JP2011011257A - 孔あき部品の供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】孔あき部品が確実にガイドピン側へ移行し、供給ロッドとガイドピンとの相対位置を容易に求めることができる孔あき部品の供給装置の提供を目的とする。
【解決手段】孔あき部品5の孔6を貫通している供給ロッド16を進出させて電極のガイドピン4へ部品供給を行うものにおいて、供給ロッド16の進出が停止したとき、供給ロッド16の先端に形成した凹部21内に前記ガイドピン4の先端部が進入するか、またはガイドピン4の先端に形成した凹部内に供給ロッド16の先端部が進入するように構成した。これにより、供給ロッド先端部とガイドピン先端部との間に雌雄の嵌り合い状態が形成され、孔あき部品5が確実にガイドピン4側へ供給される。
【選択図】図1

Description

この発明は、供給ロッドを用いた孔あき部品の供給装置に関するものであり、孔あき部品の孔を貫通している供給ロッドの先端が所定の位置で停止することによって、孔あき部品が電極のガイドピンへ移行するものである。
特公平07−096402号公報には、孔あき部品の孔を貫通している供給ロッドの先端が、電極のガイドピンの間近で停止し、孔あき部品が滑動してガイドピン側へ移行することが記載されている。
この記載事項を図4にしたがって説明する。
電気抵抗溶接の固定電極1上に鋼板部品2が載置してあり、鋼板部品2にあけられた下孔3に、固定電極1の中央部に起立しているガイドピン4が貫通することによって、鋼板部品2の位置決めがなされている。孔あき部品5は、扁平な鋼板部材で作られた円形のコイン状のもので、中央部に円形の通孔6があけられ、下面に溶着用突起7が形成されている。
進退動作をする断面円形の供給ロッド(ガイドロッド)8が前記通孔6を貫通し、供給ロッド8の先端部がガイドピン4の先端の直前で停止すると、孔あき部品5の通孔6が供給ロッド8を滑降し、供給ロッド8から抜け出た孔あき部品5はその直後に通孔6がガイドピン4側へ移行して、通孔6に相対的にガイドピン4が貫通し、鋼板部品2上に載置された状態になる。その後、可動電極(図示していない)が進出してきて固定電極1との間で孔あき部品5が鋼板部品2に押し付けられると、溶接電流が通電されて電気抵抗溶接がなされる。
特公平07−096402号公報
上記特許文献に記載されている技術には、つぎのような問題がある。
すなわち、供給ロッド8が進出してきてその先端部がガイドピン4の先端部に突き当たると、供給ロッド8に曲げ力が作用して供給ロッド8の先端部とガイドピン4の先端部との正常な相対位置が確保できなくなる。こうなると、孔あき部品5がガイドピン4側へ正しく移行することができなくなる。このような先端部同士の突き当たり現象を回避するために、両先端部の間にわずかな隙間をあけて、供給ロッド8とガイドピン4の先端部同士が接触しないようにしている。
あるいは、供給ロッド8の先端部とガイドピン4の先端部との間にわずかな隙間が存在し、その状態で供給ロッド8の先端部とガイドピン4の先端部の相対位置が芯ずれ方向に狂っていると、やはり同様に孔あき部品5がガイドピン4側へ正しく移行することができなくなる。
さらに、孔あき部品5が板状の扁平な形状であると、供給装置に作用する何等かの外部振動や、孔あき部品4の移動中における風圧等によって、孔あき部品4が供給ロッド8の軸線に対して傾いたりして、正常にガイドピン4側へ移行しない現象が発生する。このような孔あき部品4に誤った動作が発生すると、図4に2点鎖線で示すように、孔あき部品5がガイドピン4から外れた挙動を呈することとなる。
供給ロッド8の先端部とガイドピン4の先端部との間に、前述のようなわずかな隙間をあけて、供給ロッド8とガイドピン4の先端部同士が接触しないようにしているが、このときに供給ロッド8の軸線がガイドピン4の軸線に対して正しく合致するようにすることは、作業上困難なことである。
