JP2011009543A - 光強度検出装置、光学系、露光装置及びデバイスの製造方法 - Google Patents

光強度検出装置、光学系、露光装置及びデバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】受光部で受光される光量の変化を小さくすることが可能な光強度検出装置、光学系、露光装置及びデバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】光強度検出装置25は、入射する露光光ELの少なくとも一部を反射可能な第2ビームスプリッタ26及び第3ビームスプリッタ27と、該第2ビームスプリッタ26及び第3ビームスプリッタ27からの反射光を受光する第2光電センサ29及び第3光電センサ30とを備えている。そして、光強度検出装置25における第2ビームスプリッタ26よりも光源側には、該第2ビームスプリッタ26への露光光ELの入射角が変化した場合に第2光電センサ29及び第3光電センサ30で受光される光量の変化が小さくなるように該露光光ELの直線偏光成分を第2ビームスプリッタ26に対して回転させる1/2波長板32が配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光強度検出装置、該光強度検出装置を備える光学系、該光学系を備える露光装置、及び該露光装置を用いるデバイスの製造方法に関するものである。
従来、この種の露光装置は、露光光源から出力された露光光でフォトマスク、レチクル等のマスクに照明する照明光学系と、マスクを照明した露光光により形成されたパターンの像を感光性材料(レジスト)の塗布されたウエハ、ガラスプレート等の基板に投影させる投影光学系とを備えている(例えば、特許文献1)。
こうした露光装置においては、露光光源からの露光光がオプティカルインテグレータとしてのフライアイレンズ(またはマイクロフライアイレンズなど)に入射することにより、フライアイレンズの照明瞳面には、多数の光源からなる実質的な面光源としての二次光源が形成される。そして、二次光源からの各光束は、コンデンサレンズにより集光された後、マスクを重畳的に照明する。
そして、マスクを介した露光光は、投影光学系を介してウエハ上を照射する。こうして、ウエハ上には、マスクのパターンの像が投影露光(転写)される。なお、マスクのパターンは高集積化されており、この微細パターンを所望の線幅でウエハ上に忠実に投影露光するには、ウエハに対する露光光量を露光中ほぼ一定に保つことが重要である。
このため、上記露光装置では、フライアイレンズとコンデンサ光学系との間の光路中からビームスプリッタを介して露光光の一部を取り出し、該取り出した光の強度を光電検出器(受光部)で検出している。そして、この光電検出器で検出した光量(光強度)の変動に応じて露光光源(発光周波数や発光出力など)を調整したり、スキャン露光の場合にはマスク及びウエハの走査速度を調整したりすることにより、ウエハに対する露光光量が露光中ほぼ一定になるように制御している。
特開2006−59833号公報
ところで、上記露光装置では、露光光源の経年変化などによりビームスプリッタに入射する露光光の入射角にずれが生じた場合には、光電検出器で受光される光量が大きく変化してしまい、光量の検出精度が低下してしまうおそれがあった。これは、ビームスプリッタや反射型光学素子で光を反射させる際において、入射する光の入射角の変化に対するP偏光成分の反射率の変動量と、入射する光の入射角の変化に対するS偏光成分の反射率の変動量とで大きく異なるためと考えられる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、受光部で受光される光量の変化を小さくすることが可能な光強度検出装置、光学系、露光装置及びデバイスの製造方法を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明は、実施形態に示す図1〜図6に対応付けした以下の構成を採用している。
