ符号を付し、その説明を省略、若しくは、簡略に行う。
建物1Aは、図2に示すように、南側(図2中左側)に配置された外壁5Sのうち、一階部分の外壁面5Aが二階部分の外壁面5Bよりも屋外側へ張り出した状態で形成されたものとなっている。この外壁面5Aが屋外側へ張り出した部分が下屋15となっている。
この下屋15は、透光性を有する平板部材で葺かれた屋根16を備えている。
一方、通気ダクト37は、外壁5S側の端部が屋根16の下方に配置され、この端部の上面部37A が透光性を有する面材で形成されている。
ここにおいて、透光性を有する屋根16及び上面部37A が、通気ダクト37の内部に屋外の光を取り入れるための光取入部38A となっている。
このような本第2実施形態によっても、前記第1実施形態と同様の作用・効果を奏することができる。
図3には、本発明の第3実施形態が示されている。本第3実施形態は、前記第1実施形態における外壁5Sに形成された屋外通気口31を、屋根6Aの表面から突出するドーマー部17に形成された屋外通気口31A としたものである。
すなわち、本第3実施形態に係る建物1Bの屋根6Aは、図3に示すように、棟18の端部から下方へ下る二つの傾斜面19と、棟18の端部から下方へ下る図示しない二つの傾斜面とを有する寄せ棟式の屋根である。
棟18の端部から下る二つの傾斜面19のうち、南側(図3中左側)に配置された傾斜面19には、互いに寄りかかるように山形に配置された二つの傾斜屋根面を有する切り妻式のドーマー部17が形成されている。
このドーマー部17の有する妻面17A には、軸流送風機34が取り付けられたファン付の屋外通気口31A が形成されている。
一方、通気ダクト37は、外壁5S側の端部がドーマー部17の直下位置に配置されている。そして、建物1Bには、ドーマー部17から、当該ドーマー部17の直下位置に配置されている通気ダクト37の端部まで延びる縦通気ダクト41が設けられている。
この縦通気ダクト41は、ドーマー部17の屋外通気口31A と通気ダクト37とを相互に接続して互いに連通させるものである。そして、屋外通気口31A 及び縦通気ダクト41を通じて通気ダクト37が屋外空間と連通している。
また、縦通気ダクト41は、南側の外壁5Sに隣接するとともに、当該外壁5Sの内側に沿って延びるものとなっている。
この縦通気ダクト41と二階の部屋21との間を仕切る内壁42には、部屋21の天井43の近傍であって天井43よりも低い高さレベルの位置において縦通気ダクト41と部屋21とを相互に連通する屋内通気口44が開口されている。
なお、北側の外壁5Nには、二階の部屋21の床8の近傍であって当該床8よりも高い位置において、屋外空間と部屋21とを相互に連通する屋外通気口45が開口されている。
この際、外壁5Sは、垂直方向については、屋内通気口44の近傍位置であって当該屋内通気口44よりも低い位置から、部屋11の天井14とほぼ同じ高さの位置までの範囲、及び、水平方向については、通気ダクト37及び縦通気ダクト41が形成されている範囲に対応した部分が透光性を有する透光ブロックで形成された透光部46となっている。
また、内壁42は、垂直方向については、屋内通気口44の近傍位置であって当該屋内通気口44よりも低い位置から、部屋21の床8とほぼ同じ高さの位置までの範囲、及び、水平方向については、縦通気ダクト41が形成されている範囲に対応した部分が透光性を有する透光ブロックで形成された透光部47となっている。
そして、通気ダクト37及び縦通気ダクト41は、外壁5Sの透光部46及び内壁42の透光部47に応じて、透光部46及び透光部47と接する部分が透光性を有する合成樹脂製の平板部材で形成されている。換言すると、通気ダクト37及び縦通気ダクト41は、透光性を有する平板部材によって形成された透光部48, 49を備えたものとなっている。
ここにおいて、二階の部屋21には、外壁5Sの透光部46及び内壁42の透光部47、並びに、通気ダクト37及び縦通気ダクト41の透光部48, 49を通じて、屋外の自然光が照射されるようになっている。
