JP2011009899A - 撮影装置、受信装置、及び、画像配信システム - Google Patents

撮影装置、受信装置、及び、画像配信システム Download PDF

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Abstract

【課題】カメラで撮影した画像を、被写体になった人の持つ機器に対して自動的に配信する仕組みを提供する場合、事前に配布先を指定しておく必要があった。その事前登録に多くの手間がかかるとともに、事前に写る予定がなかった人に対しては配布する手段がなかった。
【解決手段】本発明は、撮像装置で画像を撮影と同時に、周囲に対して、撮影したことを示す信号を発信する。撮像装置の周囲にある受信機器は、信号を受信した場合、撮像装置に対して登録済みの受信機の所有者の顔情報を発信する。撮像装置では、受信した多数の顔情報のなかから、撮影した画像に写っている人物を、顔照合を用いて見つけ出し、その人物の所有する受信装置に対してのみ画像を送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影結果の画像を共有することが容易な撮像装置、受信装置、及び、画像配信システムに関する。
デジタルカメラやカメラ機能付きの携帯電話の普及によって、誰でもいつでも気軽に写真撮影を行えるようになった。またデジタル方式の写真の撮影ではフィルムも現像も不要なため、金銭的な負担をほとんど気にせずに気軽に撮影を行うことができる。しかし、写真撮影を一緒に行った人や、被写体になった人に対して配ることは、変わらず行われている。デジタルでの撮影では、デジタルデータのまま容易に配布する手段として、記録メディアでの配布や電子メールなどを用いた配布が広く行われているが、記録メディアでの配布では物理的な物の手渡しという問題があり、電子メールなどでの配布では配布先を指定する手間が必要であった。
そこで自動的に、簡単に、確実に対象に対して撮影した画像を配布する手段が求められるようになった。特許文献1では、事前にグループ登録されたカメラ間で、撮影した画像の授受をネットワークを介して行う仕組みが開示されている。またこの際に、顔認証で画像データ内にユーザが写っているかを確認してから配信する仕組みについても開示されている。
特開2006−166408号公報
しかし、特許文献1に記載の方式では、撮影の前にグルーピングを行う必要がある。これはお互いのカメラを認証して登録しておかなければならないという欠点があった。この欠点があると、例えば修学旅行の集合写真の撮影時など、多数の人物を撮影する場合には、配布先も多数事前登録しておかなければならず、どのカメラで撮影されるかわからない場合には全てのカメラに全員の識別情報を登録する必要があった。また観光地など現地で知り合った人を撮影するなど、急な撮影に対して自動的に画像の配布を行うことができなかった。
上記課題を解決するために、本発明は、撮像装置で画像を撮影と同時に、周囲に対して、撮影したことを示す信号を発信する。撮像装置の周囲にある受信機器は、信号を受信した場合、撮像装置に対して登録済みの受信機の所有者の顔情報を発信する。撮像装置では、受信した多数の顔情報のなかから、撮影した画像に写っている人物を、顔照合を用いて見つけ出し、その人物の所有する受信装置に対してのみ画像を送信する。
撮像装置内部で顔認識処理を行い、撮影した画像に含まれる被写体となる人物の受信装置へ、撮影した画像を配布することができる。受信装置に持ち主の顔情報を登録しておくだけで、修学旅行などで友達の写真を撮影した場合、友人などの配布対象を事前登録することなく、その友達が持っている受信装置に撮影した写真を自動的に送信することができる。通信圏内にいる人でも、写真に写っていない人に対しては、写真送信を行わないためプライバシーを保護できる。撮像装置と受信装置の機能を一つの装置内に含めることによって、お互いに撮影した写真を自動的に配信でき、撮像装置の利便性がより広がる。
実施の形態の撮像装置の構成を示すブロック図 実施の形態の受信装置の構成を示すブロック図 実施の形態の撮像装置が撮影完了情報を送信する処理を示すフローチャート 実施の形態の受信装置が顔情報を送信する処理を示すフローチャート 実施の形態の撮像装置が顔情報を受信する処理を示すフローチャート 実施の形態の受信装置が画像データを受信する処理を示すフローチャート 図3から図6までのフローチャートの関係を示す図 撮像装置と受信装置を一つの装置として実現した場合のブロック図