本発明の光強度検出装置は、入射する光(EL)の少なくとも一部を反射可能な光学素子(26,27)と、該光学素子(26,27)からの反射光(EL)を受光する受光部(29,30)とを備えた光強度検出装置(25)であって、前記光学素子(26,27)よりも光源(12)側に配置され、該光学素子(26,27)への前記光(EL)の入射角が変化した場合に前記受光部(29,30)で受光される光量の変化が小さくなるように前記光(EL)の偏光状態を調整する偏光状態調整光学系(32)をさらに備えることを要旨とする。
上記構成によれば、光学素子(26,27)への光(EL)の入射角が変化した場合に、偏光状態調整光学系(32)により、受光部(29,30)で受光される光量の変化が小さくなるように光(EL)の偏光状態を調整することが可能となる。
なお、本発明をわかりやすく説明するために実施形態を示す図面の符号に対応づけて説明したが、本発明が実施形態に限定されるものではないことは言うまでもない。
本発明によれば、受光部で受光される光量の変化を小さくすることができる。
実施形態における露光装置を示す概略構成図。 同露光装置の光強度検出装置を示す斜視図。 同露光装置の波長板の配置状態を示す模式図。 同露光装置における露光光のS偏光成分及びP偏光成分の入射角と露光光の反射光の光強度の増減率との関係を示すグラフ。 デバイスの製造例のフローチャート。 半導体デバイスの場合の基板処理に関する詳細なフローチャート。
以下に、本発明を具体化した一実施形態について図1〜図4に基づき説明する。なお、本実施形態では、投影光学系の光軸に平行な方向をZ軸方向(図1では上下方向)とする。また、Z軸方向に垂直な平面内で走査露光時のレチクル及びウエハの走査方向をY軸方向(図1では紙面と直交する方向)とすると共に、その走査方向に直交する非走査方向をX軸方向(図1では左右方向)として説明する。
図1に示すように、本実施形態の露光装置11は、所定の回路パターンが形成された透過型のレチクルRに露光光ELを照明することにより、表面Wa(図1では上面)にレジストなどの感光性材料が塗布されたウエハWに回路パターンの像を投影するための装置である。こうした露光装置11は、光源装置12から出力された露光光ELをレチクルRの被照射面Ra(図1では上面)に導く照明光学系13と、レチクルRを保持するレチクルステージ14と、レチクルRを通過した露光光ELをウエハWの表面Waに導く投影光学系15と、ウエハWを保持するウエハステージ16とを備えている。なお、本実施形態の光源装置12は、193nmの波長の光を出力するArFエキシマレーザ光源を有し、該ArFエキシマレーザ光源から出力される光が露光光ELとして露光装置11内に導かれる。
光源装置12の光源から出力された露光光ELは、周知の構成を有するビーム送光系17を介して所定の矩形状の断面を有する光束に整形された後、ビーム形状可変部18に入射する。ビーム送光系17は、入射する露光光ELを適切な大きさ及び形状の断面を有する光束に変換しつつビーム形状可変部18へ導くとともに、ビーム形状可変部18へ入射する光束(露光光EL)の位置変動及び角度変動をアクティブに補正する機能を有している。
ビーム形状可変部18を透過した露光光ELは、マイクロフライアイレンズ19に入射する。ビーム形状可変部18は、回折光学素子や変倍光学系などを含み、マイクロフライアイレンズ19の入射面に形成される照野の大きさ及び形状を、ひいてはマイクロフライアイレンズ19の射出側焦点面(照明瞳面)に形成される面光源の大きさ及び形状を変化させる機能を有している。
マイクロフライアイレンズ19は、縦横に且つ稠密に配列された多数の正屈折力を有する微小レンズ要素(以下、単に「レンズ要素」という。)からなる光学素子であり、平行平面板にエッチング処理を施してレンズ要素群を形成することによって構成される。
マイクロフライアイレンズ19に入射した露光光ELの光束は多数のレンズ要素により二次元的に分割され、該光束が入射した各レンズ要素の射出側焦点面には光源がそれぞれ形成される。こうして、マイクロフライアイレンズ19の射出側焦点面には、多数の光源からなる実質的な面光源(以下、「二次光源」という)が形成される。マイクロフライアイレンズ19の射出側焦点面に形成された二次光源からの露光光ELの光束は、第1ビームスプリッタ20及びコンデンサ光学系21を透過して、レチクルブラインド22を重畳的に照明する。