また、透光部46の下端部及び透光部48の下端部は、通気ダクト37の内部に屋外の光を取り入れるための光取入部38B となっている。
以上のような本第3実施形態によっても、前記第1及び第2実施形態と同様の作用・効果を奏することができる。
図4には、本発明の第4実施形態が示されている。本第4実施形態は、前記第1実施形態における空気の流通路が光の導通路となった通気ダクト37を、空気の流通路の周囲に設けられた壁部51の内部に光が通るようにした通気ダクト52としたものである。
すなわち、本第4実施形態に係る建物1Cは、1階北側に配置された部屋12と二階の部屋21とを仕切っている仕切部である天井53に段付部54が形成されたものとなっている。
そして、建物1Cに設けられている通気ダクト52は、図4に示すように、南側の外壁5Sに開口された屋外通気口55から屋内へ向かって延び、北側に配置された部屋12の段付部54まで達している。
このような通気ダクト52と部屋12とを相互に連通する屋内通気口35は、部屋12の段付部54に設けられた垂直面である段差面54A に開口されている。
また、通気ダクト52は、壁部51の内部に光が通るようにしたことから、その内部の空気流通路に光を通す必要がないので、屋外通気口55に設置されている軸流送風機34A は、通気ダクト52の内法にほぼ等しい直径を有する、より大型のものとなっている。
この際、通気ダクト52は、内部に空気を流通させる流通路が形成された断面四角形状の筒形部材である。また、通気ダクト52は、内部に形成された空気流通路を囲む四つの壁部51のうち、上方及び下方に配置された壁部51A, 51Bが内部に光を導く導光部材で形成されたものとなっている。
すなわち、通気ダクト52の上下の壁部51A, 51Bは、図5に示すように、透明アクリル板等の透明度に優れた平板状の透明板材56と、この透明板材56の両面に鍍金又は金属箔の貼着等で形成された鏡面層57とを有し、内部をジグザグに光が通るように形成された導光部材で形成されたものとなっている。
一方、建物1Cの外殻部である外壁5Sには、通気ダクト52を形成する壁部51A, 51Bの内部に屋外の光を取り入れるための光取入部として光取入装置60が形成されている。
また、建物1Cの仕切部である天井53の段付部54には、通気ダクト52を形成する壁部51の内部から光を取り出すための光取出部として光取出装置70が形成されている。
このうち、光取入装置60は、図5の如く、軸流送風機34A が設けられた屋外通気口55を屋外側を覆う庇状の装置である。
光取入装置60には、二つの壁部51のうち、上方に配置されている壁部51A の内部に屋外の光を取り入れるための光取入装置60A と、下方に配置されている壁部51B の内部に屋外の光を取り入れるための光取入装置60B とが設けられている。
ここで、壁部51A は、光取入装置60A 側の端面58A が斜めにカットされた平面となっており、斜め上方から進入してくる光を内部に取り込むようになっている。
そして、光取入装置60A は、広い範囲に照射される光を狭い範囲に集める集光手段を備え、この集光手段で屋外の光を壁部51A の端面58A に集中させて壁部51B の内部に取り込ませるものとなっている。
具体的には、光取入装置60A は、集光手段として、壁部51A の端面58A に沿って延びるとともに、光を一直線上に集めるリニアフレネルレンズ61A を備えたものである。このリニアフレネルレンズ61A は、壁部51A の端面58A 近傍の位置を焦点(直線)とする集光レンズであり、幅方向に分布する透過光を、端面58A 近傍の直線上に集めるものである。
換言すると、光取入装置60A は、光取出装置70から取り出された光で部屋12をより明るくするために、壁部51A の内部に取り込まれる光量(光束)をリニアフレネルレンズ61A で増大するものである。