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。まず、本実施の形態の撮像装置を図1に示す。
図1は、カメラとしての撮影機能の他に、撮影した瞬間に撮影したことを周囲に知らせる機能と、撮影した画像から顔を検出する機能と、顔同士を比較して同一人物であるかを確認する機能と、その写真を外部の機器に送信する機能を有する撮像装置100である。
撮像装置100は、撮影者指示受付部101、撮像部102、画像処理部103、記憶部104、撮影通知部105、無線通信部106、顔検出部107、顔認識部108から成り立っている。
撮像装置100の所有者(撮影者)が、撮像装置を構え撮影したいタイミングでシャッターボタンやタイマー設定を行う。その指示は撮影者指示受付部101に伝えられる。撮影者指示受付部101から撮影部102に対して撮影指示がなされ撮影が行われる。撮影した信号は撮影部102から画像処理部103に送られ、画像データが作成される。この画像データは記憶部104に蓄積される。
撮影者指示受付部101は撮像部102に撮影指示を出すと同時に、撮影通知部105に撮影を行ったことを知らせる。撮影通知部105はその撮影が完了したこと、又はその撮影が行われることを知らせる「撮影完了情報」を、無線通信部106を通して周囲にある機器に対して送信する。
無線通信部106が送信した「撮影完了情報」に呼応した周辺の機器からの顔情報を、無線通信部106が受信すると、画像処理部103で作成した画像データから、画像検出部107にて顔領域を抽出する。この抽出した顔領域と周囲の機器から送られてきた顔情報を照合して同一人物であるかの確認(所定の範囲内で両者の類似性が認められるか否か)を顔認識部108にて行う。同一人物であると判断された場合には、記憶部104にある画像データを無線通信部106より顔情報を送信してきた周辺の機器に対して送信する。
図2は、「撮影完了情報」を受信した場合、保存された顔情報を送信すると共に、受信した画像データを表示・蓄積することができる受信装置200である。受信装置200は、無線通信部201、撮影通知受信部202、所有者顔情報203、表示部204、記憶部205から成り立っている。
受信装置200は、撮像装置100が送信した「撮影完了情報」を、無線通信部201を通して撮影通知受信部202において受信する。「撮影完了情報」を受信すると、受信装置200の持ち主の顔情報を登録した所有者顔情報203から顔情報を撮影通知を送ってきた撮像装置100に対し無線通信部201を使用して送信する。また、撮像装置100から送られてきた画像データを無線通信部201で受信した場合、表示部204に表示すると共に、記憶部205に蓄積保存することができる。
このように本実施の形態では、撮像装置100と受信装置200の2つの機器構成から成り立っており、相互間は無線通信によって接続されている。撮像装置100は、写真や映像を撮影している人が使用している機器であり、受信装置200は、被写体になっている人が持っている機器である。
まず、撮影者が撮像装置100を使用して受信装置200を持った被写体を撮影するまでの撮像装置100の動作を図3のフローチャートを用いて説明する。
撮影者指示受付部101が、撮影者より撮像装置100の撮影指示を受取る(ステップS300)。この時に撮影者が撮像装置100を操作することになるが、この方法として撮像装置100に付けられたシャッターボタンを押下したり、タイマーによる撮影設定を行ったり、リモコンによる操作を行ったりしてもよい。これらのなんらかの操作によって、撮像装置100は撮影者の撮影意思を受取り、内部の機能に対して動作の指示を行っていく。
撮影指示受付部101において、撮影指示を受取った場合、撮像部102に対して撮影の指示がなされ、撮影が行われる(ステップS301)。撮像部102は、レンズ、ミラー、CMOSやCCDなどの撮像素子から成り立っており、レンズを通して外部からの光を集め、撮像素子で光を数値化することで映像化することができる。本実施の形態では一般的なデジタルカメラと同様の構造であるとして記載しているが、画像を撮影するための仕組みであれば他の方式でも構わない。