こうして、照明視野絞りとしてのレチクルブラインド22には、マイクロフライアイレンズ19を構成する各レンズ要素の形状と焦点距離とに応じた矩形状の照野が形成される。レチクルブラインド22の矩形状の開口部22aを介した光束は、結像光学系23の集光作用を受けた後、反射ミラー24を介してレチクルRを重畳的に照明する。こうして、結像光学系23は、レチクルブラインド22の矩形状の開口部22aの像をレチクルR上に形成することになる。すなわち、レチクルRの一部には、長手方向がX軸方向と一致する略矩形状の照明領域が形成される。
レチクルステージ14上に保持されたレチクルRのパターンを透過した光束は、投影光学系15を介して、ウエハステージ16上に保持されたウエハW上に回路パターンの像を投影する。具体的には、レチクルステージ14及びウエハステージ16をY軸方向に沿って同期移動させることにより、ウエハWの一つのショット領域には、レチクルRの回路パターンに対応した形状のパターンが形成される。すなわち、スキャン露光が行なわれる。そして、一つのショット領域へのパターンの形成が終了した場合、ウエハWの他のショット領域に対するパターンの形成が連続して行われる。
また、露光装置11の照明光学系13は、第1ビームスプリッタ20によって反射されて光路の外へ取り出された一部の露光光ELに基づいて露光光ELの光強度(光量)を検出するための光強度検出装置25を備えている。この光強度検出装置25には、マイクロフライアイレンズ19の射出側(より具体的には、二次光源よりもレチクルR側)であって該マイクロフライアイレンズ19とコンデンサ光学系21との間の光路中に配置された第1ビームスプリッタ20によって反射される一部の露光光ELが入射するようになっている。
次に、光強度検出装置25の構成について詳述する。
図2に示すように、光強度検出装置25は、入射する露光光ELを反射及び透過させる第2ビームスプリッタ26と、該第2ビームスプリッタ26によって反射された露光光ELを反射及び透過させる第3ビームスプリッタ27とを備えている。さらに、光強度検出装置25は、第2ビームスプリッタ26を透過させた露光光ELを検出する第1光電センサ28と、第2ビームスプリッタ26及び第3ビームスプリッタ27で反射させた露光光ELを検出する第2光電センサ29と、第2ビームスプリッタ26で反射させるとともに第3ビームスプリッタ27を透過させた露光光ELを検出する第3光電センサ30とを備えている。各センサ28〜30は、フォトダイオードによって構成され、それぞれ算出部31と電気的に接続されている。
なお、光強度検出装置25を構成する各ビームスプリッタ26,27はそれぞれガラス製の平行平板であって、それらの反射面の屈折率は略1.5である。
また、光強度検出装置25における第1ビームスプリッタ20と第2ビームスプリッタ26との間の露光光ELの光路には1/2波長板32と集光レンズ33とが互いに隣り合うように配置されており、1/2波長板32は集光レンズ33よりも第1ビームスプリッタ20側に位置している。図3に示すように、円板状の1/2波長板32は、台座34によって、該1/2波長板32に入射する露光光ELの進行方向に延びる軸線Sを中心に回転可能に支持されている。なお、1/2波長板32は、入射する光の直線偏光成分(S偏光成分及びP偏光成分)の偏光方向を第2ビームスプリッタ26に対して回転させる光学素子である。
台座34には、1/2波長板32の周面の一部に接触するとともに、該1/2波長板32の軸線Sと平行な軸線を中心に回転可能に構成されたローラ35が設けられている。ローラ35にはモータ36の出力軸が接続されており、該モータ36の駆動により、ローラ35を介して1/2波長板32が正方向または逆方向(図3に矢印で示す方向)に回転されるようになっている。
次に、露光装置11の電気的構成について説明する。