一方、壁部51B は、壁部51A と同様に、光取入装置60B 側の端面58B が斜めにカットされた平面であり、斜め上方から進入してくる光を内部に取り込むようになっている。
そして、光取入装置60B は、光取入装置60A と同様に、広い範囲に照射される光を狭い範囲に集める集光手段を備え、この集光手段で屋外の光を壁部51B の端面58B に集中させて壁部51B の内部に取り込ませるものとなっている。
具体的には、光取入装置60B は、光取入装置60A と同様に、集光手段として、壁部51B の端面58B に沿って延びるとともに、光を一直線上に集めるリニアフレネルレンズ61B を備えたものである。このリニアフレネルレンズ61B は、リニアフレネルレンズ61A よりも焦点距離が長い集光レンズであり、壁部51B の端面58B 近傍の位置を焦点(直線)とするとともに、幅方向に分布する透過光を、端面58B 近傍の直線上に集めるものである。
このような光取入装置60B は、光取出装置70から取り出された光で部屋12をより明るく照射するために、壁部51B の内部に取り込む光量(光束)をリニアフレネルレンズ61B で増大するものである。
なお、リニアフレネルレンズ61A, 61Bは、光取入装置60が形成する庇の屋根面を形成する屋根葺き材を兼用している。
光取出装置70は、図6に示すように、二つの壁部51のうち、上方に配置されている壁部51A の内部から光を取り出すための光取出装置70A と、下方に配置されている壁部51B の内部から光を取り出すための光取出装置70B とを備えたものである。
光取出装置70A は、図6の如く、壁部51A を構成する透明板材56の斜めにカットされた端面59A に鍍金又は金属箔の貼着等で形成された鏡面部71A を備え、壁部51A の内部をジグザグに進行してきた光を、鏡面部71A で反射させて壁部51A の外部に取り出すものである。
光取出装置70B は、図6の如く、壁部51B を構成する透明板材56の斜めにカットされた端面59B に鍍金又は金属箔の貼着等で形成された鏡面部71B を備え、壁部51B の内部をジグザグに進行してきた光を、鏡面部71B で反射させて壁部51B の外部に取り出すものである。
この際、光取出装置70B の鏡面部71B と、光取出装置70A の鏡面部71A とは、通気ダクト52の長手方向に沿った位置がずれている。
換言すると、光取出装置70B の鏡面部71B は、光取出装置70A の鏡面部71A よりも段付部54の段差面54A に近い位置に配置されている。
そして、壁部51B の鏡面部71B よりも段差面54A 側に配置された部分は、鏡面層57が省略されて透明板材56のみからなる透明部72となっている。
また、段付部54の下方は、天井部材73で覆われている。ここで、段付部54の下方の天井部材73としては、図4及び図6に示すように、光取出装置70B の鏡面部71B 及び光取出装置70A の鏡面部71A の下方に配置されるとともに、透光性を有する透光部材73A と、透光性を備えていない通常の天井部材73B とが設けられている。
このうち、透光部材73A は、白色の合成樹脂板(例えば、アクリル製の平板)で形成され、光取出装置70A 及び光取出装置70B から取り出された光が通過すると、当該光を散乱させ、部屋21の全体に拡散させるようになっている。
以上において、光取出装置70A, 70Bは、壁部51A, 51B内を通ってきた光を鏡面部71A, 71Bで反射させることで、壁部51A, 51Bの外部へ取り出すとともに、透光部材73A へ向かって放射するものとなっている。
また、透光部材73A は、光取出装置70A, 70Bから放射された光が通過する際に、当該光を散乱して部屋12全体に拡散させるものとなっている。
そして、光取入装置60A, 60Bから取り入れられた光は、通気ダクト52の壁部51A, 51Bの内部を通り、さらに、光取出装置70A 及び光取出装置70B を通過して、光取出装置70A 及び光取出装置70B が臨む部屋12の内部に照射されるようになっている。