本発明は、上記の問題点を解決するために提供されたもので、孔あき部品が確実にガイドピン側へ移行し、供給ロッドとガイドピンとの相対位置を容易に求めることができる孔あき部品の供給装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、孔あき部品の孔を貫通している供給ロッドの進出を、この供給ロッドの先端が電極のガイドピンの直前に到達したときに停止することによって、孔あき部品が電極のガイドピンへ移行する形式のものにおいて、前記供給ロッドの進出が停止したとき、供給ロッドの先端に形成した凹部内に前記ガイドピンの先端部が進入するか、またはガイドピンの先端に形成した凹部内に前記供給ロッドの先端部が進入するように構成したことを特徴とする孔あき部品の供給装置である。
上述のように、前記供給ロッドの進出が停止したとき、供給ロッドの先端に形成した凹部内に前記ガイドピンの先端部が進入するか、またはガイドピンの先端に形成した凹部内に前記供給ロッドの先端部が進入するように構成したものであるから、供給ロッド先端部とガイドピン先端部との間に雌雄の嵌り合い状態が形成される。これによって、供給ロッド先端部とガイドピン先端部との相対位置が正確に求められて、供給ロッドからガイドピンへの部品移行が確実にしかも円滑に達成され、装置としての動作信頼性が向上する。
供給装置を組み立てるときには、供給ロッド先端部とガイドピン先端部との相対位置を微調整する作業を伴うのであるが、前記のように雌雄の嵌り合い状態を形成することによって、両者の相対位置が簡単にしかも正確に設定することができて、組立時の作業性が改善される。
請求項2記載の発明は、前記供給ロッドの先端に形成した凹部内に前記ガイドピンの先端部が非接触の状態で進入するか、または前記ガイドピンの先端に形成した凹部内に供給ロッドの先端部が非接触の状態で進入するように構成した請求項1記載の孔あき部品の供給装置である。
このように雌雄の嵌り合い状態が非接触状態で形成されているから、供給ロッドが進出したときにその先端部がガイドピン先端部に衝突することがなく、円滑な部品供給動作がえられる。このように衝突が発生しないから、供給ロッドやガイドピンの先端や凹部に損傷が発生したりすることがない。さらに、上記のように非接触状態であるから供給ロッド先端部の停止位置の許容範囲が拡大できて、停止位置の調整が行いやすくなる。
請求項3記載の発明は、前記孔あき部品は、扁平な板状部材のほぼ中央部に通孔が形成されたものである請求項1または請求項2記載の孔あき部品の供給装置である。
このように薄っぺらな孔あき部品であると、供給ロッドに沿って孔あき部品が滑降するときに、風圧を受けて孔あき部品が供給ロッドの軸線に対して傾斜したりする。このような傾斜が生じると、孔あき部品は供給ロッドから離れた瞬間に、供給ロッド先端部とガイドピン先端部の間の空隙に入り込む現象が発生する。しかし、上述のように、供給ロッド先端部とガイドピン先端部との間に雌雄の嵌り合い状態が形成されているので、扁平な孔あき部品が供給ロッドの軸線に対して傾斜したりしても、支障なくガイドピンへの移行がなされる。
供給装置全体と部分的な箇所の断面図である。 供給ロッドとガイドピン先端部の嵌り合いを示す断面図である。 供給ロッドとガイドピン先端部の嵌り合いを示す断面図である。 従来技術を示す断面図である。
つぎに、本発明の孔あき部品の供給装置を実施するための形態を説明する。
図1および図2は、実施例1を示す。
この実施例で供給される孔あき部品や鋼板部品は、図4にしたがって説明したものと同じものであり、同じ部分に同一符号が記載して、詳細な説明は省略してある。
最初に、供給装置について説明する。