図1及び図2に示すように、露光装置11は、該露光装置11全体の稼働状態を制御する制御部37を備えている。制御部37には、光源装置12、光強度検出装置25(算出部31)、レチクルステージ14、及びウエハステージ16がそれぞれ電気的に接続されている。そして、制御部37は、光強度検出装置25(算出部31)から送信される信号に基づいて、光源装置12を制御するとともに、レチクルステージ14及びウエハステージ16を駆動制御するようになっている。
次に、光強度検出装置25の作用について説明する。
さて、第1ビームスプリッタ20により、照明光学系13の光路の露光光ELの一部が反射されて第2ビームスプリッタ26に入射すると、第2ビームスプリッタ26に入射した露光光EL(光路の露光光ELの一部)のうち、第2ビームスプリッタ26を透過した露光光ELは第1光電センサ28で受光される一方、第2ビームスプリッタ26で反射された露光光ELは第3ビームスプリッタ27に入射する。
第3ビームスプリッタ27に入射した露光光ELのうち、第3ビームスプリッタ27で反射された露光光ELは第2光電センサ29で受光される一方、第3ビームスプリッタ27を透過した露光光ELは第3光電センサ30で受光される。各センサ28〜30から出力される信号は、それぞれ算出部31で受信される。すると、算出部31は、第2光電センサ29の出力値と第3光電センサ30の出力値との比に基づいて、第1光電センサ28の出力値を補償することにより、ウエハWの表面Wa(若しくはウエハWと光学的に共役な位置に位置するレチクルRの被照射面Ra)に達する露光光ELの強度を算出する。
すなわち、算出部31は、第2光電センサ29の出力値と第3光電センサ30の出力値との比に基づいて第1ビームスプリッタ20の反射率を算出するとともに、第1光電センサ28の出力値に基づいて第1ビームスプリッタ20で反射された露光光ELの強度を算出し、この算出した第1ビームスプリッタ20の反射率情報と第1ビームスプリッタ20からの光の強度情報とに基づいてウエハWに達する露光光ELの強度を算出する。そして、算出部31で求められたウエハWに達する露光光ELの強度情報は、光強度検出装置25の出力値として、制御部37に送信される。
すると、制御部37は、光強度検出装置25から送信されたウエハWに達する露光光ELの強度情報に基づいて、光源装置12の光源の発光周波数や発光出力などを調整することにより、ウエハWに対する露光光量が露光中ほぼ一定になるように制御する。また、スキャン露光の場合には、制御部37は、光源装置12の光源の発光周波数や発光出力などの調整に代えてあるいは加えて、投影光学系15に対するレチクルR及びウエハWの走査速度を調整することにより、ウエハWに対する露光光量が露光中ほぼ一定になるように制御する。
ここで、例えば、光源装置12の光源の経年変化などにより第1ビームスプリッタ20に入射する露光光ELの入射角にずれが生じた場合には、第2ビームスプリッタ26に入射する露光光ELの入射角にも第3ビームスプリッタ27に入射する露光光ELの入射角にもずれが生じてしまう。こうした各ビームスプリッタ26,27に対する露光光ELの入射角のずれは、照明光学系13を構成する各種光学素子の移動(例えば、ズームレンズの移動)、や光学素子の交換時にも発生し得る。そして、通常、第2ビームスプリッタ26及び第3ビームスプリッタ27は、それらの特性上、入射する露光光ELの直線偏光成分であるS偏光成分とP偏光成分との間で反射率に差がある。
このため、1/2波長板32を備えない従来の装置では、以下に示す問題が発生する。すなわち、各光電センサ29,30では、図4に示すように、第2ビームスプリッタ26及び第3ビームスプリッタ27のうち少なくとも一方で反射された露光光ELのS偏光成分40及びP偏光成分41の入射角のずれに対する光強度(光量)の増減率がそれぞれ大きくなる。この結果、第2光電センサ29及び第3光電センサ30で受光される光強度の変化に伴い、ウエハWに対する実際の露光光量が変化していなくても、光強度検出装置25で求められたウエハWに達する露光光ELの強度が大きく変化してしまう。
