JP2011008738A - 異常報知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構成で、作業現場内の異常発生を作業現場外へ知らせることができる異常報知装置を提供する。
【解決手段】
異常報知装置1は、作業現場内における作業者が操作可能な報知スイッチ10と、報知スイッチ10と有線で通信可能に接続され、前記作業者の操作により報知スイッチ10から送信される入力信号に基づいて、作業現場外にて警告を発する異常報知装置本体2とを備え、報知スイッチ10は、前記作業者の操作に応じて複数種類の入力信号を送信可能に構成されており、異常報知装置本体2は、報知スイッチ10から送信される複数種類の入力信号のそれぞれに応じた複数種類の出力を発する二層式回転灯3及びスピーカ4を具備している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、マンホール内等の作業現場における異常状態を報知する異常報知装置に関する。
マンホール内及びタンク内等の作業現場においては、空気中の酸素濃度が低下したり、硫化水素及び一酸化炭素等の有毒ガスが相当量発生したりする等、人体にとって有害な環境が生じ得る。したがって、その作業現場における作業者の保護を図る必要があり、そのために種々の提案がなされている。
例えば特許文献1には、作業現場における作業者をカメラで撮像し、その結果得られた撮像画像に基づいて当該作業者の動作が所定時間停止していると判断した場合に異常が発生したと判定し、ロープを用いて当該作業者を救出する作業監視機能付救出装置が開示されている。
また、特許文献2には、傾斜角度を検知する傾斜センサを用いて作業者が転倒したか否かを判断し、その転倒した状態が所定時間継続した場合に異常が発生したと判定して発報信号を発報する異常発報装置が開示されている。
さらに、特許文献3には、作業者の身体に取り付けた振動センサを用いて作業者の動作が停止したか否かを検出し、その停止した状態が所定時間継続した場合に異常が発生したと判定してその旨を示す信号を無線にて送信する緊急事態監視システムが開示されている。
これらの装置及びシステムによれば、作業者の動作が停止している状態を自動的に検知することができるため、作業現場において有毒ガスが発生したこと等に起因して作業者が動けなくなったとしても、その異常状態を検出することができる。
特開2008−287408号公報 特開2006−172431号公報 特開2004−54778号公報
しかしながら、上述した従来の装置及びシステムの場合、作業者が動けなくなるまでは異常状態を検出することができないという問題がある。このように作業者が動けなくなるような深刻な事態が生じるよりも前に、異常状態を検出できることが望ましい。
また、異常状態が生じていない場合であっても、作業現場内から作業現場外に対して何らかの通知が必要になる場合がある(例えば、作業現場外にある工具等を作業現場内に導入して欲しい旨を伝える場合等)。そのため、異常状態を作業現場外に警告することに加えて、作業現場内から作業現場外への連絡ができることが望ましい。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、上記課題を解決することができる異常報知装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一の態様の異常報知装置は、作業現場内における作業者が操作可能な入力部と、前記入力部と有線で通信可能に接続され、前記作業者の操作により前記入力部から送信される入力信号に基づいて、作業現場外にて警告を発する異常報知装置本体とを備え、前記入力部は、前記作業者の操作に応じて複数種類の入力信号を送信可能に構成されており、前記異常報知装置本体は、前記入力部から送信される複数種類の入力信号のそれぞれに応じた複数種類の出力を発する警告出力部を具備している。
この態様において、前記入力部が、前記作業者が押下可能な複数の入力釦を有しており、前記作業者により押下された前記入力釦に応じて前記複数種類の入力信号を送信するように構成されていてもよい。さらに、この入力部が、前記警告出力部による出力を停止させる停止信号を送信するための停止釦を前記複数の入力釦とは別に有しており、前記警告出力部が、前記入力部から送信される入力信号に応じた出力を発している場合において、前記入力部から前記停止信号が送信されたときに、前記出力を停止するように構成されていてもよい。