撮像部102において光を数値化したデータは、画像処理部103において画像化される(ステップS302)。画像化されたデータは、静止画であればBMPやGIFやJPEG、動画であればMPEGやAVIやモーションJPEGなどの形式で画像データ化される。
そして各形式に変換された画像データは記憶部104に蓄積保存される(ステップS303)。この記憶部104は、フラッシュメモリーカード、ハードディスクドライブ、テープメディア、光ディスクメディアなどであっても構わない。また撮像装置100に内蔵された形状でも構わないし、取り外しができる形状であっても構わない。
また撮影者指示受付部101は、撮像部102への撮影指示を出すと同時、もしくは、撮影指示から所定の時間内に、撮影通知部105に対しても撮影通知の指示を出す(ステッ304)。
撮影通知部105では、撮像部102で撮影が行われたことを示す信号(「撮影完了情報」)が作成され、無線通信部106を通して周囲に発信される(ステップS305)。
本実施の形態における、無線通信部106は、数メートル〜十数メートルの範囲で通信が可能な無線通信手段を想定している。撮像装置100は画像の撮影者が所持し、受信装置200はその画像に収まっている人が所有しているため、たとえばスナップ写真の撮影であれば数メートルの範囲で通信できれば十分であるといえる。一般的にはBluetoothやIEEE802.11などの無線通信手段や、赤外線による短距離通信(IrDA)、ミリ波を使用したWirelessHDなどが知られているが、本実施の形態ではその通信手段の種類を限定するものではない。
この無線通信部106から「撮影完了情報」を送信する場合、撮像部102において撮影した画像に含まれる被写体に届くように出力強度を制御してもよい。
次に、撮像装置100が送信した「撮影完了情報」を、受信装置200が受信してからの受信装置200の動作を図4のフローチャートを用いて説明する。
撮像装置100の無線通信部106から発信された「撮影完了情報」は、被写体が持つ受信装置200のある所まで届く。この無線電波を受信装置200では無線通信部201で受信する(ステップS400)。無線通信部200は、無線通信部106と同じく数メートル〜十数メートルの範囲で通信が可能な無線通信手段を想定している。撮像装置100は画像の撮影者が所持し、受信装置200はその画像に収まっている人が所有しているため、たとえばスナップ写真の撮影であれば数メートルの範囲で通信できれば十分であるといえる。一般的にはBluetoothやIEEE802.11などの無線通信手段や、赤外線による短距離通信(IrDA)や、ミリ波を使用したWirelessHDなどが知られているが、無線通信部106からの通信を受け取る必要があるため、無線通信部106と無線通信部200は同一の方式か、互換性がある方式である必要がある。本実施の形態ではその通信手段の種類を限定するものではない。
無線通信部201で受信した電波を撮影通知受信部202にて解析を行う。これは受取った無線電波が、「撮影完了情報」であるかどうかを判断する箇所となる。正常な「撮影完了情報」であると判断できた場合、「撮影完了情報」を受信したことが所有者顔情報203に届けられ。所有者顔情報203に保存された、受信装置200の所有者の顔情報が、撮影通知を送ってきた撮像装置100に対して送信される(ステップS401)。
本実施の形態を実現するためには、受信装置200にあらかじめ、受信装置200の所有者の顔情報を登録しておく必要がある。この登録作業については、事前(図3の処理を実施する前)に行っておく必要がある。受信装置200の購入時などに、店舗や自宅などで顔情報を登録するとよい。個人を特定・認証する技術を使用する場合、個人を特定する情報を入力しなければならないという手間がかかることは周知である。本実施の形態においても、この手間を省略することはできていない。しかし登録すべきなのは、受信装置200に受信装置200の所有者の顔情報であり、撮像装置100に受信装置200の所有者の顔情報を登録するわけではない。このことは、撮像装置100は一個人を撮影するものではなく、不特定多数を撮影するわけではない。撮像装置100に事前に全て登録しておくことは、特許文献1と同じく、撮影対象を限定する処理に他ならず、また大人数を登録する必要があるためより多くの手間がかかってしまう。それに比べ受信装置200は「所有者自身の顔」のみを登録すればよく、負担はより少なくなる。