この点、本実施形態では、光強度検出装置25における第1ビームスプリッタ20と第2ビームスプリッタ26との間の露光光ELの光路には、1/2波長板32が回転可能に配置されている。このため、第2ビームスプリッタ26に入射する露光光ELの直線偏光成分(S偏光成分及びP偏光成分)の入射角のずれに対する光強度(光量)の増減率が最も低くなるように1/2波長板32を回転させて位置調整することで、第2ビームスプリッタ26に入射する露光光ELの入射角度がずれても、実際の露光光ELの光強度に対して、第2光電センサ29及び第3光電センサ30で受光される光強度の変化量が小さくなる。
本実施形態の露光装置11では、図4に示すように、1/2波長板32を22.5度だけ回転させることによって第2ビームスプリッタ26に入射する露光光ELのS偏光成分42及びP偏光成分43の偏光方向を45度だけ回転させて調整したときが、第2ビームスプリッタ26に入射する露光光ELのS偏光成分42及びP偏光成分43の入射角のずれに対する光強度の増減率が最も低くなる。
なお、図4は、第2ビームスプリッタ26に入射する露光光ELの入射角が45度のときを光強度の増減率を0とした場合における、露光光ELのS偏光成分及びP偏光成分の入射角のずれと露光光ELの反射光の光強度の増減率との関係を示すグラフである。このグラフ中において、40及び41の直線は1/2波長板32によって偏光方向が調整されていない状態の露光光ELのS偏光成分及びP偏光成分をそれぞれ示し、42及び43の直線は1/2波長板32によって偏光方向が調整された状態の露光光ELのS偏光成分及びP偏光成分をそれぞれ示している。
また、通常、第2ビームスプリッタ26に入射する露光光ELの入射角がずれると、第2ビームスプリッタ26や第3ビームスプリッタ27で反射した露光光ELが、第2光電センサ29や第3光電センサ30から外れてしまい、これらによって受光されなくなるおそれがある。この点、本実施形態では、1/2波長板32によって偏光方向が調整された後の露光光ELが集光レンズ33によって第2光電センサ29及び第3光電センサ30にそれぞれ集光されるので、第2ビームスプリッタ26や第3ビームスプリッタ27で反射した露光光ELが第2光電センサ29や第3光電センサ30で精度よく受光される。
以上、詳述した実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)光強度検出装置25における第1ビームスプリッタ20と第2ビームスプリッタ26との間の露光光ELの光路には、1/2波長板32が回転可能に配置されている。このため、第2ビームスプリッタ26に入射する露光光ELの直線偏光成分(S偏光成分及びP偏光成分)の入射角のずれに対する光強度(光量)の増減率が最も低くなるように1/2波長板32を回転させて位置調整することで、第2ビームスプリッタ26に入射する露光光ELの入射角度がずれても、第2光電センサ29及び第3光電センサ30で受光される光強度の変化量を小さくすることができる。したがって、第2ビームスプリッタ26に入射する露光光ELの入射角度のずれに起因する光強度検出装置25の検出精度の低下を抑制することができる。
(2)1/2波長板32と第2ビームスプリッタ26との間における露光光ELの光路には集光レンズ33が配置されている。このため、1/2波長板32によって偏光方向が調整された後の露光光ELが集光レンズ33によって第2光電センサ29及び第3光電センサ30にそれぞれ集光されるので、第2ビームスプリッタ26や第3ビームスプリッタ27で反射した露光光ELを第2光電センサ29や第3光電センサ30に精度よく受光させることができる。
(3)照明光学系13は、第1ビームスプリッタ20によって反射されて照明光路の外へ取り出された一部の露光光ELに基づいてレチクルRの被照射面Ra(ひいてはウエハWの表面Wa)に達する露光光ELの光強度(光量)を検出するための光強度検出装置25を備えている。このため、ウエハWの表面Wa(又はレチクルRの被照射面Ra)に達する露光光ELの光強度に影響を与えることなく該露光光ELの光強度を検出(算出)することができる。
(4)光強度検出装置25には、マイクロフライアイレンズ19の射出側であって該マイクロフライアイレンズ19とコンデンサ光学系21との間の光路に配置された第1ビームスプリッタ20によって反射される一部の露光光ELが入射するようになっている。このため、マイクロフライアイレンズ19で均一化された後の露光光ELの一部を光強度検出装置25に入射させることができるので、光強度検出装置25によるウエハWの表面Waを照射する露光光ELの光強度の検出精度の向上に寄与できる。