また、前記態様の異常報知装置において、前記警告出力部が、前記複数種類の入力信号のそれぞれに応じて異なる色の光を発するように構成されていてもよく、前記複数種類の入力信号のそれぞれに応じて異なる音を発するように構成されていてもよい。
さらに、前記態様の異常報知装置が、前記作業現場外の空気を吸引して前記作業現場内へ送出する送気と、前記作業現場内の空気を吸引して前記作業現場外へ排出する排気とを行うブロワをさらに備えていてもよい。
本発明に係る異常報知装置よれば、簡易な構成で、作業現場内で異常状態が発生したことを作業現場外に対して知らせることができる。
本発明の実施の形態に係る異常報知装置の構成を示す正面図。 図1の異常報知装置本体の正面カバーを外した場合の異常報知装置の構成を示す正面図。 本発明の実施の形態に係る異常報知装置本体の構成を示す左側面図。 本発明の実施の形態に係る異常報知装置の構成を示す機能ブロック図。 排気を行う場合における本発明の実施の形態に係る異常報知装置の構成を示す模式図。 送気を行う場合における本発明の実施の形態に係る異常報知装置の構成を示す模式図。
本発明の異常報知装置は、例えばマンホール内等の作業現場において異常状態が発生した場合に、作業現場外に対してその旨を知らせるためのものである。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
[異常報知装置の構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る異常報知装置の構成を示す正面図である。図1に示すように、異常報知装置1は、直方体状の筐体で構成される異常報知装置本体(以下、単に「本体」という)2と、本体2から垂下したケーブル11の下端に取り付けられたペンダントスイッチである報知スイッチ10とを備えている。
本体2には、作業者に対して警告を発するための回転灯で構成された二層式回転灯3と、同じく警告を発するためのスピーカ4とが設けられている。
この本体2の正面中央部の右側及び左側には、本体2の内部と外部とを連通する断面円形状の孔が形成されており、後述するブロワが具備する吸気用管部5及び送気用管部51がこれらの孔からそれぞれ突出している。
また、本体2の左側面の上部には排気孔(図示せず)が形成されており、その排気孔と対向する位置には、マンホール内の作業現場における空気を吸引して本体2の外部へ排出する際に当該空気中の粉塵等を捕集するためのフィルタ8が設けられている。また、本体2の背面の中央部には吸気孔(図示せず)が形成されており、その吸気孔と対向する位置には、本体2の外部の空気を吸引してマンホール内の作業現場へ送る際に当該空気中の粉塵等を捕集するためのフィルタ9が設けられている。これらのフィルタ8及び9は、例えば光触媒フィルタ等で構成されている。
なお、本体2の底面の四隅には、車輪7(4つの車輪7のうち2つは図示せず)が設けられている。また、本体2の左右両側面の上部には、作業者が把持することが可能な取っ手部21が配設されている。これらの車輪7及び取っ手部21を用いることにより、異常報知装置1を所望の場所に容易に移動させることができる。
二層式回転灯3は、赤色光を発するLED(発光ダイオード)を備える第1回転灯3Aと緑色光を発するLEDを備える第2回転灯3Bとが積層されて構成されている。後述するように、上側に位置する第1回転灯3Aは作業現場内で異常状態が発生した場合に作動し、下側に位置する第2回転灯3Bは作業現場内から作業現場外に対して連絡事項がある場合に作動する。
報知スイッチ10には、作業現場内において異常状態が発生した場合に押下される非常釦10Aと、作業現場外にいる作業者と連絡をとる場合に押下される連絡釦10Bと、二層式回転灯3及びスピーカ4の動作を停止する場合に押下される停止釦10Cとが設けられている。非常釦10Aが押下された場合には異常発生信号が、連絡釦10Bが押下された場合には連絡発生信号が、停止釦10Cが押下された場合には停止指示信号がそれぞれ生成され、生成された各信号が報知スイッチ10から本体2へ送信される。
なお、本実施の形態では、報知スイッチ10に設けられるスイッチが押し釦で構成されているが、本発明はこれに限定されるわけではなく、レバースイッチまたはスライドスイッチ等の他の形状のスイッチであってもよい。
図2は、図1の本体2の正面カバーを外した場合の異常報知装置1の構成を示す正面図である。また、図3は、本体2の構成を示す左側面図である。
図2に示すように、本体2の内部には仕切壁によって2つの収容スペース60A及び60Bが形成されている。