多数の孔あき部品5がパーツフィーダ10に貯留され、孔あき部品5はそこから延びている部品供給管11を通って仮止室12に供給される。部品供給管11は、孔あき部品5の厚さや直径に適した矩形断面とされている。仮止室12が形成されている部品供給管11の箇所に、ガイド管13が溶接してある。部品供給管11の長手方向とガイド管13の軸線方向は直交している。ガイド管13とは反対側の部品供給管11に、仮止室12の出口開口29が設けられている。
前記ガイド管13は、部品供給管11の端部背面にあけた連通孔14を経て、仮止室12に連通している。そして、仮止室12に入ってきた孔あき部品5を一時係止するために、リング状の磁石(永久磁石)15がガイド管13の端部に取り付けてある。仮止室12の突き当たりにストッパ面9が設けてあり、仮止室12における孔あき部品5の位置決めは、磁石15によって孔あき部品5が仮止室12の天井面に吸引されることと、ストッパ面9によって受け止められることによってなされている。このように位置決めされた孔あき部品5は、その通孔6が後述のガイドロッド18と同軸状態になっている。孔あき部品5に対する吸引磁力をより強く作用させるために、部品供給管11やガイド管13は非磁性材料で作るのが好ましく、ここではステンレス鋼が用いられている。
前記ガイド管13内に進退動作をする供給ロッド16が収容してある。この供給ロッド16は、ガイド管13内を摺動する大径の摺動部17と、孔あき部品5の通孔6を貫通する小径のガイドロッド18によって構成され、摺動部17とガイドロッド18の境界部に平坦な押出し面19が形成してある。ガイド管13に進退駆動手段であるエアシリンダ20が結合してあり、そのピストンロッド(図示していない)によって供給ロッド16が進退するようになっている。
つぎに、供給ロッド先端部の凹部について説明する。
前記ガイドロッド18の先端部端面の中央部に凹部21が設けてある。この凹部21は、図1(C)に示すように、ガイドロッド18の端面を軸線方向に見ると円形であり、図1(B)に示すように、球形の窪みとされている。供給ロッド16が進出して所定の位置に停止したとき、ガイドピン4の先端部が凹部21内に相対的に進入するように、ガイドロッド18とガイドピン4の相対位置が調整してある。
このような調整を行うための調整機構22は、静止部材23とガイド管13やエアシリンダ20の間に配置されており、構造的には種々なものが採用できる。調整機構22は、ガイド管13やエアシリンダ20を一体にして移動させるものであり、供給ロッド16の傾斜角度を変えたり、図1(A)、(B)の紙面に対して垂直方向ずらしたりするものである。
このような2方向の調整を行うために、調整ボルト24、25がねじ込んである。ガイド管13やエアシリンダ20に溶接されている可動部材26と、静止部材23に固定されている固定部材27との間に、中間部材28が配置してあり、可動部材26と中間部材28とが調整ボルト24で結合され、中間部材28と固定部材27とが調整ボルト25で結合されている。そして、両調整ボルト24と25は直角に食い違っている。調整を行うときには、両調整ボルト24と25を緩めて凹部21とガイドピン4との相対位置を求めてから、両調整ボルトを締め付ける。
つぎに、固定電極について説明する。
図1(B)に示すように、固定電極1は、クロム銅で作られた円筒状の第1部材30に、クロム銅で作られた円筒状の第2部材31がねじ込まれたもので、静止部材23に圧入によって固定されている。符号32は、前述のねじ込み部である。ガイドピン4の下部にポリアミド樹脂やポリプロピレン樹脂等の合成樹脂で作られた摺動部材33が固定されており、ピストンのような状態で固定電極1内を摺動するようになっている。第1部材30の端部材34に通孔35があけられ、ここをガイドピン4が貫通している。ガイドピン4を押出し方向に付勢する圧縮コイルスプリング36が、摺動部材33と第2部材31の内端面との間に配置してある。