(変更例)
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・第1ビームスプリッタ20は、例えば特開2002−33259号公報に示すように、マイクロフライアイレンズ19の入射側に配置してもよい。また、第1ビームスプリッタ20は、コンデンサ光学系21よりもレチクルR側に配置してもよい。
・算出部31を省略するとともに算出部31の機能を制御部37に持たせるようにしてもよい。この場合、制御部37には各センサ28〜30がそれぞれ電気的に接続される。
・第1ビームスプリッタ20を透過した露光光ELが光強度検出装置25に入射するように構成してもよい。この場合、第1ビームスプリッタ20で反射された露光光ELがレチクルRやウエハWに達することとなる。このように光学系を構成する場合には、第1ビームスプリッタ20の反射面での反射率を、本実施形態の第1ビームスプリッタ20の反射面での反射率よりも十分に大きくすることが望ましい。
・集光レンズ33は省略してもよい。
・1/2波長板32の代わりに旋光子を用いてもよい。
・1/2波長板32は、必ずしも回転可能に配置する必要はない。
・1/2波長板32は、該1/2波長板32に入射する光の進行方向に延びる軸線Sと平行な軸線を中心に回転可能に配置してもよい。
・1/2波長板32は、第2ビームスプリッタ26と第3ビームスプリッタ27との間の露光光ELの光路に配置してもよい。
・光強度検出装置25は、入射する光の少なくとも一部を反射可能な光学素子と、該光学素子からの反射光を受光可能な受光部とを備えた構成であれば、任意の構成であってもよい。例えば、光強度検出装置25は、特開2006−59833号公報に示す構成(具体的には図3や図4)であってもよい。また、光強度検出装置25は、反射ミラーと、該反射ミラーからの反射光を受光可能な受光部とを備えた構成であってもよい。
・各ビームスプリッタ26,27は、その反射面に製膜処理を施したものであってもよい。
・オプティカルインテグレータとして、マイクロフライアイレンズ19の代わりに、複数のレンズを組み合わせてなるフライアイレンズ、回折光学素子、及び角柱状のロッド型インテグレータなどを用いてもよい。
・可変パターン生成器(例えば、DMD(Digital Mirror Device又はDigital Micro-mirror Device))を用いたマスクレス露光装置に具体化してもよい。このようなマスクレス露光装置は、例えば特開2004−304135号公報、国際特許公開第2006/080285号パンフレット及びこれに対応する米国特許公開第2007/0296936号公報に開示されている。
・液晶を透過可能な光の光強度を検出する光強度検出装置25に具体化する場合には、偏光状態調整光学系を、液晶を備える光学系に具体化してもよい。この場合、液晶に印可する電圧を制御することにより、液晶から射出される光の偏光状態(直線偏光成分)を回転させることができる。
・露光装置11は、半導体素子などのマイクロデバイスだけでなく、光露光装置、EUV露光装置、X線露光装置、及び電子線露光装置などで使用されるレチクルまたはマスクを製造するために、マザーレチクルからガラス基板やシリコンウエハなどへ回路パターンを転写する露光装置であってもよい。また、露光装置11は、液晶表示素子(LCD)などを含むディスプレイの製造に用いられてデバイスパターンをガラスプレート上へ転写する露光装置、薄膜磁気ヘッド等の製造に用いられて、デバイスパターンをセラミックウエハ等へ転写する露光装置、及びCCD等の撮像素子の製造に用いられる露光装置などであってもよい。
・光源装置12は、例えばg線(436nm)、i線(365nm)、KrFエキシマレーザ(248nm)、Fレーザ(157nm)、Krレーザ(146nm)、Arレーザ(126nm)等を供給可能な光源であってもよい。また、光源装置12は、DFB半導体レーザまたはファイバレーザから発振される赤外域、または可視域の単一波長レーザ光を、例えばエルビウム(またはエルビウムとイッテルビウムの双方)がドープされたファイバアンプで増幅し、非線形光学結晶を用いて紫外光に波長変換した高調波を供給可能な光源であってもよい。