収容スペース60A及び60Bには、排気及び送気の何れにも用いられるブロワ71が配設されている。このブロワ71は、本体2の外部とブロワ71の内部とを連通する吸気用管部5、及び収容スペース60B内とブロワ71の内部とを連通する通流管72を備えている。なお、収容スペース60Aと60Bとの間の仕切壁には貫通孔が形成されており、通流管72はその貫通孔を介し収容スペース60Aから収容スペース60Bに向けて突設されている。
通流管72のうち収容スペース60B内に位置する部分は、蛇腹状となっており、任意の角度で折り曲げ可能な構成となっている。通流管72は、その先端部の外周部がフランジ部52に嵌合されることにより、送気用管部51と接続される。
この通流管72の先端部とフランジ部52とは着脱可能になっている。通流管72の先端部がフランジ部52から外されるとき、当該先端部は収容スペース60B内に設けられている受け台54に固定される。この受け台54は、円環状の基体54Aと、当該基体54Aの下方に延びる3本の棒状の脚54Bとを備えており、通流管72の先端部の外周部が基体54Aに嵌合されることによって通流管72が受け台54に固定される。
また、収容スペース60B内には、送気用管部51の孔を塞ぐためのキャップ53が収容されている。後述するとおり、排気を行う場合、キャップ53をフランジ部52に嵌合することにより送気用管部51の孔が塞がれる。これにより、通流管72を介して収容スペース60B内に排出される空気が送気用管部51から本体2の外へ漏れることを防止することができる。
ブロワ71は、その内部に送風ファン(図示せず)と当該送風ファンを駆動する駆動部(図示せず)とを備えている。そして、通流管72の先端部が受け台54に固定され、且つキャップ53によって送気用管部51の孔が塞がれている場合は、この駆動部が送風ファンを回転させることにより、吸気用管部5を介して本体2の外部の空気を吸引し、その吸引した空気を通流管72を介して収容スペース60B内へ排出することができる。収容スペース60B内に排出された空気は、フィルタ8により粉塵等が除去された後に、本体2の外部へ排出される。このため、収容スペース60Bは、ダストボックスとして機能する。
これに対し、通流管72の先端部がフランジ部52を介して送気用管部51と接続されている場合は、駆動部が送風ファンを回転させることにより、吸気用管部5を介して本体2の外部の空気を吸引し、その吸引した空気を送気用管部51を介して本体2の外部へ送出することができる。
本実施の形態では、上述したように送気及び排気を一つのブロワ71により行っているが、例えば送気専用のブロワと排気専用のブロワとを設けて、送気及び排気を別々のブロワにより行うような構成にしてもよい。
本体2内の空きスペースは、種々の構成要素の収容部として機能する。例えば、当該空きスペースに、電源コード及び作業に必要な工具等を収容するようにしてもよい。また、二層式回転灯3を、本体2の上面に脱着可能な構成とした場合では、本体2の上面から取り外された二層式回転灯3を当該空きスペースの適宜の箇所に収容するようにしてもよい。
図4は、本実施の形態に係る異常報知装置1の構成を示す機能ブロック図である。図4に示すとおり、異常報知装置は、制御部100と、当該制御部100に接続された第1回転灯3A、第2回転灯3B、スピーカ4、ブロワ71、入力部101及び通信部102とを備えている。これらの第1回転灯3A、第2回転灯3B、スピーカ4、ブロワ71、入力部101及び通信部102は、制御部100によってその動作が制御される。
入力部101は、各種のスイッチ及びキー等によって構成されており、例えばブロワ71の動作を開始/停止させるために操作される。また、通信部102は、ケーブル11を介して報知スイッチ10と接続されており、報知スイッチ10から送信される各種の入力信号を制御部100に対して伝達する入力インタフェースとして機能する。
制御部100は、報知スイッチ10から送信される各種の入力信号を、通信部102を介して取得した場合に、その入力信号の内容に応じて第1回転灯3A、第2回転灯3B及びスピーカ4を作動させる。具体的には、入力信号が異常発生信号である場合には第1回転灯3Aを作動させるとともに、ブザー音及び「異常発生です。救助して下さい。」等の緊急状態を知らせる音声をスピーカ4に出力させる。また、入力信号が連絡発生信号である場合には第2回転灯3Bを作動させるともに、メロディ音及び「業務連絡があります。」等の注意を促す音声をスピーカ4に出力させる。他方、第1回転灯3A及び第2回転灯3Bの何れかが動作しており且つスピーカ4から音が出力されている場合において、入力信号として停止指示信号を受け取った場合には、動作している回転灯を停止させるとともに、スピーカ4の出力を停止させる。