ただし、受信装置200を複数人で共有して使用する場合も考えられる。たとえば家族間での共有である。この場合、受信装置200に顔情報を複数登録できるようにしておき、そのときそのとき、利用者を変更できるようにしておいてもよい。なお、本実施の形態は、受信装置200へ登録する方法については限定するものではない。
次に、受信装置200が発信した顔情報を、撮像装置100が受取ってからの撮像装置100が受取ってからの動作を図5のフローチャートを用いて説明する。
受信装置200の無線通信部203より送信された顔情報は、撮像装置100の無線通信部106にて受信される(ステップS500)。
つづいて画像処理部103で作成された画像データから顔検出部107において画像内に含まれる顔情報を検出する(ステップS501)。画像データから画像内に写った顔の情報を取り出す場合、画像上の顔の領域を抜き出す必要がある。この方法については、AdaBoost法やHaar型の特徴量検出法など多数の手法が広く知られていると共に、実際に使用されている。本実施の形態において検出方法について限定するものではない。顔領域の検出手法などは、文献P.Viola,M.Jones, “Rapid object Detection using a Boosted Cascade of Simple Features”, In Proc.IEEE Conf.on Computer Vision and Pattern Recognition,Kauai,USA,2001に詳しいので、詳細はここでは省略する。
検出された領域は、顔の領域を抽出した画像であったり、顔の特徴的な点を数値かしたものであったり、形式については、後に顔照合を行う顔認識部108で使用する認識・照合方法に最適なデータ形状を顔情報として表現する。本実施の形態はデータ形状を限定するものではない。複数の人物が画像に写っているため複数の人物の顔が見つかる場合、一人だけではなくその全ての人の顔情報を作成する。
顔検出部107で作成された顔情報と、受信装置200から送られてきた顔情報を比較し同一人物の顔があるかどうかを顔認識部108において確認する(ステップS502)。顔認識部108において、認識・照合に使用される技術としては、パターン認識と呼ばれる分野において様々な方式が提案されている。特開2003−271958号公報など様々な文献に記載されているため、本実施の形態では記載を省略するが、照合の結果、撮像装置100が撮影した画像に含まれる人物と、受信装置200の所有者(登録されている人物)が同一人物であるか否かを判断する(ステップS503)。撮影した画像に複数の人物が写っているため、顔検出部107で複数の顔情報が見つかった場合には、その複数の顔情報に対して比較を行う。比較の結果、一つでも一致する顔があった場合には、同一人物の顔であると判断する。
顔認識部108において、同一人物の顔があると判断された場合、記憶部104にあるその人物が写った画像データを、無線通信部106を使用して、その人物が所有する受信装置200へ送信する(ステップS504)。
次に、撮像装置100が送信した画像データを、受信装置200が受取ってからの受信装置200の動作を図6のフローチャートを用いて説明する。
受信装置200は撮像装置100が送信してきた画像データを、無線通信部201を用いて受信する(ステップS600)。
そして受信した画像データは記憶部205に蓄積保存される(ステップS601)。この記憶部205は、フラッシュメモリーカード、ハードディスクドライブ、テープメディア、光ディスクメディアなどであっても構わない。また受信装置200に内蔵された形状でも構わないし、取り外しができる形状であっても構わない。
さらに画像データは表示部204に映像として表示される(ステップS602)。この表示部204は、有機ELや液晶を用いた小型表示画面である。