・投影光学系と感光性材料の塗布された基板との間の光路中を1.1よりも大きな屈折率を有する媒体(典型的には液体)で満たす手法、所謂液浸法を適用してもよい。この場合、投影光学系と基板との間の光路中に液体を満たす手法としては、国際公開番号WO99/49504号公報に開示されているような局所的に液体を満たす手法や、特開平6−124873号公報に開示されているような露光対象の基板を保持したステージを液槽の中で移動させる手法や、特開平10−303114号公報に開示されているようなステージ上に所定深さの液体槽を形成し、その中に基板を保持する手法などを採用することができる。
・米国特許公開第2006/0203214号公報、米国特許公開第2006/0170901号公報、及び米国特許公開第2007/0146676号公報に開示される偏光照明方法を適用してもよい。
・露光装置11を、ステップ・アンド・リピート方式の装置に具体化してもよい。
次に、本発明の実施形態の露光装置11によるデバイスの製造方法をリソグラフィ工程で使用したマイクロデバイスの製造方法の実施形態について説明する。図5は、マイクロデバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造例のフローチャートを示す図である。
まず、ステップS101(設計ステップ)において、マイクロデバイスの機能・性能設計(例えば、半導体デバイスの回路設計等)を行い、その機能を実現するためのパターン設計を行う。引き続き、ステップS102(マスク製作ステップ)において、設計した回路パターンを形成したマスク(レチクルRなど)を製作する。一方、ステップS103(基板製造ステップ)において、シリコン、ガラス、セラミックス等の材料を用いて基板(シリコン材料を用いた場合にはウエハWとなる。)を製造する。
次に、ステップS104(基板処理ステップ)において、ステップS101〜ステップS104で用意したマスクと基板を使用して、後述するように、リソグラフィ技術等によって基板上に実際の回路等を形成する。次いで、ステップS105(デバイス組立ステップ)において、ステップS104で処理された基板を用いてデバイス組立を行う。このステップS105には、ダイシング工程、ボンティング工程、及びパッケージング工程(チップ封入)等の工程が必要に応じて含まれる。最後に、ステップS106(検査ステップ)において、ステップS105で作製されたマイクロデバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経た後にマイクロデバイスが完成し、これが出荷される。
図6は、半導体デバイスの場合におけるステップS104の詳細工程の一例を示す図である。
ステップS111(酸化ステップ)おいては、基板の表面を酸化させる。ステップS112(CVDステップ)においては、基板表面に絶縁膜を形成する。ステップS113(電極形成ステップ)においては、基板上に電極を蒸着によって形成する。ステップS114(イオン打込みステップ)においては、基板にイオンを打ち込む。以上のステップS111〜ステップS114のそれぞれは、基板処理の各段階の前処理工程を構成しており、各段階において必要な処理に応じて選択されて実行される。
基板プロセスの各段階において、上述の前処理工程が終了すると、以下のようにして後処理工程が実行される。この後処理工程では、まず、ステップS115(レジスト形成ステップ)において、基板に感光性材料を塗布する。引き続き、ステップS116(露光ステップ)において、上で説明したリソグラフィシステム(露光装置11)によってマスクの回路パターンを基板に転写する。次に、ステップS117(現像ステップ)において、ステップS116にて露光された基板を現像して、基板の表面に回路パターンからなるマスク層を形成する。さらに続いて、ステップS118(エッチングステップ)において、レジストが残存している部分以外の部分の露出部材をエッチングにより取り去る。そして、ステップS119(レジスト除去ステップ)において、エッチングが済んで不要となった感光性材料を取り除く。すなわち、ステップS118及びステップS119において、マスク層を介して基板の表面を加工する。これらの前処理工程と後処理工程とを繰り返し行うことによって、基板上に多重に回路パターンが形成される。