[使用状態における異常報知装置]
図5は、排気を行う場合における本実施の形態に係る異常報知装置の構成を示す模式図である。また、図6は、送気を行う場合における同じく異常報知装置の構成を示す模式図である。
図5に示すとおり、排気を行う場合は、ブロワ71の吸気用管部5と接続されたホース80がマンホール42内に導入される。このとき、通流管72はフランジ部52を介して送気用管部51に接続される。この状態において、作業現場外40にいる作業者により入力部101が操作されることによってブロワ71内の送風ファンが回転し始めると、ホース80及び吸気用管部5を介して作業現場内41における空気がブロワ71内に吸引され、その後通流管72及びフィルタ8を介して本体2の外部へ排出される。これにより、汚染された空気が作業現場内41から排出されることになる。
また、図6に示すとおり、送気を行う場合は、ブロワ71の送気用管部51と接続されたホース80がマンホール42内に導入される。このとき、図示はしないが、ブロワ71の通流管72の孔がキャップ53によって塞がれる。このように通流管72の孔が塞がれた状態において、作業現場外40にいる作業者により入力部101が操作されることによってブロワ71内の送風ファンが回転し始めると、吸気用管部5を介して作業現場外40における空気がブロワ71内に吸引され、その後送気用管部51及びホース80を介して作業現場内41へ送出される。これにより、作業現場外40の新鮮な空気が作業現場内41に送り込まれることになる。
以上のとおり、本実施の形態では、ブロワ71が送気及び排気の両方を実現することにより、作業現場内41における汚染空気の排出及び作業現場内41への新鮮な空気の送出を実現することができる。
上述したようにして送気及び排気が行われた後、または行われている中で、作業現場内41の作業者は各種の作業を実行する。そして、作業中に、空気中の酸素濃度の低下または有毒ガスの発生等に起因する異常を感知した場合、作業現場内41にいる作業者は、報知スイッチ10の非常釦10Aを押下する。これにより、作業現場外40に配置されている本体2に対して報知スイッチ10から異常発生信号が送信される。その結果、本体2の第1回転灯3Aが作動するとともにスピーカ4からブザー音及び緊急状態を知らせる音声が発せられることによって、作業現場外40に警告が発せられる。
上記のとおり、作業現場内41にいる作業者が報知スイッチ10の非常釦10Aを押下した場合、その押下した状態を保持しなくても、二層式回転灯3及びスピーカ4は作動し続ける。これにより、例えば作業者が釦を押下した後に、体を動かすことができなくなる状態に陥ったとしても、作業現場外40に対して警告を発している状態を継続させることができる。
また、作業中において、作業現場外40に置いてある工具を持ってきて欲しい等の連絡を作業現場外40にいる作業者に対して伝える場合、作業現場内41にいる作業者は、報知スイッチ10の連絡釦10Bを押下する。これにより、報知スイッチ10から連絡発生信号が本体2に対して送信される。その結果、本体2の第2回転灯3Bが作動するとともにスピーカ4からメロディ音及び注意を促す音声が発せられることによって、作業現場内41内にいる作業者から何らかの連絡があることが作業現場外40に知らされる。この場合、作業現場外40にいる作業者は、マンホール42内に向けて声を掛ける等によって、作業現場内41にいる作業者との連絡を図る。
このように、本実施の形態の異常報知装置1では、報知スイッチ10から複数種類の異なる入力信号が送信されてきた場合に、それぞれの違いを識別することができるような態様で出力を行うことによって、異常状態の発生以外の事項についても作業現場外40にいる作業者に対して知らせることができる。
上記のとおり、作業現場内41にいる作業者が報知スイッチ10の連絡釦10Bを押下した場合、その押下した状態を保持しなくても、二層式回転灯3及びスピーカ4は作動し続ける。これにより、作業現場内41にいる作業者は、繰り返し連絡釦10Bを押下するような煩わしい作業を行うことなく、作業現場外40にいる作業者との連絡を確実に行うことができる。
このように、作業現場内41にいる作業者が報知スイッチ10の非常釦10Aまたは連絡釦10Bを押下することにより二層式回転灯3及びスピーカ4が作動している場合において、異常状態が解消されたり連絡事項がなくなったりしたときは、当該作業者は報知スイッチ10の停止釦10Cを押下する。これにより、報知スイッチ10から停止指示信号が本体2に対して送信される。その結果、本体2における二層式回転灯3及びスピーカ4の動作が停止し、本体2は報知スイッチ10からの入力信号を待機する状態になる。ここで、再度報知スイッチ10から異常発生信号または連絡発生信号が送信されてきた場合は、本体2が上記と同様に動作することによって二層式回転灯3及びスピーカ4が作動することになる。