供給ロッド16とガイドピン4との相対位置は、上述の調整機構22によって行われるのであるが、さらに供給ロッド16の進出停止位置の設定を、エアシリンダ20の動作ストロークを設定することが加味される。この動作ストロークの調整によって、ガイドピン4が凹部21に進入する進入長さが設定される。
図1(A)に2点鎖線で示すように、固定電極1に対応し進退動作をする可動電極37が、固定電極1と同軸の状態で設けてある。
つぎに、他の事例を説明する。
図1(B)における供給ロッド16の停止位置は、ガイドピン先端部と凹部21の内面との間にわずかな隙間ができた位置か、あるいはガイドピン先端部が凹部21の内面に丁度接触した位置であるが、図2に示した事例は、このような微小な位置関係を必要としないものである。つまり、供給ロッド先端部とガイドピン先端部との間に雌雄の嵌り合い状態が形成されているが、両者は非接触の状態になったものである。
ガイドロッド18の端面中央部からその軸方向に向かって深い凹部21が形成され、この凹部21に相対的に進入したガイドピン4の先端部は、凹部21の内面のどこにも接触していない。これは凹部21の内径と深さによって実現するものであり、加工としてはガイドロッド18の端面中央部からドリル孔をあけるのが適当である。こうすることによって、余裕空間39が形成されている。
つぎに、さらに他の事例を説明する。
図1および図2においては、ガイドロッド18側に凹部21が形成され、そこにガイドピン4が相対的に進入するものであるが、図3に示した事例は雌雄関係が逆になっている。つまり、ガイドピン4の先端部に凹部40が形成され、ここにガイドロッド18の先端部が進入するようになっている。ここでは、凹部40の開口面積が小さいので、ガイドロッド18の先端面中央に短い小径の進入ピン41が設けられている。そして、ガイドロッド18の直径は、ガイドピン4の先端部の直径よりも大きく設定してある。こうすることによって、図3に2点鎖線で示すように、孔あき部品5の通孔6がガイドピン4の先端角部にひっかかることが防止されて、円滑な部品移行がなされる。
図3のような構成において、凹部40の開口面積や深さ、あるいは進入ピン41の太さや長さ等を選定することによって、図2に示した非接触状態を確保することができる。
つぎに、動作を説明する。
図1(A)は、孔あき部品5が仮止室12に一時係止された状態を示している。ここで供給ロッド16が進出すると、ガイドロッド18が通孔6を貫通し、その後、押出し面19が孔あき部品5に当たると、孔あき部品5は仮止室12から押し出されて行き、通孔6がガイドロッド18上を滑降する。この滑降をしている途中で供給ロッド16の進出が停止する。この停止位置は図1(B)に示すように、ガイドピン4の先端部が凹部21に進入した状態の位置や、図2に示す位置、あるいは図3に示す位置である。
このようにして供給ロッド先端部とガイドピン先端部との間に雌雄の嵌り合い状態が形成される。その後、さらに孔あき部品5が滑降することによって、孔あき部品5はガイドピン4側へ移行し、今度はガイドピン4が通孔6を相対的に貫通して、孔あき部品5の位置決めがなされる。その後は、供給ロッド16が後退し可動電極37が進出してきて、孔あき部品5が鋼板部品2に溶接される。
このように供給ロッド先端部とガイドピン先端部との間に雌雄の嵌り合い状態が形成されるので、孔あき部品5が扁平な部材であっても、確実にガイドロッド18からガイドピン4側へ移行される。
なお、上記エアシリンダ20に換えて、進退出力をする電動モータを採用することもできる。また、上記の磁石15を電磁石に置き換えることも可能である。
上述の動作は、一般的に採用されている制御手法で容易に行わせることが可能である。制御装置またはシーケンス回路からの信号で動作する空気切換弁や、エアシリンダの所定位置で信号を発して前記制御装置に送信するセンサー等を組み合わせることによって、所定の動作を確保することができる。