これにより撮影者によって撮影された画像が、被写体の保有する受信装置200に自動的に配信される。「撮影完了情報」を受け取った受信装置200のうち撮影した画像データ内に写った人物が所有する受信装置200には配信されないため、プライバシーを保護することが可能となる。
このように、撮像装置100、受信装置200は通信で接続されながら密接に関係しあい動作することになる。図7は、撮像装置100と受信装置200のデータ送受信関係を示すしたものである。
撮像装置100で図3のフローチャートが行われた後、通信機能によって「撮影完了情報」が撮像装置100から受信装置200に届けられ、受信装置200で図4のフローチャートが行われる。図4のフローチャートが終了後、顔情報が受信装置200から撮像装置100へ届けられ、撮像装置100で図5のフローチャートが行われる。
図5のフローチャートが終了後、同一人物との判断がなされると、撮像装置100から受信装置200へ画像データが届けられ、受信装置200で図6のフローチャートが実施される。
なお、本実施例では、撮像装置100一台に対し、受信装置200も一台の接続関係で説明を行ったが、受信装置200が複数台あってもかまわない。この場合には、撮像装置100は複数の顔情報を受け取ることになるが、それぞれの顔情報ごとに図5のフローチャートを実施し、画像データ内の顔と顔情報が同一人物であると判断できた場合には、同一人物の顔情報が保持されている受信装置200に対し画像データを送信する必要がある。複数の人物が写っている画像データで、複数の受信装置200から受け取った顔情報が同一人物であると判断できた場合には、複数の受信装置200へ画像データを送る必要がある。
なお、本実施の形態では、画像データを撮影し配布する役割を果たすのが撮像装置、画像データを受け取るのが受信装置として、別々の装置として記載した。実環境においては、お互いに自分用の撮像装置を持っておき、友人などを撮影したときに、その友人の持つ装置に対して画像データを送信し、逆に撮影してもらった場合には、写真を受信する端末であることが考えられる。つまり、撮像装置にもなり受信装置にもなる撮像装置が求められる。その構成を図8に示す。
図8記載の撮像装置800は、撮影者指示受付部101、撮像部102、画像処理部103、記憶部104、撮影通知部105、無線通信部106、顔検出部107、顔認識部108、撮影通知受信部202、所有者顔情報203、表示部204から成り立っている。
撮影装置800の所有者(撮影者)が、撮像装置を構え撮影したいタイミングでシャッターボタンの押下や撮影用タイマー設定を行う。その指示は撮影者指示受付部101に伝えられる。この撮影者指示受付部101に撮影指示がなされた場合、撮影装置800は撮影装置100と同様に、画像データを撮影し送信する側としての動作を開始する。
撮影者指示受付部101から撮影部102に対して撮影指示がなされ撮影が行われる。撮影した信号は撮影部102から画像処理部103に送られ、画像データが作成される。この画像データは記憶部104に蓄積される。撮影者指示受付部101は撮像部102に撮影指示を出すと同時に、撮影通知部105に撮影を行ったことを知らせる。撮影通知部105はその撮影の事実「撮影完了情報」として、無線通信部106を通して周囲にある機器に対して送信する。
この場合、周囲にある機器も、撮影装置800である。以下、説明のために画像の撮影をおこなった撮影装置を撮影装置800A、撮影装置800Aから「撮影完了情報」を受信する撮影装置を撮影装置800Bとして説明する。撮影装置800Bは、撮影装置800Aからの「撮影完了情報」を、無線通信部106を通して撮影通知受信部202において受信する。ここで「撮影完了情報」を受け取った撮影装置800Bは、受信装置200と同様に、画像データを受け取る側の機器として動作する。
「撮影完了情報」を受信すると、撮像装置800Bの持ち主の顔情報を登録した所有者顔情報203から顔情報を、撮影通知を送ってきた撮像装置800Aに対し無線通信部106を使用して送信する。
撮像装置800Bから発信された所有者顔情報は、撮像装置800Aの無線通信部106で受け取る。また撮影した画像データから、顔検出部107において顔情報を抽出し、所有者顔情報との比較を顔認識部108で行い同一人物かどうかを判定する。同一人物であると判断できた場合には、その所有者顔情報を送信してきた撮像装置800Bに対して無線通信部106を使用して記憶部に記録された画像データを送信する。