本実施の形態の異常報知装置1の場合、本体2と報知スイッチ10とが有線で通信することになるため、無線で通信する場合と比べてより確実に異常発生等を作業現場外40に知らせることができる。
また、本実施の形態の異常報知装置1の場合、送気及び排気を行うブロワ71を備えているため、別途ブロワ等の装置を用意することなく、マンホール内等での作業を行うことができる。
なお、上述した実施の形態では、報知スイッチ10から送信される入力信号に応じて、二層式回転灯3及びスピーカ4の両方を作動しているが、本発明はこれに限定されるわけではなく、何れか一方のみが作動するような構成であってもよい。
また、二層式回転灯3の代わりに、三層以上の回転灯から構成される多層式回転灯を設けて、3色以上の光の中から特定の色の光を発するような構成であってもよい。さらに、スピーカ4から出力される音についても、本実施の形態では2パターンのうちの何れかを出力するように構成されているが、3パターン以上の音から特定のパターンのものを出力するようにしてもよい。このような構成にすることによって、3種類以上の異なる出力を行うことが可能になる。この場合、釦の数を増やす等によって3種類以上の異なる入力信号を本体2に送信できるように報知スイッチ10を構成することが好ましい。
本発明の異常報知装置は、マンホール内等の作業現場にて作業を行う作業者が、作業現場外に対して異常状態が発生したことを知らせる異常報知装置などとして有用である。
1 異常報知装置
2 本体
3 二層式回転灯
3A 第1回転灯
3B 第2回転灯
4 スピーカ
5 吸気用管部
7 車輪
8、9 フィルタ
10 報知スイッチ
10A 非常釦
10B 連絡釦
10C 停止釦
11 ケーブル
21 取っ手部
51 送気用管部
52 フランジ部
53 キャップ
54 受け台
60A、60B 収容スペース
71 ブロワ
72 通流管
80 ホース
100 制御部
101 入力部
102 通信部

Claims (6)

  1. 作業現場内における作業者が操作可能な入力部と、
    前記入力部と有線で通信可能に接続され、前記作業者の操作により前記入力部から送信される入力信号に基づいて、作業現場外にて警告を発する異常報知装置本体とを備え、
    前記入力部は、前記作業者の操作に応じて複数種類の入力信号を送信可能に構成されており、
    前記異常報知装置本体は、前記入力部から送信される複数種類の入力信号のそれぞれに応じた複数種類の出力を発する警告出力部を具備する、異常報知装置。
  2. 前記入力部は、前記作業者が押下可能な複数の入力釦を有しており、前記作業者により押下された前記入力釦に応じて前記複数種類の入力信号を送信するように構成されている、請求項1に記載の異常報知装置。
  3. 前記入力部は、前記警告出力部による出力を停止させる停止信号を送信するための停止釦を前記複数の入力釦とは別に有しており、
    前記警告出力部は、前記入力部から送信される入力信号に応じた出力を発している場合において、前記入力部から前記停止信号が送信されたときに、前記出力を停止するように構成されている、請求項2に記載の異常報知装置。
  4. 前記警告出力部は、前記複数種類の入力信号のそれぞれに応じて異なる色の光を発するように構成されている、請求項1乃至3の何れかに記載の異常報知装置。
  5. 前記警告出力部は、前記複数種類の入力信号のそれぞれに応じて異なる音を発するように構成されている、請求項1乃至4の何れかに記載の異常報知装置。
  6. 前記作業現場外の空気を吸引して前記作業現場内へ送出する送気と、前記作業現場内の空気を吸引して前記作業現場外へ排出する排気とを行うブロワをさらに備える、請求項1乃至5の何れかに記載の異常報知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106942818A (zh) * 2017-04-27 2017-07-14 国网青海省电力公司海西供电公司 一种夜间照明安全帽
KR102473384B1 (ko) * 2021-09-28 2022-12-02 주식회사 신성미네랄 독립형 맨홀 내 유독가스 감지 시스템

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