このような本第4実施形態によれば、屋外通気口55及び屋内通気口35を相互に連通する通気ダクト52を設けるとともに、この通気ダクト52の内部に形成される空気流通路を囲む壁部51A, 51Bを導光部材で形成し、光取入装置60から取り入れられた自然光を、通気ダクト52の壁部51A, 51Bで光取出装置70まで導くようにしたので、自然光を導く専用の導光路を別途設けなくても、換気を行うための通気ダクト52の壁部51A, 51Bが導光路を兼用し、壁部51A, 51Bを通じて自然光が建物1Cの下階中央部まで導かれるようになり、屋外に臨む窓がない部屋12にも、屋外の自然光を照射することができる。
従って、専用の導光路を設置することなく、屋外に臨む窓がない部屋12への採光が確実に行うことができるうえ、専用の導光路が不要となるので、屋外に臨む窓がない部屋12への採光を行っても、建物1Cの建築コストの高騰を確実に防止することができる。
図7には、本発明の第5実施形態が示されている。本第5実施形態は、前記第4実施形態における全体が屋外に設けられた光取入装置60を、一部が屋内に設けられた光取入装置60C ととしたものである。
すなわち、建物1Dの南側(図7中左側)の部分には、図7に示すように、下屋15が設けられている。この下屋15の屋根16は、透光性を有する平板部材で葺かれたものである。
このような下屋15の内部には、通気ダクト52を形成する壁部51のうち、上方に配置されている壁部51A の内部に屋外の光を取り入れるために、前記第4実施形態で説明した光取入装置60A が設けられている。そして、光取入装置60A は、下屋15の内部に設置され、これにより、屋内設置のものとなっている。
一方、建物1Dの南側(図7中左側)に臨む外壁5Sには、通気ダクト52を形成する壁部51のうち、下方に配置されている壁部51B の内部に屋外の光を取り入れるために、前記第4実施形態で説明した光取入装置60A が設けられている。この光取入装置60A は、外壁5Sの表面に設置され、これにより、屋外設置のものとなっている。
前述の光取入装置60C は、屋内設置された壁部51A 用の光取入装置60A 及び屋外設置された壁部51B 用の光取入装置60A の二つの装置によって形成されている。
このような本第5実施形態によっても、前記第4実施形態と同様の作用・効果を奏することができる。
図8には、本発明の第6実施形態が示されている。本第6実施形態は、前記第4実施形態における外壁5Sに形成された屋外通気口55を、屋根6Aの表面から突出するドーマー部17に形成された屋外通気口81としたものである。
すなわち、本第3実施形態に係る建物1Bの屋根6Aは、図8に示すように、前記第3実施形態と同様に、棟18の端部から下方へ下る二つの傾斜面19と、棟18の端部から下方へ下る図示しない二つの傾斜面とを有する寄せ棟式の屋根である。
そして、棟18の端部から下る二つの傾斜面19のうち、南側(図3中左側)に配置された傾斜面19には、互いに寄りかかるように山形に配置された二つの傾斜屋根面を有する切り妻式のドーマー部17が形成されている。
このドーマー部17の有する妻面17A には、軸流送風機34A が取り付けられたファン付の屋外通気口81が形成されている。
一方、通気ダクト52は、南側の端部がドーマー部17の直下位置に配置されている。
そして、建物1Eには、前記第3実施形態と同様に、ドーマー部17から、当該ドーマー部17の直下位置に配置されている通気ダクト52の端部まで延びる縦通気ダクト41が設けられている。この縦通気ダクト41の内部には、通気ダクト52を形成する壁部51のうち、上方に配置されている壁部51A の内部に屋外の光を取り入れるために、前記第4実施形態で説明した光取入装置60A が設けられている。
ここにおいて、光取入装置60A は、縦通気ダクト41の内部に設置され、これにより、屋内設置のものとなっている。
