JP2011011711A - 直流き電システムおよびその運用方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】標準運用パターンにしたがって投入台数の更新を行う所定の時刻毎に、運行管理システムから取得した在線情報と列車属性情報とに基づいて、各変電所の総必要電力を予測することによって、必要な投入台数を算出し、標準運用パターンの投入台数に過不足が生じる場合に過不足の台数を司令員に提示する機能を備えた。
【選択図】図1
Description
そこで、1日の運行時間をいくつかの時間帯に分け、変電所毎にそれぞれの時間帯での投入台数を定めた標準的な運用パターンを用意しておき、その標準運用パターンにしたがって電源装置の投入と切断を制御する方法が広く利用されている。
一方、車両故障や事故等によって列車が遅延した場合などには、標準運用パターン通りに運用すると電力不足となってトリップ事故を引き起こす危険性があった。
標準運用パターンは、季節や曜日(平日/休日など)に対応した複数のパターンが標準運用パターンライブラリ22に登録され、その中から当日の運行条件に適合するパターンが検索されて設定される。
当日運用パターン設定部12が起動されると、まず、ステップS11にて当日属性情報21を取得する。この当日属性情報21には、当日の日付、曜日などの情報が予め格納されているものとする。次に、取得した当日属性情報21のデータをパラメータとして、ステップS12にて標準運用パターンライブラリ22の中から当日に適合するパターンを検索し、ステップS13にて表示/操作制御部11を介して表示部にメッセージを表示するなどして司令員にそのパターンの承認を要請する。その結果、キーボードやマウスなどから承認入力があれば(ステップS14で”Yes”)、ステップS15にて、そのパターンの詳細データを標準運用パターンライブラリ22から読み出して各変電所の当日の標準運用パターン(図2参照)を設定する。また、司令員の承認が得られなかった場合は(ステップS14で”No”)、ステップS12に処理を戻して別のパターンを検索し、承認が得られるまで上記の処理を繰り返す。
まず、ステップS21にて、運行情報取得部15に、運行中の全列車の在線情報、つまり、どの列車がどのき電区間に在線しているかを示す情報を運行管理システム3から取得させる。次に、ステップS22にて、判定対象の変電所iを選択し、ステップS23からS30の処理をすべての変電所について実行する。
ステップS31では、全変電所の処理が終了していなければ(S31で”No”)ステップS22に処理を戻し、全変電所の処理が終了したら(S31で”Yes”)メインルーチンに処理を戻す。
まず、ステップS41にて、運行情報取得部15に、運行中の全列車の在線情報、つまり、どの列車がどのき電区間に在線しているかを示す情報を運行管理システム3から取得させる。次に、ステップS42にて、監視対象の変電所iを選択し、ステップS43からS51の処理をすべての変電所について実行する。
ステップS52では、全変電所の処理が終了していなければ(S52で”No”)ステップS42に処理を戻し、全変電所の処理が終了したら(S52で”Yes”)メインルーチンに処理を戻す。
必要台数算出部17は、まず、ステップS61にて、運行情報取得部15によって取得された在線情報と、必要電力予測部16によって算出された各列車の必要電力とを参照して、処理対象の変電所iのき電区間に在線中の全列車の必要電力の総和である総必要電力Piを算出する。
ni=2、かつ、P3u≦max(Pi,Pj)<P4u
ならば、求められる必要台数xiは3であり、
ni=2、かつ、max(Pi,Pj)<P1d
ならば、求められる必要台数xiは1である。
次に、ステップS72にて、変数k1の値と変数k2の値とを比較し、両者が等しい場合は(ステップS72で”=”)、投入台数は変わらないのでそのまま処理を終了する。
3 運行管理システム
4 変電所
5 き電線
6 エアセクション
7 電車(列車)
8 通信回線
11 表示/操作制御部
12 当日運用パターン設定部
13 投入台数決定部
14 対象装置決定部
15 運行情報取得部
16 必要電力予測部
17 必要台数算出部
18 投入/切断指令部
21 当日属性情報
22 標準運用パターンライブラリ
23 必要台数算出用テーブル
24 電源装置管理テーブル
31 在線情報、列車属性情報
41 投入/切断制御部
42 電源装置
S 直流き電システム
Claims (5)
- 直流電鉄の各き電区間に設置される変電所毎の電源装置の投入台数を時系列に定めた標準運用パターンにしたがって、処理装置が各変電所の電源装置の投入と切断とを制御する直流き電システムにおいて、
前記処理装置は、
前記標準運用パターンにしたがって前記投入台数の更新を行う所定の時刻毎に、運行管理システムから取得した在線情報と列車属性情報とに基づいて、各変電所の総必要電力を予測することによって必要な電源装置の投入台数を算出し、算出した前記投入台数と前記標準運用パターンの投入台数との間に過不足が生じる場合にその過不足の台数を司令員に提示する機能を備える
ことを特徴とする直流き電システム。 - 前記処理装置は、
前記標準運用パターンの投入台数に過不足が生じて投入台数の変更を行った場合、前記必要な投入台数が前記標準運用パターンの投入台数に一致するまでの間、一定の周期で前記必要な投入台数の算出を行い、両者が一致した時点で標準運用パターンによる制御に復帰させる
ことを特徴とする請求項1に記載の直流き電システム。 - 前記処理装置は、
前記各変電所の総必要電力を、当該変電所が電力を供給するき電区間に在線している全列車の必要電力と、隣接き電区間内に在線しかつ当該き電区間に接近中の全列車の必要電力との両者に基づいて予測する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の直流き電システム。 - 前記処理装置は、
前記各変電所の電源装置毎の運用開始日時と、累積投入回数と、累積稼働時間とを記録し、決定された投入台数にしたがって電源装置を追加投入するときには、累積投入回数/(現在日時−運用開始日時)で算出される単位運用時間当たりの投入回数が最も小さい装置から順に選択して追加投入し、投入中の電源装置を切断するときには、累積稼働時間/(現在日時−運用開始日時)で算出される稼働率が最も大きい装置から順に選択して切断する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の直流き電システム。 - 直流電鉄の各き電区間に設置される変電所毎の電源装置の投入台数を時系列に定めた標準運用パターンにしたがって、処理装置が各変電所の電源装置の投入と切断とを制御する直流き電システムの運用方法において、
前記処理装置は、
前記標準運用パターンにしたがって前記投入台数の更新を行う所定の時刻毎に、運行管理システムから取得した在線情報と列車属性情報とに基づいて、各変電所の総必要電力を予測することによって必要な電源装置の投入台数を算出するステップと、
算出した前記投入台数と前記標準運用パターンの投入台数との間に過不足が生じる場合にその過不足の台数を司令員に提示するステップと
を備えて制御することを特徴とする直流き電システムの運用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009159825A JP2011011711A (ja) | 2009-07-06 | 2009-07-06 | 直流き電システムおよびその運用方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009159825A JP2011011711A (ja) | 2009-07-06 | 2009-07-06 | 直流き電システムおよびその運用方法 |
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JP2011011711A true JP2011011711A (ja) | 2011-01-20 |
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ID=43591008
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2011011711A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013095398A (ja) * | 2011-11-07 | 2013-05-20 | Hitachi Ltd | 電気鉄道監視制御システム |
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-
2009
- 2009-07-06 JP JP2009159825A patent/JP2011011711A/ja active Pending
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JP7049166B2 (ja) | 2018-04-19 | 2022-04-06 | 三菱電機株式会社 | 直流き電電圧制御装置、直流き電電圧制御方法、および直流き電電圧制御プログラム |
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