撮像装置800Aより送信された画像データは、撮像装置800Bの無線送信部106で受け取られ、撮像装置800Bの記憶部104保存される共に、表示部204に表示される。
これにより、撮像装置800のように、上記の撮像装置100と受信装置200の機能を併せ持つ機器においても、画像の配信を行うことができる。
なお、本実施の形態では、撮像装置と受信装置という機能別の機器、及び、双方の機能を持つ撮像装置について説明した。しかし本実施の形態に記載していない、携帯電話やPDAやパソコンなどの他の電子機器に対して同様の機能を提供してもかまわない。また単体もしくは複数のデバイスやLSIやソフトウェアで動作するモジュールとして提供してもかまわない。
本発明にかかる撮像装置と受信装置は、画像データの送信先を事前に設定することなく、撮影時点の周辺にいる受信機器全てに対して撮影したことを通知する。しかし受信機器内に保持された顔情報と画像データ内の顔情報を比較して、一致した顔情報を持つ受信機にのみ画像データを送信することで、不特定に送信することなく、被写体にのみ配信が可能となっている。特に観光地など、他のカメラを持つグループなどが混在する環境において、個人の顔が写った画像データというプライバシーを守りつつ、事前登録なしで画像データを被写体に送信できる点で有用である。
100 撮像装置
101 撮影者指示受付部
102 撮像部
103 画像処理部
104,205 記憶部
105 撮影通知部
106,201 無線通信部
107 顔検出部
108 顔認識部
200 受信装置
202 撮影通知受信部
203 所有者顔情報
204 表示部
800 撮像装置

Claims (4)

  1. 画像を撮影する撮像装置であって、
    外部との通信を無線で行う無線通信部と、
    該撮像装置で画像を撮影すると、撮影完了情報を生成し、前記無線で外部へ送信する撮影通知部と、
    前記撮影された画像から人物の顔の画像部分を抽出し、該人物の顔情報を生成する顔検出部と、
    前記撮影完了情報の送信に応じて受信した顔情報と、前記撮影された画像の顔情報と、を照合して両者の同一性を判断し、両者の類似性が認められる際に、前記撮影された画像データを前記無線通信部から送信する顔認識部と、
    備える撮像装置。
  2. 画像データを受信する受信装置であって、
    外部との通信を無線で行う無線通信部と、
    前記無線通信部で、外部から、撮影完了情報を受信すると、記録している人物の顔情報を前記無線通信部から送信する撮影通知受信部と、
    前記顔情報の送信に呼応して、前記無線受信部で外部から受信した画像データを記録する記憶部と、
    を備える受信装置。
  3. 画像を撮影する撮像装置であって、
    外部との通信を無線で行う無線通信部と、
    該撮像装置で画像を撮影すると、撮影完了情報を生成し、前記無線で外部へ送信する撮影通知部と、
    前記撮影された画像から人物の顔の画像部分を抽出し、該人物の顔情報を生成する顔検出部と、
    前記撮影完了情報の送信に応じて受信した顔情報と、前記撮影された画像の顔情報と、を照合して両者の同一性を判断し、両者の類似性が認められる際に、前記撮影された画像データを前記無線通信部から送信する顔認識部と、
    前記無線通信部で、外部から、撮影完了情報を受信すると、記録している人物の顔情報を前記無線通信部から送信する撮影通知受信部と、
    前記顔情報の送信に呼応して、前記無線受信部で外部から受信した画像データを記録する記憶部と、
    を備える撮像装置。
  4. 請求項1に記載の撮影装置と、請求項2に記載の受信装置とを備える画像配信システム。
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JP2012256089A (ja) * 2011-06-07 2012-12-27 Nec Casio Mobile Communications Ltd 処理装置、処理システム、処理方法、プログラム

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