また、建物1Eの南側(図7中左側)に臨む外壁5Sには、通気ダクト52を形成する壁部51のうち、下方に配置されている壁部51B の内部に屋外の光を取り入れるために、前記第4実施形態で説明した光取入装置60A が設けられている。この光取入装置60A は、外壁5Sの表面に設置され、これにより、屋外設置のものとなっている。
このような本第6実施形態によっても、前記第4及び第5実施形態と同様の作用・効果を奏することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形及び改良などをも含むものである。
すなわち、前記実施形態では、通気ダクトで光を導入する部屋として、屋外空間との間を北側の外壁によって仕切られた北向きの部屋が採用されたが、通気ダクトで光を導入する部屋は、この北向きの部屋に限らず、例えば、建物の中央部となるコア部の部屋でもよく、本発明は、屋外光を採光できない部屋の採光量確保に利用することができる。
また、通気ダクトを形成する導光部材としては、透明板材56の両面に鏡面層57を形成した壁部51等の平板状のものに限らず、例えば、光ファイバ等の線条部材でもよい。
ここで、光ファイバを採用する場合、多数の光ファイバを束ねて光ファイバ束とし、複数の光ファイバを通気ダクトの幅方向に配列するとともに、通気ダクトの長手方向に沿わせた状態で合成樹脂製の壁部に埋め込み、これら多数の光ファイバを導光部材とするとともに、多数の光ファイバで通気ダクトを形成する壁部を補強することが望ましい。
1,1A,1B 建物
1C,1D,1E 建物
4 外殻部
5 外殻部としての屋根
6 外殻部としての外壁
7 仕切部
8 仕切部としての床
9 仕切部としての間仕切壁
11,12,21 部屋
31,31A 屋外通気口
35 屋内通気口
37 通気ダクト
38,38A,38B 光取入部
39 光取出部
51A,51B 壁部
52 通気ダクト
55, 81 屋外通気口
60, 60C 光取入部
70 光取出部

Claims (2)

  1. 屋外空間と屋内空間とを仕切る外殻部の内部が、板状に形成された仕切部で複数の部屋に仕切られ、屋外空間に臨むように外殻部に開口された屋外通気口と、部屋の内部空間に臨むように当該部屋の内部空間を囲む仕切部に開口された屋内通気口と、前記屋外通気口及び前記屋内通気口を相互に連通させる通気ダクトとが設けられた建物であって、
    当該建物の外殻部には、前記通気ダクトの内部に屋外の光を取り入れるための光取入部が形成され、
    当該建物の仕切部には、前記通気ダクトの内部から光を取り出すための光取出部が形成され、
    前記通気ダクトは、前記光取入部から取り入れられた光を前記光取出部から取り出せるように、少なくとも前記光取入部から前記光取出部までの内面が光を反射する反射面となったものとされ、
    前記光取出部が臨む部屋は、前記光取入部から取り入れられた光が、前記通気ダクト及び前記光取出部を通って内部に照射されるものであることを特徴とする建物。
  2. 屋外空間と屋内空間とを仕切る外殻部の内部が、板状に形成された仕切部で複数の部屋に仕切られ、屋外空間に臨むように外殻部に開口された屋外通気口と、部屋の内部空間に臨むように当該部屋の内部空間を囲む仕切部に開口された屋内通気口と、前記屋外通気口及び前記屋内通気口を相互に連通させる通気ダクトとが設けられた建物であって、
    前記通気ダクトは、内部の空気流通路を囲む壁部が光を導く導光部材で形成され、
    当該建物の外殻部には、前記通気ダクトを形成する前記壁部の内部に屋外の光を取り入れるための光取入部が形成され、
    当該建物の仕切部には、前記通気ダクトを形成する前記壁部の内部から光を取り出すための光取出部が形成され、
    前記光取出部が臨む部屋は、前記光取入部から取り入れられた光が、前記壁部の内部及び前記光取出部を通って内部に照射されるものであることを特徴とする建物。
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