11…露光装置、12…光源装置、13…照明光学系、15…投影光学系、19…オプティカルインテグレータとしてのマイクロフライアイレンズ、20…分岐光学系としての第1ビームスプリッタ、25…光強度検出装置、26…光学素子としての第2ビームスプリッタ、27…光学素子としての第3ビームスプリッタ、29…受光部としての第2光電センサ、30…受光部としての第3光電センサ、31…算出部、32…偏光状態調整光学系を構成する1/2波長板、33…集光部材として集光レンズ、EL…露光光、Ra…被照射面、S…軸線、W…基板としてのウエハ、Wa…被照射面としての表面。

Claims (10)

  1. 入射する光の少なくとも一部を反射可能な光学素子と、該光学素子からの反射光を受光する受光部とを備えた光強度検出装置であって、
    前記光学素子よりも光源側に配置され、該光学素子への前記光の入射角が変化した場合に前記受光部で受光される光量の変化が小さくなるように前記光の偏光状態を調整する偏光状態調整光学系をさらに備えることを特徴とする光強度検出装置。
  2. 前記偏光状態調整光学系は、該偏光状態調整光学系から射出される光の直線偏光成分の偏光方向を前記光学素子に対して回転させることを特徴とする請求項1に記載の光強度検出装置。
  3. 前記偏光状態調整光学系は、波長板を備えていることを特徴とする請求項2に記載の光強度検出装置。
  4. 前記波長板は、該波長板に入射する光の進行方向に延びる軸線又は該軸線と平行な軸線を中心に回転可能であることを特徴とする請求項3に記載の光強度検出装置。
  5. 前記光学素子よりも光源側に配置され、該光学素子を介する前記反射光を前記受光部に集光させるための集光部材をさらに備えることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の光強度検出装置。
  6. 光源からの光で被照射面を照射する光学系であって、
    前記光の一部を光路外に分岐する分岐光学系と、
    該分岐光学系によって分岐される前記光の強度を検出する請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の光強度検出装置とを備えることを特徴とする光学系。
  7. 前記光強度検出装置の前記受光部によって受光される前記光の受光量に基づいて前記被照射面を照射する光の照射量を算出する算出部をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の光学系。
  8. 前記光源からの光の光路に配置されるオプティカルインテグレータをさらに備え、
    前記分岐光学系は、前記オプティカルインテグレータの射出側に配置されていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の光学系。
  9. 光源から出力される光を前記被照射面上の所定のパターンへ導く請求項6〜請求項8のうちいずれか一項に記載の光学系を備え、
    該光学系から射出される光で前記所定のパターンを照明することにより形成されたパターンの像を、感光性材料が塗布された基板上に投影することを特徴とする露光装置。
  10. 請求項9に記載の露光装置を用いて、前記パターンの像を前記基板の表面に露光する露光ステップと、
    該露光ステップ後において、前記基板を現像して前記パターンの像に対応する形状のマスク層を前記基板の表面に形成する現像ステップと、
    該現像ステップ後において、前記マスク層を介して前記基板の表面を加工する加工ステップと
    を含むことを特徴とするデバイスの製造方法。
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