以上に説明した実施例1の作用効果は、つぎのとおりである。
上述のように、前記供給ロッド16の進出が停止したとき、ガイドロッド18の先端に形成した凹部21内に前記ガイドピン4の先端部が進入するか、またはガイドピン4の先端に形成した凹部40内に前記ガイドロッド18の進入ピン41が進入するように構成したものであるから、供給ロッド先端部とガイドピン先端部との間に雌雄の嵌り合い状態が形成される。これによって、供給ロッド先端部とガイドピン先端部との相対位置が正確に求められて、供給ロッド16からガイドピン4への部品移行が確実にしかも円滑に達成され、装置としての動作信頼性が向上する。
供給装置を組み立てるときには、供給ロッド先端部とガイドピン先端部との相対位置を微調整する作業を伴うのであるが、前記のように雌雄の嵌り合い状態を形成することによって、両者の相対位置が簡単にしかも正確に設定することができて、組立時の作業性が改善される。
前記供給ロッド16の先端に形成した凹部21内に前記ガイドピン4の先端部が非接触の状態で進入するか、または前記ガイドピン4の先端に形成した凹部40内に供給ロッド16の先端部(進入ピン41)が非接触の状態で進入するように構成した。
このように雌雄の嵌り合い状態が非接触状態で形成されているから、供給ロッド16が進出したときにその先端部がガイドピン先端部に衝突することがなく、円滑な部品供給動作がえられる。このように衝突が発生しないから、供給ロッド16やガイドピン4の先端や凹部21、40に損傷が発生したりすることがない。さらに、上記のように非接触状態であるから供給ロッド先端部の停止位置の許容範囲が拡大できて、停止位置の調整が行いやすくなる。
前記孔あき部品5は、扁平な板状部材のほぼ中央部に通孔6が形成されたものである。
このように薄っぺらな孔あき部品5であると、供給ロッド16に沿って孔あき部品5が滑降するときに、空気抵抗による風圧を受けて孔あき部品5が供給ロッド16の軸線に対して傾斜したりする。このような傾斜が生じると、孔あき部品5は供給ロッド16から離れた瞬間に、供給ロッド先端部とガイドピン先端部の間の空隙に入り込む現象が発生する。しかし、上述のように、供給ロッド先端部とガイドピン先端部との間に雌雄の嵌り合い状態が形成されているので、扁平な孔あき部品5が供給ロッド16の軸線に対して傾斜したりしても、支障なくガイドピンへの移行がなされる。
上述のように、本発明の装置によれば、孔あき部品が確実にガイドピン側へ移行し、供給ロッドとガイドピンとの相対位置を容易に求めることができる孔あき部品の供給装置である。したがって、自動車の車体溶接工程や、家庭電化製品の板金溶接工程などの広い産業分野で利用できる。
1 固定電極
4 ガイドピン
5 孔あき部品
6 通孔
16 供給ロッド
18 ガイドロッド
21 凹部
40 凹部
41 進入ピン

Claims (3)

  1. 孔あき部品の孔を貫通している供給ロッドの進出を、この供給ロッドの先端が電極のガイドピンの直前に到達したときに停止することによって、孔あき部品が電極のガイドピンへ移行する形式のものにおいて、前記供給ロッドの進出が停止したとき、供給ロッドの先端に形成した凹部内に前記ガイドピンの先端部が進入するか、またはガイドピンの先端に形成した凹部内に前記供給ロッドの先端部が進入するように構成したことを特徴とする孔あき部品の供給装置。
  2. 前記供給ロッドの先端に形成した凹部内に前記ガイドピンの先端部が非接触の状態で進入するか、または前記ガイドピンの先端に形成した凹部内に供給ロッドの先端部が非接触の状態で進入するように構成した請求項1記載の孔あき部品の供給装置。
  3. 前記孔あき部品は、扁平な板状部材のほぼ中央部に通孔が形成されたものである請求項1または請求項2記載の孔あき部品の供給装置。
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